JP2001358604A - アンテナ利得切替装置 - Google Patents

アンテナ利得切替装置

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JP2001358604A
JP2001358604A JP2000181324A JP2000181324A JP2001358604A JP 2001358604 A JP2001358604 A JP 2001358604A JP 2000181324 A JP2000181324 A JP 2000181324A JP 2000181324 A JP2000181324 A JP 2000181324A JP 2001358604 A JP2001358604 A JP 2001358604A
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JP
Japan
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antenna
conductor
connection point
circuit
capacitor
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JP2000181324A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Tajima
勉 多嶋
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のアンテナ利得を効率的に実現する。 【解決手段】 アンテナとして機能する導体と、当該ア
ンテナに対して高周波信号を出力する変調回路または当
該アンテナから高周波信号を入力する復調回路を有した
高周波処理回路とを備えたアンテナ利得切替装置におい
て、前記導体上の所定の位置に接続され、前記高周波処
理回路と当該導体とを接続する第1の接続点と、当該導
体とグランドとを、当該第1の接続点とは異なる位置
で、バイパスコンデンサを介して接続するための第2の
接続点とを備え、前記第2の接続点の導体上における位
置を変更し、および/または前記導体に流れる導体電流
の値を変更することにより、アンテナ利得を切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ利得切替装
置に関し、例えば、自動車のキーレスエントリーシステ
ムにおけるリモコン装置などに適用して好適なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、次の文献
の第A−38頁上図(TypicalAM Trans
mitter Application)に開示される
ものがある。
【0003】文献名:「RFM社 1995 Prod
uct Data Book A−38頁」 この装置の回路構成は、図2に示すように、SAW(Su
rface Acoustic Wave)共振子と、NPN型高周波ト
ランジスタと、抵抗Rb、Re、Rcと、コンデンサC
1、C2、C3、RF Bypassと、L1(アンテ
ナ)とを有している。
【0004】図2において、当該トランジスタは抵抗R
eをエミッタ抵抗とするエミッタ接地で用いられ、抵抗
Rbを介してべースバイアスが与えられている。トラン
ジスタのコレクタ側にはL1が接続され、そのL1にト
ランジスタのコレクタ電流が通過することにより、電波
が放射される。
【0005】また、C1はトランジスタのコレクタから
エミッタヘ帰還をかけており、C2、C3は高周波にお
いてはグランドとなる。
【0006】この装置において、C1は1〜5pF程
度、C2は8.2〜18pF程度にすることができる。
そしてL1は、当該C1、C2の一連の組合せとの関係
で共振することが可能なように、選択または設計され
る。
【0007】また、抵抗Rbは100kΩ程度、Rcは
47Ω程度に設定し、エミッタ抵抗Reは電源電圧の選
定に依存して、470Ω程度に設定することができる。
【0008】以上の回路構成においては、電波を放射す
るL1が、送信アンテナとして機能している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この装置で
は、固定された一定の大きさの放射電力(送信電力)で
しか無線送信することができず、用途に応じてこれとは
別の大きさの送信電力を得るには、当該送信電力を得る
ことができるように構成した送信機を別個に設ける必要
があった。
【0010】このため、2つ以上の大きさの送信電力を
得ようとする場合、得たい送信電力と同じ数だけ送信機
が必要となり、部品点数や基板にしめる面積等の点から
不経済なものになってしまうという問題があった。
【0011】また、前記L1は、キーレスエントリーシ
ステムのリモコン装置などのように、コンパクト性が要
求される装置においては、プリント基板上の配線パター
ンを利用して形成されるものが多いと考えられる。
【0012】この場合、当該L1の定数は固定されてお
り、変更することが困難である。
【0013】一方、前記電源電圧の供給源は電池(例え
ば、コイン型の二酸化マンガンリチウム電池)を用いる
ことが多く、回路に印加される電圧は固定されているの
で、送信電力の大きさを変更するためには、前記抵抗R
eおよびRcの定数を変更して、Re、L1、Rcを有
する高周波ループに流れる電流を変化させることも考え
られるが、これだけでは回路設計上、自由度が小さい。
【0014】また、上述したようにReが電源電圧に依
存する等、各定数は相互に関連し合っているので、所望
の送信電力を得るために必要な定数を選定すると、その
選定のために別な問題(例えば前記NPN型高周波トラ
ンジスタの動作点が大きくずれる問題など)が発生する
可能性もあり、送信電力を変化させる方法はできるだけ
多く確保しておくことが望ましい。
【0015】さらに、ある大きさの送信電力が必要とな
ったとき、当該送信電力を得ることのできる回路を最初
から設計し製造していたのでは、製造工数や製造時間が
多くかかって即時に製品を供給することができない等の
問題もあった。
【0016】なお、以上では送信アンテナおよび送信電
力に関する問題点を説明したが、同様な問題は、受信ア
ンテナおよび受信電力に関しても存在する。
【0017】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明では、アンテナとして機能する導体と、当
該アンテナに対して高周波信号を出力する変調回路また
は当該アンテナから高周波信号を入力する復調回路を有
した高周波処理回路とを備えたアンテナ利得切替装置に
おいて、(1)前記導体上の所定の位置に接続され、前
記高周波処理回路と当該導体とを接続する第1の接続点
と、(2)当該導体とグランドとを、当該第1の接続点
とは異なる位置で、バイパスコンデンサを介して接続す
るための第2の接続点とを備え、(3)前記第2の接続
点の導体上における位置を変更し、および/または前記
導体に流れる導体電流の値を変更することにより、アン
テナ利得を切替えることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明のアンテナ利得切替装置を、キーレスエン
トリーシステムのリモコン装置(遠隔操作器)に搭載さ
れるアンテナ回路に適用した場合を例に、実施形態につ
いて説明する。
【0019】このアンテナ回路が無線送信する送信信号
の周波数は、例えば300MHz程度であってよい。
【0020】(A−1)第1の実施形態の構成 当該アンテナ回路10の回路図を図1に示し、当該アン
テナ回路10を実装するための配線パターン図を図8に
示す。アンテナ回路10の構成は、基本的に上述した図
2の回路構成と同じである。
【0021】図1において、アンテナ回路10は、電源
+VDCと、コンデンサC11〜C15と、抵抗Re
1、Rb1、Rc1と、SAW共振子SAW1と、NP
N型高周波トランジスタTR11と、アンテナ部材L1
1と、グランドG1〜G6とを備えている。
【0022】このうちアンテナ部材L11の一端には抵
抗Rc1の一端が接続され、当該抵抗Rc1の他端(接
続点)P3には、電源+VDCとコンデンサC14とが
接続されている。このコンデンサC14は、高周波に対
してインピーダンスが十分に小さいバイパスコンデンサ
である。バイパスコンデンサC14は、前記接続点P3
とグランドG1のあいだに挿入されている。
【0023】当該アンテナ部材L11の他端P1には、
コンデンサC11の一端とトランジスタTR11のコレ
クタが接続されている。
【0024】当該コンデンサC11の他端は、当該トラ
ンジスタTR11のエミッタとコンデンサC12の一端
に接続され、コンデンサC12の他端はグランドG3に
接続されている。
【0025】また、前記トランジスタTR11のエミッ
タとコンデンサC12の一端には、エミッタ抵抗Re1
の一端が接続され、当該エミッタ抵抗Re1の他端に
は、グランドG4が接続されている。
【0026】さらに、トランジスタTR11のベースに
は、SAW1の一端と抵抗Rがベース抵抗Rb1の一端
が接続されており、SAW1の他端にはグランドG5
が、ベース抵抗Rb1の他端にはコンデンサC15の一
端と入力端子11とが、それぞれ接続されている。コン
デンサC15は、当該ベース抵抗Rb1の他端とグラン
ドG6のあいだに挿入されている。
【0027】コンデンサC15の一端とベース抵抗Rb
1の他端には、入力端子11が接続されている。当該入
力端子11には、変調データ(Modulation Data)D1
1が入力される。
【0028】図8から明らかなように、回路図上の上述
した6つのグランドG1〜G6は、配線パターン上にお
いて、すべて共通の部分パターンPT2を意味する。
【0029】図8において、アンテナ回路10の配線パ
ターンは、6つの部分パターンPT1〜PT6から構成
されている。
【0030】部分パターンPT2は前記グランドを示
し、部分パターンPT1はパターンアンテナである前記
アンテナ部材L11を示している。
【0031】ただしアンテナ工学的にみると、部分パタ
ーンPT1だけがアンテナとして機能するわけではな
く、部分パターンPT1、接続点P2、コンデンサC1
3、部分パターンPT2、コンデンサC12、コンデン
サC11、接続点P1によって構成されるループ回路
が、1つのループアンテナとして機能しているものと考
えることができる。
【0032】ループアンテナは、一般的に、垂直アンテ
ナに比べて実効高(アンテナの放射能力)は低いが容易
に指向性が得られ、雑音電界に対して有利であるという
性質を備えている。また、ループアンテナには、その寸
法と放射能力の関係が簡明であるという性質もある。
【0033】また、ループアンテナも含め、アンテナは
一般に、その寸法が長くなるほど鋭い指向性パターンを
持つ傾向があり、指向性パターンが鋭くなるほど、アン
テナ利得は増大する。
【0034】本実施形態においては、コンデンサ(バイ
パスコンデンサ)C13を配置するための候補位置(取
り付けパッド)は6つ用意されている。すなわち、候補
位置F1〜F6である。
【0035】実装時には、これら6つの候補位置のなか
から1つを選択して、ディスクリートのコンデンサC1
3をハンダ付けすることになる。候補位置F1〜F6を
選択することはループアンテナの寸法を選定することに
等しい。
【0036】ループアンテナでは寸法と放射能力の関係
が簡明なので、候補位置F1を選択したときが放射能力
が最小で電界強度が最小となり、候補位置の選択をF
2、F3、…と変更していくとほぼ一定の割合で放射能
力が増大していき、候補位置F6を選択したときには最
大の放射能力(および電界強度)を得ることができる。
【0037】実際に当該アンテナ回路10を搭載した遠
隔操作器を用いて無線送信する際には、当該遠隔操作器
を把持しているユーザの人体の効果なども影響して、電
磁気学的、アンテナ工学的にもっと複雑な現象が発生す
る可能性が高いが、おおよそは、ここで述べた作用が支
配的であるものと考えられる。
【0038】なお、前記コンデンサC11〜C15、抵
抗Re1、Rb1、Rc1、SAW共振子SAW1、N
PN型高周波トランジスタTR11は、面実装(Surfac
e Mount)用の素子である。
【0039】以下、上記のような構成を有する本実施形
態の動作について説明する。
【0040】(A−2)第1の実施形態の動作 図1において、まず、+VDCに例えば3V程度の電圧
を印加しておき、電波を無線送信(放射)するときには
入力端子11に変調データD11を供給する。
【0041】図3(A)に示すように、無線送信しない
ときには+VDCの値は0Vでよいが、無線送信する期
間中は、3Vに維持する。
【0042】変調データD11の電圧は例えば、3Vを
ハイレベル(例えばこれを“1”とする)とし、0Vを
ローレベル(例えばこれを“0”とする)とすれば、一
例として図3(B)に示すようなデータ系列となる。
【0043】図1の回路構成上、変調データD11のハ
イレベルと+VDCのハイレベルが同じ値(3V)であ
る必要はないが、入力端子11の前段に存在する変調デ
ータD11を生成する回路(図示せず)も、当該+VD
Cと共通の電源を使用しているものとすれば、これらが
同じ値となる可能性は高い。コンパクト性の要求される
遠隔操作器内の電源部は、通常、1つだからである。
【0044】“0”または“1”で構成される当該変調
データD11は、ASK変調(Amplitude S
hift Keying、または、1(ON)と0(O
FF)のみの変調であるので、OOK;On Off
Keyingともいう。)で送信することができる。
【0045】前記アンテナ部材L11(厳密には、前記
ループアンテナ)から送信される無線信号LSの周波数
スペクトルは、例えば、図3(C)に示すようになる。
【0046】図3(C)において、変調データD11の
ハイレベルに対応する送信電力(単位はμV/m)はS
Hであり、変調データD11のローレベルに対応する送
信電力はSLである。
【0047】また、当該送信電力SHの周波数fCは、
本実施形態では、例えば上述した300MHzとなる。
【0048】ここで、当該送信電力SHの値を大きくし
たい場合には、前記候補位置F1〜F6の選択を、F6
側に近づけていけばよく、小さくしたい場合にはF1側
に近づけていけばよい。
【0049】前記接続点P1からP3にいたるアンテナ
部材L11のうち、実際にアンテナとして有効に機能す
る部分(有効部分)は、接続点P1からP2にいたる部
分である。この有効部分が長くなるほどアンテナ利得が
増大し、送信電力SHが大きくなる。
【0050】送信電力SHを大きくするほど、キーレス
エントリーシステムの遠隔操作器が遠隔被操作器(自動
車側に搭載され、遠隔操作器から供給される無線信号に
応じて、ドアロックの解除などの動作を行う装置)と通
信することが可能な距離(最大通信可能距離)は長くな
るが、その一方で、送信電力が強すぎるために、当該遠
隔操作器の近傍に位置する他の機器に影響を与えたり、
諸種の電波法規などで許容されている送信電力の最大値
を上回る可能性も高まる。
【0051】反対に、送信電力SHが小さいと、前記最
大通信可能距離が短くなり、弱い妨害電波があるだけ
で、最大通信可能距離が0mに近くなることも考えられ
る。キーレスエントリーシステムに要求される最大通信
可能距離は、例えば10m程度であると考えられるが、
この距離があまりに短いと、使い勝手の悪いシステムと
ってしまう。
【0052】また、上述した電波法規などの内容は、世
界の国々で相違し、また国ごとに異なるタイミングで変
更され得る。
【0053】そしてこのような各国に当該キーレスエン
トリーシステムを輸出する場合、遠隔操作器を製造する
時点(図8の配線パターン上に各素子をハンダ付けする
時点)では、当該遠隔操作器の輸出先の国が決まってい
ないことも考えられる。
【0054】そのようなケースにおいて、本実施形態は
非常に有利である。すなわち、本実施形態では、遠隔操
作器に搭載したアンテナ回路10の構成要素のうち、コ
ンデンサC13以外の素子はすべて図8に示した該当箇
所に予めハンダ付けしておき、コンデンサC13のハン
ダ付けだけは、輸出先の国で行うようにすること等も可
能である。
【0055】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように、本実施形態によれば、コンデンサ(C1
3)の搭載位置(ハンダ付けする位置)を複数の候補位
置のなかから選択できるようにしたので、簡単にアンテ
ナ部材(L11)の有効部分の長さを可変してループア
ンテナの寸法を変更することができる。
【0056】したがって、抵抗(Rc1、Re1)の定
数変更なく送信時の電界強度を可変することができる。
【0057】このため、これらの抵抗やその他の素子は
予めハンダ付けしておき、コンデンサ(C13)だけ
を、輸出先の国内でハンダ付けすること等も可能で、コ
ストを削減し、輸出先の国内法令などに即応することが
できる。
【0058】その他の素子は予めハンダ付けしておき、
コンデンサ(C13)だけを後でハンダ付けできるとい
うことは、輸出以外のケースにも利点がある。例えば、
国内においても、コンデンサ(C13)のハンダ付けだ
けを後で行うことにより、異なる仕様の製品を、ただち
に市場に供給することが可能となる。
【0059】また、コンデンサ(C13)の搭載位置に
よって電界強度を調整するとともに、抵抗(Rc1、R
e1)の定数を変更することにより、電界強度の変更範
囲を拡大したり、電界強度の最適化を図ることも可能で
ある。
【0060】(B)第2の実施形態 以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点に
ついてのみ説明する。
【0061】第1の実施形態では、複数の候補位置のな
かから実際にコンデンサC13をハンダ付けする位置を
選択することによって、アンテナ部材L11の(有効部
分の)長さを変更し、前記ループアンテナの寸法を変更
したが、本実施形態では、予め寸法の異なる複数のアン
テナ部材L2N(Nは2以上の自然数)を設けておき、
チップジャンパー等を用いて実際にアンテナとして使用
するアンテナ部材を選択することによって、放射能力を
変更する。
【0062】(B−1)第2の実施形態の構成および動
作 本実施形態のアンテナ回路20の構成を図4に示す。
【0063】図4において、図1に示した第1の実施形
態のアンテナ回路10における各部と対応する符号を付
した各部Rc1、Rb1、Re1、C11、C12、C
14、C15、G1、G2、G3、G4、G5、G6、
SAW1、P1、P2、P3、TR11、11、+VD
Cの機能は、図1の各部と同じであり、その接続関係
も、図1の各部と同じである。
【0064】また、本実施形態で入力端子11に供給さ
れる変調データD11も第1の実施形態の変調データD
11と同じであってよい。
【0065】さらに、本実施形態のコンデンサC23も
第1の実施形態のコンデンサC13に対応する。
【0066】ただしコンデンサC23は、前記コンデン
サC13のようにハンダ付けされる位置が変更されるこ
とはなく、配線パターン上で一義的に決定された所定の
位置にハンダ付けされる。
【0067】また、第1の実施形態では、アンテナ部材
はL11だけであったが、本実施形態では、寸法の異な
る4つのアンテナ部材L21、L22、L23、L24
が設けられている。当該アンテナ部材L21〜L24の
それぞれは、第1の実施形態のアンテナ部材L11のよ
うなパターンアンテナとして構成されているものとす
る。
【0068】このうち最も寸法の短いアンテナ部材L2
1の寸法は、接続点P1と接続点P21のパターン形状
に沿った距離に対応している。
【0069】同様に、アンテナ部材L22の寸法は接続
点P1と接続点P22のパターン形状に沿った距離に対
応し、アンテナ部材L23の寸法は接続点P1と接続点
P23のパターン形状に沿った距離に対応し、最も寸法
の長いアンテナ部材L24の寸法は接続点P1と接続点
P24のパターン形状に沿った距離に対応する。
【0070】したがって、図4から明らかなように、各
アンテナ部材の寸法の大小関係は、L21<L22<L
23<L24となっている。
【0071】そして、本実施形態では、アンテナ部材側
の4つの接続点P21〜P24のうちの1つと、接続点
P25とを、チップジャンパー21を用いて接続する構
成とする。
【0072】すなわち、第1の実施形態において、輸出
先の国で行っていたコンデンサC13のハンダ付けの替
わりに、輸出先の国では、当該チップジャンパー21の
ハンダ付けを行うことになる。
【0073】したがって、放射能力を大きくしたい場合
には、チップジャンパー21によって、接続点P24側
の接続点と接続点P25を接続するようにすればよく、
放射能力を小さくしたい場合には、接続点P21側の接
続点と接続点P25とを接続するようにすればよい。
【0074】輸出先の国でハンダ付けするのが、コンデ
ンサから単なるチップジャンパーに替わったことによ
り、部品の調達や品質管理などが容易になることも期待
することができる。
【0075】なお、本実施形態では、当該チップジャン
パーの替わりにロータリースイッチ21Aを使用するこ
ともできる。
【0076】ロータリースイッチ21Aを使用する場合
には、当該ロータリースイッチ21A自体も他の素子と
同時にハンダ付けしておき、当該遠隔操作器の使用時に
ロータリースイッチ21Aを切替えることによって放射
能力を増減することが可能である。
【0077】そのためには、当該ロータリースイッチ2
1Aを遠隔操作器のユーザが切替えるのではなく、輸出
先の国において、メーカ側が切替えるようにする必要が
ある。この場合、ロータリースイッチ21Aは、遠隔操
作器の使用中にユーザが切替えることができないよう、
工場出荷前などに遠隔操作器の筐体を開いたときに、は
じめて切替え可能な構造にしておくとよい。
【0078】このケースでは、輸出先の国においては、
ロータリースイッチ21Aの切替作業だけを行えばよ
く、部品の調達などがまったく不要になる。
【0079】(B−2)第2の実施形態の効果 以上のように、本実施形態によれば、第1の実施形態の
効果と同等な効果を得ることができる。
【0080】加えて、本実施形態でチップジャンパー
(21)を使用した場合には、輸出先の国などにおける
部品の調達や品質管理などが、第1の実施形態よりも容
易になるものと考えられる。
【0081】さらに、本実施形態においてロータリース
イッチ(21A)を使用する場合、当該ロータリースイ
ッチ(21A)を、遠隔操作器のユーザが切替えるので
はなく、輸出先の国などにおいて、メーカ側が切替える
ようにしたケースでは、輸出先の国などにおいては、ロ
ータリースイッチ(21A)の切替作業だけを行えばよ
く、部品の調達などがまったく不要になる。
【0082】一方、ユーザが遠隔操作器の使用時に、当
該ロータリースイッチ(21A)を切替え可能な構造と
した場合には、使用時に、アンテナ回路(20)の放射
能力を切替えて、送信電力を柔軟に変更することも可能
である。この場合、本実施形態は、後述する緊急対応機
能の実行にも有効である。
【0083】(C)第3の実施形態 以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点に
ついてのみ説明する。
【0084】第1および第2の実施形態のアンテナ回路
10、20は、ともにASK変調方式に対応する回路構
成であったが、本実施形態は、FSK(Frequency Shi
ftKeying)に対応する回路構成を取っている。
【0085】(C−1)第3の実施形態の構成および動
作 本実施形態のアンテナ回路30の構成を図5に示す。
【0086】図5において、図1に示した第1の実施形
態のアンテナ回路10における各部と対応する符号を付
した各部Rc1、Rb1、Re1、C11、C12、C
14、C15、G1、G2、G3、G4、G6、P1、
P2、P3、TR11、11、+VDCの機能は、図1
の各部と同じであり、その接続関係も、図1の各部と同
じである。
【0087】ただし本実施形態では、FSK変調に対応
するために可変容量ダイオードVCと、2つの入力端子
31,32と、抵抗R1、R2と、コンデンサC16
と、グランドG7、G8、G9とを備えている。
【0088】グランドG7〜G9は、前記グランドG1
などと同様に、部分パターンPT2のような同一の部分
パターンである。
【0089】また、コンデンサC16は、コンデンサC
15と同様なバイパスコンデンサである。
【0090】図5の回路構成では、4値のMFSK(多
値周波数変調)に対応するために2つの入力端子31,
32を備え、2つの変調データD31、D32を入力す
る構成を取っているが、2値のFSKでよければ、入力
端子31または32等を省略することができる。
【0091】本実施形態における放射能力の切替は、第
1の実施形態と同様に、コンデンサC13をハンダ付け
する候補位置を変更することによって実行される。
【0092】本実施形態の動作は、図6に示す。
【0093】図6は、上述した図3と同じ形式の図とな
っている。
【0094】すなわち、図6(A)は図3(A)に対応
し、図6(B)は図3(B)に対応し、図6(C)も図
3(B)に対応し、図6(D)は図3(C)に対応す
る。
【0095】FSKなので、例えば周波数fC1が送信
データの“1”に対応するものとすると、周波数fC2
が送信データの“0”に対応する。
【0096】図6(B)では、入力端子31に供給され
る変調データD31はハイレベル(3V)を維持してい
るために、送信周波数は変調データD32の変化にのみ
対応して変化し、fC1とfC2の2通りであるが、変
調データD31がローレベル(0V)になることもある
のであれば、周波数fC1よりも低い周波数に、さらに
周波数が出現して、4値のFSKとなる。
【0097】なお、一般的に、FSK方式には、占有周
波数帯域幅がASK方式よりも広がるという不利益があ
る反面、受信機の最適動作が受信信号強度に依存しない
傾向があるという利点もある。
【0098】受信機の最適動作が受信信号強度に依存し
ない傾向を持つことから、キーレスエントリーシステム
の前記遠隔被操作器も、電界強度が弱くてもそれほど影
響されることなく正常に動作し得るものとも考えられる
が、送信電力の大きさを適切に切替えることによって、
通信の品質を確実に維持することが可能となる。
【0099】(C−2)第3の実施形態の効果 本実施形態によれば、FSK方式を用いながら、第1の
実施形態の効果と同等な効果を得ることが可能になる。
【0100】(D)第4の実施形態 以下では、本実施形態が第1の実施形態と相違する点に
ついてのみ説明する。
【0101】本実施形態では、IC(集積回路)の機能
を利用して、送信アンテナの放射能力を変更するもので
ある。
【0102】(D−1)第4の実施形態の構成および動
作 本実施形態のアンテナ回路40の構成を図7に示す。
【0103】図7において、図1に示した第1の実施形
態のアンテナ回路10における各部と対応する符号を付
した各部Re1、C11、C12、G2、G3、G4、
G5、SAW1、P1、P2、TR11、+VDCの機
能は、図1の各部と同じであり、その接続関係も、図1
の各部と同じである。
【0104】ただし本実施形態では、送信アンテナ(ア
ンテナ部材)L41の寸法を変更するのではなく、アン
テナ部材L41に供給される電力を変更することによっ
て、アンテナ回路40の放射能力を変化させる。そのた
めに本実施形態では1パッケージのIC(1パッケージ
マイコン)41を使用する。
【0105】当該IC41は、ポート1〜5と、VDD
を備えたピン構造を有している。
【0106】そして、VDDピンには、3Vのバッテリ
(+VDC)が接続され、ポート1には、押しボタンス
イッチSW1が接続され、ポート2には押しボタンスイ
ッチSW2が接続されている。
【0107】押しボタンスイッチSW1を押し込めばポ
ート1とグランドG11が接続され、押しボタンスイッ
チSW2を押し込めばポート2とグランドG11が接続
されることで、当該IC41が各押しボタンスイッチの
押し込みを検出し得る接続関係になっている。
【0108】また、ポート3には抵抗R6を介して接続
点P2が接続され、ポート4には抵抗R5を介して接続
点P2が接続されている。ここで、ポート3および4
は、発振回路に電源を供給するためのポートであり、抵
抗R6とR5はその抵抗値が相違する。本実施形態で
は、R6>R5であるものとする。
【0109】当該IC41のポート5からは、無線送信
するためのコード(CODE)が出力される。このコー
ドは、前記変調データD11に対応するものである。
【0110】当該IC41の機能は、2つの押しボタン
スイッチSW1、SW2のうち、いずれの押しボタンス
イッチが押し込まれたかに応じて、ポート3またはポー
ト4のいずれかに、VDDピンに供給されている電力を
接続するものである。
【0111】例えば、押しボタンスイッチSW1が押し
込まれたときには、ポート3に接続し、押しボタンスイ
ッチSW1が押し込まれたときには、ポート4に接続す
るものであってよい。
【0112】また、ポート5から出力するコードを生成
するためのコード生成回路は、IC41中に設けるよう
にしてもよいが、通常はマイコンであるIC41とは別
個に設けられるものと考えられる。別個に設けた場合、
IC41は、当該コード生成回路からコードを受け取る
ためのピンも備えることになる。
【0113】なお、図7から明らかなように、IC41
の左側の回路は低周波回路であり、IC41の右側の回
路は高周波回路であるので、右側の回路は、前述の図8
に示したグランドに対応する部分パターンPT2のよう
に、高周波に対応した幅の広いパターン形状を持ったプ
リント基板上に搭載する必要があるが、左側の回路はそ
の必要はない。
【0114】したがって、配線パターン上において、グ
ランドG2〜G5、G10は、部分パターンPT2のよ
うな共通の部分パターンを意味するが、グランドG11
はこれらと別な配線パターンであってもよい。
【0115】当該アンテナ回路40を搭載した遠隔操作
器のユーザは、前記最大通信可能距離を長くしたい場合
には、押しボタンスイッチSW2を押し込んでポート4
から電力POWER2を出力し、反対に最大通信可能距
離を短くしたい場合には、押しボタンスイッチSW1を
押し込んでポート3から電力POWER1を出力するこ
とになる。
【0116】一般に、キーレスエントリーシステムの基
本的な機能は、自動車のドアロックの実行や解除、ある
いはトランクドアに関するロックの実行または解除程度
であると考えられる。このような基本機能を使用する場
合には、前記最大通信可能距離はほぼ一定でよく、例え
ば10m程度で十分であると考えられる。
【0117】ところが、多機能キーレスエントリーシス
テムの場合、これらの基本機能に加えて、緊急時のため
の緊急対応機能を装備したものがある。
【0118】緊急対応機能としては、前記遠隔操作器を
用いて、例えば、自動車のルームライトやヘッドライト
を点灯させたり、ブザーなどから音響出力を行ったりす
ることがある。このような緊急対応機能は、広大な駐車
場などにおいて自分の自動車を探す場合や、防犯のため
などに便利な機能である。
【0119】そしてこのような緊急対応機能を実行する
ための最大通信可能距離は、必ずしも上述した10m程
度で十分であるとは限らず、さらに遠距離から実行する
必要が生じることも考えられる。
【0120】そのようなときに、本実施形態のアンテナ
回路40を搭載した遠隔操作器を使用すれば、緊急対応
機能を使用するときだけ最大通信可能距離を長くし、基
本機能を使用するときには最大通信可能距離を短くする
こと等も可能で、状況に応じて柔軟に送信電力を変更す
ることができる。
【0121】なお、電力出力用のポート(ポート4な
ど)の数や押しボタンスイッチ(SW1など)の数は、
ここで述べた2つよりも多くてもよい。
【0122】また、SW1やSW2は、必ずしも押しボ
タン式のスイッチでなくてもよい。例えば、スライド式
のスイッチなどを使用することも可能である。
【0123】(D−2)第4の実施形態の効果 以上のように、本実施形態によれば、ユーザが遠隔操作
器を使用する際に、アンテナ回路(40)の放射能力を
切替えて、柔軟に送信電力を変更することができる。
【0124】これは、例えば、前記緊急対応機能などを
実行する際に、非常に便利である。
【0125】また、本実施形態では、IC(41)とし
てマイコンを使用しているので、マイコンに搭載するソ
フトウエアを変更することにより、各ポート(各ピン)
の機能を変更することも可能である。
【0126】さらに、ICを使用したことにより、部品
点数の増加も少なく、簡単で経済的である。
【0127】(E)他の実施形態 なお、第1〜第4の実施形態では、本発明を、自動車の
キーレスエントリーシステムに適用した場合について説
明したが、本発明は、キーレスエントリーシステム以外
にも適用することが可能である。
【0128】また、第1〜第4の実施形態では、アンテ
ナ部材(L11など)やグランド(G3など)は、プリ
ント基板上に形成されたパターンであったが、これら
は、例えば導体棒などに置換することができる。
【0129】さらに、第1〜第4の実施形態において、
アンテナ部材(L11など)やグランド(G3など)な
どによって構成されるアンテナはループアンテナであっ
たが、本発明は、ループアンテナ以外のアンテナに適用
することも可能である。
【0130】また、上述したSAW共振子(SAW1な
ど)は、その他の共振子に置換することが可能である。
【0131】なお、本発明で使用可能な変調方式は、上
述したASK方式やFSK方式に限らない。また、ディ
ジタル変調方式に限定する必要もなく、アナログ変調方
式を使用することも可能である。
【0132】さらに、第1〜第4の実施形態では、遠隔
操作器から無線送信する場合についてのみ説明したが、
受信する場合にも送信とほぼ同等なことが成立するの
で、本発明は、受信装置についても適用することが可能
である。
【0133】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、ほぼ同一の構成を用いて、効率的かつ容易に、複数
のアンテナ利得を実現することができる。
【0134】すなわち本発明では、少ない部品点数、小
規模な回路構成で、経済的に複数のアンテナ利得を実現
することが可能である。
【0135】また、本発明では、アンテナ利得を変更す
る場合の回路設計上の自由度も大きいため、他の回路特
性を維持し調整しながらアンテナ利得を変更することが
可能であり、より大幅なアンテナ利得の変更も可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の構成を示す回路図である。
【図2】従来の回路構成を示す回路図である。
【図3】第1の実施形態の動作説明図である。
【図4】第2の実施形態の構成を示す回路図である。
【図5】第3の実施形態の構成を示す回路図である。
【図6】第3の実施形態の動作説明図である。
【図7】第4の実施形態の構成を示す回路図である。
【図8】第1の実施形態の構成を示す配線パターン図で
ある。
【符号の説明】
10,20,30,40…アンテナ回路、L11、L2
1〜L24、L41…アンテナ部材、P1、P2、P3
…接続点、C13、C23…コンデンサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナとして機能する導体と、当該ア
    ンテナに対して高周波信号を出力する変調回路または当
    該アンテナから高周波信号を入力する復調回路を有した
    高周波処理回路とを備えたアンテナ利得切替装置におい
    て、 前記導体上の所定の位置に接続され、前記高周波処理回
    路と当該導体とを接続する第1の接続点と、 当該導体とグランドとを、当該第1の接続点とは異なる
    位置で、バイパスコンデンサを介して接続するための第
    2の接続点とを備え、 前記第2の接続点の導体上における位置を変更し、およ
    び/または前記導体に流れる導体電流の値を変更するこ
    とにより、アンテナ利得を切替えることを特徴とするア
    ンテナ利得切替装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のアンテナ利得切替装置におい
    て、 前記第2の接続点の導体上における位置を変更するた
    め、予め、基板上に複数設けられたコンデンサ配置用候
    補位置を備えることを特徴とするアンテナ利得切替装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1のアンテナ利得切替装置におい
    て、 前記導体電流の値を変更するため、前記導体と、当該導
    体に電力を供給する電源手段とのあいだを接続する並列
    で抵抗値の異なる複数の接続抵抗を備え、 前記導体電流を流す接続抵抗を選択することによって、
    前記アンテナ利得を切替えることを特徴とするアンテナ
    利得切替装置。
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