JP2001349652A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001349652A
JP2001349652A JP2000174051A JP2000174051A JP2001349652A JP 2001349652 A JP2001349652 A JP 2001349652A JP 2000174051 A JP2000174051 A JP 2000174051A JP 2000174051 A JP2000174051 A JP 2000174051A JP 2001349652 A JP2001349652 A JP 2001349652A
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refrigerator
interior light
door
temperature
turned
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JP2000174051A
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Hideo Shiraishi
秀雄 白石
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電気冷蔵庫において、夜間の静音化、省エネ
ルギー化等のために光センサを設けているが、更に省エ
ネを図るために庫内灯の節電に光センサを利用する。 【解決手段】 冷蔵庫の扉に備えた光センサが、冷蔵庫
周囲の明るさを捉え、一定値以上の明るい場合は庫内灯
を点灯せず、一定値以下の場合に点灯し、また、明るさ
の判定値を使用者自身が選択できることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫周囲の明る
さを検知する光センサを備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、夜間を検出し、省エネルギ及
び/又は静音化の動作をする冷蔵庫が種々提案されてい
る。
【0003】例えば、「使用者のボタン操作により、夜
間を検出し、庫内設定温度を上げる」、「夜間は、自動製
氷機の離氷動作を停止させる」、「光センサで夜間を検出
して、供給電力の周波数を下げる」、「夜間は、コンプレ
ッサの起動温度と停止温度の温度差の設定値を増大させ
る」等である(特開昭61-243267号公報、実開昭62-93671
号公報、特開平6-74633号公報、特開平11-30468号公報
参照)。しかし、1日も休むことなく運転する冷蔵庫の消
費電力は大きいため、更に進んだ省エネルギが求められ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、冷蔵庫の
扉開放時に庫内を照射する庫内灯の節電を可能にした冷
蔵庫を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、断熱箱体内に構成した貯蔵室を冷却する
と共に、この貯蔵室の開口は扉により開閉自在に閉塞さ
れ、この貯蔵室内を照射する庫内灯と、冷蔵庫周囲の明
るさを検知する光センサとを備えた冷蔵庫において、扉
開放時に冷蔵庫周囲の明るさを光センサーで検知し、一
定値以上の明るさの場合は庫内灯を点灯せず、一定値以
下の明るさの場合は庫内灯を点灯することを特徴とす
る。
【0006】又、本発明は、光センサが検知する一定値
を任意に変更できる調節装置を備えたことを特徴とす
る。
【0007】又、発明は、断熱箱体内に構成した貯蔵室
を冷却すると共に、この貯蔵室の開口は扉により開閉自
在に閉塞され、この貯蔵室内を照射する庫内灯を備えた
冷蔵庫において、扉開放時に庫内灯が点灯し扉閉塞時に
庫内灯が消灯するモードと、扉の開閉に関わらず庫内灯
が点灯しないモードと、を備えたことを特徴とする。
【0008】又、本発明は、断熱箱体内に構成した貯蔵
室を冷却すると共に、この貯蔵室の開口は扉により開閉
自在に閉塞され、この貯蔵室内を照射する庫内灯と、冷
蔵庫周囲の明るさを検知する光センサとを備えた冷蔵庫
において、扉開放時に冷蔵庫周囲の明るさを光センサで
検知し、一定値以上の明るさの場合は庫内灯を点灯せ
ず、一定値以下の明るさの場合は庫内灯を点灯するモー
ドと、扉開放時に庫内灯が点灯し扉閉塞時に庫内灯が消
灯するモードと、扉の開閉に関わらず庫内灯が点灯しな
いモードと、を備えたことを特徴とする。
【0009】又、本発明は、特定のモードに切り替える
ための切換えスイッチを備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照しつつ、本発明
に係る電気冷凍冷蔵庫の実施形態を説明する。
【0011】図1は冷凍冷蔵庫の正面図である。図2は
冷蔵室の扉を除く正面図である。図3はコントロールパ
ネルの図である。図4は、この冷蔵庫の機能ブロック図
である。図5は、この冷蔵庫の温度制御動作を説明する
ための図である。図6は、この冷蔵庫の庫内灯の節電動
作を説明するための図である。
【0012】図1において、(1)は冷凍冷蔵庫である。
(2)は冷蔵室の前面開口部を塞ぐ回転式扉である。(3)は
野菜室の前面開口部を塞ぐ引出し扉である。(4)は製氷
室の前面開口部を塞ぐ引出し扉である。(5)は氷温室の
前面開口部を覆う引出し扉である。(6)は冷凍室の前面
開口部を覆う引出し扉である。(7)はコントロールパネ
ルである。
【0013】図2は、図1冷凍冷蔵庫(1)から回転式扉
(2)を除いた正面からの図である。(22)は貯蔵室背面に
設けられた庫内灯である。(23)は庫内灯(22)を覆うカバ
ーである。(24)は貯蔵室内に設けられた棚である。(25)
は貯蔵室下部に設けられた低温室である。(26)は製氷用
の給水タンクである。
【0014】図3は、コントロールパネル(7)である。
(11)は液晶表示部である。
【0015】(8)は周囲の明るさに応じて庫内灯の点灯
を決定するための明るさ調節ボタンである。このボタン
(8)を押すと液晶表示部(11)に明るさを表す数値ルクス
が「30,40,50,60,70,80]と切り替わり表示される。この
操作により、冷蔵庫周囲の明るさに応じて庫内灯の点灯
する場合において、点灯しない場合の周囲の明るさをを
調節できる。
【0016】(9)は運転セーブボタンである。(10)はセ
ーブ運転モード中であることを点灯表示する表示LEDで
ある。
【0017】(12)は、冷蔵室温度設定ボタンである。こ
のボタン(12)を押し続けると冷蔵室の設定温度が「・・
・→強・・・→中・・・→弱・・・→中・・・→強・・
・→中・・」と徐々に切り替わる。
【0018】(13)は、冷凍室温度設定ボタンである。こ
のボタン(13)を押し続けると冷凍室の設定温度が「・・
・→強・・・→中・・・→弱・・・→中・・・→強・・
・→中・・」と切り替わる。
【0019】液晶表示部(11)に設けられた(11a)は、冷
蔵室設定温度の表示部である。(11b)は冷凍室設定温度
の表示部である。(11c)は、冷蔵室温度の表示部であ
る。(11d)は冷凍室温度の表示部である。(14)は受光部
である。この受光部(14)は、光が透過し、裏側には光セ
ンサ(図示せず)が配置されている。
【0020】(21)は庫内灯モード切替ボタンである。こ
のボタンを押すと液晶表示部(11)に切替えたモードが記
号「KL,ST,NL」で表示される。「KL」は、回
転式扉(2)開放時に冷蔵庫周囲の明るさを光センサ(図示
せず)で検知し、一定値以上の明るさの場合は庫内灯(2
2)を点灯せず、一定値以下の明るさの場合は庫内灯(22)
を点灯するモードを表す。「ST」は、回転式扉(2)開
放時に庫内灯(22)が点灯し回転式扉(2)閉塞時に庫内灯
(22)が消灯するモードを表す。「NL」は、回転式扉
(2)の開閉に関わらず庫内灯(22)が点灯しないモードを
表す。
【0021】図4は、この冷凍冷蔵庫の機能ブロック図
である。図3と同一部分には同一符号を付している。
【0022】(14a)は光センサであり、図3の受光部の
背面側に設置されている。(15)はこの冷蔵庫を制御する
制御装置であり、マイクロコンピュータから成る。(16)
はコンプレッサ制御部である。(17)はファン制御部であ
る。(18)は冷蔵室の温度センサである。(19)は冷凍室の
温度センサである。(20)は回転式扉(2)の開閉を検出す
る扉開閉検出スイッチである。(22)は庫内灯の点灯、消
灯を制御する庫内灯制御部である。
【0023】制御装置(15)は、冷蔵庫周囲の明るさを光
センサ(14a)により検知し、明るさ調節ボタン(8)で選択
された一定値(ルクス)以上か以下かを判定し、庫内灯制
御部(22)を制御する。
【0024】制御装置(15)は、庫内灯モード切替ボタン
(21)で選択されたモードになるように庫内灯制御部(22)
を制御する。
【0025】制御装置(15)は、冷蔵室及び冷凍室の温度
を温度センサ(18,19)により検知し、冷蔵室及び冷凍室
の温度が所定の温度になるように、コンプレッサ制御部
(16)及びファン制御部(17)を制御する。
【0026】この所定の温度を、以下、運転制御用温度
と称する。
【0027】この運転制御用温度とは、通常は、使用者
が冷凍室温度設定ボタン(13)及び冷蔵室温度設定ボタン
(12)で設定した温度(設定温度)である。
【0028】周囲が明るく、且つ、運転セーブボタン
(9)によりセーブ運転モードが選択されている間は、こ
の冷凍室用の運転制御用温度とは、使用者が冷凍室温度
設定ボタン(13)で設定した温度より若干高めの温度(例
えば1度高く設定する)である。尚、冷蔵室用の運転制
御用温度は、冷蔵室温度設定ボタン(12)で設定した温度
(設定温度)であり、変更はない。
【0029】又、周囲が暗く、且つ、運転セーブボタン
(9)によりセーブ運転モードが選択されている間は、こ
の冷凍室用の運転制御用温度は、上述した明るい時に比
べて、更に若干高めの温度(例えば1度高く設定する)に
変更される。つまり、セーブ運転中で、周囲が暗く、且
つ、設定温度が低い場合には、冷凍室の運転制御用温度
は、設定温度より若干高めの温度(例えば2度高く設定
する)に設定される。しかし、セーブ運転中で、周囲が
暗く、且つ、設定温度がもともと高い場合は、セーブ運
転時と同じ温度に設定する。
【0030】尚、セーブ運転モード時は、周囲が暗いと
明るい場合に比べて、冷凍室の運転制御用温度を高く変
更したが、セーブ運転モード時以外は、周囲の明るさに
関係なく、運転制御用温度とは、使用者が冷凍室温度設
定ボタン(13)及び冷蔵室温度設定ボタン(12)で設定した
温度(設定温度)である。
【0031】使用者による操作について説明する。
【0032】使用者は、明るさ調節ボタン(8)により冷
蔵庫の周囲の明るさを検知する一定値(ルクス)を「30,4
0,50,60,70,80」の中から選択する。仮に60ルクスが選
択され、庫内灯モード切替ボタン(21)で「KL」が選択さ
れたとする。冷蔵庫の回転式扉(2)が開放された時に、
光センサ(14a)が冷蔵庫周囲の明るさを60ルクス以上と
検知した場合、制御装置(15)は庫内灯(22)を点灯しない
指示を庫内灯制御部(22)に送る。光センサ(14a)が冷蔵
庫周囲の明るさを60ルクス以下と検知した場合、制御装
置(15)は庫内灯(22)を点灯する指示を庫内灯制御部(22)
に送る。
【0033】使用者が、庫内灯モード切替ボタン(21)で
「ST」を選択したとする。この場合は冷蔵庫の周囲の明
るさに関わりなく通常の制御となる。すなわち、扉開閉
検出スイッチ(20)により回転式扉(2)が開放された時に
庫内灯(22)が点灯し、閉塞された時に庫内灯(22)が消灯
する指示を庫内灯制御部(22)に送る。
【0034】使用者が、庫内灯モード切替ボタン(21)で
「NL」を選択したとする。この場合は、冷蔵庫の周囲の
明るさや扉の開閉に関わらず庫内灯(22)を点灯しない指
示を庫内灯制御部(22)に送る。
【0035】使用者は、冷蔵室温度設定ボタン(12)及び
冷凍室温度設定ボタン(13)により、冷蔵室及び冷凍室の
温度を設定する。制御装置(15)は、この設定された温度
になるように、コンプレッサ制御部(16)及びファン制御
部(17)を制御する。
【0036】使用者が、運転セーブボタン(9)を押す
と、制御装置(15)により、表示LED(10)が点灯し、冷蔵
庫がセーブ運転モード中であることを示す。
【0037】このセーブ運転モードになると、冷凍室の
運転制御用温度を、冷凍室温度設定ボタン(13)で設定し
た温度(設定温度)に比べて、若干上げる(例えば1℃)。
更に、このセーブ運転モードにおいて、冷蔵庫の周囲
の明るさを光センサ(14a)で検知し、もし周囲が暗い場
合は、冷凍室の運転制御用温度を更に上げる(例えば1
℃)。ただし、冷蔵庫の周囲の明るさが暗い場合でも、
冷凍室の設定温度が高い場合には、冷凍室の制御用温度
を更に上げることは行わない。
【0038】図5を参照しつつ、運転制御用温度の設定
の一例を説明する。
【0039】まず、制御装置は、ステップS1で、冷蔵庫
がセーブ運転モード中であるか否かを判定する。
【0040】セーブ運転モード中でなければ、ステップ
S2で冷蔵室温度設定ボタン(12)及び冷凍室温度設定ボタ
ン(13)により設定済みの設定温度を運転制御用温度とす
る。
【0041】そして、ステップS3で冷蔵室及び冷凍室の
庫内温度が、この設定温度になるように、運転制御を行
う。つまり、冷蔵室及び冷凍室の温度を温度センサ(18,
19)により検知し、この冷蔵室及び冷凍室の温度が運転
制御用温度より高いと、コンプレッサ制御部(16)及びフ
ァン制御部(17)を制御して、この冷蔵室及び冷凍室の温
度を下げる。
【0042】また、ステップS1で、冷蔵庫がセーブ運転
モード中であれば、ステップS4で冷蔵室温度設定ボタン
(12)により設定済みの設定温度を冷蔵室用の運転制御用
温度とし、冷凍室温度設定ボタン(13)により設定済みの
設定温度より若干高い温度(例えば+1℃)を冷凍室用の
運転制御用温度とする。
【0043】ステップS5で、光センサ(14a)により冷蔵
庫の周囲の明暗を検出し、明かるい場合は、ステップS3
に進み、冷蔵室及び冷凍室の庫内温度が、この運転制御
用温度になるように、運転制御を行う。つまり、冷蔵室
及び冷凍室の温度を温度センサ(18,19)により検知し、
この冷蔵室及び冷凍室の温度が運転制御用温度より高い
と、コンプレッサ制御部(16)及びファン制御部(17)を制
御して、この冷蔵室及び冷凍室の温度を下げる。
【0044】また、ステップS5で、光センサ(14a)によ
り冷蔵庫の周囲の明暗を検出し、暗い場合は、ステップ
S6に進み、冷凍室用の運転制御温度を若干高めに変更
(例えば、1℃加算する)する。尚、このステップS5で、
冷蔵庫の周囲が暗い場合でも、冷凍室用の設定温度が元
々高ければ、冷凍室用の制御温度は変更しない。
【0045】例えば、冷凍室温度設定ボタン(13)によ
り、冷凍室の温度を-26℃に設定している場合、通常運
転時の明るい時の冷凍室用の制御温度は-26℃、通常運
転時の暗い時の冷凍室用の制御温度も-26℃、セーブ運
転モード時の明るい時の冷凍室用の制御温度は-25℃、
セーブ運転モード時の暗い時の冷凍室用の制御温度は-2
4℃である。
【0046】また、冷凍室温度設定ボタン(13)により、
冷凍室の温度を-19℃に設定している場合、通常運転時
の明るい時の冷凍室用の制御温度は-19℃、通常運転時
の暗い時の冷凍室用の制御温度も-19℃、セーブ運転モ
ード時の明るい時の冷凍室用の制御温度は-18℃、セー
ブ運転モード時の暗い時の冷凍室用の運転制御温度も-1
8℃である。
【0047】尚、この実施態様では、周囲の明るさによ
り、セーブ運転モード中の冷凍室の運転制御用温度のみ
を変更した。実用的には、冷凍室だけでも十分効果があ
るが、冷凍室と冷蔵室の両方の運転制御用温度を変更す
るようにしてもよい。
【0048】又、この実施態様では、設定温度が予め高
く設定されている場合は、セーブ運転モードによる運転
制御用温度の変更のみを行い、周囲の明暗に基づく運転
制御用温度の変更を中止したが、本願は、別にこれに限
定されるわけではない。例えば、設定温度が予め高く設
定されている場合は、セーブ運転モードにおいても、運
転制御用温度の変更を中止しても良い。又、設定温度に
応じて、周囲が暗い場合の運転制御温度の上昇幅を変更
しても良い。
【0049】また、この実施態様では、扉の開閉に関係
なく、運転制御用温度を設定したが、冷蔵庫の扉の開閉
に基づいて、制御用温度を変更してもよい。例えばセー
ブ運転モード中に扉が開閉されると、所定時間(例えば6
0分間)の間、セーブ運転を止め、通常運転(設定温度を
制御温度とする)を行っても良い。そして、扉の最後の
開閉から、所定時間(例えば60分間)経過しても扉の開閉
が無く、且つ、この冷蔵庫がセーブ運転モードに設定さ
れている場合は、冷凍室の制御用温度を元に戻して、セ
ーブ運転を行う。
【0050】図6を参照しつつ、庫内灯モード切換えの
一例を説明する。
【0051】まず、制御装置は、ステップS1で、庫内灯
モードが「KL」モード中であるか否かを判定する。
【0052】「KL」モード中でなければ、ステップS2で
庫内灯モードが「ST」モード中であるか否かを判定す
る。「ST」モード中でなければ、ステップS3で庫内灯(2
2)を点灯しない制御をする。
【0053】又、ステップS2で庫内灯モードが「ST」モ
ード中であれば、ステップS4で扉開閉検出スイッチ(20)
から回転式扉(2)の開閉状態を検出する。回転式扉(2)が
閉じた状態であれば庫内灯(22)を点灯しない制御をす
る。回転式扉(2)が開いた状態であればステップS5で庫
内灯(22)を点灯する制御をする。
【0054】そして、ステップS6で扉開閉検出スイッチ
(20)から回転式扉(2)の開閉状態を検出し、回転式扉(2)
が閉じた状態であれば庫内灯(22)を点灯しない制御をす
る。開いた状態であれば庫内灯(22)を継続して点灯する
制御をする。
【0055】また、ステップ1で庫内灯モードが「KL」
モード中であれば、ステップ7で明るさ調節ボタン(8)で
設定された数値(ルクス)を冷蔵庫周囲の明るさを判定す
る一定値(ルクス)とする。
【0056】ステップ8で、扉開閉検出スイッチ(20)か
ら回転式扉(2)の開閉状態を検出し、回転式扉(2)が閉じ
た状態であれば庫内灯(22)を点灯しない制御をする。回
転式扉(2)が開いた状態であれば、光センサ(14a)にて冷
蔵庫周囲の明るさがステップ7で設定した一定値(ルク
ス)以上であるか否かを判定する。一定値(ルクス)以下
であれば、ステップS5で庫内灯(22)を点灯する制御とな
る。一定値(ルクス)以上であれば、ステップS10で庫内
灯(22)を点灯しない制御となる。
【0057】そして、ステップS11で扉開閉検出スイッ
チ(20)から回転式扉(2)の開閉状態を検出し、回転式扉
(2)が閉じた状態であれば庫内灯(22)を点灯しない制御
となり、開いた状態であれば庫内灯(22)を継続して点灯
する制御となる。
【0058】ところで、上述の様にに周囲の明るさによ
り、庫内灯の点灯を制御する場合、扉の開成により、光
センサが検知する明るさが変動する場合がある。このた
め、開成時に一度検知し、再び閉じられるまでは、開成
時の検知結果に基づく点灯制御を維持するようにしても
よい。また、一定値を変更するようにしてもよい。つま
り、開成時に周囲の明るさが一定値(ルクス)以下であれ
ば、点灯し、且つ、扉が開いた状態のままであれば、こ
の一定値(ルクス)より10ルクス以上周囲が明るくなる
と、消灯するようにしておよい。また、反対に、開成時
に周囲の明るさが一定値(ルクス)以上であれば、点灯せ
ず、且つ、扉が開いた状態のままであれば、この一定値
(ルクス)より10ルクス以上周囲が暗くなると、点灯す
るようにしておよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、冷
蔵庫の扉を開けた時に、冷蔵庫に設置された光センサが
冷蔵庫の周囲の明るさを検知し、使用者があらかじめ設
定した明るさ(ルクス)以上であれば庫内灯を点灯しない
モード(KL)で節電を図ることが出来る。
【0060】また、本発明は、使用者自身が明るさを判
断する一定値(ルクス)を設定することが出来るので、冷
蔵庫の設置環境の違いや、個人差による明るささの感覚
の違いを容易に調節することが出来る。
【0061】また、本発明は、明るさ調節ボタンを備え
たので、明るさを判断する一定値(ルクス)を容易に設定
することが出来る。
【0062】また、本発明は、明るさを判断する一定値
(ルクス)を設定することが煩わしいと感じる人や冷蔵庫
の開閉に合わせた庫内灯の点灯消灯方式で満足できる人
には、通常の庫内灯モード(ST)を提供できる。更に、
節電のために庫内灯の点灯は一切不要という人には、扉
の開閉に関係なく庫内灯が消灯しているモード(NL)を
提供できる。
【0063】また、本発明は、庫内灯モード切換えボタ
ンを備えたので、3つのモード(KL、ST、NL)を容
易に選択することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の冷凍冷蔵庫の正面図であ
る。
【図2】冷蔵室の扉を除く正面図である。
【図3】コントロールパネルを示す図である。
【図4】機能ブロック図である。
【図5】動作を説明するための図である。
【図6】動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 冷凍冷蔵庫 2 回転式扉 3,4,5,6 引出し扉 7 コントロールパネル 8 明るさ調節ボタン 9 運転セーブボタン 11 液晶表示部 12 冷蔵室温度設定ボタン 13 冷凍室温度設定ボタン 14 受光部 14a光センサ 15 制御装置 21 庫内灯モード切換えボタン(切換え手段) 22 庫内灯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体内に構成した貯蔵室を冷却する
    と共に、この貯蔵室の開口は扉により開閉自在に閉塞さ
    れ、この貯蔵室内を照射する庫内灯と、冷蔵庫周囲の明
    るさを検知する光センサとを備えた冷蔵庫において、 扉開放時に冷蔵庫周囲の明るさを光センサで検知し、一
    定値以上の明るさの場合は庫内灯を点灯せず、一定値以
    下の明るさの場合は庫内灯を点灯することを特徴とする
    冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 光センサが検知する一定値を任意に変更
    できる調節装置を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 断熱箱体内に構成した貯蔵室を冷却する
    と共に、この貯蔵室の開口は扉により開閉自在に閉塞さ
    れ、この貯蔵室内を照射する庫内灯を備えた冷蔵庫にお
    いて、 扉開放時に庫内灯が点灯し扉閉塞時に庫内灯が消灯する
    モードと、扉の開閉に関わらず庫内灯が点灯しないモー
    ドとを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 断熱箱体内に構成した貯蔵室を冷却する
    と共に、この貯蔵室の開口は扉により開閉自在に閉塞さ
    れ、この貯蔵室内を照射する庫内灯と、冷蔵庫周囲の明
    るさを検知する光センサとを備えた冷蔵庫において、 扉開放時に冷蔵庫周囲の明るさが一定値以上の場合は庫
    内灯を点灯せず、一定値以下の場合は庫内灯を点灯する
    モードと、 扉開放時に、冷蔵庫周囲の明るさに関係なく、前記庫内
    灯が点灯するモードと、 扉開放時に、前記庫内灯が点灯しないモードとを備えた
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記複数のモードを切り替える切換え手
    段を備えたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記
    載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記扉の閉塞時に前記庫内灯が消灯状態
    となることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか
    1項に記載の冷蔵庫。
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