JP2001356922A - 業務プログラムの実行方法および記録媒体 - Google Patents

業務プログラムの実行方法および記録媒体

Info

Publication number
JP2001356922A
JP2001356922A JP2000176245A JP2000176245A JP2001356922A JP 2001356922 A JP2001356922 A JP 2001356922A JP 2000176245 A JP2000176245 A JP 2000176245A JP 2000176245 A JP2000176245 A JP 2000176245A JP 2001356922 A JP2001356922 A JP 2001356922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
business
file
processing
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000176245A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Koshiba
国博 小柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000176245A priority Critical patent/JP2001356922A/ja
Publication of JP2001356922A publication Critical patent/JP2001356922A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールでの指示による業務プログラムの実
行時におけるマルチタスク処理を可能とする。 【解決手段】OS4は、電子メールを受け付けると、或
る仮想デバイスに対するファイルを生成して、受け付け
た電子メールの解釈内容を記憶し、次いで、電子メール
で起動された業務実行に関するプログラムのみが、この
ファイルの解釈内容を読み出して実行されるようしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールにて業
務プログラムの実行を指示するようにした業務プログラ
ムの実行方法およびそのための処理プログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット技術等の発展によ
り、電子メールが盛んに利用され、その利用のされかた
も様々なものがある。例えば、特許2933089号公
報等の公報には、電子メールを単に情報伝送のために用
いるのではなく、各種の連携サービスのトリガーとして
も用いるようにされたものが記載されている。この他の
公報に記載のものにあっても、電子メールにて業務実行
を指示して業務の効率化等を図るようにしたものが各種
提案されている。
【発明が解決しようとする課題】ところで、業務プログ
ラムの実行を指示する電子メールが複数送信されてきた
場合、このメール内容が解釈されて或る形式のファイル
等に変換され、この業務プログラムがこれを読みとって
実行するように構成されている。したがって、同一業務
プログラムの実行を指示する複数種類の電子メールが送
信された場合等には、これらのファイルの内のいずれを
使用するか等の処理管理に混乱をきたすといった問題が
あった。
【0003】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、このような電子メールでの指
示による業務プログラムの実行時におけるマルチタスク
処理を考慮した方法および記録媒体を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、業務指示に関する情報が記述された電子
メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務を行うた
めの業務プログラムを実行するようにした業務プログラ
ム実行方法において、前記電子メールを受け付けると、
或る仮想デバイスに対するファイルを生成して、前記受
け付けた電子メールの解釈内容を記憶し、前記電子メー
ルで起動された業務実行に関するプログラムのみが、前
記ファイルの解釈内容を読み出して実行されるようにす
ることを特徴とするようにした。
【0004】この発明によれば、電子メールを受け付け
ると、或る仮想デバイスに対するファイルを生成して、
受け付けた電子メールの解釈内容を記憶し、次いで、電
子メールで起動された業務実行に関するプログラムのみ
が、該当ファイルの解釈内容を読み出して実行されるよ
うにされているので、複数種類の電子メールを受け付け
ても互いに無関係なファイルをアクセスしないので、業
務に関するプログラムの同時実行が行える。
【0005】また、業務指示に関する情報が記述された
電子メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務プロ
グラムを実行するようにした処理プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記電
子メールを受け付けると、或る仮想デバイスに対するフ
ァイルを生成して、前記受け付けた電子メールの解釈内
容を記憶する処理と、前記電子メールで起動された業務
実行に関するプログラムのみが、前記ファイルの解釈内
容を読み出して実行されるようにする処理と、を含む処
理を実行する処理プログラムを記録した記録媒体も提案
される。
【0006】このような記録媒体としては、ROM、半
導体IC等の半導体記録媒体、DVDROM、CDRO
M等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録
媒体、MO等の光磁気記録媒体等のデジタルコンテンツ
の記録、読み出しが可能な記録媒体が挙げられる
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0007】(構成)図1は、本発明の実施形態の構成
図である。図1を参照すると、本発明の実施の形態の電
子メールとの複数業務連携システムは、プログラム制御
により動作するコンピュータ上に、オペレーティングシ
ステム4と、そのオペレーティングシステム4上で動作
する電子メール処理部2と、業務処理手段3とを有す
る。なお、業務処理手段3は、発注、経理等の複数種類
の業務プログラムからなっていて、これが電子メールサ
ーバ1から送信される電子メールに記述された指示によ
って実行されるようになっている。
【0008】電子メール処理部2は、電子メールの送受
信処理を行う電子メール送受信処理部21と、新規に受
信した電子メールの数の確認および業務起動の制御を行
う受信メール数確認手段22と、実行中の業務数のデー
タを記憶する処理実行中メール管理テーブル23と、受
信した電子メールを業務処理手段3が実行できるような
データファイルに変換する受信メール解析手段24と、
その変換を行う場合の変換方法を記憶したフォーマット
定義ファイル25と、業務の実行/終了の監視を行う業
務処理起動/終了確認手段26と、業務処理の結果を送
信メールに変換し電子メール送受信処理部21に通知す
る送信メール作成手段27とを備えている。
【0009】図2は、処理実行中メール管理テーブル2
3の内容例を示したものである。またフォーマット定義
ファイル25は、業務を識別する業務IDと、その業務
の実行を要求する電子メールの形式の定義と、業務を実
行する場合に共通して使用する仮想ファイル名と、受信
した電子メールから業務処理手段3が必要とするデータ
へのデータ変換形式を定義した受信データファイル形式
と、業務処理手段3が処理した結果を格納したファイル
の形式を定義した送信データファイル形式と、業務処理
手段3が処理した結果の送信メールへの変換形式を定義
した送信メール形式とを含んで成っている。図3には、
このフォーマット定義ファイル25の一例を示してい
る。
【0010】オペレーティングシステム4には、仮想デ
バイス/仮想ファイルに関する処理を行う仮想デバイス
/仮想ファイル制御部41と、仮想ファイル名と業務処
理手段3と実ファイル名との関連付けを記憶した仮想フ
ァイル管理テーブル42と、仮想ファイルに関連付けら
れた実体のある実ファイルとなる送受信メールデータフ
ァイル43とを含んだ成っている。
【0011】また、仮想デバイス/仮想ファイル制御部
41は、仮想ファイルを新規に作成する仮想ファイル作
成手段411と、各業務処理手段3が仮想デバイスおよ
び仮想ファイルにアクセスした場合に実際にアクセスす
る実ファイルを決定し各業務処理手段3に対しデータ通
知を行ったり、データを受信したりするアクセスファイ
ル切り替え手段412と、仮想ファイルを作成した業務
処理手段3が他の業務処理手段3を起動した場合、起動
された業務処理手段3も同一の実ファイルをアクセスで
きるようにするために仮想ファイル管理テーブル42の
関連付けを更新する仮想ファイル管理テーブル修正手段
413と、仮想ファイルを使用する業務処理手段3が存
在しなくなった場合に、仮想ファイルに関連付けられた
実ファイルを削除する仮想ファイル削除手段414とを
含んで成る。
【0012】仮想ファイル管理テーブル42は、仮想フ
ァイル名と、その仮想ファイルに対応した実ファイル名
と、その実ファイル名を使用する業務名(プロセスI
D)とを含んで成っている。図4は、仮想ファイル管理
テーブルの一例を示している。
【0013】上述した手段は、夫々概略以下のように動
作する。各種業務処理手段3が、実際には実在しないデ
バイス名でアクセスしても仮想デバイスとしてアクセス
できるデバイスを予め定義し、その仮想デバイス名に対
して各種業務処理手段3がアクセスしようとした場合、
仮想デバイス/仮想ファイル制御部41が動作する。
【0014】仮想デバイス/仮想ファイル制御部41
は、複数の業務処理手段3が仮想デバイスに対して同一
のファイル名(仮想デバイスに対するファイル名のこと
を、以後、仮想ファイルと称する)でREADまたはW
RITEを行おうとした場合でも、各業務処理手段3の
プロセスIDと仮想ファイル名および実ファイル名の関
連付けを格納した仮想ファイル管理テーブル42を参照
することにより、プロセス毎に異なる実ファイルのアク
セスを可能にする。また、仮想ファイルを作成したプロ
セスが別のプロセスを起動した場合に、起動されたプロ
セスからも親プロセスと同一の実ファイルにアクセスで
きるように、起動されたプロセスの情報を仮想ファイル
管理テーブル42に格納する。
【0015】受信メール数確認手段22は、電子メール
を受信した場合に起動され、受信した電子メール数とこ
のシステムにおいて動作可能な業務数を処理実行中メー
ル管理テーブル23を参照して確認することにより、動
作可能な業務数だけの受信メール解析手段24を起動す
ることにより、動作中の業務処理手段数を制御する。受
信メール解析手段24は、フォーマット定義ファイル2
5を参照することにより、受信した電子メールが業務要
求の電子メールか否か確認し、正しい形式の電子メール
であるならば、フォーマット定義ファイル25の定義に
従って、業務処理手段3が扱うことが可能な形式に編集
し、フォーマット定義ファイル25で業務毎に一意に定
められている仮想ファイルに出力したのち、業務処理起
動/終了確認手段26を起動する。
【0016】業務処理起動/終了確認手段26は、受信
メール解析手段24によって起動され、起動時に通知さ
れる業務IDに基づいて、フォーマット定義ファイル2
5に定義された業務処理手段3を起動する。起動後は、
業務処理手段3が終了するのを待ちあわせ、終了した時
点で送信メール作成手順27を起動する。送信メール作
成手段2)は、業務処理起動/終了確認手段26によっ
て起動され、起動時に通知される業務IDに基づいて
に、フォーマット定義ファイル25で定義された仮想フ
ァイルをアクセスし、フォーマット定義ファイル25で
定義された形式に送信メールを作成した後、電子メール
送受信処理部21を介して電子メールを送信する。
【0017】(動作)次に、図を参照して本実施形態の
動作についてオペレーティングシステム4に含まれる仮
想デバイス/仮想ファイル制御部41と、電子メール処
理部2の2つに分けて詳細に説明する。先ず、仮想デバ
イス/仮想ファイル制御部41の動作について説明す
る。仮想デバイス/仮想ファイル制御部41は、仮想フ
ァイルに対する処理要求に対する処理を行う。前述した
ように、新規仮想ファイル作成手段411と、アクセス
ファイル切り替え手段412と、仮想ファイル管理テー
ブル修正手段413と、仮想ファイル削除手段414と
を含んだおり、これら各手段の動作について図を参照し
て説明する。
【0018】新規仮想ファイル作成手段411の動作に
ついて、図4および図5のフローチャートを参照して説
明する。各種業務手段3が仮想ファイルを作成しようと
した場合、新規仮想ファイル作成手段411が起動され
る。新規仮想ファイル作成手段411は、先ず仮想ファ
イルに対応した実ファイルを一意のファイル名で作成す
る(図5の1)。次いで、作成した実ファイルと作成要
求を行った業務名および仮想ファイルとの関連付けを行
うために、仮想ファイル管理テーブル42に管理情報を
登録する(図5の2)。
【0019】アクセスファイル切り替え手段412の動
作について、図4および図6のフローチャートを参照し
て説明する。各種業務手段3が仮想ファイルに対してR
EADまたはWRITEを行った場合、アクセスファイ
ル切り替え手段412が起動される。アクセスファイル
切り替え手段412は、先ず、要求した業務処理手段3
のプロセスIDとアクセス要求のあった仮想ファイル名
と合致する情報が仮想ファイル管理テーブル42に存在
するか否かを確認する(図6の1)。存在しない場合に
は、要求元の業務処理手段3が該当する仮想ファイルを
作成していないためエラーを要求元に通知する(図6の
2と6)。
【0020】仮想ファイル管理テーブル42に存在する
場合には、仮想ファイル管理テーブル42の関連付けか
ら判断した実ファイルが、他のプロセスにより使用され
ているか否かを確認する(図6の2と3)。使用中であ
れば、エラーを要求元に通知する(図6の4と6)。一
方、使用中でなければ、要求内容に応じて、実ファイル
のデータをREADまたはWRITEする(図6の4と
5)。
【0021】仮想ファイル管理テーブル修正手段413
の動作について、図4および図7のフローチャートを参
照して説明する。いずれかの業務処理手段3が起動され
た場合、仮想ファイル管理テーブル修正手段413が起
動される。仮想ファイル管理テーブル修正手段413
は、起動された業務(プロセス)を起動した業務(親プ
ロセス)が存在するか否かを確認する(図7の1)。存
在しない場合には、起動された業務(プロセス)に関連
付ける仮想ファイルは存在しないため、何も行わずに処
理を終了する(図7の2〜おわり)。親プロセスが存在
する場合には、親プロセスのプロセスIDを得る(図7
の2と3)。親プロセスのプロセスIDが仮想ファイル
管理テーブル42に存在するか否かを確認し(図7の
4)、存在しなければ、起動された業務(プロセス)に
関連付ける仮想ファイルは存在しないため、何も行わず
に処理を終了する(図7の5〜おわり)。親プロセスI
Dが仮想ファイル管理テーブル42に存在する場合に
は、親プロセスが使用していた仮想ファイル名を起動さ
れた業務(プロセス)が使用すれば、同一の実ファイル
をアクセスできるように、仮想ファイル管理テーブル4
2の仮想ファイルと対応したプロセスIDに起動された
プロセスのプロセスIDを追加する(図7の6)。
【0022】仮想ファイル削除手段414の動作につい
て、図4および図8のフローチャートを参照して説明す
る。いずれかの業務処理手段3による処理が終了した場
合、仮想ファイル削除手段414が起動される。仮想フ
ァイル削除手段414は、終了した業務(プロセス)の
プロセスIDを得(図8の1)、そのプロセスIDが仮
想ファイル管理テーブル42に存在するか否かを確認し
(図8の2)、存在しなければ、終了した業務(プロセ
ス)と関連する仮想ファイルは存在しないので何も行わ
ずに処理を終了する(図8の3〜おわり)。一方、存在
すれば、仮想ファイル管理テーブル42の該当するプロ
セスIDをすべて削除し(図8の4)、削除することに
より、関連付けられたプロセスが存在しなくなった仮想
ファイルが存在するか否かを確認する(図8の5)。関
連付けられたプロセスが存在しない仮想ファイルがある
場合には、仮想ファイル管理テーブル42から、該当す
る仮想ファイルに関連する情報(レコード)を削除し、
実ファイルも削除する(図8の6〜7)。
【0023】最後に、仮想デバイス/仮想ファイル制御
部41の動作の具体例を図9を参照して説明する。処理
手段1(図9の100)が仮想デバイスZに対して仮想
ファイルAAAを作成した場合、仮想デバイス/仮想フ
ァイル制御部41の処理により実ファイル1(600)
が作成される。次に処理手段1(図9の100)が処理
手段1−2(図9の200)を起動すると、仮想デバイ
ス/仮想ファイル制御部41により、仮想ファイル管理
テーブル42の情報に、起動された業務手段1−2のプ
ロセスIDを追加する。この状態で、処理手段1−2
(図9の200)および全く別の業務手段2(図9の3
00)が同一の仮想デバイス(デバイスZ)に対して同
一の仮想ファイル(AAA)にアクセスした場合、業務
手段1−2(図9の200)は、実ファイル1に対して
アクセスするが、処理手段2は全く別の実ファイル2に
対してアクセスするようになる。
【0024】次に、電子メール処理部2の動作について
説明する。電子メール処理部2は電子メールデータを編
集することにより業務処理手段3と電子メールとの連携
処理を行う。前述のように、電子メール処理部2は、電
子メール送受信処理部21と、受信メール数確認手段2
2と、受信メール解析手段24と、業務処理起動/終了
確認手段26と、送信メール作成手段27とを含んで成
っており、各手段の動作について図を参照して説明す
る。
【0025】受信メール数確認手段22の動作につい
て、図2および図10のフローチャートを参照して説明
する。電子メール送受信処理部21が新規の電子メール
を受信した場合、受信メール数確認手段22が起動され
る。受信メール数確認手段22は、受信した電子メール
の数をカウントする(結果をここでは「A」とする)
(図10の1)。次に、処理実行中メール管理テーブル
23を排他オープンする(図10の2)。仮に、他の業
務処理手段3が処理実行中メール管理テーブル23を使
用していた場合には、一定時間待ち開放されるまで待ち
合わせる(図10の3〜11〜2 の繰り返し)。処理
実行中メール管理テーブル23には、現在、システムで
処理中の電子メール数が登録されているため、その処理
中の電子メール数を読み込む(結果をここではBとす
る)(図10の4)。
【0026】予め定められた、システム上で処理できる
最大処理可能電子メール数(ここではCとする)と、現
在処理中の電子メール数「B」とを比較し(図10の
5)、「B=C」であれば追加して処理を行うことがで
きないため、処理実行中メール管理テーブル23をクロ
ーズ後、一定時間待った後、再度、処理実行中メール管
理テーブル23を参照する(図10の6〜12〜11〜
2の繰り返し)。受信した電子メール数「A」と、処理
中電子メール数(B)とを加算した数「A+B」が、最
大処理可能電子メール数「C」より小さい「A+B<
C」場合には、受信した電子メール数(A個)全て処理
可能であるため、受信メール解析手段24をA個起動
し、各受信メール解析手段24に対して受信メールデー
タを通知(図10の7〜8)した後、処理実行中メール
管理テーブル23の現在処理中メール数を「A」だけ加
算し(図10の9)、処理実行中メール管理テーブル2
3をクローズする(図10の10)。
【0027】受信した電子メール数(A)と、処理中電
子メール数(B)とを加算した数「A+B」が、最大処
理可能電子メール数「C」より大きい「A+B>C」場
合には、現在実行可能な電子メール数(C−B)個、受
信メール解析手段24を起動し、各受信メール解析手段
24に対し受信メールデータを通知(図10の7〜1
3)した後、処理実行中メール管理テーブル23の現在
処理中メール数に、追加処理を行った電子メール数「C
−B」を加算し(図10の14)、受信した電子メール
数、即ち未処理の電子メール数「A」から追加処理を行
った電子メール数を減算し「A←A−(C−B)」(図
10の15)、処理実行中メール管理テーブル23をク
ローズ(図10の16)した後、実行中の処理が終了す
るのを待つために、一定時間待った後、再度、処理実行
中メール管理テーブル23を参照する(図10の16〜
11〜2)。
【0028】受信メール解析手段24の動作について図
3および図11のフローチャートを参照して説明する。
受信メール解析手段24は、受信メール数確認手段22
から起動され、起動時に受信した電子メールデータを受
け取る。受信メール解析手段24は、受け取った電子メ
ールデータから、起動する業務IDを抽出し、フォーマ
ット定義ファイル25と業務IDとから、業務で使用す
る仮想ファイル名を決定し、その仮想ファイル名でファ
イルを作成する(図11の1)。次に、受信した電子メ
ールデータがフォーマット定義ファイル25の受信メー
ル形式で定義された形式通りか否かを確認し(図11の
2)、受信した電子メールが過去に送信した電子メール
に対するエラーメールであれば、エラーメールを受信し
たことをシステム管理者へ通知するための電子メール文
書を作成し、仮想ファイルに文書を書き込み、送信メー
ル作成手段を起動し、実行中の業務IDを通知する(図
11の3〜7〜8)。
【0029】また、受信した電子メールデータがフォー
マット定義ファイル25の受信メール形式で定義された
形式とは異なる形式の場合には、電子メール送信者に対
して不正電子メールを受信したことを通知するための電
子メール文書を作成し、仮想ファイルに文書を書き込
み、送信メール作成手段27を起動し、実行中の業務I
Dを通知する(図11の4〜9〜10)。受信した電子
メールデータがフォーマット定義ファイル25の受信メ
ール形式で定義された形式であれば、受信した電子メー
ルからフォーマット定義ファイル25で定義された受信
データファイル形式を参照し、業務処理手段3での処理
に必要なデータを抽出および編集を行い、先に作成した
仮想ファイルに書き込む(図11の4〜5)。最後に、
業務処理起動/終了確認手段26を起動すると同時に、
業務処理起動/終了確認手段26に業務IDを通知する
(図11の6)。
【0030】業務処理起動/終了確認手段26の動作に
ついて図3および図12のフローチャートを参照して説
明する。業務処理起動/終了確認手段26は、受信メー
ル解析手段24から起動され、その起動時に起動する業
務IDを受け取る。業務処理起動/終了確認手段26
は、フォーマット定義ファイル25を参照し、受信メー
ル解析手段24から受け取った業務IDに関連付けられ
た業務処理手段3を起動し(図12の1)、起動した業
務処理手段3により処理が終了するまで待ち合わせる
(図12の2)。起動した業務処理手段3では、仮想フ
ァイルのデータを読み込み業務処理を行った後、結果を
再度、仮想ファイルに書き込んみ処理を終了する。業務
処理手段3の処理を終了を認識した時点で、送信メール
作成手段27を起動すると同時に、送信メール作成手段
27に業務IDを通知する(図12の3)。
【0031】最後に、送信メール作成手段27の動作に
ついて図2、図3および図13のフローチャートを参照
して説明する。送信メール作成手段27は、受信メール
解析手段24または業務処理起動/終了確認手段26か
ら起動され、その起動時に業務IDを受け取る。送信メ
ール作成手段27は、フォーマット定義ファイル25と
起動時に受け取った業務IDとから、読み込む仮想ファ
イル名を決定し(図13の1)、その仮想ファイルから
業務処理手段3による処理結果または、受信メール解析
手段24で作成したエラー通知文書を読み込み(図13
の2)、更に、フォーマット定義ファイル25の送信メ
ール形式に従い、仮想ファイルの業務処理手段3の結果
を編集し送信する電子メールを作成する(図13の
3)。
【0032】結果の電子メールを送信する前に、1つの
業務が終了したことにより処理実行中メール管理テーブ
ル23の処理中メール数を更新するために、処理実行中
メール管理テーブル23をオープンする(図13の
4)。仮に、業務処理手段3が処理実行中メール管理テ
ーブル23を使用中であれば、開放されるまで一定時間
待機とオープンを繰り返す(図13の5〜6〜4)。そし
て、処理実行中メール管理テーブル23をオープン後、
作成した送信メールを電子メール送受信処理部21に通
知し電て子メールの発信を行う(図13の7)。電子メ
ールの送信に失敗した場合には、電子メール管理者に電
子メール送信が失敗したことを通知するための電子メー
ル文書を作成して(図13の9)、通知メールを送信す
る(図13の10)。電子メールを送信後は、先にオー
プンした処理実行中メール管理テーブル23の現在処理
中メール数から「1」を減算し(図13の11)、処理
実行中メール管理テーブル23をクローズする(図13
の12)。
【0033】以上説明してきたようにして、本発明の実
施の形態では複数種類の電子メールによる業務処理手段
3の同時実行が可能になる。その理由は、仮想デバイス
/仮想ファイル制御部41の動作により、同一のファイ
ル名に対してアクセスを行っても、業務(プロセス)が
異なればファイルの内容は、業務(プロセス)毎に独立
していることから、複数同時に同一業務が実行されても
ファイルのデータ保証が行われるためである。また、複
数の業務を同時実行する場合、高負荷によるシステム異
常を防止でき、適度なスループットで業務処理を行え
る。その理由は、システムで処理中の受信メール数を記
憶しておくことにより、大量の要求メールを受信しても
受信メール数確認手段22で起動する処理数を制限でき
るためである。更に、受信メール解析手段24および送
信メール作成手段27により、エラーメールやメール送
信失敗時の監視を行い、エラーが発生した場合にはシス
テム管理者に通知を行うので、電子メールの送受信でエ
ラーが発生した場合、そのエラーの発生を監視できる。
【0034】なお、図1に示すシステムは、その動作手
順をプログラム化したものをROMやHD等の記録媒体
に記憶しておいて、これをCPUが実行するようにして
実現することができる。即ち、図5乃至図13における
処理はCPUが記録媒体に記録しておいたプログラムを
実行することによって実現可能である。
【0035】なお、以上、本発明の実施の形態について
説明したきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を
施すことができる。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、複数種類の電子メールを受け付けても互いに無関係
なファイルをアクセスしないので、業務に関するプログ
ラムの同時実行が行えるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のシステムの構成図であ
る。
【図2】処理実行中メール管理テーブルの一例の説明図
である。
【図3】フォーマット定義ファイルの一例の説明図であ
る。
【図4】仮想ファイル管理テーブルの一例の説明図であ
る。
【図5】本発明の実施形態の動作説明のためのフローチ
ャートである。
【図6】本発明の実施形態の動作説明のためのフローチ
ャートである。
【図7】本発明の実施形態の動作説明のためのフローチ
ャートである。
【図8】本発明の実施形態の動作説明のためのフローチ
ャートである。
【図9】本発明の実施形態の動作説明のための模式的な
説明図である。
【図10】本発明の実施形態の動作説明のためのフロー
チャートである。
【図11】本発明の実施形態の動作説明のためのフロー
チャートである。
【図12】本発明の実施形態の動作説明のためのフロー
チャートである。
【図13】本発明の実施形態の動作説明のためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 電子メール処理部 3 業務処理手段 4 オペレーティングシステム 21 電子メール送受信処理部 22 受信メール数確認手段 23 処理実行中メール管理テーブル 24 受信メール解析手段 25 フォーマット定義ファイル 26 業務処理起動/終了確認手段 41 仮想デバイス/仮想ファイル制御部 42 仮想ファイル管理テーブル 43 送受信メールデータファイル 411 仮想ファイル作成手段 412 アクセスファイル切り替え手段 413 仮想ファイル管理テーブル修正手段 414 仮想ファイル削除手段414
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 業務指示に関する情報が記述された電子
    メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務を行うた
    めの業務プログラムを実行するようにした業務プログラ
    ム実行方法において、 前記電子メールを受け付けると、或る仮想デバイスに対
    するファイルを生成して、前記受け付けた電子メールの
    解釈内容を記憶し、 前記電子メールで起動された業務実行に関するプログラ
    ムのみが、前記ファイルの解釈内容を読み出して実行さ
    れるようにすることを特徴とする業務プログラムの実行
    方法。
  2. 【請求項2】 業務指示に関する情報が記述された電子
    メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務プログラ
    ムを実行するようにした処理プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記電子メールを受け付けると、或る仮想デバイスに対
    するファイルを生成して、前記受け付けた電子メールの
    解釈内容を記憶する処理と、 前記電子メールで起動された業務実行に関するプログラ
    ムのみが、前記ファイルの解釈内容を読み出して実行さ
    れるようにする処理と、を含む処理を実行する処理プロ
    グラムを記録した記録媒体。
JP2000176245A 2000-06-13 2000-06-13 業務プログラムの実行方法および記録媒体 Pending JP2001356922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176245A JP2001356922A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 業務プログラムの実行方法および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000176245A JP2001356922A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 業務プログラムの実行方法および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001356922A true JP2001356922A (ja) 2001-12-26

Family

ID=18677985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000176245A Pending JP2001356922A (ja) 2000-06-13 2000-06-13 業務プログラムの実行方法および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001356922A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004030206A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Solxyz Co Ltd プログラム起動システム及びそのサーバ
JP2006092013A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Konica Minolta Business Technologies Inc メール管理プログラムおよび記録媒体
JP2011014009A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Hitachi Information Systems Ltd 電子メールを利用したデータ処理システム及び同データ処理方法
JP2013125512A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2017117491A (ja) * 2017-03-02 2017-06-29 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置及びプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132845A (ja) * 1981-12-29 1983-08-08 Fujitsu Ltd ファイル処理方式
JPH064428A (ja) * 1992-06-18 1994-01-14 Pfu Ltd 処理依頼方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58132845A (ja) * 1981-12-29 1983-08-08 Fujitsu Ltd ファイル処理方式
JPH064428A (ja) * 1992-06-18 1994-01-14 Pfu Ltd 処理依頼方式

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004030206A (ja) * 2002-06-25 2004-01-29 Solxyz Co Ltd プログラム起動システム及びそのサーバ
JP2006092013A (ja) * 2004-09-21 2006-04-06 Konica Minolta Business Technologies Inc メール管理プログラムおよび記録媒体
JP2011014009A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Hitachi Information Systems Ltd 電子メールを利用したデータ処理システム及び同データ処理方法
JP2013125512A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Casio Comput Co Ltd 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
US9363218B2 (en) 2011-12-16 2016-06-07 Casio Computer Co., Ltd Information processing device, information processing system and computer-readable storage medium
JP2017117491A (ja) * 2017-03-02 2017-06-29 カシオ計算機株式会社 売上データ処理装置及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2859559B2 (ja) コンピュータ・ネットワーク・システム、コンピュータ・システム、及びクリップボード制御方法
KR101104062B1 (ko) 애플리케이션 서버에서의 업무 처리를 위한 데이터 입력을 지원하기 위한 방법, 프로그램, 및 에이전트 서버
WO2013017019A1 (zh) 一种图片编辑动作共享的方法、共享平台及系统
US7246356B1 (en) Method and system for facilitating comunications between an interactive multimedia client and an interactive multimedia communication server
CN109359092A (zh) 文件管理方法、桌面显示方法、装置、终端及介质
JP5475199B2 (ja) 前処理済みのファイルを実行させるためのファイル処理装置及びその方法をコンピュータで行うための記録媒体
JP2006338197A (ja) トランザクション制御プログラム、トランザクション制御方法及びトランザクション処理システム
JP2001356922A (ja) 業務プログラムの実行方法および記録媒体
KR19980086598A (ko) 전자 메일을 이용한 정보 처리 방법과 정보 처리 장치 및 정보 처리 장치 제어 프로그램을 저장한 기억 매체
US7165251B2 (en) In-context launch management method, system therefor, and computer-readable storage medium
PT1760647E (pt) Método e configuração para manuseamento de ficheiros através de terminais móveis, bem como um respetivo programa de computador e um respetivo meio de armazenamento eletrónico
US20030115255A1 (en) A server device that manages a state of a shared device, and method of controlling same
WO2012042734A1 (ja) アクセス制御情報生成システム
JP2010257033A (ja) ユーザログ収集装置、及びユーザログ管理システム
JP2000285074A (ja) ファイルサーバ装置及び記録媒体
JPH1031636A (ja) ファイルサーバ管理機能を持つ電子メールサービスマネージャー
JPH10334002A (ja) 電子メールによる遠隔操作制御システムおよび制御方法ならびに遠隔操作制御プログラムを格納した記憶媒体
JP2002007151A (ja) ジョブ制御装置、ジョブ制御方法、ジョブ制御プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JPH064346A (ja) デバッグ装置におけるブレークポイント管理装置
JPH11305606A (ja) 機器管理システム、機器管理方法及び記憶媒体
US20090144289A1 (en) Service Oriented File System
JP2001319183A (ja) ワークフロー管理システム及びワークフロー管理方法
JP2001159994A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
US20050002055A1 (en) Data transmitting and receiving system
JPH11282775A (ja) 情報処理装置の操作方法、遠隔操作受付プログラムを記録した記録媒体及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050615

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050615

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050715

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20051014

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070119

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20080603