JP2001350709A - 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム格納媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム格納媒体

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JP2001350709A
JP2001350709A JP2000171434A JP2000171434A JP2001350709A JP 2001350709 A JP2001350709 A JP 2001350709A JP 2000171434 A JP2000171434 A JP 2000171434A JP 2000171434 A JP2000171434 A JP 2000171434A JP 2001350709 A JP2001350709 A JP 2001350709A
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input
usb
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Yuuko Suzuki
裕江 鈴木
Junichi Takahata
純一 高畑
Takashi Furukawa
貴志 古川
Hiroaki Uchino
裕章 内野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 USBハブとUSB機器の接続状況、および
接続されているUSB機器の詳細情報を、ユーザに分か
りやすく表示する。 【解決手段】 表示画面81は、USBハブの4つのU
SBポートに対応して4つに分割され、中央部にUSB
ハブの画像データが表示される。いずれかのUSBポー
トにUSB機器が接続されている場合、対応する位置に
ケーブルが接続されたように表示され、対応するエリア
に、USB機器の詳細情報が表示される。表示画面81
には、表示画面の変更を指示するためのタグ91乃至タ
グ94、算出された合計占有率を表示させるための占有
率表示エリア95、アプリケーションの使用方法などの
ヘルプについて参照するためのヘルプボタン96、およ
び、アプリケーションの終了を指示するための終了ボタ
ン97が備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びにプログラム格納媒体に関し、特
に、パーソナルコンピュータにUSB(Universal Seri
al Bus)ハブを接続し、複数のUSB機器を接続して使
用する場合、USBハブに接続されているUSB機器の
情報を読み込んで、表示させ、接続状況を確認したり、
USB機器が正しく動作しない場合の確認事項や対処方
法を、対話方式で導き出すことにより、USB機器の接
続状況を正しく把握することができ、トラブルを効率よ
く解決することができる、情報処理装置および情報処理
方法、並びにプログラム格納媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】USBは、例えば、キーボード、マウ
ス、あるいはモデムなどの比較的低速なデバイスを統合
するためのインターフェースで、127個までのデバイ
スをデイジーチェーン接続できることから、次世代のパ
ーソナルコンピュータには標準装備されるものといわれ
ている。USB対応の周辺機器は、USB対応のパーソ
ナルコンピュータ上のいかなるUSBコネクタにも電源
を入れたまま接続でき、コネクタに差し込むだけで、U
SB対応のパーソナルコンピュータが、周辺機器の種
類、メーカー、もしくは型番などを判断して、必要な環
境設定を自動的に行うため、ユーザは即座にシステムを
使用することができる。また、パソコン背面の複雑な配
線接続を簡略化し、外部周辺機器との接続にプラグ・ア
ンド・プレーとホット・インサートを同時にサポート
し、更に、RS-232Cのシリアルポートよりも伝送速度が
速いため、パーソナルコンピュータのインターフェース
として、急速に普及すると予測されている。
【0003】従来、パーソナルコンピュータにUSBハ
ブを接続し、複数のUSB機器を接続して使用する場
合、USBハブ本体に、例えば、LEDを設け、点灯、
もしくは消灯により、ユーザに、USBハブに接続され
ているUSB機器に関する情報(ネットワークとの接続
状況や、データ送受信の状況)を知らせる方法がとられ
ていた。また、パーソナルコンピュータの表示画面にお
いて、接続状況が確認されるようになされている場合、
各種接続機器を図式化して表示することにより、表示プ
ロセスが簡略化されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、USBハブと、USB機器の接続状況を正し
く把握するのは困難であり、例えば、USB機器への電
源供給が正しくなされているか否かについて、確認する
ことができなかったため、USBハブ、もしくはUSB
機器を壊してしまうことが十分考えられる。
【0005】また、ユーザが、USBハブ本体のLED
の点灯、もしくは消灯により、接続状況の異常を知った
場合においても、ユーザは、その異常の原因を容易に知
ることはできなかった。ユーザは、パーソナルコンピュ
ータ、USBハブ、USB機器のそれぞれの取扱説明書
を参照しながら、トライアンドエラーを繰り返して、ト
ラブルの原因をつきとめなければなければならないた
め、トラブルを解決するのが困難であった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、USBハブに接続されているUSB機器の
情報を読み込んで、表示し、接続状況を確認したり、U
SB機器が正しく動作しない場合の確認事項や対処方法
を、対話方式で導き出すことにより、USB機器の接続
状況を正しく把握することができ、トラブルを効率よく
解決することができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、接続装置に接続された他の情報処理装置に関する情
報の、接続装置を介した入力を制御する第1の入力制御
手段と、第1の入力制御手段により入力が制御された、
他の情報処理装置に関する情報を基に、他の情報処理装
置と、接続装置の接続状況を表す第1のデータを生成す
る第1のデータ生成手段と、第1のデータ生成手段によ
り生成された第1のデータの表示を制御する第1の表示
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】第1のデータ生成手段により生成された第
1のデータには、接続装置が有する複数の接続端子のう
ちのいずれの接続端子に対して、他の情報処理装置が接
続されているかを示す情報、および、第1の入力制御手
段により入力が制御された、他の情報処理装置に関する
情報を含ませることができる。
【0009】ユーザが実行した操作に対応する信号の入
力を制御する第2の入力制御手段を更に備えさせること
ができ、接続装置は、情報処理装置に対して複数接続さ
せることができ、第1のデータ生成手段には、複数の接
続装置毎に、第1のデータを生成させることができ、第
1の表示制御手段には、第2の入力制御手段により入力
が制御されたユーザの操作に基づいて、第1のデータ生
成手段により生成された複数の第1のデータの表示を切
り替えるように表示を制御させることができる。
【0010】第1のデータ生成手段により生成され、第
1の表示制御手段により表示が制御された第1のデータ
は、1つ、もしくは複数の接続装置と、接続装置に接続
された他の情報処理装置の接続状態を、階層状に、ひと
つの表示画面において表示させるデータであるものとす
ることができる。
【0011】ユーザが実行した操作に対応する信号の入
力を制御する第2の入力制御手段と、他の情報処理装置
に関する情報の表示を制御する第2の表示制御手段とを
更に備えさせることができ、第2の入力制御手段により
入力が制御されたユーザが実行した操作に対応する信号
に基づいて、ユーザの操作によって、第1の表示制御手
段により表示が制御された第1のデータのうち、他の情
報処理装置のうちのいずれかに対応するデータが選択さ
れたことが検出された場合、第2の表示制御手段には、
選択された他の情報処理装置に関する情報の表示を制御
させることができる。
【0012】第1の入力制御手段により入力が制御され
た他の情報処理装置に関する情報を基に、接続装置に接
続された1つもしくは複数の他の情報処理装置それぞれ
のデータ転送の占有率、および、接続装置に接続された
他の情報処理装置のデータ転送の占有率の合計を算出す
る算出手段を更に備えさせることができ、第1の入力制
御手段により入力が制御された接続装置に接続された他
の情報処理装置に関する情報には、他の情報処理装置が
実行するデータ転送に関する情報を含ませることがで
き、第1の表示制御手段には、算出手段により算出され
た、他の情報処理装置それぞれのデータ転送の占有率、
および、データ転送の占有率の合計の表示を更に制御さ
せることができる。
【0013】算出手段により算出された占有率の合計
が、所定の値よりも大きかった場合、ユーザに対する注
意を促すためのメッセージの表示を制御する第2の表示
制御手段を更に備えさせることができる。
【0014】ユーザが実行した操作に対応する信号の入
力を制御する第2の入力制御手段と、他の情報処理装置
に起こりうる不具合の一覧および不具合に対する解決
策、並びに、解決策の実施結果に対応するボタンの表示
方法の記録を制御する記録制御手段と、記録制御手段に
より記録が制御された他の情報処理装置に起こりうる不
具合の一覧を基に、第2のデータを生成する第2のデー
タ生成手段と、第2のデータ生成手段により生成された
第2のデータの表示を制御する第2の表示制御手段と、
記録制御手段により記録が制御された、解決策および解
決策の実施結果に対応するボタンを基に、第3のデータ
を生成する第3のデータ生成手段と、第2の入力制御手
段により入力が制御された信号を基に、第2の表示制御
手段により表示が制御された不具合の一覧のうち、ユー
ザによって選択された所定の不具合に対応する、第3の
データ生成手段により生成された第3のデータの表示を
制御する第3の表示制御手段とを更に備えさせることが
でき、第1の表示制御手段、第2の表示制御手段、およ
び第3の表示制御手段には、第2の入力制御手段により
入力が制御されたユーザが実行した操作に対応する信号
に基づいて表示を制御させることができる。
【0015】第1の表示制御手段により表示が制御され
た第1のデータと、第2の表示制御手段により表示が制
御された第2のデータの表示を切り替える場合に選択さ
せるためのタブの表示を制御する第4の表示制御手段を
更に備えさせることができる。
【0016】記録制御手段により記録が制御された不具
合に対する解決策は、複数用意することができ、第3の
表示制御手段には、第2の入力制御手段により入力が制
御されたユーザが実行した操作に対応する信号に従っ
て、複数の解決策に対応する第3のデータが順番に表示
されるように、表示を制御させることができる。
【0017】本発明の情報処理方法は、接続装置に接続
された他の情報処理装置に関する情報の、接続装置を介
した入力を制御する第1の入力制御ステップと、第1の
入力制御ステップの処理により入力が制御された、他の
情報処理装置に関する情報を基に、他の情報処理装置
と、接続装置の接続状況を表す第1のデータを生成する
第1のデータ生成ステップと、第1のデータ生成ステッ
プの処理により生成された第1のデータの表示を制御す
る第1の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明のプログラム格納媒体に格納される
プログラムは、接続装置に接続された他の情報処理装置
に関する情報の、接続装置を介した入力を制御する第1
の入力制御ステップと、第1の入力制御ステップの処理
により入力が制御された、他の情報処理装置に関する情
報を基に、他の情報処理装置と、接続装置の接続状況を
表す第1のデータを生成する第1のデータ生成ステップ
と、第1のデータ生成ステップの処理により生成された
第1のデータの表示を制御する第1の表示制御ステップ
とからなることを特徴とする。
【0019】本発明の情報処理装置、情報処理方法、お
よびプログラム格納媒体に格納されているプログラムに
おいては、接続装置に接続された他の情報処理装置に関
する情報の、接続装置を介した入力が制御され、他の情
報処理装置に関する情報を基に、他の情報処理装置と、
接続装置の接続状況を表す第1のデータが生成され、生
成された第1のデータの表示が制御される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、本発明の実
施の形態について説明する。まず、図1乃至図16を用
いて、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0021】図1は、本発明を適応したパーソナルコン
ピュータ1、USBハブ2およびUSB機器の接続を示
す図である。
【0022】パーソナルコンピュータ1に接続されてい
るUSBハブ2は、バスに接続するための機器をツリー
接続(スター型接続とも称する)するための機器であ
り、例えば、パーソナルコンピュータ1、USBフロッ
ピー(登録商標)ディスクドライブ3、およびUSBマ
ウス4に接続されている。
【0023】パーソナルコンピュータ1は、この接続例
において、ホスト、またはルートハブの役割を有する。
【0024】USBハブ2は、パーソナルコンピュータ
1から供給されたデータをUSBフロッピーディスクド
ライブ3に出力するとともに、USBフロッピーディス
クドライブ3から供給されたデータ、またはUSBマウ
ス4の操作に対応したUSBマウス4から入力されたデ
ータをパーソナルコンピュータ1に出力する。
【0025】USBハブ2は、AC(Alternating curr
ent)パワーアダプタ5が接続されていないとき、パー
ソナルコンピュータ1から供給された直流電源を、US
Bフロッピーディスクドライブ3、およびUSBマウス
4に供給する。
【0026】USBハブ2は、ACパワーアダプタ5が
接続されているとき、ACパワーアダプタ5から供給さ
れた直流電源を、USBフロッピーディスクドライブ
3、およびUSBマウス4に供給する。
【0027】次に、図2は、パーソナルコンピュータ1
の構成を示すブロック図である。
【0028】CPU(Central Processing Unit)11
は、入出力インターフェース12および内部バス13を
介して、ユーザが、入力部14を用いて入力した各種指
令に対応する信号や、ネットワークインターフェース1
5を介して入力された制御信号を受け、入力された信号
に基づいた各種処理を実行する。ROM(Read OnlyMem
ory)15は、CPU11が使用するプログラム(例え
ば、図7のフォローチャートを用いて後述するUSBチ
ェッカープログラムなど)や演算用のパラメータのうち
の基本的に固定のデータを格納する。RAM(Random A
ccess Memory)17は、CPU11の実行において使用
するプログラムや、その実行において適宜変化するパラ
メータを格納する。CPU11、ROM15、およびR
AM17は、内部バス13により相互に接続されてい
る。
【0029】内部バス13は、入出力インターフェース
12とも接続されている。入力部14は、例えば、キー
ボードやマウスパットなどからなり、CPU11に各種
の指令を入力するとき操作される。表示部18は、例え
ば、CRT(Cathode Ray Tube)等からなり、各種情報
をテキスト、あるいはイメージなどで表示する。HDD
(hard disk drive)19は、ハードディスクを駆動
し、それらにCPU11によって実行するプログラムや
情報を記録または再生させる。ドライブ20には、必要
に応じて磁気ディスク21、光ディスク22、光磁気デ
ィスク23、および半導体メモリ24が装着され、デー
タの授受を行う。
【0030】ネットワークインターフェース15には、
USBポート25およびその他のポート26が接続され
ており、所定のインターフェースケーブルを介して、外
部の装置との情報の授受を行う。なお、USBポート2
5およびその他のポート26は、それぞれ複数用意され
るようにしてもよい。
【0031】ROM16に保存されているプログラム
(例えば、図7のフローチャートを用いて後述するUS
Bチェッカープログラム)を、RAM17にロードさ
せ、CPU11に実行させるためには、例えば、USB
チェッカープログラムの起動を示すアイコンを、予め表
示部18に表示させ、入力部14やUSBマウス4を用
いて選択可能としたり、入力部14に起動ボタンを搭載
することなどによって、プログラムを起動させる命令を
入力することができるようにしてもよい。
【0032】図3は、USBハブ2の外観斜視図を示
す。
【0033】USBポート31−1乃至31−4には、
それぞれ、USBハブ2に接続される機器またはケーブ
ルのコネクタが挿入される。
【0034】ポートLED(Light-Emitting Diode)ラ
ンプ32−1は、USBポート31−1を介して接続さ
れた機器が初期化されるとき、緑色で点滅し、USBポ
ート31−1を介して接続された機器が認識されたと
き、緑色に点灯する。ポートLEDランプ32−1は、
USBポート31−1を介して接続された機器に供給さ
れる電流が許容電流値を越えているとき、赤色に点灯す
る。
【0035】ポートLEDランプ32−2は、USBポ
ート31−2を介して接続された機器が初期化されると
き、緑色で点滅し、USBポート31−2を介して接続
された機器が認識されたとき、緑色に点灯する。ポート
LEDランプ32−2は、USBポート31−2を介し
て接続された機器に供給される電流が許容電流値を越え
ているとき、赤色に点灯する。
【0036】ポートLEDランプ32−3は、USBポ
ート31−3を介して接続された機器が初期化されると
き、緑色で点滅し、USBポート31−3を介して接続
された機器が認識されたとき、緑色に点灯する。ポート
LEDランプ32−3は、USBポート31−3を介し
て接続された機器に供給される電流が許容電流値を越え
ているとき、赤色に点灯する。
【0037】ポートLEDランプ32−4は、USBポ
ート31−4を介して接続された機器が初期化されると
き、緑色で点滅し、USBポート31−4を介して接続
された機器が認識されたとき、緑色に点灯する。ポート
LEDランプ32−4は、USBポート31−4を介し
て接続された機器に供給される電流が許容電流値を越え
ているとき、赤色に点灯する。
【0038】USBタイプBポート33には、USBバ
スを制御するホストである、例えば、パーソナルコンピ
ュータ1を接続するためのケーブルのコネクタが挿入さ
れ、パーソナルコンピュータ1からバス5V電源が供給
される。
【0039】ジャック34には、ACパワーアダプタ5
のコネクタが接続され、ACパワーアダプタ5から供給
される直流電源を入力する。
【0040】USBタイプBポート33に、USBバス
を制御するホストである、例えば、パーソナルコンピュ
ータ1を接続するためのケーブルのコネクタが挿入さ
れ、パーソナルコンピュータ1からバス5V電源が供給
されているとき、パワーLEDランプ35は、緑色に点
灯する。
【0041】以下、USBポート31−1乃至31−4
を個々に区別する必要がないとき、単に、USBポート
31と称する。以下、ポートLEDランプ32−1乃至
32−4を個々に区別する必要がないとき、単に、ポー
トLEDランプ32と称する。
【0042】図4に示すように、ジャック34に、AC
パワーアダプタ5のコネクタが接続されているとき、U
SBハブ2は、USBポート31に接続された機器に、
ACパワーアダプタ5から供給された外部5V電源を供
給する。
【0043】図5は、2つのUSBハブ2をカスケード
接続したときの接続の状態を説明する図である。USB
ハブ2−1は、USBタイプBポート33−1にパーソ
ナルコンピュータ1が接続され、パーソナルコンピュー
タ1をツリー接続の階層の第1層としたとき、ツリー接
続の階層の第2層を構成する。
【0044】USBハブ2−1は、ACパワーアダプタ
5−1からジャック34−1を介して入力された外部5
V電源を、USBハブ2−1のUSBポート31に接続
されている機器に供給する。
【0045】ケーブルの1端がUSBハブ2−1のUS
Bポート31−1−1に接続され、ケーブルの他の1端
がUSBハブ2−2のUSBタイプBポート33−2に
接続されているので、USBハブ2−2は、ツリー接続
の階層の第3層を構成する。USBハブ2−2のUSB
ポート31−1−2に接続される機器は、ツリー接続の
階層の第3層を構成する。
【0046】USBハブ2−2は、ACパワーアダプタ
5−2からジャック34−2を介して入力された外部5
V電源を、USBハブ2−2のUSBポート31−1−
2に接続されている機器に供給する。
【0047】図6は、USBハブ2の内部構成を示すブ
ロック図である。
【0048】ジャック34を介してACパワーアダプタ
5から入力された直流電源は、外部5V電源として、許
容入力電圧検出回路51およびリレー52に供給され
る。
【0049】許容入力電圧検出回路51は、ACパワー
アダプタ5から入力された外部5V電源の電圧を基に、
リレー制御信号を生成して、リレー制御信号をリレー5
2に供給することにより、リレー52を制御する。
【0050】リレー52には、ACパワーアダプタ5か
ら入力された外部5V電源、並びにUSBタイプBポー
ト33およびアップストリームポート53を介して、パ
ーソナルコンピュータ1などのホストまたは他の上位階
層の機器から入力されたバス5V電源が入力されるとと
もに、許容入力電圧検出回路51から供給されたリレー
制御信号が入力される。
【0051】リレー52は、リレー制御信号を基に、外
部5V電源およびバス5V電源のいずれか一方を選択し
て、5V電源として過電流保護回路56に供給する。
【0052】アップストリームポート53は、USBタ
イプBポート33を介して接続された機器から供給され
る電源とデータとを分離して、分離されたデータをハブ
コントロール部54に供給するとともに、分離された電
源をバス5V電源として、リレー52およびDC(Dire
ct Current)−DCコンバータ55に供給する。アップ
ストリームポート53は、ハブコントロール部54から
供給されたデータを、USBタイプBポート33を介し
て接続された機器に出力する。
【0053】DC−DCコンバータ55は、バス5V電
源を基に、3.3Vの電圧を有するシステム用3.3V
の電源を生成して、生成したシステム用3.3Vの電源
をハブコントロール部54に供給する。
【0054】ハブコントロール部54は、制御部61、
システムオンパワーリセット回路62、EEPROM(Electr
ically Erasable Programmable Read-only Memory)6
3、およびLED制御部64から構成されている。
【0055】制御部61は、EEPROM63に記憶されてい
るプログラムを実行して、アップストリームポート53
から供給されたデータを、そのデータのあて先を基に、
ダウンストリームポート57に供給し、対応するUSB
ポート31に出力するとともに、ダウンストリームポー
ト57から供給されたデータを、そのデータのあて先を
基に、他のUSBポート31に対応させてアップストリ
ームポート53に供給するか、またはダウンストリーム
ポート57に供給して、対応するUSBタイプBポート
33またはUSBポート31に出力する。
【0056】制御部61は、過電流保護回路56の電源
の出力を制御するための制御信号を、過電流保護回路5
6およびLED制御部64に出力する。
【0057】システムオンパワーリセット回路62は、
USBハブ2に電源が投入されて起動されたとき、リセ
ット信号を制御部61およびLED制御部64に供給す
る。制御部61およびLED制御部64は、リセット信
号が入力されたとき、リセットされる。
【0058】LED制御部64は、制御部61から供給
される制御信号、および過電流保護回路56から供給さ
れるステータス信号(電源が遮断されているか否かを示
す)を基に、ポートLEDランプ32の点灯を制御す
る。
【0059】過電流保護回路56は、制御部61から供
給される制御信号により制御され、リレー52から供給
された5V電源を、ダウンストリームポート57を介し
て、USBポート31に接続されている機器に供給する
か、または電源の供給を遮断する。
【0060】過電流保護回路56は、500mA保護回
路71および1A保護回路72で構成される。
【0061】500mA保護回路71は、500mAを
基準に、5V電源の電流が所定の値を超えたとき、ダウ
ンストリームポート57に供給する5V電源を遮断す
る。1A保護回路72は、1Aを基準に、5V電源の電
流が所定の値を超えたとき、ダウンストリームポート5
7に供給する5V電源を遮断する。
【0062】次に、図7のフローチャートを参照して、
パーソナルコンピュータ1におけるUSBチェッカープ
ログラムの処理について説明する。
【0063】ステップS1において、CPU11は、入
出力インターフェース12および内部バス13を介し
て、ユーザが入力部14を用いてUSBチェッカープロ
グラムの起動を指示する操作(例えば、表示部18に表
示されているUSBチェッカープログラムの起動を示す
アイコンを、入力部14もしくはUSBマウス4を用い
て選択する操作、もしくは、入力部14に搭載された起
動ボタンを押下する操作など)を行ったことを示す信号
の入力を受け、USBチェッカープログラムを、内部バ
ス13を介して、ROM16から読み出して、RAM1
7にロードする。
【0064】ステップS2において、USBチェッカー
プログラムは、USBハブ2、USBポート25、ネッ
トワークインターフェース15、入出力インターフェー
ス12、および、内部バス13を介して、各種USB機
器の情報を示すディスクリプタ(Descriptor)を読み込
む。
【0065】ステップS3において、USBチェッカー
プログラムは、ステップS2で読み込まれた、USBハ
ブ2に接続されたUSB機器に接続されているUSB機
器の情報から、データの転送方法によって決まる、転送
の占有率を算出する。データの転送方法には、バルク転
送、インタラプト転送、およびアイソクロナス転送の3
種類がある。
【0066】バルク転送は、不定期に大量のデータ送信
が発生するプリンターやモデムなどが使うモードであ
り、アイソクロナス転送やインタラプト転送が行われて
いないときに実行される。バルク転送の場合は、予め、
OSで予約されたシステム内(10%)の中で使われるた
め、その値が表示される。
【0067】インタラプト転送は、最高0.5Mビット
/秒の転送速度が保証されたモードで、キーボードやマ
ウスなど、反応の素早い転送が求められる場合に用いら
れる転送方式である。インタラプト転送の場合、計算方
法はバススピードによって異なり、低速の場合は式
(1)、高速の場合は式(2)を用いて、占有率が算出
される。 占有率=(13(オーバーヘッドのバイト数)+wMaxPacketSize) ×7/6×8×/bInterval×100/1200 ・・・(1) 占有率=(13(オーバーヘッドのバイト数)+wMaxPacketSize) ×7/6× /bInterval×100/1200 ・・・(2) なお、式(1)および式(2)中のbInterval、wMaxPac
ketSizeの値は、エンドポイントディスクリプタ(Endpo
int Descriptor)に記載されている値のうちの最大値が
用いられる。
【0068】アイソクロナス転送は、ビデオカメラ、デ
ィスプレイ、スピーカなどに用いられる、映像や音声を
リアルタイムで送ることを目的に用意された高速転送モ
ードであり、1ミリ秒ごとに最高1023バイトのデータを
転送でき、最高で8Mビット/秒の転送速度が保証され
る。アイソクロナス転送の場合、その占有率は、次の式
(3)によって算出される。 占有率=(9(オーバーヘッドのバイト数)+wMaxPacketSize) ×7/6×100/1200・・・(3)
【0069】そして、USBポート31に接続されてい
るそれぞれのUSB機器の占有率を基に、次の式(4)
に示されるUSBハブ2の合計占有率が算出される。 合計占有率=システム予約された占有率(10%固定) +インタラプト転送(接続された機器の中での最大値)+アイソクロナス転送 ・・・(4)
【0070】なお、バルク転送の占有率は、システム予
約された占有率の10%に含まれている。すなわち、バ
ルク転送の機器をいくら、接続しても、合計占有率は変
わらない。また、USB機器が接続されていない場合、
システム予約された占有率の10%が表示される。
【0071】また、式(4)に示される合計占有率は、
実際に接続している全てのUSB機器が使用された時に
必要とされる占有率である。すなわち、アイソクロナス
転送における占有率は、接続されたUSB機器の合計占
有率に加算されているが、実際は、アイソクロナス転送
を行うUSB機器を使う時だけ、データ転送のための占
有率は消費される。
【0072】次に、ステップS4において、USBチェ
ッカープログラムは、ステップS3における占有率の算
出結果、および、ステップS2で読み出された、USB
ハブ2に接続されたUSB機器に接続されているUSB
機器の情報から、図8に示されるような初期画面に対応
するデータを生成し、内部バス13、入出力インターフ
ェース12を介して、表示部18に出力して表示させ
る。
【0073】図8に示されるように、表示画面81は、
USBハブ2のUSBポート31−1乃至31−4に対
応する4つの部分に分割され、その中央部に、USBハ
ブ2に対応する画像データが表示される。USBポート
31のいずれかに、USB機器が接続されている場合、
USBハブ2に対応する画像データのUSBポート31
の対応する位置にケーブルが接続されたように表示さ
れ、対応するエリアに、例えば、USB機器の機器名
称、製造元、電流値、転送方法、占有率などが表示され
る。また、これらのテキスト情報以外に、例えば、予め
USB機器に対応する画像データを保存しておき、対応
するエリアに、接続されたUSB機器に対応する画像デ
ータを合成して表示させるようにしてもよい。
【0074】機器名称は、ディスクリプタ中のデバイス
ディスクリプタ(Device Descriptor)に記載されてお
り、この情報を保有していないUSB機器は不明と表示
される。なお、ディスクリプタがこの情報を保有してい
なくても、USB機器の動作は、異常をきたさない。製
造元は、ディスクリプタ中の、デバイスディスクリプタ
に記載されている情報であり、機器名称と同様に、不明
であっても、USB機器の動作は、異常をきたさない。
【0075】電流値は、ディスクリプタ中の、コンフィ
グレーション(Configuration)に記載されている。な
お、表示される電流値の単位はミリアンペア(mA)と
し、各USB機器が要求する最大値の値が表示される。
【0076】転送方式は、ディスクリプタ中のエンドポ
イントディスクリプタ(Endpoint Descriptor)に記載
されており、転送方式の表示は、アイソクロナス転送、
インタラプト転送、およびバルク転送の3種類である。
また、USB機器によっては、転送方式が複数存在する
場合もある。対応するUSB機器に、転送方式が複数存
在する場合、USBチェッカープログラムは、対応する
転送方式を、図8に示した表示画面81に複数表示す
る。
【0077】占有率は、ステップS3において算出され
た値であり、占有率の計算方法は、上述したように各転
送方式によって異なる。なお、転送方式が2種類ある時
は、その合計を表示させる。
【0078】なお、図8には表示されていないが、図5
を用いて説明したように、USBハブ2をカスケード接
続した場合、電源供給方式が、セルフパワーモードであ
るか、バスパワーモードであるかについても表示され
る。更に、USBハブ2がカスケード接続された場合、
あるいは、USBハブ2にUSBカメラが接続された場
合など、USBハブ2にACパワーアダプタ5による電
源供給が必要である場合、例えば、「USBハブにAC
パワーアダプタを接続してください。」といったメッセ
ージが表示される。なお、USBハブ2にACパワーア
ダプタ5が接続されたことが検知された場合、この表示
は消去される。
【0079】そして、表示画面81には、表示画面の変
更を指示するためのタグ91乃至タグ94、ステップS
3において算出された合計占有率を表示させるための占
有率表示エリア95、USBチェッカーソフトウェアの
使用方法についてのヘルプを参照するためのヘルプボタ
ン96、および、アプリケーションの終了を指示するた
めの終了ボタン97が備えられている。表示画面81に
は、必要に応じて、他の操作ボタンなどを備えるように
してもよい。なお、タグの操作による表示画面の変更に
ついては、後述する。
【0080】また、ステップS3において算出され、占
有率表示エリア95に表示された合計占有率が高い場
合、システムが不安定になってしまう恐れがある。この
ため、ユーザに、システムの占有率が高いことを知らせ
るため、合計占有率が、例えば、90%など、所定の占
有率を超えた場合に、図9に示される占有率のお知らせ
表示ウィンドウ101を表示させるようにしてもよい。
占有率のお知らせ表示ウィンドウ101は、OKボタン
102を押下することにより表示が消去され、OKボタ
ン102を押下する前に、チェックボックス103がチ
ェックされた場合、次回からは、占有率が所定の値を超
えた場合においても、占有率のお知らせ表示ウィンドウ
101が表示されなくなる。
【0081】本発明は、USBハブ2の機種を限定する
ものではない。しかしながら、例えば、USBポート3
1のレイアウト、もしくは、ポート数が、USBハブ2
と異なる、図示しない他のハブを接続した場合、実機
と、表示画面81に表示されるUSBハブ2の画像デー
タが実際と異なる為、ユーザにとって、かえって分かり
にくくなることが考えられる。また、図8を用いて説明
した表示画面81に表示される情報のうち、特定の情報
(例えば、電源の供給方法や、複数のUSBハブ2が、
カスケード接続されているか否か)が、所定のUSBハ
ブ2からのみしか得られないような場合、所定のUSB
ハブ2以外の図示しないUSBハブが接続されたとき、
USB機器の動作には影響がないとしても、表示画面1
81の表示が困難となってしまう。このような場合、例
えば、図10に示されるように、所定のUSBハブ2の
接続を促すメッセージを表示させた表示画面111を表
示させるようにしてもよい。
【0082】パーソナルコンピュータ1に、USBハブ
2以外の図示しないUSBハブが接続され、USBチェ
ッカープログラムが起動された場合に、表示画面81の
表示が分かりにくいものとなってしまう具体的な例を以
下にあげる。
【0083】例えば、既存のUSBハブには、4ポート
のハブの1ポートに、4ポートのハブを接続して1つの
パッケージに収め、USBポート31を7つ備えさせた
USBハブや、小型化を図るため、4つのUSB入ポー
ト31のうち、2つUSBポート31を接続不可能にし
ているUSBハブが存在する。例えば、7ポートを有す
る図示しないUSBハブをパーソナルコンピュータ1に
接続して、USBチェッカープログラムを起動し、図8
の表示画面81を表示させた場合、図示しないUSBハ
ブは、4ポートのハブとして表示され、1つのポート
は、何も接続していなくても、USBハブが接続されて
いる状態として表示される。また、2ポートのUSBハ
ブを用いて接続されたUSB機器を、USBチェッカー
プログラムを用いて表示させた場合、ユーザが実際使用
できるUSBポート31は2ポートしか無いのにもかか
わらず、4ポートを有するUSBハブとして表示される
ため、実際のユーザの使用状況と異なった表示となって
しまう。このような場合、表示画面81の表示は、ユー
ザにとって非常に分かりにくく、場合によっては混乱を
招く原因となってしまう。
【0084】また、パーソナルコンピュータ1のUSB
ポート25に、USBハブ2が接続されていない場合、
図8の表示画面81に表示されていたUSBハブ2に対
応する画像データを表示させないようにしてもよいし、
例えば、図11に示されるように、「接続されていませ
ん」といったメッセージを表示させた表示画面112を
表示させるようにしてもよい。
【0085】そして、ステップS5において、USBチ
ェッカープログラムは、USBポート25、ネットワー
クインターフェース15、入出力インターフェース1
2、および内部バス13を介して入力される信号に基づ
いて、USBハブ2に接続されているUSB機器の抜き
差しが新たに行われたか否かを判断する。ステップS5
において、USB機器の抜き差しが行われたと判断され
た場合、処理は、ステップS2に戻り、それ以降の処理
が繰り返される。
【0086】ステップS5において、USB機器の抜き
差しが行われなかったと判断された場合、ステップS6
において、USBチェッカープログラムは、入出力イン
ターフェース12、および内部バス13を介して、入力
部14から入力される信号に基づいて、ユーザによっ
て、ステップS4において表示された表示画面81、表
示画面111もしくは表示画面112のいずれかの表示
画面に対して、操作が行われたか否かを判断する。ステ
ップS6において、操作が行われていないと判断された
場合、処理はステップS5に戻り、それ以降の処理が繰
り返される。
【0087】ステップS6において、操作が行われたと
判断された場合、ステップS7において、USBチェッ
カープログラムは、ステップS6で検知された操作は、
USBチェッカープログラムの終了を指示する操作(す
なわち、終了ボタン97の選択)であったか否かを判断
する。ステップS6において、USBチェッカープログ
ラムの終了を指示する操作であったと判断された場合、
処理が終了される。
【0088】ステップS6において、アプリケーション
の終了を指示する動作ではないと判断された場合、ステ
ップS7において、USBチェッカープログラムは、ス
テップS6において検出された操作にしたがって表示画
面を変更し、その後、処理はステップS5に戻り、それ
以降の処理が繰り返される。
【0089】例えば、パーソナルコンピュータ1に、U
SBポート25(図2)が複数(例えば2つ)備えられ
ていた場合、USBチェッカープログラムによって、そ
れぞれのUSBポート25の接続状態について表示させ
ることができる。パーソナルコンピュータ1が、2つの
USBポート25を有する場合、それぞれのUSBポー
ト25に対応する接続状態の表示の切り替えは、タブ9
1もしくはタブ92を選択することにより行われる。初
期画面においては、一方のUSBポート25にのみ、U
SBハブ25が接続されている場合、USBハブ25が
接続されているUSBポート25の接続状態が表示され
る。なお、2つのUSBポート25に、いずれもUSB
ハブ2が接続されている場合、デフォルトとして、タブ
91が選択された状態の表示画面81が表示される。
【0090】また、ユーザによって、タブ93が選択さ
れた場合、図12に示されるツリービュー表示画面11
3が表示される。ツリービュー表示画面113では、最
上級階層に、パーソナルコンピュータ1を示す「My Com
puter」が表示され、その下の階層に、USBホストコ
ントローラー名が表示され、3番目の階層に、「RootHu
b」が表示され、その下の階層に、USBポート25に
対応する「PC−Port1」および「PC−Port2」と、それ
ぞれに接続されているデバイス名(この場合、PC−Port
1に接続されているUSBハブ2に対応する「汎用US
Bハブ」が表示され、その下の階層に、USBハブ2に
接続されているUSB機器名が表示される。
【0091】更に、図5を用いて説明したカスケード接
続が行われている場合、USBハブ2−1の下の階層に
USBハブ2−2が表示され、更にその下の階層に、U
SBハブ2−2に接続されているUSB機器名が表示さ
れる。また、USB機器が未接続である場合、もしく
は、USB機器が認識されない場合、各ポートの横に
「NoDeviceConnected」が表示される。
【0092】なお、タブ93が選択されて、最初に表示
画面113が表示された場合、デフォルトでは「My Com
puter」が選択された状態として表示され、表示画面1
13において、階層を表すツリーの全てが表示しきれな
い場合、スクロールバーを付加することにより、ツリー
全てが表示可能なようになされる。
【0093】そして、ユーザが、例えば、USBマウス
4などを用いて、表示画面113に表示されているUS
B機器のうちの、所望の機器を示すテキストを選択した
場合、図13に示されるように、表示画面113は、ツ
リーが表示されるツリー表示領域114と、USB機器
の詳細が表示される詳細表示領域115に分割される。
ユーザによって選択されたUSB機器のテキストは、ツ
リー表示領域114において、例えば、反転表示された
り、異なる色で表示されるなどして、他のテキストと視
覚的に区別可能なように表示され、対応するUSB機器
の詳細データが、詳細表示領域115に表示される。
【0094】ツリー表示領域114と、詳細表示領域1
15の境界は、例えば、マウスカーソルによって選択
し、ドラックすることにより、その位置を変更すること
ができ、ツリー表示領域114および詳細表示領域11
5は、その表示領域内に全ての情報を表示できない場
合、例えば、図13の詳細表示領域115のように、ス
クロールバーが表示され、ユーザのスクロール操作によ
って、全てのデータが参照可能になされる。
【0095】詳細表示領域115に表示されるデータに
は、例えば、機器名称、製造元、電流値、デバイスクラ
ス、転送方式、占有率、バススピード、およびUSB使
用リリース番号などがあり、これらの機器情報の詳細
は、図8において説明した場合と同様に、ステップS3
における占有率の算出結果、および、ステップS2で読
み出された、USBハブ2に接続されたUSB機器に接
続されているUSB機器の情報(ディスクリプタ)から
所得される。
【0096】なお、デバイスクラスとは、接続されてい
るUSB機器の種類を示すものであり、例えばReserve
d、Audio、Communications、Human_Interface、Monito
r、Physical_Interface、Power、Printer、Storage、Hu
b、Vendor_Specific、などがある。対応するUSB機器
に、デバイスクラスが複数ある場合、全てのデバイスク
ラスを改行して表示させる。
【0097】また、バススピードの表示については、例
えば、高速のバススピードである場合は、「Full」と表
示させ、低速のバススピードである場合は、「Low」と
表示させるようにしてもよい。そして、USB仕様リリ
ース番号がディスクリプタに付加されていないUSB機
器については、USB仕様リリース番号の表示は行われ
ない。なお、ディスクリプタにUSB仕様リリース番号
が付加されていなくても、USB機器の動作には支障が
ない。
【0098】図12および図13を用いて説明したツリ
ービュー表示画面113乃至115により、例えば、多
くのUSB機器が接続されている場合において、全ての
USB機器の接続状況が1つの画面で確認でき、それぞ
れのUSB機器の詳細情報についても、同一画面で確認
することができる。
【0099】また、タブ94が選択された場合、図14
に示されるような、トラブルナビ表示画面116が表示
される。トラブルナビ表示画面116には、よく起こる
トラブルの一覧が表示され、ユーザが、入力部14を用
いて、発生しているトラブルに対応するテキスト部分の
上部にマウスカーソルを移動させると、例えば、マウス
カーソルが、手の形(指さしている状態)のカーソルに
変化されたり、対応するテキストが、反転表示された
り、もしくは、テキストの色が変更されることにより、
選択準備されているテキストが、他のテキストと区別で
きるようになされる。
【0100】そして、選択準備されているテキストが選
択された場合(例えば、キーボード場の確定キーが押下
されたり、選択準備されたテキストがマウスなどを用い
てクリックされた場合)、対応するトラブルの対処方法
を示す画面に変更される。例えば、図14において、
「1、マウスカーソルが動かない」が選択された場合、
図15に示されるように、対処方法が表示されたトラブ
ルナビ表示画面117が表示される。トラブルナビ表示
画面117には、表示されている対処方法によって、ト
ラブルが解決された場合に選択されるボタン121、表
示されている対処方法によって、トラブルが解決されな
かった場合に、他の対処方法を表示させるために選択さ
れるボタン122、および、直前に表示された表示画面
(この場合、トラブルナビ表示画面116)に戻るため
のボタン123が備えられている。
【0101】これらの対処方法、およびボタンの表示内
容、および、選択されたボタンに基づいて、次にどの画
面に移行するかは、例えば、図16に示されるように予
め定められている(図16は、表示内容の一部のみを示
す図である)。例えば、図15のトラブルナビ表示画面
117において、表示されている対処方法によって、ト
ラブルが解決されず、ボタン122が選択された場合、
対策1に続く対策2「本機に接続しているUSB機器を
全て抜き(パソコンに直接USB接続されている場合は
それも抜く)、本機にUSBマウスのみを接続してくだ
さい。」が表示され、対応するボタン(「はい」「いい
え」「戻る」)が備えられた表示画面が表示される。対
策2によっても、トラブルが解決されなかった場合、対
策2に続く対策3「本機のUSBタイプBコネクタか
ら、USBケーブルを抜いて、パソコンを再起動してく
ださい。」が表示され、対応するボタン(「終了」「戻
る」)が備えられた表示画面が表示される。ここで、図
示しない「終了」ボタンが選択された場合、表示画面
は、図14を用いて説明した、トラブルナビ表示画面1
16(すなわち、トラブルナビの初期画面)となる。
【0102】図14乃至図16を用いて説明したトラブ
ルナビ表示画面116および117により、ユーザは、
対話形式で、トラブルの対策を行うことができるため、
ユーザは、USB機器のトラブルを、効率よく解決する
ことができる。
【0103】次に、図17乃至図20を用いて、本発明
の第2の実施の形態について説明する。
【0104】図17は、本発明を適用したカメラ付ディ
ジタル携帯電話機が接続されているネットワーク構成を
示している。
【0105】通信サービスの提供エリアを所望の大きさ
に分割したセル内に、それぞれ固定無線局である基地局
131−1乃至基地局131−4が設置されている。こ
れらの基地局131−1乃至基地局131−4には、移
動無線局である携帯情報端末132および携帯情報端末
133、並びに、カメラ付ディジタル携帯電話機134
およびカメラ付ディジタル携帯電話機135が、例え
ば、W−CDMA(Wideband−Code Division Multiple
Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式によって無
線接続されるようになされており、2[GHz]の周波数帯
域を使用して、最大2[Mbps]のデータ転送速度で、大容
量データを高速にデータ通信し得るようになされてい
る。
【0106】このように、携帯情報端末132および携
帯情報端末133、並びに、カメラ付ディジタル携帯電
話機134およびカメラ付ディジタル携帯電話機135
は、W−CDMA方式によって大容量データを高速にデ
ータ通信し得るようになされていることにより、音声通
話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの
閲覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行し
得るようになされている。
【0107】また基地局131−1乃至基地局131−
4は、有線回線を介して、公衆回線網136に接続され
ており、公衆回線網136には、インターネット13
7、図示しない多くの加入者有線端末、コンピュータネ
ットワークおよび企業内ネットワーク等が接続されてい
る。
【0108】公衆回線網136には、インターネットサ
ービスプロバイダのアクセスサーバ138も接続されて
おり、アクセスサーバ138には、インターネットサー
ビスプロバイダが保有するコンテンツサーバ139が接
続されている。
【0109】このコンテンツサーバ139は、加入者有
線端末、携帯情報端末132および携帯情報端末13
3、並びに、カメラ付ディジタル携帯電話機134およ
びカメラ付ディジタル携帯電話機135からの要求に応
じて、例えば簡易ホームページ等のコンテンツを、例え
ば、コンパクトHTML(Hyper Text Markup Language)形
式のファイルとして提供するようになされている。
【0110】インターネット137には、多数のWWW
(World Wide Web)サーバ140−1乃至WWWサーバ
140−nが接続され、TCP/IP(Transmission Control
Protocol/Internet Protocol)のプロトコルに従っ
て、加入者有線端末や携帯情報端末132および携帯情
報端末133、並びに、カメラ付ディジタル携帯電話機
134およびカメラ付ディジタル携帯電話機135か
ら、WWWサーバ140−1乃至WWWサーバ140−
nに対してアクセスし得るようになされている。
【0111】ちなみに、携帯情報端末132および携帯
情報端末133、並びに、カメラ付ディジタル携帯電話
機134およびカメラ付ディジタル携帯電話機135
は、基地局131−1乃至基地局131−4までを、2
[Mbps]の簡易トランスポートプロトコルで通信し、基地
局131−1乃至基地局131−4から、インターネッ
ト137を介してWWWサーバ140−1乃至WWWサ
ーバ140−nまでをTCP/IPプロトコルで通信するよう
になされている。
【0112】管理制御装置141は、公衆回線網136
を介して、加入者有線端末、携帯情報端末132および
携帯情報端末133、並びに、カメラ付ディジタル携帯
電話機134およびカメラ付ディジタル携帯電話機13
5に接続されており、加入者有線端末、携帯情報端末1
32および携帯情報端末133、並びに、カメラ付ディ
ジタル携帯電話機134およびカメラ付ディジタル携帯
電話機135に対する認証処理や課金処理等を行うよう
になされている。
【0113】次に、図18および図19を用いて、カメ
ラ付ディジタル携帯電話機134の外観構成について説
明する。なお、カメラ付ディジタル携帯電話機135に
ついても、カメラ付ディジタル携帯電話機134と、基
本的に同様の構成を有しているので、その説明は省略す
る。
【0114】図18に示すように、カメラ付ディジタル
携帯電話機134は、中央のヒンジ部151を境に、表
示部152と本体153とに分けられており、ヒンジ部
151を介して折り畳み可能に形成されている。
【0115】表示部152には、その上端左部に、送受
信用のアンテナ154が、引出しおよび収納可能な状態
に取り付けられており、アンテナ154を介して、基地
局131−3との間で電波を送受信するようになされて
いる。
【0116】また、表示部152には、その上端中央部
に、ほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部15
5が設けられており、カメラ部155のCCDカメラ1
56によって、所望の撮像対象を撮像し得るようになさ
れている。
【0117】ここで、表示部152は、カメラ部155
がユーザによってほぼ180度回動されて位置決めされ
た場合、図19に示すように、カメラ部155の背面側
中央に設けられたスピーカ157が正面側に位置するこ
とになり、これにより通常の音声通話状態に切り換わる
ようになされている。
【0118】更に、表示部152には、その正面に液晶
ディスプレイ158が設けられており、電波の受信状
態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や
電話番号および発信履歴等の他、電子メールの内容、簡
易ホームページ、カメラ部155のCCDカメラ156
で撮像した画像を表示し得るようになされている。
【0119】一方、本体153には、その表面に「0」
乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終
話および電源キー、クリアキーおよび電子メールキー等
の操作キー159が設けられており、ユーザが操作キー
159を用いて各種指示を入力し得るようになされてい
る。
【0120】また、本体153には、操作キー159の
下部に、メモボタン160やマイクロフォン161が設
けられており、メモボタン160によって通話中の相手
の音声を録音し得るとともに、マイクロフォン161に
よって通話時のユーザの音声を集音するようになされて
いる。
【0121】更に、本体153には、操作キー159の
上部に、回動自在なジョグダイヤル162が、本体15
3の表面から僅かに突出した状態で設けられており、ジ
ョグダイヤル162に対する回動操作に応じて、液晶デ
ィスプレイ158に表示されている電話帳リストや電子
メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲
り動作、および画像の送り動作等の種々の動作を実行す
るようになされている。
【0122】すなわち、カメラ付ディジタル携帯電話機
134は、例えば、ユーザによるジョグダイヤル162
の回動操作に応じて、液晶ディスプレイ158に表示さ
れた電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話
番号が選択され、ジョグダイヤル162が本体153の
内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定し
て、電話番号に対して自動的に発呼処理を行うようにな
されている。
【0123】なお、本体153には、背面側に図示しな
いバッテリパックが挿着されており、終話もしくは電源
キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部
に対して電力が供給されて、動作可能な状態に起動され
る。
【0124】また、本体153には、本体153の左側
面上部に、抜差自在なメモリースティック(商標)33
を挿着するためのメモリースティックスロット164が
設けられており、メモボタン160が押下されると、メ
モリースティック163に、通話中の相手の音声を記録
したり、ユーザの操作に応じて、電子メール、簡易ホー
ムページ、もしくはCCDカメラ156で撮像した画像
を記録し得るようになされている。
【0125】ここで、メモリースティック163は、本
願出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラ
ッシュメモリカードの一種である。このメモリースティ
ック163は、縦25ラ横50ラ厚さ2.8[mm]の小型薄
型形状のプラスチックケース内に、電気的に書換えや消
去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically
Erasable and Programmable Read Only Memory)の一
種である、フラッシュメモリ素子を格納したものであ
り、10ピン端子を介して、画像、音声、および音楽等
の、各種データの書き込みおよび読み出しが可能となっ
ている。
【0126】また、メモリースティック163は、大容
量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対して
も、使用する機器で互換性を確保することができる独自
のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[M
B/S]、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現し
ているとともに、誤消去防止スイッチを設けて、高い信
頼性を確保している。
【0127】従って、カメラ付ディジタル携帯電話機1
34は、このようなメモリースティック163を挿着可
能に構成されているために、メモリースティック163
を介して、他の電子機器との間でデータの共有化を図る
ことができるようになされている。
【0128】更に、本体側面には、USBポート165
が備えられ、例えば、図1を用いて説明したUSBハブ
2を接続し、情報の授受を行うことができるようになさ
れている。
【0129】次に、図20は、カメラ付ディジタル携帯
電話機134の内部構成を示すブロック図である。な
お、カメラ付ディジタル携帯電話機135についても、
カメラ付ディジタル携帯電話機134と、基本的に同様
の構成を有しているので、その説明は省略する。
【0130】図20に示すように、カメラ付ディジタル
携帯電話機134は、表示部152および本体153の
各部を統括的に制御するようになされた主制御部171
に対して、電源回路部172、操作入力制御部173、
画像エンコーダ174、カメラインターフェース部17
5、LCD(Liquid Crystal Display)制御部176、
画像デコーダ177、多重分離部178、変復調回路部
179および音声コーデック180がメインバス181
を介して互いに接続されるとともに、画像エンコーダ1
74、画像デコーダ177、多重分離部178、変復調
回路部179、音声コーデック180、および、記録再
生部183が同期バス182を介して相互に接続されて
構成されている。
【0131】電源回路部172は、ユーザの操作によ
り、終話もしくは電源キーがオン状態にされると、バッ
テリパックから各部に対して電力を供給することによ
り、カメラ付ディジタル携帯電話機134を動作可能な
状態に起動する。
【0132】音声通話モード時に、マイクロフォン16
1で集音された音声信号は、CPU(Central Processi
ng Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM
(Random Access Memory)等で構成される主制御部17
1の制御に基づいて、音声コーデック180によってデ
ィジタル音声データに変換され、変復調回路部179で
スペクトラム拡散処理され、送受信回路部184でディ
ジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施され
た後に、アンテナ154を介して送信される。
【0133】また、音声通話モード時に、アンテナ15
4によって受信された受信信号は、増幅され、周波数変
換処理およびアナログディジタル変換処理を施され、変
復調回路部179においてスペクトラム逆拡散処理を施
され、音声コーデック180によってアナログ音声信号
に変換された後、スピーカ157を介して出力される。
【0134】更に、データ通信モード時に電子メールが
送信される場合、操作キー159およびジョグダイヤル
162の操作によって入力された電子メールのテキスト
データが、操作入力制御部173を介して主制御部17
1に供給される。主制御部171に供給されたテキスト
データは、変復調回路部179でスペクトラム拡散処理
され、送受信回路部184でディジタルアナログ変換処
理および周波数変換処理を施された後に、アンテナ15
4を介して基地局131−3(図17)へ送信される。
【0135】また、データ通信モード時に電子メールが
受信される場合、アンテナ154を介して、基地局13
1−3から受信した受信信号は、変復調回路部179で
スペクトラム逆拡散処理されて元のテキストデータに復
元された後、LCD制御部176を介して、液晶ディス
プレイ158に、電子メールとして表示される。この
後、ユーザの操作に応じて、受信した電子メールを、記
録再生部183を介してメモリースティック163に記
録させることも可能である。
【0136】更に、データ通信モード時に画像データが
送信される場合、CCDカメラ156で撮像された画像
データは、カメラインターフェース部175を介して、
画像エンコーダ174に供給される。画像エンコーダ1
74は、CCDカメラ156から供給された画像データ
を、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Grou
p)2、もしくは、MPEG4等の所定の符号化方式に
よって圧縮符号化することにより、符号化画像データに
変換し、これを多重分離部178に送出する。
【0137】ちなみに、画像データが送信されない場合
には、CCDカメラ156で撮像した画像データを、カ
メラインターフェース部175およびLCD制御部17
6を介して、液晶ディスプレイ158に直接表示させる
ことも可能である。
【0138】CCDカメラ156で撮像中に、同時に、
マイクロフォン161で集音した音声は、音声コーデッ
ク180を介して、ディジタルの音声データとして、多
重分離部178に送出される。多重分離部178は、画
像エンコーダ174から供給された符号化画像データ
と、音声コーデック180から供給された音声データと
を、所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化デ
ータは、変復調回路部179でスペクトラム拡散処理さ
れ、送受信回路部184でディジタルアナログ変換処理
および周波数変換処理が施された後に、アンテナ154
を介して送信される。
【0139】また、データ通信モード時に、例えば、簡
易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデー
タを受信するような場合、アンテナ154を介して、基
地局131−3から受信された受信信号は、変復調回路
部179でスペクトラム逆拡散処理され、その結果得ら
れる多重化データが、多重分離部178に送出される。
多重分離部178は、入力された多重化データを分離す
ることにより、符号化画像データと音声データとに分
け、同期バス182を介して、符号化画像データを画像
デコーダ177に供給するとともに、音声データを音声
コーデック180に供給する。
【0140】画像デコーダ177は、符号化画像データ
を、MPEG2やMPEG4等の所定の符号化方式に対
応した復号化方式でデコードすることにより、再生動画
像データを生成し、これを、LCD制御部176を介し
て液晶ディスプレイ158に供給して表示させる。これ
により、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画
像ファイルに含まれる動画データを、液晶ディスプレイ
158に表示させることができる。
【0141】音声コーデック180は、画像データの処
理と同時に、音声データをアナログ音声信号に変換した
後、これをスピーカ157に供給して出力させる。これ
により、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画
像ファイルに含まれる音声データを、スピーカ157か
ら再生させることができる。
【0142】この場合においても、電子メールを受信し
た場合と同様に、受信した簡易ホームページ等にリンク
されたデータを、ユーザの操作に基づいて、記録再生部
183を介してメモリースティック163に記録させる
ことが可能である。
【0143】かかる構成に加えて、カメラ付ディジタル
携帯電話機134においては、主制御部171の図示し
ないROMに、第1の実施の形態と同様のUSBチェッ
カープログラムが格納されており、このUSBチェッカ
ープログラムに基づいて、USBポート165に接続さ
れたUSBハブ2に接続されたUSB機器の情報を得、
図7を用いて説明した処理を実行し得るようになされて
いる。
【0144】このように上述した一連の処理を実行する
USBチェッカープログラムをパーソナルコンピュータ
1もしくはカメラ付ディジタル携帯電話機134にイン
ストールし、パーソナルコンピュータ1もしくはカメラ
付ディジタル携帯電話機134において実行可能な状態
にするために用いられるプログラム格納媒体としては、
例えば、フロッピーディスク、CD−ROM(Compact
Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile
Disc )等のパッケージメディアのみならず、上述した
一連の処理を実行させるプログラムが一時的もしくは永
続的に格納される半導体メモリや磁気ディスク等で実現
しても良い(例えば、図2に示すような、コンピュータ
とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布さ
れる、プログラムが記録されている磁気ディスク21
(フロッピーディスクを含む)、光ディスク22(CD
−ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク
23(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メ
モリ24などよりなるパッケージメディアなど)。
【0145】また、これらプログラム格納媒体に上述し
た一連の処理を実行させるプログラムを格納する手段と
しては、図示しないローカルエリアネットワーク、イン
ターネット137、並びに、図示しないディジタル衛生
放送等の有線および無線通信媒体を利用しても良く、図
示しないルータやモデム等の各種通信インターフェース
を介して格納するようにしても良い。
【0146】更に、上述した処理においては、本発明の
情報処理装置として、パーソナルコンピュータ1および
カメラ付ディジタル携帯電話機134に適用するように
した場合について述べたが、例えば、携帯情報端末13
2および携帯情報端末133、並びに、カメラ付ディジ
タル携帯電話機135などの、他の種々の情報処理装置
に適用するようにしても良い。
【0147】また、本明細書において、プログラム格納
媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記
載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろ
ん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的ある
いは個別に実行される処理をも含むものである。
【0148】
【発明の効果】本発明の情報処理装置、情報処理方法、
およびプログラム格納媒体に格納されているプログラム
によれば、接続装置に接続された他の情報処理装置に関
する情報の、接続装置を介した入力を制御し、他の情報
処理装置に関する情報を基に、他の情報処理装置と、接
続装置の接続状況を表す第1のデータを生成し、生成さ
れた第1のデータの表示を制御するようにしたので、ユ
ーザは、USB機器の接続状況を容易に正しく把握する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適応したパーソナルコンピュータ、U
SBハブ、およびUSB機器の接続を示す図である。
【図2】図1のパーソナルコンピュータの構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のUSBハブの外観斜視図である。
【図4】図3のUSBハブの接続状態を説明するための
図である。
【図5】図3のUSBハブの接続状態を説明するための
図である。
【図6】図3のUSBハブの内部構成を示すブロック図
である。
【図7】USBチェッカープログラムの処理について説
明するためのフローチャートである。
【図8】USBチェッカープログラムの処理によって、
初期表示される表示画面を説明するための図である。
【図9】USBチェッカープログラムの処理によって、
占有率のお知らせウィンドウが表示された表示画面を説
明するための図である。
【図10】USBチェッカープログラムの処理によって
表示される、所定のUSBハブの接続を促すメッセージ
の表示画面を説明するための図である。
【図11】USBチェッカープログラムの処理によって
表示される、USB機器が接続されていないことを示す
メッセージの表示画面を説明するための図である。
【図12】USBチェッカープログラムの処理によって
表示される、ツリービューの表示画面を説明するための
図である。
【図13】図12において表示されるデバイスのうち
の、あるデバイスが選択された場合に表示される表示画
面を説明するための図である。
【図14】USBチェッカープログラムの処理によって
表示される、トラブルナビの表示画面を説明するための
図である。
【図15】あるトラブル内容が選択された場合に表示さ
れる、トラブル解決策を表示する表示画面を説明するた
めの図である。
【図16】図14および図15のトラブルナビ表示画面
を表示させるためのデータの例を説明するための図であ
る。
【図17】本発明を適用したカメラ付ディジタル携帯電
話機が接続されているネットワーク構成を示す図であ
る。
【図18】カメラ付ディジタル携帯電話機の外観構成を
示す略線的斜視図である
【図19】カメラ部を回動したときの表示部を示す略線
的斜視図である。
【図20】カメラ付ディジタル携帯電話機の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 2 USBハブ, 3
USBフロッピーディスクドライブ, 4 USBマ
ウス, 5 ACパワーアダプタ, 11 CPU,
14 入力部, 18 表示部, 25 USBポー
ト, 31 USBポート, 32 ポートLEDラン
プ, 33 USBタイプBコネクタ,34 ジャッ
ク, 81 表示画面, 91乃至94 タグ, 95
占有率表示エリア, 96 ヘルプボタン, 97
終了ボタン, 101 占有率のお知らせウィンドウ,
111,112 表示画面, 113 ツリービュー
表示画面, 114 ツリー表示領域, 115 詳細
表示領域, 116,117トラブルナビ表示画面,
121乃至123 ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 貴志 千葉県木更津市潮見8丁目4番地 ソニー 木更津株式会社内 (72)発明者 内野 裕章 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B014 HC03 5E501 AA02 AC35 BA03 CA02 CB02 CB09 EA05 EA15 EB05 FA13 FA23 FA42 FA46 FB43 5K033 BA04 DA11 DA15 DB14 DB18 EA07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の接続端子を有する接続装置が接続
    される情報処理装置において、 前記接続装置に接続された他の情報処理装置に関する情
    報の、前記接続装置を介した入力を制御する第1の入力
    制御手段と、 前記第1の入力制御手段により入力が制御された、前記
    他の情報処理装置に関する情報を基に、前記他の情報処
    理装置と、前記接続装置の接続状況を表す第1のデータ
    を生成する第1のデータ生成手段と、 前記第1のデータ生成手段により生成された前記第1の
    データの表示を制御する第1の表示制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のデータ生成手段により生成さ
    れた前記第1のデータには、前記接続装置が有する複数
    の前記接続端子のうちのいずれの前記接続端子に対し
    て、前記他の情報処理装置が接続されているかを示す情
    報、および、前記第1の入力制御手段により入力が制御
    された、前記他の情報処理装置に関する情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 ユーザが実行した操作に対応する信号の
    入力を制御する第2の入力制御手段を更に備え、 前記接続装置は、前記情報処理装置に対して複数接続す
    ることが可能であり、前記第1のデータ生成手段は、複
    数の前記接続装置毎に、前記第1のデータを生成し、 前記第1の表示制御手段は、前記第2の入力制御手段に
    より入力が制御されたユーザの操作に基づいて、前記第
    1のデータ生成手段により生成された複数の前記第1の
    データの表示を切り替えるように表示を制御することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のデータ生成手段により生成さ
    れ、前記第1の表示制御手段により表示が制御された前
    記第1のデータは、1つ、もしくは複数の前記接続装置
    と、前記接続装置に接続された前記他の情報処理装置の
    接続状態を、階層状に、1つの表示画面において表示さ
    せるデータであることを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  5. 【請求項5】 ユーザが実行した操作に対応する信号の
    入力を制御する第2の入力制御手段と、 前記他の情報処理装置に関する情報の表示を制御する第
    2の表示制御手段とを更に備え、 前記第2の入力制御手段により入力が制御されたユーザ
    が実行した操作に対応する信号に基づいて、前記ユーザ
    の操作によって、前記第1の表示制御手段により表示が
    制御された前記第1のデータのうち、前記他の情報処理
    装置のうちのいずれかに対応するデータが選択されたこ
    とが検出された場合、前記第2の表示制御手段は、選択
    された前記他の情報処理装置に関する情報の表示を制御
    することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の入力制御手段により入力が制
    御された他の情報処理装置に関する情報を基に、前記接
    続装置に接続された1つもしくは複数の前記他の情報処
    理装置それぞれのデータ転送の占有率、および、前記接
    続装置に接続された前記他の情報処理装置のデータ転送
    の占有率の合計を算出する算出手段を更に備え、 前記第1の入力制御手段により入力が制御された前記接
    続装置に接続された他の情報処理装置に関する情報に
    は、前記他の情報処理装置が実行するデータ転送に関す
    る情報が含まれ、 前記第1の表示制御手段は、前記算出手段により算出さ
    れた、前記他の情報処理装置それぞれのデータ転送の占
    有率、および、データ転送の占有率の合計の表示を更に
    制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記算出手段により算出された占有率の
    合計が、所定の値よりも大きかった場合、前記ユーザに
    対する注意を促すためのメッセージの表示を制御する第
    2の表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項
    6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 ユーザが実行した操作に対応する信号の
    入力を制御する第2の入力制御手段と、 前記他の情報処理装置に起こりうる不具合の一覧および
    前記不具合に対する解決策、並びに、前記解決策の実施
    結果に対応するボタンの表示方法の記録を制御する記録
    制御手段と、 前記記録制御手段により記録が制御された前記他の情報
    処理装置に起こりうる不具合の一覧を基に、第2のデー
    タを生成する第2のデータ生成手段と、 前記第2のデータ生成手段により生成された前記第2の
    データの表示を制御する第2の表示制御手段と、 前記記録制御手段により記録が制御された、前記解決策
    および前記解決策の実施結果に対応するボタンを基に、
    第3のデータを生成する第3のデータ生成手段と、 前記第2の入力制御手段により入力が制御された前記信
    号を基に、前記第2の表示制御手段により表示が制御さ
    れた前記不具合の一覧のうち、前記ユーザによって選択
    された所定の前記不具合に対応する、前記第3のデータ
    生成手段により生成された前記第3のデータの表示を制
    御する第3の表示制御手段とを更に備え、 前記第1の表示制御手段、前記第2の表示制御手段、お
    よび前記第3の表示制御手段は、前記第2の入力制御手
    段により入力が制御された前記ユーザが実行した操作に
    対応する信号に基づいて表示を制御することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の表示制御手段により表示が制
    御された前記第1のデータと、前記第2の表示制御手段
    により表示が制御された前記第2のデータの表示を切り
    替える場合に選択させるためのタブの表示を制御する第
    4の表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項
    8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記記録制御手段により記録が制御さ
    れた前記不具合に対する解決策は、複数用意され、 前記第3の表示制御手段は、前記第2の入力制御手段に
    より入力が制御された前記ユーザが実行した操作に対応
    する信号に従って、複数の前記解決策に対応する前記第
    3のデータが順番に表示されるように、表示を制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の接続端子を有する接続装置が接
    続される情報処理装置の情報処理方法において、 前記接続装置に接続された他の情報処理装置に関する情
    報の、前記接続装置を介した入力を制御する第1の入力
    制御ステップと、 前記第1の入力制御ステップの処理により入力が制御さ
    れた、前記他の情報処理装置に関する情報を基に、前記
    他の情報処理装置と、前記接続装置の接続状況を表す第
    1のデータを生成する第1のデータ生成ステップと、 前記第1のデータ生成ステップの処理により生成された
    前記第1のデータの表示を制御する第1の表示制御ステ
    ップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. 【請求項12】 複数の接続端子を有する接続装置が接
    続される情報処理装置用のプログラムであって、 前記接続装置に接続された他の情報処理装置に関する情
    報の、前記接続装置を介した入力を制御する第1の入力
    制御ステップと、 前記第1の入力制御ステップの処理により入力が制御さ
    れた、前記他の情報処理装置に関する情報を基に、前記
    他の情報処理装置と、前記接続装置の接続状況を表す第
    1のデータを生成する第1のデータ生成ステップと、 前記第1のデータ生成ステップの処理により生成された
    前記第1のデータの表示を制御する第1の表示制御ステ
    ップとからなることを特徴とするプログラムを情報処理
    装置に実行させるプログラム格納媒体。
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