JP2001349449A - 一軸型バルブ - Google Patents
一軸型バルブInfo
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- JP2001349449A JP2001349449A JP2000166284A JP2000166284A JP2001349449A JP 2001349449 A JP2001349449 A JP 2001349449A JP 2000166284 A JP2000166284 A JP 2000166284A JP 2000166284 A JP2000166284 A JP 2000166284A JP 2001349449 A JP2001349449 A JP 2001349449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 長期間にわたってハンドルを軽快に操作して
吐水と止水とを行うことができる一軸型バルブを提供す
る。 【解決手段】 ハウジング１０内に同軸状に可動弁体１
２と固定弁体１４とが配置されている。ハンドル１６を
操作することにより可動弁体１２が回動し、該可動弁体
１２にホルダ２６を介して保持されたスリップラバー２
８が固定弁体１４の外周面に沿って摺動する。固定弁体
１４とそれに外嵌したガイドスリーブ４０に開口４２，
４４が設けられており、これらの開口４２，４４がスリ
ップラバー２８によって開閉される。
吐水と止水とを行うことができる一軸型バルブを提供す
る。 【解決手段】 ハウジング１０内に同軸状に可動弁体１
２と固定弁体１４とが配置されている。ハンドル１６を
操作することにより可動弁体１２が回動し、該可動弁体
１２にホルダ２６を介して保持されたスリップラバー２
８が固定弁体１４の外周面に沿って摺動する。固定弁体
１４とそれに外嵌したガイドスリーブ４０に開口４２，
４４が設けられており、これらの開口４２，４４がスリ
ップラバー２８によって開閉される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、洗濯機用
水栓や散水栓等に用いられるバルブに係り、詳しくは、
筒状のハウジング内に該ハウジングと同軸的に弁体が配
置され、該弁体を軸心線回りに回動させて吐出及び吐出
停止を行う一軸型バルブに関する。
水栓や散水栓等に用いられるバルブに係り、詳しくは、
筒状のハウジング内に該ハウジングと同軸的に弁体が配
置され、該弁体を軸心線回りに回動させて吐出及び吐出
停止を行う一軸型バルブに関する。
【０００２】
【従来の技術】筒状のハウジング内に該ハウジングと同
軸的に弁体が配置され、該弁体を軸心線回りに回動させ
て吐出及び吐出停止を行う一軸型バルブの従来例として
は、該ハウジング内に１対のセラミックディスク弁を配
置したものが市販されている。
軸的に弁体が配置され、該弁体を軸心線回りに回動させ
て吐出及び吐出停止を行う一軸型バルブの従来例として
は、該ハウジング内に１対のセラミックディスク弁を配
置したものが市販されている。
【０００３】この１対のセラミックディスク弁には開口
又は切欠が設けられ、一方のセラミックディスク弁はハ
ウジングに固定され、他方のセラミックディスク弁は該
一方のセラミックディスク弁に対し摺動自在に重ね合わ
されている。これらのディスク弁は、そのディスク面が
ハウジングの軸心線方向と直交方向に配置されている。
可動側のセラミックディスク弁を回動させて上記の開口
又は切欠を合致させると吐水し、合致させないように回
すと止水される。
又は切欠が設けられ、一方のセラミックディスク弁はハ
ウジングに固定され、他方のセラミックディスク弁は該
一方のセラミックディスク弁に対し摺動自在に重ね合わ
されている。これらのディスク弁は、そのディスク面が
ハウジングの軸心線方向と直交方向に配置されている。
可動側のセラミックディスク弁を回動させて上記の開口
又は切欠を合致させると吐水し、合致させないように回
すと止水される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】セラミックディスク弁
は、一般にセラミックディスク弁同士の摺動抵抗が大き
い。この摺動抵抗を小さくするためにディスク弁同士の
重なり面にグリースを塗着しているが、長期間使用して
いるとグリースが流失し、摺動抵抗が上昇する。特に、
給水圧が高いと、この摺動抵抗が大きくなる。
は、一般にセラミックディスク弁同士の摺動抵抗が大き
い。この摺動抵抗を小さくするためにディスク弁同士の
重なり面にグリースを塗着しているが、長期間使用して
いるとグリースが流失し、摺動抵抗が上昇する。特に、
給水圧が高いと、この摺動抵抗が大きくなる。
【０００５】本発明はこのような問題点が無く、常に軽
快にハンドルを操作することができる一軸型バルブを提
供することを目的とする。
快にハンドルを操作することができる一軸型バルブを提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の一軸型バルブ
は、筒状のハウジング内に該ハウジングと同軸的に弁体
が配置され、該弁体を軸心線回りに回動させて吐出及び
吐出停止を行う一軸型バルブにおいて、該弁体は、筒状
の第１の弁体と、該第1の弁体の外周に配置された第２
の弁体とからなり、一方の弁体が固定配置され、他方の
弁体がハンドルによって回動され、少なくとも一方の弁
体の周面に設けられた流通用の開口が該他方の弁体の回
動によって開閉されて吐出及び吐出停止が行われること
を特徴とするものである。
は、筒状のハウジング内に該ハウジングと同軸的に弁体
が配置され、該弁体を軸心線回りに回動させて吐出及び
吐出停止を行う一軸型バルブにおいて、該弁体は、筒状
の第１の弁体と、該第1の弁体の外周に配置された第２
の弁体とからなり、一方の弁体が固定配置され、他方の
弁体がハンドルによって回動され、少なくとも一方の弁
体の周面に設けられた流通用の開口が該他方の弁体の回
動によって開閉されて吐出及び吐出停止が行われること
を特徴とするものである。
【０００７】かかる一軸型バルブは、同軸状に配置され
た筒状の弁体を有するものであり、セラミックディスク
弁に比べて摺動抵抗が小さく、軽快にハンドルを操作す
ることができる。
た筒状の弁体を有するものであり、セラミックディスク
弁に比べて摺動抵抗が小さく、軽快にハンドルを操作す
ることができる。
【０００８】本発明の一態様にあっては、第１の弁体
は、筒状の固定弁体であり、その筒軸方向の後端側が隔
壁によって閉鎖され、該隔壁よりも前方の周面に前記流
通用の開口が設けられており、第２の弁体は該固定弁体
の外側に配置された可動弁体である。
は、筒状の固定弁体であり、その筒軸方向の後端側が隔
壁によって閉鎖され、該隔壁よりも前方の周面に前記流
通用の開口が設けられており、第２の弁体は該固定弁体
の外側に配置された可動弁体である。
【０００９】かかる構成の一軸型バルブにあっては、可
動弁体に例えばセレーション結合等によりハンドルを連
結し、該ハンドルによって可動弁体を軽快に回動させる
ことができる。
動弁体に例えばセレーション結合等によりハンドルを連
結し、該ハンドルによって可動弁体を軽快に回動させる
ことができる。
【００１０】この場合、固定弁体の後端が前記ハウジン
グの後端の流入口の内周面に螺着されており、該固定弁
体の該隔壁よりも後方の周面に連通口が設けられてお
り、該固定弁体の外周と前記ハウジングとの間に形成さ
れた室に該連通口が臨んでおり、該室と前記流通用開口
との連通が前記可動弁体の回動により断続されることが
好ましい。このようにすれば、固定弁体とハウジングと
の連結が強固であり、バルブの強度、耐久性が良好であ
る。
グの後端の流入口の内周面に螺着されており、該固定弁
体の該隔壁よりも後方の周面に連通口が設けられてお
り、該固定弁体の外周と前記ハウジングとの間に形成さ
れた室に該連通口が臨んでおり、該室と前記流通用開口
との連通が前記可動弁体の回動により断続されることが
好ましい。このようにすれば、固定弁体とハウジングと
の連結が強固であり、バルブの強度、耐久性が良好であ
る。
【００１１】また、この場合、可動弁体の内周面に該可
動弁体と一体に回動するスリップラバーが設けられてお
り、該スリップラバーは該固定弁体の外周面に沿って移
動自在であり、該可動弁体の回動により該スリップラバ
ーが前記開口を覆った位置と該開口から退避した位置と
をとる構成とすることが好ましい。このスリップラバー
は、摺動抵抗が小さく、ハンドル操作トルクが小さくて
済む。このスリップラバーの外周面に給水圧等を加える
ように圧力伝達路を設けることにより、止水性が格段に
向上する。
動弁体と一体に回動するスリップラバーが設けられてお
り、該スリップラバーは該固定弁体の外周面に沿って移
動自在であり、該可動弁体の回動により該スリップラバ
ーが前記開口を覆った位置と該開口から退避した位置と
をとる構成とすることが好ましい。このスリップラバー
は、摺動抵抗が小さく、ハンドル操作トルクが小さくて
済む。このスリップラバーの外周面に給水圧等を加える
ように圧力伝達路を設けることにより、止水性が格段に
向上する。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第１図は実施の形態に係る
一軸型バルブの吐水状態における縦断面図、第２図は第
１図のII−II線に沿う断面図、第３図はこの一軸型バル
ブの止水状態における縦断面図、第４図はこの一軸型バ
ルブのハンドル及び吐水管を取り除いた状態の平面図、
第５図は第１図のV−V線に沿う断面図、第６図は第３図
のVI−VI線に沿う断面図、第７図は第１図のVII−VII線
に沿う断面図である。
施の形態について説明する。第１図は実施の形態に係る
一軸型バルブの吐水状態における縦断面図、第２図は第
１図のII−II線に沿う断面図、第３図はこの一軸型バル
ブの止水状態における縦断面図、第４図はこの一軸型バ
ルブのハンドル及び吐水管を取り除いた状態の平面図、
第５図は第１図のV−V線に沿う断面図、第６図は第３図
のVI−VI線に沿う断面図、第７図は第１図のVII−VII線
に沿う断面図である。
【００１３】この一軸型バルブは、筒状のハウジング１
０と、該ハウジング１０内に配置された筒状の可動弁体
１２と、該可動弁体１２内に配置された固定弁体１４
と、該可動弁体１２に対しセレーション１２ａを介して
結合されたハンドル１６と、固定弁体１４に対しユニオ
ンナット１８によって回動可能に連結された吐水管２０
とを備えて構成されている。なお、可動弁体１２とハン
ドル１６との間にはＯリング１７が介在されている。ま
た、固定弁体１４と吐水管２０との間にはＵパッキン２
２が介在されている。符号２４はこのＵパッキン２２の
押さえ部材を示す。
０と、該ハウジング１０内に配置された筒状の可動弁体
１２と、該可動弁体１２内に配置された固定弁体１４
と、該可動弁体１２に対しセレーション１２ａを介して
結合されたハンドル１６と、固定弁体１４に対しユニオ
ンナット１８によって回動可能に連結された吐水管２０
とを備えて構成されている。なお、可動弁体１２とハン
ドル１６との間にはＯリング１７が介在されている。ま
た、固定弁体１４と吐水管２０との間にはＵパッキン２
２が介在されている。符号２４はこのＵパッキン２２の
押さえ部材を示す。
【００１４】なお、可動弁体１２は、その後部側がハウ
ジング１０内に配置され、前部側が該ハウジング１０の
前方に露出している。そして、この露出した部分の外周
面にセレーション１２ａが設けられ、ハンドル１６の基
端側の貫通孔内周面に設けられたセレーションが該セレ
ーション１２ａと係合している。
ジング１０内に配置され、前部側が該ハウジング１０の
前方に露出している。そして、この露出した部分の外周
面にセレーション１２ａが設けられ、ハンドル１６の基
端側の貫通孔内周面に設けられたセレーションが該セレ
ーション１２ａと係合している。
【００１５】ハウジング１０の後部には、該ハウジング
１０をエルボ等にねじ込むための雄ネジ１０ａが設けら
れている。このハウジング１０の後端には流入口３０が
開口している。この流入口３０の内周面に、固定弁体１
４の後端側がねじ込まれている。符号３２は、この固定
弁体１４の後端側の流入口を示す。
１０をエルボ等にねじ込むための雄ネジ１０ａが設けら
れている。このハウジング１０の後端には流入口３０が
開口している。この流入口３０の内周面に、固定弁体１
４の後端側がねじ込まれている。符号３２は、この固定
弁体１４の後端側の流入口を示す。
【００１６】固定弁体１４の後部外周面とハウジング１
０との間には、水室３６が設けられており、この水室３
６は固定弁体１４の後部外周面に設けられた連通口３４
を介して流入口３２に連通している。
０との間には、水室３６が設けられており、この水室３
６は固定弁体１４の後部外周面に設けられた連通口３４
を介して流入口３２に連通している。
【００１７】固定弁体１４には、この流入口３２と流出
室４６とを隔てるように隔壁４８が設けられている。こ
の隔壁４８は、筒状の固定弁体１４の筒軸心線方向と直
交方向に延在している。
室４６とを隔てるように隔壁４８が設けられている。こ
の隔壁４８は、筒状の固定弁体１４の筒軸心線方向と直
交方向に延在している。
【００１８】この隔壁４８付近よりも前方側の固定弁体
１４外周面に筒状のガイドスリーブ４０が嵌合されてい
る。固定弁体１４とガイドスリーブ４０には、該固定弁
体１４内の流出室４６と、水室３６とを連通するために
開口４４と、開口４２が設けられている。これらの開口
４４，４２は互いに重なり合う位置関係となっている。
１４外周面に筒状のガイドスリーブ４０が嵌合されてい
る。固定弁体１４とガイドスリーブ４０には、該固定弁
体１４内の流出室４６と、水室３６とを連通するために
開口４４と、開口４２が設けられている。これらの開口
４４，４２は互いに重なり合う位置関係となっている。
【００１９】可動弁体１２の周面からは、第５，６図に
示す通り、凸条１２ｂが突設されている。この凸条１２
ｂは、筒状の可動弁体１２の筒軸心線方向と平行方向に
延在している。凸条１２ｂは合計４個（２対）設けられ
ており、１対の凸条１２ｂ同士の間に円弧形断面形状の
ホルダ２６が配置され、このボルダ２６の内周面に沿っ
て円弧形断面形状のスリップラバー２８が設けられてい
る。このスリップラバー２８は、円筒状の前記ガイドス
リーブ４０の外周面に沿って摺動可能とされている。
示す通り、凸条１２ｂが突設されている。この凸条１２
ｂは、筒状の可動弁体１２の筒軸心線方向と平行方向に
延在している。凸条１２ｂは合計４個（２対）設けられ
ており、１対の凸条１２ｂ同士の間に円弧形断面形状の
ホルダ２６が配置され、このボルダ２６の内周面に沿っ
て円弧形断面形状のスリップラバー２８が設けられてい
る。このスリップラバー２８は、円筒状の前記ガイドス
リーブ４０の外周面に沿って摺動可能とされている。
【００２０】なお、ホルダ２６の外周面と可動弁体１２
の内周面との間には若干の隙間が設けられ、水室３６内
の水圧がこの隙間と、ホルダ２６に設けられた水圧伝達
口５２を介してスリップラバー２８の外周面に加えられ
るように構成されている。この押圧力によりスリップラ
バー２８がガイドスリーブ４０の外周面に水密的に押し
付けられる。
の内周面との間には若干の隙間が設けられ、水室３６内
の水圧がこの隙間と、ホルダ２６に設けられた水圧伝達
口５２を介してスリップラバー２８の外周面に加えられ
るように構成されている。この押圧力によりスリップラ
バー２８がガイドスリーブ４０の外周面に水密的に押し
付けられる。
【００２１】なお、第７図に明示の通り、固定弁体１４
の前部外周面には、周回溝６０が設けられており、この
周回溝６０にストッパ５８が挿入配置されている。この
ストッパ５８には、その外周の一部から突出する凸部５
８ａを備えている。可動弁体１２の内周面には、その周
方向の約９０°の範囲にわたって延在する円弧状溝６２
が設けられており、凸部５８ａはこの円弧状溝６２内に
挿入されている。可動弁体１２及びハンドル１６は、こ
の凸部５８ａが円弧状溝６２内の一端から他端まで移動
する範囲、即ち、第７図のθで示す範囲のみを回動し得
るようになっている。
の前部外周面には、周回溝６０が設けられており、この
周回溝６０にストッパ５８が挿入配置されている。この
ストッパ５８には、その外周の一部から突出する凸部５
８ａを備えている。可動弁体１２の内周面には、その周
方向の約９０°の範囲にわたって延在する円弧状溝６２
が設けられており、凸部５８ａはこの円弧状溝６２内に
挿入されている。可動弁体１２及びハンドル１６は、こ
の凸部５８ａが円弧状溝６２内の一端から他端まで移動
する範囲、即ち、第７図のθで示す範囲のみを回動し得
るようになっている。
【００２２】このように構成された一軸型バルブにおい
ては、ハンドル１６を第１，２，５図に示す状態に回動
させると、流入口３０、流入口３２、連通口３４、水室
３６、開口４２，４４、流出室４６、吐水管２０、吐水
口５０の順に水が流れ、吐水が行われる。
ては、ハンドル１６を第１，２，５図に示す状態に回動
させると、流入口３０、流入口３２、連通口３４、水室
３６、開口４２，４４、流出室４６、吐水管２０、吐水
口５０の順に水が流れ、吐水が行われる。
【００２３】ハンドル１６を９０°回すと、第３図及び
第６図のようにスリップラバー２８が開口４２を覆う位
置をしめるようになり、この一軸型バルブが止水状態と
なる。
第６図のようにスリップラバー２８が開口４２を覆う位
置をしめるようになり、この一軸型バルブが止水状態と
なる。
【００２４】この一軸型バルブは、スリップラバー２８
がガイドスリーブ４０の外周面に沿って摺動するもので
あり、従来のようにセラミックディスクを摺動させるタ
イプの一軸型バルブに比べてハンドル１６の操作トルク
が極めて小さなものとなる。また、長期間使用してもこ
の操作トルクが増大することもない。
がガイドスリーブ４０の外周面に沿って摺動するもので
あり、従来のようにセラミックディスクを摺動させるタ
イプの一軸型バルブに比べてハンドル１６の操作トルク
が極めて小さなものとなる。また、長期間使用してもこ
の操作トルクが増大することもない。
【００２５】
【発明の効果】以上の通り、本発明の一軸型バルブによ
ると、長期間にわたってハンドルを常に軽快に操作し、
吐出及び吐出停止させることが可能である。
ると、長期間にわたってハンドルを常に軽快に操作し、
吐出及び吐出停止させることが可能である。
【図１】実施の形態に係る一軸型バルブの吐水状態の縦
断面図である。
断面図である。
【図２】図１のII−II線に沿う断面図である。
【図３】実施の形態に係る一軸型バルブの止水状態の縦
断面図である。
断面図である。
【図４】実施の形態に係る一軸型バルブのハンドル及び
吐水管を取り除いた状態の平面図である。
吐水管を取り除いた状態の平面図である。
【図５】図１のV−V線に沿う断面図である。
【図６】図３のVI−VI線に沿う断面図である。
【図７】図１のVII−VII線に沿う断面図である。
１０ ハウジング １２ 可動弁体 １４ 固定弁体 １６ ハンドル ２０ 吐水管 ２６ ホルダ ２８ スリップラバー ３０，３２ 流入口 ３４ 連通口 ３６ 水室 ４２，４４ 開口 ４６ 流出室 ５２ 水圧伝達口 ５８ ストッパ
Claims (5)
- 【請求項１】 筒状のハウジング内に該ハウジングと同
軸的に弁体が配置され、該弁体を軸心線回りに回動させ
て吐出及び吐出停止を行う一軸型バルブにおいて、 該弁体は、筒状の第１の弁体と、該第1の弁体の外周に
配置された第２の弁体とからなり、一方の弁体が固定配
置され、他方の弁体がハンドルによって回動され、少な
くとも一方の弁体の周面に設けられた流通用の開口が該
他方の弁体の回動によって開閉されて吐出及び吐出停止
が行われることを特徴とする一軸型バルブ。 - 【請求項２】 請求項１において、第１の弁体は、筒状
の固定弁体であり、その筒軸方向の後端側が隔壁によっ
て閉鎖され、該隔壁よりも前方の周面に前記流通用の開
口が設けられており、 第２の弁体は該固定弁体の外側に配置された可動弁体で
あることを特徴とする一軸型バルブ。 - 【請求項３】 請求項２において、該固定弁体の後端が
前記ハウジングの後端の流入口の内周面に螺着されてお
り、 該固定弁体の該隔壁よりも後方の周面に連通口が設けら
れており、 該固定弁体の外周と前記ハウジングとの間に形成された
室に該連通口が臨んでおり、 該室と前記流通用開口との連通が前記可動弁体の回動に
より断続されることを特徴とする一軸型バルブ。 - 【請求項４】 請求項３において、該可動弁体の内周面
に該可動弁体と一体に回動するスリップラバーが設けら
れており、 該スリップラバーは該固定弁体の外周面に沿って移動自
在であり、 該可動弁体の回動により該スリップラバーが前記開口を
覆った位置と該開口から退避した位置とをとることを特
徴とする一軸型バルブ。 - 【請求項５】 請求項４において、前記スリップラバー
の外周面に前記室からの流体圧力を伝達する圧力伝達路
が設けられていることを特徴とする一軸型バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000166284A JP4193333B2 (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 一軸型バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000166284A JP4193333B2 (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 一軸型バルブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001349449A true JP2001349449A (ja) | 2001-12-21 |
| JP4193333B2 JP4193333B2 (ja) | 2008-12-10 |
Family
ID=18669625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000166284A Expired - Fee Related JP4193333B2 (ja) | 2000-06-02 | 2000-06-02 | 一軸型バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4193333B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009014128A1 (ja) * | 2007-07-25 | 2009-01-29 | Daikin Industries, Ltd. | スクロール圧縮機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107090698B (zh) * | 2016-02-18 | 2020-11-20 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种洗衣机排水泵及洗衣机 |
-
2000
- 2000-06-02 JP JP2000166284A patent/JP4193333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009014128A1 (ja) * | 2007-07-25 | 2009-01-29 | Daikin Industries, Ltd. | スクロール圧縮機 |
| US8622723B2 (en) | 2007-07-25 | 2014-01-07 | Daikin Industries, Ltd. | Scroll compressor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4193333B2 (ja) | 2008-12-10 |
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