JP2001358538A - パイロット信号配置方法及びこれを用いたフィードフォワード増幅器 - Google Patents

パイロット信号配置方法及びこれを用いたフィードフォワード増幅器

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JP2001358538A JP2000174256A JP2000174256A JP2001358538A JP 2001358538 A JP2001358538 A JP 2001358538A JP 2000174256 A JP2000174256 A JP 2000174256A JP 2000174256 A JP2000174256 A JP 2000174256A JP 2001358538 A JP2001358538 A JP 2001358538A
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Takeshi Yanagibayashi
岳 柳林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パイロット信号の最適配置により、広帯域に
歪補償を行うことができるフィードフォワード増幅器を
提供する。 【解決手段】 入力信号を分岐する分配器2と、分岐さ
れた一方を入力する第1のベクトル調整器3と、さらに
増幅する主増幅器4と、パイロット信号が注入された後
に入力する第2の遅延線8とよりなる第1の経路と、分
岐された他方を入力する第1の遅延線7と、第1の遅延
線7出力とパイロット信号注入後の信号とを合成する第
1、第2の方向性結合器21、22と、合成後の信号を
入力する第2のベクトル調整器9と、さらに増幅する補
助増幅器10とよりなる第2の経路と、第1、第2の経
路を合成する第3の方向性結合器23と、補助増幅器1
0出力あるいは第1、第2の経路の合成出力を入力し第
1、第2のベクトル調整器3、9をそれぞれ制御する第
1、第2の制御回路12、13とより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチキャリアを
同時増幅するフィードフォワード増幅器に関し、特にパ
イロット信号の最適配置を得るフィードフォワード増幅
器に関する。
【0002】
【従来の技術】フィードフォワード増幅器は、増幅器の
非直線性動作で発生する相互変調歪み成分(以下“歪
み”と呼ぶ)を補償する手段として使用され、増幅器の
バックオフを少なくすることにより低消費電力を図るこ
とができる。最近では、マルチキャリア化、多値化等を
実現するために、更なる低歪、低消費電力化が求められ
ている。
【0003】従来この種のフィードフォワード増幅器
は、主増幅器で発生する歪みを低減するため、発生する
歪みの周波数帯域の中心すなわち送信周波数の中心付近
にパイロット信号が設定され、この設定された周波数付
近を中心に歪み補償が行われている。この設定された周
波数を中心として低い周波数側と高い周波数側とで歪み
の発生量が対称であれば、使用周波数帯域においてバラ
ンス良く改善が行われ所望の規格を満足させることがで
きる。
【0004】しかしながら、歪みの発生量が低い周波数
側と高い周波数側とで対称でない場合、例えば、高い周
波数側で歪みの発生量が多い場合、パイロット信号が設
定された周波数を中心に対称的に歪み補償が行われる
と、高周波側では所望の規格を満足させることができな
いという問題が生じる。
【0005】このような場合には、主増幅器で発生する
歪みが低い周波数側と高い周波数側とで対称となるよう
に、主増幅器の入出力に設けられた電力増幅用整合回路
を再度調整する作業が必要となる。また別の方法とし
て、フィードフォワードによる歪み補償量を更に多くす
ることも考えられるが、電気的調整に要する時間が増加
し生産性が悪くなるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフィー
ドフォワード増幅器は、増幅器から発生する歪みの量が
低い周波数側と高い周波数側とで対称でない場合、使用
周波数帯域においてバランス良く歪補償が行われないた
め、主増幅器の入出力に設けられた電力増幅用整合回路
を再度調整するか、フィードフォワードによる歪み補償
量を更に多くするため電気的調整に要する時間が増加し
生産性が悪くなるなどの欠点がある。
【0007】本発明の目的は、このような従来の欠点を
除去するため、主増幅器で発生する歪み成分の周波数分
布に基づきより悪い周波数側にパイロット信号の周波数
を移動させることにより、広帯域に歪補償を行うことが
できるフィードフォワード増幅器を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパイロット信号
配置方法は、高周波の入力信号を2分岐し、一方を第1
のベクトル調整および主増幅し他方を第1の位相調整す
る歪抽出ループと、前記主増幅された信号を2分岐し、
一方を第2の位相調整して出力し、他方を前記第1の位
相調整された信号と合成した後に第2のベクトル調整お
よび補助増幅し前記第2の位相調整された信号に合成す
る歪抑圧ループからなるフィードフォワード増幅器にお
いて、前記主増幅された後に注入されるパイロット信号
の周波数配置が前記主増幅で発生する歪み成分の周波数
分布により決定されることを特徴としている。
【0009】また、本発明のパイロット信号配置方法
は、高周波の入力信号を2分岐し、一方を第1のベクト
ル調整および主増幅し他方を第1の位相調整する歪抽出
ループと、前記主増幅された信号を2分岐し、一方を第
2の位相調整して出力し、他方を前記第1の位相調整さ
れた信号と合成した後に第2のベクトル調整および補助
増幅し前記第2の位相調整された信号に合成する歪抑圧
ループからなるフィードフォワード増幅器において、前
記主増幅された後に注入されるパイロット信号の周波数
配置が前記主増幅で発生する歪み成分の周波数分布に基
づきより悪い周波数側に移動されることを特徴としてい
る。
【0010】また、本発明のフィードフォワード増幅器
は、高周波の入力信号を2つの経路に分岐する分配器
と、前記分岐された一方の信号をベクトル調整する第1
のベクトル調整器と、これを増幅する主増幅器と、パイ
ロット信号が注入された後に位相調整する第2の遅延線
とよりなる第1の経路と、前記分岐された他方の信号を
位相調整する第1の遅延線と、前記第1の遅延線出力と
前記パイロット信号を注入された後の前記第1の経路の
信号とを合成する第1および第2の方向性結合器と、前
記合成された信号をベクトル調整する第2のベクトル調
整器と、これを増幅する補助増幅器とよりなる第2の経
路と、前記第1の経路と前記第2の経路とを合成する第
3の方向性結合器と、前記補助増幅器出力を入力し前記
第1のベクトル調整器に第1の制御信号を供給する第1
の制御回路と、前記第1の経路と前記第2の経路とのそ
れぞれの出力を合成した後の信号を入力し前記第2のベ
クトル調整器に第2の制御信号を供給する第2の制御回
路とより、構成されることを特徴としている。
【0011】また、前記パイロット信号は、前記主増幅
器で発生する歪み成分の周波数分布により周波数配置が
決定されることを特徴としている。
【0012】また、前記パイロット信号は、前記主増幅
で発生する歪み成分の周波数分布に基づきより悪い周波
数側に周波数移動されることを特徴としている。
【0013】さらに、前記パイロット信号は、前記主増
幅器に内蔵されるかまたは前記主増幅器の外部に設けら
れた発振器により出力され、前記発振器の出力周波数ま
たは前記発振器の周波数制御電圧を切り替えることによ
り出力周波数が決定されることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本発明のフィード
フォワード増幅器の一つの実施の形態を示すブロック図
である。
【0015】図1に示す本実施の形態は、高周波の入力
信号を2つの経路に分岐する分配器2と、分岐された一
方の信号をベクトル調整する第1のベクトル調整器3
と、これを増幅する主増幅器4と、パイロット信号が注
入された後に位相調整する第2の遅延線8とよりなる第
1の経路と、分岐された他方の信号を位相調整する第1
の遅延線7と、第1の遅延線7出力とパイロット信号を
注入された後の第1の経路の信号とを合成する第1およ
び第2の方向性結合器21、22と、合成された信号を
ベクトル調整する第2のベクトル調整器9と、これを増
幅する補助増幅器10とよりなる第2の経路と、第1の
経路と第2の経路とを合成する第3の方向性結合器23
と、補助増幅器10出力を入力し第1のベクトル調整器
3に第1の制御信号を供給する第1の制御回路12と、
第1の経路と第2の経路とのそれぞれの出力を合成した
後の信号を入力し第2のベクトル調整器9に第2の制御
信号を供給する第2の制御回路13とより、構成されて
いる。
【0016】この構成において、パイロット信号配置方
法は、主増幅器4に内蔵あるいは外部に設けられたパイ
ロット信号発振器5の発振周波数を切替スイッチ6によ
り、歪補償が最適となる周波数を選択して切り替えられ
ることにより行われる。
【0017】次に、本実施の形態のフィードフォワード
増幅器の動作を図1を参照して詳細に説明する。
【0018】図1において、分配器2は、入力端子1か
ら入力された高周波の入力信号を主増幅器4側の第1の
経路と第1の遅延線7側の第2の経路に分岐する。
【0019】第1のベクトル調整器3は、可変位相器お
よび可変減衰器から構成され、第1の制御回路12から
の制御信号により、振幅、位相が調整される。
【0020】主増幅器4は、高周波の入力信号を所要の
振幅まで増幅して出力する。この主増幅器4は、電力効
率を高めるため、増幅器のバックオフを少なくして使用
されることにより歪みが発生する。この歪みは、信号周
波数から遠ざかるにつれて減少する。
【0021】パイロット信号発振器5は、主増幅器4で
発生する歪みを抑圧するため、歪み補償の中心周波数近
傍とするパイロット信号を出力する。このパイロット信
号は、増幅する必要のある入力信号が複数本数、また
は、帯域幅を持つ場合、通常、使用周波数範囲の中央部
に注入される。
【0022】切替スイッチ6は、主増幅器4で発生した
歪みが低い周波数側と高い周波数側とで均等でない場
合、より悪い周波数側にパイロット信号の周波数を切り
替える。
【0023】第1の遅延線7は、第2の経路に挿入さ
れ、第1の経路の主増幅器4出力後と合成されるとき
に、2つの信号の位相差が180度となるよう設定され
る。
【0024】第2の遅延線8は、第1の経路の主増幅器
4後に挿入され、第2の経路の補助増幅器10出力後と
合成されるときに、2つの信号の位相差が180度とな
るよう設定される。
【0025】第2のベクトル調整器9は、第1のベクト
ル調整器3と同様に可変位相器および可変減衰器から構
成され、第2の制御回路13からの制御信号により、振
幅、位相が調整される。
【0026】補助増幅器10は、第1の経路の主増幅器
4出力と第2の経路の第1の遅延線7出力とを第1、第
2の方向性結合器21、22により合成して、抽出され
た主増幅器4出力の歪みおよび注入されたパイロット信
号を増幅する。この補助増幅器10は、入力信号成分が
含まれず取り扱う入力レベルが低いため、発生する歪み
が極めて少ない。
【0027】第1の制御回路12は、方向性結合器24
により抽出された補助増幅器10出力に含まれる入力信
号の信号レベルが最小となるように、第1のベクトル調
整器3を制御する。したがって、第1のベクトル調整器
3、主増幅器4および第1の遅延線7からなる歪抽出ル
ープにより、主増幅器4から出力された歪みおよびパイ
ロット信号を抽出することができる。
【0028】第2の制御回路13は、方向性結合器25
により抽出された出力端子11におけるパイロット信号
の信号レベルが最小となるように、第2のベクトル調整
器9を制御する。したがって、第2の遅延線8、第2の
ベクトル調整器9および補助増幅器10からなる歪抑圧
ループにより、注入されたパイロット信号と同時に主増
幅器4から出力された歪みを抑圧することができる。
【0029】第1、第2および第3の方向性結合器2
1、22、23は、第1の経路と第2の経路とを合成す
るそれぞれにおいて、主増幅器4または補助増幅器10
の増幅利得に見合った結合係数に設定され、結合する2
つの信号の中で打ち消す対象となる周波数成分の振幅を
結合時点で概略同一とする。
【0030】方向性結合器24、25は、第1の制御回
路12または第2の制御回路13において、制御対象と
する信号成分を抽出する。
【0031】以上の実施の形態において、主増幅器4で
発生する歪み量が、信号周波数から遠ざかるにつれて減
少することに対して、フィードフォワードによる歪み補
償量は、パイロット信号の周波数から遠ざかるにつれ
て、同様に減少する。この歪み補償量が減少すること
は、増幅器を通過する経路および遅延線を通過する経路
それぞれに周波数特性があることから、使用周波数範囲
で均一に歪み補償ができず、パイロット信号を中心に周
波数が遠く離れて行くほど、歪み補償量が劣化すること
によるものである。したがって、歪み発生の周波数依存
性と歪み補償の周波数依存性とより、歪み量が最大とな
る周波数にパイロット信号の周波数を近づけることによ
り、使用周波数範囲全体に渡って均一な歪み抑圧量を得
ることができる。
【0032】次に、本実施の形態のフィードフォワード
増幅器による歪抑圧動作を図2、図3を参照して説明す
る。図2は、4マルチキャリアの中心にパイロット信号
を注入したときの歪抑圧量を説明する図であり、図3
は、4マルチキャリアの中心からずらしてパイロット信
号を注入したときの歪抑圧量を説明する図である。
【0033】本実施の形態において、歪み抑圧量の規格
が−60dBc(キャリアレベルに対する歪み量の割
合)である場合、まず、主増幅器4にて発生する歪み量
が−30dBc程度になるように主増幅器4の動作点を
決め、次にフィードフォワードによる歪み補償量を−3
0dB程度にすることにより、主増幅器4で発生する歪
み量とフィードフォワードによる歪み補償量とを合計し
て規格の−60dBcを実現することとしている。
【0034】4マルチキャリアを同時に増幅するフィー
ドフォワード増幅器を例にすると、図2(a)に示すよ
うに、主増幅器4出力の歪み発生量が4マルチキャリア
の低い周波数側と高い周波数側とで均等な場合、図2
(b)に示すように、4マルチキャリアの中心部にパイ
ロット信号を注入することにより、パイロット信号の周
波数を中心に歪み量が改善された結果、図2(c)に示
すように、使用周波数範囲で均一な歪み抑圧量を得るこ
とができる。図2(a)、(b)および(c)におい
て、4マルチキャリアの両側近傍の歪み量−30dBc
に対して、その周波数における歪み補償量−30dBに
より、歪み抑圧量の規格−60dBcを満たすことがで
きる。
【0035】次に、主増幅器4出力の歪み発生量が低い
周波数側と高い周波数側とで均等でない場合、図3
(a)に示すように、4マルチキャリアの高い周波数側
で−25dBcと多く発生しているとき、4マルチキャ
リアの中心周波数にパイロット信号を注入したとして
も、歪み抑圧量の規格−60dBcを満たすことができ
ないことは明らかである。このような場合には、図3
(b)に示すように、パイロット信号を発振周波数切替
スイッチ6により高い周波数側にずらし、その周波数で
の歪み補償量を−35dBと多くすることにより、図3
(c)に示すように、規格−60dBcを満足すること
が可能となる。
【0036】ここで パイロット周波数をずらさなけれ
ば、規格−60dBcを満足するためには、主増幅器4
の入出力に設けられた電力増幅用整合回路を再度調整し
て、主増幅器4出力の歪み発生量を5dB改善するか、
増幅器を通過する経路および遅延線を通過する経路にお
いて、使用周波数範囲での振幅偏差および位相偏差をそ
れぞれ半減させることが必要となる。振幅偏差および位
相偏差の調整値の例として、それぞれ±0.3dB、±
2°以内から±O.15dB、±1°以内という厳しい
値に改善することとなる。
【0037】しかしながら、本実施の形態によれば、従
来から使用している単一のパイロット信号の周波数を歪
み発生量の多い周波数側にずらすという方法により、広
帯域に歪補償を行うことが可能となる。
【0038】また、本発明の主旨に反しない限り、パイ
ロット信号は主増幅器に内蔵される発振回路により出力
されるものであっても、あるいは主増幅器の外部に設け
られる発振器により出力されるものであっても良い。ま
た、パイロット信号の周波数切り替えは発振器の出力周
波数を選択するものであっても、あるいは発振器の周波
数制御電圧を切り替えることにより出力周波数が決定さ
れるものであっても構わない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパイロッ
ト信号配置方法及びこれを用いたフィードフォワード増
幅器によれば、主増幅器で発生する歪み量が低い周波数
側と高い周波数側とで均等でない場合、パイロット信号
の発振周波数を切替スイッチにより切り替え、発生した
歪み量がより多い周波数側に移動させることにより、歪
み量の多い周波数付近において歪み補償量を多くし、低
い周波数側、高い周波数側の双方の歪み改善をバランス
良く行ない広帯域に歪補償を行うことができるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィードフォワード増幅器の一つの実
施の形態を示すブロック図である。
【図2】4マルチキャリアの中心にパイロット信号を注
入したときの歪抑圧量を説明する図である。
【図3】4マルチキャリアの中心からずらしてパイロッ
ト信号を注入したときの歪抑圧量を説明する図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 分配器 3 第1のベクトル調整器 4 主増幅器 5 パイロット信号発振器 6 切替スイッチ 7 第1の遅延線 8 第2の遅延線 9 第2のベクトル調整器 10 補助増幅器 11 出力端子 12 第1の制御回路 13 第2の制御回路 21 第1の方向性結合器 22 第2の方向性結合器 23 第3の方向性結合器 24、25 方向性結合器
フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 CA21 CA62 FA19 GN02 GN07 HA38 KA00 KA15 KA16 KA23 KA29 KA32 KA68 MA14 TA01 TA03 5J091 AA01 AA41 CA21 CA62 FA19 HA38 KA00 KA15 KA16 KA23 KA29 KA32 KA68 MA14 TA01 TA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波の入力信号を2分岐し、一方を第
    1のベクトル調整および主増幅し他方を第1の位相調整
    する歪抽出ループと、前記主増幅された信号を2分岐
    し、一方を第2の位相調整して出力し、他方を前記第1
    の位相調整された信号と合成した後に第2のベクトル調
    整および補助増幅し前記第2の位相調整された信号に合
    成する歪抑圧ループからなるフィードフォワード増幅器
    において、前記主増幅された後に注入されるパイロット
    信号の周波数配置が前記主増幅で発生する歪み成分の周
    波数分布により決定されることを特徴とするパイロット
    周波数配置方法。
  2. 【請求項2】 高周波の入力信号を2分岐し、一方を第
    1のベクトル調整および主増幅し他方を第1の位相調整
    する歪抽出ループと、前記主増幅された信号を2分岐
    し、一方を第2の位相調整して出力し、他方を前記第1
    の位相調整された信号と合成した後に第2のベクトル調
    整および補助増幅し前記第2の位相調整された信号に合
    成する歪抑圧ループからなるフィードフォワード増幅器
    において、前記主増幅された後に注入されるパイロット
    信号の周波数配置が前記主増幅で発生する歪み成分の周
    波数分布に基づきより悪い周波数側に移動されることを
    特徴とするパイロット周波数配置方法。
  3. 【請求項3】 高周波の入力信号を2つの経路に分岐す
    る分配器と、前記分岐された一方の信号をベクトル調整
    する第1のベクトル調整器と、これを増幅する主増幅器
    と、パイロット信号が注入された後に位相調整する第2
    の遅延線とよりなる第1の経路と、前記分岐された他方
    の信号を位相調整する第1の遅延線と、前記第1の遅延
    線出力と前記パイロット信号を注入された後の前記第1
    の経路の信号とを合成する第1および第2の方向性結合
    器と、前記合成された信号をベクトル調整する第2のベ
    クトル調整器と、これを増幅する補助増幅器とよりなる
    第2の経路と、前記第1の経路と前記第2の経路とを合
    成する第3の方向性結合器と、前記補助増幅器出力を入
    力し前記第1のベクトル調整器に第1の制御信号を供給
    する第1の制御回路と、前記第1の経路と前記第2の経
    路とのそれぞれの出力を合成した後の信号を入力し前記
    第2のベクトル調整器に第2の制御信号を供給する第2
    の制御回路とより、構成されることを特徴とするフィー
    ドフォワード増幅器。
  4. 【請求項4】 前記パイロット信号は、前記主増幅器で
    発生する歪み成分の周波数分布により周波数配置が決定
    されることを特徴とする請求項3記載のフィードフォワ
    ード増幅器。
  5. 【請求項5】 前記パイロット信号は、前記主増幅器で
    発生する歪み成分の周波数分布に基づきより悪い周波数
    側に移動されることを特徴とする請求項3又は4記載の
    フィードフォワード増幅器。
  6. 【請求項6】 前記パイロット信号は、前記主増幅器に
    内蔵されるかまたは前記主増幅器の外部に設けられた発
    振器により出力され、前記発振器の出力周波数または前
    記発振器の周波数制御電圧を切り替えることにより出力
    周波数が決定されることを特徴とする請求項3、4又は
    5記載のフィードフォワード増幅器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100484507B1 (ko) * 2002-08-29 2005-04-20 학교법인 포항공과대학교 피드포워드 증폭기 및 피드포워드 증폭기의 성능 개선 방법
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