JP2001358063A - リソグラフィ投影装置のためのオブジェクト位置決め方法およびデバイス - Google Patents

リソグラフィ投影装置のためのオブジェクト位置決め方法およびデバイス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リソグラフィ投影装置のオブジェクト・テー
ブル上の要求された位置にオブジェクトを置く方法を提
供すること。 【解決手段】 テーブル5上の基板またはマスクなどの
オブジェクト1を配置するための方法であって、 オブジェクト1をテーブル5上の第1の位置に配置する
第1の配置ステップと、 オブジェクト1の第1の位置とオブジェクト1の要求さ
れた位置との間の変位を決定する測定ステップと、 オブジェクト1をテーブル5から外し、除去する除去ス
テップと、 テーブル5の平面13に実質的に平行な方向に、オブジ
ェクト1とテーブル5を互いに相対的に、実質的に前記
変位だけ移動する移動ステップと、 実質的にテーブル5上の要求された位置にオブジェクト
1を置く第2の配置ステップとを備えている方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にリソグラフィ
投影装置のための位置決め方法および装置に関する。よ
り詳細には、本発明は、マスクや基板などのオブジェク
トをリソグラフィ投影装置内のオブジェクト・テーブル
上の要求された位置に位置決めする方法であって、放射
投影ビームを供給するための放射システムと、所望のパ
ターンによる投影ビームをパターニングすることが可能
なパターニング手段を保持するための第1のオブジェク
ト・テーブルと、基板を保持するための第2のオブジェ
クト・テーブルおよびパターニングされたビームを基板
の目標部分上に投影するための投影システムとを備えて
いる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】「パターニング手段」という用語は、入
射する放射ビームにパターニング断面を与えるのに使用
できる手段を表すものとして広く解釈され、基板の目標
部分で生成されるべきパターンに対応する。「光値」と
いう用語もまたこの文脈で使用される。一般に、前記パ
ターンは目標部分で生成された、集積回路デバイスまた
は他のデバイス(以下参照)などのデバイス内の特定の
機能を持つ層に対応する。このようなパターニング手段
は、以下のものを含む。
【0003】前記第1のオブジェクト・テーブルにより
保持されたマスク。マスクの概念は、リソグラフィでは
良く知られており、バイナリ、交番位相シフト、減衰位
相シフトと同様に様々なハイブリッド・マスク・タイプ
を含む。このようなマスクの投影ビーム内への配置は、
マスク上のパターンに従って、マスク上にあたる照射の
選択透過(透過マスクの場合)または反射(反射マスク
の場合)による。第1のオブジェクト・テーブルはマス
クが入射する投影ビーム内の所望の位置に保持されるこ
とができ、望まれればビームに関して移動可能なことを
確実にする。
【0004】プログラマブル・ミラー・アレイは構造に
より保持され、第1のオブジェクト・テーブルと呼ばれ
る。このような装置の一例は、粘弾性を持つ制御層およ
び反射面を有するマトリックス・アドレス指定可能表面
である。このような装置の背後にある基本的原理は、
(例えば)反射面のアドレスされた領域は、入射光を回
折光として反射するが、アドレスされていない領域は、
入射光を非回折光として反射するということである。適
切なフィルタを用いると、前記非回折光は回折ビームか
らフィルタされ、後方の回折光のみが残ることができ
る。この方法で、ビームはマトリクス・アドレス指定可
能面のアドレス・パターンに従ってパターン化される。
要求されたマトリクス・アドレシングは適切な電子手段
を用いて行うことができる。このような鏡面アレイにつ
いてのより多くの情報は、例えば、ここで参照により組
み込まれている米国特許US5,296,891および
US5,523,193から収集することができる。
【0005】第1のオブジェクトと呼ばれる構造により
支持されたプログラマブルLCDアレイ。そのような構
造の一例は、ここで参照により組み込まれている米国特
許US5,229,872で示されている。
【0006】単純化のため、本文章の残りの部分は、あ
る位置で、特にマスクを含む例それ自体を指す。しかし
ながら、そのような例の中で議論された一般的な例は上
で述べたようなパターニング手段についてのより広い文
脈で見られるべきである。
【0007】リソグラフィ投影装置は、例えば、集積回
路(ICs)の製造に使用される。このような場合、パ
ターニング手段は、ICの個々の層に対応する回路パタ
ーンを生成することができ、このパターンは一層の放射
感受性材料(レジスト)をコートされた基板(シリコン
・ウエハ)の上の目標部分(1つまた複数のダイ)上に
結像される。一般に、単一のウエハは、一度に投影シス
テムにより連続的に照射された近接した目標部分の全ネ
ットワークを含む。マスク・テーブル上のマスクによる
パターニングを取り入れた現在の装置では、2つの異な
るタイプの機械の区別をすることができる。1つのタイ
プのリソグラフィ投影装置では、1回に目標部分上の全
マスク・パターンを露光することにより各目標部分が照
射される。このような装置は一般にウエハ・ステッパと
呼ばれる。一般にステップ・アンド・スキャン装置と呼
ばれるもう1つの装置では、各目標部分は、所与の参照
方向(「スキャン」方向)に投影ビームの下のマスク・
パターンを徐々にスキャンする一方、この方向と平行あ
るいは平行でない基板テーブルを同時にスキャンするこ
とにより照射される。一般に、投影システムは倍率M
(一般に<1)を有し、基板テーブルがスキャンされる
速度Vがマスク・テーブルがスキャンされる速度の係数
M倍であるからである。ここで説明したリソグラフィ装
置に関するさらなる情報は、例えばここで参照して組み
込んだUS6,046,792から収集できる。
【0008】本発明によるリソグラフィ投影装置を用い
た製造工程では、マスク内のパターンは一層の放射感受
性材料(レジスト)により少なくとも部分的に覆われた
基板上に結像される。この結像ステップに先立って、基
板は下塗り、レジスト塗布、ソフト・ベーキングなどの
様々な工程を受ける。露光後、基板は露光後焼き付け
(PEB)、現像、ハード・ベーキングおよび結像特性
の測定/点検などを受ける。この一連の工程は、ICな
どのデバイスの個々の層をパターニングする基礎として
使用される。このようなパターニングされた層は、その
後イオン注入(ドーピング)、メタライゼーション、酸
化、化学機械的研磨などの、すべてが個々の層を仕上げ
るように意図された全ての様々な工程を受ける。複数の
層が必要な場合、全工程、またはその異型を新しい各層
のために繰り返さなければならないことになる。結局、
デバイスの列は基板(ウエハ)上に存在することにな
る。その後、これらのデバイスはダイシング、ソーイン
グなどの技術により互いから分離され、そこから個々の
デバイスはキャリア上に取付けられ、ピンなどに結合さ
れる。このような工程に関するさらなる情報は、例えば
書籍「Microchip Fabrication:
A Practical Guide toSemi
conductor Processing」、第3
版、Petervan Zant著、McGraw H
ill Publishing Co.,1997,I
SBN 007−067250−4から得られる。
【0009】屈折光学、反射光学を備えている様々な型
の投影系を含む投影系を以下で「レンズ」と呼ぶ。しか
しながら、この用語は広く、例えば反射屈折系として解
釈されるべきである。放射系は、さらに投影ビームを方
向付ける、形成するまたは制御するためのこれらの法則
のいかなるものにでも従って操作する要素を備え、およ
び、このような要素もまた以下で集合的にまたは特に
「レンズ」と呼ばれる。これに加えて、第1のおよび第
2のオブジェクト・テーブルはそれぞれ「マスク・テー
ブル」、および「基板テーブル」と呼ばれる。
【0010】一般的に、このタイプの装置は単一の第1
のオブジェクト(マスク)テーブルおよび単一の第2の
オブジェクト(基板)テーブルを含む。しかしながら、
少なくとも2つの独立に移動できる基板テーブルがある
機械が利用可能になりつつある。例えばここで参照によ
り本明細書に組み込まれたUS5,969,441およ
びWO98/40791に記載された多段式装置を参照
されたい。このような多段式装置の背後にある基本的な
操作法則は、そのテーブル上に位置した第1の基板を露
光させるために第1の基板テーブルが投影システムの下
にある一方、第2の基板テーブルはローディング位置に
移動して、露光された基板を排出し、新しい基板を拾い
上げ、新しい基板上で初期の測定学ステップを実行し、
第1の基板の露光が完成されてすぐに投影システムの下
の露光位置にこの新しい基板を移動させるために準備す
ることができ、このようにサイクルそれ自体を繰り返
す。この方法により、最後までの機械の実質的な増加
と、代わりに機械の所有のコストの改善を達成すること
ができる。
【0011】リソグラフィ投影装置を使用する製造工程
において、マスク中のパターンは、放射感受性材料(レ
ジスト)の層で少なくとも部分的に覆われた基板上に結
像される。この工程についてお互いに関しておよびテー
ブルに関しての両方で高い精度でそれぞれのオブジェク
ト・テーブル上に基板およびマスクを置くことが必要で
ある。
【0012】基板1のようなオブジェクト(図2を参
照)が、基板テーブル5のようにオブジェクト・テーブ
ル上の正しい回転位置に置かれない場合、それに続く基
板1のマスクへの整合の間、位置測定誤差が生じる。整
合の間、基板1はマスクと同じ回転方向にされ、そのた
めに基板テーブル5を回転させることが必要である。セ
ンサ・システム7に使用される干渉計9はこの回転に敏
感であり、テーブル5上の側鏡に横方向にあたるレーザ
・ビーム11を用いて測定された方向の誤差を与える。
前記誤差はいわゆるビーム・ポイント誤差であり、テー
ブル5の回転の増加に伴い一般に増加する。このように
起こる測定誤差は、基板1上の連続する層に露光される
と同時に発生する2つの結像のスーパー位置決めの誤差
として与えることができる。この同時に発生する2つの
結像のスーパー位置決めの誤差は、一般にオーバーレイ
誤差と呼ばれる。
【0013】ビーム・ポイント誤差は鏡面の干渉計ビー
ムへの直角性の不一致に起因する。図3aは、鏡Tに向
けられた光線を用いて、干渉計Iと鏡Tとの間の距離L
を測定する干渉計Iを示す。ここに描いたように、鏡T
は、名目上の入射ビームに関してdS回転され、その結
果、入射ビームと反射ビームとの間の角は、2dSであ
る。その場合、干渉計ビームの全長は、B=L+L/
(cos 2dS)である。したがって、距離Lは干渉
計Iにより測定された全長Bと既知の回転dSから計算
できる。最適には、干渉計ビームは所与の参照座標系の
X方向と平行になるように方向付けられる。しかしなが
ら、熱不安定性および機械的な作用などの要素により、
ビーム・ポイント誤差と呼ばれるこの平行性からの一時
的なずれが起こる。図3bは、回転dS=0でのビーム
・ポイント誤差dEを示す。ビームの全長は、B=L/
(cos dE)+L/(cos dE)である。この
定式は、小さなビーム・ポイント誤差dEについては、
全ビーム長に与える影響は小さいが、鏡TがdS回転し
た場合ビームポイントの誤差の影響は増加することを示
す。図3cは、図3bの誤差dEおよび図3aの回転d
Sを結合する。ビームの全長は、B=L/(cos d
E)+L/cos(dE+2dS)である。この関数を
微分し、dEおよびdSに微小角近似を適用して(dE
は一般に5〜100μrad程度である)、dB/dE
≒L*dS*dEという式が得られる。これにより、か
なり高いdSの値にとっては、Bのビーム・ポイント誤
差dEへの敏感性が増加することが明らかになる。
【0014】鏡Tの回転位置の誤差(すなわち図2の基
板テーブル5の横に取り付けられた場合)もまた測定距
離に影響するという問題はさらに示される。この誤差の
影響は、ビーム・ポイント誤差より2倍大きい。図3a
示したように、鏡の回転は反射ビームの方向に2倍の影
響を持つからである。鏡の回転中の誤差dEmは、式d
B/dEm≒2*L*dS*dEmに従って測定されたビ
ームの全長Bに影響を持つ。かなり高いdSの値につい
て、鏡Tの回転位置の誤差dEmへの敏感性が増加する
ことは明らかである。
【0015】両誤差は、一次元の誤差として示される。
しかしながら、実際には、これらの誤差は二次元である
ので、誤差は図3a〜3c(示された)の平面内に、さ
らに前記平面に垂直な方向中にある可能性がある。同様
の考察を図2中のオブジェクト1がマスクである、およ
びオブジェクト・テーブル5がマスク・テーブルである
場合に適用する。
【0016】ビーム・ポイント誤差に起因する問題とは
別にオブジェクトが各オブジェクト・テーブル上に誤っ
て配置される場合にさらなる問題が発生する。図4a
は、真空生成表面13上に正しく配置された基板1を示
す。基板1は、真空生成表面13の境界15と基板1の
縁部2との間の小さな重なりのみで、真空生成表面13
全体を覆う。真空源17からの真空化が、基板1上に真
空力Fを発生させる真空分散手段19および真空チャン
バ21により真空生成表面13に適用される。
【0017】図4bは、真空生成表面13上に不正確に
配置された基板1を示す。基板1は真空生成表面13全
体を覆うが一端で、基板1の縁部2と真空生成表面13
の境界15との間に多すぎる重なりが生じる。前記一端
で、縁部2により小さい真空力Fが適用される。基板1
は、特に縁部2で変形する可能性がある。基板上の露光
は、非平面な縁部上での結像の変形のために失敗する可
能性がある。
【0018】図4cは、また真空生成表面13上に不正
確に配置された基板1を示す。基板1は真空生成表面1
3全体を覆わないので空気Aが真空チャンバ21内に入
り真空力Fが最適よりも小さくなる。露光中に、悪く付
着された基板1は、真空生成表面13上を移動する可能
性があり、悪い露光を生じさせる。基板1が全体的に緩
くなると、基板1が真空生成表面13から離れ、また周
辺の装置を破損する可能性がある。同様の考慮が基板1
がオブジェクト・テーブル5上に静電気力により保持さ
れる場合に当てはまる。本発明が真空中で使用される装
置に適用される場合に後者は必要かもしれない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題を少なくとも部分的に緩和することである。した
がって、本発明は開始パラグラフに従ったリソグラフィ
投影装置のオブジェクト・テーブル上の要求された位置
にオブジェクトを置く方法であって、オブジェクトをテ
ーブル上の第1の位置に置く第1の配置ステップと、オ
ブジェクトの第1の位置とオブジェクトの要求された位
置との間の変位を決定する測定ステップと、オブジェク
トをテーブルから外し、除去する除去ステップと、テー
ブルの平面に実質的に平行な方向に、オブジェクトとテ
ーブルを互いに相対的に、実質的に前記変位だけ移動す
る移動ステップと、オブジェクトを実質的にテーブル上
の要求された位置に置く第2の配置ステップを備えてい
ることを特徴とする方法を提供する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、マスク
および基板が整合中に同じ回転方向にされる場合、テー
ブルの要求された回転の使用された干渉計システムに関
する回転が制限されるように、基板またはマスクなどの
オブジェクトを高い精度で、基板テーブルまたはマスク
・テーブルなどのオブジェクト・テーブル上に位置決め
することを可能にする。オブジェクト・テーブルの鏡面
の干渉計ビームに対する直角度が増すと、ビーム・ポイ
ント誤差およびオブジェクト・テーブルの鏡面の回転位
置誤差の敏感性が減少する。本発明の別の利点は、オブ
ジェクトが真空生成表面上によりよく位置決めされると
いうことである。オブジェクトの変形は回避され、ま
た、結像の露光が改善されることになる。またオブジェ
クトが真空生成表面全体を覆わないという危険は、オブ
ジェクトのテーブルへのよりよい位置決めによって減少
される。
【0021】測定ステップは第1のマークをオブジェク
トに関する既知の位置で第2のマークに対して整合する
ことにより達成することができる。整合は、第2のマー
クが、オブジェクトが置かれ、オブジェクトの要求され
た位置に関する既知の位置を有するオブジェクト・テー
ブル上に(すなわち信頼された形で)位置するように行
われる。もう1つの可能性は、オブジェクトが1つのオ
ブジェクト・テーブル上に位置すること、第2のマーク
がもう1つのオブジェクト・テーブル上に位置すること
である。アライメントは、また第1のマークが基板上に
あり第2のマークがマスク上にあるように、または他の
方法により行われる。有利なことに、オブジェクト上の
複数の第1のマークを複数の第2のマークに整合するこ
とができる。測定ステップはまたテーブル上のオブジェ
クトの第1の位置に関する情報を得るのに結像手段を使
用して達成することができる。前記結像手段はカメラ・
システムあるいはCCDアレイである可能性があり、テ
ーブル上のオブジェクトの第1の位置を必要な精度で測
定することができる。このように得られたテーブル上の
オブジェクトの第1の位置についての情報は、テーブル
上のオブジェクトの要求された位置を考慮した情報とと
もに、前記変位を計算するための計算手段で処理するこ
とができる。テーブル上のオブジェクトの前記要求され
た位置は前もって決定し、必要時に検索できるメモリ装
置に格納することができる。前記変位はテーブルの真空
生成表面の平面内で線形であるおよび/または前記表面
の垂直軸の回りに角度を持つ可能性がある。オブジェク
トは、例えばハンドラ・アーム上の真空クランプ手段の
援助によってオブジェクト・テーブル上に置かれること
がある。
【0022】精度を増加させるためには、オブジェクト
がテーブル上の要求された位置上にあるまで、方法を繰
り返すことが必要となる。
【0023】本発明は、また基板を基板テーブル上の要
求された位置に位置決めする方法であって、基板をテー
ブル上の第1の位置に置く第1の配置ステップと、基板
の第1の位置と基板の要求された位置との間の変位を決
定する測定ステップと、基板をテーブルから外し、除去
する除去ステップと、テーブルの平面に実質的に平行な
方向に、基板とテーブルを互いに相対的に、実質的に前
記変位だけ移動する移動ステップと、基板を実質的にテ
ーブル上の要求された位置に置く第2の配置ステップを
備えていることを特徴とする方法に関する。
【0024】本発明はまた、(a)少なくとも部分的に
放射感受性材料の層に覆われた基板を有する第2のオブ
ジェクト・テーブルを備えているステップと、(b)投
影ビームにその断面におけるパターンを与えるパターニ
ング手段を使用するステップと、(c)放射感受性材料
の層の目標部分にパターニングビームを投影するステッ
プを含んでいるデバイス製造方法であって、ステップ
(c)の前に、基板を第2のオブジェクト・テーブル上
の第1の位置に置く第1の配置ステップと、基板の第1
の位置と基板の要求された位置との間の変位を決定する
測定ステップと、基板を第2のオブジェクト・テーブル
から外し、除去する除去ステップと、第2のオブジェク
ト・テーブルの平面に実質的に平行な方向に、基板と第
2のオブジェクト・テーブルを互いに相対的に、実質的
に前記変位だけ移動する移動ステップと、基板を実質的
に第2のオブジェクト・テーブル上の要求された位置に
置く第2の配置ステップとが実行されるデバイス製造方
法に関する。
【0025】上記でIC製造において本発明による装置
の使用について特定の参照が行われるが、このような装
置が他の多くの可能な適用例を持つことが明らかに理解
されるべきである。例えば、集積光学装置、磁気ドメイ
ン・メモリの誘導および検知パターン、液晶ディスプレ
イ・パネル、薄膜磁気ヘッドなどの製造に採用すること
ができる。このような別法の適用例の文脈において、本
文中の「レチクル」、「ウエハ」、「ダイ」という用語
の任意の使用は、それぞれより一般的な用語「マス
ク」、「基板」、「目標領域」に置き換えて考慮される
べきであることを当業者には理解されたい。
【0026】本発明およびその利点は例示の実施形態お
よび付随する概略図の援助によりさらに明らかにされる
であろう。
【0027】
【発明の実施の形態】実施形態1 図1は、本発明によ
るリソグラフィ投影装置の概略を示す。装置は以下のも
のを備えている。紫外線(例えば、365nm、248
nm、193nmまたは157nmの波長)EUV、X
線、電子、イオンなどの放射投影ビームPBを供給する
放射システムEx,IN,CO;マスクMA(レチクル
など)を保持するためのマスク・ホルダを備えている第
1のオブジェクト・テーブル(マスク・テーブル)M
T;基板W(レジストを塗布されたシリコン・ウエハな
ど)を保持するための基板ホルダを備えた第2のオブジ
ェクト・テーブル(基板テーブル)WT;基板Wの目標
部分C(ダイ)上にマスクMAの照射された部分を結像
するための投影システムPL(レンズまたは反射屈折
(catadioptric)システム、ミラー・グル
ープまたは電界デフレクタの列など):ここに示すよう
に、装置は反射要素を備えている。しかしながら、別法
として1つまたは複数の反射要素をそなえてもよい。
【0028】別法として、装置は上述のタイプのプログ
ラマブル・ミラー・アレイなどの他の種類のパターニン
グ手段を採用してもよい。
【0029】光源LA(水銀ランプ、エキシマ・レー
ザ、熱イオン銃、イオン光源、電子ビーム光源、または
ストレージ・リングまたはシンクロトロン内の電子ビー
ムの通過路まわりに位置する振動子/波動子など)は放
射ビームを供給する。このビームは、直接にまたは調節
手段(例えばビーム・エキスパンダExなど)を横切っ
た後に照明システム(イルミネータ)に供給される。イ
ルミネータは、外部のおよび/または内部の放射範囲
(普通σアウタおよびσインナと呼ばれる)のビームの
強さ分布を設定する調節手段を備えてもよい。それに加
えて、一般に積分器INおよびコンデンサCOなどの様
々な他の要素を備えている。このようにして、マスクM
A上に衝突するビームPBは、その断面における所望の
均一性および強さ分布を有する。
【0030】図1に関して、光源LAは、リソグラフ投
影装置のハウジング内にあるかもしれないが(例えば多
くの場合光源LAが水銀ランプである)、リソグラフ投
影装置から離れていて、その発生する放射ビームが装置
内に導かれるかもしれない(適切に鏡を方向付けするた
めに)ということに注意するべきである;この後者のシ
ナリオは、多くの場合光源LAがエキシマーレーザであ
る。本発明および請求の範囲はこれらのシナリオを両方
とも包含する。
【0031】ビームPBは、実質的にマスク・テーブル
MT上のマスク・ホルダーに保持されたマスクMAを遮
断する。ビームPBはマスクMAを通過して、基板Wの
目標領域C上にビームPBの焦点を合わせる投影システ
ムPLを通過する。干渉変位測定手段IFの援助によ
り、正確に、すなわち異なる目標領域CをビームPBの
通り道に位置付けるように基板テーブルWTを動かすこ
とができる。同様に、マスク・テーブルMTをビームP
Bに関して極めて正確に位置付けることができる。一般
に、オブジェクト・テーブルMT、WTの移動は、図1
で図により説明されていない、長ストローク・モジュー
ル(コース位置決め)および短ストローク・モジュール
(ファイン位置決め)の援助により実現されることにな
る。図示された装置は異なる2つのモードで使用でき
る。ステップ・モードでは、マスク・テーブルMTは実
質的に静止しつづけ、次いで目標部分C上に1回の実行
(すなわち、単一の「フラッシュ)で全マスク・イメー
ジが投影される。基板テーブルWTはその後異なる目標
部分Cが(静止した)ビームPBにより照射されること
ができるようにXおよび/またはY方向に移動される。
スキャン・モードでは、所与の目標部分Cが単一の「フ
ラッシュ」に露光される以外は実質的に同じシナリオが
あてはまる。代わりに、マスク・テーブルMTは投影ビ
ームPBがマスク・イメージ上のスキャンによるよう
に、所与の方向(いわゆる「スキャン方向」、すなわち
X方向に)速度νで移動できる。同時に、基板テーブル
WTは同時に同じまたは反対の方向に速度V=Mνで移
動する。ここで、Mは投影システムPLの大きさ(一般
にM=1/4または1/5)である。この方法で、かな
り大きな目標部分Cが解像度を損なうことなしに露光さ
れることができる。
【0032】図5は、本発明によるオブジェクト・テー
ブルの好ましい一実施形態を示す。図から、次の項目を
見ることができる。 縁部2を有する基板(ウエハ)1 真空隙間24により境界15を有する真空生成表面13
に接続された真空チャンバ21を備えている基板テーブ
ル5。アクチュエータ27、中空チューブ29および基
板1を配置し、保持し、取り上げる真空クランプ手段3
1を備えているハンドラ25であって、テーブル隙間3
0を通り可動である前記ハンドラ25。柔軟な真空チュ
ーブ20によりハンドラ25または真空チャンバ21に
真空を適用するための真空源17および真空配置手段1
9。およびテーブル5を動かすための、ベース・フレー
ム35に接続されたテーブル・アクチュエータ33。
【0033】第1の配置ステップにおいて、基板1は基
板移動手段により(基板移動手段に関するより多くの情
報は欧州特許出願EP1052546から収集でき
る。)ハンドラ25の真空クランプ手段31上に置かれ
る。真空源17と真空クランプ手段31とを中空チュー
ブ29および柔軟な真空チューブ20で接続する真空分
配手段19内のバルブを開けることにより、真空クラン
プ手段31に真空が適用される。真空は、基板1を真空
クランプ手段31に吸引し、そこで基板移動手段は基板
1から解放され、引きこまれる。アクチュエータ27
は、ハンドラ25および基板1を真空生成手段13へと
低下させ、真空分配手段19内のバルブを開けることに
より、真空隙間24および真空チャンバ21により前記
表面に真空が適用される。この真空は基板を基板テーブ
ル5上の真空生成手段13に固定する基板1への真空力
を適用することになる。真空クランプ手段31上の真空
は真空分配手段19内で緩和され(圧力はテーブルの周
囲の圧力に上げられる)、ハンドラ25は、アクチュエ
ータ27によりさらに低下される。ハンドラ25は、テ
ーブル5の外から全体に動くことができるか、またはハ
ンドラ25はテーブル5の少し下に動き次いで内部に留
まる。
【0034】この第1の配置ステップの後に測定ステッ
プが続く。そのステップで、テーブル5上の基板1の位
置が測定され、この基板の第1の位置とテーブル5上の
基板1の要求された位置との間の変位が決定される。こ
れは、基板1上の1つ以上のマークのテーブル5上の1
つ以上の参照マークに対する位置を測定するオフアクシ
ス・アライメント・ユニット(オフアクシス・アライメ
ントに関するさらなる情報は、例えば国際特許出願WO
98/39689から収集できる。)で行われる。これ
は、テーブル5上の基板1の第1の位置に関する極めて
正確な情報を提供する。計算ユニット(示されていな
い)が基板1の前記第1の位置と基板1の要求された位
置との間の変位を計算できる。テーブル上の基板の要求
された位置は、あらかじめ測定され、メモリ・デバイス
に格納される。この要求された位置で、干渉計ビームは
基板テーブル5の側部につけられた鏡(示されていな
い)に垂直に向けられ、基板1は基板テーブル5の真空
生成手段上に正確に配置される。他の可能性は、基板1
上の1つ以上のマークがマスク上の1つ以上のマークに
整合させられることである。この手順、ならびにいわゆ
るオンアクシス・アライメント(オンアクシス・アライ
メントに関するさらなる情報は、例えばUS4,77
8,275を参照)の間、マスクを保持するテーブルを
回転しおよび/または基板テーブル5を回転してマスク
および基板を同じ回転方向に持っていくことが必要とな
る。干渉計はこの回転を極めて正確に測定し、計算ユニ
ットにマスクに関する基板の位置についての情報を提供
し、第1の位置と要求された位置との間の変位が決定さ
れることができる。オンアクシス・アライメント手段に
より、基板上のマークをマスク・テーブル上のマークに
整合し、マスク上のマークを基板テーブル上に位置する
マークに整合することもまた可能である。別法として、
カメラなどの結像手段がテーブル上の基板の第1の位置
に情報を計算ユニットに伝える。
【0035】この測定ステップの後、除去ステップが基
板1を基板テーブル5から解放し除去するために適用さ
れることができる。ハンドラ25は、真空クランプ手段
31が基板1に接触するようにアクチュエータ27によ
り上昇され、これを達成することになる。この後、真空
分配手段19内のバルブを空けることにより、柔軟な真
空チューブおよび中空チューブ29から真空クランプ手
段31に真空源17から真空が適用される。その後、真
空生成手段13の真空が真空分配手段19内の真空を開
放することにより解放され、アクチュエータ27がハン
ドラ25および基板1を上昇させる。
【0036】この除去ステップの後に、テーブル5は計
算された変位だけ移動されるが、ハンドラ25により支
持された基板1は同じ位置に留まる。テーブル5が静止
させられ、ハンドラ25が計算された変位だけ移動され
ることも可能である。代わりとして、テーブル5および
ハンドラ25は互いに関して計算された同じ変位を達成
するために移動される。一般に、プリアライメント・ユ
ニットがテーブル5上の基板1の良好なコース配置を確
実にするために使用される。そのようにして、移動ステ
ップでの大きな変位を使用する必要を避け、ハンドラが
テーブルを通って移動するテーブル隙間30はそれによ
りかなり小さく維持される。プリアライメント・ユニッ
トに関するさらなる情報は、例えば米国特許US5,0
26,166を参照されたい。
【0037】この移動ステップの後、第2の配置ステッ
プが基板1をテーブル5上に再び置くために用いられ
る。これは第1の配置ステップについてと同じ方法で行
われる。基板1はテーブル5上の真空生成手段13に吸
引され、現在要求された位置にある。
【0038】「真空」により解放されたガス圧は、もち
ろん例えば5.5*104Paなどの、過度の外圧が基
板1および真空生成手段13または真空クランプ手段3
1を互いに保持する通常力を提供する。真空生成手段の
平面内の基板とテーブルとの間の相対運動は、通常力の
増加により増加する2つの要素間の摩擦により妨害され
る。基板と真空生成手段間の摩擦係数は、もちろん接触
面の材料の選択により選択できる。
【0039】上記で説明し図示された本発明の実施形態
の特徴は、独立にあるいはどんな組み合わせででも使用
できる。図は単なる概略にすぎず、縮尺されておらず、
各図における要素の相対的な大きさは互いに縮尺される
必要はない。
【0040】以上、特定の実施形態について説明した
が、説明とは違って実施されることがありうることを理
解されたい。例えば、オブジェクトがマスクであり、本
発明がマスク・テーブル上のマスクを位置決めするため
に使用される場合、前記マスクのハンドラがマスクへの
損傷を避けるためにマスクを側部で支持することが好ま
しいことを除けば、方法はまったく同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリソグラフィ投影装置の概略図で
ある。
【図2】オブジェクト・テーブルの回転方向に対する、
オブジェクト・テーブル上でのオブジェクト位置決めに
おける回転誤差の影響の説明図である。
【図3a】テーブルの干渉計ビームに関する回転による
ビーム・ポイント誤差の発生の説明図である。
【図3b】テーブルの干渉計ビームに関する回転による
ビーム・ポイント誤差の発生の説明図である。
【図3c】テーブルの干渉計ビームに関する回転による
ビーム・ポイント誤差の発生の説明図である。
【図4a】オブジェクト・テーブル上に様々に位置決め
されたオブジェクトの概略図である。
【図4b】オブジェクト・テーブル上に様々に位置決め
されたオブジェクトの概略図である。
【図4c】オブジェクト・テーブル上に様々に位置決め
されたオブジェクトの概略図である。
【図5】本発明によるオブジェクト・テーブルの好まし
い実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 縁部 3 テーブル隙間 5 テーブル 7 センサシステム 9 干渉計 11 レーザ・ビーム 13 真空生成表面 15 境界 17 真空源 19 真空分散手段 20 真空チューブ 21 真空チャンバ 24 真空隙間 25 ハンドラ 27 アクチュエータ 29 中空チューブ 30 テーブル隙間 31 真空クランプ手段 33 テーブル・アクチュエータ 35 ベース・フレーム B 全長 C 目標部分 CO コンデンサ dS 回転 dE ビーム・ポイント誤差 dEm 鏡の回転中の誤差 Ex ビーム・エキスパンダ I 干渉計 IF 干渉変位測定手段 IN 積分器 L 干渉計と鏡との距離 LA 光源 MA マスク MT マスク・テーブル PB ビーム PL 投影システム T 鏡 W 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エンゲルベルトウス アントニウス フラ ンシスクスファン デ パシュ オランダ国 オイルショット、ファン ヘ ーシュテルベークシュトラート 8 (72)発明者 トマス ヨゼフス マリア キャステンミ ラー オランダ国 エイントホーフェン、ソフィ ア ファンヴルテムベルクラーン 48 (72)発明者 アンドレアス ベルナルドウス ゲラルド ウス アリエンス オランダ国 ウトレヒト、フローレンス ナイチンゲールラーン 19 Fターム(参考) 5F031 CA02 CA07 FA01 FA07 FA12 HA13 HA33 HA53 JA02 JA04 JA06 JA28 JA36 JA38 JA51 KA15 KA18 MA27 PA04 5F046 BA03 CC01 CC03 CC06 CC08 CC10 CC16 EB01 EB03 ED02 FA20 FC04 FC05 FC08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オブジェクトをリソグラフィ投影装置内
    のオブジェクト・テーブル上の要求された位置に位置決
    めする方法であって、 放射投影ビームを供給するための放射システムと、 パターニング手段を保持するための第1のオブジェクト
    ・テーブルと、 基板を保持するための第2のオブジェクト・テーブル
    と、 基板の目標部分上にパターニングビームを投影するため
    の投影システムとを備えており、 オブジェクトをテーブル上の第1の位置に配置する第1
    の配置ステップと、 オブジェクトの第1の位置とオブジェクトの要求された
    位置との間の変位を決定する測定ステップと、 オブジェクトをテーブルから外し、除去する除去ステッ
    プと、 テーブルの平面に実質的に平行な方向に、オブジェクト
    とテーブルを互いに相対的に、実質的に前記変位だけ移
    動する移動ステップと、 オブジェクトを実質的にテーブル上の要求された位置に
    置く第2の配置ステップとを含んでいることを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項2】 前記測定ステップが、オブジェクト上の
    第1のマークを第2の参照マークに整合させることを備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のマークが、第1または第2の
    オブジェクト・テーブル上に位置することを特徴とする
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 パターニング手段が、第1のオブジェク
    ト・テーブルにより保持されたマスクを備えていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のマークが、マスクまたは基板
    上にあることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記測定ステップが、オブジェクトの第
    1の位置と要求されたオブジェクトの位置との間の変位
    を決定するための結像手段を使用して達成されることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記測定ステップが、オブジェクトの要
    求された位置に関する情報とともにオブジェクトの第1
    の位置に関する情報を計算手段で処理し、前記変位を決
    定するステップを備えていることを特徴とする前記請求
    項のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記変位の偏差が、テーブルの平面に垂
    直な軸周りに回転することを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記オブジェクトが、真空生成表面を使
    用して位置に保持されることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 放射システムが、放射源を備えている
    ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 基板を基板テーブル上の要求された位
    置に位置決めする方法であって、 基板をテーブル上の第1の位置に配置する第1の配置ス
    テップと、 基板の第1の位置と基板の要求された位置との間の変位
    を決定する測定ステップと、 基板をテーブルから外し、除去する除去ステップと、 テーブルの平面に実質的に平行な方向に、基板とテーブ
    ルを互いに相対的に、実質的に前記変位だけ移動する移
    動ステップと、 基板を実質的にテーブル上の要求された位置に置く第2
    の配置ステップとを含んでいる位置決め方法。
  12. 【請求項12】 (a)少なくとも部分的に放射感受性
    材料の層に覆われた基板を有する第2のオブジェクト・
    テーブルを備えているステップと、 (b)投影ビームにその断面におけるパターンを与える
    パターニング手段を使用するステップと、 (c)放射感受性材料層の目標部分にパターニングビー
    ムを投影するステップを含んでいるデバイス製造方法で
    あって、ステップ(c)の前に、 基板を第2のオブジェクト・テーブル上の第1の位置に
    置く第1の配置ステップと、 基板の第1の位置と基板の要求された位置との間の変位
    を決定する測定ステップと、 基板を第2のオブジェクト・テーブルから外し、除去す
    る除去ステップと、 第2のオブジェクト・テーブルの平面に実質的に平行な
    方向に、基板と第2のオブジェクト・テーブルを互いに
    相対的に、実質的に前記変位だけ移動する移動ステップ
    と、 基板を実質的に第2のオブジェクト・テーブル上の要求
    された位置に置く第2の配置ステップとが実行されるデ
    バイス製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法により製造さ
    れるデバイス。
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