JP2001355518A - 排気ガス還流制御弁及びその排気ガス還流制御弁を備えた吸気通路形成部材 - Google Patents

排気ガス還流制御弁及びその排気ガス還流制御弁を備えた吸気通路形成部材

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JP2001355518A
JP2001355518A JP2000175702A JP2000175702A JP2001355518A JP 2001355518 A JP2001355518 A JP 2001355518A JP 2000175702 A JP2000175702 A JP 2000175702A JP 2000175702 A JP2000175702 A JP 2000175702A JP 2001355518 A JP2001355518 A JP 2001355518A
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Japan
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passage
exhaust gas
control valve
egr gas
recirculation control
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Yasutaka Yamada
康敬 山田
Hiroyuki Nunome
博之 布目
Masahiro Kobayashi
昌弘 小林
Toshiro Suzuki
敏郎 鈴木
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Aisan Industry Co Ltd
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Aisan Industry Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブのバルブシャフトを吸入空気により冷
却することのできる排気ガス還流制御弁及びその排気ガ
ス還流制御弁を備えた吸気通路形成部材を提供する。 【解決手段】 バルブボディ10に形成されたEGRガ
ス流入路16a及びEGRガス流出路16b,16cを
有するEGRガス通路を、そのバルブボディ10に設け
たアクチュエータ30により作動するバルブ21A,2
1Bで開閉する。EGRガス流出路16cに対し吸入空
気の一部を導入可能とする。バルブ21A,21Bのバ
ルブシャフト20が吸入空気により冷却される。バルブ
シャフト20の軸受部分にはオイルシール25を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
排気ガスの一部を吸入空気中に還流させる排気ガス還流
装置に用いられ、排気ガス還流量を調節する排気ガス還
流制御弁及びその排気ガス還流制御弁を備えた吸気通路
形成部材に関する。なお、吸入空気中に還流される排気
ガスはEGRガス、排気ガス還流装置はEGR装置、排
気ガス還流量はEGRガス量、排気ガス還流制御弁はE
GRバルブともいう。
【0002】
【従来の技術】排気ガス還流制御弁には、例えば図6に
側断面図で示される従来例1、図7に側断面図で示され
る従来例2が挙げられる。従来例1(図6参照)を述べ
る。バルブボディ110は、1つのEGRガス流入路1
16aと及び相反する方向に配置される2つのEGRガ
ス流出路116b,116cを有するEGRガス通路
(符号省略)を形成している。バルブボディ110内に
は、各EGRガス流出路116b,116cにそれぞれ
通じる通路部分を開閉する上下2個のバルブシート11
8A,118Bが配置されている。両バルブシート11
8A,118B内には、バルブシャフト120が貫通さ
れている。バルブシャフト120には、上下2個のバル
ブ121A,121Bが固定されている。バルブシャフ
ト120をステップモータ130で駆動すなわち上下動
させることにより、前記各バルブ121A,121Bが
各バルブシート118A,118Bを開閉する。また、
バルブボディ110には、温水通路110Aが設けられ
ている。温水通路110Aに内燃機関の冷却水が流れる
ことにより、バルブボディ110が冷却され、ひいては
ステップモータ130が冷却されるとともに、バルブボ
ディ110からステップモータ130への伝熱が防止さ
れる。
【0003】前記EGRガス流入路116aは、両バル
ブシート118A,118Bの間の空間部に連通されて
いる。そのEGRガス流入路116aには、排気ガス還
流配管(EGR配管ともいう)の上流側配管105aが
接続される。また、前記EGRガス流出路116b,1
16cは、その上流側が各バルブシート118A,11
8B側の空間部がそれぞれ連通され、その下流側が1つ
の流出口116dに合流されている。その流出口116
dには、EGR配管の下流側配管105bが接続され
る。
【0004】上記EGR配管の上流側配管105aを流
れてきた排気ガスは、図6に矢印で示すように、バルブ
ボディ110のEGRガス流入路116aからバルブボ
ディ110内に流入し、バルブ121A,121Bの開
弁により各バルブシート118A,118Bを通じてE
GRガス流出路116b,116cから下流側配管10
5bへ流出される。なお、従来例1に示したような排気
ガス還流制御弁は、例えば特開平11−182355号
公報に開示されている。
【0005】従来例2(図7参照)を述べる。従来例2
は、従来例1と一部が異なるものであるので、その異な
る部分についてのみ説明し、同一部位に同一符号を付し
て重複する説明は省略する。すなわち、各EGRガス流
出路116b,116cがそれぞれ流出口116b1,
116c1を有している。各EGRガス流出路116
b,116cにそれぞれ連通されるEGR配管の下流側
配管105bは、それぞれ吸気系、例えばインテークマ
ニホルド1に接続されるか、あるいは、2本を合流させ
てからインテークマニホルド1に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1及び従来例2によると、バルブボディ110の温水通
路110Aに内燃機関の冷却水が流れることにより、そ
のバルブボディ110が冷却されるものの、EGRガス
にさらされるバルブシャフト120については何ら冷却
する手段が備わっていなかったため、次のような問題が
生じた。例えば、上記従来例1及び従来例2で例示した
ように、EGRガス通路が1つのEGRガス流入路11
6a及び相反する方向に配置される2つのEGRガス流
出路116b,116cを有し、バルブシャフト120
が各EGRガス流出路116b,116cにそれぞれ通
じる通路部分を開閉する2個のバルブ121A,121
Bを有しているダブルポペット型の排気ガス還流制御弁
にあっては、バルブボディ110とバルブシャフト12
0との熱膨張差によって、一方のバルブ121Bの閉ま
りが悪化し、閉弁時におけるEGRガスの洩れ量が増大
することになった。また、前記バルブシャフト120が
高温になることから、バルブシャフト120の軸受部材
122を含む軸受部分にオイルシールを設けることが困
難で、EGRガス中に含まれるデポジットが前記軸受部
分に侵入することを防止できない。このため、バルブシ
ャフト120の軸受部材122を含む軸受部分にデポジ
ットが堆積しやすく、バルブシャフトの円滑な作動が損
なわれるおそれがあった。
【0007】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明が解決しようとする課題
は、バルブのバルブシャフトを吸入空気により冷却する
ことのできる排気ガス還流制御弁及びその排気ガス還流
制御弁を備えた吸気通路形成部材を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、特許請求の範囲の請求項1に記載された
構成を要旨とする排気ガス還流制御弁である。このよう
に構成すると、EGRガス流出路に対し吸入空気の一部
が導入されることにより、バルブのバルブシャフトを吸
入空気により冷却することができる。
【0009】請求項2の発明は、特許請求の範囲の請求
項2に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。このように構成されたものは、EGRガス通路
が1つのEGRガス流入路及び相反する方向に配置され
る2つのEGRガス流出路を有し、バルブシャフトが各
EGRガス流出路にそれぞれ通じる通路部分を開閉する
2個のバルブを有している排気ガス還流制御弁いわゆる
ダブルポペット型の排気ガス還流制御弁である。したが
って、ダブルポペット型の排気ガス還流制御弁における
バルブボディとバルブシャフトとの熱膨張差に起因する
バルブの閉まりの悪化が防止されることにより、閉弁時
におけるEGRガスの洩れ量を低減することができる。
【0010】請求項3の発明は、特許請求の範囲の請求
項3に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。このように構成すると、吸入空気により冷却さ
れるバルブシャフトの軸受部分に設けたオイルシールに
より、その軸受部分を密封し、軸受部分にEGRガスが
通過することを防止することができる。したがって、E
GRガス中に含まれるデポジットが軸受部分に対し侵入
することや堆積することを防止し、バルブシャフトの円
滑な作動を長期にわたって継続することができる。な
お、オイルシールには、EGRガス流出路内が正圧の時
と負圧のときとで軸受部分に対する密封力が変化するオ
イルシールを採用することが望ましい。すると、例えば
ターボチャージャーの作動時のようにEGRガス流出路
内が正圧の時にはオイルシールが所定の密閉力で軸受部
分を密封することにより、軸受部分にEGRガスが通過
することを防止し、また、前記ターボチャージャーの作
動停止時のようにEGRガス流出路が負圧の時には前記
オイルシールの密封力が低下して、前記負圧を利用して
軸受部分に外気が通過することにより、その軸受部分を
浄化することができる。
【0011】請求項4の発明は、特許請求の範囲の請求
項4に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。このように構成すると、吸気通路形成部材に対
するバルブボディの取付けにより、EGRガス流入路の
流入口が吸気通路形成部材の外部に開口されるととも
に、EGRガス流出路の流出口及び吸気導入口が吸気通
路に開口される。これにより、EGRガス流入路にEG
R配管を接続するだけでよく、EGRガス流出路にEG
R配管を接続しなくて済むため、EGR配管を簡素化す
ることができる。また、EGRガス流出路にEGR配管
を接続する機能をもたせる必要がないため、EGRガス
流出路を小型に形成することにより、バルブボディを小
型化することができる。したがって、EGR配管の簡素
化とバルブボディの小型化との相乗効果によって、排気
ガス還流制御弁の搭載性を向上することができる。な
お、本明細書でいう吸気通路形成部材とは、インテーク
マニホルドだけでなく、吸入空気が流れる吸気通路を形
成する部材を称するものである。
【0012】請求項5の発明は、特許請求の範囲の請求
項5に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。バルブボディにおけるEGRガス流出路の流出
口及び吸気導入口を備える差し込み部が吸気通路形成部
材の吸気通路に突出される。したがって、差し込み部が
吸入空気にさらされることにより、バルブボディの冷却
効果が得られ、さらにはアクチュエータの冷却効果が得
られる。このため、従来、アクチュエータの冷却のため
にバルブボディに設けられていた温水通路を排除してバ
ルブボディを一層小型化することが可能である。
【0013】請求項6の発明は、特許請求の範囲の請求
項6に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。このように構成すると、差し込み部において前
記吸気通路の上流側に向けられる側壁部に突き当たった
吸入空気が、その側壁部の傾斜する外側面によって速や
かに下流に流される。これにより、差し込み部による吸
気抵抗の増大を防止することができる。また、差し込み
部における側壁部の外側面の傾斜は、差し込み部の差し
込み方向に関してだけでなく、その差し込み方向に交差
する方向に関して傾斜するものが含まれ、その傾斜は斜
面あるいは曲面により形成することができる。
【0014】請求項7の発明は、特許請求の範囲の請求
項7に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。このように構成すると、吸入空気が順方向に流
れる時及び逆方向に吹き返される時のいずれの場合にお
いても、EGRガス流出路の流出口の付近に負圧が発生
する。これにより、開弁時の流出口からEGRガス通路
への逆流を防止することができる。また、EGRガス流
出路の流出口の付近に発生する負圧作用によって、EG
Rガス流出路に導入された吸入空気をEGRガスととも
にEGRガス流出路からよどみなく吸気通路に流出させ
ることができるという効果も得られる。
【0015】請求項8の発明は、特許請求の範囲の請求
項8に記載された構成を要旨とする排気ガス還流制御弁
である。このように構成すると、流出口が1個の場合に
比べて、各流出口から吸気通路にEGRガスを多方向に
流出させることにより、EGRガスと吸入空気とを良好
に混合させることができる。なお、EGRガス流出路の
流出口が吸入空気の流れに対してほぼ直交するように形
成されている場合には、EGRガス流出路の流出口の付
近に発生する負圧作用によって、EGRガスと吸入空気
とを一層良好に混合させることができる。
【0016】請求項9の発明は、特許請求の範囲の請求
項9に記載された構成を要旨とする吸気通路形成部材で
ある。このように構成すると、バルブのバルブシャフト
を吸入空気により冷却することのできる排気ガス還流制
御弁を備えた吸気通路形成部材が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態1,2を順に
説明する。 [実施の形態1]本発明の実施の形態1について図1〜
図4を参照して説明する。図1は排気ガス還流制御弁の
側断面図、図2は排気ガス還流制御弁をインテークマニ
ホルドに取り付けた状態を示す側断面図、図3は図2の
III−III線断面図、図4は図3のIV−IV線断
面図である。なお、本実施の形態ではダブルポペット型
の排気ガス還流制御弁を例示する。
【0018】図1に示すように、排気ガス還流制御弁の
バルブボディ10は、その下半部の差し込み部11と、
その上半部のモータ取付け部12と、差し込み部11と
モータ取付け部12との間に形成された取付けフランジ
部13とを備えている。なおバルブボディ10は、鋳鉄
製あるいはアルミダイカスト製である。また、説明の都
合上、図1における右側を前側、同じく左側を後側とす
る。
【0019】前記差し込み部11及び前記モータ取付け
部12には、それぞれ内部空間が設けられている。差し
込み部11とモータ取付け部12との両内部空間は、仕
切り壁部14により仕切られている。モータ取付け部1
2は、上方を開口するほぼ中空円筒状に形成されてお
り、その前側部(図1において右側部)に上方へ立ち上
がる側壁部12aを有している。
【0020】また、差し込み部11は、下方を開口する
ほぼ中空円筒状に形成されている。これにより、差し込
み部11において後側壁部11Aの外側面すなわち後側
面(符号、11aを付す)が、湾曲面で形成されてお
り、吸入空気の流れに対して湾曲面によって傾斜してい
る。なお、差し込み部11の後側壁部11Aが本明細書
でいう「差し込み部11において吸気通路2の上流側に
向けられる側壁部」に相当する。
【0021】前記差し込み部11の前側部(図1におい
て右側部)には、ほぼ角筒状の流路形成壁部15が一体
形成されている。流路形成壁部15は、差し込み部11
から図1において右上方に向かって延びる傾斜状をなし
ており、その上端部が前記取付けフランジ部13より上
方に突出している。また、流路形成壁部15の中空部に
は、差し込み部11の内部空間に連通する1つのEGR
ガス流入路16aが形成されている。EGRガス流入路
16aは、流路形成壁部15の上端面に開口する流入口
16a1を有している。
【0022】前記差し込み部11の内部空間における内
壁面には、それぞれリング状の上側のバルブシート18
A及び下側のバルブシート18Bが設けられている。詳
しくは、上側のバルブシート18Aは差し込み部11に
一体形成され、また、下側のバルブシート18Bは差し
込み部11に固定されている。両バルブシート18A,
18Bは、前記EGRガス流入路16aの連通側の端面
を間にして上下に所定間隔を隔てて配置されている。ま
た下側のバルブシート18Bより下方の内部空間は、下
端面を流出口16b1として開口する下側のEGRガス
流出路16bとなっている。
【0023】また、差し込み部11の内部空間における
上側のバルブシート18Aより上方の空間部は、前記下
側のEGRガス流出路16bに対し相反する方向に配置
される上側のEGRガス流出路16cとなっている。そ
のEGRガス流出路16cは、図3及び図4に示すよう
に、差し込み部11の左右の側壁部に対し横長状に開口
する左右2個の流出口16c1を有している。なお、差
し込み部11の2つのEGRガス流出路16b,16c
を含む内部空間と一つのEGRガス流入路16aとによ
って一連のEGRガス通路(符号省略)が構成されてい
る。
【0024】また、図1及び図4に示すように、差し込
み部11の後側壁部11Aには、EGRガス流出路16
c内外を連通する1個の吸気導入口17が開口されてい
る。
【0025】図1及び図3において、前記仕切り壁部1
4の軸心部には、バルブシャフト20が軸受部材22を
介して軸方向(図1において上下方向)に関し移動可能
に支持されている。バルブシャフト20の下半部は、差
し込み部11の内部空間に延びている。バルブシャフト
20の下半部には、差し込み部11の内部空間の上下に
位置する上側のバルブ21A及び下側のバルブ21Bが
設けられている。詳しくは、上側のバルブ21Aはバル
ブシャフト20に一体形成され、また、下側のバルブ2
1Bはバルブシャフト20に固定されている。両バルブ
21A,21Bは、バルブシャフト20の下動によって
前記各バルブシート18A,18Bから離れて開弁さ
れ、バルブシャフト20の上動によって前記各バルブシ
ート18A,18Bに着座して閉弁することにより、前
記EGRガス通路における各EGRガス流出路16b,
16cにそれぞれ通じる通路部分を開閉する。なお、バ
ルブシャフト20は例えばアルミニウム製である。
【0026】また、前記バルブシャフト20の軸受部材
22を含む軸受部分が前記EGRガス通路のEGRガス
流出路16cと連通している。その軸受部分には、オイ
ルシール25が前記仕切り壁部14の軸心部に対し前記
軸受部材22の上面に載せた状態で組込まれている。こ
のオイルシール25には、EGRガス流出路16c内が
正圧の時と負圧のときとで前記軸受部分に対する密封力
が変化するオイルシールが採用されている。すなわちオ
イルシール25は、ターボチャージャーが十分作用して
いるときには吸気通路2内が正圧になり所定の密閉力で
軸受部分を密封し、また、前記ターボチャージャーが十
分に作用していないときには吸気通路2内が負圧になり
前記密封力が低下する。
【0027】前記バルブシャフト20の上端部は、前記
モータ取付け部12の内部空間に延びている。そのバル
ブシャフト20の上端部には、ほぼ円板状をなすスプリ
ングサポート23が結合されている。スプリングサポー
ト23と前記仕切り壁部14との間には、コイルスプリ
ングからなるスプリング24が介在されている。スプリ
ング24は、前記両バルブ21A,21Bを常には閉方
向(図1において上方)に付勢している。
【0028】前記モータ取付け部12上には、アクチュ
エータとしてのステップモータ30が組付けられてい
る。ステップモータ30の前側面(図1において右側
面)は、モータ取付け部12の前記側壁部12aによっ
て覆われている。ステップモータ30は、ハウジング3
1とステータ32とロータ33とを備えており、ステー
タ32のコイル32aへの通電制御時における入力パル
スの信号数に基づいてロータ33がステップ的に回転さ
れるものである。なお、ステップモータ30は、周知の
構成のものとほとんど同一であるから、その詳細な説明
は省略する。
【0029】しかして、前記ステップモータ30のロー
タ33の軸心部には、作動ロッド34がねじ合わされて
いる。このため、ロータ33の前記ステップ的な回転に
基づいて、作動ロッド34がステップ的に上下動され
る。さらに、作動ロッド34が上下動すると、バルブシ
ャフト20を介して両バルブ21A,21Bが開閉され
る。すなわち、作動ロッド34の下動によりバルブシャ
フト20が押し下げられたときには、両バルブ21A,
21Bがそれぞれバルブシート18A,18Bから離れ
て開弁される。続いて、作動ロッド34が上動されたと
きには、バルブシャフト20がスプリング24の弾性復
元力により押し上げられるので、両バルブ21A,21
Bがそれぞれバルブシート18A,18Bに着座して閉
弁する。
【0030】しかして、上記した排気ガス還流制御弁
は、図2及び図3に示すように、インテークマニホルド
1に対し、次のようにして取り付けられる。インテーク
マニホルド1は、吸入空気が流れる吸気通路2を形成し
ている。なお、吸入空気いわゆる新気は、吸気通路2を
図2において左側から右方へ流れる。
【0031】図2及び図3において、前記インテークマ
ニホルド1の側壁(各図において上壁)には取付け孔1
aが開口されている。そして、バルブボディ10の差し
込み部11をインテークマニホルド1の取付け孔1aに
差し込みいわゆるプラグインした後、取付けフランジ部
13をインテークマニホルド1に対しねじ締め等の固定
手段(図示省略)により締付けることによって、排気ガ
ス還流制御弁がインテークマニホルド1に取り付けられ
る。
【0032】これにより、バルブボディ10における差
し込み部11が、インテークマニホルド1の吸気通路2
に突出される(図2及び図3参照)。これとともに、E
GRガス流入路16aの流入口16a1は、インテーク
マニホルド1の外部に開口される(図2参照)。また、
各EGRガス流出路16b,16cの流出口16b1,
16c1は、インテークマニホルド1の吸気通路2に開
口される(図3参照)。詳しくは、下側のEGRガス流
出路16bの流出口16b1は、下方に開口されること
により、吸入空気の流れ(図2において左から右方への
流れ)に対してほぼ直交する方向に開口される。また、
上側のEGRガス流出路16cの流出口16c1は、左
右方向(図3において左右方向)に開口されることによ
り、吸入空気の流れ(図3において紙面裏から表方への
流れ)に対してほぼ直交する方向に開口される。
【0033】また図2に示すように、バルブボディ10
の差し込み部11における吸気導入口17は、吸気通路
2の上流側(図2において左側)に配置される。これに
より、インテークマニホルド1の吸気通路2を流れる吸
入空気の一部は、吸気導入口17を通じて上側のEGR
ガス流出路16cに導入され、流出口16c1から前記
吸気通路2へ流出される。
【0034】また図2に示すように、バルブボディ10
の差し込み部11の後側壁部11Aは、吸気通路2の上
流側(図2において左側)に配置される。これととも
に、その後側壁部11Aの湾曲した後側面11a(図4
参照)は、吸入空気の流れに対し(図2において左から
右方)に対し傾斜する斜面を形成する。
【0035】また、EGRガス流入路16aには、EG
R配管5(図2参照)が接続される。このため、EGR
配管5を流れてきた排気ガスは、バルブボディ10のE
GRガス流入路16aから差し込み部11の内部空間に
流入する。
【0036】そして、ステップモータ30の駆動によっ
て両バルブ21A,21Bが開弁されたときには、EG
Rガス流入路16aのEGRガスが各バルブシート18
A,18B内を通じて各EGRガス流出路16b,16
cからインテークマニホルド1の吸気通路2へ流出され
る。続いて、両バルブ21A,21Bが閉弁されたとき
には、EGRガスの流出が停止される。なお、両バルブ
21A,21Bの開度がステップモータ30の基準位置
に対するステップ数制御により調節されることに基づい
て、EGRガス量の調節がなされる。
【0037】上記した排気ガス還流制御弁によると、E
GRガス流出路16cに対し吸入空気の一部が導入され
ることにより、バルブシャフト20を吸入空気により冷
却することができる。また、吸入空気の一部が導入され
るガス流出路16cにバルブシャフト20が露出してい
るので、バルブシャフト20を吸入空気により直接的に
冷却することができる。また、EGRガス流出路16c
に対し吸入空気の一部が導入されることによって、EG
Rガスと吸入空気とが良好に混合されるとともに、EG
Rガス流出路16cのEGRガスがよどみなく吸気通路
22へ流出されるという効果も得られる。
【0038】また、EGRガス通路が1つのEGRガス
流入路16a及び相反する方向に配置される2つのEG
Rガス流出路16b,16cを有し、バルブシャフト2
0が各EGRガス流出路16b,16cにそれぞれ通じ
る通路部分を開閉する2個のバルブ21A,21Bを有
している排気ガス還流制御弁いわゆるダブルポペット型
の排気ガス還流制御弁である。したがって、ダブルポペ
ット型の排気ガス還流制御弁におけるバルブボディ10
とバルブシャフト20との熱膨張差に起因するバルブ2
1A,21Bの閉まりの悪化が防止されることにより、
閉弁時におけるEGRガスの洩れ量を低減することがで
きる。このことは、ダブルポペット型の排気ガス還流制
御弁の性能及び信頼性の向上に有効である。
【0039】なお、過給機付きの内燃機関に排気ガス還
流制御弁を設けるような場合には、インテークマニホル
ド側の圧力が負圧から正圧まで広い範囲で変化するため
バルブ差圧が大きくなるので、閉弁時にEGRガス圧力
でバルブが開いたりすることがなく、バルブ差圧の影響
を受けずに小さな力で開弁又は変弁できる応答性の良い
ダブルポペット型の排気ガス還流制御弁が適している。
すなわち、ダブルポペット型の排気ガス還流制御弁は、
バルブシャフトに1個のバルブを取付けたシングルポペ
ット型の排気ガス還流制御弁と比べ、 (1)各バルブ21A,21B毎に対応する通路開口面
積が半減されること。 (2)閉弁時にEGRガス圧力で開かれようとするバル
ブが一方のバルブ21Bだけであるため、そのEGRガ
ス圧力によりバルブが不要に開くことを防止できたり、
開弁時のモータ負荷を軽減できること。 (3)前記(1)よりバルブシャフト20のストローク
を小さくして大きな通路開口面積が得られること。 (4)前記(1)よりバルブ21A,21Bが小径にな
ること。等の理由により、応答性が良いものが得られる
ため、排気ガス還流制御弁に適しているといえる。
【0040】また、吸入空気により冷却されるバルブシ
ャフト20の軸受部分に、EGRガス流出路16c内が
正圧の時と負圧のときとで前記軸受部分に対する密封力
が変化するオイルシール25を設けている。したがっ
て、ターボチャージャーの作動時のようにEGRガス流
出路16c内が正圧の時には、オイルシール25が所定
の密閉力で軸受部分を密封することにより、軸受部分に
EGRガスが通過することを防止することができる。こ
のため、EGRガス中に含まれるデポジットが軸受部分
に対し侵入することや堆積することを防止し、バルブシ
ャフト20の円滑な作動を長期にわたって継続すること
ができる。また、前記ターボチャージャーの作動停止時
のようにEGRガス流出路16cが負圧の時には、前記
オイルシール25の密封力が低下して、前記負圧を利用
して軸受部分に外気が通過することにより、その軸受部
分を浄化することができる。
【0041】また、インテークマニホルド1に対するバ
ルブボディ10の取付けにより、EGRガス流入路16
aの流入口16a1がインテークマニホルド1の外部に
開口されるとともに、EGRガス流出路16b,16c
の流出口16b1,16c1及び吸気導入口17が吸気
通路2に開口される。これにより、EGRガス流入路1
6aにEGR配管5を接続するだけでよく、EGRガス
流出路16b,16cにEGR配管5を接続しなくて済
むため、EGR配管5を簡素化することができる。ま
た、EGRガス流出路16b,16cにEGR配管5を
接続する機能をもたせる必要がないため、EGRガス流
出路16b,16cを小型に形成することにより、バル
ブボディ10を小型化することができる。したがって、
EGR配管5の簡素化とバルブボディ10の小型化との
相乗効果によって、排気ガス還流制御弁の搭載性を向上
することができる。
【0042】また、バルブボディ10におけるEGRガ
ス流出路16b,16cの流出口16b1,16c1及
び吸気導入口17を備える差し込み部11がインテーク
マニホルド1の吸気通路2に突出される。したがって、
差し込み部11が吸入空気にさらされることにより、バ
ルブボディ10の冷却効果が得られ、さらにはステップ
モータ30の冷却効果が得られる。このため、従来、ス
テップモータ30の冷却のためにバルブボディ10に設
けられていた温水通路を排除してバルブボディ10を一
層小型化することが可能である。
【0043】また、差し込み部11において前記吸気通
路2の上流側に向けられる後側壁部11Aに突き当たっ
た吸入空気が、その後側壁部11Aの湾曲状に傾斜する
後側面11aによって速やかに下流に流される。これに
より、差し込み部11による吸気抵抗の増大を防止する
ことができる。
【0044】また、EGRガス流出路16b,16cの
各流出口16b1,16c1が吸入空気の流れに対して
ほぼ直交するように形成されている。これにより、吸入
空気が順方向(図2において左から右方)に流れる時及
び逆方向(図2において右から左方)に吹き返される時
のいずれの場合においても、EGRガス流出路16b,
16cの各流出口16b1,16c1の付近に負圧が発
生する。これにより、開弁時の各流出口16b1,16
c1からEGRガス通路への逆流を防止することができ
る。また、EGRガス流出路16cの流出口16c1の
付近に発生する負圧作用によって、EGRガス流出路1
6cに導入された吸入空気をEGRガスとともにEGR
ガス流出路16cからよどみなく吸気通路2に流出させ
ることができるという効果も得られる。
【0045】また、下側のEGRガス流出路16bの1
個の流出口16b1と、上側のEGRガス流出路16c
の2個の流出口16c1の計3個の流出口16b1、1
6c1を有している。これにより、流出口が1個の場合
に比べて、各流出口16b1、16c1から吸気通路2
にEGRガスを多方向(本実施の形態では3方向)に流
出させることにより、EGRガスと吸入空気とを良好に
混合させることができる。なお本実施の形態では、EG
Rガス流出路16b,16cの流出口16b1,16c
1が吸入空気の流れに対してほぼ直交するように形成さ
れているので、EGRガス流出路16b,16cの流出
口16b1,16c1の付近に発生する負圧作用によっ
て、EGRガスと吸入空気とを一層良好に混合させるこ
とができる。
【0046】また、上記排気ガス還流制御弁を備えたイ
ンテークマニホルド1によると、バルブシャフト20を
吸入空気により冷却することのできる排気ガス還流制御
弁を備えたインテークマニホルド1が提供される。
【0047】[実施の形態2]本発明の実施の形態2に
ついて図5を参照して説明する。実施の形態2は、実施
の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分
について詳述し、実施の形態1と同一もしくは実質的に
同一構成と考えられる部分には同一符号を付して重複す
る説明は省略する。図5は排気ガス還流制御弁の側断面
図である。
【0048】実施の形態2は、図5に示すように、バル
ブシャフト20に1個のバルブ21Aを設けたシングル
ポペット型の排気ガス還流制御弁を例示する。すなわ
ち、実施の形態1におけるバルブシャフト20の下側の
バルブ21Bを含む周辺部分(図1参照)が切除されて
いる。一方、バルブボディ10の差し込み部11には下
側のバルブシート18Bに代えて蓋板28が取り付けら
れており、実施の形態1(図1参照)における下側のE
GRガス流出路16bが封止されている。このように構
成すると、シングルポペット型の排気ガス還流制御弁で
ありながら、実施の形態1とほぼ同等の作用効果が得ら
れる。
【0049】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
が可能である。例えば、本発明の排気ガス還流制御弁
は、インテークマニホルド1に限らず、吸入空気が流れ
る吸気通路2を形成する部材であれば設置することがで
きる。また、上記実施の形態では、ダブルポペット型及
びシングルポペット型の排気ガス還流制御弁を例示した
が、その他の形式の制御弁を排気ガス還流制御弁に流用
してもよい。また、アクチュエータとしては、ステップ
モータ30に代え、リニアソレノイドを用いることがで
きる。また、従来例1,2のように、バルブボディ10
とインテークマニホルド1とがEGR配管で連通される
ような場合でも、インテークマニホルド1の吸気通路2
と吸気導入口とを配管によって連通させることにより、
EGRガス流出路に対し吸入空気の一部を導入すること
ができる。また、上記実施の形態では、バルブシャフト
20が露出するEGRガス流出路16cに対し吸入空気
の一部を導入させたが、バルブシャフト20が例えばカ
バー等により覆われているEGRガス流出路16cに対
し吸入空気の一部を導入させることによっても、バルブ
シャフト20を間接的に冷却することが可能である。
【0050】また、EGRガス流出路16b,16cの
流出口16b1,16c1は、吸入空気の流れに対して
ほぼ直交するものに限定されるものではない。また、E
GRガス流入路16a及びEGRガス流出路16b,1
6cを含むEGRガス通路の形状や、流入口16a1及
び流出口16b1,16c1の形状、流出口16c1の
個数は適宜選定することができる。また、吸気導入口1
7の形状や個数は適宜選定することができる。また、バ
ルブボディ10は、吸気通路2に突出する差し込み部1
1を排除し、EGRガス流出路の流出口及び吸気導入口
をインテークマニホルド1の吸気通路2に開口させるよ
うに構成することも考えられる。また、オイルシール2
5には、EGRガス流出路16c内が正圧の時と負圧の
ときとで軸受部分に対する密封力が変化するオイルシー
ルを採用したが、前記密閉力がほとんど変化しないオイ
ルシールを採用しても良い。
【0051】
【発明の効果】本発明の排気ガス還流制御弁及びその排
気ガス還流制御弁を備えた吸気通路形成部材によれば、
EGRガス流出路に対し吸入空気の一部が導入されるこ
とにより、バルブのバルブシャフトを吸入空気により冷
却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1を示す排気ガス還流制御弁の側断
面図である。
【図2】排気ガス還流制御弁をインテークマニホルドに
取り付けた状態を示す側断面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】実施の形態2を示す排気ガス還流制御弁の側断
面図である。
【図6】従来例1を示す排気ガス還流制御弁の側断面図
である。
【図7】従来例2を示す排気ガス還流制御弁の側断面図
である。
【符号の説明】
1 インテークマニホルド(吸気通路形成部材) 2 吸気通路 10 バルブボディ 11 差し込み部 16a EGRガス流入路 16a1 流入口 16b,16c EGRガス流出路 16b1,16c1 流出口 17 吸気導入口 20 バルブシャフト 21A,21B バルブ 25 オイルシール 30 ステップモータ(アクチュエータ)
フロントページの続き (72)発明者 小林 昌弘 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 敏郎 愛知県大府市共和町一丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 Fターム(参考) 3G062 AA05 EA11 ED05 ED15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディに形成されたEGRガス流
    入路及びEGRガス流出路を有するEGRガス通路を、
    そのバルブボディに設けたアクチュエータにより作動す
    るバルブで開閉することによって、内燃機関における排
    気ガスの一部を吸入空気中に還流するEGRガス量を調
    節する排気ガス還流制御弁であって、 前記EGRガス流出路に対し前記吸入空気の一部を導入
    可能としたことを特徴とする排気ガス還流制御弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の排気ガス還流制御弁で
    あって、 前記EGRガス通路が1つのEGRガス流入路及び相反
    する方向に配置される2つのEGRガス流出路を有し、
    バルブシャフトが前記各EGRガス流出路にそれぞれ通
    じる通路部分を開閉する2個のバルブを有していること
    を特徴とする排気ガス還流制御弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の排気ガス還流制
    御弁であって、 前記バルブシャフトの軸受部分にオイルシールを設けた
    ことを特徴とする排気ガス還流制御弁。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の排気ガ
    ス還流制御弁であって、 前記バルブボディを、吸入空気が流れる吸気通路を形成
    する吸気通路形成部材に対し取付け可能に形成し、 前記EGRガス流入路は、前記吸気通路形成部材の外部
    に開口される流入口を有し、 前記EGRガス流出路は、前記吸気通路形成部材の吸気
    通路に開口される流出口及び吸気導入口を有しているこ
    とを特徴とする排気ガス還流制御弁。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の排気ガス還流制御弁で
    あって、 前記バルブボディには、EGRガス流出路の流出口及び
    吸気導入口を備える差し込み部が、前記吸気通路形成部
    材の吸気通路に対して突出可能に形成されていることを
    特徴とする排気ガス還流制御弁。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の排気ガス還流制御弁で
    あって、 前記差し込み部において前記吸気通路の上流側に向けら
    れる側壁部の外側面が吸入空気の流れに対して傾斜して
    いることを特徴とする排気ガス還流制御弁。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれかに記載の排気ガ
    ス還流制御弁であって、 前記EGRガス流出路の流出口が吸入空気の流れに対し
    てほぼ直交するように形成されていることを特徴とする
    排気ガス還流制御弁。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれかに記載の排気ガ
    ス還流制御弁であって、 前記流出口を複数個有していることを特徴とする排気ガ
    ス還流制御弁。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の排気ガ
    ス還流制御弁を備えたことを特徴とする吸気通形成部
    材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010144738A (ja) * 2004-04-01 2010-07-01 Komatsu Ltd バルブ装置

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