JP2001500140A - 置換フェニルピリジンの製造 - Google Patents

置換フェニルピリジンの製造

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JP2001500140A JP10513199A JP51319998A JP2001500140A JP 2001500140 A JP2001500140 A JP 2001500140A JP 10513199 A JP10513199 A JP 10513199A JP 51319998 A JP51319998 A JP 51319998A JP 2001500140 A JP2001500140 A JP 2001500140A
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Abstract

(57)【要約】 式Iで表される置換フェニルピリジンを製造する方法であって、式IIで表される置換ピリジンを、式IIIで表されるアリール化合物と反応させることを特徴とする置換フェニルピリジンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】 置換フェニルピリジンの製造 本発明は、式I: [但し、R1が、水素、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、 R2が、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、 R3が、水素、ハロゲン又は反応条件で不活性な有機基を表し、 R4が、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、アルキルスルホニル、ハロアル キルスルホニル又はハロアルコキシを表し、そして R5が、水素、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキルスルホニ ル又はハロアルキルスルホニルを表す。] で表される置換フェニルピリジンを製造するための新規な方法に関する。 化合物Iは除草剤の中間体であるが、それ自体の性質から除草剤として使用す ることもできる(WO−A95/02580)。 フェニル置換ヘテロシクルを製造するための種々の合成経路が知られている。 例えば、2−ブロモピリジンを、活性化亜鉛を用いて対応する2−ピリジル亜鉛 ブロミドに転化し、その後パラジウム触媒反応で過剰のヨードベンゼンとカップ リングし、中程度の収率で2−フェニルピリジンを形成することができる[THL 33 (1992)5373;J.Org.Chem.56(1991)1445]。 この反応は、得るのが屡々困難であるブロモヘテロシクルが必要である;例え ば、JP−A81/115776によれば、2−ブロモ−3−クロロ−5−トリ フルオロメチルピリジンをわずか10%の収率で得ている。さらに、沃素構成単 位が芳香族成分として必要である。最後に、パラジウム触媒が高価であるため、 骨の折れる回収工程が要求される。 別の方法としては、フェニル硼酸(phenyl boronic acid)を芳香族又は複素環 臭素化合物とカップリングさせる方法である(Synthesis 1995,1421;WO95 /2580)。この方法の不利な点は、有機金属前駆体から製造する必要がある 芳香族硼酸(boronic acid)が低収率であり(Houben Weyl,Methoden der Org.C hemie,第IV版,第13/3a巻,636頁)、また高価なパラジウム触媒を使用すること である。 ハロゲンに加えて、スルホキシド及びスルホンが、別のヘテロシクル脱離基と して知られている。JP−A61/280474によれば、2−スルホニルピリ ジンはアリールマグネシウム化合物とカップリングすることができるが、グリニ ャール部分でのさらなるハロゲン置換については触れていない。Heterocycles 2 4 (1986),3337頁によれば、ピリジルスルホンでの更なるハロゲン置換はカップ リング生成物の収率を低下させ、一方グリニャール試薬のドナー置換は収率を上 げる。 グリニャール試薬との非触媒カップリングにおける脱離基としてのピリジルス ルホキシドは、通常ビピリジルを与えるだけである[Bull.Chem.Soc.Jpn.62 (1989)2338;THL 25(1984)2549]。2−キノリンスルホキシドの場合にのみ 、カップリング生成物を全20%の収率で単離することができる。 本発明の目的は、式Iで表される置換フェニルピリジンを、容易に入手できる 出発材料から高収率且つ高純度にて製造するための一般に適用できる方法を提供 することにある。 本発明者等は、上記目的が、式IIで表される置換ピリジンを、式IIIで表され るアリール化合物と、所望により遷移金属触媒の存在下に反応させることを特徴 とする式Iで表される置換フェニルピリジンの製造方法により達成されることを 見出した。 式II及び式IIIの置換基は式Iと同義であり、更に nは1又は2であり、そして Yが、アルキル、アルケニル又はアルキニル(これらのそれぞれがハロゲン又 はメトキシで置換されていても良い)を表すか、或いはシクロアルキル又はフェ ニルアルキルを表すか、又は無置換若しくは置換のフェニル又はナフチルを表し 、 Mがマンガン又は亜鉛を表し、そして Zが、ハロゲンを表す。 本発明の方法のための出発材料は、式IIのピリジン誘導体であり、これは例え ば2−ハロピリジンを適当なチオレート(thiolate)と反応させ、次いで酸化する ことにより得ることができる。遷移金属触媒を用いて、或いは使用せずに、これ らをグリニャール試薬又は式IIIの亜鉛化合物と反応させて、式Iのフェニルピ リジンを得る。 仮に式IIIのR1が弗素の場合、化合物IIIは、例えば、−10〜60℃にて対 応する置換o−フルオロブロモベンゼンとマグネシウムからのグリニャール試薬 の形成により得ることができる。 出発材料II及びIIIを相互に反応させる場合のモル比は、フェニル誘導体IIIの ピリジン化合物IIに対する比として、例えば0.9〜1.5の範囲、好ましくは 1.0〜1.2の範囲である。溶剤中の出発材料の濃度は臨界的ではないが、例 えば0.1〜5モル/L(リットル)、好ましくは0.5〜2モル/Lである。 これらの反応用の溶剤として、炭化水素(例、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ ン、シクロヘキサン、トルエン又はクロロベンゼン)、及び電子供与性を有する 溶剤、特に1個以上のエーテル酸素を有する溶剤(例、ジエチルエーテル、ジイ ソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、ジ メトキシエタン、ジエトキシヘプタン、エチレングリコールジメチルエーテル、 フラン、5,6−ジヒドロ−4H−ピラン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロ ピラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオキサン、4−メチル−1,3−ジオ キサン、アニソール、ホルムアルデヒドジメチルアセダール、ホルムアルデヒド ジエチルアセタール、アセトアルデヒドジメチルアセタール、アセトアルデヒド ジエチルアセタール、そして更にトリエチルアミン、ヘキサメチルホスホン酸ト リアミド、1,2−ビス(ジメチルアミノ)エタン、N−エチルモルホリン、ト リベンジルホスフィンオキシド、ジメチルスルフィド、ジメチルスルホキシド、 ジメチルスルホン、テトラメチレンスルホン、N−メチルピロリドン、又はジメ チルアセトアミド)を挙げることができる。屡々、エーテルとアミン又はアミド の混合物を使用することが有利である。添加剤として、極性成分、例えば1〜3 モル%のテトラヒドロフラン、トリエチルアミン又はN−エチルモルホリンをほ とんど極性でない成分、例えばベンゼン、トルエン、キシレン又はナフタレンに 混合することも有利な場合がある。 転化は、触媒、例えば遷移金属の添加により促進することができる。好適な遷 移金属触媒としては、鉄化合物、コバルト化合物、ニッケル化合物、ロジウム化 合物、パラジウム化合物又は白金化合物を挙げることができ、特にニッケル(0 )化合物、ニッケル(II)化合物、パラジウム(0)化合物及びパラジウム(II)化 合物を挙げることができる。従って、塩化ニッケル、塩化パラジウム、酢酸パラ ジウム、又は同じ錯体を使用することができる。唯一の必須要件は、パラジウム リガンドが反応条件下に基質により交換可能であることである。ホスフィンリガ ンド、例えばアリールアルキルホスフィン(特に、メチルジフェニルホスフィン 又はイソプロピルジフェニルホスフィン)、トリアリールホスフィン(特に、ト リフェニルホスフィン、トリトリルホスフィン又はトリキシリルホスフィン)そ してトリヘテロアリールホスフィン(例、トリフリルホスフィン)又は二量化ホ スフィンが、特に好適である。オレフィンリガンド、例えば、特にジベン ジリデンアセトン又はその塩、シクロオクタ−1,5−ジエン、又はアミン、例 えばトリアルキルアミン(例、トリエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミ ン、又はN−メチルモルホリン)又はピリジンが、同様に適当である。 錯体を使用した場合、反応に直接使用することができる。この方法は、例えば 、ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)ブロミド、ビス(トリフェニル ホスフィン)ニッケル(II)クロリド、[l,3−ビス(ジフェニルホスフィン) プロパン]ニッケル(II)クロリド、[l,2−ビス(ジフェニルホスフィン)エ タン]ニッケル(II)クロリド、テトラキストリフェニルホスフィンパラジウム(0 )、ビストリフェニルホスフィンパラジウムジクロリド、ビストリフェニルホス フィンパラジウムジアセテート、ジベンジリデンアセトンパラジウム(0)錯体、 テトラキスメチルジフェニルホスフィンパラジウム(0)又はビス(1,2−ジフ ェニルホスフィノエタン)パラジウムジクロリドを用いて利用することができる 。或いは、適当なリガンドを、ニッケル又はパラジウム塩に加え、系内で触媒活 性錯体を形成することができる。この方法は、例えば上述の塩及びホスフィンリ ガンド(例、トリフリルホスフィン又はトリトリルホスフィン)のために有利で ある。更に、ニッケル錯体又はパラジウム錯体、例えば、トリス(ジベンジリデ ンアセトン)ジパラジウム、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム又は1 ,5−シクロオクタジエンパラジウムジクロリドを、トリフリルホスフィン又は トリトリルホスフィン等のリガンドを添加することにより更に活性化することが できる。 通常、出発物質に対する触媒の使用量は、0.001〜12モル%、特に0. 001〜5モル%である。よりに大量に使用することはできるが、これは通常必 要でない。 反応は、大気圧下、又は過圧下で、また連続的或いはバッチ式で行うことがで きる。 反応後の後処理は、それ自体公知の方法で行われる;例えば、反応混合物を水 で抽出して塩を除去し、そして有機層を乾燥し、精製する(例えば、クロマトグ ラフィ又は蒸留により)。しかしながら、有機層を直接濃縮し、残渣を溶剤中で 温浸することも可能である。 本発明の方法は、両方の基質が1個を超えるハロゲン置換基を有する場合−文 献では常に不利だと考えられている−でさえ、高い収率でカップリング生成物を 与える。式II(n=1)の置換ピリジルスルホキシドを用いる場合、本発明の方 法による主生成物は、フェニルピリジンIであり、文献[Bull.Chem.Jpn.Soc .62(1989)2338]から予想されるようなビピリジルカップリング生成物ではな い。 本発明の本質は、ピリジン成分のスルフィニル基又はスルホニル基の存在にあ る。この脱離基は、R1〜R5が更に反応性置換基である場合には、例外的に高い 選択性で特に円滑な転化を保証する。 本発明の方法の好ましい態様は、Yがアルキル又はアリールである場合の式II で表されるピリジン誘導体と式IIIaのグリニャール試薬との反応である。 有利な方法として、ピリジン化合物IIを、所望により触媒と共に、溶剤中にま ず充填し、その後グリニャール成分IIIaを加える。しかしながら、グリニャール 試薬も上記の溶剤の1種−有利にはグリニャール合成用溶剤−に最初に充填する ことができ、そしてその後ピリジン誘導体IIを、所望により触媒と共に加えるこ とができる。本発明の特に好ましい態様においては、ピリジン誘導体IIは、それ が丁度消費されるまで、たとえばHPLCの制御下、添加終了に向かって添加さ れる。かくして、反応は、滴定条件で行われ、出発材料から最終生成物の単離は 容易にされる。有利には、添加は−20〜50℃、特に10〜30℃の温度で行 われる。反応時間は、とりわけ溶剤と置換基の選択に依存し、通常0.1〜16 時間、特に10〜140℃、特に20〜80℃にて0.5〜6時間である。 本発明の特に好ましい態様は、例えば式II’で表される2−アルキル−又は2 −アリール−スルホニル−3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン又は式 II’で表される対応する2−アリールスルホキシドと、2−クロロ−4−フルオ ロアニソール−5−マグネシウムブロミドIIIa’とカップリングさせて2−(4 −クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−3−クロロ−5−トリフル オロメチルピリジンを得ることである。 有利には、反応を溶剤の存在下、−20〜140℃、特に20〜80℃にて行 い、そしてその際、本発明の方法の有利な態様では式IIa、IIb又はIIcで表され るピリジン誘導体を用いることである。 触媒を用いない場合でさえ、最終生成物Iを高い収率で得られる。 本発明の方法の更に好ましい態様では、式IIのアルキル−又はアリール−スル ホニル−又は−スルフィニル−ピリジンを、式IIIbのアリール亜鉛ハロゲン化合 物と反応させる。 反応は、上記のように行われ、本発明の方法の有利な態様では、は式IIa’、I Ib’又はIIcで表されるピリジン誘導体を用いて、触媒を使用しない場合でさえ 、極めて高い収率で最終生成物Iが得られる。 化合物IIIbは、上記のアリール−グリニャール化合物IIIaから製造され、それ はそれ自体公知の方法で臭化亜鉛又は塩化亜鉛と反応する。この反応は、グリニ ャール化合物の生成後直接、「1−ポット(one-pot)合成」として有利に行うこ とができる。その際の温度は−40〜50℃、特に15〜30℃である。その後 、この混合物は直接カップリング(触媒化遷移金属であっても、なくても良い) に使用され、これにより全工程が1個の反応器で行うことができる。 価格の点から、容易に得ることができる無置換誘導体が好ましい。Yの置換基 は本発明の方法では臨界的でない。 冒頭で述べた化合物の定義において、一般的な用語は下記の基を表すものとし て使用される。 脂肪族基は、例えばアルキル、シクロアルキル、アルケニル又はアルキニルで ある。 アルキルは一般にC1〜C10アルキル、好ましくはC1〜C6アルキル、特にC1 −C4アルキルである。これはまたアルキルの組合せ、例えばアルコキシ又はハ ロアルコキシにも適用できる。これらの基は、更に反応条件下で不活性な基を有 していても良い。 シクロアルキルは、C3〜C6シクロアルキルである。これはまたアルケニルオ キシ及びアルキニルオキシの組合せにも適用できる。 アルケニルはC2〜C6アルケニル、アルキニルはC2〜C6アルキニルであ る。これらの基は更に反応条件下で不活性な基を有していても良い。 アリールは一般にフェニル又はナフチル、或いは置換フェニル又は置換ナフチ ル、例えば1〜3個のハロゲン、C1〜C4アルキル(例、メチル)、ハロメチル (例、トリフルオロメチル)及び/又はC1〜C4アルコキシで置換されたもので ある。 フェニルアルキルは、ベンジル、1−又は2−フェニルエチルである。 式Iのフェニルピリジンの目的とする使用に関して、これらの化合物はR3が 下記の意味を有することが好ましい: 水素、ハロゲン、脂肪族又は脂環式基、又はアリール、これらの有機基は、C H2、C(O)、C(O)O、O、S、C(O)NR6又はNR6架橋(R6は水素 、アルキル、アルケニル、アルキニル又はアリールを表す)を介してフェニルに 結合していても良く、そして2個のアルキル基が結合又は酸素を介して連結して 5員又は6員の環を形成していても良い。 R3について、特に下記の基が好ましい: 水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルケニ ルオキシ、アルキニルオキシ、アルキルチオ、アルケニルチオ又はアルキニルチ オ;シクロアルキル;CH=CR67;アルキルスルホニルオキシ;ハロアルキ ニルスルホニルオキシ;アリールスルホニルオキシ;ジアルキルアミノスルホニ ルオキシ;アルコキシスルホニル;ジアルキルアミノスルホニル;アリールオキ シスルホニル又はアリールアルキルアミノスルホニル;アルコキシカルボニル; ジアルキルアミノカルボニル;CR8(U−アルキル)(V−アルキル);U− P−(V)−WR9XR10;アリール、アリールオキシ又はアリールチオ;アル キルアリールアミノ−、アルケニルアリールアミノ−またはアルキニルアリール アミノ−カルボニルオキシ;ジアルキルアミノ−、アルキルアルケニルアミノ− 、アルキルアルキニルアミノ−、ジアルケニルアミノ−又はジアルキニルアミノ −カルボニルオキシ、ジアルキルアミノカルボニルオキシの場合、2個のアルキ ル基は結合(直結)又は酸素を介して5員又は6員環を形成し;アルキル−、ア ルケニル−又はアルキニル−カルボニルオキシ又は、アルコキシ−、アルケニル オキシ−又はアルキニルオキシ−カルボニルアルコキシ、NR1011又は NR11OR10[但し、R6がハロゲン又はアルキルを表し、R7がホルミル、アル コキシカルボニル又はP(V)WR9XR10を表し、R8がハロゲン又はアルキル を表し、R9がアルキルを表し、R10がアルキル、アルケニル、アルキニル又は アリールを表し、R11がアルキル、アルケニル、アルキニル、ホルミル、アルカ ノイル、アルキルスルホニル又はアリールスルホニルを表し、U及びVがそれぞ れ独立して酸素及び/又は硫黄を表し、そしてW及びXがそれぞれ独立して酸素 、硫黄及び/又はアルキルアミノを表す。] 式Iにおける置換基R1〜R11について上述の意味は、個々の基の詳細な列挙 についての共通の用語である。全ての炭化水素鎖、即ち全てのアルキル、アルケ ニル、アルキニル、ハロアルキル及びハロアルコキシ部分は、直鎖又は分岐であ っても良い。 式Iのフェニルピリジンの置換基は特に下記のものである: ハロゲン: 弗素、塩素、臭素又は沃素、好ましくは弗素及び塩素; アルキル: 例えばC1〜C6アルキル、その例としては、メチル、エチル、n−プロピル、 1−メチルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピル、2−メチルプロピル及び 1,1−ジメチルエチル; アルケニル: 例えばC2〜C6アルケニル、その例としてはエテニル、プロパ‐1‐エン‐1 ‐イル、プロパ‐2‐エン‐1‐イル、1−メチルエテニル、n‐ブテン‐1‐ イル、n‐ブテン‐2‐イル、n‐ブテン‐3‐イル、1‐メチルプロパ‐1‐ エン‐1‐イル、2‐メチルプロパ‐1‐エン‐1‐イル、1‐メチルプロパ‐ 2‐エン‐1‐イル及び2‐メチルプロパ‐2‐エン‐1‐イル、n‐ペンテン ‐1‐イル、n‐ペンテン‐2‐イル、n‐ペンテン‐3‐イル、n‐ペンテン ‐4‐イル、1‐メチルブタ‐1‐エン‐1‐イル、2‐メチルブタ‐1‐エン ‐1‐イル、3‐メチルブタ‐1‐エン‐1‐イル、1‐メチルブタ‐2‐エン ‐1‐イル、2‐メチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、3‐メチルブタ‐2‐エン ‐1‐イル、1‐メチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、2‐メチルブタ‐3‐ エン‐1‐イル、3‐メチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、1,1‐ジメチルプロ パ‐2‐エン‐1‐イル、1,2‐ジメチルプロパ‐1‐エン‐1‐イル、1, 2‐ジメチルプロパ‐2‐エン‐1‐イル、1‐エチルプロパ‐1‐エン‐2‐ イル、1‐エチルプロパ‐2‐エン‐1‐イル、n‐ヘキサ‐1‐エン‐1‐イ ル、n‐ヘキサ‐2‐エン‐1‐イル、n‐ヘキサ‐3‐エン‐1‐イル、n‐ ヘキサ‐4‐エン‐1‐イル、n‐ヘキサ‐5‐エン‐1‐イル、1‐メチルペ ンタ‐1‐エン‐1‐イル、2‐メチルペンタ‐1‐エン‐1‐イル、3‐メチ ルペンタ‐1‐エン‐1‐イル、4‐メチルペンタ‐1‐エン‐1‐イル、1‐ メチルペンタ‐2‐エン‐1‐イル、2‐メチルペンタ‐2‐エン‐1‐イル、 3‐メチルペンタ‐2‐エン‐1‐イル、4‐メチルペンタ‐2‐エン‐1‐イ ル、1‐メチルペンタ‐3‐エン‐1‐イル、2‐メチルペンタ‐3‐エン‐1 ‐イル、3‐メチルペンタ‐3‐エン‐1‐イル、4‐メチルペンタ‐3‐エン ‐1‐イル、1‐メチルペンタ‐4‐エン‐1‐イル、2‐メチルペンタ‐4‐ エン‐1‐イル、3‐メチルペンタ‐4‐エン‐1‐イル、4‐メチルペンタ‐ 4‐エン‐1‐イル、1,1‐ジメチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、1,1‐ジ メチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、1,2‐ジメチルブタ‐1‐エン‐1‐イル 、1,2‐ジメチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、1,2‐ジメチルブタ‐3‐エ ン‐1‐イル、1,3‐ジメチルブタ‐1‐エン‐1‐イル、1,3‐ジメチル ブタ‐2‐エン‐1‐イル、1,3‐ジメチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、2, 2‐ジメチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、2,3‐ジメチルブタ‐1‐エン‐1 ‐イル、2,3‐ジメチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、2,3‐ジメチルブタ‐ 3‐エン‐1‐イル、3,3‐ジメチルブタ‐1‐エン‐1‐イル、3,3‐ジ メチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、1‐エチルブタ‐1‐エン‐1‐イル、1‐ エチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、1‐エチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、2‐ エチルブタ‐1‐エン‐1‐イル、2‐エチルブタ‐2‐エン‐1‐イル、2‐ エチルブタ‐3‐エン‐1‐イル、1,1,2‐トリメチルプロパ‐2‐エン‐ 1‐イル、1‐エチル‐1‐メチルプロパ‐2‐エン‐1‐イル、1‐エチル‐ 2‐メチルプロパ‐1‐エン‐1‐イル、及び1‐エチル‐2‐メチルプロパ‐ 2‐エン‐1‐イル、好ましくはエテニル及びプロパ‐ 2‐エン‐1‐イル; アルキニル: 例えばC2〜C6アルキニル、その例としてエチニル、プロパ‐1‐イン‐1‐ イル、プロパ‐2‐イン‐3‐イル、n‐ブタ‐1‐イン‐1‐イル、n‐ブタ ‐1‐イン‐4‐イル、n‐ブタ‐2‐イン‐1‐イル、n‐ペンタ‐1‐イン ‐1‐イル、n‐ペンタ‐1‐イン‐3‐イル、n‐ペンタ‐1‐イン‐4‐イ ル、n‐ペンタ‐1‐イン‐5‐イル、n‐ペンタ‐2‐イン‐1‐イル、n‐ ペンタ‐2‐イン‐4‐イル、n‐ペンタ‐2‐イン‐5‐イル、3‐メチルブ タ‐1‐イン‐1‐イル、3‐メチルブタ‐1‐イン‐3‐イル、3‐メチルブ タ‐1‐イン‐4‐イル、n‐ヘキサ‐1‐イン‐1‐イル、n‐ヘキサ‐1‐ イン‐3‐イル、n‐ヘキサ‐1‐イン‐4‐イル、n‐ヘキサ‐1‐イン‐5 ‐イル、n‐ヘキサ‐1‐イン‐6‐イル、n‐ヘキサ‐2‐イン‐1‐イル、 n‐ヘキサ‐2‐イン‐4‐イル、n‐ヘキサ‐2‐イン‐5‐イル、n‐ヘキ サ‐2‐イン‐6‐イル、n‐ヘキサ‐3‐イン‐1‐イル、n‐ヘキサ‐3‐ イン‐2‐イル、3‐メチルペンタ‐1‐イン‐1‐イル、3‐メチルペンタ‐ 1‐イン‐3‐イル、3‐メチルペンタ‐1‐イン‐4‐イル、3‐メチルペン タ‐1‐イン‐5‐イル、4‐メチルペンタ‐1‐イン‐1‐イル、4‐メチル ペンタ‐2‐イン‐4‐イル及び4‐メチルペンタ‐2‐イン‐5‐イル、好ま しくはプロパ‐2‐イン‐1‐イル及び1‐メチルプロパ‐2‐イン‐1‐イル ; ハロアルキル: 例えばC1〜C6ハロアルキル、フッ素、塩素及び/又は臭素で部分的に又は完 全に置換され上記記載のアルキル、例えば、クロロメチル、ジクロロメチル、ト リクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ク ロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1‐ フルオロエチル、2‐フルオロエチル、2,2‐ジフルオロエチル、2,2,2 ‐トリフルオロエチル、2‐クロロ‐2‐フルオロエチル、2‐クロロ‐2,2 ‐ジフルオロエチル、2,2‐ジクロロ‐2‐フロオロエチル、2,2,2‐ト リクロロエチル、ペンタフルオロエチル、2‐フルオロプロピル、3‐フ ルオロプロピル、2,2‐ジフルオロプロピル、2,3‐ジフルオロプロピル、 2‐クロロプロピル、3‐クロロプロピル、2,3‐ジクロロプロピル、2‐ブ ロモプロピル、3‐ブロモプロピル、3,3,3‐トリフルオロプロピル、3, 3,3‐トリクロロプロピル、2,2,3,3,3‐ペンタフルオロプロピル、 ヘプタフルオロプロピル、1‐(フルオロメチル)‐2‐フルオロエチル、1‐ (クロロメチル)‐2‐クロロエチル、1‐(ブロモメチル)‐2‐ブロモエチ ル、4‐フルオロブチル、4‐クロロブチル又は4‐ブロモブチル; アルコキシ: 例えばC1〜C6アルコキシ、メトキシ、エトキシ、n‐プロポキシ、1‐メチ ルエトキシ、n‐ブトキシ、1‐メチルプロポキシ、2‐メチルプロポキシ又は 1,1−ジメチルエトキシ、n‐ペントキシ、1‐メチルブトキシ、2‐メチル ブトキシ、3‐メチルブトキシ、1,1‐ジメチルプロポキシ、1,2‐ジメチ ルプロポキシ、2,2‐ジメチルプロポキシ、1‐エチルプロポキシ、n‐ヘキ ソキシ、1‐メチルペントキシ、2‐メチルペントキシ、3‐メチルペントキシ 、4‐メチルペントキシ、1,1‐ジメチルブトキシ、1,2‐ジメチルブトキ シ、1,3‐ジメチルブトキシ、2,2‐ジメチルブトキシ、2,3‐ジメチル ブトキシ、3,3‐ジメチルブトキシ、1‐エチルブトキシ、2‐エチルブトキ シ、1,1,2‐トリメチルプロポキシ、1,2,2‐トリメチルプロポキシ、 1‐エチル‐1‐メチルプロポキシ又は1‐エチル‐2‐メチルプロポキシ; ハロアルコキシ: 例えばC1〜C6ハロアルコキシ、フッ素、塩素、臭素および/又は沃素で部分 的に又は完全に置換されている上記に述べたアルコキシ基、その例としてはジフ ルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、ブロモジ フルオロメトキシ、2‐フルオロエトキシ、2‐クロロエトキシ、2‐ブロモエ トキシ、2‐ヨードエトキシ、2,2‐ジフルオロエトキシ、2,2,2‐トリ フルオロエトキシ、2‐クロロ‐2‐フルオロエトキシ、2‐クロロ‐2,2‐ ジフルオロエトキシ、2,2‐ジクロロ‐2‐フルオロエトキシ、2,2,2‐ トリクロロエトキシ、ペンタフルオロエトキシ、2‐フルオロプロポキシ、 3‐フルオロプロポキシ、2‐クロロプロポキシ、3‐クロロプロポキシ、2− ブロモプロキシ、3−ブロモプロポキシ、2,2‐ジフルオロプロポキシ、2, 3‐ジフルオロプロポキシ、2,3‐ジクロロプロポキシ、3,3,3‐トリフ ルオロプロポキシ、3,3,3‐トリクロロプロポキシ、2,2,3,3,3‐ ペンタフルオロプロポキシ、ヘプタフルオロプロポキシ、1‐(フルオロメチル )‐2‐フルオロエトキシ、1‐(クロロメチル)‐2‐クロロエトキシ又は1 ‐(ブロモメチル)‐2‐ブロモエトキシ、2,2,3,3,4,4,4−ヘプ タフルオロブトキシ、ノナフルオロブトキシ、2−クロロフルオロブトキシ、3 ‐クロロブトキン又は4‐クロロブトキシ; アルキルチオ: 例えばC1〜C6アルキルチオ、その例としてメチルチオ、エチルチオ、n−プ ロピルチオ、1−メチルエチルチオ、n−ブチルチオ、1−メチルプロピルチオ 、2−メチルプロピルチオ又は1,1−ジメチルエチルチオ; アルキルスルフィニル: 例えばC1〜C6アルキルスルフィニル、その例としてメチルスルフィニル、エ チルスルフィニル、n−プロピルスルフィニル、1−メチルエチルスルフィニル 、n−ブチルスルフィニル、1−メチルプロピルスルフィニル、2−メチルプロ ピルスルフィニル又は1,1−ジメチルエチルスルフィニル; アルキルスルホニル: 例えばC1〜C6アルキルスルホニル、その例としてメチルスルホニル、エチル スルホニル、n−プロピルスルホニル、1−メチルエチルスルホニル、n−ブチ ルスルホニル、1−メチルプロピルスルホニル、2−メチルプロピルスルホニル 又は1,1−ジメチルエチルスルホニル; アルケニルオキシ: 例えばC2〜C6アルケニルオキシ、その例としてはエタ−1−エン−1−イル オキシ、プロパ‐1‐エン‐1‐イルオキシ、プロパ‐2‐エン‐1‐イルオキ シ、1−メチルエテニルオキシ、n‐ブテン‐1‐イルオキシ、n‐ブテン‐2 ‐イルオキシ、n‐ブテン‐3‐イルオキシ、1‐メチルプロパ‐1‐エン‐1 ‐イルオキシ、2‐メチルプロパ‐1‐エン‐1‐イルオキシ、1‐メチルプ ロパ‐2‐エン‐1‐イルオキシ又は2‐メチルプロパ‐2‐エン‐1‐イルオ キシ; アルキニルオキシ: 例えばC2〜C6アルキニルオキシ、その例としてプロパ‐1‐イン‐1‐イル オキシ、プロパ‐2‐イン‐1‐イルオキシ、n‐ブタ‐1‐イン‐1‐イルオ キシ、n‐ブタ‐1‐イン‐3‐イルオキシ、n‐ブタ‐1‐イン‐4‐イルオ キシ又はn‐ブタ‐2‐イン‐4‐イルオキシ; シクロアルキル: 例えばC3〜C6シクロアルキル、その例としてシクロプロピル、シクロブチル 、シクロペンチル又はシクロヘキシル; アルキルアミノ: 例えばC1〜C6アルキルアミノ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピル アミノ、1−メチルエチルアミノ、n−ブチルアミノ、1−メチルプロピルアミ ノ、2−メチルプロピルアミノ及び1,1−ジメチルエチルアミノ、好ましくは メチルアミノ及びエチルアミノ; ジアルキルアミノ: 例えばジ−C1〜C6アルキルアミノ、N,N‐ジメチルアミノ、N,N‐ジエ チルアミノ、N,N‐ジプロピルアミノ、N,N‐ジ(1−メチルエチル)アミ ノ、N,N‐ジブチルアミノ、N,N‐ジ(1−メチルプロピル)アミノ、N, N‐ジ(2−メチルプロピル)アミノ、N,N‐ジ(1,1−ジメチルエチル) アミノ、N−エチル−N−メチルアミノ、N−メチル−N−プロピルアミノ、N −メチル−N−(1−メチルエチル)アミノ、N−ブチル−N−メチルアミノ、 N−メチル−N−(1−メチルプロピル)アミノ、N−メチル−N−(2−メチ ルプロピル)アミノ、N−(1,1−ジメチルエチル)−N−メチルアミノ、N −エチル−N−プロピルアミノ、N−エチル−N−(1−メチルエチル)アミノ 、N−ブチル−N−エチルアミノ、N−エチル−N−(1−メチルプロピル)ア ミノ、N−エチル−N−(2−メチルプロピル)アミノ、N−エチル−N−(1 ,1−ジメチルエチルアミノ)、N−(1−メチルエチル)−N−プロピルアミ ノ、N−ブチル−N−プロピルアミノ、N−(1−メチルプロピル)−N −プロピルアミノ、N−(2−メチルプロピル)−N−プロピルアミノ、N−( 1,1−ジメチルエチル)−N−プロピルアミノ、N−ブチル−N−(1−メチ ルエチル)アミノ、N−(1−メチルエチル)−N−(1−メチルプロピル)ア ミノ、N−(1−メチルエチル)−N−(2−メチルプロピル)アミノ、N−( 1,1−ジメチルエチル)−N−(1−メチルエチル)アミノ、N−ブチル−N −(1−メチルプロピル)アミノ、N−ブチル−N−(2−メチルプロピル)ア ミノ、N−ブチル−N−(1,1−ジメチルエチル)アミノ、N−(1−メチル プロピル)−N−(2−メチルプロピル)アミノ、N−(1,1−ジメチルエチ ル)−N−(1−メチルプロピル)アミノ及びN−(1,1−ジメチルエチル) −N−(2−メチルプロピル)アミノ、好ましくはジメチルアミノ及びジエチル アミノ、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、 シクロヘキシルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロオクチルアミノ、1,2− 、1,3−又は1,3−オキサジノ。 下記の実施例により本発明を記載する。 1)2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−3−クロロ− 5−トリフルオロメチルピリジンの製造 5.3g(22ミリモル)の1−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロ−5−メ トキシベンゼンを11mlのテトラヒドロフラン(THF)に溶解した溶液の1 /5を0.6g(24.2ミリモル)のマグネシウムの削り屑(turnings)に加え た。反応に着手後、温度を29〜31℃に保持した。溶液の残りを1時間以内で 滴下し、攪拌を30℃で更に40分間続けた。過剰のマグネシウムを溶液から分 離し、THFで洗浄した。0℃で、この溶液を、5.8g(0.02モル)の3 −クロロ−2−n−プロピルスルホニル−5−トリフルオロメチルピリジン及び 0.65g(1ミリモル)のビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)クロ リドを25mlのTHFに混合した混合液に、10分以内で加えた。その後、混 合物を25℃で更に14時間攪拌した。50gの氷と150mlの塩化アンモニ ウムの飽和溶液を混合物に加え、溶液を抽出し、有機層を塩化アンモニウム飽和 溶液で洗浄した。乾燥、濃縮した後、有機層をシリカゲル上、塩化メチレンを用 いてクロマトグラフィ分析し、8.2gの無色の結晶性物質を得た。この物質は GC及びNMRより表題化合物を3.73g(54.9%)を含んでいた。 1H−NMR(CDCl3)、δ=8.06(s,1H)、8.6(s,1H、 ピリジン)、6.97(d,1H)、7.25(d,1H、フェニル) 2)IIaからの2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−3 −クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンの製造 実施例1の方法で新たに調製した5.3g(22ミリモル)の4−クロロ−2 −フルオロ−5−メトキシフェニルマグネシウムブロミドを11mlのTHFに 溶解した溶液を、6.4g(0.02モル)の3−クロロ−2−フェニルスルホ ニル−5−トリフルオロメチルピリジン及び0.065g(0.1ミリモル)の ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)クロリドを25mlのTHFに混 合した混合液に、0℃で5分以内に攪拌しながら加えた。更に25℃で更に1時 間攪拌し、別の0.065g(0.1ミリモルの触媒を加え、混合物を25℃で 更に14時間攪拌した。実施例lの方法で後処理した後、GC及びNMR分析よ り表題化合物を4.4g(64.7%)を含む7.9gの結晶性物質を得た。 3)IIbからの2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−3 −クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンの製造 実施例1の方法で新たに調製した2.64g(0.01モル)の4−クロロ− 2−フルオロ−5−メトキシフェニルマグネシウムブロミドを30mlのTHF に溶解したグリニャール溶液を、2.55g(0.01モル)の3−クロロ−2 −n−プロピルスルフィニル−5−トリフルオロメチルピリジンを10mlのT HFと混合した混合液に、−15℃で5分以内に加え、混合物を−5℃まで暖め た。混合物に25℃まで暖めた後、反応をHPLCを用いてモニタリングしなが ら、攪拌を2.5時間続けた。その後反応混合物を50gの氷と100mlの塩 化アンモニウムの飽和溶液で処理し、エーテルで抽出した。、抽出物を塩化アン モニウム飽和溶液で洗浄し、乾燥し、そして中性の酸化アルミニウムでろ過し、 塩化メチレンで完全に溶出させた。濃縮後、GC及びNMR分析より表題化合物 を1.9g(56%)を含む2.2gの粘チョウ油を得た。 4)IIaからの2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−3 −クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンの製造 20℃にて、13.8g(57.5ミリモル)の1−ブロモ−4−クロロ−2 −フルオロ−5−メトキシベンゼンを25mlのTHFに溶解した溶液5mlを 、1.46g(60.4ミリモル)のマグネシウムに窒素雰囲気下に加えた。反 応着手後、上記溶液の残りを、28〜30℃にて20分以内で加えた。THFで すすいだ後、混合物を初めは冷却しながら30〜25℃で2時間攪拌した。この ようにして得られたグリニャール溶液を、窒素雰囲気下、20〜25℃で15分 以内にて、15.1g(47ミリモル)の3−クロロ−2−フェニルスルホニル −5−トリフルオロメチルピリジンを45mlのTHFに混合した混合液に加え た。反応の進行は、HPLCを用いてモニタリングし、23〜24℃で2.5時 間攪拌した後、反応混合物を減圧下に濃縮した。残渣を塩化メチレンに採取し、 1N塩酸、1N水酸化ナトリウム溶液及び水で抽出した。有機層を減圧下に濃縮 し、130〜135℃/0.5ミリバールで蒸留した。GC分析より純粋な表題 化合物を13.7gを含む融点100〜102℃の生成物14.9gを得た。 収率:ピリジンに対して84.1%、アニソールに対して70.1%。 5)IIcからの2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニル)−3 −クロロ−5−トリフルオロメチルピリジンの製造 20〜25℃にて、13.9g(43.9ミリモル)の3−クロロ−2−フェ ニルスルフィニル−5−トリフルオロメチルピリジンを25mlのTHFに溶解 した溶液を、実施例1の方法で新たに調製した1.3g(52.9ミリモル)の マグネシウム及び12.1g(50.4ミリモル)の1−ブロモ−4−クロロ− 2−フルオロ−5−メトキシベンゼンのグリニャール溶液に、15分以内に加え た。この混合物を24℃で2時間攪拌した後、反応溶液を氷水に注ぎ、4N塩酸 で酸性化し、そして塩化メチレンで抽出した。有機層を1Nの水酸化ナトリウム 水溶液、及び水で洗浄し、乾燥し、シリカゲルでろ過した。GC分析より表題化 合物を12.1gを含む融点87〜90℃の混合物16.3gを得た。 収率:ピリジンに対して81%、アニソールに対して70.4%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BG,BR,CA,CN,CZ,GE,HU,IL, JP,KR,LT,LV,MX,NO,NZ,PL,R O,RU,SG,SI,SK,TR,UA,US (72)発明者 イザク,ハインツ ドイツ国、D―67459、ベール―イゲルハ イム、コルンブルーメンシュトラーセ、29 (72)発明者 ラック,ミヒャエル ドイツ国、D―69123、ハイデルベルク、 ザントヴィンゲルト、67 (72)発明者 ラインハイマー,ヨーアヒム ドイツ国、D―67063、ルートヴィッヒス ハーフェン、メルツィガー、シュトラー セ、24 (72)発明者 シェファー,ペーター ドイツ国、D―67038、オタースハイム、 レーマーシュトラーセ、1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [但し、R1が、水素、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、 R2が、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、 R3が、水素、ハロゲン又は反応条件で不活性な有機基を表し、 R4が、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、アルキルスルホニル、ハロアル キルスルホニル又はハロアルコキシを表し、そして R5が、水素、ハロゲン、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキルスルホニ ル又はハロアルキルスルホニルを表す。] で表される置換フェニルピリジンを製造する方法であって、 式II: [但し、R1〜R5が、それぞれ上記と同義であり、 nが1又は2を表し、そして Yが、アルキル、アルケニル又はアルキニル(これらのそれぞれがハロゲン又 はメトキシで置換されていても良い)を表すか、或いはシクロアルキル又はフェ ニルアルキルを表すか、又は無置換若しくは置換のフェニル又はナフチルを表す 。] で表される置換ピリジンを、式III:[但し、R1、R2及びR3が、それぞれ上記と同義であり、 Mがマンガン又は亜鉛を表し、そして Zが、ハロゲンを表す。] で表されるアリール化合物と反応させることを特徴とする置換フェニルピリジン の製造方法。 2.反応を遷移金属触媒の存在下に行う請求項1に記載の方法。 3.式IIのYが、ハロゲン又はメトキシで置換されていても良いアルキル、又は 無置換若しくは置換のフェニルを表す請求項1又は2に記載の方法。 4.式IIIのアリール化合物が、式IIIa: [但し、R1が、水素、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、 R2が、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、そして R3が、水素、ハロゲン又は反応条件で不活性な有機基を表す。] で表されるグリニャール試薬である請求項1又は2に記載の方法。 5.式IIIのアリール化合物が、式IIIb: [但し、R1が、水素、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、 R2が、弗素、塩素又はハロアルキルを表し、そして R3が、水素、ハロゲン又は反応条件で不活性な有機基を表す。] で表される亜鉛化合物である請求項1又は2に記載の方法。 6.請求項4に記載の式IIIaのグリニャール試薬を、式IIa、IIb又はIIc: で表されるピリジン誘導体と反応させる請求項1又は2に記載の方法。 7.請求項5に記載の式IIIaの亜鉛化合物を、請求項6に記載の式IIa、IIb又は IIcのピリジン誘導体と反応させる請求項1又は2に記載の方法。 8.触媒として、ニッケル(0)化合物、ニッケル(II)化合物及び/又はパラジ ウム(0)化合物、及び更にパラジウム(II)化合物を使用する請求項1に記載の 方法。 9.触媒として、パラジウム(0)化合物及び/又はパラジウム(II)化合物を使 用する請求項1に記載の方法。
JP10513199A 1996-09-12 1997-08-29 置換フェニルピリジンの製造 Pending JP2001500140A (ja)

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