JP2001349672A - 真空乾燥装置 - Google Patents

真空乾燥装置

Info

Publication number
JP2001349672A
JP2001349672A JP2000171413A JP2000171413A JP2001349672A JP 2001349672 A JP2001349672 A JP 2001349672A JP 2000171413 A JP2000171413 A JP 2000171413A JP 2000171413 A JP2000171413 A JP 2000171413A JP 2001349672 A JP2001349672 A JP 2001349672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying chamber
outside air
drying
tank
vacuum pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000171413A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Hijikata
康史 土方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2000171413A priority Critical patent/JP2001349672A/ja
Publication of JP2001349672A publication Critical patent/JP2001349672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高価な、冷却機を有するコンデンサーを使用
することなく、気体に含まれる蒸気を除去する。 【解決手段】 被乾燥物が入れられるタンク2と、タン
ク2の排気口3に入口13Aが接続された、乾燥剤が充
填された乾燥室12Aと、乾燥室12Aの出口17Aに
吸引口10が接続された真空ポンプ9とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空乾燥装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の真空乾燥装置として以下
の如きものは知られている。被乾燥物が入れられるタン
クと、タンクの排気口に入口が接続された、冷却機を有
するコンデンサーと、コンデンサーの出口に吸引口が接
続された真空ポンプとを有するものは知られている。従
来の真空乾燥装置においては、コンデンサー内で気体に
含まれる蒸気を液化して気体を乾燥するものである。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の真空乾燥装置には以下の
如き欠点があった。高価な、冷却機を有するコンデンサ
ーを必要とするためコスト高であるという欠点があっ
た。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。 請求項1の発明は、被乾燥物が入れられるタンクと、
タンクの排気口に入口が接続された乾燥剤が充填された
乾燥室と、乾燥室の出口に吸引口が接続された真空ポン
プとを有するものである。 請求項2の発明は、前記乾燥室に直接又は間接に外気
導入口が設けられ、この外気導入口が開閉弁で開閉自在
となされている請求項1記載のものである。 請求項3の発明は、前記乾燥室が2個並列状に設けら
れ、外気導入口が閉じられた一方の乾燥室で真空ポンプ
で吸引される気体に含まれる蒸気を除去している間に、
他方の乾燥室をタンク及び真空ポンプから遮断すると共
に外気導入口を開けて外気によって乾燥室内の乾燥剤を
乾燥させるようにした請求項2記載のものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、高価な、冷却機を有するコ
ンデンサーを使用することなく、気体に含まれる蒸気を
除去することが出来る。 請求項2の発明によれば、真空ポンプを停止させると
共に外気導入口を開けることにより、外気により乾燥剤
を乾燥させて再利用することが出来る。 請求項3の発明によれば、一方の乾燥室で乾燥を行な
いつつ、他方の乾燥室内の乾燥剤を乾燥させることが出
来るので、連続運転が可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。開閉自在な被乾燥物出し入れ口(図示略)を有す
る、被乾燥物が入れられるタンク2の排気口3と、後で
詳述する乾燥機6の入口7とが導管4を介して接続され
ており、乾燥機6の出口8と真空ポンプ9の吸引口10
とが導管11を介して接続されている。
【0007】前記乾燥機6は、開閉自在な乾燥剤出し入
れ口(図示略)を有する、乾燥剤(図示略)が入れられ
た乾燥室12A、12Bを有している。前記乾燥室12
Aの入口13Aは、上流側端が入口7となされた、途中
に第1開閉弁14Aを有する導管15Aを介して導管4
に接続されている。他方、前記乾燥室12Aの出口17
Aは、下流側端が出口8となされた、途中に第2開閉弁
18Aを有する導管19Aを介して導管11に接続され
ている。
【0008】前記導管15Aの、第1開閉弁14Aと入
口13Aとの間の部分に外気出口21Aが形成され、こ
の外気出口21Aに、導管23Aを介して第3開閉弁2
2Aが接続されている。前記導管19Aの、出口17A
と第2開閉弁18Aとの間の部分に外気導入口25Aが
形成され、この外気導入口25Aに、導管27Aを介し
て第4開閉弁26Aが接続されている。
【0009】前記乾燥室12Bの周囲は前記乾燥室12
Aの周囲と同様の構成となっているので、その説明を省
略し、乾燥室12Aの周囲の部材・部分と同一の部材・
部分を、乾燥室12Aの周囲の部材・部分を示す符号の
「A」を「B」に代えた符号でもって示す。
【0010】前記第3開閉弁22Aの出口28Aと第3
開閉弁22Bの出口28Bとは、導管29を介して吸引
機30の吸引口31に接続されている。また、前記第4
開閉弁26Aの入口32Aと第4開閉弁26Bの入口3
2Bとは、外気取入口34を有する導管33に接続され
ている。
【0011】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。まず、乾燥室12Aで真空ポンプ9で吸
引される気体に含まれる蒸気を除去する場合を説明す
る。第1開閉弁14A、第2開閉弁18Aは開かれてい
るので、タンク2、乾燥室12A及び真空ポンプ9が繋
った状態にある。他方、第1開閉弁14B、第2開閉弁
18Bは閉じられているので、乾燥室12Bは、タンク
2及び真空ポンプ9と縁が切れている。また、第3開閉
弁22A、第4開閉弁26Aは閉じているので、乾燥室
12Aは外気から遮断されている。他方、第3開閉弁2
2B、第4開閉弁26Bは開いているので、乾燥室12
Bは外気に開放している。
【0012】前記の状態において、真空ポンプ9及び吸
引機30を作動させると、タンク2内の蒸気を含んだ気
体は乾燥室12Aに至り、そこで蒸気は乾燥剤により吸
着され、乾いた気体が真空ポンプ9の吐出口から排出さ
れる。他方、乾燥室12B内の乾燥剤は乾燥室12B内
に流入する外気によって乾燥させられ、湿った気体は吸
引機30の吐出口から排出される。
【0013】所定時間が経過すると、全ての開閉弁が前
記と逆の状態となるので、今度は、乾燥室12Bの乾燥
剤でタンク2内から出る蒸気を含んだ気体は乾燥させら
れ、乾燥室12A内の乾燥剤は外気により乾燥させられ
る。
【0014】タンク2内の被乾燥物の乾燥が完了する
と、乾燥処理された被乾燥物を取り出し、新たに被乾燥
物をタンク2に投入する。
【0015】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)タンク2内に撹拌装置を設けてもよい。 (2)乾燥室は1つの場合もある。 (3)外気取入口34の回りにヒーターを設けるように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す系統図である。
【符号の説明】
2 タンク 3 排気口 9 真空ポンプ 10 吸引口 12A 乾燥室 13A 入口 17A 出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物が入れられるタンクと、タンク
    の排気口に入口が接続された乾燥剤が充填された乾燥室
    と、乾燥室の出口に吸引口が接続された真空ポンプとを
    有する真空乾燥装置。
  2. 【請求項2】 前記乾燥室に直接又は間接に外気導入口
    が設けられ、この外気導入口が開閉弁で開閉自在となさ
    れている請求項1記載の真空乾燥装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥室が2個並列状に設けられ、外
    気導入口が閉じられた一方の乾燥室で真空ポンプで吸引
    される気体に含まれる蒸気を除去している間に、他方の
    乾燥室をタンク及び真空ポンプから遮断すると共に外気
    導入口を開けて外気によって乾燥室内の乾燥剤を乾燥さ
    せるようにした請求項2記載の真空乾燥装置。
JP2000171413A 2000-06-08 2000-06-08 真空乾燥装置 Pending JP2001349672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000171413A JP2001349672A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 真空乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000171413A JP2001349672A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 真空乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001349672A true JP2001349672A (ja) 2001-12-21

Family

ID=18673969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000171413A Pending JP2001349672A (ja) 2000-06-08 2000-06-08 真空乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001349672A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112013638A (zh) * 2020-07-30 2020-12-01 国网山东省电力公司电力科学研究院 一种利用烟气余热的垃圾干燥系统和方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112013638A (zh) * 2020-07-30 2020-12-01 国网山东省电力公司电力科学研究院 一种利用烟气余热的垃圾干燥系统和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4917033B2 (ja) 気体を乾燥させる方法と該方法に使用する装置
JP4819828B2 (ja) 真空スクリュポンプをクリーニングするための方法
JP3822675B2 (ja) 真空室を迅速に排気するための装置
JPH10510050A (ja) 真空ポンプを有する漏れ検出器及び漏れ検出器を運転する方法
EP0708715A1 (en) Heat generation through mechanical molecular agitation
JP2001349672A (ja) 真空乾燥装置
JP6331078B2 (ja) 水封式真空ポンプを用いた減圧装置
KR20130005724A (ko) 제습 겸용 의류 건조기
CN110201954A (zh) 一种可在线分析残余气体的气瓶高真空清洗装置及方法
KR20180070918A (ko) 압축 공기의 수분 제거 장치 및 방법
RU2198361C2 (ru) Способ осушки полости оборудования и устройство для его осуществления
JP2020028464A (ja) 蒸気滅菌装置
JPH01286806A (ja) プラスチック成形における原料乾燥方法およびその装置
JP6457925B2 (ja) 減圧乾燥機および乾燥対象物の乾燥方法
CN112755738A (zh) 吸附式气体干燥机
US20120036729A1 (en) Tumble dryer
US3643340A (en) Methods of drying yarns and apparatus therefor
CN207021236U (zh) Hmds涂布设备
JPH03106432A (ja) 真空装置の脱ガス方法及び脱ガス装置
TW201504588A (zh) 真空乾燥腔室排氣系統及方法
CN217654188U (zh) 烘干系统及烘干装置
CN219297824U (zh) 一种具有排湿功能的床垫清洗机
CN210674730U (zh) 一种防爆型吸干机
KR200329986Y1 (ko) 에어 드라이어의 퍼지 배관시스템
KR101878928B1 (ko) 압축공기 건조장치 및 재생방법