JP2001356552A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001356552A
JP2001356552A JP2000178514A JP2000178514A JP2001356552A JP 2001356552 A JP2001356552 A JP 2001356552A JP 2000178514 A JP2000178514 A JP 2000178514A JP 2000178514 A JP2000178514 A JP 2000178514A JP 2001356552 A JP2001356552 A JP 2001356552A
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image forming
electrostatic latent
forming apparatus
latent image
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JP2000178514A
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Shogo Sato
正吾 佐藤
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写による画質劣化を生じさせることのない
カラー画像形成装置を提供すること 【解決手段】 中間転写体5の移動方向に沿って、感光
ドラム3M、3C、3Y、3Bkを設け、感光ドラム3
M、3C、3Y、3Bkのそれぞれには現像ローラ52
M、52C、52Y、52Bkを対向させる。現像ロー
ラ52M、52C、52Y、52Bkには、層厚規制ブ
レード54M、54C、54Y、54Bkを接触させ、
現像ローラ52M、52C、52Y、52Bk上のトナ
ーを2層以内に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間転写体の移動
方向に沿って、各色の現像剤を担持する現像剤担持体を
並設し、カラー画像の形成を行うカラー画像形成装置の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー画像形成装置としては、シ
アン、マゼンタ、イエロー、及びブラックのトナーを、
それぞれ異なる現像器に収容し、これらの現像器を鉛直
方向または水平方向に並設して成る、所謂タンデム方式
のカラー画像形成装置がある。
【0003】このタンデム方式のカラー画像形成装置に
おいては、各色のトナーを収容した各現像器が、略同時
に現像動作を行うことができるため、極めて高速にカラ
ー画像を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記タ
ンデム方式のカラー画像形成装置においては、転写紙を
前記現像器の並設方向に搬送し、各現像器から転写紙に
直接転写する方式が一般的であったため、転写紙の抵抗
値の変化により画質が劣化するという問題があった。
【0005】つまり、転写紙の抵抗値は、周囲の湿度、
転写紙の厚さ、あるいは紙の種類等によってばらつくた
め、転写紙の電荷保持量が異なることになり、場合によ
っては十分な転写が行われず、画質が劣化するという問
題があった。
【0006】そこで、転写紙に直接転写するのではな
く、現像器から中間転写体に一旦転写し、その後に中間
転写体から転写紙に転写を行う方式が提案された。
【0007】この方式によれば、中間転写体の抵抗値は
常に略一定であるため、上述したような転写による画質
の劣化がなく、良質なカラー画像を形成することが可能
となる。
【0008】但し、この方式では、中間転写体への転写
と、中間転写体から転写紙への転写の2回の転写が必要
になるため、トナーの転写性が良くないと、転写による
画質劣化が激しくなるという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、このような問題点を解
決し、転写による画質劣化を生じさせることのないカラ
ー画像形成装置を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のカラー画
像形成装置は、表面が移動するように設けられた中間転
写体と、前記表面の移動方向に沿って並設された複数の
静電潜像担持体と、前記複数の静電潜像担持体のそれぞ
れに対向するように配設されそれぞれ異なる色の現像剤
を担持する複数の現像剤担持体と、前記複数の現像剤担
持体のそれぞれに接触するように配設された複数の層厚
規制部材と、前記複数の静電潜像担持体のそれぞれに対
向するように配設された複数の帯電手段と、前記複数の
静電潜像担持体のそれぞれの被帯電領域を露光する複数
の露光手段と、を備え、前記現像剤担持体上の現像剤の
層厚は2層以内となるように設定されていることを特徴
とする。
【0011】請求項1記載のカラー画像形成装置によれ
ば、複数の静電潜像担持体のそれぞれが、複数の帯電手
段によって帯電され、更に複数の露光手段によって露光
されることにより、複数の静電潜像担持体上に静電潜像
が形成される。これらの静電潜像は、前記複数の静電潜
像担持体のそれぞれに対向するように配設された複数の
現像剤担持体により、それぞれ異なる色の現像剤を用い
て現像される。そして、このようにして現像された各色
の現像剤像は、前記複数の静電潜像担持体が並設された
方向に表面が移動する中間転写体の該表面に転写され
る。ここで、中間転写体の抵抗値は常に略一定であるた
め、前記複数の静電潜像担持体から中間転写体への転写
の際には、転写による画質劣化は発生しない。更に、現
像剤担持体上の現像剤の層厚は2層以内となるように設
定されているので、当該現像剤は、現像剤担持体の表面
あるいは前記層厚規制部材の表面の少なくともいずれか
一方と摺擦することになるので、現像剤担持体上の現像
剤の摩擦帯電による帯電量の分布が均一となり、転写性
の良好な現像剤を用いて現像が行われることになる。従
って、中間転写体を用いた場合でも、良好な転写性の現
像剤により、転写による画質劣化が確実に防止される。
【0012】請求項2記載のカラー画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項1記載のカラー画像形
成装置において、前記複数の静電潜像担持体のそれぞれ
に形成した現像剤像を前記中間転写体に転写した後に、
各静電潜像担持体上に残留した現像剤を、各静電潜像担
持体の移動と共に帯電及び露光を経て前記複数の現像剤
担持体のそれぞれによって回収する画像形成装置である
ことを特徴とする。
【0013】請求項2記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記複数の静電潜像担持体のそれぞれに形成した現
像剤像を前記中間転写体に転写した後に、各静電潜像担
持体上に残留した現像剤を前記複数の現像剤担持体のそ
れぞれによって回収するので、廃現像剤回収容器を設け
る必要がなく、構成の簡易化が可能となる。また、各静
電潜像担持体上に残留した現像剤を各現像剤担持体で回
収する場合においては、1色目の静電潜像担持体上の下
地部に未帯電の現像剤や逆極性の現像剤が存在すると、
これらの未帯電の現像剤や逆極性の現像剤の一部が前記
中間転写体に移行してしまい、更に前記中間転写体から
2色目の静電潜像担持体に移行して、2色目の現像剤担
持体に回収されてしまう。このようにして1色目の現像
剤が2色目の現像剤に混ざり、混色によって発色が悪く
なるという問題が発生する。しかしながら、本発明にお
いては、現像剤担持体上の現像剤の層厚は2層以上とな
るように設定されているので、当該現像剤は現像剤担持
体の表面あるいは前記層厚規制部材の表面の少なくとも
いずれか一方と摺擦することになるので、現像剤担持体
上の現像剤には未帯電の現像剤や逆極性の現像剤が殆ど
生じない。従って、上述したような混色を低減すること
が可能である。
【0014】請求項3記載のカラー画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項1または2のカラー画
像形成装置において、前記現像剤は、懸濁重合法により
作成された重合トナーであることを特徴とする。
【0015】請求項3記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記現像剤は、懸濁重合法により作成された重合ト
ナーなので、粉砕法で作成したトナーに比べて、荷電制
御剤の分散を均一にすることができる。その結果、トナ
ーの帯電は確実に均一化され、上述のように中間転写体
を用いる場合でも、転写による画質劣化をより一層確実
に防止する。
【0016】請求項4記載のカラー画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項1ないし3のいずれか
1記載のカラー画像形成装置において、前記複数の現像
剤担持体のそれぞれには、複数の層厚規制部材がそれぞ
れ接触するように配設されており、該層厚規制部材は、
少なくとも前記現像剤と摺擦する箇所がシリコーンゴム
を主成分とする部材により形成されていることを特徴と
する。
【0017】請求項4記載のカラー画像形成装置によれ
ば、層厚規制部材は、シリコーンゴムを主成分とする部
材により形成された箇所が、現像剤担持体上に担持され
た現像剤と摺擦することになる。このように、帯電性の
良いシリコーンゴムにより現像剤の摩擦帯電が行われる
ので、現像剤の帯電がより一層確実に均一化され、上述
のように中間転写体を用いる場合でも、転写による画質
劣化をより一層確実に防止する。
【0018】請求項5記載のカラー画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項1ないし4のいずれか
1記載のカラー画像形成装置において、前記現像剤に
は、荷電制御剤が含まれており、該荷電制御剤には、4
級アンモニウム塩を側鎖に有する荷電制御樹脂、また
は、4級アンモニウム塩を加えたものであることを特徴
とする。
【0019】請求項5記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記現像剤には、荷電制御剤が含まれており、該荷
電制御剤は、4級アンモニウム塩を側鎖に有する荷電制
御樹脂、または、4級アンモニウム塩を加えたものなの
で、樹脂への分散性が良く、より一層確実に現像剤の帯
電の均一化を図る。また、このような荷電制御剤は無色
であるため、カラートナーに好適に用いられる。
【0020】請求項6記載のカラー画像形成装置は、請
求項1ないし5のいずれか1記載のカラー画像形成装置
において、前記複数の現像剤担持体のそれぞれと前記複
数の静電潜像担持体のそれぞれとの周速比は1.4倍以
上に設定されていることを特徴とする。
【0021】請求項6記載のカラー画像形成装置は、前
記複数の現像剤担持体のそれぞれと前記複数の静電潜像
担持体のそれぞれとの周速比は1.4倍以上に設定され
ているので、現像剤担持体上の現像剤が2層以内と薄い
場合でも、高い画像濃度が得られる。
【0022】請求項7記載のカラー画像形成装置は、前
記課題を解決するために、請求項2ないし6のいずれか
1記載のカラー画像形成装置において、前記複数の静電
潜像担持体のそれぞれと前記中間転写体との間には所定
の速度差が設けられていることを特徴とする。
【0023】請求項7記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記複数の静電潜像担持体のそれぞれと前記中間転
写体との間には所定の速度差が設けられているので、2
色目以降の静電潜像担持体と前記中間転写体とが接する
所において、接する以前に既に中間転写体に転写されて
いる現像剤に対して速度差によるせん断力が働くため、
この現像剤が2色目以降の静電潜像担持体に電界に反し
て移行するようなことがない。従って、混色を確実に防
止する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。 (第1の実施形態)
【0025】まず、本発明の第1の実施形態を図1に基
づいて説明する。図1は、本発明が適用されたカラー画
像形成装置としてのカラーレーザプリンタの概略側断面
図である。
【0026】図1に例示するカラー画像形成装置1は、
可視像形成ユニット4と、ベルト状の中間転写体5と、
定着ユニット8と、給紙ユニット9と、排紙トレイ10
とを備えている。
【0027】可視像形成ユニット4は、マゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、及びブラック
(Bk)のそれぞれのトナーによる可視像工程ごとに、
現像器51M、51C、51Y、51Bkと、感光ドラ
ム3M、3C、3Y、3Bk、クリーニングローラ70
M、70C、70Y、70Bk、帯電器71M、71
C、71Y、71Bk、及び露光手段72M、72C、
72Y、72Bkが備えられている。以下、これらの各
構成要素について詳しく説明する。
【0028】まず、現像器51M、51C、51Y、5
1Bkには、現像剤担持体としての現像ローラ52M、
52C、52Y、52Bkが備えられている。現像ロー
ラ52M、52C、52Y、52Bkは、導電性シリコ
ーンゴムを基材として円柱状に構成され、更に、表面に
フッ素を含有した樹脂またはゴム材のコート層が形成さ
れている。なお、現像ローラ52M、52C、52Y、
52Bkは、必ずしも基材を導電性シリコーンゴムで構
成しなくてもよく、導電性ウレタンゴムで構成しても良
い。そして、表面の十点平均粗さ(Rz)は、3〜5μ
mに設定しており、トナーの平均粒径である9μmより
も小さくなるように構成している。また、現像ローラ5
2M、52C、52Y、52Bkには所定の電圧が印加
されており、感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkとの
間に所定の電位差を有するように構成されている。
【0029】また、現像ローラ52M、52C、52
Y、52Bkと、後述する感光ドラム3M、3C、3
Y、3Bkとの周速比は1.4倍以上になるように設定
されている。具体的には、現像ローラ52M、52C、
52Y、52Bkの周速は、感光ドラム3M、3C、3
Y、3Bkの周速の1.6倍に設定されている。
【0030】各現像器51M、51C、51Y、51B
kには、また、供給ローラ53M、53C、53Y、5
3Bkが備えられている。供給ローラ53M、53C、
53Y、53Bkは、導電性のスポンジローラであり、
現像ローラ52M、52C、52Y、52Bkに対して
スポンジの弾性力によって押圧接触するように配置され
ている。なお、供給ローラ53M、53C、53Y、5
3Bkとしては、この他にも、導電性シリコーンゴムあ
るいはウレタンゴム等の適宜の部材を使用することがで
きる。
【0031】各現像器には、更に、層厚規制部材として
の層厚規制ブレード54M、54C、54Y、54Bk
が備えられている。層厚規制ブレード54M、54C、
54Y、54Bkは、ステンレス鋼等で形成され、基端
が現像器ケース55M、55C、55Y、55Bkに固
定された支持部54aM、54aC、54aY、54a
Bkと、その支持部54aM、54aC、54aY、5
4aBkの先端に設けられ、導電性のシリコーンゴムや
導電性のフッ素含有ゴムまたは樹脂で形成された接触部
54bM、54bC、54bY、54bBkとを備えて
いる。特に接触部54bM、54bC、54bY、54
bBkには、帯電性に優れた導電性のシリコーンゴムを
用いることが望ましい。接触部54bM、54bC、5
4bY、54bBkは支持部54aM、54aC、54
aY、54aBkの弾性力により現像ローラ52M、5
2C、52Y、52Bkに圧接される。接触部54b
M、54bC、54bY、54bBkの形状は、図1に
示すように、断面が略半月状の凸形状となるように形成
している。また、本実施形態においては、層厚規制ブレ
ード54M、54C、54Y、54Bkに対しても所定
の電圧を印加している。
【0032】また、現像器ケース55M、55C、55
Y、55Bkに収納されるトナーは、正帯電性の非磁性
1成分現像剤であり、懸濁重合によて球状に形成したス
チレン−アクリル系樹脂に、カーボンブラック等の周知
の着色剤、及び荷電制御剤として、4級アンモニウム塩
を側鎖に有する荷電制御樹脂または4級アンモニウム塩
を加えて添加してなる平均粒径9μmのトナー母粒子を
有している。そして、前記トナーは、そのトナー母粒子
の表面にシリカを外添剤として添加して構成されてい
る。また、前記外添剤としてのシリカには、シランカッ
プリング剤、シリコーンオイル等による周知の疎水化処
理が施され、平均粒径が10nmで、その添加量はトナ
ー母粒子の0.6重量%である。各現像器ケース55
M、55C、55Y、55Bk毎に、それぞれマゼン
タ、シアン、イエロー、ブラックのトナーが収容されて
いる。
【0033】このように、トナーは極めて球状に近い懸
濁重合トナーであり、しかも、平均粒径が10nmの疎
水性処理したシリカを0.6重量%、外添剤として添加
しているため、極めて流動性に優れている。そのため、
摩擦帯電により十分な帯電量が得られる。更に、粉砕ト
ナーのように角部が存在しないため、機械的な力を受け
にくく、電界に対する追従性に優れ、転写効率が良い。
【0034】静電潜像担持体としての感光ドラム3M、
3C、3Y、3Bkは、一例として、アルミニウム製の
基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものを用い
る。感光層の厚さは、18μm以上に形成されており、
また、前記アルミニウム製の基材は、アース層として用
いられている。更に、感光ドラム3M、3C、3Y、3
Bkは、図1に示す矢印方向に回転駆動される。なお、
本実施形態においては、感光ドラム3M、3C、3Y、
3Bkと中間転写体5との間に速度差が設けてある。速
度差の大きさは、中間転写体5の移動速度を、感光ドラ
ム3M、3C、3Y、3Bkに対して1%〜5%程度速
くすることが望ましい。1%より小さいと、速度差の効
果が小さく、5%より大きくすると、画像が乱れる場合
がある。
【0035】クリーニングローラ70M、70C、70
Y、70Bkは、導電性スポンジ等の弾性体からなるロ
ーラであり、感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkに摺
擦するように構成されている。このクリーニングローラ
70M、70C、70Y、70Bkには、図示しない電
源により、トナーの逆極性の負極性の電圧が印加される
ように構成されており、感光ドラム3M、3C、3Y、
3Bkに対する摺擦力及び前記電圧による電界の作用に
より、残留トナーを感光ドラム3M、3C、3Y、3B
kから除去するように構成されている。なお、本実施形
態では、所謂クリーナレス現像方式を採用しているた
め、現像工程が終了した後の所定のサイクルにおいて、
一旦クリーニングローラ70M、70C、70Y、70
Bkによって除去した残留トナーを再びに感光ドラム3
M、3C、3Y、3Bk側に戻すことも可能に構成され
ている。
【0036】帯電手段としての帯電器71M、71C、
71Y、71Bkは、スコロトロン型の帯電器であり、
前記クリーニングローラ70M、70C、70Y、70
Bkよりも、前記感光ドラム3M、3C、3Y、3Bk
の回転方向下流側において、前記感光ドラム3M、3
C、3Y、3Bkの表面に対向して配設されている。な
お、帯電器71M、71C、71Y、71Bkとして、
感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkに接触するローラ
型の帯電器を用いるようにしても良い。
【0037】露光手段72M、72C、72Y、72B
kは、LED光源から構成されており、前記帯電器71
M、71C、71Y、71Bkよりも、前記感光ドラム
3M、3C、3Y、3Bkの回転方向下流側において、
前記感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkの表面に対向
して配設されている。露光手段72M、72C、72
Y、72Bkにより、描画データに応じた光が感光ドラ
ム3M、3C、3Y、3Bkの表面上に照射され、感光
ドラム3M、3C、3Y、3Bkの表面上には、各色ご
との静電潜像が形成される。
【0038】以上のような構成により、現像ローラ52
と感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkとの接触部にお
いて、感光ドラム3M、3C、3Y、3Bk上に形成さ
れたプラス極性(正帯電)の静電潜像に対して、正に帯
電したトナーを反転現像方式で良好に現像することがで
き極めて高画質な画像を形成できる。
【0039】ベルト状の中間転写体5は、ポリカーボネ
イト、またはポリイミド等の導電性のシートをベルト状
に形成したものである。ベルト状の中間転写体5は、図
1に示すように、2つの駆動ローラ60、62に架け渡
されており、感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkとの
対向位置近傍には、中間転写ローラ61M、61C、6
1Y、61Bkが設けられている。中間転写体5の感光
ドラム3M、3C、3Y、3Bkと対向する側の表面の
移動方向は、図1に示すように、鉛直方向下方向から上
方向へ移動する方向に設定されている。
【0040】中間転写ローラ61M、61C、61Y、
61Bkには、所定の電圧が印加されており、感光ドラ
ム3M、3C、3Y、3Bk上に形成されたトナー像を
前記導電性のシートからなるベルト状の中間転写体5に
転写するように構成されている。また、トナー像を用紙
への転写する位置におけるローラ62には、ローラ63
が対向して設けられており、ローラ63にも所定の電位
が印加されている。その結果、ベルト状の中間転写体5
上に担持された4色のトナー像は、用紙に転写されるこ
とになる。
【0041】なお、中間転写体5の感光ドラム3M、3
C、3Y、3Bkとの対向側と反対の側には、図1に示
すように、クリーニング器6が設けられている。クリー
ニング器6は、掻き取り部材65と、ケース66とから
構成されており、中間転写体5上に残留したトナーを掻
き取り部材65によって掻き取り、ケース66に収容す
る。
【0042】定着ユニット8は、加熱ローラ82と、加
圧ローラ81とから構成され、4色のトナー像を担持し
た用紙を、加熱ローラ82及び加圧ローラ81によって
狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、前記ト
ナー像を用紙に定着させる。
【0043】給紙ユニット9は、用紙Pを収容する収容
トレイ91と、用紙を送り出すピックアップローラ92
とから構成されている。給紙ユニット9は、露光手段7
2M、72C、72Y、72Bk、可視像ユニット4、
感光ドラム3M、3C、3Y、3Bk、及び中間転写体
5による画像形成工程と所定のタイミングをとって用紙
Pを供給するように構成されている。給紙ユニット9か
ら供給された用紙Pは、搬送ローラ対100によって中
間転写体5とローラ63との圧接部に搬送される。
【0044】排紙トレイ10は、前記定着ユニット8の
排紙側に設けられており、前記定着ユニット8から排出
され、搬送ローラ対101、102によって搬送される
用紙Pを収容するように構成されている。
【0045】なお、本実施形態においては、図1に示す
ように、前面カバー2が軸20を中心に図1の矢印方向
に回動可能に構成されている。前面カバー2を開放する
ことにより、前記現像器51M、51C、51Y、51
Bkの交換を容易に行うことができる。
【0046】次に、以上のような本実施形態におけるカ
ラー画像形成装置の動作について説明する。まず、感光
ドラム3M、3C、3Y、3Bkの感光層が帯電手段7
1M、71C、71Y、71Bkにより一様に帯電さ
れ、次に、これらの感光層は、露光手段72M、72
C、72Y、72Bkにより照射されたマゼンタ色、シ
アン色、イエロー色、及びブラック色の画像に対応した
LED光により露光される。そして、マゼンタ現像器5
1M、シアン現像器51C、イエロー現像器51Y、ブ
ラック現像器51Bkによって、感光ドラム3M、3
C、3Y、3Bkの感光層上に形成された静電潜像に、
それぞれマゼンタトナー、シアントナー、イエロートナ
ー、及びブラックトナーを付着させ、マゼンタ色、シア
ン色、イエロー色、及びブラック色の現像を行う。この
ようにして形成されたマゼンタ色、シアン色、イエロー
色、及びブラック色のトナー像は、一旦、中間転写体5
の表面上に転写される。
【0047】次に、転写後の感光ドラム3M、3C、3
Y、3Bk上に残ったトナーは、クリーニングローラ7
0M、70C、70Y、70Bkによって除去される。
【0048】各色のトナー像は、中間転写体5の移動速
度及び各感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkの位置に
合わせて、若干の時間差を持って形成されるように構成
されており、それぞれの色のトナー像が中間転写体5上
で重ね合わされるように転写される。
【0049】以上のようにして中間転写体5上に形成さ
れた4色のトナー像は、給紙ユニット9から供給される
用紙P上に、ローラ63と中間転写体5との圧接位置に
おいて転写される。そして、このトナー像は、定着ユニ
ット8において用紙P上に定着され、排紙トレイ10上
に排出される。以上のようにして、4色カラー画像が形
成されることになる。
【0050】以上のように、本実施形態のカラー画像形
成装置は、各色ごとの可視像ユニット4が、中間転写体
5の移動方向に沿って配設された、所謂タンデム方式を
採用しているので、単色の画像形成の場合と同程度に高
速にカラー画像を形成することができる。
【0051】なお、本実施形態では、中間転写体5とし
てベルト状のものを用いているので、感光ドラムに対向
する面を長く取ることができ、上述のように、複数の現
像器を縦方向に並設することができる。なお、この並設
方向は横方向であっても良い。
【0052】しかしながら、中間転写体を用いた場合に
は、感光ドラムから中間転写体への転写工程と、中間転
写体から用紙への転写工程との2回の転写工程を行わな
ければならず、トナー像の転写性が良好ではない場合に
は、最終的な用紙上での画像において著しい画質劣化が
生じる場合がある。
【0053】そこで、本実施形態では、現像ローラ上の
トナーを2層以内にすることにより、トナーの帯電を均
一化して良好な転写性をもたせることにより、中間転写
体を用いた場合でも、転写工程における著しい画質劣化
の発生を防止するように構成した。
【0054】現像ローラ上のトナーを2層以内にする
と、トナーは、現像ローラと層厚規制ブレードのどちら
かに摺擦されるので、良好な帯電を行うことができる。
特に、本実施形態のように、構成の簡単な非磁性1成分
現像剤を用いる方式では、層厚規制ブレードと現像ロー
ラとの摺擦でトナーが帯電されるため、本発明の構成が
有効である。
【0055】現像ローラ上のトナーを2層以内にする方
法としては、例えば、層厚規制ブレードと現像ローラに
互いに摩擦係数の異なるものを用いたり、あるいは現像
ローラの表面粗さをトナーの平均粒径よりも小さくする
等の方法が挙げられる。本実施形態においては、上述し
た材質の層厚規制ブレードや現像ローラを用いて、現像
ローラの表面粗さを3〜5μmとし、トナーの平均粒径
を9μmとして、現像ローラ上のトナーを2層以内とし
ている。
【0056】なお、本実施形態においては、メンディン
グテープ等で現像ローラ上のトナーを剥ぎ取る時、2回
以内で全てのトナーを剥ぎ取れた時に、その時のトナー
は2層以内であると定義している。メンディングテープ
には、例えば、住友スリーエム株式会社のスコッチN
o.810などの粘着層の厚くないものを使用する。
【0057】また、以上のように現像ローラ上のトナー
を2層以内にすることにより、トナーの帯電が均一化さ
れると、帯電不良のトナーが著しく低減されることにな
り、中間転写体にかぶりトナーが移行することがない。
その結果、本実施形態のように所謂クリーナレス現像を
採用した場合でも、かぶりトナーが中間転写体を介して
次の色の感光ドラムに移行して現像器に回収されること
がなく、混色の発生を確実に低減することができる。
【0058】また、本実施形態においては、上述したよ
うに、重合法によりトナーを作成するので、粉砕法で作
成したトナーよりも、荷電制御剤の分散を均一にするこ
とができる。その結果、トナーの帯電の均一化がより一
層確実に行われることになる。
【0059】また、重合トナーは、流動性に優れている
いるため、本実施形態のように中間転写体を用いて2回
の転写工程を行う場合でも、画質の劣化が少ないという
利点もある。
【0060】更に、重合トナーを用いることにより、転
写残トナーを少なくすることができるので、クリーナレ
ス現像方式を用いた場合でも、確実に転写残トナーの除
去を行うことができる。
【0061】更に、層厚規制ブレードに、帯電性の良い
シリコーンゴムを主成分としたゴム部材を用いることに
より、トナーの帯電をより均一にすることが可能とな
る。特に、導電性シリコーンゴムを用いると、トナーの
帯電に関し、より好ましい結果が得られる。
【0062】また、本実施形態における荷電制御剤は、
4級アンモニウム塩を側鎖に有する荷電制御樹脂、また
は、これに4級アンモニウム塩を加えたものであるか
ら、樹脂への分散性が良く、トナーの帯電を良好に均一
化することができる。更に、無色であり、カラートナー
に好適に使用することができる。
【0063】また、本実施形態においては、現像ローラ
と感光ドラムの周速比が1.4倍以上に設定されている
ので、現像ローラ上のトナー層が2層以内と薄い場合で
も、現像ローラが感光ドラムに対して速く回転している
ので、トナー供給量が多く、画像濃度を高くすることが
できる。
【0064】また、周速比が大きいと、現像ローラによ
るトナーの回収を良好に行うことができ、クリーナレス
現像方式を採用した場合でも、良好に転写残トナーを回
収することができる。その結果、混色を確実に防止する
ことができる。
【0065】更に、本実施形態においては、感光ドラム
と中間転写体との間に、速度差を設けている。このよう
に構成した結果、トナーの付着力がある程度大きい場合
でも、トナーが電界の力に反して移動することがなく、
混色を確実に防止することができる。
【0066】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図2に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0067】本実施形態は、図2に示すように、中間転
写体5の感光ドラム3M、3C、3Y、3Bkに対向す
る表面の移動方向が鉛直方向上方向から下方向に向かっ
ているところが第1の実施形態と異なる。
【0068】中間転写体5をこのように構成した場合に
は、図2に示すように、給紙ユニット9及び転写用のロ
ーラ63の位置は、中間転写体5よりも下方に位置する
ことになる。
【0069】更に、各感光ドラム3M、3C、3Y、3
Bkの回転方向が、図2に示すように、反時計回りとな
るため、それに合わせて、クリーニングローラ70M、
70C、70Y、70Bk、及び帯電器71M、71
C、71Y、71Bk、並びに露光手段72M、72
C、72Y、72Bkの位置も感光ドラム3M、3C、
3Y、3Bkに対して下方に設定される。
【0070】更に、層厚規制ブレード54M、54C、
54Y、54Bkの位置も、現像ローラ52M、52
C、52Y、52Bkに対して下方に設定される。
【0071】このような構成によれば、給紙ユニット1
をレーザビームプリンタ1の外部に突出させて設ける必
要がないので、レーザビームプリンタ1の小型化を図る
ことができる。
【0072】しかも、本実施形態においても、現像ロー
ラ52M、52C、52Y、52Bk上のトナーは2層
以内に設定されているため、中間転写体5を用いた場合
でも、転写による画質劣化を確実に防止することができ
る。
【0073】なお、本発明は、コピー機等の画像形成装
置にも、また、懸濁重合トナー以外の非磁性1成分現像
剤を用いた画像形成装置、例えば、乳化重合等によって
得られた他の重合トナーを用いた画像形成装置にも、同
様に適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
カラー画像形成装置によれば、表面が移動するように設
けられた中間転写体と、前記表面の移動方向に沿って並
設された複数の静電潜像担持体と、前記複数の静電潜像
担持体のそれぞれに対向するように配設されそれぞれ異
なる色の現像剤を担持する複数の現像剤担持体とを備え
た所謂タンデム方式のカラー画像形成装置において、前
記現像剤担持体上の現像剤の層厚は2層以内となるよう
に設定したので、当該現像剤は、現像剤担持体の表面あ
るいは前記層厚規制部材の表面の少なくともいずれか一
方と摺擦することになり、現像剤担持体上の現像剤の摩
擦帯電による帯電量の分布を均一にすることができる。
その結果、転写性の良好な現像剤を用いて現像が行われ
ることになり、中間転写体を用いた場合でも、良好な転
写性の現像剤により、転写による画質劣化を確実に防止
することができる。
【0075】請求項2記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記複数の静電潜像担持体のそれぞれに形成した現
像剤像を前記中間転写体に転写した後に、各静電潜像担
持体上に残留した現像剤を前記複数の現像剤担持体のそ
れぞれによって回収するので、廃現像剤回収容器を設け
る必要がなく、構成を簡易化することができる。また、
各静電潜像担持体上に残留した現像剤を各現像剤担持体
で回収する場合においては、1色目の静電潜像担持体上
の下地部に未帯電の現像剤や逆極性の現像剤が存在する
と、これらの未帯電の現像剤や逆極性の現像剤の一部が
前記中間転写体に移行してしまい、更に前記中間転写体
から2色目の静電潜像担持体に移行して、2色目の現像
剤担持体に回収されてしまう。このようにして1色目の
現像剤が2色目の現像剤に混ざり、混色によって発色が
悪くなるという問題が発生する。しかしながら、本発明
においては、現像剤担持体上の現像剤の層厚は2層以上
となるように設定されているので、当該現像剤は現像剤
担持体の表面あるいは前記層厚規制部材の表面の少なく
ともいずれか一方と摺擦することになるので、現像剤担
持体上の現像剤には未帯電の現像剤や逆極性の現像剤が
殆ど生じない。従って、上述したような混色を低減する
ことができる。
【0076】請求項3記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記現像剤は、懸濁重合法により作成された重合ト
ナーなので、粉砕法で作成したトナーに比べて、荷電制
御剤の分散を均一にすることができる。その結果、トナ
ーの帯電は確実に均一化され、上述のように中間転写体
を用いる場合でも、転写による画質劣化をより一層確実
に防止することができる。
【0077】請求項4記載のカラー画像形成装置によれ
ば、層厚規制部材は、シリコーンゴムを主成分とする部
材により形成された箇所が、現像剤担持体上に担持され
た現像剤と摺擦するので、帯電性の良いシリコーンゴム
により現像剤の摩擦帯電が行われ、現像剤の帯電がより
一層確実に均一化され、上述のように中間転写体を用い
る場合でも、転写による画質劣化をより一層確実に防止
することができる。
【0078】請求項5記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記現像剤には、荷電制御剤が含まれており、該荷
電制御剤は、4級アンモニウム塩を側鎖に有する荷電制
御樹脂、または、4級アンモニウム塩を加えたものなの
で、樹脂への分散性が良く、より一層確実に現像剤の帯
電の均一化を図ることができる。また、このような荷電
制御剤は無色であるため、カラートナーに好適に用いる
ことができる。
【0079】請求項6記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記複数の現像剤担持体のそれぞれと前記複数の静
電潜像担持体のそれぞれとの周速比は1.4倍以上に設
定されているので、現像剤担持体上の現像剤が2層以内
と薄い場合でも、高い画像濃度を得ることができる。
【0080】請求項7記載のカラー画像形成装置によれ
ば、前記複数の静電潜像担持体のそれぞれと前記中間転
写体との間には所定の速度差が設けられているので、静
電潜像担持体上の現像剤の付着力がある程度大きい場合
でも、電界の力に反して現像剤が静電潜像担持体から中
間転写体に移動することがなく、混色を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるレーザビーム
プリンタの概略側断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態におけるレーザビーム
プリンタの概略側断面図である。
【符号の説明】
1…レーザビームプリンタ 3M、3C、3Y、3Bk…感光ドラム 5…中間転写体 52M、52C、52Y、52Bk…現像ローラ 54M、54C、54Y、54Bk…層厚規制ブレード 71M、71C、71Y、71Bk…帯電器 72M、72C、72Y、72Bk…露光手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 501 G03G 15/08 504B 504 9/08 351 384 507 15/08 507B 507L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が移動するように設けられた中間転
    写体と、 前記表面の移動方向に沿って並設された複数の静電潜像
    担持体と、 前記複数の静電潜像担持体のそれぞれに対向するように
    配設されそれぞれ異なる色の現像剤を担持する複数の現
    像剤担持体と、 前記複数の現像剤担持体のそれぞれに接触するように配
    設された複数の層厚規制部材と、 前記複数の静電潜像担持体のそれぞれに対向するように
    配設された複数の帯電手段と、 前記複数の静電潜像担持体のそれぞれの被帯電領域を露
    光する複数の露光手段と、を備え、 前記現像剤担持体上の現像剤の層厚は2層以内となるよ
    うに設定されている、 ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の静電潜像担持体のそれぞれに
    形成した現像剤像を前記中間転写体に転写した後に、各
    静電潜像担持体上に残留した現像剤を、各静電潜像担持
    体の移動と共に帯電及び露光を経て前記複数の現像剤担
    持体のそれぞれによって回収する画像形成装置であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤は、懸濁重合法により作成さ
    れた重合トナーであることを特徴とする請求項1または
    2のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の現像剤担持体のそれぞれに
    は、複数の層厚規制部材がそれぞれ接触するように配設
    されており、該層厚規制部材は、少なくとも前記現像剤
    と摺擦する箇所がシリコーンゴムを主成分とする部材に
    より形成されていることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤には、荷電制御剤が含まれて
    おり、該荷電制御剤は、4級アンモニウム塩を側鎖に有
    する荷電制御樹脂、または、4級アンモニウム塩を加え
    たものであることを特徴とする請求項1ないし4のいず
    れか1記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の現像剤担持体のそれぞれと前
    記複数の静電潜像担持体のそれぞれとの周速比は1.4
    倍以上に設定されていることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれか1記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の静電潜像担持体のそれぞれと
    前記中間転写体との間には所定の速度差が設けられてい
    ることを特徴とする請求項2ないし6のいずれか1記載
    のカラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006018043A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7113199B2 (en) 2002-08-19 2006-09-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tandem image forming device with reduced footprint

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