JP2001349336A - 弾性軸継手 - Google Patents

弾性軸継手

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JP2001349336A
JP2001349336A JP2001110602A JP2001110602A JP2001349336A JP 2001349336 A JP2001349336 A JP 2001349336A JP 2001110602 A JP2001110602 A JP 2001110602A JP 2001110602 A JP2001110602 A JP 2001110602A JP 2001349336 A JP2001349336 A JP 2001349336A
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joint according
annular
longitudinal axis
casting
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JP2001110602A
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Gerhard Kirschey
ゲールハルト・キルシヤイ
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Centa Antriebe Kirschey GmbH
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Centa Antriebe Kirschey GmbH
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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/50Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members
    • F16D3/72Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D2300/02Overheat protection, i.e. means for protection against overheating
    • F16D2300/021Cooling features not provided for in group F16D13/72 or F16D25/123, e.g. heat transfer details
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い出力を伝達できるにもかかわらず経済的
に安価に製造される継手構造を提案する。 【構成】 弾性軸継手10は、同軸的に設けられる一体
のほぼV字状の少なくとも2つの継手体11を持ち、こ
れらの継手体のほぼ軸線方向外方へ向く環状面11aが
加硫により接続フランジ12;13に結合され、その軸
線方向内方へ向く環状面11bが、加硫により金属の内
側環状体に結合され、内側環状体が互いに相対回転しな
いように互いに結合されている。本発明によれば、外側
接続フランジ12;13が、平らな環状板により形成さ
れ、内側環状体が、ほぼV字状縦断面の一体の鋳造体2
9の円錐の又は円錐状に設けられる環状板35により形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸的に設けられ
る一体のほぼV字状の少なくとも2つの継手体を持ち、
これらの継手体のほぼ軸線方向外方へ向く環状面が加硫
により接続フランジに結合され、その軸線方向内方へ向
く環状面が、加硫により金属の内側環状体に結合され、
内側環状体が互いに相対回転しないように互いに結合さ
れている、弾性軸継手に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の軸継手は多数の実施形態で公知
である。動力伝達系の構成部分として軸継手は、デイー
ゼル機関等のような駆動装置のトルク及び出力を従動装
置例えば発電機へ伝達するという役割を持っている。そ
の際継手は、力の伝達のほかに、駆動装置によるトルク
ピークを相殺して、駆動される装置の均一な回転を得る
という役割を持っている。
【0003】本発明の基礎となっている継手の使用が限
定されているのではない特に船舶駆動装置に対しては、
高い出力が要求される。これらの出力は一般に、非常に
費用をかけて構成される継手を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、高い出力を伝達できるにもかかわらず経済的に安価
に製造される継手構造を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を請求
項1の特徴により解決し、従って外側接続フランジが、
平らな環状板により形成され、内側環状体が、ほぼV字
状縦断面の一体の鋳造体の円錐の又は円錐状に設けられ
る環状板により形成されていることを、特徴としてい
る。
【0006】外側接続フランジのために平らな環状板を
使用することによって、継手の製造が非常に安価にな
る。環状板は、例えばレーザ切断法又はプラズマ切断法
で、大きい材料厚さでも、従って高い出力伝達に適した
方法で、著しく安価に切断される。その他の変形は必要
でない。
【0007】継手の高い安定性及びそれに伴う大きい出
力の伝達への適合のために、弾性継手体の間に設けられ
る鋳造体が役立つ。鋳造体はなるべくアルミニウム鋳物
から成るか、又は軽金属合金から成る鋳造体であっても
よい。アルミニウムは特別に軽い材料であり、特によい
熱伝導率の点ですぐれ、その結果更に後述するように、
継手の冷却に寄与するための鋳造体の特別な適性が得ら
れる。しかしそのために、ほかの金属材料が良好な熱伝
導率を持っている限り、これらの金属材料も当然適して
いる。
【0008】特に僅かな出力要求に対して、継手体も鋳
造体もそれぞれ一体に環状に構成することができる。そ
れにもかかわらず鋳造体もゴム弾性継手体も公知のよう
に分割して設けることも可能であり、一層高い出力を伝
達するための一層大きい継手にとって有意義である。扇
形に分割される継手は、継手の周囲にわたって分布され
る4つの扇形をもつことができる。その場合各扇形は、
それぞれ2つの一体な弾性継手体扇形及び鋳造体扇形を
含むことになる。
【0009】好ましい実施形態によれば、鋳造体の横中
心面が継手の縦軸線に対して直角に延び、環状板が少な
くともその主要な半径方向長さにわたって縦軸線に対し
角をなして傾斜して、継手の縦断面で見て、環状板が継
手の縦軸線の方へ開く角をなしている。特に全断面にわ
たって均一なせん断応力分布を考慮して、弾性体の最適
な応力は、鋳造体の横中心面が継手の縦軸線に対して直
角に延び、環状板が少なくともその主要な半径方向長さ
にわたって縦軸線に対し角をなして傾斜して、継手の縦
断面で見て、環状板が継手の縦軸線の方へ開く角をなし
ている。
【0010】本発明の展開により、縦軸線の方へ開く角
の頂点範囲に、環状板の間の空気出口開口が存在するこ
とによって、中心の鋳造体が継手の冷却に利用される。
継手の縦断面で見て、環状板がV字状に延びているた
め、内側に少なくとも1つの空気入口開口が生じるの
で、継手の運転中に遠心力により送られる周囲空気は、
鋳造体の内側空所を通って内から外へ流れ、継手を冷却
することができる。継手の安定性を高めるため、環状板
はなるべく補強ひれを介して互いに結合されている。
【0011】空気を通される鋳造体により行われる内部
換気は、弾性継手体に通風貫通孔及び通風穴をまっすぐ
に開ける従来の冷却用解決策に対して、著しい利点を持
っている。しかし本発明により鋳造体のみが通風に利用
されることによって、弾性継手体が弱められることはな
い。継手体は貫通孔を持っていないので、継手体に危険
な応力ピークも生じない。
【0012】扇形に分割される継手の場合支持環が設け
られ、鋳造体の外側から半径方向に支持環へねじ込み可
能なねじにより、鋳造体が支持環に締付け可能である。
この支持環及びこの支持体と各鋳造体とのねじ結合は、
遠心力に対して鋳造体扇形を安全にし、扇形の傾斜を防
止する。
【0013】本発明の別の構成では、支持環が、支持環
の設けられている範囲で、鋳造体の環状板の間隔より狭
い。こうして支持環と内側環状板との間に空気入口開口
を設け、これらの空気入口開口を通して冷却空気鋳造体
の内側空所へ入ることができる。
【0014】補強ひれが、継手の縦軸線の方を向く内側
端面に、支持環をはまり合いで受入れる溝を持ち、それ
により簡単に固定的な結合が保証される。
【0015】並列に接続される継手体を持つ継手の場
合、支持環が、駆動フランジに相対回転しないように結
合されるボスの構成部分である。
【0016】環状板が、継手の縦軸線に対してほぼ直角
に向けられる半径方向内側部分に配置を行うことができ
る。それによりこの内側の環範囲に、弾性継手体の高い
負荷能力が生じる。
【0017】一般の場合であるが、デイーゼル機関等の
ような駆動装置の円板はずみ車への接続に継手が用いら
れる場合、継手要素の冷却の観点から、更に本発明によ
れば、円板はずみ車と付属する接続フランジとの間に、
円板はずみ車と接続フランジとの間に少なくとも1つの
通風間隙を形成する少なくとも1つの間隔体が設けられ
ている。それにより、円板はずみ車への取付けに用いら
れる弾性軸継手の接続フランジが、後を通風されるよう
にすることができる。円板はずみ車と接続フランジとの
間の通風間隙は、放熱する駆動装置の円板はずみ車から
弾性軸継手を熱的に遮断する。周囲空気は、クラツチ運
転中に生じる遠心力のため、周期空気は通風間隙を通っ
て内から外へ流れて、ここに生じる熱を外方へ放出する
ことができる。
【0018】本発明のそれ以外の特徴は、今まで引用し
なかった従属請求項に示されている。なお本発明は、図
面に示されている実施例の以下の説明から最もよく理解
される。
【0019】
【実施例】図において、弾性軸継手は全体を10で示さ
れている。この継手10は、継手縦軸線Lから半径方向
に外方へほぼ連続的に大きくなるほぼV字状の断面をそ
れぞれ持つ弾性継手体11を含んでいる。
【0020】弾性継手体11の外方へ向く端面11a
は、加硫により接続フランジ12及び13にそれぞれ固
定的に結合されている。継手体11の内方へ向く端面1
1bも、同様に加硫により、良好な熱伝動率を持つ金属
又は金属合金例えばアルミニウムから成る鋳造体29に
接着されている。
【0021】図1〜3による実施例では、一方の接続フ
ランジ13は、詳細には示してない円板はずみ車に継手
10をねじ15で取付けるのに用いられ、ねじ15は接
続フランジ13の外縁にある穴16を貫通するしてい
る。他方の接続フランジ12は、ダイヤフラム32を接
続するための間隔環31を有するねじ30を外側に持
ち、このダイアフラム32を介して継手10が従動側を
ボス33に結合されている。基本的には必要でないダイ
アフラムは、継手を軸線方向に軟らかく構成し、特に動
力伝達系における心合わせ誤差を相殺する、という利点
を持っている。
【0022】比較的小さい出力用の軸継手では、弾性継
手体11、接続フランジ12,13及び鋳造体29は、
それぞれ一体の環状体として構成することができる。も
っと高い出力クラスの継手に対しては、製造及び組立て
に関する実際上の考慮から、継手を扇形に分割するこ
と、即ち前記の部材を扇形に構成することが推奨され
る。通常は継手の周囲にわたって分布される4つの扇形
34が設けられ、これらのうち図2はそれぞれ2つの扇
形34を半分だけ示している。
【0023】図3の断面図は、鋳造体29が原理的に円
錐状の又は円錐状に延びる2つの環状板35から成るこ
とを示している。鋳造体29の内部には補強ひれ36が
設けられている。これらの補強ひれ36は周方向にもあ
る程度の長さを持ち、そのすベて又はただ1つが半径方
向穴37を備えている。図1はこれを示し、更に図1か
ら、半径方向穴37がねじ38の受入れに用いられ、こ
のねじ38により鋳造体29と支持環39が互いに結合
されることがわかる。支持環39は一体で周囲にわたっ
て延び、鋳造体29従って継手10を遠心力に対して保
護し、個々の扇形34の傾倒を防止するのに役立つ。
【0024】図3に示すように、補強ひれ36の間の範
囲において、内から外へ連続する通風通路40が鋳造体
29に設けられて、周囲空気が矢印方向41に従って継
手10を内部通風し、即ち鋳造体29の中心を通って流
れるのを可能にする。冷却空気の入口開口は、図示した
実施例ではダイヤフラム32に設けられている。それに
より継手10の比較的高温の区域を絶え間ない空気交換
により冷却することができる。
【0025】図3は、図4に関連して、円板はずみ車1
4への接続範囲における付加的な冷却手段を示してい
る。
【0026】接続フランジ13を介して円板はずみ車1
4への弾性継手10の取付けは、実施例では環状板状の
間隔板28として構成されている間隔体17を介して行
われる。この間隔板28は、図4が最もよく示すよう
に、半径方向切込み18を持つ環状板28の半径方向全
長の主要部分にわたって延びている。こうして内方に
は、中断されることなく連続する環状部分が残ってい
る。間隔板28の材料厚さは実際には接続フランジ13
の厚さにほぼ等しくすることができる。
【0027】具体的な実施例では、半径方向切込み18
の長さ21は、接続フランジ13の内周縁22を越えて
内方へ延びるように大きさを定められている。全体とし
て間隔板28は、図4による端面の図で、星形形状とみ
なされ、この星の放射線は腕40により形成されてい
る。図4において間隔板28は、継手の周囲にわたって
分布される16個の腕30を持っている。この数はもち
ろん義務的ではなく、例としてのみ解されるべきであ
る。
【0028】図3では、間隔板28が円板はずみ車14
の方を向く接続フランジ13の外面13aと接続フラン
ジ13の方を向く円板はずみ車14の面14aとの間
に、通風間隙23を形成し、矢印24で示す冷却空気流
がこの通風間隙23を通って流れることができる。
【0029】接続フランジ13は、一部円板はずみ車1
4の凹所14aの所にあるので、特別な空気出口開口が
形成されている。これらの空気出口開口は、接続フラン
ジ13の外周にある縁切欠き27から成っている。
【0030】クラツチ10の接続フランジ13と円板は
ずみ車14との間にあって非常に簡単に形成される間隔
板28のため、ここで間隙23の効果的な通風が行われ
る。これは、継手10の熱の影響を受け易い弾性ゴム体
11の保護に著しく寄与し、構造的に簡単な手段で継手
10に著しく高い寿命を与える。
【0031】実際の実験から、冷却の有効性が驚くべき
程度に証明された。継手は横ずれにより生じる同じ損失
出力及びその他の点では同じ運転条件において、一方で
は間隔板なしで、また他方では間隔板付きで運転され
た。冷却を行う間隔板を使用しないと、弾性継手体の中
心部分では平均して90℃の温度が測定された。本発明
により構成されて設けられる間隔板を使用すると、この
温度は役74℃まで低下した。
【0032】図1及び3は、弾性継手体11が動力伝達
経路において前後に接続される継手10を縦断面で示し
ており、それにより継手体の一重配置に比べて、半分の
こわさで2倍のねじり弾性が得られるが、図5は並列に
接続される継手体11を持つ継手体の縦断面を示してい
る。このような継手は、一重の弾性継手に比較して2倍
のこわさを持ち、2倍の大きさのトルクを伝達すること
ができる。
【0033】この実施例では、支持環39がボス42に
結合され、図示するようにボス42と一体に構成され、
ボス42は、駆動装置にクラツチ10を取付けるフラン
ジ44にねじ43を介して結合されている。45で示す
環状体は、外周でねじ15及び30に結合され、力伝達
のため接続フランジ12と13を互いに固定的に結合す
るという、役割を持っている。
【0034】図5により、継手体11及び鋳造体29の
幾何学的形状を以下に説明するが、この事情は図1又は
3のクラツチ構成におけるのと同じである。
【0035】鋳造体29の材料的に一体の構成部分であ
る2つの環状板35は、ねじ38の縦軸線と一致するニ
等分線51を持つ角Wをなしている。ニ等分線51は、
継手10の縦軸線Lに対して直角になっている。角Wの
辺Sは、継手体11の外面11aの面52が縦軸線Lと
交差する点46で、継手10の縦軸線Lと交差してい
る。ゴム弾性継手体11のこの特別なV字状構成は、継
手体11の全断面にわたって均一なせん断応力分布を生
じる。
【0036】図示した実施例では、半径方向内側範囲4
8においてこの幾何学的な形状は失われている。弾性継
手体11は、図5からわかるように、平らなこの範囲4
8で環状板35の外面がもはや斜め又は円錐状に延びる
ではなく、接続フランジ12及び13と同様に継手10
の縦軸線Lに対して直角に延びていることによって、幅
広くされ、弾性を高められている。
【図面の簡単な説明】
【図1】直列に接続される継手体を持つ弾性軸継手の半
分の縦断面を示す。
【図2】図1の矢印IIの方向に見た継手の四分円弧を
示す。
【図3】円板はずみ車への取付け範囲で継手を冷却する
間隔板を持つ継手を図1に対して周方向にずれた面にお
ける半分の縦断面を示す。
【図4】図3の矢印IVの方向に見た継手の四分円弧を
示す。
【図5】並列に接続されるゴム性継手体を持つ弾性軸継
手の半分の縦断面を示す。
【符号の説明】
10 弾性軸継手 11 継手体 11a,11b 環状面 12,13 接続フランジ 29 鋳造体 35 環状板
フロントページの続き (72)発明者 ゲールハルト・キルシヤイ ドイツ連邦共和国ヴツペルタール11・イツ テルターレル・シユトラーセ52

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸的に設けられる一体のほぼV字状の
    少なくとも2つの継手体(11)を持ち、これらの継手
    体のほぼ軸線方向外方へ向く環状面(11a)が加硫に
    より接続フランジ(12;13)に結合され、その軸線
    方向内方へ向く環状面(11b)が、加硫により金属の
    内側環状体に結合され、内側環状体が互いに相対回転し
    ないように互いに結合されているものにおいて、外側接
    続フランジ(12;13)が、平らな環状板により形成
    され、内側環状体が、ほぼV字状縦断面の一体の鋳造体
    (29)の円錐の又は円錐状に設けられる環状板(3
    5)により形成されていることを特徴とする、弾性軸継
    手(10)。
  2. 【請求項2】 鋳造体(29)の横中心面(51)が継
    手(10)の縦軸線(L)に対して直角に延び、環状板
    (35)が少なくともその主要な半径方向長さにわたっ
    て縦軸線(L)に対し角(w)をなして傾斜して、継手
    (10)の縦断面で見て、環状板(35)が継手(1
    0)の縦軸線(L)の方へ開く角(W)をなしているこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の継手。
  3. 【請求項3】 縦軸線(L)の方へ開く角(W)の辺
    (S)が、ほぼ対応する接続フランジ(12,13)の
    面(52)において、継手(10)の縦軸線(L)と交
    差していることを特徴とする、請求項2に記載の継手。
  4. 【請求項4】 縦軸線(L)の方へ開く角(W)の頂点
    範囲に、環状板(35)の間の空気出口開口(40)が
    存在することを特徴とする、請求項2又は3に記載の継
    手。
  5. 【請求項5】 環状板(35)が補強ひれ(36)を介
    して互いに結合されていることを特徴とする、請求項4
    に記載の継手。
  6. 【請求項6】 扇形に分割される継手の場合支持環(3
    9)が設けられ、鋳造体(29)の外側から半径方向に
    支持環(39)へねじ込み可能なねじ(38)により、
    鋳造体(29)が支持環(38)に締付け可能であるこ
    とを特徴とする、請求項1〜5の1つに記載の継手。
  7. 【請求項7】 支持環(39)が、支持環(39)の設
    けられている範囲で、鋳造体(29)の環状板(35)
    の間隔より狭いことを特徴とする、請求項6に記載の継
    手。
  8. 【請求項8】 支持環(39)と内側環状板(35)と
    の間に空気入口開口(49)が設けられていることを特
    徴とする、請求項7に記載の継手。
  9. 【請求項9】 補強ひれ(36)が、継手(10)の縦
    軸線(L)の方を向く内側端面に、支持環(39)をは
    まり合いで受入れる溝(50)を持っていることを特徴
    とする、請求項5〜8の1つに記載の継手。
  10. 【請求項10】 並列に接続される継手体を持つ継手の
    場合、支持環(39)が、駆動フランジ(44)に相対
    回転しないように結合されるボス(42)の構成部分で
    あることを特徴とする、請求項5〜9の1つに記載の継
    手。
  11. 【請求項11】 環状板(35)が、継手(10)の縦
    軸線(L)に対してほぼ直角に向けられる半径方向内側
    部分(48)を持っていることを特徴とする、請求項1
    〜10の1つに記載の継手。
  12. 【請求項12】 鋳造体(29)がアルミニウム又はア
    ルミニウム合金から鋳造されていることを特徴とする、
    請求項1〜11の1つに記載の継手。
  13. 【請求項13】 デイーゼル機関等のような駆動装置の
    円板はずみ車(14)への接続用継手であって、円板は
    ずみ車(14)と付属する接続フランジ(13)との間
    に、円板はずみ車(14)と接続フランジ(13)との
    間に少なくとも1つの通風間隙(23)を形成する少な
    くとも1つの間隔体(17)が設けられていることを特
    徴とする、請求項1〜12の1つに記載の継手。
  14. 【請求項14】 間隔体(17)が、冷却空気用の流通
    路又は通過開口を持つ環状板状の間隔板(28)により
    形成されていることを特徴とする、請求項13に記載の
    継手。
  15. 【請求項15】 間隔板(28)が、空気案内通路(2
    3)を形成する半径方向切込み(18)を持っているこ
    とを特徴とする、請求項14に記載の継手。
  16. 【請求項16】 半径方向切込み(18)が、半径方向
    に継手(10)の縦軸線(L)の方へ、接続フランジ
    (13)の内周(22)を越えて延びていることを特徴
    とする、請求項15に記載の継手。
  17. 【請求項17】 接続フランジ(13)の外周に、空気
    通過開口として、半径方向切込み(18)の範囲に切欠
    き(27)又は穴が設けられていることを特徴とする、
    請求項13又は14に記載の継手。
  18. 【請求項18】 間隔板(28)を取付けねじ(15)
    が貫通し、取付けねじ(15)により接続フランジ(1
    3)が円板はずみ車(14)へ取付け可能であることを
    特徴とする、請求項13〜17の1つに記載の継手。
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