JP2001352176A - 多層プリント配線基板および多層プリント配線基板製造方法 - Google Patents

多層プリント配線基板および多層プリント配線基板製造方法

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JP2001352176A
JP2001352176A JP2000167525A JP2000167525A JP2001352176A JP 2001352176 A JP2001352176 A JP 2001352176A JP 2000167525 A JP2000167525 A JP 2000167525A JP 2000167525 A JP2000167525 A JP 2000167525A JP 2001352176 A JP2001352176 A JP 2001352176A
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printed wiring
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manufacturing
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JP2000167525A
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Satoko Noguchi
聡子 野口
Katsumi Tezuka
克己 手塚
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル性、廃棄後の自己崩壊機能等、環
境保全を実現する多層プリント配線基板および多層プリ
ント配線基板製造方法を提供する。 【解決手段】 多層プリント配線基板を構成する基板、
接続ピン、絶縁層等の材料を環境、リサイクル性を考慮
した材料としてポリカーボネート、ポリエチレン、ポリ
フェニレンサルファイド、フッ素樹脂等の熱可塑性樹
脂、あるいは、脂肪族ポリエステル、セルロース混合
物、乳酸、デンプン等の生分解性樹脂によって構成す
る。基板相互を接合するための接合層としても熱可塑性
樹脂または生分解性樹脂の接着剤を用いる。接続ピンの
構成も熱可塑性樹脂または生分解性樹脂を用いる。これ
らの構成により、多層基板が不要になった場合の再生を
可能とし、また廃棄した場合においても自然環境のもと
で分解可能となり環境汚染防止が図られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層プリント配線
基板および多層プリント配線基板製造方法に関する。さ
らに詳細には、リサイクル性および環境保護を考慮し、
熱可塑性樹脂あるいは生分解性樹脂を用いた多層プリン
ト配線基板および多層プリント配線基板製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の小型化、高機能化
に伴い、電子機器を構成する電子部品の高密度実装構成
が多方面で使用されている。その1つの態様として、多
層基板構成、すなわち配線パターンを形成した基板を例
えば絶縁シートを介して積層させた構成がある。
【0003】現在、多く使用されている多層プリント配
線基板(PWB:PrintedWired Boar
d)は、熱硬化樹脂を用いた基板に配線を行ない、これ
らを複数積層して、高温において加圧することにより、
複数枚の多層基板構成を形成する製造工程を持つ。さら
に、基板間の電気的接続を行なうための穴あけ加工や、
メッキによる導電体形成処理等を行なって複数基板間で
の電気的接続のなされた多層プリント配線基板を製造す
る。
【0004】しかしながら、熱硬化性樹脂は、非可逆反
応によって硬化するため、一旦、硬化処理を行なった後
は、その再利用は困難である。さらに、基板相互間を接
続するためのスルーホールに銅メッキを施したり、また
配線パターンの形成の際のエッチング処理等によって、
導体としての金属と、基板としての樹脂、複数基板を接
合するための接着層としての樹脂等が化学結合を起こ
し、これらの化学結合構成を分離再生することは困難で
あり、多層プリント配線基板の再生利用の困難性をもた
らしている。
【0005】この問題点を解決する試みも複数なされて
おり、例えば、特開平7−38218には、熱硬化性樹
脂ではなく、熱可塑性樹脂を用いた多層基板構成が開示
されている。また、複数の多層基板間の接続を行なうた
めに、基板に装着される半導体、コネクタのリードピン
を利用する構成が特開平9−199669,特開平9−
161916に開示されている。さらに、同様の多層基
板間の接続を行なう構成として、金属の球状ボールを基
板間に介挿する構成が特開平6−13541、特開平1
1−204939に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらは、いずれも、
多層基板構造の再生利用性の問題点をある範囲内で解決
する試みとして有効な手段である。しかし、再生利用、
すなわちリサイクル性、環境問題の観点から、上記の各
従来技術をみると、分別容易性、再利用可能性、廃棄後
の自己崩壊性等のすべてを満足する構成を開示するもの
とはなってない。
【0007】本発明は、このような多層プリント配線基
板の有する環境、リサイクル性の問題に鑑みてなされた
ものであり、多層プリント配線基板を熱可塑性樹脂、生
分解性樹脂を用いて実現する構成を開示し、環境保護、
リサイクル性の点で優れた多層プリント配線基板および
多層プリント配線基板製造方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
熱可塑性樹脂または生分解性樹脂によって構成され、配
線パターンが形成された積層構造を有する複数の基板
と、前記積層構造を有する複数基板中の離間基板間を電
気的に接続する金属、または、熱可塑性樹脂または生分
解性樹脂のいずれかと金属とによって構成された接続ピ
ンと、前記積層構造を有する複数基板中の隣接基板間を
電気的に接続する導電性ペーストと、を有することを特
徴とする多層プリント配線基板にあり、本構成により、
環境保護、リサイクル性の点で優れた多層プリント配線
基板が提供される。
【0009】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記積層構造を有する複数の基板
は、絶縁性接着材としての水溶性接着材によって構成さ
れる絶縁層を介して接合された構成を有することを特徴
とする。本構成により、接着材が水溶性であるので、環
境保護、リサイクル性の点で優れた多層プリント配線基
板が提供される。
【0010】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記絶縁性接着材は、熱可塑性樹
脂または生分解性樹脂によって構成されていることを特
徴とする。本構成により、絶縁性接着材が熱可塑性樹脂
または生分解性樹脂であるので、環境保護、リサイクル
性の点で優れた多層プリント配線基板が提供される。
【0011】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記接続ピン端部と、前記基板の
配線パターン間には、導電性ペーストが配設され、該導
電性ペーストを介して前記接続ピンと前記配線パターン
間の電気的接続がなされた構成を有することを特徴とす
る。本構成により、基板間の配線が確実に実行される。
【0012】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記導電性ペーストは、基板に形
成した凹部に貯留した構成を有することを特徴とする。
本構成により、ペーストの貯留が容易となり基板間の配
線が確実に実行される。
【0013】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記接続ピンは、熱可塑性樹脂ま
たは生分解性樹脂によって構成された非導通性スルーホ
ール内部に金属棒を挿入した構成であることを特徴とす
る。本構成により、簡易な構成での接続ピンによる基板
間配線が可能となる。
【0014】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記金属棒は、形状記憶合金であ
り、製造時における温度において、前記熱可塑性樹脂ま
たは生分解性樹脂によって構成された非導通性スルーホ
ール内部に挿入され、常温において、該金属棒と非導通
性スルーホールが密着固定する構成であることを特徴と
する。本構成により、簡易な構成での接続ピンによる基
板間配線が可能となる。
【0015】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記隣接基板間を電気的に接続す
る導電性ペーストは、基板に形成した凹部に貯留した構
成であることを特徴とする。本構成により、ペーストの
貯留が容易となり基板間の配線が確実に実行される。
【0016】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記基板には、配線パターン形成
部に凹部が形成され、該凹部内部に電子部品が配置さ
れ、電子部品のリード線と該凹部内の配線パターンとが
接続された構成を有することを特徴とする。凹部におけ
る安定した電気的接続が可能となる。
【0017】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記積層構造を形成する複数の基
板は、相互が空間によって形成される間隙をあけて積層
された構成を有することを特徴とする。本構成により接
着層を不要とした構成が実現される。
【0018】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記間隙には、該間隙の間隔を維
持するためのスペーサが基板間に配置された構成を有す
ることを特徴とする。本構成により接着層を不要とし、
かつスペースを維持する構成が実現される。
【0019】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記複数の基板は、ポリカーボネ
ート、ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド、フ
ッ素樹脂のいずれかの熱可塑性樹脂、または、脂肪族ポ
リエステル、セルロース混合物、乳酸、デンプンのいず
れかの生分解性樹脂によって構成されていることを特徴
とする。本構成により、環境保護、リサイクル性の点で
優れた多層プリント配線基板が提供される。
【0020】さらに、本発明の第2の側面は、熱可塑性
樹脂または生分解性樹脂によって構成された複数基板の
各々に配線パターンを形成するステップと、前記複数基
板中の離間基板間を金属、または、熱可塑性樹脂または
生分解性樹脂のいずれかと金属とによって構成された接
続ピンを用いて電気的接続を実行するステップと、前記
複数基板中の隣接基板間を導電性ペーストを用いて電気
的接続を実行するステップと、を有することを特徴とす
る多層プリント配線基板製造方法にある。本構成によ
り、環境保護、リサイクル性の点で優れた多層プリント
配線基板製造方法が提供される。
【0021】さらに、本発明の多層プリント配線基板製
造方法の一実施態様において、複数の基板を絶縁性接着
材としての水溶性接着材によって接合する接合ステップ
を有することを特徴とする。本構成により、接着材が水
溶性であるので、環境保護、リサイクル性の点で優れた
多層プリント配線基板製造方法が提供される。
【0022】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記接続ピン端部と、前記基板の
配線パターン間に、導電性ペーストを配設し、該導電性
ペーストを介して前記接続ピンと前記配線パターン間の
電気的接続を行なうステップを有することを特徴とす
る。本構成により、基板間の配線が確実に実行される。
【0023】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記基板の配線パターン形成部に
凹部を形成するステップと、凹部内部に電子部品を配置
し、電子部品のリード線と該凹部内の配線パターンとを
接続するステップとを有することを特徴とする。
【0024】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、複数の基板を相互に空間によって
形成される間隙をあけて積層固定するステップを有する
ことを特徴とする。本構成により、ペーストの貯留が容
易となり基板間の配線が確実に実行される。
【0025】さらに、本発明の多層プリント配線基板の
一実施態様において、前記複数の基板の、前記積層固定
するステップにおいて、該間隙の間隔を維持するための
スペーサを基板間に配置するステップを有することを特
徴とする。本構成により接着層を不要とし、かつスペー
スを維持する構成が実現される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多層プリント配線
基板および多層プリント配線基板製造方法の詳細につい
て図面を参照しながら説明する。
【0027】
【実施例】[実施例1]図1に本発明の実施例1に係る
多層プリント配線基板の構成断面図を示す。図1の構成
について説明する。熱可塑性樹脂または生分解性樹脂に
よって構成される基板101−1〜4には銀ペースト、
銅ペースト等からなる導電ペーストまたは異方導電ペー
ストによって配線パターンが印刷されている。これらの
基板は、図1に示すように多層構造を形成する。
【0028】基板101−1〜4は、例えば各々が厚み
0.2〜1.0mmを有し、再溶解によって再利用可能
な熱可塑性樹脂、あるいは地中に埋めることにより微生
物等の作用により自己崩壊を行なう自己崩壊機能のある
生分解性樹脂によって構成される。熱可塑性樹脂として
は、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリフェニレン
サルファイド、フッ素樹脂等、生分解性樹脂としては、
脂肪族ポリエステル、セルロース混合物、乳酸、デンプ
ン等が使用可能である。
【0029】各基板101−1〜4は、各基板間に形成
された絶縁層106−1〜3および固定ピン102−1
〜2によって接合固定される。絶縁層106−1〜3
は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリオレフィン、
ブロック共重合体、ポリアクリルアミド等の水溶性の絶
縁性接着材によって構成され、熱可塑性、あるいは生分
解性の特性を持つ材料が望ましい。固定ピン102−1
〜2は、例えば各々が直径0.3〜0.9mmを有し、
基板101−1〜4と同様、上述した再溶解によって再
利用可能な熱可塑性樹脂、あるいは地中に埋めることに
より微生物等の作用により自己崩壊を行なう自己崩壊機
能のある生分解性樹脂によって構成される。
【0030】さらに、各基板101−1〜4は、各基板
上の配線相互を必要に応じて電気的接続するため、接続
ピン103−1〜5によって電気的接続がなされる。
【0031】接続ピン103−1〜5の構成について、
図2および図3を用いて説明する。図2には接続ピンと
して使用可能な態様として複数の例(a),(b),
(c),(d)を示している。(a)は樹脂との分離が
比較的容易な銅、ニッケル、錫等によって構成される金
属ピン201であり、(b)は、ポリカーボネート、ポ
リエチレン、ポリフェニレンサルファイド、フッ素樹脂
等の熱可塑性樹脂、あるいは、脂肪族ポリエステル、セ
ルロース混合物、乳酸、デンプン等の生分解性樹脂によ
って構成される樹脂202に銅、ニッケル、錫等のメッ
キまたは蒸着による金属層203を形成した構成が使用
可能である。
【0032】また、図2(c)に示すように、ピンを構
成する樹脂202の表面に樹脂と金属の密着性を高める
アンカー効果が発生するように樹脂202の表面に5〜
10μmの凹凸2021を設け、この凹凸面に金属層2
03を形成することで金属の剥離を防止した構成が可能
である。また、図2(d)に示すように、熱可塑性樹脂
あるいは生分解性樹脂によって構成される非導通性スル
ーホール205に形状記憶合金ピン206を挿入し、加
温中は、形状記憶合金ピン206の径が小さく、常温で
非導通性スルーホール205に圧接する径を持つ形状記
憶合金ピン206を使用することにより、製造時に加温
して非導通性スルーホール205に形状記憶合金ピン2
06を挿入し、その後、常温に戻すことにより、非導通
性スルーホール205に形状記憶合金ピン206が安定
的に保持される構成が実現される。
【0033】また、図3に接続ピン形状の構成例を示
す。接続ピンは、図2で説明したように金属ピン、熱可
塑性樹脂あるいは生分解性樹脂によって構成される樹脂
と金属の組合わせによって構成される。図3(a)に示
すように接合ピン形状をくぎ状に形成し、図1に示す基
板101−1〜4のいずれか電気的接続の必要な位置に
おいてくぎ状の接続ピン301を挿入し、固定された位
置において、端部を(b)に示すように潰して平面部3
02を形成する。この構成によって接続ピンと基板10
1−1〜4との安定的な接続固定が実現される。
【0034】図1に戻り、多層プリント配線基板の構成
断面図の構成の説明を続ける。図1に示すように、接続
ピン103−1〜5の端部には、基板101−1〜4の
いずれかの配線との電気的接続を行なうため導電性ペー
ストからなる導電性樹脂接着材104が付着され、基板
101−1〜4のいずれかに固定される。
【0035】接続ピン103−1〜5の装着方法につい
て説明する。まず、接続ピンを固定、貫通させる基板の
周囲、例えば4隅にCAD等による位置設定処理を行い
基準穴を設定する。積層する基板の各層の基準穴に仮止
め用のピンを挿入し固定する。その後、接続ピン103
を掴むチャック機能を有するピンホルダにより接続ピン
103を掴み、数値制御機能を持つ位置制御機構によ
り、予め基板の所定位置に加工された接続ピン103挿
入用穴に接続ピン103を挿入する。
【0036】その後、導電性樹脂接着材104をディス
ペンサ等により接続ピン103の所定部に塗布して、接
続ピン103と基板101の電気的接続および固定を行
なう。なお、この際、接続ピン103のZ軸(高さ)方
向の位置決めを行なうために、多層基板下面に高さ調整
可能なアジャスタを設置して、アジャスタによる高さ制
御を行なうことにより、接続ピン103の高さの調整を
行なう。
【0037】接続ピン103と基板101の電気的接続
および固定構成例について図4を用いて説明する。
【0038】図4(a)は、熱可塑性樹脂あるいは生分
解性樹脂によって構成される基板401に導電性ペース
トによる配線パターン402が構成され、基板401を
貫通するように、接続ピン403が挿入され固定された
状態を示す断面図である。接続ピン403の上部には、
(異方)導電性樹脂接着材404が塗布され、導電性樹
脂接着材を介して、配線パターン402と接続ピン40
3との電気的接続がなされている。
【0039】上記構成において、接続ピン403が挿入
され、導電性樹脂接着材404が塗布される領域の基板
401領域には、凹部405が形成され、導電性樹脂接
着材404を凹部405に安定的に注入可能な構成とし
ている。
【0040】この凹部405は、図4(b)に示すよう
に熱押圧コレット406を用いて形成したものである。
基板401の所定位置に熱押圧コレット406を加熱、
加圧することにより、熱押圧コレット406の形状に応
じた凹部405が形成される。このように、基板上の接
続ピン固定位置に凹部を形成して凹部内に導電性樹脂接
着材を貯留格納する構成により、基板上の配線パターン
402と接続ピン403との電気的接続が安定的になさ
れる。
【0041】なお、図4(c)に示すような導電性樹脂
接着材固形物407を基板401の凹部405形状に合
わせて予め製造し、これを接続ピン403の上からかぶ
せて溶融させることにより、配線パターン402と接続
ピン403との電気的接続を実行する構成としてもよ
い。
【0042】図1に戻り、多層プリント配線基板の構成
断面図の構成の説明を続ける。図1に示すように、基板
101−1〜4の隣接基板相互の電気的接続構成を実現
するために隣接基板導通用の導電性ペースト108が隣
接基板を架橋するように設けられる。この導電性ペース
トによる隣接層間の電気的接合構成を図5に示す。
【0043】図5(a)に示すように、熱可塑性樹脂あ
るいは生分解性樹脂によって構成される上面基板501
と下面基板502の層間には、やはり熱可塑性、あるい
は生分解性の特性を持つ絶縁性の接着材によって構成さ
れる絶縁層503が介挿され、上面基板501と下面基
板502の対向面には、配線パターン504,505が
形成されている。この配線パターン504,505は、
それぞれ上面基板501と下面基板502の表面に形成
された凹部507,508に沿うように配置される。隣
接基板導通用の導電性ペースト506は、上面基板50
1と下面基板502の表面に形成された凹部507,5
08に沿うように配置された配線パターン504,50
5に囲まれるように貯留され、上面基板501の配線パ
ターン504と、下面基板502の配線パターン505
との安定的な電気的接続構成を実現している。
【0044】上面基板501と下面基板502の表面に
形成された凹部507,508は、前述の図4で説明し
たと同様、図5(b)に示すように押圧コレット509
を用いて、配線パターン505の形成された基板502
を加熱、加圧することによって形成する。
【0045】図1に戻り、多層プリント配線基板の構成
の説明を続ける。図1に示すように、基板101−1〜
4の表面には、様々な電子部品107、例えばQFP
(QuadFlat Package)、SOP(Small Outline Packag
e)、CSP(Chip Size Package)等の半導体、抵抗、
コンデンサ等の電子部品107が搭載される。電子部品
107は、基板101−1〜4の表面に形成された配線
パターンに接続される。図1(b)に示すように、電子
部品107は、それぞれ基板に対してリード線110を
介して配線パターンに接続される。電子部品107は、
基板表面にそのまま配置される場合と、スペース効率を
考慮し、基板に凹部111を形成してその凹部111内
に電子部品107を配置する場合がある。
【0046】基板に凹部111を形成してその凹部11
1内に電子部品107を配置する構成の形成方法につい
て、図6を用いて説明する。図6(a)は、配線パター
ン602の形成された基板601の電子部品搭載部分に
押圧コレット650を用いて凹部を形成する処理を示し
たものである。
【0047】押圧コレット650にはテーパ部651が
形成され、電子部品の大きさ(高さ約0.1〜1.4m
m)に応じた凹部が形成可能な構成となっている。な
お、押圧コレット650は、電子部品の大きさに応じた
複数のサイズ、X,Y,Zサイズおよびテーパ構成を有
するものを複数適宜選択して用いることが望ましい。
【0048】押圧コレット650は、XYZ方向の位置
制御が可能な数値制御装置を用いて基板601の電子部
品搭載部分に位置決めされ、加熱(ex.100℃前
後)され、加圧することで、図6(b)に示すように凹
部603が形成される。
【0049】なお、配線パターン602の押圧コレット
650による押圧により変形するので、コレット650
の接触領域、特にテーパー部を構成する部分において
は、その線幅を予め太く、例えば通常の2〜3倍の回路
幅として配線を予め行なっておく。
【0050】凹部が形成された後、図6(c)に示すよ
うに、電子部品604を凹部内に配置し、リード線60
5と、配線パターン602を接続する。図6(c)の上
部の図は、断面構成概略を示し、下部の図は上からみた
平面概略図である。
【0051】図6(d)は、電子部品の凹部に対する装
着が終了した後の平面図である。図6(d)の平面図か
ら理解されるように、電子部品604は、凹部の底面領
域606の中央に配置され、テーパ部607には配線パ
ターン602の太線幅領域608が形成されており、テ
ーパ部607における配線パターン602の断線等の防
止が図られた構成となっている。
【0052】このように、本発明の多層プリント配線基
板には、様々な構成上の特徴を有し、また、その基板、
接続ピン、絶縁層等の材料が環境、リサイクル性、廃棄
後の自己崩壊機能性を考慮した材料によって構成されて
いる。
【0053】次に、図7を用いて、本発明の多層プリン
ト配線基板の製造処理フローについて説明する。
【0054】図7のステップS701においては、基板
材料となるポリカーボネート、ポリエチレン、ポリフェ
ニレンサルファイド、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、あ
るいは、脂肪族ポリエステル、セルロース混合物、乳
酸、デンプン等の生分解性樹脂を所定の大きさに加工す
る。
【0055】ステップS702では、基板に対して、銅
ペースト等の導電性ペーストを予め設計された回路に従
って塗布して配線パターンを形成する。
【0056】ステップS703では、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、ポリオレフィン、ブロック共重合体、ポ
リアクリルアミド等の水溶性の絶縁性接着材によって構
成され、熱可塑性、あるいは生分解性の特性を持つ絶縁
性樹脂接着剤によって基板相互を接着固定する。
【0057】ステップS704では、離間基板同士の電
気的接続を行なう接続ピン、隣接基板間の電気的接続を
行なう導電ペーストをそれぞれ回路設計に従った位置に
配置して固定する。なお、ステップS703とステップ
S704の処理はそれぞれの手順に従って、並行した処
理として実行される。
【0058】ステップS705では、基板全体を固定ピ
ンを用いて接合固定する処理、さらに接着層の乾燥処理
等による最終処理を行ない、多層基板が完成する。
【0059】なお、実施例1の構成においては、固定ピ
ン102は必ずしも必要とするものではなく、絶縁性接
着材によって基板相互を接合固定するのみとして、固定
ピン102を省略した構成とすることが可能である。
【0060】このように、本発明の多層プリント配線基
板では、基板に対する穴あけ処理および穴内部に対する
メッキ等の金属配線処理を必要としないため、基板樹脂
と、配線用金属との科学的結合等が発生しない。従っ
て、樹脂および金属部品との分離再生が容易となる。さ
らに、加工工程においても、加熱圧着処理による積層工
程が省略され、また、金属メッキ処理が不要となるの
で、製造時間、製造コスト、特に電気メッキ処理に要す
る電気エネルギーの削減が可能となる。
【0061】さらに、基板として熱可塑性樹脂を用いた
構成においては、配線を含めた機械的段差加工が可能に
なり、配線板内の部員内蔵が容易となるので、電子部品
回路の小型集積化が可能となる。従来の各配線基板にく
り貫き孔を設けて回路は位置を行なう構成に比較すると
ほぼ1/2〜1/3のコストで多層配線板を形成可能で
ある。
【0062】[実施例2]次に、本発明の多層プリント
配線基板および多層プリント配線基板製造方法の実施例
2の構成について説明する。実施例2の構成は、絶縁性
接着材によって基板相互を接合固定する構成ではなく、
基板間を空間とすることにより絶縁性を保持し、基板を
固定ピンによって支持する構成としたものである。
【0063】図8に本発明の実施例2に係る多層プリン
ト配線基板の構成断面図を示す。図8の構成中、実施例
1の図1と同様の構成部位については同様の番号を付し
てある。熱可塑性樹脂または生分解性樹脂によって構成
される基板101−1〜4には銀ペースト、銅ペースト
等からなる導電ペーストまたは異方導電ペーストによっ
て配線が印刷されている。これらの基板は、図8に示す
ように多層構造を形成する。
【0064】基板101−1〜4は、例えば各々が厚み
0.2〜1.0mmを有し、再溶解によって再利用可能
な熱可塑性樹脂、あるいは地中に埋めることにより微生
物等の作用により自己崩壊を行なう自己崩壊機能のある
生分解性樹脂によって構成される。熱可塑性樹脂として
は、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリフェニレン
サルファイド、フッ素樹脂等、生分解性樹脂としては、
脂肪族ポリエステル、セルロース混合物、乳酸、デンプ
ン等が使用可能である。
【0065】各基板101−1〜4は、固定ピン102
−1〜2によって接合固定される。。固定ピン102−
1〜2は、例えば各々が直径0.3〜0.9mmを有
し、基板101−1〜4と同様、上述した再溶解によっ
て再利用可能な熱可塑性樹脂、あるいは地中に埋めるこ
とにより微生物等の作用により自己崩壊を行なう自己崩
壊機能のある生分解性樹脂によって構成される。
【0066】さらに、各基板101−1〜4は、各基板
上の配線相互を必要に応じて電気的接続するため、接続
ピン103−1〜5、および(異方)導電性樹脂接着材
104によって離間する基板間での電気的接続がなさ
れ、導電性ペースト108によって隣接基板間での電気
的接続構成が実現される。また、電子部品107が設計
回路構成に従って配置され、その一部は基板に押圧コレ
ットによる加熱押圧で形成した凹部内に配置される。こ
れらの各構成は実施例1と同様である。各基板101−
1〜4の間は空間絶縁層801−1〜3が形成される。
【0067】実施例2の構成では、基板間を空洞とし
て、空間絶縁層801−1〜3を有する構成としたの
で、絶縁樹脂による絶縁層の形成処理が不要となり、ま
た、誘電率が低下するので基板に構成する配線を介した
信号伝送の高速化が達成される。なお、基板間の間隙を
維持するために接続ピン103−1〜5を利用する構成
とすることが可能であり、接続ピン103−1〜5の本
数が少ない場合は、接続ピン103−1〜5の両端に導
電ペーストを付着させない構成とした接続ピンをスペー
サとして利用することで、スペーサによって各層間の間
隙を固定的に維持する構成としてもよい。スペーサの使
用およびその位置は、使用する接続ピンの位置に応じ
て、電気的接続用の接続ピン、固定ピンから離間した位
置に設定することが望ましい。
【0068】次に、図9を用いて、本発明の実施例2に
係る多層プリント配線基板の製造処理フローについて説
明する。
【0069】図9のステップS901においては、基板
材料となるポリカーボネート、ポリエチレン、ポリフェ
ニレンサルファイド、フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂、あ
るいは、脂肪族ポリエステル、セルロース混合物、乳
酸、デンプン等の生分解性樹脂を所定の大きさに加工す
る。
【0070】ステップS902では、基板に対して、銅
ペースト等の導電性ペーストを予め設計された回路に従
って塗布して配線パターンを形成する。
【0071】ステップS903では、離間基板同士の電
気的接続を行なう接続ピン、隣接基板間の電気的接続を
行なう導電ペーストをそれぞれ回路設計に従った位置に
配置して固定する。
【0072】ステップS904では、基板全体を固定ピ
ンを用いて接合固定する処理等による最終処理を行な
い、多層基板が完成する。
【0073】このように、実施例2の構成では、基板間
を空洞として、空間絶縁層801−1〜3を有する構成
としたので、絶縁樹脂による絶縁層の形成処理が不要と
なり、処理が簡略化される。
【0074】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0075】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の多層プリ
ント配線基板および多層プリント配線基板製造方法によ
れば、基板、接続ピン、絶縁層等の材料が環境、リサイ
クル性を考慮した材料としての熱可塑性樹脂、あるいは
生分解性樹脂によって構成されているので、不要になっ
た場合の再生が可能、または廃棄した場合の自然環境の
もとでの分解が可能であり、環境汚染の防止が図られ
る。特に、基板に対する穴あけ処理および穴内部に対す
るメッキ等の金属配線処理を必要としない構成としたた
め、基板樹脂と、配線用金属との科学的結合等が発生し
ない。従って、樹脂および金属部品との分離再生が容易
となる。さらに、加工工程においても、加熱圧着処理に
よる積層工程が省略され、また、金属メッキ処理が不要
となるので、製造時間、製造コスト、特に電気メッキ処
理に要する電気エネルギーの削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の多層プリント配線基板の断面構成を
示す図である。
【図2】 本発明の多層プリント配線基板において用い
られる接続ピンの構成例を説明する図(その1)であ
る。
【図3】 本発明の多層プリント配線基板において用い
られる接続ピンの構成例を説明する図(その2)であ
る。
【図4】 本発明の多層プリント配線基板において用い
られる接続ピンの固定構造例を説明する図である。
【図5】 本発明の多層プリント配線基板において用い
られる導電性ペーストによる隣接基板間の接続構成例を
説明する図である。
【図6】 本発明の多層プリント配線基板において用い
られる凹部に対する電子部員の配置処理例を説明する図
である。
【図7】 本発明の多層プリント配線基板の製造工程を
説明するフロー図である。
【図8】 本発明の実施例2に係る多層プリント配線基
板の断面構成を示す図である。
【図9】 本発明の実施例2に係る多層プリント配線基
板の製造工程を説明するフロー図である。
【符号の説明】
101 基板 102 固定ピン 103 接続ピン 104 導電性ペースト 105 凹部 106 絶縁性接着剤 107 電子部品 108 導電性ペースト 201 金属ピン 202 樹脂 203 金属層 205 非導通性スルーホール 206 形状記憶合金ピン 2021 凹凸 301 くぎ状接続ピン 302 平面部 401 基板 402 配線パターン 403 接続ピン 404 導電性樹脂接着材 405 凹部 406 押圧コレット 407 導電性樹脂接着材固形物 501 上面基板 502 下面基板 503 絶縁層 504,505 配線パターン 506 隣接基板導通用導電性ペースト 507,508 凹部 509 押圧コレット 601 基板 602 配線パターン 603 凹部 604 電子部品 605 リード線 606 底面領域 607 テーパ部 608 太線幅領域 650 押圧コレット 651 テーパ部 801 空間絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E317 AA24 BB01 BB11 CC08 CC17 CC53 GG20 5E346 CC08 CC41 DD13 FF01 FF33 FF45 HH32 HH40

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂または生分解性樹脂によって
    構成され、配線パターンが形成された積層構造を有する
    複数の基板と、 前記積層構造を有する複数基板中の離間基板間を電気的
    に接続する金属、または、熱可塑性樹脂または生分解性
    樹脂のいずれかと金属とによって構成された接続ピン
    と、 前記積層構造を有する複数基板中の隣接基板間を電気的
    に接続する導電性ペーストと、 を有することを特徴とする多層プリント配線基板。
  2. 【請求項2】前記積層構造を有する複数の基板は、絶縁
    性接着材としての水溶性接着材によって構成される絶縁
    層を介して接合された構成を有することを特徴とする請
    求項1に記載の多層プリント配線基板。
  3. 【請求項3】前記絶縁性接着材は、熱可塑性樹脂または
    生分解性樹脂によって構成されていることを特徴とする
    請求項2に記載の多層プリント配線基板。
  4. 【請求項4】前記接続ピン端部と、前記基板の配線パタ
    ーン間には、導電性ペーストが配設され、該導電性ペー
    ストを介して前記接続ピンと前記配線パターン間の電気
    的接続がなされた構成を有することを特徴とする請求項
    1に記載の多層プリント配線基板。
  5. 【請求項5】前記導電性ペーストは、基板に形成した凹
    部に貯留した構成を有することを特徴とする請求項4に
    記載の多層プリント配線基板。
  6. 【請求項6】前記接続ピンは、熱可塑性樹脂または生分
    解性樹脂によって構成された非導通性スルーホール内部
    に金属棒を挿入した構成であることを特徴とする請求項
    1に記載の多層プリント配線基板。
  7. 【請求項7】前記金属棒は、形状記憶合金であり、製造
    時における温度において、前記熱可塑性樹脂または生分
    解性樹脂によって構成された非導通性スルーホール内部
    に挿入され、常温において、該金属棒と非導通性スルー
    ホールが密着固定する構成であることを特徴とする請求
    項6に記載の多層プリント配線基板。
  8. 【請求項8】前記隣接基板間を電気的に接続する導電性
    ペーストは、基板に形成した凹部に貯留した構成である
    ことを特徴とする請求項1に記載の多層プリント配線基
    板。
  9. 【請求項9】前記基板には、配線パターン形成部に凹部
    が形成され、該凹部内部に電子部品が配置され、電子部
    品のリード線と該凹部内の配線パターンとが接続された
    構成を有することを特徴とする請求項1に記載の多層プ
    リント配線基板。
  10. 【請求項10】前記積層構造を形成する複数の基板は、
    相互が空間によって形成される間隙をあけて積層された
    構成を有することを特徴とする請求項1に記載の多層プ
    リント配線基板。
  11. 【請求項11】前記間隙には、該間隙の間隔を維持する
    ためのスペーサが基板間に配置された構成を有すること
    を特徴とする請求項10に記載の多層プリント配線基
    板。
  12. 【請求項12】前記複数の基板は、ポリカーボネート、
    ポリエチレン、ポリフェニレンサルファイド、フッ素樹
    脂のいずれかの熱可塑性樹脂、または、脂肪族ポリエス
    テル、セルロース混合物、乳酸、デンプンのいずれかの
    生分解性樹脂によって構成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の多層プリント配線基板。
  13. 【請求項13】熱可塑性樹脂または生分解性樹脂によっ
    て構成された複数基板の各々に配線パターンを形成する
    ステップと、 前記複数基板中の離間基板間を金属、または、熱可塑性
    樹脂または生分解性樹脂のいずれかと金属とによって構
    成された接続ピンを用いて電気的接続を実行するステッ
    プと、 前記複数基板中の隣接基板間を導電性ペーストを用いて
    電気的接続を実行するステップと、 を有することを特徴とする多層プリント配線基板製造方
    法。
  14. 【請求項14】前記多層プリント配線基板の製造方法に
    おいて、さらに、 複数の基板を絶縁性接着材としての水溶性接着材によっ
    て接合する接合ステップを、 有することを特徴とする請求項13に記載の多層プリン
    ト配線基板製造方法。
  15. 【請求項15】前記多層プリント配線基板の製造方法に
    おいて、さらに、 前記接続ピン端部と、前記基板の配線パターン間に、導
    電性ペーストを配設し、該導電性ペーストを介して前記
    接続ピンと前記配線パターン間の電気的接続を行なうス
    テップを、 有することを特徴とする請求項13に記載の多層プリン
    ト配線基板製造方法。
  16. 【請求項16】前記多層プリント配線基板の製造方法に
    おいて、さらに、 前記基板の配線パターン形成部に凹部を形成するステッ
    プと、 凹部内部に電子部品を配置し、電子部品のリード線と該
    凹部内の配線パターンとを接続するステップと、 を有することを特徴とする請求項13に記載の多層プリ
    ント配線基板製造方法。
  17. 【請求項17】前記多層プリント配線基板の製造方法に
    おいて、さらに、 複数の基板を相互に空間によって形成される間隙をあけ
    て積層固定するステップを、 有することを特徴とする請求項13に記載の多層プリン
    ト配線基板製造方法。
  18. 【請求項18】前記多層プリント配線基板の製造方法に
    おいて、さらに、 前記複数の基板の、前記積層固定するステップにおい
    て、該間隙の間隔を維持するためのスペーサを基板間に
    配置するステップを有することを特徴とする請求項17
    に記載の多層プリント配線基板製造方法。
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