JP2001356922A - 業務プログラムの実行方法および記録媒体 - Google Patents
業務プログラムの実行方法および記録媒体Info
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Abstract
行時におけるマルチタスク処理を可能とする。 【解決手段】OS4は、電子メールを受け付けると、或
る仮想デバイスに対するファイルを生成して、受け付け
た電子メールの解釈内容を記憶し、次いで、電子メール
で起動された業務実行に関するプログラムのみが、この
ファイルの解釈内容を読み出して実行されるようしてい
る。
Description
務プログラムの実行を指示するようにした業務プログラ
ムの実行方法およびそのための処理プログラムを記録し
た記録媒体に関する。
り、電子メールが盛んに利用され、その利用のされかた
も様々なものがある。例えば、特許2933089号公
報等の公報には、電子メールを単に情報伝送のために用
いるのではなく、各種の連携サービスのトリガーとして
も用いるようにされたものが記載されている。この他の
公報に記載のものにあっても、電子メールにて業務実行
を指示して業務の効率化等を図るようにしたものが各種
提案されている。
ラムの実行を指示する電子メールが複数送信されてきた
場合、このメール内容が解釈されて或る形式のファイル
等に変換され、この業務プログラムがこれを読みとって
実行するように構成されている。したがって、同一業務
プログラムの実行を指示する複数種類の電子メールが送
信された場合等には、これらのファイルの内のいずれを
使用するか等の処理管理に混乱をきたすといった問題が
あった。
るためになされたもので、このような電子メールでの指
示による業務プログラムの実行時におけるマルチタスク
処理を考慮した方法および記録媒体を提供することを目
的とする。
に、本発明は、業務指示に関する情報が記述された電子
メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務を行うた
めの業務プログラムを実行するようにした業務プログラ
ム実行方法において、前記電子メールを受け付けると、
或る仮想デバイスに対するファイルを生成して、前記受
け付けた電子メールの解釈内容を記憶し、前記電子メー
ルで起動された業務実行に関するプログラムのみが、前
記ファイルの解釈内容を読み出して実行されるようにす
ることを特徴とするようにした。
ると、或る仮想デバイスに対するファイルを生成して、
受け付けた電子メールの解釈内容を記憶し、次いで、電
子メールで起動された業務実行に関するプログラムのみ
が、該当ファイルの解釈内容を読み出して実行されるよ
うにされているので、複数種類の電子メールを受け付け
ても互いに無関係なファイルをアクセスしないので、業
務に関するプログラムの同時実行が行える。
電子メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務プロ
グラムを実行するようにした処理プログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記電
子メールを受け付けると、或る仮想デバイスに対するフ
ァイルを生成して、前記受け付けた電子メールの解釈内
容を記憶する処理と、前記電子メールで起動された業務
実行に関するプログラムのみが、前記ファイルの解釈内
容を読み出して実行されるようにする処理と、を含む処
理を実行する処理プログラムを記録した記録媒体も提案
される。
導体IC等の半導体記録媒体、DVDROM、CDRO
M等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録
媒体、MO等の光磁気記録媒体等のデジタルコンテンツ
の記録、読み出しが可能な記録媒体が挙げられる
を参照しつつ説明する。
図である。図1を参照すると、本発明の実施の形態の電
子メールとの複数業務連携システムは、プログラム制御
により動作するコンピュータ上に、オペレーティングシ
ステム4と、そのオペレーティングシステム4上で動作
する電子メール処理部2と、業務処理手段3とを有す
る。なお、業務処理手段3は、発注、経理等の複数種類
の業務プログラムからなっていて、これが電子メールサ
ーバ1から送信される電子メールに記述された指示によ
って実行されるようになっている。
信処理を行う電子メール送受信処理部21と、新規に受
信した電子メールの数の確認および業務起動の制御を行
う受信メール数確認手段22と、実行中の業務数のデー
タを記憶する処理実行中メール管理テーブル23と、受
信した電子メールを業務処理手段3が実行できるような
データファイルに変換する受信メール解析手段24と、
その変換を行う場合の変換方法を記憶したフォーマット
定義ファイル25と、業務の実行/終了の監視を行う業
務処理起動/終了確認手段26と、業務処理の結果を送
信メールに変換し電子メール送受信処理部21に通知す
る送信メール作成手段27とを備えている。
3の内容例を示したものである。またフォーマット定義
ファイル25は、業務を識別する業務IDと、その業務
の実行を要求する電子メールの形式の定義と、業務を実
行する場合に共通して使用する仮想ファイル名と、受信
した電子メールから業務処理手段3が必要とするデータ
へのデータ変換形式を定義した受信データファイル形式
と、業務処理手段3が処理した結果を格納したファイル
の形式を定義した送信データファイル形式と、業務処理
手段3が処理した結果の送信メールへの変換形式を定義
した送信メール形式とを含んで成っている。図3には、
このフォーマット定義ファイル25の一例を示してい
る。
バイス/仮想ファイルに関する処理を行う仮想デバイス
/仮想ファイル制御部41と、仮想ファイル名と業務処
理手段3と実ファイル名との関連付けを記憶した仮想フ
ァイル管理テーブル42と、仮想ファイルに関連付けら
れた実体のある実ファイルとなる送受信メールデータフ
ァイル43とを含んだ成っている。
41は、仮想ファイルを新規に作成する仮想ファイル作
成手段411と、各業務処理手段3が仮想デバイスおよ
び仮想ファイルにアクセスした場合に実際にアクセスす
る実ファイルを決定し各業務処理手段3に対しデータ通
知を行ったり、データを受信したりするアクセスファイ
ル切り替え手段412と、仮想ファイルを作成した業務
処理手段3が他の業務処理手段3を起動した場合、起動
された業務処理手段3も同一の実ファイルをアクセスで
きるようにするために仮想ファイル管理テーブル42の
関連付けを更新する仮想ファイル管理テーブル修正手段
413と、仮想ファイルを使用する業務処理手段3が存
在しなくなった場合に、仮想ファイルに関連付けられた
実ファイルを削除する仮想ファイル削除手段414とを
含んで成る。
ァイル名と、その仮想ファイルに対応した実ファイル名
と、その実ファイル名を使用する業務名(プロセスI
D)とを含んで成っている。図4は、仮想ファイル管理
テーブルの一例を示している。
作する。各種業務処理手段3が、実際には実在しないデ
バイス名でアクセスしても仮想デバイスとしてアクセス
できるデバイスを予め定義し、その仮想デバイス名に対
して各種業務処理手段3がアクセスしようとした場合、
仮想デバイス/仮想ファイル制御部41が動作する。
は、複数の業務処理手段3が仮想デバイスに対して同一
のファイル名(仮想デバイスに対するファイル名のこと
を、以後、仮想ファイルと称する)でREADまたはW
RITEを行おうとした場合でも、各業務処理手段3の
プロセスIDと仮想ファイル名および実ファイル名の関
連付けを格納した仮想ファイル管理テーブル42を参照
することにより、プロセス毎に異なる実ファイルのアク
セスを可能にする。また、仮想ファイルを作成したプロ
セスが別のプロセスを起動した場合に、起動されたプロ
セスからも親プロセスと同一の実ファイルにアクセスで
きるように、起動されたプロセスの情報を仮想ファイル
管理テーブル42に格納する。
を受信した場合に起動され、受信した電子メール数とこ
のシステムにおいて動作可能な業務数を処理実行中メー
ル管理テーブル23を参照して確認することにより、動
作可能な業務数だけの受信メール解析手段24を起動す
ることにより、動作中の業務処理手段数を制御する。受
信メール解析手段24は、フォーマット定義ファイル2
5を参照することにより、受信した電子メールが業務要
求の電子メールか否か確認し、正しい形式の電子メール
であるならば、フォーマット定義ファイル25の定義に
従って、業務処理手段3が扱うことが可能な形式に編集
し、フォーマット定義ファイル25で業務毎に一意に定
められている仮想ファイルに出力したのち、業務処理起
動/終了確認手段26を起動する。
メール解析手段24によって起動され、起動時に通知さ
れる業務IDに基づいて、フォーマット定義ファイル2
5に定義された業務処理手段3を起動する。起動後は、
業務処理手段3が終了するのを待ちあわせ、終了した時
点で送信メール作成手順27を起動する。送信メール作
成手段2)は、業務処理起動/終了確認手段26によっ
て起動され、起動時に通知される業務IDに基づいて
に、フォーマット定義ファイル25で定義された仮想フ
ァイルをアクセスし、フォーマット定義ファイル25で
定義された形式に送信メールを作成した後、電子メール
送受信処理部21を介して電子メールを送信する。
動作についてオペレーティングシステム4に含まれる仮
想デバイス/仮想ファイル制御部41と、電子メール処
理部2の2つに分けて詳細に説明する。先ず、仮想デバ
イス/仮想ファイル制御部41の動作について説明す
る。仮想デバイス/仮想ファイル制御部41は、仮想フ
ァイルに対する処理要求に対する処理を行う。前述した
ように、新規仮想ファイル作成手段411と、アクセス
ファイル切り替え手段412と、仮想ファイル管理テー
ブル修正手段413と、仮想ファイル削除手段414と
を含んだおり、これら各手段の動作について図を参照し
て説明する。
ついて、図4および図5のフローチャートを参照して説
明する。各種業務手段3が仮想ファイルを作成しようと
した場合、新規仮想ファイル作成手段411が起動され
る。新規仮想ファイル作成手段411は、先ず仮想ファ
イルに対応した実ファイルを一意のファイル名で作成す
る(図5の1)。次いで、作成した実ファイルと作成要
求を行った業務名および仮想ファイルとの関連付けを行
うために、仮想ファイル管理テーブル42に管理情報を
登録する(図5の2)。
作について、図4および図6のフローチャートを参照し
て説明する。各種業務手段3が仮想ファイルに対してR
EADまたはWRITEを行った場合、アクセスファイ
ル切り替え手段412が起動される。アクセスファイル
切り替え手段412は、先ず、要求した業務処理手段3
のプロセスIDとアクセス要求のあった仮想ファイル名
と合致する情報が仮想ファイル管理テーブル42に存在
するか否かを確認する(図6の1)。存在しない場合に
は、要求元の業務処理手段3が該当する仮想ファイルを
作成していないためエラーを要求元に通知する(図6の
2と6)。
場合には、仮想ファイル管理テーブル42の関連付けか
ら判断した実ファイルが、他のプロセスにより使用され
ているか否かを確認する(図6の2と3)。使用中であ
れば、エラーを要求元に通知する(図6の4と6)。一
方、使用中でなければ、要求内容に応じて、実ファイル
のデータをREADまたはWRITEする(図6の4と
5)。
の動作について、図4および図7のフローチャートを参
照して説明する。いずれかの業務処理手段3が起動され
た場合、仮想ファイル管理テーブル修正手段413が起
動される。仮想ファイル管理テーブル修正手段413
は、起動された業務(プロセス)を起動した業務(親プ
ロセス)が存在するか否かを確認する(図7の1)。存
在しない場合には、起動された業務(プロセス)に関連
付ける仮想ファイルは存在しないため、何も行わずに処
理を終了する(図7の2〜おわり)。親プロセスが存在
する場合には、親プロセスのプロセスIDを得る(図7
の2と3)。親プロセスのプロセスIDが仮想ファイル
管理テーブル42に存在するか否かを確認し(図7の
4)、存在しなければ、起動された業務(プロセス)に
関連付ける仮想ファイルは存在しないため、何も行わず
に処理を終了する(図7の5〜おわり)。親プロセスI
Dが仮想ファイル管理テーブル42に存在する場合に
は、親プロセスが使用していた仮想ファイル名を起動さ
れた業務(プロセス)が使用すれば、同一の実ファイル
をアクセスできるように、仮想ファイル管理テーブル4
2の仮想ファイルと対応したプロセスIDに起動された
プロセスのプロセスIDを追加する(図7の6)。
て、図4および図8のフローチャートを参照して説明す
る。いずれかの業務処理手段3による処理が終了した場
合、仮想ファイル削除手段414が起動される。仮想フ
ァイル削除手段414は、終了した業務(プロセス)の
プロセスIDを得(図8の1)、そのプロセスIDが仮
想ファイル管理テーブル42に存在するか否かを確認し
(図8の2)、存在しなければ、終了した業務(プロセ
ス)と関連する仮想ファイルは存在しないので何も行わ
ずに処理を終了する(図8の3〜おわり)。一方、存在
すれば、仮想ファイル管理テーブル42の該当するプロ
セスIDをすべて削除し(図8の4)、削除することに
より、関連付けられたプロセスが存在しなくなった仮想
ファイルが存在するか否かを確認する(図8の5)。関
連付けられたプロセスが存在しない仮想ファイルがある
場合には、仮想ファイル管理テーブル42から、該当す
る仮想ファイルに関連する情報(レコード)を削除し、
実ファイルも削除する(図8の6〜7)。
部41の動作の具体例を図9を参照して説明する。処理
手段1(図9の100)が仮想デバイスZに対して仮想
ファイルAAAを作成した場合、仮想デバイス/仮想フ
ァイル制御部41の処理により実ファイル1(600)
が作成される。次に処理手段1(図9の100)が処理
手段1−2(図9の200)を起動すると、仮想デバイ
ス/仮想ファイル制御部41により、仮想ファイル管理
テーブル42の情報に、起動された業務手段1−2のプ
ロセスIDを追加する。この状態で、処理手段1−2
(図9の200)および全く別の業務手段2(図9の3
00)が同一の仮想デバイス(デバイスZ)に対して同
一の仮想ファイル(AAA)にアクセスした場合、業務
手段1−2(図9の200)は、実ファイル1に対して
アクセスするが、処理手段2は全く別の実ファイル2に
対してアクセスするようになる。
説明する。電子メール処理部2は電子メールデータを編
集することにより業務処理手段3と電子メールとの連携
処理を行う。前述のように、電子メール処理部2は、電
子メール送受信処理部21と、受信メール数確認手段2
2と、受信メール解析手段24と、業務処理起動/終了
確認手段26と、送信メール作成手段27とを含んで成
っており、各手段の動作について図を参照して説明す
る。
て、図2および図10のフローチャートを参照して説明
する。電子メール送受信処理部21が新規の電子メール
を受信した場合、受信メール数確認手段22が起動され
る。受信メール数確認手段22は、受信した電子メール
の数をカウントする(結果をここでは「A」とする)
(図10の1)。次に、処理実行中メール管理テーブル
23を排他オープンする(図10の2)。仮に、他の業
務処理手段3が処理実行中メール管理テーブル23を使
用していた場合には、一定時間待ち開放されるまで待ち
合わせる(図10の3〜11〜2 の繰り返し)。処理
実行中メール管理テーブル23には、現在、システムで
処理中の電子メール数が登録されているため、その処理
中の電子メール数を読み込む(結果をここではBとす
る)(図10の4)。
最大処理可能電子メール数(ここではCとする)と、現
在処理中の電子メール数「B」とを比較し(図10の
5)、「B=C」であれば追加して処理を行うことがで
きないため、処理実行中メール管理テーブル23をクロ
ーズ後、一定時間待った後、再度、処理実行中メール管
理テーブル23を参照する(図10の6〜12〜11〜
2の繰り返し)。受信した電子メール数「A」と、処理
中電子メール数(B)とを加算した数「A+B」が、最
大処理可能電子メール数「C」より小さい「A+B<
C」場合には、受信した電子メール数(A個)全て処理
可能であるため、受信メール解析手段24をA個起動
し、各受信メール解析手段24に対して受信メールデー
タを通知(図10の7〜8)した後、処理実行中メール
管理テーブル23の現在処理中メール数を「A」だけ加
算し(図10の9)、処理実行中メール管理テーブル2
3をクローズする(図10の10)。
子メール数(B)とを加算した数「A+B」が、最大処
理可能電子メール数「C」より大きい「A+B>C」場
合には、現在実行可能な電子メール数(C−B)個、受
信メール解析手段24を起動し、各受信メール解析手段
24に対し受信メールデータを通知(図10の7〜1
3)した後、処理実行中メール管理テーブル23の現在
処理中メール数に、追加処理を行った電子メール数「C
−B」を加算し(図10の14)、受信した電子メール
数、即ち未処理の電子メール数「A」から追加処理を行
った電子メール数を減算し「A←A−(C−B)」(図
10の15)、処理実行中メール管理テーブル23をク
ローズ(図10の16)した後、実行中の処理が終了す
るのを待つために、一定時間待った後、再度、処理実行
中メール管理テーブル23を参照する(図10の16〜
11〜2)。
3および図11のフローチャートを参照して説明する。
受信メール解析手段24は、受信メール数確認手段22
から起動され、起動時に受信した電子メールデータを受
け取る。受信メール解析手段24は、受け取った電子メ
ールデータから、起動する業務IDを抽出し、フォーマ
ット定義ファイル25と業務IDとから、業務で使用す
る仮想ファイル名を決定し、その仮想ファイル名でファ
イルを作成する(図11の1)。次に、受信した電子メ
ールデータがフォーマット定義ファイル25の受信メー
ル形式で定義された形式通りか否かを確認し(図11の
2)、受信した電子メールが過去に送信した電子メール
に対するエラーメールであれば、エラーメールを受信し
たことをシステム管理者へ通知するための電子メール文
書を作成し、仮想ファイルに文書を書き込み、送信メー
ル作成手段を起動し、実行中の業務IDを通知する(図
11の3〜7〜8)。
マット定義ファイル25の受信メール形式で定義された
形式とは異なる形式の場合には、電子メール送信者に対
して不正電子メールを受信したことを通知するための電
子メール文書を作成し、仮想ファイルに文書を書き込
み、送信メール作成手段27を起動し、実行中の業務I
Dを通知する(図11の4〜9〜10)。受信した電子
メールデータがフォーマット定義ファイル25の受信メ
ール形式で定義された形式であれば、受信した電子メー
ルからフォーマット定義ファイル25で定義された受信
データファイル形式を参照し、業務処理手段3での処理
に必要なデータを抽出および編集を行い、先に作成した
仮想ファイルに書き込む(図11の4〜5)。最後に、
業務処理起動/終了確認手段26を起動すると同時に、
業務処理起動/終了確認手段26に業務IDを通知する
(図11の6)。
ついて図3および図12のフローチャートを参照して説
明する。業務処理起動/終了確認手段26は、受信メー
ル解析手段24から起動され、その起動時に起動する業
務IDを受け取る。業務処理起動/終了確認手段26
は、フォーマット定義ファイル25を参照し、受信メー
ル解析手段24から受け取った業務IDに関連付けられ
た業務処理手段3を起動し(図12の1)、起動した業
務処理手段3により処理が終了するまで待ち合わせる
(図12の2)。起動した業務処理手段3では、仮想フ
ァイルのデータを読み込み業務処理を行った後、結果を
再度、仮想ファイルに書き込んみ処理を終了する。業務
処理手段3の処理を終了を認識した時点で、送信メール
作成手段27を起動すると同時に、送信メール作成手段
27に業務IDを通知する(図12の3)。
ついて図2、図3および図13のフローチャートを参照
して説明する。送信メール作成手段27は、受信メール
解析手段24または業務処理起動/終了確認手段26か
ら起動され、その起動時に業務IDを受け取る。送信メ
ール作成手段27は、フォーマット定義ファイル25と
起動時に受け取った業務IDとから、読み込む仮想ファ
イル名を決定し(図13の1)、その仮想ファイルから
業務処理手段3による処理結果または、受信メール解析
手段24で作成したエラー通知文書を読み込み(図13
の2)、更に、フォーマット定義ファイル25の送信メ
ール形式に従い、仮想ファイルの業務処理手段3の結果
を編集し送信する電子メールを作成する(図13の
3)。
業務が終了したことにより処理実行中メール管理テーブ
ル23の処理中メール数を更新するために、処理実行中
メール管理テーブル23をオープンする(図13の
4)。仮に、業務処理手段3が処理実行中メール管理テ
ーブル23を使用中であれば、開放されるまで一定時間
待機とオープンを繰り返す(図13の5〜6〜4)。そし
て、処理実行中メール管理テーブル23をオープン後、
作成した送信メールを電子メール送受信処理部21に通
知し電て子メールの発信を行う(図13の7)。電子メ
ールの送信に失敗した場合には、電子メール管理者に電
子メール送信が失敗したことを通知するための電子メー
ル文書を作成して(図13の9)、通知メールを送信す
る(図13の10)。電子メールを送信後は、先にオー
プンした処理実行中メール管理テーブル23の現在処理
中メール数から「1」を減算し(図13の11)、処理
実行中メール管理テーブル23をクローズする(図13
の12)。
施の形態では複数種類の電子メールによる業務処理手段
3の同時実行が可能になる。その理由は、仮想デバイス
/仮想ファイル制御部41の動作により、同一のファイ
ル名に対してアクセスを行っても、業務(プロセス)が
異なればファイルの内容は、業務(プロセス)毎に独立
していることから、複数同時に同一業務が実行されても
ファイルのデータ保証が行われるためである。また、複
数の業務を同時実行する場合、高負荷によるシステム異
常を防止でき、適度なスループットで業務処理を行え
る。その理由は、システムで処理中の受信メール数を記
憶しておくことにより、大量の要求メールを受信しても
受信メール数確認手段22で起動する処理数を制限でき
るためである。更に、受信メール解析手段24および送
信メール作成手段27により、エラーメールやメール送
信失敗時の監視を行い、エラーが発生した場合にはシス
テム管理者に通知を行うので、電子メールの送受信でエ
ラーが発生した場合、そのエラーの発生を監視できる。
順をプログラム化したものをROMやHD等の記録媒体
に記憶しておいて、これをCPUが実行するようにして
実現することができる。即ち、図5乃至図13における
処理はCPUが記録媒体に記録しておいたプログラムを
実行することによって実現可能である。
説明したきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を
施すことができる。
ば、複数種類の電子メールを受け付けても互いに無関係
なファイルをアクセスしないので、業務に関するプログ
ラムの同時実行が行えるという効果が得られる。
る。
である。
る。
る。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
説明図である。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 業務指示に関する情報が記述された電子
メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務を行うた
めの業務プログラムを実行するようにした業務プログラ
ム実行方法において、 前記電子メールを受け付けると、或る仮想デバイスに対
するファイルを生成して、前記受け付けた電子メールの
解釈内容を記憶し、 前記電子メールで起動された業務実行に関するプログラ
ムのみが、前記ファイルの解釈内容を読み出して実行さ
れるようにすることを特徴とする業務プログラムの実行
方法。 - 【請求項2】 業務指示に関する情報が記述された電子
メールの内容を解釈し、この解釈に応じて業務プログラ
ムを実行するようにした処理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記電子メールを受け付けると、或る仮想デバイスに対
するファイルを生成して、前記受け付けた電子メールの
解釈内容を記憶する処理と、 前記電子メールで起動された業務実行に関するプログラ
ムのみが、前記ファイルの解釈内容を読み出して実行さ
れるようにする処理と、を含む処理を実行する処理プロ
グラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000176245A JP2001356922A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 業務プログラムの実行方法および記録媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000176245A JP2001356922A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 業務プログラムの実行方法および記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001356922A true JP2001356922A (ja) | 2001-12-26 |
Family
ID=18677985
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---|---|---|---|
JP2000176245A Pending JP2001356922A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 業務プログラムの実行方法および記録媒体 |
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