JP2001355832A - エアポート構造 - Google Patents

エアポート構造

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JP2001355832A JP2000179487A JP2000179487A JP2001355832A JP 2001355832 A JP2001355832 A JP 2001355832A JP 2000179487 A JP2000179487 A JP 2000179487A JP 2000179487 A JP2000179487 A JP 2000179487A JP 2001355832 A JP2001355832 A JP 2001355832A
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Hirotsugu Yamaguchi
博嗣 山口
Hidehisa Yoshizako
秀久 吉廻
Shunichi Tsumura
俊一 津村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で、しかもガス流との混合効率が
高いエアポート構造を提供すること。 【解決手段】 エアポート3内の空気流路を分割する筒
状のスリーブ14を設け、該スリーブ14外側の空気流
路の流れをエアポート中心軸13より外側へ広がるよう
に向けたバッフル15をスリーブ14の先端に取り付
け、エアポートの最も外側の空気流路外側壁のスロート
6の径の拡大部分であるスロート広がり部12とバッフ
ル15の傾斜角度を等しくし、両者間の法線方向距離L
を一定に保ち、さらにバッフル15の先端がスロート6
とスロート広がり部12の接点よりエアポート3の空気
流路上流側になるように設置するものである。旋回発生
器を設置しなくてもスリーブ先端部に取り付けたバッフ
ル15が空気噴流を広げることができ、エアポート3の
上流側のバーナで燃焼した燃焼ガスとエアポート3から
噴出した空気噴流の混合効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアポート構造に関
わり、特に低NOx燃焼バーナ構造を備えたボイラなど
の燃焼用火炉に設けられる未燃分の発生が少なく、高効
率燃焼が可能なエアポート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の事業用ボイラでは排ガス中に含ま
れる有害な窒素酸化物(NOx)を低減するために、火
炉から排出する排ガス流路に脱硝装置を設けており、そ
れに加えて低NOx燃焼法を用いて、火炉内で発生する
NOx量を抑えているのが一般的である。低NOx燃焼
法には排ガスを再循環させるか又は理論空気比以下で燃
焼するバーナの下流側に不足分の燃焼用空気を吹き込む
二段燃焼を火炉内で行う方法と、バーナに低NOxバー
ナと呼ばれるものを用いる方法との二つがあるが、最近
ではこれらを併用している場合が多い。
【0003】図11に代表的な出力30MWの微粉炭燃
焼用の火炉を示す。図11(a)は火炉の概略を示した
正面図、図11(b)は側断面図である。水壁1で構成
された火炉には3段の低NOxバーナ2と1段のエアポ
ート3とがそれぞれ4列対向するように火炉壁に取り付
けられている。低NOxバーナ2では空気比(バーナ空
気量/理論空気量)が0.8程度になるような燃焼を行
い、エアポート3でバーナ2での燃焼で不足した分だけ
の空気量を吹き込んで完全燃焼を行わせる二段燃焼法が
用いられている。
【0004】バーナゾーンで発生するNOx量はバーナ
空気比が低いほど少ないので、このような二段燃焼炉で
発生するNOx濃度は低NOxバーナ2だけを使用する
場合よりも格段に低い値となる。このように二段燃焼法
はNOx発生量を低減するのに有効な方法である。
【0005】しかし、燃焼領域が火炉の下流側へ移って
いるために、エアポート3付近での空気と不完全燃焼し
た燃料との混合効率が悪いと排ガス中に未燃分を含むこ
とがある。図11に示す低NOxバーナ2とエアポート
3の各ウインドボックス4、5には排ガスの熱等を利用
したエアヒータ22で300℃程度に予熱された空気2
4が振り分けられて供給される。
【0006】ウインドボックス4、5からバーナ2やエ
アポート3の2つ以上に分割された空気流路に空気が供
給される。特にバーナ2に関してはウインドボックス4
からの空気はバーナ2の中心軸上にある燃料と一次空気
(燃料搬送用空気)との混合流には供給されず、前記混
合流の流路の外周部に設けられる図示していない二次空
気流路、三次空気流路に供給される。バーナ2が微粉炭
バーナである場合にはミル23から供給される微粉炭が
搬送用空気25と共にバーナ2の前記混合流の流路に供
給される。なお、火炉から出た燃焼排ガスは再循環ライ
ン27を経由して再び火炉内に供給され、前記微粉炭の
不完全燃焼反応に利用される。
【0007】火炉ではエアポート3から空気を導入して
不完全燃焼している微粉炭との混合効率を向上させるた
めに図12及び図13に示すようなエアポート構造が用
いられる。図12に示すエアポート構造は旋回発生器1
0によって、エアポート3の空気流路から噴出する空気
の旋回流28を発生させ、バーナ2(図11)のゾーン
からのガス流26との混合を促進させようとするもので
ある。
【0008】ここで、空気噴流に旋回を与えすぎると遠
心力によって噴流の広がりを増し、火炉内への貫通力が
低下する。また図13に示すエアポート構造は旋回流の
中心に空気の直進流29を噴出させ、旋回流28による
広がりと直進流29の貫通力を兼ね備えるようにしたも
のである。図13に示すエアポート構造は直進流29の
空気噴出量制御用のダンパ11が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図14はエアポート3
(図11)からの空気旋回噴流の炉内における流動様式
を模式化したものである。エアポート3の空気流路から
噴出する空気噴流は反時計回りに回転して渦流20を形
成しており、エアポート3の上流側のバーナゾーンから
のガス流26が渦流20に流れ込む。この時、図面左側
の渦流20領域では、空気噴流の旋回方向がガス流26
の流れ方向とは反対側になっているので、この領域では
旋回の無い単純な噴流に比較して渦流20とガス流26
との混合は促進される。ところが、図面右側の渦流20
領域では、その旋回方向がガス流26の流れ方向と同じ
方向になっているので渦流20とガス流26との混合は
抑制される。このためエアポート3から旋回する空気噴
流を供給しても、さほど混合効率は向上しない。
【0010】さらに図12、図13に示すような旋回発
生器10を狭いエアポート流路に取り付けるとエアポー
ト構造が複雑となり、メンテナンスが困難となる。
【0011】本発明の課題は簡単な構造で、しかもガス
流との混合効率が高い空気噴流を供給できるエアポート
構造を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、エアポート内の空気流路内に、該空気流
路を2つ以上に分割する筒状のスリーブを設け、該スリ
ーブの最外側の空気流路の流れをエアポート中心軸より
外側へ広がるようにするための末広がり状の案内羽根
(以下、バッフルと称す)をスリーブの先端に取り付け
るものである。
【0013】エアポートの最も外側の空気流路外側壁を
スロートというが、本発明の他の発明は前記案内羽根に
加えて、このスロート先端部と火炉壁との間にはスロー
ト径の末広がり状部分を設け、これをスロート広がり部
と称すると、このスロート広がり部と前記バッフルのエ
アポート中心軸に対するそれぞれの傾斜角度を等しく
し、両者間の法線方向距離を保ち、さらにバッフル先端
がスロート広がり部よりエアポートの空気流路の上流側
になるように設置するものである。
【0014】
【作用】本発明は前記構成からなるエアポート構成とす
ることで、旋回発生器を設置しなくてもスリーブ先端部
に取り付けたバッフルが火炉内での空気噴流を広げるこ
とができ、エアポートの上流側のバーナで燃焼した火炉
内での燃焼ガスとエアポートから噴出した空気噴流の混
合効率が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
と共に説明する。図1(a)に本発明の実施の形態にな
るエアポート構造の断面図を示し、図1(b)に本発明
の実施の形態になる火炉側から見たエアポート構造の正
面図を示す。エアポート3は一次空気7の流路と二次空
気8の流路に分けられ、各流路は円筒状スリーブ14で
分けられている。なお、ここで用いる一次空気7及び二
次空気8の流路はバーナ内に設けられる一次空気流路及
び二次空気流路とは別のものである。
【0016】このスリーブ14の先端にバッフル15を
末広がり状に取り付ける。これにより火炉内での空気噴
流を広げることができ、エアポート3の上流側のバーナ
で燃焼した火炉内での燃焼ガスとエアポート3から噴出
した空気噴流の混合効率が向上する。
【0017】図3にスリーブ14の先端にバッフル15
を付けた場合(バッフル付)とバッフル15を付けない
場合(バッフルなし)に、図4に示す長さxにおける噴
流の広がり幅Wの大きさを評価したものを示す。また
別の実施の形態においては、前記スリーブ14の先端に
バッフル15を末広がり状に取り付け、さらに、このバ
ッフル15の末広がり角度をエアポート中心軸13に対
する傾斜角度(=スリーブ14の壁面の延長線に対する
傾斜角度)θを40〜45°とする。
【0018】エアポート3の最も外側の空気流路外側壁
をスロート6というが、このスロート6の先端部と火炉
壁(水壁1)との間にはスロート6径の拡大部分を設
け、これをスロート広がり部12と称する。図1では、
エアポート中心軸13に対するスロート広がり部12の
傾斜角度をφと定義すると、この角度φを角度θと等し
くなるように、すなわち、エアポート中心軸13に対す
るバッフル15の傾斜角度とスロート広がり部12の傾
斜角度が同じになるようにする。いいかえれば、バッフ
ル15とスロート6の広がり部12が平行になるように
設置し、バッフル15とスロート広がり部12の法線方
向距離Lが一定になるようにする。
【0019】また、バッフル15の先端(図1の点B)
はスロート広がり部12とスロート6の接点よりエアポ
ート3の空気入口側(エアポート空気流路上流側)にな
るように設置する。これにより、図2に本エアポート3
を使った場合の火炉内での空気流速分布を示すが、エア
ポート3のスロート6の径よりもはるかに大きく空気流
が広がる。二次空気8(図1)が外側に広がることによ
り、一次空気7(図1)もこの高い流速の流れに引っ張
られるため、噴流全体は広がる。
【0020】バッフル15の最適位置について図3と図
4により説明する。図3で示す長さdと長さxは図4に
示した通りであり、長さdはスロート6直径、長さxは
エアポート中心軸13方向の距離である。長さxの原点
は、バッフル15とスロート広がり部12との接線方向
距離L=0となるとき(すなわち、バッフル15の先端
(図1のB点)が図1の面C上にあるとき)のバッフル
15とスリーブ14の接続部位置にしている。図3はバ
ッフル15の位置をエアポート中心軸13方向に種々変
えて、そのときの図4に示す長さxにおける噴流の広が
り幅Wの大きさを評価したものである。
【0021】図4に示す長さxにおける噴流の広がり幅
は、原点からの長さxの地点におけるエアポート中
心軸13の延長線から立てた垂線方向における噴流の流
速がエアポート入口流速の平均値vimの1/6の流速
となる位置での噴流の広がり幅Wである。
【0022】図3中の横軸に記載したバッフル15の位
置(a)〜(c)は、図5のバッフル15とスロート6
との位置関係(a)〜(c)に対応しており、それぞ
れ、図5(a)はバッフル15とスロート6の広がり部
12の法線方向距離L=0となる位置でバッフル15を
エアポート入口側に取り付けた場合、図5(b)はバッ
フル15とスロート広がり部12の法線方向距離Lを一
定に保ち、バッフル15の先端をスロート広がり部12
とスロート6の接点(図4に示す点A)より空気流路上
流側に設置した場合、図5(c)はバッフル15位置を
スロート広がり部12とスロート6の接点(点A)より
出口(火炉内側)に設置した場合を示している。図3よ
りバッフル位置(b)で空気噴流の広がりの極大値が得
られている。
【0023】図5に示すように、バッフル位置(a)で
は二次空気8がスロート6にぶつかり、バッフル15を
付けない場合と同程度の広がりとなる。また、バッフル
位置(c)ではバッフル15とスロート6の広がり部1
2間を通る二次空気8の流速が低くなるため、空気噴流
の広がりは悪くなる。このようにバッフル位置(b)の
ような範囲にバッフル15を設置すると、空気噴流が広
がりやすい最適な構造となる。
【0024】また、図5のバッフル位置(c)のような
構造にすると、火炉内からの輻射熱によりバッフル15
を焼損させる可能性があるため、バッフル15の材料を
保護するためにも、バッフル位置(b)がバッフル15
の最適配置位置である。
【0025】スリーブ14外側のエアポート3の空気流
路を流れる二次空気8の流速を高くするために二次空気
流量を多くすると、図6に示すように、火炉内の壁面に
沿って空気が流れるため(以下、壁面噴流)、バーナゾ
ーンからくる燃焼ガスとの混合が非常に悪くなる。その
ため、運用のしやすさも含めて、エアポートから噴出す
る空気噴流の流速はエアポートの分割された各空気流路
で等しくすると良い。なお、図6はバッフル15、スロ
ート広がり部12の傾斜角は共に45°の場合である。
【0026】図7にバッフル15の前記傾斜角度θを種
々変えた場合の空気噴流の広がり幅Wを示す。前記傾
斜角度θを大きくすると、例えば傾斜角度θ=70°の
場合を図8に示す。図8はバッフル15とスロート広が
り部12の傾斜角度φは共に70°の場合である。前記
傾斜角度θ、φが大きいと、空気噴流は広がりにくくな
る。また、傾斜角度θを大きくしすぎると、エアポート
内のスリーブ14の外側を流れる二次空気8の直進流と
の角度の差が大きすぎるため、二次空気8の直進流を曲
げるのではなく、ただの邪魔板になり、バッフル15と
スロート広がり部12の相互作用による整流が困難とな
る。また、傾斜角度θ=50°にすると、図6のような
火炉壁面噴流が起きやすくなり、燃焼ガスとの混合性が
悪くなる。傾斜角度θを25〜45°まで変化させた結
果、傾斜角度θ=45°の時が最も二次空気8の空気噴
流が広がる。よってバッフル傾斜角度θは40〜45
°、好ましくは45°が良い。
【0027】図9に本発明の他の実施の形態になるエア
ポート構造を示す。図9のエアポート構造はスリーブ1
4の先端に設置するバッフル15をエアポート中心軸1
3方向に可動にするものである。これにより火炉出口の
排ガス中のNOx及び未燃分を分析しながら、空気噴流
の広がりを調整することができる。バッフル15には、
例えばサーボモータ16のような中央操作室から電気信
号でコントロール可能なものを取り付けると操作が簡略
化される。このとき、バッフル15が火炉内に入りすぎ
て焼損してしまわないようにサーボモータ16でコント
ロールするか、もしくは機械的なストッパを設けるなど
の必要がある。
【0028】また、本発明のバッフル15はスロート6
の直径より小さくなっており、エアポート入口の方向へ
抜き出しやすいので、図9に示すような構造をとっても
メンテナンスしやすく、コスト低減につながる。
【0029】また、図9に示す方法でエアポートの空気
噴流の広がりを調整する代わりに、図10に示すエアポ
ートのように旋回発生器10を付けて空気噴流の広がり
を調整する方法もあり、火炉燃焼排ガスにNOx濃度が
多くなる場合や未燃分が含まれる場合には臨機応変に対
応可能になる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、エアポート構成からの
空気噴流で燃焼ガス中の未燃分を低減でき、従来のエア
ポート構造に比べて構成が簡略化されるので、コストの
低いエアポート構造を提供することができる。また、本
発明により、エアポート構造を簡略化し、エアポート空
気噴流に旋回をかけなくても従来法並の燃焼ガスとのガ
ス混合効率を持ち、排ガス中の未燃分を低減でき、製
造、メンテナンスコストを低減させるエアポート構造と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のエアポート構造の断面
図(図1(a))と正面図(図1(b))である。
【図2】 図1のエアポート構造の空気噴流の流速分布
を示す図である。
【図3】 図1のエアポート構造のバッフル位置と空気
噴流の広がりの関係を示す図である。
【図4】 図1のエアポート構造の空気噴流の広がりの
指標を示す説明図である。
【図5】 図1のエアポート構造のバッフル位置と空気
噴流の広がりのメカニズムを示す説明図である。
【図6】 本発明に含まれないエアポート構造の空気噴
流の流速分布を示す図である。
【図7】 バッフルの傾斜角度と空気噴流の広がりの関
係を示す図である。
【図8】 本発明に含まれないエアポート構造の空気噴
流の流速分布を示す図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態のエアポート構造の
断面図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態のエアポート構造
の断面図である。
【図11】 微粉炭燃焼炉の概略図を示す側面図(図1
1(a))と他の方向から見た側面図(図11(b))
である。
【図12】 従来のエアポート構造の断面図である。
【図13】 従来のエアポート構造の断面図である。
【図14】 従来のエアポート構造の空気噴流の模式図
である。
【符号の説明】
1 水壁 2 バーナ 3 エアポート 4、5 ウィンドボックス 6 スロート 7 一次空気 8 二次空気 10 旋回発生器 11 ダンパ 12 スロート広がり部 13 エアポート中心軸 14 スリーブ 15 バッフル 20 渦流 22 エアヒータ 23 ミル 24 空気 25 搬送用空気 26 ガス流 27 再循環ライン 28 旋回流 29 空気直進流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津村 俊一 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉事業所内 Fターム(参考) 3K023 KA01 KB04 KC01 KD01 3K065 QA04 QB03 QB11 TA01 TA14 TB01 TB08 TC01 TD07 TE02 TE07 TF01 TG01 TH12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼炉壁面に設けられた理論空気比以下
    で燃焼するバーナの下流側で、バーナでの燃料の燃焼に
    不足する量の燃焼用空気を燃焼炉内に吹き込むための空
    気流路を燃焼炉壁面の末広がり状のスロート部に接続し
    て設けたエアポート構造において、 空気流路を2つ以上に分割する筒状スリーブと該筒状ス
    リーブの火炉側の先端に取り付けた末広がり状の案内羽
    根とを設けることを特徴とするエアポート構造。
  2. 【請求項2】 エアポート中心軸に対する案内羽根の末
    広がり角度とスロート部の末広がり角度が同じであり、
    案内羽根先端がスロート部より空気流路の上流側に配置
    されることを特徴とする請求項1記載のエアポート構
    造。
  3. 【請求項3】 筒状スリーブで区分される最外側の空気
    流路に周方向速度成分を与えるための手段を設けること
    を特徴とする請求項1記載のエアポート構造。
  4. 【請求項4】 筒状スリーブで区分される2つ以上の空
    気流路の空気流速を等しくなるように筒状スリーブを配
    置することを特徴とする請求項1記載のエアポート構
    造。
  5. 【請求項5】 筒状スリーブ先端の案内羽根をエアポー
    ト中心軸の方向に移動可能な構造にしたことを特徴とす
    る請求項1記載のエアポート構造。
  6. 【請求項6】 筒状スリーブ先端の案内羽根と燃焼炉壁
    面のスロート部のエアポート中心軸に対する傾斜角度を
    40〜45°の範囲内の等しい末広がり角度にしたこと
    を特徴とする請求項2記載のエアポート構造。
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