JP2001355105A - 道 着 - Google Patents
道 着Info
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- JP2001355105A JP2001355105A JP2000178199A JP2000178199A JP2001355105A JP 2001355105 A JP2001355105 A JP 2001355105A JP 2000178199 A JP2000178199 A JP 2000178199A JP 2000178199 A JP2000178199 A JP 2000178199A JP 2001355105 A JP2001355105 A JP 2001355105A
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Abstract
二枚の上衣を簡単に着用し、下衣として帯紐の面倒な結
びを必要としない結び目付下衣を提供する。 【解決手段】前衿を有するベストの後身ごろの衿付け部
および肩稜線に、折返し衿を有する内側前身ごろに左右
の袖を縫製し、この内側前身ごろの衿付け部および上辺
縁を縫いつけるとともにこのベストの後身ごろの外側端
の開放端に前記内側前身ごろに縫着した袖のつけ根を縫
付けてなり、このベストの左右前身ごろの表布の下部分
にポッケト用袋を縫製してある上衣服と、腰回りの後部
側に伸縮部材を挿入して縫製し、この腰周りの前面部分
に面ファスナーを取り付けるとともにこの面ファスナー
に係合する面ファスナーを腰回り左前合わせ部の裏側に
取り付け、更に、両側に下衣内に手を入れられるように
開閉チャックを縫製し、かつ、後ポケットを縫製してな
り、この左前表側の上辺部分に袴帯結び目をかたどった
ものを取付け、この結び目の末端付近の裏側に面ファス
ナーを固着してなる下衣服とからなる道着の構成であ
る。
Description
簡易な二枚の前身ごろによる一着の重ね着となり、下衣
がズボン様になっている道着に関する。
体になったものが多いが、昨今では上下に分離されて上
側の上衣である道着と下側の下衣部分の袴等とに分離し
たものが動き易さから多く愛用されている。この上衣と
しては一重だけのものが一般的であり、冬場の寒いとき
は、この上衣の上に更に道着としての羽織りやチョッキ
(ベスト)のようなものを羽織ることが多く行なわれて
いる。また、従来の洋服においては、衿部分が汚れたと
きの洗濯が面倒であり、クリーニングする手間が必要で
あった。また、道着として先に出願人は、特開平11−
247008号公報に記載される発明を提案した。これ
は上衣服は最上衣としての袖無のベストと袖の有る上衣
とを重ねて着るとともに、下衣として腰周りを伸縮性と
し、その下衣の両側サイドの調節可能なようにしたもの
である。しかし、この場合も、上衣は二着を二枚重ねて
着ることになり面倒であり、また下衣としては前面に複
数の伸縮材料を配置し、かつ、帯紐の結び目を着脱でき
るようになっているため着用に際して帯紐をその都度、
取付けねばならず面倒であった。
ることは、着服したり脱ぐときに枚数が多くなり面倒で
あり、これら上衣を重ねた状態でまとめて一回に着用し
たり脱ぐことが多く、上衣が幾つも重なってあるときは
着用が面倒であった。一着ごと重ね着も面倒であり、ま
とめて着用したときは、着用後の身繕い、着る姿を整え
る等の全体の揃えも面倒であった。更に、和服において
は男性用下衣の袴等は帯紐の結びが面倒であり、なかな
か奇麗に結べず、折角結んだ結び目の型崩れ等を生じる
ことも多かった。
重ね着をすることなく、二枚の上衣を簡単に着用するこ
とができる道着を提供することである。一回の着用また
は脱ぐ作業で複数枚の着物を重ね着することができる道
着を提供することである。また、洋服の上着のような感
覚で羽織りを着用できる道着を提供することである。更
に、下衣として帯紐の面倒な結びを必要としない結び目
付下衣を備えた和装着を提供するものである。
折返し衿を有する内側前身ごろの左右の袖を縫製し、こ
の内側前身ごろの衿付け部および上辺縁を、前衿を有す
るベストの後身ごろの衿付け部および肩稜線に縫いつけ
るとともに前記ベストの後身ごろの外側端の開放端に前
記内側前身ごろに縫着した袖の袖付け部を縫付けてな
り、前記ベストの左右の前身ごろの表布の下部分にポッ
ケト用袋を縫製し、前記内側前身ごろの折返し衿の内側
に替衿取付接合部材を貼り付け、替衿を着脱自在に設
け、前記ベストの左右前身ごろの裏地に内ポケットを縫
製してある上衣服を有する構成によって達成できる。
し、この腰周りの前面部分に面ファスナーを取り付ける
とともにこの面ファスナーに係合する面ファスナーを腰
回り左前合わせ部の裏側に取り付け、更に、両側に下衣
内に手を入れられるように開閉チャックを縫製し、か
つ、後ポケットを縫製してなり、この左前表側の上辺部
分に袴帯結び目を象ったものを取付け、この結び目の末
端付近の裏側に面ファスナーを固着してなる下衣服を有
する道着によって前記課題は達成できる。
ているから、内側前身ごろを縫着してベスト前身ごろを
形成してあるので、一着の着物でありながら、更に、上
に重ね着をしているように見られるから、別途に羽織り
等を羽織る必要がない等の便利さが有る。
じで有りながら、和服の羽織りのような内側前身ごろを
縫製してあるので、着用に際して着心地がよく、行動し
易くなっている。しかもベストの左右の前身ごろに複数
のポッケットを縫製してあるから、洋服の上衣のような
感覚で着用できる。しかも、裏地をメッシュ等によって
縫製すれば、重ね着しても暑くなく、夏期にも身軽に着
用することができる。しかも、衿部分に替衿を着脱自在
に形成することにより衿部分の汚れに対しても対処する
ことができるので、洋服などのスーツに比較して衿部分
の汚れを気にすることなく着用できる。
用の布地でもよいが、通常の洋服用布地でもよい。例え
ば、夏期においては夏服用の布地を使用すると軽量で良
く、外装は羽織りを着用したような着物感覚で正式な場
所に出入りでき、しかもゆったりした着心地のよい道着
となる。
示す実施の形態に基づき説明する。図1はこの発明の道
着の概略正面図である。図2はこの発明の道着の替衿を
取り外し、ベストの左右前身ごろを開いた状態を示す正
面図である。図3はこの発明の道着に使用する1実施の
形態の替衿の展開状態を示す図である。図4及び図5は
この発明の道着に使用する1実施の形態のベストの左右
前身ごろの内面図である。図6はこの発明の道着の衿付
け部分の拡大説明図である。図7はこの発明のベスト部
分の1実施の形態を示す正面図である。図8はこの発明
の道着の上衣服の袖付内側身ごろの裏面図である。図9
はこの発明の道着の1実施の形態の下衣服の正面図であ
る。図10は図9の下衣服の開放状態を説明する斜視図
である。図11は図9の下衣服の背面図、図12は左側
面図である。
前側内周縁に衿部2を形成し、この衿部2の表面に接合
部材である面ファスナー2aを接着してあり、替え衿用
の替衿3の面ファスナー3aと接合するように成ってい
る。この内側前身ごろ1の衿部2の右前側と左後側の合
わせ部分2c,2cに面ファスナーを取りつけてある。
この面ファスナーは単一でもよいが、面ファスナーの小
片を複数取付てもよい。
布6,6を縫着し、この袖布6は夏は裏地を取りつけ
ず、短くし、例えば、7分袖にしてある。また、冬期は
長袖にするとよい。この衿付部2bと内側前身ごろ1の
上辺部分1aはベストの後身ごろ4aの衿付部4bと肩
稜線4cに縫付けてある。また、内側前身ごろ1の円筒
状の袖布6,6の付け根部分はベストの後身ごろ4aの
外側開放縁の袖代7aに縫い付けてある。このベストの
後身ごろ4aの裏面上側には裏地10として裏布を設け
るが、メッシュ布であってもよい。
あり、このベスト前身ごろ4の表側には洋服の上衣に有
るようなポケット9,9を形成してあり、割付9aが縫
いつけて有る。このようなポケット9,9があると和服
において便利である。このベスト前身ごろ4,4の裏を
メッシュ布によって縫製すると、軽量に形成できるばか
りでなく、夏場は好適である。この裏地10の胸部分に
内ポケット13,13を形成し、ベスト左前身ごろ4の
裏の下方には小さな袋11や上方にペン差し用の袋11
aを形成し、時計や小物を入れるようにしてある。12
は袖布6,6の脇下部分の縫製部分のメッシュ布であ
る。14は左右のベスト前身ごろ4、4に取りつけた結
び紐である。
は、内側前身ごろ1の衿部2に図3に示されるような二
つ折りにした替衿を着脱可能なように面ファスナーやジ
ッパーなどで取付可能なようにしてある。この衿部分は
後身ごろ4aの上端と内側前身ごろ2の折り返し部分と
を重ねてベストの衿5で挟んで縫い付けてある(図6参
照)。これにより内側前身ごろ2の衿部2とベストの衿
5とは強固に縫製されているから着用時または脱衣時の
両者が分離されることがない。
明する。ズボン様の下衣15の腰周り16の後側16a
には伸縮部材であるゴム等を挿入してあり、腰回り16
に余裕を持たせてある。17はこの腰回り16の右前部
19の表側に固着した面ファスナーで、この面ファスナ
ー17に係合する面ファスナー18は左前部19aの合
わせ部分の裏側に固着してある。この腰回り16の左前
部19aの表側に帯紐20が縫着してあり、この帯紐2
0の中央部分に結び目20aが配置してある。この帯紐
20の末端の裏側には面ファスナー21が固着し、これ
に係合する面ファスナー22は腰回り16の右前部19
の表側に固着してある。23は下衣15の前側ポケッ
ト、24は後ポケットである。25は下衣15の両サイ
ドに設けた開放部分で、内側の上衣1の着状態を整える
ために手指を挿入できるようになっていて、チャックを
縫着してある。
は、通常のベストを着る感覚で腕を袖に通して簡単に着
用でき、着用に際して、この道着を収納箱より取り出し
て内側前身ごろ1の衿部2に新しい替衿3を重ね、面フ
ァスナー2aと面ファスナー3aとを接合して替衿3を
固着する。両腕を内側前身ごろ1に縫い付けた袖布6,
6に両腕を通して、衿部2の合わせ部2c,2cの面フ
ァスナー重ねて接合して衿もとを整え、結び紐14,1
4を結び、内側前身ごろ1を着用する。このときベスト
前身ごろ4があたかも洋服の上衣を着用したように重ね
られる。
腰回り16の左前部19aの面ファスナー18を右前部
19の面ファスナー17に合わせて係合し、更に、結び
目20aを備えた帯紐20の末端の面ファスナー21を
右前部19の面ファスナー22に係合して取付て下衣1
5を身に付けることができる。この際、腰回り16の後
側16a内に伸縮部材を内蔵してあるから苦しくなく着
用することができる。このようにしてズボン様の袴を着
用することができる。この帯紐20は予め下衣15の腰
回り16に縫着してあるから短時間に着用することがで
きる。また、結び目20aは予め縫製して形成してある
か型崩れのおそれはなく、いつも奇麗な結び目20aを
維持することができる。この結び目20aを形成する面
倒を省くことができる。
されるので軽量であり、裏地をメッシュ布で構成するこ
とにより、夏期でも暑さを感じないで着用することがで
き、冬期においては裏地を縫製することにより二重にし
て暖かく着用できる。
分でありながら二重になっており、両袖布が内側前身ご
ろに縫い付けてあるので、着心地に優れるばかりでな
く、一着で道着の感覚を味あうことができる。着用に際
して面倒なことがなく、一回の袖通しによって道着を重
ねて着られる。しかも衿部分に替え衿が取付られるので
いつも清潔感の衿を保持出来る。その上、下衣として帯
紐の結び目を備えているので帯の結びに悩まされること
がなく、正式な会合に着用しても不自然ではない。
た実施の形態の正面図である。
前身ごろを開いた状態を示す正面図である。
の展開状態を示す図である。
1実施の形態の内面図である。
1実施の形態の内面図である。
る。
示す正面図である。
ろの裏面図である。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】折返し衿を有する内側前身ごろの左右の袖
を縫製し、この内側前身ごろの衿付け部および上辺縁
を、前衿を有するベストの後身ごろの衿付け部および肩
稜線に縫いつけるとともに前記ベストの後身ごろの外側
端の開放端に前記内側前身ごろに縫着した袖の袖付け部
を縫付けてなり、前記ベストの左右の前身ごろの表布の
下部分にポッケト用袋を縫製し、前記内側前身ごろの折
返し衿の内側に替衿取付接合部材を貼り付け、替衿を着
脱自在に設け、前記ベストの左右前身ごろの裏地に内ポ
ケットを縫製してある上衣服を有することを特徴とする
道着。 - 【請求項2】腰回りの後部側に伸縮部材を挿入して縫製
し、この腰周りの前面部分に面ファスナーを取り付ける
とともにこの面ファスナーに係合する面ファスナーを腰
回り左前合わせ部の裏側に取り付け、更に、両側に下衣
内に手を入れられるように開閉チャックを縫製し、か
つ、後ポケットを縫製してなり、この左前表側の上辺部
分に袴帯結び目をかたどったものを取付け、この結び目
の末端付近の裏側に面ファスナーを固着してなる下衣服
を有することを特徴とする道着。 - 【請求項3】替衿の着脱自在の係止部材を設けた折返し
衿を有し、両側端に袖布を縫着した内側前身ごろの衿付
け部、上辺縁を、裏地がメッシュになっているベストの
後身ごろの衿付け部、肩稜線を縫付けるとともにこのこ
のベスト後身ごろの両側開放端に前記内側前身ごろの袖
のつけ根を縫付けてなり、これら前記内側前身ごろの袖
の脇下とベスト後身ごろとの接合部分がメッシュ布地に
よって縫製され、このベストの左右前身ごろの表布の下
部分及び裏地のメッシュ部分にポッケト用の袋を縫製し
ている上衣服と、 腰回りの後部側に伸縮部材を挿入して縫製し、この腰周
りの前面部分に面ファスナーを取り付けるとともにこの
面ファスナーに係合する面ファスナーを腰回り左前合わ
せ部の裏側に取り付け、更に、両側に下衣内に手を入れ
られるように開閉チャックを縫製し、かつ、後ポケット
を縫製してなり、この左前表側の上辺部分に袴帯結び目
を象ったものを取付け、この結び目の末端付近の裏側に
面ファスナーを固着してなる下衣服とを有することを特
徴する道着。
Priority Applications (1)
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JP2000178199A JP3436732B2 (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 道 着 |
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Publications (2)
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JP3436732B2 JP3436732B2 (ja) | 2003-08-18 |
Family
ID=18679660
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000178199A Expired - Fee Related JP3436732B2 (ja) | 2000-06-14 | 2000-06-14 | 道 着 |
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---|---|
JP (1) | JP3436732B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102485072A (zh) * | 2010-12-03 | 2012-06-06 | 上海市金山区朱行小学 | 红领巾校服 |
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-
2000
- 2000-06-14 JP JP2000178199A patent/JP3436732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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