JP2001350141A - 反射型液晶表示装置およびその製造方法ならびに携帯用情報通信機器 - Google Patents

反射型液晶表示装置およびその製造方法ならびに携帯用情報通信機器

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JP2001350141A
JP2001350141A JP2000166358A JP2000166358A JP2001350141A JP 2001350141 A JP2001350141 A JP 2001350141A JP 2000166358 A JP2000166358 A JP 2000166358A JP 2000166358 A JP2000166358 A JP 2000166358A JP 2001350141 A JP2001350141 A JP 2001350141A
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crystal display
film
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Katsuki Nishinaka
勝喜 西中
Takayuki Hatanaka
孝之 畑中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質がよく製造が容易な液晶表示装置および
その製造方法、ならびにこれを用いた携帯用情報通信機
器を提供する。 【解決手段】 第1の基板11と、第1の基板11に対
向するように配置された第2の基板12と、第1の基板
11と第2の基板12との間に配置された液晶13と、
第1の基板11上であって液晶13側に形成された凹凸
部材14と、凹凸部材14上に形成された反射膜15
と、反射膜15を覆うように形成された平坦化膜16
と、平坦化膜16上の一部に形成された透明電極17と
を備える。そして、反射膜15は、表面が暗色である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射型液晶表示装
置およびその製造方法、ならびに携帯用情報通信機器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、携帯電話、PHS、携帯情報
端末などの携帯用情報通信機器の表示装置として液晶表
示装置が広く使用されている。これら機器の分野におい
ては、長時間の携帯用途が前提であるため、液晶表示装
置の中でも、常時、照明光源の点灯を必要とせず、極め
て消費電力が低い反射型液晶表示装置は不可欠なものと
なっている。
【0003】しかし一方、近年では、社会資本の整備に
呼応した通信サービスの多様化と情報量の増加に伴い、
カラー表示の要望が高まっており、反射型液晶表示装置
においても、カラーフィルタによりカラー表示を行う構
成がいくつか提案されている。
【0004】さらに、反射型液晶表示装置においては、
その画面表示を明るくするために、反射面の形状を凹凸
にすることで表示画面の正面方向に反射光を集光させる
構成も提案されている。
【0005】従来の反射型液晶表示装置の一例につい
て、図6に示す。従来の反射型液晶表示装置1は、下基
板2aと、下基板2aに対向して配置された上基板2b
と、下基板2a上に形成された凹凸層3と、凹凸層3上
に形成された反射層4と、反射層4を覆うように形成さ
れた平坦化膜5と、平坦化膜5上および上基板2上に形
成された透明電極6aおよび6bと、下基板2aと上基
板2bとの間を狭持するためのシール8とこれらの間に
配置された液晶LCとを備える。さらに反射型液晶表示
装置1は、上基板2b上に積層された複屈折フィルム7
aおよび偏向フィルム7bと、導電性接着材8aによっ
て接着されたTABテープキャリア8bとを備える。凹
凸層3は、通常、透明な樹脂で形成される。反射層4
は、表示領域全面に形成される。TABテープキャリア
8bは、反射型液晶表示装置1を駆動する回路に接続さ
れる。
【0006】また、従来の反射型カラー液晶表示装置の
一例について、図7に示す。従来の反射型カラー液晶表
示装置1bは、反射型液晶表示装置1の構成部分に加え
て、反射層4と平坦化膜5との間に、RGBに対応した
カラーフィルタ9aとブラックマトリクス9bとをさら
に備える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の反射型液晶表示装置では、透明な樹脂からなる凹凸
層3の表面に反射層4が形成されている。このため、反
射型液晶表示装置1の作製過程において、反射層4を形
成したのち、下基板2aや液晶セルS1またはS1aを
検査する際に、反射層4によって散乱した強い光が反射
されることになる。その結果、目視などによって行う検
査では、反射層4の欠点の大小が識別し難く、特に、微
小なピンホール欠点や傷欠点を見つけにくいという問題
があった。この問題は、歩留まりの低下や品質の低下を
招いていた。
【0008】また、透明電極6aおよび6bには、通
常、複数のストライプ状の電極がエッチング等の処理に
よって形成される。この複数の電極を形成する工程にお
いては、エッチングで除去できなかった透明導電膜によ
って隣り合う電極が短絡してしまいやすく、短絡部分を
レーザ照射によって除去する修正工程が不可欠である。
このとき、下基板2a側に形成される透明電極6aを修
正する工程では、レーザ光が照射された反射層4がダメ
ージを受けてしまう。その結果、反射層4のうち、ダメ
ージを受けた部分の反射率が変わってしまい、表示欠点
に見えるという問題点もあった。
【0009】さらに、カラー表示する場合には、カラー
フィルタ9aおよびブラックマトリクス9bの層を形成
する必要がある。この構造としては2種類の構造があ
る。その一つは、図7に示すような下基板2a側の反射
層4と平坦化膜5との間にカラーフィルタ9aとブラッ
クマトリクス9bの層を付加した構造であり、もう一つ
は、上基板2bと透明電極6bとの間に、カラーフィル
タとブラックマトリクスの層を付加した構造である。い
ずれの構造でも、少なくともカラーフィルタとブラック
マトリクスの層を付加する必要があり、構成材料の増加
によるコストアップが生じているという問題があった。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、品質がよく製造が容易な液晶表示装置、およびその
製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の反射型液晶表示装置は、第1の基板と、第
1の基板に対向するように配置された第2の基板と、上
記第1および第2の基板の間に配置された液晶とを備え
る液晶表示装置であって、上記第1の基板上であって上
記液晶側に形成され表面に凹凸構造を備える部材と、上
記部材上に形成された反射膜とを備え、上記部材の表面
が暗色であることを特徴とする。上記本発明の反射型液
晶表示装置では、反射膜の下に形成される部材が暗色で
あるため、反射膜に発生したピンホール欠点や傷欠点を
容易に検出できる。したがって、上記反射型液晶表示装
置によれば、品質がよく製造が容易な反射型液晶表示装
置が得られる。
【0012】上記反射型液晶表示装置では、上記暗色が
黒色であることが好ましい。上記構成によれば、反射膜
に発生した欠点を特に容易に検出できる。
【0013】上記反射型液晶表示装置では、上記反射膜
が、表示画素領域に対応する位置に形成されていること
が好ましい。上記構成によれば、隣接する透明電極の短
絡をレーザ照射によって修正する場合でも、レーザが照
射される部分には反射膜が形成されていないため、反射
膜にダメージを与えることを防止できる。また、上記構
成によれば、反射膜が形成されていない部分がブラック
マトリクスとして機能するため、別個にブラックマトリ
クスの部分を形成する必要がなくなり、低コストで製造
が容易な反射型液晶表示装置が得られる。
【0014】上記反射型液晶表示装置では、上記第2の
基板に対して上記液晶とは反対の側に、上記第2の基板
側から順に配置された複屈折フィルムと偏向フィルムと
をさらに備えることが好ましい。
【0015】上記反射型液晶表示装置では、上記第1の
基板と上記第2の基板との間に配置されたカラーフィル
タをさらに備えることが好ましい。上記構成によれば、
カラー表示の反射型液晶表示装置が得られる。
【0016】また、本発明の反射型液晶表示装置の製造
方法は、第1の基板と、第1の基板に対向するように配
置された第2の基板と、上記第1および第2の基板の間
に配置された液晶とを備える液晶表示装置の製造方法で
あって、上記第1の基板上に熱処理によって収縮する膜
を形成する第1の工程と、上記膜に対して熱処理を行う
ことによって上記膜を収縮させ、凹凸構造を有する部材
を形成する第2の工程と、上記部材上の一部に反射膜を
形成する第3の工程とを備えることを特徴とする。上記
本発明の製造方法によれば、本発明の反射型液晶表示装
置を容易に製造できる。
【0017】上記製造方法では、上記部材の表面が黒色
であることが好ましい。
【0018】上記製造方法では、上記膜が、カーボンを
含んだアクリル系樹脂からなることが好ましい。
【0019】また、本発明の携帯用情報通信機器は、表
示装置を備える携帯用情報通信機器であって、上記表示
装置が上記本発明の反射型液晶表示装置であることを特
徴とする。上記本発明の携帯用情報通信機器は、本発明
の反射型液晶表示装置を用いているため、品質がよく製
造が容易である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0021】(実施形態1)実施形態1では、本発明の
反射型液晶表示装置について、一例を説明する。実施形
態1の反射型液晶表示装置10の一部断面図を図1に示
す。
【0022】図1を参照して、反射型液晶表示装置10
は、第1の基板11と、第1の基板11に対向するよう
に配置された第2の基板12と、第1の基板11と第2
の基板12との間に配置された液晶13とを備える。ま
た、反射型液晶表示装置10は、第1の基板11上であ
って液晶13側に形成された凹凸部材14と、凹凸部材
14上に形成された反射膜15と、反射膜15を覆うよ
うに形成された平坦化膜16(ハッチングは省略する)
と、平坦化膜16上の一部に形成された透明電極17
と、透明電極17上に形成された配向制御膜(図示せ
ず)を備える。また、反射型液晶表示装置10は、第2
の基板12上であって液晶13側に形成された透明電極
18と、第2の基板12上であって液晶13に対して反
対側に配置された複屈折フィルム19と偏向フィルム2
0とを備える。また、反射型液晶表示装置10は、導電
性接着剤21によって透明電極17に接続されたTAB
テープキャリア22を備える。また、反射型液晶表示装
置10は、液晶13を封止するように、第1の基板11
と第2の基板12との間の周縁部に配置されたシール樹
脂23を備える。そして、第1の基板11から第2の基
板12までが、液晶セルS10を構成する。
【0023】第1の基板11および第2の基板12に
は、樹脂からなる基板やガラス基板を用いることができ
る。なお、第2の基板12は透光性の基板である。
【0024】液晶13には、用いる用途や反射型液晶表
示装置の構成に応じて様々な液晶を用いることができ
る。
【0025】凹凸部材14は、その表面に凹凸構造14
aを有する部材である。そして、凹凸部材14の少なく
とも表面が暗色である。または、凹凸部材14の少なく
とも表面が光吸収性の色または光吸収性の材料である。
具体的には、凹凸部材14の少なくとも表面が黒色であ
ることが好ましい(凹凸部材14の全体が黒色であって
もよいことはいうまでもない)。したがって、凹凸部材
14の材料には、たとえば、カーボンなどの黒色の色素
を混入した樹脂を用いることができる。特に、凹凸部材
14の材料として、加熱や光照射によって収縮する材料
を用いると、実施形態3で説明するように製造が容易に
なる。なお、凹凸部材14は、平坦部を構成する部材と
凸部を構成する部材とによって構成されていてもよいこ
とはいうまでもない。
【0026】反射膜15は、入射した光を反射する膜で
あり、反射率が高い金属などからなる。反射膜15は、
凹凸部材14上に形成され、特に表示画素領域に対応す
る位置のみに形成されることが好ましい。透明電極17
および18が配置される位置について図2に模式的に示
す。図2に示すように、透明電極17と透明電極18と
は、互いに直交するように配置されており、その交差部
分が表示画素領域A(図2において斜線部分で示す)と
なる。そして、反射膜15は、表示画素領域Aに対応す
る位置に形成されることが好ましい。
【0027】平坦化膜16は、表面を平坦にするための
膜であり、凹凸部材14および反射膜15を覆うように
形成される。平坦化膜16には、たとえば、熱硬化性ア
クリル樹脂を用いることができる。
【0028】透明電極17および18は、外部から信号
を入力することによって液晶13を制御するために形成
される。液晶表示素子の駆動方法などによっても異なる
が、透明電極17および18は、たとえば、ストライプ
状に配置された複数のライン状電極からなる。透明電極
17および18は、たとえばITOからなる。
【0029】複屈折フィルム19と偏向フィルム20と
は、第2の基板12上であって液晶13とは反対の側
に、第2の基板12側からこの順序で形成される。
【0030】上記実施形態1の反射型液晶表示装置10
では、表面が暗色の凹凸部材14上に反射膜15が形成
されている。このため、たとえば反射膜15の欠陥(ピ
ンホールなど)を検査する際にも、欠陥部分に入射した
光は凹凸部材14に吸収されるため、欠陥を容易に識別
できる。したがって、反射型液晶表示装置10によれ
ば、品質がよく製造が容易な反射型液晶表示装置が得ら
れる。
【0031】また、反射型液晶表示装置10では、表示
画素領域A以外の部分、すなわち透明電極を形成する透
明導電膜が除去されるべき部分の直下には、表面が暗色
の凹凸部材が形成されているため、短絡部分の除去・修
正を容易に行うことができる。さらに、この除去・修正
工程において、レーザが照射される箇所には反射膜15
が形成されていないため、除去・修正工程によって反射
膜15がダメージを受けることを防止できる。
【0032】なお、図1では、反射膜15が、凹凸部材
14上の一部(表示画素領域Aの部分)に形成されてい
る場合を示したが、反射膜15は凹凸部材14上の全面
に形成されていてもよい。この場合でも、反射膜15に
生じるピンホールなどの欠陥を検出することが容易にな
る。
【0033】(実施形態2)実施形態2では、本発明の
反射型液晶表示装置について、反射型カラー液晶表示装
置の一例を説明する。なお、実施形態1で説明した部分
と同様の部分については、重複する説明を省略する。
【0034】実施形態2の反射型液晶表示装置25の一
部断面図を、図3に示す。図3を参照して、反射型液晶
表示装置25は、第1の基板11と、第1の基板11に
対向するように配置された第2の基板12と、第1の基
板11と第2の基板12との間に配置された液晶13と
を備える。また、反射型液晶表示装置25は、第1の基
板11上であって液晶13側に形成された凹凸部材14
と、凹凸部材14上に形成された反射膜15と、反射膜
15を覆うように形成された平坦化膜16と、平坦化膜
16(ハッチングは省略する)上の一部に形成された透
明電極17と、透明電極17上に形成された配向制御膜
(図示せず)とを備える。また、反射型液晶表示装置2
5は、第2の基板12上であって液晶13に対して反対
側に配置された複屈折フィルム19と偏向フィルム20
とを備える。また、反射型液晶表示装置25は、導電性
接着剤21によって透明電極17に接続されたTABテ
ープキャリア22を備える。また、反射型液晶表示装置
10は、液晶13を封止するように、第1の基板11と
第2の基板12との間の周縁部に配置されたシール樹脂
23とを備える。さらに、反射型液晶表示装置25は、
第2の基板12上であって液晶13側に配置されたカラ
ーフィルタ層26(ハッチングは省略する)と、カラー
フィルタ層26上に配置された透明電極27と、透明電
極27上に形成された配向制御膜(図示せず)とを備え
る。そして、第1の基板11から第2の基板12まで
が、液晶セルS25を構成する。
【0035】カラーフィルタ層26は、マトリクス状に
配置されたRGB(Red、Green、Blue)の
フィルタを備える。なお、カラーフィルタ層26は、第
1の基板11と第2の基板12との間に配置されていれ
ばよく、たとえば、第1の基板11の上方に配置されて
いてもよい。カラーフィルタ層26が、反射膜15上に
形成されている場合の反射型液晶表示装置25aについ
て、一例の断面図を図4に示す。
【0036】凹凸部材14は、実施形態1で説明したも
のと同様である。すなわち、凹凸部材14は、表面に凹
凸構造14aを有する部材である。そして、凹凸部材1
4の少なくとも表面が暗色である。または、凹凸部材1
4の少なくとも表面が光吸収性の色または光吸収性の材
料である。具体的には、凹凸部材14の少なくとも表面
が黒色であることが好ましい。
【0037】また、反射膜15は、実施形態1と同様
に、表示画素領域に対応する位置に形成されていること
が好ましい。
【0038】また、透明電極27は、実施形態1の透明
電極18と同様に、透明電極17と直交するように形成
される。
【0039】上記実施形態2の反射型液晶表示装置で
は、表面が暗色の凹凸部材14上に反射膜15が形成さ
れている。このため、たとえば反射膜15の欠陥(ピン
ホールなど)を検査する際にも、欠陥部分に入射した光
は凹凸部材14に吸収されるため、欠陥を容易に識別で
きる。したがって、上記反射型液晶表示装置によれば、
品質がよく製造が容易な反射型液晶表示装置が得られ
る。また、表示画素領域以外の部分、すなわち透明電極
を形成する透明導電膜が除去されるべき部分には、表面
が暗色の凹凸部材が形成されているため、短絡部分の除
去・修正を容易に行うことができる。さらに、上記反射
型液晶表示装置では、凹凸部材が露出している部分がブ
ラックマトリクスとして機能するため、ブラックマトリ
クス層を形成する必要がなく、低コストで製造が容易な
反射型液晶表示装置が得られる。
【0040】(実施形態3)実施形態3では、本発明の
液晶表示装置の製造方法について一例を説明する。
【0041】実施形態3の液晶表示装置の製造方法は、
第1の基板と、第1の基板に対向するように配置された
第2の基板と、第1および第2の基板の間に配置された
液晶とを備える液晶表示装置の製造方法である。実施形
態3の製造方法について、製造工程の一部を図5に示
す。
【0042】実施形態3の製造方法では、まず、図5
(a)に示すように、第1の基板11上に熱処理によっ
て収縮する膜51を形成する(第1の工程)。第1の基
板11は、実施形態1で説明したものと同様である。
【0043】膜51には、さまざまな材料を用いること
ができるが、たとえば、熱硬化性のアクリル系樹脂など
を用いることができる。
【0044】膜51は、暗色であることが好ましく、特
に黒色であることが好ましい。具体的には、熱処理によ
って収縮する樹脂にカーボンなどを混入した材料を用い
ることができる。また、膜51を収縮させて凹凸部材を
形成したのち、凹凸部材の表面を黒色にしてもよい。
【0045】その後、図5(b)に示すように、膜51
に対して熱処理を行うことによって膜を収縮させ、凹凸
構造を有する凹凸部材14を形成する(第2の工程)。
【0046】その後、図5(c)に示すように、凹凸部
材14上に反射膜15を形成する(第3の工程)。反射
膜15は、スパッタリング法や蒸着法によって形成でき
る。なお、図5(c)のように、反射膜15を凹凸部材
14上の一部に形成する場合には、マスクを用いて必要
な領域のみに反射膜を形成すればよい。また、凹凸部材
14上の全面に反射膜を形成したのち、フォトリソエッ
チング法や、リフトオフ法を用いて必要な領域のみに反
射膜を形成してもよい。
【0047】その後、製造する反射型液晶表示装置の構
造に応じて平坦化層、透明電極などを形成し、第1の基
板と、第1の基板に対向する第2の基板とを貼り合わ
せ、第1の基板と第2の基板との間に液晶を封入するこ
とによって反射型液晶表示装置を製造する。なお、具体
的な液晶表示装置の製造方法の例については、以下の実
施例で説明する。
【0048】上記実施形態3の製造方法によれば、実施
形態1および2で説明した反射型液晶表示装置を容易に
製造できる。
【0049】(実施形態4)実施形態4では、本発明の
携帯用情報通信機器について説明する。本発明の携帯用
情報通信機器は、表示装置を備える携帯用情報通信機器
であって、表示装置が実施形態1または2に記載の反射
型液晶表示装置であることを特徴とする。
【0050】具体的には、実施形態4の携帯用情報通信
機器としては、たとえば、携帯電話、PHS、電子メー
ル端末などが挙げられる。これらは、長時間の携帯が前
提であり、その表示装置としては照明光源の搭載を必要
としない極めて低消費電力である反射型液晶表示装置が
有効である。
【0051】実施形態4の携帯用情報通信機器は、実施
形態1または2で説明した反射型液晶表示装置を用いて
いるため、品質がよく製造が容易であり、極めて消費電
力が小さい。
【0052】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに詳細に
説明する。
【0053】(実施例1)実施例1では、実施形態3で
説明した反射型液晶表示装置の製造方法によって、実施
形態1で説明した反射型液晶表示装置10を作製した一
例について説明する。
【0054】まず、第1の基板11となるガラス基板を
用意した。そして、第1の基板11上に、光硬化性と熱
収縮性とを兼備したアクリル系樹脂にカーボン微粉体を
混合したものをスピンコートによって全面に塗布し、厚
さが2.0μmの膜を形成した。そして、駆動回路との
接続端子部を含む表示エリア外の領域が遮光されるよう
にフォトマスクを用いて露光し、有機アルカリを用いて
不要な領域の樹脂を除き、所定の領域に膜(膜51に相
当)を形成した(図5(a)参照)。
【0055】その後、上記膜が形成されたガラス基板
を、クリーンオーブンに配置して150℃で1時間の熱
処理を行い、上記膜を収縮させ、これによって表面に凹
凸形状が形成されている凹凸部材(凹凸部材14に相
当)を形成した。形成された凹凸部材は、OD(Opt
ical Density)値が3.0の黒色であり、
凹凸部の平均高低差が0.4μm、隣接する凸部間の平
均距離が15.0μm、平均膜厚が1.8μmであっ
た。
【0056】次に、凹凸部材の表面を所定の形状のステ
ンレスマスクで覆い、蒸着法によって膜厚が110nm
のアルミニウム膜を成膜し、これによって表示画素領域
に対応する位置に配置された反射膜(反射膜15に相
当)を形成した。
【0057】その後、熱硬化性アクリル樹脂をスピンコ
ート法によって基板の表面全体に塗布し、厚さ3.0μ
mの熱硬化性樹脂膜を形成した。その後、この基板をク
リーンオーブン内に配置して230℃で1時間熱処理し
て硬化させた。この熱処理によって、平均膜厚2.8μ
m、平均表面粗度が0.08μmの平坦化膜(平坦化膜
16に相当)を形成した。
【0058】そして、この平坦化膜上に、ITOで複数
の画素電極(透明電極17に相当)を形成した。複数の
画素電極は、ITO膜を形成したのち、塩鉄系のエッチ
ング液で不要な部分を除去することによって形成した。
さらに、その後、ITOの除去が不十分で短絡が生じて
いる箇所にレーザを照射することによって、短絡箇所の
除去・修正を行った。
【0059】一方、第2の基板12となるガラス基板上
には、透明電極18として、ITOからなる複数の画素
電極を形成した。
【0060】その後、第1および第2の基板上に形成し
た透明電極17および18上に、配向制御膜を形成し
た。そして、第2の基板12の周辺部には、直径約6.
3μmのガラスビーズを2.0質量%混入した熱硬化性
シール樹脂をスクリーン印刷し、シール23となる部分
を形成した。さらに、第1の基板11上に、直径約6.
0μmの樹脂ビーズを200個/mm2散布し、第1の
基板11と第2の基板12とを互いに貼り合わせて、1
50℃で2時間の熱処理を行うことによってシール樹脂
を硬化させた。
【0061】その後、Δn=0.140のエステル系ネ
マティック液晶に所定量のカイラル液晶を混合した液晶
を、第1の基板11と第2の基板12との間に真空注入
し、紫外線硬化樹脂で封口した後、紫外線照射によって
紫外線硬化樹脂を硬化させた。これによって、250°
ツイストのSTNモードの液晶セルS10を作製した。
【0062】このように作製した液晶セルS10の第2
の基板12上に、複屈折フィルム19としてポリカーボ
ネートのフィルムを2枚貼付した。この時、液晶セル1
3側のポリカーボネートフィルムは、リタデーション値
が500nmであり、第2の基板12上に形成された配
向制御膜の配向制御方向に対して、複屈折フィルム19
側から液晶13側を見たときに遅相軸が反時計回りに1
20゜になるように配置した。また、もう1枚のポリカ
ーボネートフィルムは、リタデーション値700nmで
あり、第2の基板12上に形成された配向制御膜の配向
制御方向に対して、複屈折フィルム19側から液晶13
側を見たときに遅相軸が反時計回りに60゜になるよう
に配置した。
【0063】さらに、上記ポリカーボネートフィルム上
に、偏光フィルム20を形成した。偏向フィルム20に
は、複屈折フィルム19と接する面と反対側の面にアン
チリフレクション(AR)処理を施した、ニュートラル
グレーの偏光フィルム(住友化学工業(株)製SQ−1
852AP)を用いた。偏向フィルム20は、その吸収
軸が第2の基板12上に形成された配向制御膜の配向制
御方向と一致するように配置した。
【0064】次に、液晶セルS10を駆動回路に接続す
るため、TABテープキャリア22を異方性導電接着材
を介して液晶セルS10と接続した。
【0065】このようにして製造された反射型液晶表示
装置について、1/240デューティ比の単純マトリク
ス駆動をさせたところ、従来の反射型液晶表示装置と遜
色のない表示性能を有するノーマリーブラック・モード
の反射型液晶表示装置が得られた。
【0066】凹凸部材が透明である従来の反射型液晶表
示装置を製造する場合、反射膜15となるアルミニウム
膜を形成した後の目視検査においては、直径が60μm
程度のピンホールまでしか識別できなかった。しかし、
本実施例のように黒色の凹凸部材14を用いると、直径
が20μm程度のピンホールまで容易に識別できた。ま
た、上記実施例では、ITOの残膜による複数の短絡箇
所をレーザ照射によって除去・修正したが、該当の修正
個所が表示欠点になることはなかった。
【0067】(実施例2)実施例2では、実施形態3で
説明した製造方法によって実施形態2で説明した反射型
液晶表示装置25および25aを作製した一例について
説明する。
【0068】なお、実施例2における反射型液晶表示装
置の製造工程は、カラーフィルタ層を形成する部分を除
いてほぼ同様である。したがって、実施例1と重複する
部分については説明を省略する場合がある。
【0069】実施例2では、まず、実施例1と同様の方
法によって、第1の基板11となるガラス基板上に、凹
凸部材14、反射膜15、平坦化層16、透明電極1
7、および配向制御膜を形成した。
【0070】一方、第2の基板12となるガラス基板上
に、カラーフィルタ層26を形成した。カラーフィルタ
層26は、R(赤)、G(緑)、B(青)が隙間なく隣
り合うストライプ配列で膜厚1.0μmのカラーフィル
タ層をオフセット印刷法によって形成する方法、また
は、顔料を分散したレジストを基板上に塗布し、フォト
リソグラフィーでカラーフィルタを形成する顔料分散法
のいずれかの方法で形成した。なお、カラーフィルタ層
の膜厚が1.0μmであるため、実施例2では、その厚
み分を考慮して、シール23の材料となる樹脂には、直
径約7.3μmのガラスビーズを2.0質量%混入し
た。
【0071】その後、カラーフィルタ層26上にITO
からなる透明電極27を形成した。その後は実施例1と
同様の工程で、反射型液晶表示装置25を形成した。
【0072】反射型液晶表示装置25aの製造では、第
1の基板11上に黒色の凹凸部材14と、表示画素領域
に対応する位置に配置された反射膜15とを実施例1と
同様の方法で形成した。その後、反射膜15上に上述し
た方法でカラーフィルタ層26を形成した。その後は、
実施例1と同様の工程で反射型液晶表示装置25aを製
造した。
【0073】このようにして製造された2種類の反射型
液晶表示装置について、1/240デューティ比の単純
マトリクス駆動を行ったところ、従来の反射型液晶表示
装置と遜色のないカラー表示性能を有するノーマリーブ
ラック・モードの反射型液晶表示装置が得られた。
【0074】なお、上記実施例では、カラーフィルタ層
26をR、G、Bが隙間なく隣り合うストライプ配列と
したが、少なくとも表示画素領域以外の部分、すなわ
ち、反射膜15間で黒色の凹凸部材14が露出している
部分はカラーフィルタ層26を形成しなくても、従来の
反射型液晶表示装置と遜色のないカラー表示性能が得ら
れた。
【0075】以上、本発明の実施の形態について例を挙
げて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定され
ず本発明の技術的思想に基づき他の実施形態に適用する
ことができる。
【0076】たとえば、上記実施形態で説明した反射型
液晶表示装置の構成は一例であり、他の構成であっても
よいことはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射型液
晶表示装置は、第1の基板上であって液晶側に形成され
表面に凹凸構造を備える部材と、凹凸部材上の一部に形
成された反射膜とを備え、凹凸部材の少なくとも表面が
暗色である。したがって、反射膜に形成されるピンホー
ルなどの欠点を検出しやすくなるため、欠点がある製品
の流出を防止できる。このように、本発明の反射型液晶
表示装置によれば、品質がよく製造が容易な反射型液晶
表示装置が得られる。
【0078】また、本発明の反射型液晶表示装置の製造
方法によれば、本発明の反射型液晶表示を容易に製造で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の反射型液晶表示装置について一例を
示す断面図
【図2】 図1の反射型液晶表示装置について表示画素
領域を模式的に示す平面図
【図3】 本発明の反射型液晶表示装置について他の一
例を示す断面図
【図4】 本発明の反射型液晶表示装置についてその他
の一例を示す断面図
【図5】 本発明の反射型液晶表示装置の製造方法につ
いて製造工程の一部を示す工程図
【図6】 従来の反射型液晶表示装置について一例を示
す断面図
【図7】 従来の反射型液晶表示装置について他の一例
を示す断面図
【符号の説明】
10、25、25a 反射型液晶表示装置 11 第1の基板 12 第2の基板 13 液晶 14 凹凸部材 15 凹凸構造 16 平坦化膜 17、18 透明電極 A 表示画素領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H090 HA04 HA07 HB07X HB17Y HC05 HC12 HC14 HD03 HD06 JA03 JA05 JC03 LA06 LA09 LA20 2H091 FA08X FA11X FA16Y FB02 FB13 FC02 FC22 FC30 FD04 GA02 GA07 LA12 5C094 AA42 AA43 BA43 CA19 CA24 DA13 EA04 EA07 EB02 ED03 ED11 FB12 FB15 5G435 AA17 BB12 BB16 EE33 FF02 FF03 GG12 KK05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板と、第1の基板に対向するよ
    うに配置された第2の基板と、前記第1および第2の基
    板の間に配置された液晶とを備える液晶表示装置であっ
    て、 前記第1の基板上であって前記液晶側に形成され表面に
    凹凸構造を備える部材と、前記部材上に形成された反射
    膜とを備え、 前記部材の表面が暗色であることを特徴とする反射型液
    晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記暗色が黒色である請求項1に記載の
    反射型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記反射膜が、表示画素領域に対応する
    位置に形成されている請求項1に記載の反射型液晶表示
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の基板に対して前記液晶とは反
    対の側に、前記第2の基板側から順に配置された複屈折
    フィルムと偏向フィルムとをさらに備える請求項1〜3
    のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の基板と前記第2の基板との間
    に配置されたカラーフィルタをさらに備える請求項1〜
    4のいずれかに記載の反射型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 第1の基板と、第1の基板に対向するよ
    うに配置された第2の基板と、前記第1および第2の基
    板の間に配置された液晶とを備える液晶表示装置の製造
    方法であって、 前記第1の基板上に熱処理によって収縮する膜を形成す
    る第1の工程と、 前記膜に対して熱処理を行うことによって前記膜を収縮
    させ、凹凸構造を有する部材を形成する第2の工程と、 前記部材上の一部に反射膜を形成する第3の工程とを備
    えることを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記部材の表面が黒色である請求項6に
    記載の液晶表示装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記膜が、カーボンを含んだアクリル系
    樹脂からなる請求項6に記載の液晶表示装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 表示装置を備える携帯用情報通信機器で
    あって、 前記表示装置が請求項1〜5のいずれかに記載の反射型
    液晶表示装置であることを特徴とする携帯用情報通信機
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100867610B1 (ko) * 2002-08-07 2008-11-10 엘지디스플레이 주식회사 반사투과형 액정표시장치용 어레이기판 및 그 제조방법
JP2008304651A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Oji Paper Co Ltd 凹凸パターン形成シートの製造方法および凹凸パターン形成シート

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