JP2001348632A - インジウムの回収方法 - Google Patents

インジウムの回収方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IXOスパッタリングターゲットの製造時又
は使用後に発生する高純度酸化インジウム含有スクラッ
プからインジウムを効率よく回収する方法を提供する。 【解決手段】 IXOインジウム含有スクラップを塩酸
で溶解して塩化インジウム溶液とし、該溶液のpHを調
整した後、亜鉛によりインジウムを置換、回収すること
を特徴とするインジウムの回収方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インジウム−亜
鉛酸化物(IXO)ターゲット及びインジウム−錫酸化
物(ITO)ターゲット等のスパッタリングターゲット
の製造時又は使用後に発生する高純度酸化インジウム含
有スクラップからインジウムを回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インジウム−亜鉛酸化物(IX
O)ターゲット及びインジウム−錫酸化物(ITO)タ
ーゲット等のスパッタリングターゲットは液晶表示装置
の透明導電性薄膜やガスセンサーなどに広く使用されて
いるが、多くの場合スパッタリング法による薄膜形成手
段を用いて基板等の上に薄膜が形成されている。このス
パッタリング法は薄膜形成手段として優れた方法である
が、スパッタリングターゲットを用いて、例えば透明導
電性薄膜を製造する場合には、該ターゲットの消耗が均
一に消耗するわけではない。このターゲットの一部の特
に消耗が激しい部分を一般にエロージョン部と呼んでい
るが、このエロージョン部の消耗が進行し、ターゲット
を支持するバッキングプレートが剥き出しになる直前ま
でスパッタリング操作を続行するが、その後は新しいタ
ーゲットと交換している。したがって、使用済みのスパ
ッタリングターゲットには多くの非エロージョン部、す
なわち未使用のターゲット部分が残存することになり、
これらは全てスクラップとなる。また、IXOスパッタ
リングターゲットの製造時においても、研磨粉や切削粉
からスクラップが発生する。
【0003】IXOスパッタリングターゲット材料には
高純度材が使用されており、価格も高いので、一般に上
記のようなスクラップ材からインジウムを回収すること
が行われている。このインジウム回収方法として、従来
酸溶解法、イオン交換法、溶媒抽出法などの湿式精製を
組み合わせた方法が用いられている。例えば、ITOス
クラップを洗浄及び粉砕後、硝酸に溶解し、溶解液に硫
化水素を通して、錫、鉛、銅などの不純物を硫化物とし
て沈殿除去した後、これにアンモニアを加えて中和し、
水酸化インジウムとして回収する方法である。しかし、
この方法によって得られた水酸化インジウムはろ過性が
悪く操作に長時間を要し、Si、Al等の不純物が多
く、また生成する水酸化インジウムはその中和条件及び
熟成条件等により、粒径や粒度分布が変動するため、そ
の後ITOターゲットを製造する際に、ITOターゲッ
トの特性を安定して維持できないという問題があった。
【0004】このようなことから、本発明者は先に、I
TOスクラップ等の酸化インジウムを含有する物質を、
予め750〜1200°Cで還元性ガスにより還元して
金属インジウムとした後、該インジウムを電解精製する
インジウムの回収方法を提案した(特開平7−1454
32号公報)。これによれば、高純度のインジウムを効
率良く安定して回収することが可能となった。しかし、
IXOターゲットスクラップに上記方法を適用する場
合、該IXOスクラップに対応した適切な設備変更を行
わなければ、亜鉛が還元炉を詰まらせてしまうという問
題が発生する。また、還元条件が適切でないと、該還元
によってIn−Zn合金が生成し、これをアノードメタ
ルとして電解精製を行うと、浴中にZnが蓄積してしま
うという問題が起こる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するために、IXOスパッタリングターゲットの
製造時又は使用後に発生する高純度酸化インジウム含有
スクラップからインジウムを効率よく回収する方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1. IXOインジウム含有スクラップを塩酸で溶解し
て塩化インジウム溶液とし、該溶液のpHを調整した
後、亜鉛によりインジウムを置換、回収することを特徴
とするインジウムの回収方法 2. 置換、回収したスポンジインジウムを固体の水酸
化ナトリウムと共に溶解して粗インジウムメタルを作製
した後、さらに該粗インジウムメタルを電解精製し、高
純度インジウムを得ることを特徴とするインジウムの回
収方法 3. IXOインジウム含有スクラップを塩酸で溶解す
る際に、IXOインジウム含有スクラップ100kgに
対し、塩酸量を300〜600Lとし、溶解温度を10
0〜110°Cとすることを特徴とする上記1又は2記
載のインジウムの回収方法 4. 水酸化ナトリウム水溶液で塩化インジウム溶液の
pH調整を行うことを特徴とする上記1〜3のそれぞれ
に記載のインジウムの回収方法 5. 塩化インジウム溶液のpHを1.0〜2.0に、
液温度を5〜50°Cに調整することを特徴とする上記
1〜4のそれぞれに記載のインジウムの回収方法 6. 塩化インジウム溶液のpHを1.5〜1.8に、
液温度を30〜40°Cに調整することを特徴とする上
記1〜4のそれぞれに記載のインジウムの回収方法 7. 亜鉛板を用いてインジウムを置換、回収すること
を特徴とする上記1〜6のそれぞれに記載のインジウム
の回収方法 8. 粗インジウムメタルをアノードとし、硫酸浴を用
いて、pH1.8〜2.0、電解精製液中の塩素イオン
濃度を20〜30g/Lに調整し、電解精製することを
特徴とする上記1〜7のそれぞれに記載のインジウムの
回収方法 9. 塩素イオン源として、塩酸又は塩化ナトリウム、
塩化カリウム等のアルカリ金属塩化物及び塩化インジウ
ムを使用することを特徴とする上記8又は2に記載する
電解精製によるインジウムの回収方法 10.電解液中のインジウム濃度を45〜55g/Lに
調整することを特徴とする上記8又は9に記載するイン
ジウムの回収方法 11.電解温度を25〜50°Cに調整することを特徴
とする上記8〜10のそれぞれに記載するインジウムの
回収方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、IXOターゲットの研
磨粉等のインジウム含有スクラップを塩酸で溶解する。
この場合、IXOインジウム含有スクラップ100kg
に対して塩酸量を300L〜600Lとし、温度100
〜110°Cで溶解する。この溶解温度は沸騰状態にあ
る。溶解時間は約3〜5時間程度であり、適宜調節す
る。塩酸量は300L〜600Lとする。300Lは反
応当量であり、600Lを超えて添加しても特に反応が
促進するわけではないので、無駄である。上記塩酸量に
調製し、かつ温度100〜110°Cで溶解することに
より、未溶解残を極力少なくできる。次に、このように
して得た塩化インジウム溶液に対し、水酸化ナトリウム
水溶液等を用いて、塩化インジウム溶液のpH調整を行
い、塩化インジウム溶液のpHを1.0〜2.0とす
る。水酸化ナトリウム水溶液以外に、水酸化カリウムを
使用することもできる。pHを1.0〜2.0とする理
由は、pHが1.0未満であると還元剤となる亜鉛の溶
出が多く、また2.0を超えると水酸化インジウム(I
n(OH))が生成して好ましくないからである。好
ましくは、塩化インジウム溶液のpHを1.5〜1.8
に調節する。
【0008】次に、この塩化インジウム溶液を濾過す
る。極微量の残渣は、スクラップ原料に混合し、本発明
のインジウム回収の原料とする。また、濾液について
は、これに水と適量の塩酸を加え、亜鉛による置換用原
液とする。この時の塩化インジウム溶液のpHは1.0
〜2.0に、液温度を5〜50°Cに調整する。塩化イ
ンジウム溶液のpHの調製は、上記と同様の理由によ
る。液温度を5〜50°Cに調整する理由は、5°C未
満では反応が遅く、また50°Cを超えると水分蒸発量
が増大して液濃度が不安定になり効率的な反応を行うこ
とができないからである。好ましくは塩化インジウム溶
液のpHを1.5〜1.8に、液温度を30〜40°C
に調整する。塩化インジウム溶液のpHを調整した後、
亜鉛板等を使用してインジウムを置換する。この場合、
約16時間放置して置くだけでよい。
【0009】置換後、固液分離、水洗、乾燥し、スポン
ジインジウムを得る。さらに、この回収したスポンジイ
ンジウムを固体の水酸化ナトリウムと共に溶解して粗イ
ンジウムメタルを作製する。次に、この粗インジウムメ
タルを溶解、鋳造して電解精製用のアノードとする。さ
らに、このインジウムメタルアノードについて、硫酸浴
を用い、pH1.8〜2.0、電解精製液中の塩素イオ
ン濃度を20〜30g/Lに調整し、電解精製して高純
度インジウムの回収方法を得る。前記塩素イオン源とし
て、塩酸又は塩化ナトリウム、塩化カリウム等のアルカ
リ金属塩化物及び塩化インジウムを使用することができ
る。インジウムの電解精製の際に、電解精製液中の塩素
イオンを入れるの樹枝状電着物(デンドライト)の生成
を防止し、この結果電極間のショートを抑制して、電解
精製によるインジウムの回収における電流効率の低下を
効果的に防止することができるからである。また、電解
温度を25〜50°Cに調整し、電解液中のインジウム
濃度を45〜55g/Lに調整するのが望ましい。この
ように、電解温度を25〜50°Cに調整し、電解液中
のインジウム濃度を45〜55g/Lに調整するのは、
45g/L未満では電流効率が悪くなり、水素の発生が
多くなるので好ましくないからである。また、55g/
Lを超えても電解には特に問題ないが、系内残が増加す
るという問題があるので、55g/L以下とすることが
望ましい。
【0010】電解装置として特別なものは必要としな
い。例えば精製するインジウムをアノードとし、カソー
ド母板としてチタン板等を用いて電解すれば良い。アノ
ード中の不純物の内インジウムより貴なもの、例えば錫
などはスライムとなって沈殿し、インジウムより卑なも
のは電解液中に溶解し、カソードには析出してこない。
この場合、析出物へのスライムの混入を避けるためアノ
ードとカソードの間に隔膜を設けるのが望ましい。電解
液中に、にかわ、ゼラチン、PEG等の界面活性剤を添
加して、さらに上記樹枝状析出物の量を低下させること
ができる。電解液のPHは1.0〜2.0に調整するの
が良い。PHが1.0未満であると水素の発生が多くな
り、電流効率が低下するため好ましくない。また、PH
が2.0を超えるとインジウムが水酸化物を作り沈殿す
るので好ましくない。より好適な範囲はPH1.5〜
1.8である。
【0011】電流密度は0.1〜2.0A/dmに調
整することが望ましい。電流密度が0.1A/dm
満であると、生産効率が落ちる。また、逆に電流密度が
2.0A/dmを超えると、水素ガス発生が多くなり
電着せず好ましくない。また、電解温度は10〜75°
Cに調整して電解することが望ましい。電解温度10°
C未満であると電流効率が低下し好ましくない。逆に電
解温度が75°Cを超えると電解液の蒸発が多くなり、
電解液中のインジウム濃度が変動するため好ましくな
い。また、液温が低い方が樹枝状の析出物を抑制できる
傾向がある。より好ましい電解温度は25〜50°Cで
ある。以上の電解条件により、ショートの原因となる樹
枝状の析出を防止することができ、それによって電流効
率の低下を防止し、かつ電解精製により効率よくインジ
ウムを回収することができる。
【0012】
【実施例】次に、実施例について説明する。なお、本実
施例は発明の一例を示すためのものであり、本発明はこ
れらの実施例に制限されるものではない。すなわち、本
発明の技術思想に含まれる他の態様及び変形を含むもの
である。IXOインジウム含有スクラップ原料として、
酸化インジウム−酸化亜鉛(IXOスクラップ)2kg
を使用した。このスクラップ中、Inは73.6wt
%、Znは8.6wt%であった。このスクラップ原料
に、濃塩酸10リットル添加し、110°Cで4時間加
熱した。液は沸騰状態にあった。溶解後、約6リットル
を採り、6.5N水酸化ナトリウム3.4リットル添加
し、pH1.0まで中和した。
【0013】次に、これを濾過し、残渣(微量)はスク
ラップ原料に戻し、濾液約10リットルを入手した。こ
れに水20リットル、塩酸適量を加え、還元液約30リ
ットルに調整した。この時のpHは1.0であり、In
含有量は48.6g/Lであった。この還元液に12c
m×15cmの亜鉛板11枚を浸漬し、16時間放置し
た。この時の亜鉛板の面積は3960cmであった。
この後、固液分離した。この時の廃液中にはZn46.
2g/L、In0.2g/Lが含まれていた。これを水
洗、乾燥した。In中のZn品位は460ppmであっ
た。これを溶解し鋳造して電解精製用アノード1421
gが得られた。次に、硫酸浴中で電解精製を行った。電
解条件は次の通りである。 pH1.8〜2.0 塩素20〜30g/L In濃度45〜55g/L 温度40°C これによって、得られた精製インジウムの亜鉛品位は<
10ppm(重量)であった。以上から、酸化インジウ
ム−酸化亜鉛(IZO)スクラップの不純物としての大
半を占める亜鉛を除去することが可能であり、純度の高
いインジウムを回収することができた。
【0014】
【発明の効果】本発明は、IXOスパッタリングターゲ
ットの製造時又は使用後に発生する高純度酸化インジウ
ム含有スクラップからインジウムを効率よくインジウム
を回収することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】インジウムの回収工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K001 AA15 BA22 DB04 DB18 HA05 4K058 AA23 BA07 BB03 CA04 CA05 CA08 CA11 CA13 CA17 CA18 FC04 FC14 FC15 FC30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IXOインジウム含有スクラップを塩酸
    で溶解して塩化インジウム溶液とし、該溶液のpHを調
    整した後、亜鉛によりインジウムを置換、回収すること
    を特徴とするインジウムの回収方法。
  2. 【請求項2】 置換、回収したスポンジインジウムを固
    体の水酸化ナトリウムと共に溶解して粗インジウムメタ
    ルを作製した後、さらに該粗インジウムメタルを電解精
    製し、高純度インジウムを得ることを特徴とするインジ
    ウムの回収方法。
  3. 【請求項3】 IXOインジウム含有スクラップを塩酸
    で溶解する際に、IXOインジウム含有スクラップ10
    0kgに対し、塩酸量を300〜600Lとし、溶解温
    度を100〜110°Cとすることを特徴とする請求項
    1又は2記載のインジウムの回収方法。
  4. 【請求項4】 水酸化ナトリウム水溶液で塩化インジウ
    ム溶液のpH調整を行うことを特徴とする請求項1〜3
    のそれぞれに記載のインジウムの回収方法。
  5. 【請求項5】 塩化インジウム溶液のpHを1.0〜
    2.0に、液温度を5〜50°Cに調整することを特徴
    とする請求項1〜4のそれぞれに記載のインジウムの回
    収方法。
  6. 【請求項6】 塩化インジウム溶液のpHを1.5〜
    1.8に、液温度を30〜40°Cに調整することを特
    徴とする請求項1〜4のそれぞれに記載のインジウムの
    回収方法。
  7. 【請求項7】 亜鉛板を用いてインジウムを置換、回収
    することを特徴とする請求項1〜6のそれぞれに記載の
    インジウムの回収方法。
  8. 【請求項8】 粗インジウムメタルをアノードとし、硫
    酸浴を用いて、pH1.8〜2.0、電解精製液中の塩
    素イオン濃度を20〜30g/Lに調整し、電解精製す
    ることを特徴とする請求項1〜7のそれぞれに記載のイ
    ンジウムの回収方法。
  9. 【請求項9】 塩素イオン源として、塩酸又は塩化ナト
    リウム、塩化カリウム等のアルカリ金属塩化物及び塩化
    インジウムを使用することを特徴とする請求項8又は2
    に記載する電解精製によるインジウムの回収方法。
  10. 【請求項10】 電解液中のインジウム濃度を45〜5
    5g/Lに調整することを特徴とする請求項8又は9に
    記載するインジウムの回収方法。
  11. 【請求項11】 電解温度を25〜50°Cに調整する
    ことを特徴とする請求項8〜10のそれぞれに記載する
    インジウムの回収方法。
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