JP2001355697A - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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JP2001355697A
JP2001355697A JP2000175390A JP2000175390A JP2001355697A JP 2001355697 A JP2001355697 A JP 2001355697A JP 2000175390 A JP2000175390 A JP 2000175390A JP 2000175390 A JP2000175390 A JP 2000175390A JP 2001355697 A JP2001355697 A JP 2001355697A
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continuously variable
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Toru Yoshino
徹 善野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でコンパクトな構造が得られる無段変速
機を提供する。 【解決手段】 エンジン25に連結された駆動側回転軸
1と、車軸に連結された被駆動側回転軸のそれぞれに、
軸方向の位置が固定された固定円盤2および軸方向にス
ライド可能な可動円盤3からなるプーリ4を装着し、両
プーリ間に無端Vベルト23を架け渡し、一方のプーリ
4の可動円盤3に軸方向駆動用のモータ9を連結し、一
方の回転軸1にクラッチ51,56,57,58を設け
た無段変速機において、前記モータ9を前記回転軸1と
同軸上に設けるとともに、該モータ9により前記クラッ
チ51,57を軸方向にスライドさせて駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば二輪車や自
動車用エンジンに装着され、エンジンからの駆動力をク
ラッチを介して被駆動側の車軸に伝達するためのベルト
式無段変速機構(CVT)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両等の無段変速機構は、一対のプーリ
を駆動側および被駆動側の回転軸に装着し、両プーリ間
に無端ベルトを架け渡して両回転軸同士を連結する。各
プーリは、軸方向の位置が固定された固定円盤と軸方向
にスライド可能な可動円盤とを対向して回転軸上に装着
したものであり、これら一対の固定円盤および可動円盤
の対向面はテーパ状(円錐状)に形成され、両円盤間の
間隔に応じて無端ベルトの軸心からの半径方向の位置が
変化し、これに応じて回転伝達比(変速比)が無段階に
変化する。
【0003】従来のCVTにおける可動円盤の軸方向駆
動機構の1つとして、ウェイトを用いた遠心力を利用
し、ウェイトの拡がりに応じてテーパ面を有するガイド
板を介して可動円盤を軸方向に移動させる構成が用いら
れていた。
【0004】図5は従来の遠心力式のCVTの構成図で
ある。回転軸44に固定円盤45および可動円盤46か
らなるプーリ47が装着される。固定円盤45および可
動円盤46間に無端ベルト48が巻回され回転伝達する
相手側のプーリ(不図示)との間に架け渡される。可動
円盤46の背面側にテーパ状のガイド板49がこの可動
円盤46とともに回転可能に設けられる。この可動円盤
46とガイド板49との間にウェイト50が装着され
る。回転数に応じてウェイト50に対する遠心力が変わ
り、回転数が高くなるとウェイト50がガイド板49に
沿って外側に移動し、可動円盤46を押圧して固定円盤
45側に近づける。回転数が低くなると、ウェイト50
は内側に戻り、無端ベルト48を介する相手側プーリか
らのスプリング作用により可動円盤46が固定円盤45
から離れる方向に移動する。
【0005】また、可動円盤の別の駆動方法として油圧
機構を用いて可動円盤を軸方向に移動させる方法もあっ
た。
【0006】しかしながら、ウェイトの遠心力を利用す
る構成では、一定の遠心力を得ることや微細な調整が困
難であり、高精度な変速制御ができない。また、油圧に
よる方法では、油圧ポンプや配管系が複雑になるととも
に必要とする設置スペースが広がってエンジン全体が大
型化する。
【0007】一方、このような遠心力や油圧によること
なく、モータを用いて可動円盤を駆動する無段変速機構
が特公平7−86383に記載されている。この公報記
載のCVTでは、モータからの回転力を、伝達ギヤを介
して軸方向に摺動可能な推進板に伝達し、これを軸方向
に駆動して可動円盤を移動させている。
【0008】しかしながら、上記公報記載のCVTで
は、プーリの外側にモータが設けられ、このモータの出
力軸と回転軸に装着した推進板との間に伝達ギヤを設け
ているため、回転軸の周辺にモータや伝達ギヤの設置ス
ペースが必要になり、装置全体が大型化する。
【0009】この点に対処して、本発明者は、上記従来
技術を考慮して、スペース的にコンパクトな構成で可動
円盤を駆動可能な無段変速機の制御機構を実現させるべ
く開発を進めている。
【0010】このような無段変速機として、回転軸上
に、軸方向の位置が固定された固定円盤と軸方向にスラ
イド可能な可動円盤とを装着し、該可動円盤駆動用モー
タおよび該モータの回転により前記可動円盤を軸方向に
スライドさせるスライド駆動手段を備えた無段変速機の
制御機構において、前記モータおよびスライド駆動手段
を前記回転軸と同軸上に設けた無段変速機が考えられ
る。
【0011】この構成によれば、モータおよびスライド
駆動手段を、回転軸外側の周辺スペースに設けることな
く回転軸と同軸上に装着するため、回転軸周辺スペース
が縮小されコンパクトな構成が得られる。
【0012】このような可動円盤および固定円盤からな
るプーリとこれと同軸のモータは、例えばエンジンのク
ランク軸に連結された駆動側回転軸に装着され、これに
対応するプーリを車軸に連結された被駆動側回転軸に装
着し、両プーリ間に無端Vベルトを巻き掛けしてエンジ
ン回転力を車軸に伝達する。この場合、駆動側または被
駆動側の回転軸にクラッチが装着され、クラッチの接続
/切り離しによりエンジン回転を車軸に伝達状態または
車軸から切り離した状態とする。
【0013】この場合、クラッチの大きさはトルクによ
って定まる。基本的にCVT機構の後段側(被駆動側)
は減速されているので、回転速度は遅いがトルクは増大
される。したがって、クラッチは前段側(駆動側)に設
けることにより小型化できる。
【0014】しかしながら、スクータや小型自動二輪車
等の小型車両については、元々トルクが小さいので、ク
ラッチを被駆動側に設けてもクラッチ自体がさほど大き
くなることはない。したがって、駆動軸側にモータを組
込み、被駆動軸側にクラッチを組込む構成は、このよう
な小型車両に対し用いることが適している。これによ
り、クラッチのレイアウト上の自由度が高まり、小型車
両のスペース的制約や重量バランス等を考慮してCVT
を構成することができる。
【0015】一方、大型自動二輪車や四輪自動車等で
は、エンジン自体のトルクが大きく、CVTの後段側
(被駆動側)ではさらにトルクが増大するため、被駆動
側にクラッチを設けるとクラッチ自体の容量を大きく増
大させなければならず大型化することが懸念される。こ
の場合、クラッチを前段側(駆動側)に設けることによ
り、エンジンの大型化を抑えることができる。したがっ
て、大型車両では、駆動側にクラッチを組込み、被駆動
側にモータを組込む構成が適している。
【0016】さらに、四輪自動車では、エンジンのレイ
アウト上の制約が二輪車ほど大きくないので、CVTの
駆動側プーリにクラッチおよびモータを組込み、被駆動
側はプーリのみの構成とすることも可能である。
【0017】このように車両の種類やそのエンジン周り
の構成等に応じて、CVT制御用モータおよびクラッチ
の配置構成を適宜選定することにより、その車両に適し
た最適レイアウトを実現することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
クラッチを備えたCVT構造においては、クラッチおよ
びCVT駆動用モータがそれぞれ駆動側または被駆動側
回転軸上に装着されるため、構造が複雑になるとともに
CVT全体が大型化する。
【0019】本発明は上記の点を考慮したものであっ
て、小型でコンパクトな構造が得られる無段変速機の提
供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明においては、エンジンに連結された駆動側回
転軸と、車軸に連結された被駆動側回転軸のそれぞれ
に、軸方向の位置が固定された固定円盤および軸方向に
スライド可能な可動円盤からなるプーリを装着し、両プ
ーリ間に無端Vベルトを架け渡し、一方のプーリの可動
円盤に軸方向駆動用のモータを連結し、一方の回転軸に
クラッチを設けた無段変速機において、前記モータを前
記回転軸と同軸上に設けるとともに、該モータとクラッ
チを同じ回転軸上に設け、該モータにより前記クラッチ
を軸方向にスライドさせて駆動することを特徴とする無
段変速機を提供する。
【0021】この構成によれば、CVTのプーリ駆動用
モータがプーリと同軸上に設けられるためコンパクトな
配置構成となり、さらにこのモータにより同じ回転軸上
のクラッチを駆動させるため構成がさらに簡素化し小型
でシンプルな無段変速機が得られる。
【0022】好ましい構成例では、前記モータにより駆
動される可動円盤はクラッチ面を介して前記クラッチと
接続されるとともに、該可動円盤とクラッチとの間で回
転伝達可能に両者を連結する接続保持手段を備え、該接
続保持手段は、前記クラッチ面の接続/切り離し位置と
異なる位置で前記可動円盤とクラッチとを連結/切り離
しさせることを特徴としている。
【0023】この構成によれば、モータにより駆動され
るクラッチのスライドによりクラッチとプーリの可動円
盤がクラッチ面を介して接続されるとともに、このクラ
ッチ面による接続と別に、接続保持手段により可動円盤
とクラッチとが回転伝達可能に連結されるため、モータ
によりCVTを駆動中にこれと連動するクラッチが可動
円盤から切り離されて回転伝達が途切れることが防止さ
れる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1は本発明の実施形態に係
るCVTの要部構成図である。回転軸1上に軸方向の位
置が固定された固定円盤2および軸方向にスライド可能
な可動円盤3が装着される。この回転軸1はエンジン2
5のクランク軸26と一体である。この回転軸1上の一
対の対向配置した固定円盤2および可動円盤3によりC
VTの駆動側プーリ4を構成する。回転軸1(クランク
軸26)は、クランクピン5およびコンロッド6を介し
てピストン53に連結される。回転軸1はベアリング7
を介してケーシング8内に回転可能に保持される。
【0025】駆動側プーリ4の固定円盤2は、外周面に
スプラインが形成されたスプラインスリーブ55と一体
形成され、ベアリング54を介して回転軸1上に回転可
能に装着される。可動円盤3はスプラインスリーブ55
とスプライン結合して軸方向にスライド可能である。こ
のプーリ4に無端ベルト(Vベルト)23が巻き掛けら
れる。
【0026】ケーシング8内に回転軸1と同軸のモータ
9が装着される。このモータ9は、ケーシング8に固定
されたハウジング10と、このハウジング10の外周側
の内面に固定された固定子11と、この固定子11に対
向して配設された回転子12とにより構成される。この
モータ9の出力軸14は、ニードルベアリング13を介
してハウジング10の内周側の周面上を回転可能であ
る。回転子12は、この出力軸14上に固定される。
【0027】このモータ9の出力軸14の端部に、これ
と同軸配置構成の遊星歯車機構15が設けられる。この
遊星歯車機構15は、モータ9のハウジング10の端部
内面に形成されたリングギヤ16と、モータ出力軸14
の端部外面に形されたサンギヤ17と、上記リングギヤ
16およびサンギヤ17間で自転および公転する複数の
遊星ギヤ18とにより構成される。各遊星ギヤ18の軸
18aを連結して遊星ギヤ18の公転により回転する内
ねじホイル19が設けられる。この内ねじホイル19
は、摺動スリーブ20の外周に形成された外ねじ20a
に螺合する。摺動スリーブ20は、その内周にセレーシ
ョン20bが形成され、ケーシング8に固定された摺動
ガイド21とセレーション結合して軸方向にスライド可
能である。したがって、内ねじホイル19が摺動スリー
ブ20廻りに回転すると、この内ねじホイル19とねじ
結合する摺動スリーブ20が摺動ガイド21に沿って軸
方向にスライドする。
【0028】摺動スリーブ20は、ボールベアリング2
2を介してクラッチ58に連結される。クラッチ58
は、クラッチ本体51に取付られた押圧側クラッチ板5
7とこれに対向する受け側クラッチ板56とからなる。
押圧側クラッチ板57を支持するクラッチ本体51は、
回転軸1にスプライン結合され、前記モータ9の回転に
より摺動スリーブ20とともに軸方向にスライドする。
受け側クラッチ板56は、可動円盤3の背面側に固定さ
れる。これにより、押圧側クラッチ板57が回転軸1と
ともに回転しつつ軸方向にスライドして受け側クラッチ
板56に圧接するとクラッチ58が接続され可動円盤3
およびこれとスプライン結合している固定円盤2に回転
が伝達される。この状態でさらにモータ回転により摺動
スリーブ20をスライドさせることにより、固定円盤2
と可動円盤3との間の円錐状テーパ面間の間隔が変わ
り、プーリ4に巻回される無端ベルト23の半径方向の
巻き掛け位置が変わって変速比が無段階で変化する。
【0029】図2は、上記実施形態に係る無段変速機構
の使用例を示す全体構成図である。この例は、スクータ
或は小型自動二輪車等の後輪側に装着したスイングアー
ム式のエンジンユニット24を示す。
【0030】このエンジンユニット24は、空冷単気筒
2サイクルエンジン25を収容したものである。駆動軸
となるクランク軸26の右端にはフライホイルマグネト
43が装着され発電機を構成する。このクランク軸26
の左端部側に前述の図1の駆動側プーリ4がクラッチ5
8を介してモータ9に連結されて装着される。エンジン
ユニット24の被駆動軸29は、減速ギヤ機構30を介
して後輪27の車軸28に連結される。減速ギヤ機構3
0は、被駆動軸29端部に噛合う第1ギヤ31と、車軸
28に装着した第2ギヤ34からなり、第1ギヤ31の
軸32に形成した歯33に第2ギヤ34が噛合う。これ
により、被駆動軸29の回転が所定の減速比で車軸28
に伝達される。
【0031】被駆動軸29には、前述の駆動側プーリ4
と同様に、円錐状テーパ面を対向させた固定円盤35お
よび可動円盤36からなる被駆動側プーリ37が装着さ
れる。可動円盤36は、スプリング38により常に固定
円盤35側に押圧される。これにより、駆動側プーリ4
の両円盤2,3間の間隔が変化したときに、これに応じ
て無端ベルト23を緩ませることなく、常に適正な張力
で両プーリ4および37間に巻き掛けることができる。
【0032】この場合、駆動軸側および被駆動軸側の各
プーリ4,37で、固定円盤および可動円盤の軸方向の
位置は、駆動側と被駆動側で相互に逆であり、駆動側の
可動円盤が軸方向内側であれば被駆動側の可動円盤は軸
方向外側に配設される(図2の実施形態)。これは、可
動円盤が軸方向に移動したときに無端Vベルトの軸方向
の位置を駆動側および被駆動側で合わせるためである。
このような可動円盤と固定円盤の軸方向の相互位置につ
いては、図2の実施形態に限らず、周辺機器の構成や、
既存の設計仕様からの変更程度等を考慮して、逆にして
もよい。
【0033】図3は、本発明に係る無段変速機のクラッ
チ部分の動作説明図である。(A)はクラッチ接続前の
状態、(B)はクラッチが接続され、さらに可動円盤が
押込まれた状態を示す。
【0034】図示したように、押圧側クラッチ板57を
支持するクラッチ本体51は、スプライン53を介して
クランク軸26に装着され軸方向にスライドする。この
クラッチ本体51の内周側にスプライン52が形成され
る。このスプライン52は、固定円盤2と一体のスプラ
インスリーブ55のスプライン55aと噛合う。したが
って、クラッチが接続された状態では(B)に示すよう
に、スプライン52,55aが噛合ってクラッチ接続状
態(回転伝達状態)を保持する。すなわち、この状態で
は、モータ9(図1、図2)によるCVTの変速制御の
ために可動円盤3をスライドさせたときに、クラッチが
切り離された場合であっても、クラッチの接続/切り離
し位置と異なる位置で接続/切り離しされるスプライン
52,55aにより、クランク軸回転と一体でプーリ4
を回転維持させる。このようなクラッチ接続保持構造に
より、共通のモータ9で変速制御とクラッチ制御を行う
場合に、変速制御中に回転伝達が途切れることなく可動
円盤3を駆動することができる。
【0035】図4はクラッチ接続保持構造の別の例を示
す。この例は、可動円盤3の後端部(図の右端部)にロ
ックレバー59を設けたものである。(A)のクラッチ
接続前の状態から(B)のようにクラッチ接続される
と、ロックレバー59の一端部59aがスプラインスリ
ーブ55のスプライン55a上に乗り上げ、他端部59
bがクラッチ本体51の背面に当接し、クラッチ板5
6,57同士を接続状態に保持する。
【0036】なお、クラッチの接続保持手段としては、
前述の図3、図4のようにスプラインを利用した例に限
らず、例えば遠心力を利用してクラッチ接続を保持する
ように構成することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、CV
Tのプーリ駆動用モータがプーリと同軸上に設けられる
ためコンパクトな配置構成となり、さらにこのモータに
よりクラッチを駆動させるため構成がさらに簡素化し小
型でシンプルな無段変速機が得られる。すなわち、変速
制御用のモータおよびこのモータ回転によりCVTの可
動円盤を軸方向にスライドさせるスライド駆動手段をと
もに、CVTが装着された回転軸と同軸上に装着するた
め、従来公知の前述の公報記載の構成のようにモータお
よびスライド伝達ギヤ等をCVTに対し外部から組込む
構成に比べ、回転軸周辺スペースが縮小されコンパクト
な構成が得られる。この場合、このモータをクラッチ駆
動手段として共通に用いるため、さらにコンパクトな構
成が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る無段変速機の要部構
成図。
【図2】 図1の無段変速機の全体構成図。
【図3】 クラッチ保持機構の説明図。
【図4】 クラッチ保持機構の別の例の説明図。
【図5】 従来のウェイトを用いた無段変速機の要部構
成図。
【符号の説明】
1:回転軸、2:固定円盤、3:可動円盤、4:駆動側
プーリ、5:クランクピン、6:コンロッド、7:ベア
リング、8:ケーシング、9:モータ、10:ハウジン
グ、11:固定子、12:回転子、13:ニードルベア
リング、14:出力軸、15:遊星歯車機構、16:リ
ングギヤ、17:サンギヤ、18:遊星ギヤ、19:内
ねじホイル、20:摺動スリーブ、20a:外ねじ、2
0b:セレーション、21:摺動ガイド、22:ボール
ベアリング、23:無端ベルト、24:エンジンユニッ
ト、25:エンジン、26:クランク軸、27:後輪、
28:車軸、29:被駆動軸、30:減速ギヤ機構、3
1:第1ギヤ、32:軸、33:歯、34:第2ギヤ、
35:固定円盤、36:可動円盤、37:被駆動側プー
リ、38:スプリング、42:ベアリング、43:フラ
イホイルマグネト、44:回転軸、45:固定円盤、4
6:可動円盤、47:プーリ、48:無端ベルト、4
9:ガイド板、50:ウェイト、51:クラッチ本体、
52:スプライン、53:スプライン、54:ベアリン
グ、55:スプラインスリーブ、55a:スプライン、
56:受け側クラッチ板、57:押圧側クラッチ板、5
8:クラッチ、59:ロックレバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J050 AA02 AB07 BA03 BB04 DA02 DA03 3J056 AA58 AA62 BA04 BB41 BD02 BE06 CC08 CC42 DA04 DA07 DA24 GA02 GA12 GA13 3J057 AA02 BB03 GA11 GA51 GB09 GB26 HH01 JJ01 JJ04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンに連結された駆動側回転軸と、車
    軸に連結された被駆動側回転軸のそれぞれに、軸方向の
    位置が固定された固定円盤および軸方向にスライド可能
    な可動円盤からなるプーリを装着し、両プーリ間に無端
    Vベルトを架け渡し、一方のプーリの可動円盤に軸方向
    駆動用のモータを連結し、一方の回転軸にクラッチを設
    けた無段変速機において、 前記モータを前記回転軸と同軸上に設けるとともに、該
    モータとクラッチを同じ回転軸上に設け、該モータによ
    り前記クラッチを軸方向にスライドさせて駆動すること
    を特徴とする無段変速機。
  2. 【請求項2】前記モータにより駆動される可動円盤はク
    ラッチ面を介して前記クラッチと接続されるとともに、
    該可動円盤とクラッチとの間で回転伝達可能に両者を連
    結する接続保持手段を備え、該接続保持手段は、前記ク
    ラッチ面の接続/切り離し位置と異なる位置で前記可動
    円盤とクラッチとを連結/切り離しさせることを特徴と
    する請求項1に記載の無段変速機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7803076B2 (en) 2003-12-09 2010-09-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Belt type continuously variable transmission
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