JP2001357980A - 照明システム - Google Patents

照明システム

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JP2001357980A
JP2001357980A JP2000175845A JP2000175845A JP2001357980A JP 2001357980 A JP2001357980 A JP 2001357980A JP 2000175845 A JP2000175845 A JP 2000175845A JP 2000175845 A JP2000175845 A JP 2000175845A JP 2001357980 A JP2001357980 A JP 2001357980A
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Wakichi Tsukuda
和吉 佃
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部制御手段からの信号に基づいて制御回路か
ら照明器具へ照明制御信号を送り照明器具の光出力を可
変したり、オン/オフさせる機能を備えるシステムを簡
単な配線で実現できる照明システムを提供することにあ
る。 【解決手段】制御回路3から信号線4上に伝送される伝
送信号は、電圧レベルとデュティ比の両方が可変可能な
PWM信号とする。制御回路3は伝送信号のデュティ比
を可変することで照明器具5に対する照明制御信号とす
る。一方人感センサ1は照明器具5と同じ信号線4に接
続され、人を検知すると信号線4上の伝送信号の電圧レ
ベルを内部回路により所定の電圧レベルにクランプする
ことで、制御回路3へ人検知を伝達するようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、人感センサ1…と、人感センサ
1…から信号線2を通じて送られてくる人検知信号によ
り照明負荷の出力を制御する制御回路3と、制御回路3
に信号線4を介して接続され、制御回路3から出力され
る照明制御信号に基づいて照明負荷(以下ランプと言
う)の光出力が可変或いはランプの出力のオン/オフが
可能な照明器具5…とから構成された従来の照明システ
ムを示す。
【0003】この従来例に用いる人感センサ1は図10
に示すように信号線2を通じて送られくる直流電圧Vc
cをダイオードブリッジDBを介して取り込み,DC−
DCコンバータ10により所定の直流電圧に変換して人
感センサ素子11に印加し、人感センサ素子11が人を
検知するとその検知出力によりスイッチSWをオンして
ダイオードブリッジDBの出力端間をツェナーダイオー
ドZDにより短絡させ、直流電圧Vccをツェナー電圧
VZDにクランプするようになっている。
【0004】制御回路3は直流電圧Vccがツェナー電
圧VZDにクランプされたことを検知すると、照明制御
信号を照明器具5…に送出し、照明器具5…では照明制
御信号に基づいてランプの光出力を可変又はオン/オフ
(点灯/消灯)する。
【0005】照明制御信号には図11に示すようにデュ
ティ比(%)[=(t/T)×100]可変のPWM信
号又は電圧値可変の直流信号が一般に用いられており、
PWM信号の場合、照明器具5はPWM信号のデュティ
比に応じてランプの光出力を変化させる。
【0006】図12はそのデュティ比と光出力の変化例
を示しており、同図(a)はデュティ比が最小で光出力
が最大、同図(b)はデュティ比が最小で且つ光出力が
最小、同図(c)は一定のデュティ比以下で点灯し、そ
れ以上のデュティ比で消灯する場合を示している。
【0007】ところで図9に示す照明システムでは、照
明制御信号としてPWM信号又は直流信号を用い、人検
知信号に直流電圧信号を用い、夫々の信号を伝送する信
号線2,4を別線路としていたため、複数の機器を接続
する際にはどちらかの信号線か誤らないように注意して
結線する必要があった。
【0008】また照明システムとしては、タイマ運転に
より、照明器具を制御するシステムがある。例えば図1
3に示すように午前9時〜午後0時及び午後1〜午後5
時を一般オフィスに必要な照度レベルで明るさが一定に
保たれるように制御する(モード1)。午後0時〜1時
の昼休みは省エネのために明るさを例えば30%程度落
とすように制御する(モード2)。更に午後5時〜翌日
午前9時までは更に明るさを落として制御する(モード
3)。この図13の例では、明るさのレベルが3つ存在
するので、これをタイマで切り替えるためには、図14
に示すように制御回路3に例えば3対の外部制御端子6
1〜63を設け、これら外部制御端子61〜63を短絡
する制御をタイマで行い、例えば外部制御端子61が短
絡された場合にはモード1で、また外部制御端子62が
短絡された場合にはモード2で、外部制御端子63が短
絡された場合にはモード3で、夫々制御されるような構
成がとられている。尚7は周囲の明るさを検知する明る
さセンサで、制御回路3はこの明るさセンサ7の検知信
号により照明器具5のランプの光出力をフィードバック
制御することで、夫々のモードにおける明るさを一定に
保つのである。
【0009】図15は複数の制御回路3…の各外部接続
端子61〜63に1台のタイマTから出力される各モー
ドに対応したタイマ接点を接続するタイマ運転(運用)
のシステム例を示している。ここで制御回路3の外部接
続端子6は図16に示すように制御回路3内では夫々に
対応して設けられたコンパレータCPの入力端と、グラ
ンドとに接続され、タイマT側のタイマ接点Sの一端
と、グランドを通じてタイマ接点Sの他端に接続したグ
ランド端とに信号線8を介して接続される構成である。
そのため各外部接続端子61〜63を構成する一対の端
子には極性があり、信号線8を接続する場合、極性を間
違わないように注意する必要がある。そのため複数の制
御回路3に対応してタイマTの出力を接続する場合、配
線数が多くなって非常に複雑になる上、誤結線する恐れ
があった。尚図16中9はタイマ接点駆動部である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の何
れのシステムでも配線が複数存在する上に、接続極性の
ため配線施工が面倒であり、その上施工時に誤結線し易
く、システムが正常に動作しないという問題もあった。
【0011】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは外部制御手段からの信
号に基づいて制御回路から照明器具へ照明制御信号を送
り照明器具の光出力を可変したり、オン/オフさせる機
能を備えるシステムを簡単な配線施工で構築できる照明
システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、受け取った照明制御信号が示
す制御内容に応じて照明負荷の出力を制御する照明器具
と、該照明器具の制御動作を指示する信号を出力する少
なくとも1つの外部制御手段と、この外部制御手段の信
号が示す指示に基づいた制御内容の上記照明制御信号を
上記照明器具へ送出する制御回路とを備えた照明システ
ムにおいて、外部制御手段の信号と照明制御信号とを同
一の信号線上で伝送することを特徴とする。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、電圧レベルが可変可能で且つデュティ比が可変可
能なPWM信号を用い、外部制御手段の信号と照明制御
信号の内の、一方をPWM信号の電圧レベルを可変して
伝送し、他方をPWM信号のディティ比を可変して伝送
することを特徴とする。
【0014】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記制御回路から上記信号線上に所定電圧のPW
M信号からなる伝送信号を送出するとともに、上記伝送
信号のデュティ比を可変することで照明器具へ照明制御
信号とし、外部制御手段で上記伝送信号の電圧レベルを
可変することにより制御回路へ外部制御手段から送る信
号としたことを特徴とする。
【0015】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、上記外部制御手段が伝送信号の電圧レベル
を複数設定する機能を備え、各電圧レベルに対応して照
明器具の制御動作の指示内容を異ならせたことを特徴と
する。
【0016】請求項5の発明では、外部より受け取る照
明制御信号により照明負荷の出力を制御する照明器具
と、該照明器具の制御動作の指示を示す信号を出力する
少なくとも1つの外部制御手段と、この外部制御手段の
信号を受けて上記照明器具へ上記照明制御信号を出力す
る制御回路とを備えた照明システムにおいて、外部制御
手段からの信号を制御回路へ送る信号線と、制御回路か
ら照明器具へ送る信号線とを別個に設け、外部制御手段
からの制御回路から送る信号をディティ比が可変可能な
PWM信号とし、該PWM信号のデュティ比を照明器具
の制御動作のモードの指示内容に応じて可変することを
特徴とする。
【0017】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、伝送信号として周波数が可変な信号を用いて外部
制御手段の信号若しくは照明制御信号を伝送することを
特徴とすることを特徴とする。
【0018】請求項7の発明では、請求項1乃至6の発
明において、上記外部制御手段がタイマ、人感センサの
何れか一方若しくは両者であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明を実施形態により説明す
る。 (実施形態1)本実施形態は外部制御手段として明るさ
センサ7及び人感センサ1…を設けたもので、制御回路
3は明るさセンサ7が検知する周囲の明るさ検知レベル
が所定の明るさレベル(照度レベル)となるように照明
器具5のランプの光出力をフィードバックする制御を行
うとともに、人感センサ1…の人検知に応じてフィード
バック制御する明るさの目標値(照度レベル)を設定す
る機能を備えている。
【0020】明るさセンサ7は周囲の明るさに応じた電
圧Sを検知信号として制御回路3へ出力する。
【0021】照明器具5は一対の信号線4を介して制御
回路3に接続されており、制御回路3から送信されるP
WM信号からなる照明制御信号を受信して、そのPWM
信号のデュティ比に対して図2のようにランプの光出力
を調光制御する機能を備えている。
【0022】制御回路3は室内の照度を常に一定に保つ
ために、明るさセンサ7の出力電圧Sが所定のレベルと
なるようフィードバックをかけながら、照明制御信号の
デュティ比を制御する制御機能を備える。そしてフィー
ドバック制御の目標の照度レベルは人感センサ1の検知
の有無により切り替え設定する。
【0023】つまり人感センサ1が人を検知していない
ときは、室内の照度が照度レベルL2に保たれるよう
に、また人感センサ1が人を検知しているときは、室内
の照度が照度レベルL1に保たれるように、夫々の照度
レベルに対応する明るさセンサ7の出力電圧値を基準値
として設定する。尚照度レベルL2、L1の関係を、L
2<L1とする。
【0024】ここで、信号線4上に伝送される伝送信号
は、図3のように電圧レベル(V)とデュティ比の両方
が可変可能なPWM信号とする。つまり制御回路3は伝
送信号のデュティ比を可変することで照明器具5に対す
る照明制御信号とする。一方人感センサ1は照明器具5
と同じ信号線4に接続され、人を検知すると信号線4上
の伝送信号の電圧レベルを内部回路により電圧レベル
(Vb)にクランプすることで、制御回路3へ人検知を
伝達するようになっている。つまり人検知信号を制御回
路3へ送ることができるようになっている。
【0025】次に本実施形態の動作を図4により説明す
る。
【0026】まず人感センサ1が人を検知していないと
きは、制御回路3は信号線4上に伝送される伝送信号の
電圧レベルを図4(a)に示すようにVaとし、そのデ
ュティ比を明るさセンサ7の出力電圧Sが照度レベルL
1に対応する目標電圧値を維持するようにD1(%)付
近で可変制御する。
【0027】ここで人感センサ1が人を検知する、その
瞬間、図4(b)に示すように内部回路により信号線4
上の伝送信号の電圧レベルをVbにクランプする。
【0028】制御回路3は信号線4上の電圧レベルを予
め設定している閾値Vthと比較して人検知の有無を常
時監視しており、上記のように電圧レベルがVbにクラ
ンプされて閾値Vth以下となったことが検知される
と、人が存在しているときの照度レベルL2に対応する
目標電圧値を設定し、該目標電圧値に明るさセンサ7の
出力電圧Sが維持されるように、つまり照度レベルがL
2で保たれるようにデュティ比を可変制御する。この場
合デュティ比は照度レベルL2が保たれるように凡そ図
3のD2(%)付近で可変制御される。この時の伝送信
号を図4(c)に示す。
【0029】以上のように、本実施形態では信号線4に
送出される伝送信号を図3のような電圧レベル(V)と
デュティ比の両方が可変できるPWM信号とすることに
より、図1のように人検知信号と照明制御信号を同じ信
号線4を介して伝送して制御することが可能となる。即
ち照明器具5及び人感センサ1を接続する信号線が1対
の信号線4だけ済むため、配線が簡単であるだけでな
く、誤結線を生じる恐れがない。 (実施形態2)上記実施形態1は人感センサ1の人検知
の有無により照明器具5のランプの光出力を制御して室
内の照度を、人検知の有無に応じたレベルに保つように
制御する照明システムを構成するものであるが、本実施
形態は時間の経過に合わせて室内の照度を切り替えるタ
イマ運転(運用)の照明システムを構成するものであ
り、図5に示すようにタイマTのタイマ信号を信号線4
を介して制御回路3へ送るとともに、制御回路3からは
タイマ信号に基づいて照明制御信号を信号線4を介して
照明器具5…へ送るようになっている。
【0030】明るさセンサ7は実施形態1と同様に周囲
の明るさに応じた電圧Sを検知信号として制御回路3へ
出力し、制御回路3はこの明るさセンサ7の出力電圧S
が、タイマ信号に基づいて設定する所定の目標値に保た
れるよう各照明器具5のランプの光出力を制御する照明
制御信号を作成する。
【0031】ここでより詳細に説明すると、信号線4上
に伝送される伝送信号は、実施形態1と同様に電圧レベ
ル(V)とデュティ比の両方が可変可能なPWM信号と
する。つまり制御回路3は伝送信号のデュティ比を可変
することで照明器具5に対する照明制御信号とする。一
方タイマTは照明器具5と同じ信号線4に接続され、予
め設定された時刻をカウントすると、信号線4上の伝送
信号の電圧レベル(V)を内部回路により所定の電圧レ
ベルにクランプすることで、制御回路3へタイマ信号を
伝達するようになっている。
【0032】本実施形態では、タイマTは、午前9:0
0〜午後0:00では伝送信号の電圧レベルをVb1、
午後0:00〜1:00では伝送信号の電圧レベルをV
b2、午後1:00〜午後10:00では伝送信号の電
圧レベルをVb1、午後10:00〜午前9:00では
伝送信号の電圧レベルをVb3に夫々クリップして、夫
々の電圧レベルにより設定する動作モードを制御回路3
へ指示するようになっている。制御回路3は伝送信号の
電圧レベルを弁別することで動作モードを判断し、動作
モードに応じた室内の照度レベルに対応せる明るさセン
サ7の出力電圧Sの目標電圧値を設定し、この目標電圧
値に明るさセンサ7の出力電圧Sが維持されるように、
つまり室内の照度レベルが目標電圧値に対応するレベル
となるよう伝送信号のデュティ比を可変して照明制御信
号として照明器具5へ送り、照明器具5のランプの光出
力を制御する。ここで電圧レベルがVb3では室内の照
度レベルが最も暗くなるように制御されるモード3が、
Vb1では室内の照度レベルが最も明るくなるように制
御されるモード1が、Vb2ではモード3,モード1の
室内の照度レベルの略中間の照度レベルに制御されるモ
ード2が夫々設定すべき動作モードとして制御回路3に
伝達される。
【0033】図6は上記のタイマTによって設定される
動作モードに対応する伝送信号の電圧レベルと、明るさ
と、照明制御信号のデュティ比の関係を示しており、モ
ード3ではデュティ比がD3付近で、モード1ではデュ
ティ比がD1付近で、モード2ではデュティ比がD2付
近で制御される。
【0034】上記実施形態1では電圧信号の電圧レベル
VaとVbの2つのしか存在しなかったのに対して、本
実施形態では伝送信号の電圧レベルを複数レベル設定す
ることにより、より複雑な照明制御が行えるのである。
【0035】尚外部制御手段としては機能の異なるもの
を接続しても良く、例えば人感センサ1とタイマTとを
同じ信号線4上に接続しても良く、夫々でクリップする
電圧レベルを異ならせることで、更に複雑な制御が可能
となる。また更に上記の方法に加えて、信号の周波数も
可変とすればより複雑な制御が可能な照明システムも1
対の信号線4だけで構成することが可能となる。
【0036】(実施形態3)上記実施形態2ではタイマ
Tのタイマ信号を照明器具5を接続する信号線4を介し
て送る構成となっているが、本実施形態はタイマTのP
WM信号からなるタイマ信号を別の信号線4’により制
御回路3へ送るようにしたものである。
【0037】つまりタイマ信号のデュティ比を変化させ
ることで、動作モードを制御回路3へ指示するようにな
っており、例えばデュティ比がd1〜d2の範囲であれ
ばモード1を、d3〜d4の範囲であればモード2を、
d5〜d6の範囲であればモード3を、d7〜d8の範
囲であればモード4というように実施形態2の場合に比
べてより多くの動作モードを1対の信号線4’により伝
達することができるようになっている。この場合信号線
が実施形態1,2に比べて多くなるが、制御回路3に動
作モードの数だけ外部接続端子を設ける従来例に比べて
信号線が少なく、誤結線の恐れもなく、配線施工も容易
である。
【0038】尚制御回路3から照明器具5に信号線4を
介して送り照明制御信号はPWM信号であり、明るさセ
ンサ7の出力電圧Sを用いてフィードバック制御を行う
点は実施形態1,2と同じであるので、ここではフィー
ドバック制御についての説明は省略する。
【0039】ところで複数の制御回路3に対してタイマ
Tのタイマ信号を接続する場合には制御回路3側に図8
に示すように外部接続端子6から入力するPWM信号を
ダイオードブリッジDBと抵抗Rを介してフォトカプラ
PCの発光ダイオードLEDに接続してフォトカプラC
Pの受光素子PDによりPWM信号を受け取る回路部を
設ければ、簡単な回路構成により極性を気にすることな
く信号線4’を接続することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、受け取った照明制御
信号が示す制御内容に応じて照明負荷の出力を制御する
照明器具と、該照明器具の制御動作を指示する信号を出
力する少なくとも1つの外部制御手段と、この外部制御
手段の信号が示す指示に基づいた制御内容の上記照明制
御信号を上記照明器具へ送出する制御回路とを備えた照
明システムにおいて、外部制御手段の信号と照明制御信
号とを同一の信号線上で伝送するので、外部制御手段か
らの信号に基づいて制御回路から照明器具へ照明制御信
号を送り照明器具の光出力を可変したり、オン/オフさ
せる機能を備える照明システムを非常に簡単な配線で構
築できるという効果がある。
【0041】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、電圧レベルが可変可能で且つデュティ比が可変可能
なPWM信号を用い、外部制御手段の信号と照明制御信
号の内の、一方をPWM信号の電圧レベルを可変して伝
送し、他方をPWM信号のディティ比を可変して伝送す
るので、一対の同じ信号線に複数の照明器具と、外部制
御手段を接続することが可能な上に、簡単な回路構成で
接続極性を気にすることも無く信号線を接続することが
可能で、複雑な照明システムを非常に簡単な配線で照明
システムを構築できるという効果がある。
【0042】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記制御回路から上記信号線上に所定電圧のPWM
信号からなる伝送信号を送出するとともに、上記伝送信
号のデュティ比を可変することで照明器具へ照明制御信
号とし、外部制御手段で上記伝送信号の電圧レベルを可
変することにより制御回路へ外部制御手段から送る信号
としたので、伝送信号を制御回路から一対の信号線上に
送出して、そのデュティ比を可変することで、制御回路
から照明器具へ照明制御信号を伝達することができ、し
かも信号線上の伝送信号の電圧レベルを外部制御手段で
可変だけで動作制御の内容を制御回路へ指示することが
できるため、伝送信号を送出する機能を外部制御手段に
設ける必要がないという効果がある。
【0043】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、上記外部制御手段が伝送信号の電圧レベルを
複数設定する機能を備え、各電圧レベルに対応して照明
器具の制御動作の指示内容を異ならせたので、電圧レベ
ルを切り替えるだけで、複数の制御動作の指示内容を制
御回路へ伝達することができ、そのため照明器具の制御
動作のモードを複数実現することができるという効果が
ある。
【0044】請求項5の発明は、外部より受け取る照明
制御信号により照明負荷の出力を制御する照明器具と、
該照明器具の制御動作の指示を示す信号を出力する少な
くとも1つの外部制御手段と、この外部制御手段の信号
を受けて上記照明器具へ上記照明制御信号を出力する制
御回路とを備えた照明システムにおいて、外部制御手段
からの信号を制御回路へ送る信号線と、制御回路から照
明器具へ送る信号線とを別個に設け、外部制御手段から
の制御回路から送る信号をディティ比が可変可能なPW
M信号とし、該PWM信号のデュティ比を照明器具の制
御動作のモードの指示内容に応じて可変するので、1対
の信号線を用いて外部制御手段から制御回路へ複数の制
御動作のモードに対応する指示を与えることができ、し
かも制御回路から照明制御信号を照明器具に送る信号線
と合わせても最小限の配線で済むという効果がある。
【0045】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、伝送信号として周波数が可変な信号を用いて外部制
御手段の信号若しくは照明制御信号を伝送することを特
徴とするので、より複雑な制御が可能な照明システムを
最小限の信号線の配線で実現できるという効果がある。
【0046】請求項7の発明は、請求項1乃至6の発明
において、上記外部制御手段がタイマ、人感センサの何
れか一方若しくは両者であるので、人の検知をトリガと
する照明器具の制御や、時間管理による照明器具の制御
が行える照明システムを最小限の信号線の配線で実現で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のシステム構成図である。
【図2】同上で用いる照明器具のランプの光出力と、照
明制御信号としての伝送信号のデュティ比との関係説明
図である。
【図3】同上に用いる伝送信号の波形説明図である。
【図4】同上の動作説明用の伝送信号の波形図である。
【図5】本発明の実施形態2のシステム構成図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【図7】本発明の実施形態3のシステム構成図である。
【図8】同上の制御回路の内部回路図である。
【図9】従来例のシステム構成図である。
【図10】同上に用いる人感センサの回路図である。
【図11】同上に用いる照明制御信号の波形図である。
【図12】同上の照明器具のランプの光出力と、照明制
御信号のデュティ比との関係例を示す説明図である。
【図13】別の従来例の動作説明図である。
【図14】同上のシステム構成図である。
【図15】他の従来例の動作説明図である。
【図16】同上で使用するタイマと制御回路の結線状態
を示す回路図である。
【符号の説明】
1 人感センサ 3 制御回路 4 信号線 5 照明器具 7 明るさセンサ S 出力電圧

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受け取った照明制御信号が示す制御内容に
    応じて照明負荷の出力を制御する照明器具と、該照明器
    具の制御動作を指示する信号を出力する少なくとも1つ
    の外部制御手段と、この外部制御手段の信号が示す指示
    に基づいた制御内容の上記照明制御信号を上記照明器具
    へ送出する制御回路とを備えた照明システムにおいて、
    外部制御手段の信号と照明制御信号とを同一の信号線上
    で伝送することを特徴とする照明システム。
  2. 【請求項2】電圧レベルが可変可能で且つデュティ比が
    可変可能なPWM信号を用い、外部制御手段の信号と照
    明制御信号の内の、一方をPWM信号の電圧レベルを可
    変して伝送し、他方をPWM信号のディティ比を可変し
    て伝送することを特徴とする請求項1記載の照明システ
    ム。
  3. 【請求項3】上記制御回路から上記信号線上に所定電圧
    のPWM信号からなる伝送信号を送出するとともに、上
    記伝送信号のデュティ比を可変することで照明器具へ照
    明制御信号とし、外部制御手段で上記伝送信号の電圧レ
    ベルを可変することにより制御回路へ外部制御手段から
    送る信号としたことを特徴とする請求項2記載の照明シ
    ステム。
  4. 【請求項4】上記外部制御手段が伝送信号の電圧レベル
    を複数設定する機能を備え、各電圧レベルに対応して照
    明器具の制御動作の指示内容を異ならせたことを特徴と
    する請求項1乃至3の何れか記載の照明システム。
  5. 【請求項5】外部より受け取る照明制御信号により照明
    負荷の出力を制御する照明器具と、該照明器具の制御動
    作の指示を示す信号を出力する少なくとも1つの外部制
    御手段と、この外部制御手段の信号を受けて上記照明器
    具へ上記照明制御信号を出力する制御回路とを備えた照
    明システムにおいて、外部制御手段からの信号を制御回
    路へ送る信号線と、制御回路から照明器具へ送る信号線
    とを別個に設け、外部制御手段からの制御回路から送る
    信号をディティ比が可変可能なPWM信号とし、該PW
    M信号のデュティ比を照明器具の制御動作のモードの指
    示内容に応じて可変することを特徴とする照明システ
    ム。
  6. 【請求項6】伝送信号として周波数が可変な信号を用い
    て外部制御手段の信号若しくは照明制御信号を伝送する
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の照明
    システム。
  7. 【請求項7】上記外部制御手段がタイマ、人感センサの
    何れか一方若しくは両者であることを特徴とする請求項
    1乃至6の何れか記載の照明システム。
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