JP2001348624A - 非焼成塊成鉱の製造方法 - Google Patents

非焼成塊成鉱の製造方法

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JP2001348624A
JP2001348624A JP2000171657A JP2000171657A JP2001348624A JP 2001348624 A JP2001348624 A JP 2001348624A JP 2000171657 A JP2000171657 A JP 2000171657A JP 2000171657 A JP2000171657 A JP 2000171657A JP 2001348624 A JP2001348624 A JP 2001348624A
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Masanori Nakano
正則 中野
Noriaki Jitou
法明 時藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭酸化反応を利用した非焼成塊成鉱の迅速養
生において、従来のヤード養生と同等の簡易な養生処理
により、養生に要する設備投資額を削減して、その製造
コストを削減する。 【解決手段】 生塊成鉱1を1m以上の高さになるよう
に堆積させ、この生塊成鉱1を大気と遮断した状態で、
生塊成鉱1中の水分の蒸発量に応じて生塊成鉱1に散水
しまたは水蒸気を供給するとともに、CO2を3%以上
含有する養生用ガスを炭酸塩化の所要ガス流量の5倍以
上の流量で供給することにより養生を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非焼成塊成鉱を製
造する方法に関し、特に、非焼成塊成鉱を製造する際の
生塊成鉱を養生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に高炉用の主原料として大量に使用
される焼結鉱ないし焼成ペレットは、多量の鉄鉱石粉を
主原料として副原料及び炭材等と共に、ドワイトロイド
式焼結機ないしトラベリンググレート式焼成機等の焼結
機により高温で焼成して大量に生産されている。
【0003】一方、製鉄プロセスで発生した転炉ダスト
のような比較的少量の酸化鉄含有ダストを塊成化処理し
て塊成鉱を製造する方法としては、製造コストの面等か
らバインダーとしてセメントやベントナイトを使用して
非焼成で冷間塊成化する方法が一般に多く採用されてい
る(鉄と鋼,70(1984),p.37)。この非焼
成冷間塊成化法で使用されるバインダーについては、近
年、コスト削減とスラグリサイクルの観点から、セメン
トやベントナイトに代えて高炉スラグをバインダーとし
て使用する方法(鉄と鋼,75(1989),p.76
7)や、さらに転炉スラグをバインダーとして使用する
方法が提案されている。
【0004】これら冷間塊成化法において、セメント等
のバインダーを使用して非焼成塊成鉱を製造する場合、
セメント等のバインダーの水和反応により水和物を形成
して高炉用原料としての所定強度を発現させるために、
塊成化処理で得られた生鉱をヤードに堆積して長時間自
然放置する養生方法が一般的に採用されてきた。この養
生方法は、数週間もの長い養生期間、生鉱をヤードに堆
積する必要があり、養生に広大な敷地を必要とすると共
に生産効率が低いという問題があった。この対策とし
て、たとえば、特開昭58−48642号公報では、塊
成化処理で得られた生鉱への飽和水蒸気の吹き込みによ
る水和養生処理および生鉱へのCO2含有ガスの吹き込
みによる炭酸化養生処理を行うことにより、反応速度を
高めて養生時間を短縮する方法が開示されている。ま
た、特開昭60−33319号公報には、バインダーと
して塩基性スラグを使用して塊成化し、得られた生鉱に
予備養生として所定温度でCO2含有ガスの吹き込みを
行って所定ハンドリング強度を付与後、本養生として水
和反応用ガスおよび炭酸化反応用ガスの少なくとも1つ
のガスを吹き込むことによって塊成鉱としての必要強度
を得る養生処理方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの反応効率を高
めて養生時間の短縮化を図る迅速養生法は、養生用充填
塔を使用して、充填塔内に生鉱の充填層を形成させて、
その充填層内に養生ガスを通過させる必要があり、前述
のヤード養生法と比較して養生時間を格段に短縮できる
が、設備投資が膨大となるため、実用化に至っていない
のが現状である。このような養生方法用の充填塔として
は、たとえば、NK−CORACプロセスの概念設計の
検討結果から、1000t/日の処理量を前提とした設
備規模は、少なくとも底面2m×1.75m、高さ10
mの充填塔が6機必要であるとされており、設備コスト
上の問題があった。
【0006】上記の従来技術の問題点に鑑みて、本発明
は従来の充填塔を用いなくとも、それと同等の養生処理
時間で所要強度の塊成鉱が得られる低設備コスト型の養
生処理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、生塊成鉱の養
生において、従来のように反応ガスを強制的に生塊成鉱
の充填層内に通過させずに、生塊成鉱を大気と遮断した
状態で堆積後、生塊成鉱の周囲を反応ガス雰囲気とする
ことで反応ガスを生塊成鉱の表層から内部へ拡散作用に
より供給し養生反応を進行させることを技術思想とする
ものであり、その要旨とするところは以下の通りであ
る。
【0008】(1)塊成鉱用原料に水和反応または炭酸
塩化反応により硬化する結合剤と水を添加混合後、成型
して生塊成鉱を形成し、その後、生塊成鉱を養生するこ
とにより前記生塊成鉱中の前記結合剤を硬化させる非焼
成塊成鉱の製造方法において、前記生塊成鉱を1m以上
の高さになるように堆積し、該生塊成鉱を大気と遮断し
た状態で、該生塊成鉱中の水分の蒸発量に応じて該生塊
成鉱に散水しまたは水蒸気を供給するとともに、CO2
を3%以上含有する養生用ガスを(1)式で定義される
炭酸塩化の所要ガス流量の5倍以上の流量で供給するこ
とにより養生を行うことを特徴とする非焼成塊成鉱の製
造方法。
【0009】
【0010】(2)前記養生用ガスが焼結機主排ガス、
コークス炉燃焼排ガス、加熱炉燃焼排ガスのうちの何れ
か1種または2種以上であることを特徴とする上記
(1)の非焼成塊成鉱の製造方法。
【0011】(3)前記生塊成鉱中の含有水分が2%未
満にならないように水分の蒸発量に応じて該生塊成鉱に
散水しまたは水蒸気を供給することを特徴とする上記
(1)または(2)の非焼成塊成鉱の製造方法。
【0012】(4)前記生塊成鉱を堆積する際に、該生
塊成鉱の堆積高さの1/2以下の擁壁を使用することを
特徴とする上記(1)〜(3)のうちの何れかの非焼成
塊成鉱の製造方法。
【0013】(5)前記塊成鉱用原料が、鉱石粉、石炭
粉、コークス粉、酸化鉄含有ダスト、炭素含有ダストの
うちの何れか1種または2種以上からなることを特徴と
する上記(1)〜(4)のうちの何れかの非焼成塊成鉱
の製造方法。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者らは、従来法である充填
塔内に生塊成鉱の充填層を形成し、その充填層内に反応
ガスを強制的に供給する養生方法と同等の養生反応効率
(所定強度を得るための養生時間)が得られ、かつ従来
法に比べて簡易な養生方法について鋭意検討を行った。
【0015】一般に、セメント、製鋼スラグ等の結合剤
(バインダーともいう)を含有した生塊成鉱を養生する
方法においては、結合剤中の生石灰(CaO)と生塊成
鉱の保有水分または新たに添加・供給した水との水和反
応によりCa(OH)2を生成させたり、結合剤中の生石
灰(CaO)または消石灰(Ca(OH))と生塊成鉱
に供給されたCO2との炭酸塩化反応によりCaCO3
生成させることで結合剤を硬化させて塊成鉱の強度を向
上させる。
【0016】発明者らは、種々の条件にて実験を行い、
上記生塊成鉱の養生反応のメカニズムを詳細に検討した
結果、結合剤が硬化する反応は、バインダー中の生石灰
(CaO)や消石灰(Ca(OH))のCaが水へ溶解
する過程が反応の律速を決めており、これに比べて C
2ガスまたは水もしくは水蒸気ガスがバルク拡散で生
塊成鉱中へ浸透(供給)する速度は、十分に速いことが
判明した。また、バインダーの硬化反応を維持するため
の必要温度は、バインダーの水和反応や炭酸塩化反応で
生じる反応熱を蓄熱させることにより充分維持できるこ
とも判明した。
【0017】本発明は、以上の知見に基づいてなされた
ものであり、生塊成鉱の養生において、従来のように充
填塔を用いて生塊成鉱の充填層内に強制的に反応ガスを
通過させたり、加熱した反応ガスを用いて生塊成鉱にそ
の顕熱の供給を行わずとも、大気と遮断した状態で反応
ガス雰囲気中に生塊成鉱を堆積させる簡易な養生方法に
より、拡散作用により反応ガスを生塊成鉱の表層から内
部に供給させるとともに、結合剤の水和反応及び炭酸塩
化反応で生じる自己反応熱の蓄積により反応を持続させ
るための必要温度を維持する生塊成鉱の簡易型養生法で
ある。
【0018】以下に本発明について詳細に説明する。
【0019】図1および図2に、本発明の実施形態を模
式的に示した。
【0020】本発明は、図1および図2に示されるよう
に、養生用ガス供給口4、養生用ガス排出口5を設けた
ドームテント3内に生塊成鉱1を堆積し、大気と生塊成
鉱1との間をドームテント3で遮断した状態で、養生用
ガス供給口4からドームテント3内に養生用ガスを供給
・充填し、所要強度が発現するまでの時間(養生時間)
まで生塊成鉱1を養生用ガスの雰囲気下に放置すること
で、生塊成鉱1中の結合剤の水和反応や炭酸塩化反応の
硬化反応、つまり生塊成鉱1の養生を行う方法である。
【0021】この際、ドームテント3と生塊成鉱1は、
図1のように接触しても、図2のように一部が接触した
状態で養生ガスが生塊成鉱1の一部を通過する状態で養
生を行っても良い。また、ドームテント3の設置方法
は、固定式として予め設置されたドームテント3の中に
生塊成鉱1を堆積する方法、および組立式として生塊成
鉱1の堆積作業の後に、ドームテント3のシートを掛け
る方法の何れの方法でも良い。
【0022】本発明において、水はバインダー中の生石
灰(CaO)との水和反応を生じさせるとともに、バイ
ンダー中のCa及び生塊成鉱中に供給されたCO2を溶
解して炭酸塩化反応を生じさせるために必須である。本
発明において、生塊成鉱中の保有水分は、養生過程にお
ける反応熱により一部蒸発して失われるため、養生過程
の保有水分の蒸発量に応じて生塊成鉱に散水しまたは水
蒸気を導入したり、養生用ガス中の含有水分量を調整す
ることにより、塊成鉱中の含有水分が2%未満にならな
いように水分を補給することが好ましい。
【0023】本発明の生塊成鉱の養生方法において用い
られる養生用ガス中のCO2濃度は、 炭酸塩化反応を効
率的に行うために3%以上とすることが必要である。養
生用ガス中のCO2が3%未満となるとCO2の生塊成鉱
の堆積物への拡散速度が低下し、全体の養生速度が低下
するようになる。また、養生用ガスの流量は、(1)式
で決定される生塊成鉱の炭酸塩化に要する所要ガス流量
の5倍以上とする。それ未満の供給量では、養生用ガス
中のCO2濃度の影響と同様の理由で養生速度(所要強
度発現までの養生時間)の低下を招く。
【0024】
【0025】本発明で用いる養生用ガスとしては、総合
製鉄所の製造設備において発生する、例えば、表1に示
すような成分組成を有する焼結機主排ガス、コークス炉
燃焼排ガス、加熱炉排ガス等のCO2を3%以上含有す
る燃焼排ガスが好ましい。これらの燃焼排ガスは、養生
反応に必要なCO2濃度を確保しつつ、塊成鉱の保有水
分の蒸発量をガス中に含有する水分(H2O)により補
給でき、廃ガス顕熱を養生反応の進行の維持のために利
用できる。
【0026】
【表1】
【0027】本発明において、生塊成鉱の養生反応に用
いる養生用ガスの温度は、特に規定する必要はない。こ
れは、本発明法では生塊成鉱の堆積物中へのガスの対流
伝熱がないので、表面のペレット数層分は外気温度低下
の影響が出るものの、堆積物の中は外の温度の影響をあ
まり受けないためである。養生用ガスの温度の過大な上
昇は、過剰な設備対応を要するので、養生用ガスの温度
は、実用上、室温から300℃程度の範囲が好ましい。
【0028】本発明では、ドームテント3内に堆積させ
る生塊成鉱1の高さは、1m以上に規定するが、この規
定理由は、結合剤の水和反応や炭酸塩化反応の硬化反応
の自己反応熱を蓄積させてこれらの反応速度を維持する
ための養生温度を確保するためである。生塊成鉱1の堆
積高さが1m未満になると、養生温度を充分維持するこ
とができず、結合剤の硬化反応速度の効率が低下し、高
炉等の所定用途で使用する際の所定強度が発現するまで
の養生時間が長くなるため、非焼成塊成鉱の生産性が低
下する。
【0029】また、本発明では、生塊成鉱1を上記の所
定高さに堆積させる場合、積載作業効率を向上するため
に擁壁2を設けてもよいが、この場合、CO2ガスや水
蒸気ガスの反応ガスが堆積された生塊成鉱の表面から内
部に拡散作用で供給するために必要な表面積を充分確保
するために、擁壁2の高さが生塊成鉱の堆積高さの1/
2以下になるように規定する。擁壁2の高さが生塊成鉱
の堆積高さの1/2を超えると上記反応ガスが生塊成鉱
の表面から内部に拡散する際に必要な表面積を充分確保
できないため、結合剤の硬化反応速度の効率が低下し、
高炉等の所定用途で使用する際の所定強度が発現するま
での養生時間が長くなり、非焼成塊成鉱の生産性が低下
する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例によりその効
果を説明する。
【0031】従来法との比較のために、比較例1とし
て、生塊成鉱の露天ヤードでの養生法、比較例2とし
て、充填塔による生塊成鉱の養生法を実施した。
【0032】塊成鉱用原料である転炉湿ダスト70%
に、結合剤である0.1mm以下に微粉砕した転炉スラ
グ30%を添加し、これらに水を8%添加して皿形造粒
機にて直径15mmの球状ペレットに成型して生塊成鉱
を形成した。得られたこの生塊成鉱は、表2に示す養生
条件で養生を行い、各養生方法の性能評価は、6時間毎
の試料を採取して塊成鉱の圧潰強度を測定し、それが高
炉原料の一般的な要求基準である40kg/pに達する
にまでに要する時間(以下、必要強度発現時間)で行っ
た。発明例1〜3及び比較例2〜4の養生中は、6時間
毎に塊成鉱の水分を調べ、5%未満の場合には8%とな
るように散水した。発明例1〜3及び比較例3〜4で
は、養生用供給ガスに焼結機の排ガス(CO2:6%,
2O:11%)を用いて、図1に示すようなドームテ
ント3に生塊成鉱1を堆積させ、ドームテント3の中に
焼結機の排ガスを500Nm3/hrで供給して養生した。
【0033】表2には、各養生方法の評価結果(必要強
度発現時間)も示した。比較例1は、露天ヤードにおい
て、生塊成鉱を高さ1mの円錐形に堆積させて大気中で
養生させた例である。大気中では、CO2濃度が低く炭
酸化硬化作用がほとんど進まないため所要強度を得るに
は約2週間の養生時間を必要とした。比較例2は、高さ
1m、直径1mの円筒状充填塔に生塊成鉱を充填して充
填層を形成し、充填層に温度110℃の焼結機排ガスを
流して養生した例で、必要強度発現時間は36時間であ
った。これらに対し、養生用ガスの温度を110℃とし
た本発明3においても、同等の必要強度発現時間が得ら
れた。養生用ガスの温度を室温に低下させた本発明1で
も、概ね同等の必要強度発現時間であった。擁壁高さの
影響を見た本発明1〜2および比較例4の比較から、擁
壁高さが円錐高さの1/2を越えると養生時間が増加す
ることが判る。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明により、簡易な設備を用いて、非
焼成塊成鉱の養生における結合剤の硬化反応を効率的に
行うことができ、従来法に比べて設備コストの低減、非
焼成塊成鉱の生産性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、拡散のみで生鉱充填層に養生ガスが
供給される実施の形態を模式的に示す図である。
【図2】本発明の、一部強制対流により生鉱充填層に養
生ガスが供給される実施の形態を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1 生塊成鉱 2 擁壁 3 ドームテント 4 養生用ガス供給口 5 養生用ガス排出口 6 地面 H 堆積高さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塊成鉱用原料に水和反応または炭酸塩化
    反応により硬化する結合剤と水を添加混合後、成型して
    生塊成鉱を形成し、その後、生塊成鉱を養生することに
    より前記生塊成鉱中の前記結合剤を硬化させる非焼成塊
    成鉱の製造方法において、前記生塊成鉱を1m以上の高
    さになるように堆積し、該生塊成鉱を大気と遮断した状
    態で、該生塊成鉱中の水分の蒸発量に応じて該生塊成鉱
    に散水しまたは水蒸気を供給するとともに、CO2を3
    %以上含有する養生用ガスを(1)式で定義される炭酸
    塩化の所要ガス流量の5倍以上の流量で供給することに
    より養生を行うことを特徴とする非焼成塊成鉱の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記養生用ガスが焼結機主排ガス、コー
    クス炉燃焼排ガス、加熱炉燃焼排ガスのうちの何れか1
    種または2種以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の非焼成塊成鉱の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記生塊成鉱中の含有水分が2%未満に
    ならないように水分の蒸発量に応じて該生塊成鉱に散水
    しまたは水蒸気を供給することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の非焼成塊成鉱の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記生塊成鉱を堆積する際に、該生塊成
    鉱の堆積高さの1/2以下の擁壁を使用することを特徴
    とする請求項1〜3のうちの何れか1項に記載の非焼成
    塊成鉱の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記塊成鉱用原料が、鉱石粉、石炭粉、
    コークス粉、酸化鉄含有ダスト、炭素含有ダストのうち
    の何れか1種または2種以上からなることを特徴とする
    請求項1〜4のうちの何れか1項に記載の非焼成塊成鉱
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048390A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 新日鐵住金株式会社 高炉用含炭非焼成塊成鉱の製造方法

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