JP2018500808A - マルチバンド基地局システムに用いるコンバイナ及びコンバイナの制御方法 - Google Patents

マルチバンド基地局システムに用いるコンバイナ及びコンバイナの制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、マルチバンド基地局システムに用いられ、異なる周波数帯域が割り当てられた複数の第1のポート、及び共通のフィーダケーブルが接続する第2のポートを含むコンバイナに関するものであり、前記複数の第1のポートのそれぞれ、及び前記第2のポートから分岐したDC信号ラインと、前記複数の第1のポートのそれぞれ、及び前記第2のポートから分岐した制御信号ラインと、前記各DC信号ライン上に設置されたスイッチングモジュールと、前記各制御信号ラインを上に設置され、入力された制御信号を変調または復調するモデム、及び、前記コンバイナの動作タイプに応じて、前記各スイッチングモジュールのスイッチングを制御する制御ユニットを含み、前記動作タイプは、前記複数の第1のポートのうちの少なくとも一部から入力される信号に反応して動作する第1のタイプと前記第2のポートから入力される信号に反応して動作する第2のタイプを含むことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、マルチバンド基地局システムに用いるコンバイナ、及びそのコンバイナの信号入出力を制御する方法に関する。
現在の移動通信環境は2G(Generation)、3Gのみならず、4G LTE(Long Term Evolution)システムが導入され、通信システムまたは通信事業者、そして国によって様々な移動通信サービスの周波数帯域が混在しており、基地局環境も多様化している。このような問題に応じて基地局運用のコストを削減するためには、複数の通信システムを単一の基地局で運営することができるマルチバンド基地局システムが適用されている。
図1は、従来のマルチバンド基地局システムを示す図である。
従来のマルチバンド基地局システムは、異なる通信規格と周波数を使用する複数の基地局102、104と、各基地局に対応する複数のアンテナ172、174を備える。各基地局102、104からのRF信号、DC信号、及び制御信号を各アンテナに伝達するために、基地局とアンテナとの間には、コンバイナ110、150及びモデム120、140が具備され、基地局側に位置する下段モデム120と、アンテナ側に位置する上段モデム140は同軸フィーダケーブルで接続される。
上段と下段のコンバイナ110、150は、内部にL、C共振キャビティを周波数特性に合わせて多段に構成し、特定の帯域の信号、例えば、2G、3G、4Gの周波数帯域の信号を分離する機能、またはこの信号をマージする機能を有する。
したがって、コンバイナ110、150は、複数の通信システムのサービス周波数信号を同時サポートすることが可能であり、これにより、複数の基地局は、1本の同軸フィーダーケーブルを共有することができる。したがって、用いる同軸フィーダーケーブルの長さを減少させることができ、タワーにて同軸ケーブルを設置するコストを削減することができるという利点がある。
一方、制御装置130は、RET(Remote Electrical Tilting)のようなアンテナラインデバイス(ALD:Antenna Line Device、162、164)を制御するための制御信号、及びALD162、164に電源を供給するためのDC信号(DC電源信号)を供給する。
下段モデム120は、制御装置130から受信した制御信号(例えば、RS485信号)及びDC信号(DC電源信号)を下段コンバイナ110から受信したRF信号と合成して同軸フィーダーケーブルに転送する機能を実行する。
上段モデム140は、受信したRF信号、制御信号、及びDC信号を分離してRF信号をアンテナに伝達し、制御信号とDC信号をALD162、164に伝達する。
図2は図1の下段コンバイナの構造を簡略に示す図である。
図2(a)を参照すると、コンバイナ110は、各基地局に接続する複数の第1のポート、例えばAWS(Advanced Wireless Service)周波数帯域を使用する基地局と接続するポート1、及び700MHz周波数帯域を使用する基地局と接続するポート2と、共通の同軸フィーダーケーブルと接続する第2のポート(ポート3)を備える。
コンバイナは各ポートから分岐したRF信号経路210、230とDCバイパス経路220、240を含む。RF信号経路210、230上にRF信号に対する帯域通過フィルタを実行するフィルタ部212、232が備えられる。フィルタ部212、232を通過したRF信号は第2のポート(ポート3)に出力される。
図2(b)を参照すると、DCバイパス経路は、DC信号ラインと制御信号ラインに分岐され、DC信号(DC電源信号)と制御信号がそれぞれDC信号ラインと制御信号ラインを介して第2のポート(ポート3)に伝達される。 DC信号ライン上に逆電流が流れることを阻止するためにダイオードが設置される。
このような従来のコンバイナは、逆電流防止機能が含まれているため、上段コンバイナと下段コンバイナは同じ構造を有することができない。つまり、同じ構造のコンバイナを上段と下段とで共用で使用することができない。
また、従来のコンバイナはサポートするサービスの周波数帯域の数を増やすと、増加した数に比例して挿入損失が発生する。アンテナラインデバイスの制御インタフェースに関する標準を制定するAISG(Antenna Interface Standards Group)は、挿入損失(Insertion Loss)に対する制約を規定しており、従来のコンバイナ構造では、サポートするサービスの周波数帯域を一定数以上に増やすことができないという限界がある。
また、従来のコンバイナを使用してマルチバンド基地局システムを具現する場合には、外部に別途のモデム120、140を設置しなければならず、システム構成が複雑になる欠点がある。
本発明は、一つのコンバイナを上段と下段とで共用で使用できる改善された構造のコンバイナを提供するものである。
また、本発明は、サポートするサービスの周波数帯域の数に関わらず、AISGで規定する挿入損失に対する制約を克服できるコンバイナを提供するものである。
また、本発明は、モデムを内蔵してマルチバンド基地局システムの構成を簡素化することができるコンバイナを提供するものである。
本発明の一側面によると、マルチバンド基地局システムに用いられ、異なる周波数帯域が割り当てられた複数の第1のポート、及び共通のフィーダケーブルが接続する第2のポートを含むコンバイナにおいて、前記複数の第1のポートのそれぞれから、そして前記第2のポートから、それぞれ分岐し、前記複数の第1のポートと前記第2のポートとの間で双方をつなぐDC信号ラインと、前記複数の第1のポートのそれぞれ、及び前記第2のポートから分岐した制御信号ラインと、前記各DC信号ライン上に設置されたスイッチングモジュールと、前記各制御信号ライン上に設置し、入力された制御信号を変調または復調するモデム、及び、前記コンバイナの動作タイプに応じて前記各スイッチングモジュールのスイッチングを制御する制御ユニットと、を含み、前記動作タイプは、前記複数の第1のポートのうちの少なくとも一部から入力される信号に反応して動作する第1のタイプと、前記第2のポートから入力される信号に反応して動作する第2のタイプと、を含むことを特徴とするコンバイナを提供する。
本発明のもう一つの側面によると、異なる周波数帯域がそれぞれ割り当てられた複数の第1のポート、及び共通のフィーダケーブルが接続する第2のポートを含むコンバイナ(Combiner)での信号の入出力制御方法において、前記コンバイナの動作タイプが、前記複数の第1のポートのうちの少なくとも一部から入力される信号に反応して動作する第1のタイプであるか、または前記第2のポートから入力される信号に反応して動作する第2のタイプであるかを識別する段階と、前記識別されたタイプが、前記第1のタイプである場合、信号が入力された第1のポートのDC信号を前記第2のポート側に伝達し、前記信号が入力された第1のポートの制御信号を処理して前記第2のポート側に伝達する段階、及び、前記識別されたタイプが前記第2のタイプである場合、予め設定された情報に基づいて決定された第1のポートに前記第2のポートからのDC信号を伝達し、前記第2のポートからの制御信号を処理して前記決定された第1のポートに伝達する段階と、を含むことを特徴とするコンバイナの信号入出力の制御方法を提供する。
本発明によると、コンバイナの動作タイプを識別した後に、その動作タイプに応じてスイッチングを制御することで、一つのコンバイナを上段と下段とで共用で使用できる利点がある。
また、本発明は、第1のポートのそれぞれ、及び第2のポートの制御信号ライン上にモデムを設置することで、いずれかのポートから制御信号が入力されると、設置されたモデムによって入力される制御信号を復調した後に、復調された信号を再度変調して出力する。したがって、サポートするサービスの周波数帯域の数に関わらず、AISGで規定する挿入損失に対する制約を克服することができるという効果がある。
また、本発明は、制御信号の変復調(例えば、OOK信号とTTL信号間の変復調)及び制御信号間の変換(RS485信号とTTL信号間の変換)のためのモデム及びドライバの両方がコンバイナに内蔵されることで、マルチバンド基地局システムの構成を簡素化することができるという効果がある。
従来のマルチバンド基地局システムを示す図である。 図1の下段コンバイナの構造を簡略に示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンバイナの構造を示した回路図である。 スイッチングモジュールとセンサーの配置関係を示す図である。 コンバイナがボトムタイプとして動作する時のスイッチング制御を説明するための図である。 コンバイナがトップタイプとして動作する時のスイッチング制御を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係るコンバイナにおいて、DC信号と制御信号の入出力を制御するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコンバイナがボトムタイプとして動作する時の制御方法を詳しく示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るコンバイナがトップタイプとして動作する時の制御方法を詳しく示したフローチャートである。
以下、本発明の一部の実施例を例示的な図面を通じて詳しく説明する。各図面の構成要素に参照符号を付加することにおいて、同一の構成要素については、たとえ他の図面上に表示されても、可能な限り同一の符号を有するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明するにあたり、関連した公知の構成または機能についての具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
図3は、本発明の一実施形態に係るコンバイナの構造を示した回路図である。
図3を参照すると、本発明の一実施形態に係るコンバイナは異なる周波数帯域が割り当てられた複数の第1のポートP1〜P4、及び共通のフィーダケーブルが接続する第2のポートComを含む。図3には、第1のポートを4つで示したが、これは単に本発明の一実施例を説明するためのもので、本発明がこれに限定されるものではなく、本発明に係るコンバイナは2つ以上の第1のポートを備えることができる。
各ポートP1〜P4、ComからRF信号ライン302P1〜302P4、302Cと、DC信号ライン310P1〜310P4、310Cと、制御信号ライン320P1〜320P4、320Cと、が分岐する。各信号ラインは、バイアスーティー(Bias-Tee)304、308によって分岐することができる。例えば、第1のポートP1から入力された信号は、バイアスティー304によって高周波信号であるRF信号と、低周波信号である制御信号/DC信号に分岐され、RF信号はRF信号ライン302P1を介して流れる。一方、低周波信号は再度バイアスティー308によってDC信号と制御信号に分岐され、DC信号はDC信号ライン310P1を介して流れ、制御信号は制御信号ライン320P1を介して流れる。ここで、第1のポートP1〜P4から入力される制御信号は、OOK(On-Off Keying)信号である。
第1のポートP1〜P4のRF信号ライン302P1〜302P4は、接点Aにて共通ポートである第2のポートComのRF信号ライン302Cと接続する。第1のポートのRF信号ライン302P1〜302P4上にはフィルタ306P1〜306P4が備えられ、フィルタ306P1〜306P4は、各第1のポートに割り当てられたサービス周波数帯域のRF信号をバンドパスフィルタリングする機能を実行する。
各ポートP1〜P4、ComのDC信号ライン310P1〜310P4、310C上にはDC信号の流れを開閉するスイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cが配置される。第1のポートP1〜P4のDC信号ライン310P1〜310P4は、接点Bにて第2のポートComのDC信号ライン310Cと接続する。各DC信号ライン310P1〜310P4、310Cに設置されているスイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cは、逆電流の流れを遮断する逆電流防止ユニット(例えば、ダイオード)が設置される第1の経路と制御ユニット330の制御に基づいて開閉するスイッチが設置される第2の経路を含む。
各ポートP1〜P4、Comの制御信号ライン320P1〜320P4、320Cは、各ポートから入力された制御信号をモデム322P1〜322P4、322Cに伝達する。第1のポートP1〜P4の制御信号ライン320P1〜320P4上に設置されたモデム322P1〜322P4は、第2のポートComの制御信号ライン320Cに設置されたモデム322Cと接続する。モデム322P1〜322P4、322Cは、入力された制御信号を変調したり、復調する機能を実行する。
例えば、制御信号としてOOK信号が入力される場合は、モデム322P1〜322P4、322Cは、入力されたOOK信号をTTL(Transistor-Transistor Logic)レベルのデジタル信号に復調し、TTL(Transistor-Transistor Logic )信号が入力される場合、OOK信号に変調する。第1のポートP1〜P4から入力されたOOK信号は、モデム322P1〜322P4によって、TTL信号に復調された後に、第2のポートComのモデム322CによってOOK信号に変調され、第2のポートComに出力される。また、第2のポートComから入力されたOOK信号は、第2のポートComのモデム322CによってTTL信号に復調された後に、第1のポートのモデム322P1〜322P4によってOOK信号に変調され、第1のポートP1〜P4に出力される。このように、本発明の実施形態に係るコンバイナは、各制御信号ライン上にモデムを設置することで、入力された信号を復調した後に、再度変調して出力するので、ポートの数を増やしても入力比出力に対する挿入損失を望む基準に合わせることができるという利点がある。
制御ユニット330は、コンバイナの動作タイプを識別し、識別された動作タイプに応じて、スイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cのスイッチングを制御する。ここで、動作タイプは、複数の第1のポートP1〜P4のうちの少なくとも一部から入力される信号に反応して動作する第1のタイプ(以下、「ボトムタイプ」と称する)と第2のポートComから入力される信号に反応して動作する第2のタイプ(以下、「トップタイプ」と称する)を含む。
基地局からアンテナへDC信号及び制御信号を送信するとき、基地局の端部に設置されるコンバイナは第1のポートP1〜P4から信号が入力されるので、ボトムタイプとして動作し、アンテナの端部に設置されるコンバイナは共通ポートである第2のポートComから信号が入力されるので、トップタイプとして動作する。つまり、基地局に設置されるコンバイナはボトムタイプとして動作し、アンテナの端部に設置されるコンバイナはトップタイプとして動作する。動作タイプについての判断は、コンバイナの設置時または初期化するときに実行される。
制御ユニットが動作タイプを識別し、識別された動作タイプに応じてコンバイナを動作させるので、本発明の実施形態に係るコンバイナは基地局の端部とアンテナの端部に共用で使用することができる。制御ユニット330が動作タイプに応じて、スイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cを制御する方法については、図5及び図6を参照して後述する。
一方、本発明の一実施形態に係るコンバイナは各DC信号ラインに流れる信号を感知するセンサーをさらに含むことができる。一例として、図3に示すように、各ポートから分岐したDC信号ライン310P1〜310P4、310Cには、センサー314P1〜314P4、314Cが設けられ、各DC信号ラインに流れる信号が検出されると、センサーは検出信号を制御ユニット330に伝達する。
制御ユニット330は、各センサーから受信した検出信号を利用して、どのポートからの信号が入力されたかを判断し、その判断結果に応じて信号が入力されたポートの制御ライン上のモデムを動作させて制御信号の変調または復調を行う。例えば、第1のポートのうち、ポートP1のDC信号ライン310P1上に設置されたセンサー314P1から検出信号を受信した場合は、制御ユニット330は、ポートP1の制御信号ライン320P1と接続したモデム322P1を動作させる。動作されたモデム322P1は、ポートP1からの制御信号を復調し(例えば、OOK信号をTTL信号に復調)、復調された制御信号は、第2のポートComの制御信号ライン320Cと接続したモデム 322Cに伝達する。モデム322Cは、復調された制御信号を再度変調し(例えば、TTL信号をOOK信号に変調)、その変調された信号を制御信号ライン320Cを介して第2のポートComに出力する。
このように、制御ユニット330がセンサーから入力された検出信号に反応して各制御信号ライン上のモデムを選択的に動作させることで、モデムによって消費される電力を削減することができる。
一方、本発明の一実施形態に係るコンバイナはRET(Remote Electrical Tilting)のようなアンテナラインデバイス(ALD:Antenna Line Device)に電力を供給するためのDC信号及び第1のポートP1〜P4から入力される制御信号と他の通信規格(プロトコル)に応じた制御信号が入出力される第3ポート340を含むことができる。第3ポート340は、アンテナの端部に設置されるアンテナラインデバイスを制御するための制御装置と接続する。また、コンバイナは第2のポートComの制御信号ラインに設置されたモデム322C、及び第3ポート340とそれぞれ接続され、入力された制御信号を変換するドライバ360を含むことができる。
ここで、第3のポートを介して入出力される制御信号は、例えば、AISG規格に沿ったRS485信号であり得る。ドライバ360は、制御装置から第3ポート340を介して入力されたRS485信号をTTL信号に変換し、第2のポートComのモデム322Cに出力する。第2のポートComのモデム322Cは、TTL信号をOOK信号に変調して第2のポートComに出力する。また、第2のポートComのモデム322Cから出力されるTTL信号が入力されると、ドライバ360は入力されたTTL信号をRS485信号に変換し、第3ポート340を介して制御装置に出力する。
第3ポート340は、アンテナラインデバイスを制御する制御装置と接続するオスポート(Male Port)342と、アンテナラインデバイスと接続するメスポート(Female Port)344を含むことができる。例えば、基地局の端部に設置されるコンバイナはオスポート342を介して制御装置と接続され、制御装置からDC信号及び制御信号を受信する。アンテナの端部に設置されるコンバイナはメスポート344を介してアンテナラインデバイスと接続し、制御装置から受信したDC信号及び制御信号をアンテナラインデバイスに伝達する。
[0051]
オスポート342及びメスポート344のそれぞれから延びるDC信号ライン346、348は、接点Bにて第2のポートComのDC信号ライン310Cと接続する。オスポート342から延びたDC信号ライン346上には逆電流の流れを遮断する逆電流防止ユニット350とDC信号ライン346に流れる信号を検出するセンサー352を含む。
センサー352から信号が検出されるということは、制御装置が第3のポートを介してアンテナラインデバイスのための制御信号及びDC信号を伝送することを意味するので、この場合、第1のポートP1〜P4のモデム322P1〜322P4を動作させる必要がない。したがって、制御ユニット330は、センサー352から信号が検出された場合に、第1のポートP1〜P4のモデム322P1〜322P4をすべてオフ(off)させることで、不要なモデムの動作に起因する消費電力を削減することができる。
一方、本発明の一実施形態に係るコンバイナの各DC信号ラインには、過度の離散電圧による回路の破損等を防止するためにサージプロテクター(Surge Protector)370が設置される。
また、本発明の一実施形態に係るコンバイナは制御ユニット330に突入電流が流れることを防止するための突入電流防止回路332、及び制御ユニットに入力されるDC信号を制御ユニット330が利用するに適したレベルに調整するレギュレータ334をさらに含む。
図4は、スイッチングモジュールとセンサーの配置関係を示す図である。
図4(a)に示すように、スイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cは、逆電流を遮断するための逆電流防止ユニット412が設置される第1の経路と、信号の流れを開閉するスイッチ414が設置される第2の経路を含む。センサー314P1〜314P4、314Cは、スイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cと直列に接続する。
代替的に、図4(b)に示すように、センサー314P1〜314P4、314Cは、スイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cの第1の経路上に設置することもできる。
以下では、制御ユニット330が動作タイプに応じて、スイッチングモジュール312P1〜312P4、312Cを制御する方法について図5及び図6を参照して説明する。
図5は、コンバイナがボトムタイプとして動作する時のスイッチング制御を説明するための図であり、図6は、コンバイナがトップタイプとして動作する時のスイッチング制御を説明するための図である。
制御ユニット330は、コンバイナをボトムタイプとして動作させるか、またはトップタイプとして動作させるかを判断する。例えば、コンバイナを初期化するとき、制御ユニット330は、第2のポートComのDC信号ライン310Cに設置されたセンサー312Cから検出信号が受信されるか否かに応じて、動作タイプを判断することができる。第2のポートComのセンサー312Cから検出信号が受信される場合は、制御ユニット330は、コンバイナの動作タイプをトップタイプとして判断する。または、ユーザーが、コンバイナを設置するときに、ボトムタイプとして動作させるか、またはトップタイプとして動作させるかを設定することもできる。
図5を参照すると、コンバイナがボトムタイプとして動作する時、制御ユニット330は、第1のポートP1〜P4のスイッチングモジュール312P1〜312P4の第2の経路に設置されたスイッチを全てオフ(off)させ、第2のポートComのDC信号ライン上のスイッチ312Cをオン(on)させる。
したがって、第1のポートP1〜P4及び第3ポートのうち、例えば、ポートP1からDC信号が入力されると、入力されたDC信号は、スイッチングモジュール312P1の第1の経路を介して第2のポート側に伝達される。第2のポートのDC信号ライン上に設置されたスイッチングモジュール312Cの第1の経路では、逆電流防止ユニットにより信号が伝達されないので、スイッチングモジュール312Cの第2の経路を介して第2のポートにDC信号が出力される。一方、制御ユニット330は、第1のポートのセンサー314P1から検出信号を受信するので、第1のポートのモデム322P1を動作させる。動作したモデム322P1は、第1のポートから入力された制御信号を復調した後に、第2のポートのモデム322Cに伝達し、第2のポートのモデム322Cは、復調された制御信号を変調して第2のポートに出力する。
一方、コンバイナがボトムタイプとして動作する時、複数のポートから信号が入力される場合には、予め設定した優先順位に基づき、プライマリとして動作するポートを決定することができる。例えば、ポートP1とP2から同時に信号が入力されている場合に、優先順位の高いポートP1の信号を処理するために、ポートP1のモデム322P1を動作させる。優先順位はシステム運用者の要求に応じて予め設定される。通常は、AISGによるRS485信号が入出力される第3ポート340の優先順位が最も高く設定される。したがって、第3ポート340のオスポート342から信号が入力される場合には、第1のポートP1〜P4のモデム322P1〜322P4は全てオフ(off)にする。したがって、オスポート342から入力された制御信号は、ドライバ360及び第2のポートComのモデム322Cを経て、第2のポートComに伝達される。そして、オスポート342から入力されたDC信号はオスポート342のDC信号ライン346及び第2のポートComのDC信号ライン310Cを介して第2のポートに伝達される。
図6を参照すると、コンバイナがトップタイプとして動作する時、制御ユニット330は、第2のポートComのスイッチングモジュール312Cをオフ(off)させ、予め設定したスイッチング情報に基づき、第1のポートのスイッチングモジュール312P1〜312P4をそれぞれオン/オフさせる。スイッチング情報は、第1のポートのスイッチングモジュール312P1〜312P4のうちの一つ以上がオン(on)になるように設定することも、または第1のポートのスイッチングモジュール312P1〜312P4の全てがオフ(off)の状態になるように設定することもできる。
[0065]
例えば、スイッチング情報がポートP1のスイッチモジュール312P1だけをオン(on)させるように予め設定されている場合は、ポートP1のスイッチングモジュール312P1をオン(on)させ、残りの第1のポートP2 〜P4のスイッチングモジュール312P2〜312P4をオフさせる。したがって、第2のポートComから入力されたDC信号は、スイッチングモジュール312Cの第1の経路に沿って第1のポート側に伝達される。第1のポートのうち、ポートP2ないしP4のスイッチングモジュール312P2〜312P4の第1の経路は逆電流防止ダイオードが設置されており、第2の経路はスイッチがオフの状態なので、ポートP2ないしP4ではDC信号が伝達されない。ポートP1のスイッチングモジュール312P1の第2の経路は、スイッチがオン(on)の状態であるため、第2のポートComから入力されたDC信号はポートP1に出力される。一方、制御ユニット330は、ポートP1のモデム322P1を動作させる。したがって、第2のポートComから入力された制御信号は、モデム322Cを介して復調され、復調された制御信号はポートP1のモデム322P1によって変調され、ポートP1に出力される。
図7は、本発明の一実施形態に係るコンバイナにおいてDC信号及び制御信号の入出力を制御するためのフローチャートである。
まず、コンバイナの制御ユニット330は、コンバイナの動作タイプを識別する(S710)。前述したように、制御ユニット330は、コンバイナを初期化するとき、第2のポートComのDC信号ライン310Cに設置されたセンサー312Cにより信号が検出されるか否かに応じて、コンバイナの動作タイプをボトムタイプまたはトップタイプに決定することができる。または、コンバイナを設置するときに、ユーザーがコンバイナの動作タイプを入力するようにし、制御ユニット330は、ユーザーからの入力に基づいて動作タイプを識別することもできる。例えば、基地局の端部にコンバイナを設置する場合は、ユーザーは操作タイプをボトムに設定し、アンテナの端部にコンバイナを設置する場合は、動作タイプをトップに設定する。
識別された動作タイプがボトムタイプである場合、制御ユニット330は、信号が入力された第1のポートのDC信号を第2のポートに伝達するように制御し、また、信号が入力された第1のポートの制御信号を処理して第2のポートに伝達するように制御する(S720、S730)。
一方、識別された動作タイプがトップタイプである場合、制御ユニット330は、予め設定された情報に基づいて決定される第1のポートに第2のポートのDC信号を伝達するように制御する。また、決定された第1のポートに第2のポートから入力された制御信号を処理して伝達するように制御する(S720、S740)。
以下では、コンバイナがボトムタイプとして動作する時とトップタイプとして動作する時の制御方法をそれぞれ詳しく説明する。各DC信号ライン上にセンサーが設置された場合を想定して説明する。しかし、前述の説明に基づくと、各DC信号ライン上にセンサーが備えられることは本発明の一つの実施例に過ぎず、本発明はこの実施例で限定されないことは自明である。
図8は、本発明の一実施形態に係るコンバイナがボトムタイプとして動作する時の制御方法を詳しく示したフローチャートである。
コンバイナがボトムタイプとして動作する場合は、制御ユニット330は、各DC信号ライン上のスイッチングモジュールのスイッチング状態をボトムタイプに適合するように設定する(S802)。例えば、図5に示すように、第1のポートのスイッチングモジュールをすべてオフ(off)させ、第2のポートのスイッチングモジュールをオン(on)させる。これにより、第1のポートから入力されるDC信号は、スイッチングモジュールの第1の経路及び第2のポートのDC信号ラインを経由して第2のポートに出力される。そして、第3ポートから入力されるDC信号は、第3ポートのDC信号ラインと第2のポートのDC信号ラインを経由して第2のポートに出力される。
以降、制御ユニット330は、センサーを介して各DC信号ラインのDC状態が変更されるか否かを継続的にチェックする(S804)。また、DC状態が変更された場合は、制御ユニット330は、信号が検出されたポートに対応するモデムを動作させる。これにより、検出されたポートから入力された制御信号が処理され、第2のポートに出力される。複数のポートから信号が検出された場合は、予め設定した優先順位に基づき、優先度の高いポートをプライマリに決定し、プライマリとして決定されたポートからの制御信号を処理する。たとえば、AISG規格に沿ったRS485信号が入出力される第3ポート(以下では、「AISGポート」と称する)、ポートP1、ポートP2、ポートP3、ポートP4の順に優先順位が決定されているとしたら、次のような方法で各モデムを動作させる。
まず、制御ユニット330は、AISGポートのDC信号が検出されるか否かをチェックし(S806)、検出されるとAISGポートをプライマリに決定した後に、第1のポートP1〜P4の全てのモデムをオフさせる(S808)。
AISGポートのDC信号が検出されなければ、ポートP1のDC信号が検出されるかをチェックし(S810)、検出されるとポートP1をプライマリとして決定した後に、ポートP1のモデムをオン(on)させ、ポートP2ないしP4のモデムをオフ(off)させる(S812)。
ポートP1のDC信号が検出されない場合は、次の優先順位であるポートP2のDC信号が検出されるかをチェックし(S814)、検出されるとポートP2をプライマリとして決定した後に、ポートP2のモデムをオン(on )させ、残りのポートP1、P3、及びP4のモデムをオフ(off)させる(S816)。
ポートP2のDC信号が検出されない場合は、ポートP3のDC信号が検出されるかをチェックし(S818)、検出されるとポートP3をプライマリとして決定した後に、ポートP3のモデムをオン(on)させ、残りのポートP1、P2、及びP4のモデムをオフ(off)させる(S820)。
ポートP3のDC信号が検出されない場合は、ポートP4のDC信号が検出されるかをチェックし(S818)、検出されるとポートP4をプライマリとして決定した後に、ポートP4のモデムをオン(on)させ、残りのポートP1ないしP3のモデムをオフ(off)させる(S820)。
図9は、本発明の一実施形態に係るコンバイナがトップタイプとして動作する時の制御方法を詳しく示したフローチャートである。
コンバイナがトップタイプを動作する場合は、制御ユニット330は、第2のポートのスイッチングモジュールをオフ(off)状態に設定し、ユーザによって予め設定された情報に基づき、第1のポートの各DC信号ラインのスイッチングモジュールのスイッチング状態を設定する(S902)。例えば、図6に示すように、設定情報がポートP1のスイッチングモジュールのみがオン(on)状態になるように設定される場合は、ポートP1のスイッチングモジュールをオン(on)させ、ポートP2ないしポートP4のスイッチングモジュールをすべてオフ(off)させる。これにより、第2のポートから入力されたDC信号は、第2のポートのスイッチングモジュールの第1の経路、及びポートP1のスイッチングモジュールの第2の経路を介してポートP1に出力される。
以降、制御ユニット330は、スイッチングモジュールがオン(on)の状態に設定されたポートのモデムを動作させる。たとえば、ポートP1からP4まで順番に、該当ポートのスイッチングモジュールがオン(on)の状態であるか否かを判断し、オン(on)の状態であるスイッチングモジュールが設置されたポートのモデムを動作させる(S904ないしS926)。各ポートのスイッチングモジュールがオン(on)の状態であるか否かは、予め設定され情報に基づいて判断することができる、または、各ポートのDC信号ラインに設置されたセンサーの感知信号に基づいて判断することもできる。例えば、センサーとスイッチングモジュールが図4(a)に示すように配置されているとし、スイッチングモジュールがオン(on)の状態の場合は、DC信号が第2の経路を介して流れるので、センサーはDC信号ラインに信号が流れるか否かを検出することができる。したがって、第1のポートのDC信号ラインに設置されたセンサーの感知信号に基づき、第1のポートの各スイッチングモジュールがオン(on)の状態であるか否かを判断することができる。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正や変形が可能であることが分かる。したがって、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであり、このような実施例により、本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は次の請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
302P1〜302P4、302C:RF信号ライン
310P1〜310P4、310C:DC信号ライン
312P1〜312P4、312C:スイッチングモジュール
314P1〜314P4、314C:センサー
320P1〜320P4、320C:制御信号ライン
322P1〜322P4、322C:モデム
330:制御ユニット
340:第3ポート
342:オスポート
344:メスポート
360:ドライバ

CROSS-REFERENCE TO RELATED APPLICATION
本特許出願は、2014年11月25日に韓国に出願した特許出願番号第10-2014-0165640号に対し、米国特許法119(a)条(35U.S.C§119(a))に基づいて優先権を主張し、そのすべての内容は参考文献として本特許出願に併合される。さらに、本特許出願は、米国以外の国においても、前記と同じ理由で優先権を主張し、そのすべての内容は参考文献として本特許出願に併合される。

Claims (19)

  1. マルチバンド基地局システムに用いられ、異なる周波数帯域が割り当てられた複数の第1のポート、及び共通のフィーダケーブル(feeder cable)が接続する第2のポートを含むコンバイナ(Combiner)において、
    前記複数の第1のポートのそれぞれから、そして前記第2のポートから、それぞれ分岐し、前記複数の第1のポートと前記第2のポートとの間で双方をつなぐDC信号ラインと、
    前記複数の第1のポートのそれぞれ、及び前記第2のポートから分岐した制御信号ラインと、
    前記各DC信号ライン上に設置されたスイッチングモジュールと、
    前記各制御信号ライン上に設置され、入力された制御信号を変調または復調するモデム、及び、
    前記コンバイナの動作タイプに応じて、前記各スイッチングモジュールのスイッチングを制御する制御ユニットと、を含み、
    前記動作タイプは、前記複数の第1のポートのうちの少なくとも一部から入力される信号に反応して動作する第1のタイプと、前記第2のポートから入力される信号に反応して動作する第2のタイプと、を含むことを特徴とするコンバイナ。
  2. 前記スイッチングモジュールは、
    逆電流の流れを遮断する逆電流防止ユニットが設置される第1の経路、及び、
    前記制御ユニットの制御によって開閉されるスイッチが設置される第2の経路を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンバイナ。
  3. 前記各DC信号ラインに流れる信号を感知するセンサーをさらに含み、
    前記制御ユニットは、前記センサーによって検出されたポートに対応する制御信号ラインのモデムを動作させることを特徴とする請求項1に記載のコンバイナ。
  4. 前記センサーは、前記各DC信号ライン上に設置され、又は、前記スイッチングモジュールの前記第1の経路上に設置されることを特徴とする請求項3に記載のコンバイナ。
  5. 前記動作タイプが前記第1のタイプのとき、前記制御ユニットは、
    前記第1のポートから分岐したDC信号ライン上のスイッチをオフ(off)させ、
    前記第2のポートから分岐したDC信号ライン上のスイッチをオン(on)させることを特徴とする請求項2に記載のコンバイナ。
  6. 前記動作タイプが前記第1のタイプのとき、前記制御ユニットは、
    前記センサーによって信号が検出された第1のポートに対応する制御信号ライン上のモデムを動作させて入力された制御信号を復調し、
    前記復調された制御信号を前記第2のポートに対応する制御信号ライン上のモデムを動作させて変調することを特徴とする請求項3に記載のコンバイナ。
  7. 前記入力された制御信号は、OOK(On-Off Keying)信号であり、
    前記信号が検出された第1のポートに対応する制御信号ライン上のモデムは、前記OOK信号をTTL(Transistor-Transistor Logic)信号に復調し、
    前記第2のポートに対応する制御信号ライン上のモデムは、前記復調されたTTL信号を前記OOK信号に変調することを特徴とする請求項6に記載のコンバイナ。
  8. 前記動作タイプが第2のタイプであるとき、前記制御ユニットは、
    前記第2のポートから分岐したDC信号ライン上のスイッチをオフ(off)させ、
    予め設定されたスイッチング情報に基づいて前記複数の第1のポートから分岐した各DC信号ライン上のスイッチングモジュールのオン/オフを制御することを特徴とする請求項2に記載のコンバイナ。
  9. 前記動作タイプが第2のタイプであるとき、前記制御ユニットは、
    前記センサーによって信号が検出された第2のポートに対応する制御信号ライン上のモデムによって入力された制御信号を復調し、
    前記複数の第1のポートのうち、DC信号ライン上のスイッチがオン(on)の状態であるポートに対応する制御信号ライン上のモデムによって前記復調された制御信号を変調することを特徴とする請求項3に記載のコンバイナ。
  10. 前記制御ユニットは、前記第2のポートから分岐したDC信号ラインの信号が検出されるか否かに応じて前記動作タイプを決定することを特徴とする請求項3に記載のコンバイナ。
  11. DC信号、及び前記第1のポートと第2のポートに入出力される制御信号とは異なる通信規格に応じた制御信号が入出力される第3ポート、及び、
    前記第2のポートに対応する制御信号ラインのモデム及び前記第3のポートにそれぞれ接続され、入力された制御信号を変換するドライバ、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のコンバイナ。
  12. 前記第3のポートに入出力される制御信号はRS485信号であり、
    前記ドライバは、
    前記第3ポートから入力されるRS485信号をTTL(Transistor-Transistor Logic)信号に変換して前記第2のポートに対応する制御信号ラインのモデムに出力し、
    前記第2のポートに対応する制御信号ラインのモデムから出力されるTTL(Transistor-Transistor Logic)信号をRS485信号に変換して前記第3ポートに出力することを特徴とする請求項11に記載のコンバイナ。
  13. 前記第3のポートは、
    前記の動作タイプが前記第1のタイプであるとき、アンテナラインデバイス(ALD:Antenna Line Device)を制御する制御装置と接続するオスポート(Male Port)、及び、
    前記の動作タイプが前記第2のタイプであるとき、前記アンテナラインデバイスに接続するメスポート(Female Port)、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載のコンバイナ。
  14. 前記オスポート及び前記メスポートからそれぞれ分岐し、前記第2のポートのDC信号ラインと接続するDC信号ラインを含むことを特徴とする請求項13に記載のコンバイナ。
  15. 前記オスポートから分岐したDC信号ラインは、逆電流の流れを遮断する逆電流防止ユニットを含むことを特徴とする請求項14に記載のコンバイナ。
  16. 前記オスポートから分岐したDC信号ラインの信号を感知するセンサーを含むことを特徴する請求項14に記載のコンバイナ。
  17. 前記制御ユニットは、前記オスポートから分岐したDC信号ラインのセンサーによって信号が検出された場合は、前記複数の第1のポートの制御信号ラインに設置されたモデムをすべてオフ(off)させることを特徴とする請求項16に記載のコンバイナ。
  18. 前記動作タイプが第1のタイプであるとき、前記第1のポート及び前記第3のポートのうちの複数のポートから信号が入力されると、前記制御ユニットは予め設定された優先順位に基づいて決定されたポートの入力信号を処理するように動作し、 第3ポートが最も高い優先順位を有することを特徴とする請求項11に記載のコンバイナ。
  19. 異なる周波数帯域がそれぞれ割り当てられた複数の第1のポート、及び共通のフィーダケーブルが接続する第2のポートを含むコンバイナ(Combiner)での信号の入出力制御方法において、
    前記コンバイナの動作タイプが、前記複数の第1のポートのうちの少なくとも一部から入力される信号に反応して動作する第1のタイプであるか、または前記第2のポートから入力される信号に反応して動作する第2のタイプであるかを識別する段階と、
    前記識別されたタイプが、前記第1のタイプである場合、信号が入力された第1のポートのDC信号を前記第2のポート側に伝達し、前記信号が入力された第1のポートの制御信号を処理して前記第2のポート側に伝達する段階と、
    前記識別されたタイプが前記第2のタイプである場合、予め設定され情報に基づいて決定された第1のポートに前記第2のポートからのDC信号を伝達し、前記第2のポートからの制御信号を処理して前記決定された第1のポートに伝達する段階と、
    を含むことを特徴とするコンバイナの信号入出力の制御方法。
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