JP2001347916A - インフレータ及びエアバッグ装置 - Google Patents

インフレータ及びエアバッグ装置

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JP2001347916A
JP2001347916A JP2001116716A JP2001116716A JP2001347916A JP 2001347916 A JP2001347916 A JP 2001347916A JP 2001116716 A JP2001116716 A JP 2001116716A JP 2001116716 A JP2001116716 A JP 2001116716A JP 2001347916 A JP2001347916 A JP 2001347916A
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combustion chamber
filter
chamber
airbag
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Yuichi Nanbu
南部勇一
Fang David
ファング デービッド
Mccormic David
マコーミック デービッド
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッグ内の内圧上昇の立ち上がり開始時期遅
れの短縮と内圧上昇の立ち上がり開始から最大内圧まで
の到達時間を短縮させる。 【解決手段】このインフレータ100は、火薬燃料4
と、火薬燃料に着火する着火装置2と、火薬燃料4を燃
焼させる燃焼室1aと、フィルタを収容するフィルタ室
1bと、燃焼室1aとフィルタ室1bとを隔離する隔離
部1fと、燃焼室1aとフィルタ室1bとを連通する隔
離部1fに設けられた連通孔10と、バッグに膨張ガス
を供給するガス噴出口7と、を備えていて、燃焼室1a
内での所定の圧力で開放し且つ所定の圧力に達するまで
は連通孔10を気密に閉鎖するアルミニウム製の薄片1
1を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エアバッグを膨
張展開するためのガスを発生する、具体的には、燃焼室
とフィルタ室とを別室にしたタイプのインフレータを備
えたエアバッグ装置に関する。特には、カーテンエアバ
ッグ又はサイドエアバッグ又はパッセンジャー側エアバ
ッグ又はドライバー側エアバッグ用として好適な、外形
がコンパクトで、ガス噴出孔の位置とガス流量の設計自
由度が多いインフレータを備えたエアバッグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパイロインフレーターは、ドライ
バー側エアバッグ用、パッセンジャー側エアバッグ用、
サイドエアバッグ用、及びカーテンエアバッグ用を問わ
ず、大別して、プロペラントとフィルタとが同室に収納
されているタイプ(例えばWO−9908907に記載
されているような1室タイプ)と、別の室に分かれて収
納されているタイプ(例えばDE−29819168−U
1に記載されているような2室タイプ)とに分類され
る。すなわち、1室タイプでは、プロペラントとフィル
タとが同室に収容されている。2室タイプでは、プロペ
ラントが収容された燃焼室とフィルタが収容されたフィ
ルタ室との間に隔壁が設けられているが、隔壁に連通孔
が設けられているので燃焼開始から最大燃焼圧力に達す
るまで燃焼室とフィルタ室とが連通孔により連通されて
いる。従って、燃焼開始から燃焼ガスがフィルタ室に漏
れ始めるので、燃焼室内の燃焼圧力が最大圧力に達する
時間が漏れた分だけ多少遅れる。また、この遅れにより
燃焼速度にも多少の遅れが生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグ装置の初期
拘束力を向上させるために、バッグ内の内圧上昇の立ち
上がり開始時期遅れの短縮と内圧上昇の立ち上がり開始
から最大内圧までの到達時間の短縮が望まれている。ま
た、インフレータのガス噴出口の配置場所の設計自由度
を広げることができるインフレータが望まれている。ま
た、各種収納場所に適応できる外形変更の設計自由度の
広いインフレータが望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明のインフレータは、火薬燃料と、火薬燃料
に着火する着火装置と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室
と、フィルタを収容するフィルタ室と、燃焼室とフィル
タ室とを隔離する隔離部と、燃焼室とフィルタ室とを連
通する隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨張ガス
を供給するガス噴出口と、を備えたインフレータであっ
て、燃焼室内が所定の圧力に達するまでは連通孔を気密
に閉鎖する閉鎖手段を有することを特徴とする。
【0005】このように構成すれば、燃焼室内が密閉さ
れていて、素早く燃焼室内の圧力が上昇し、所定の圧力
に達すると閉鎖手段が開放されるので、バッグ内の内圧
上昇の立ち上がり開始時の遅れが短縮され、内圧上昇の
立ち上がり開始時から最大内圧到達時までの到達時間の
短縮が得られ、エアバッグ装置の初期拘束力を向上させ
ることができる。
【0006】また、本発明のインフレータの閉鎖手段
は、所定圧力で破断する破断部材であることを特徴とす
る。このように構成すれば、例えばアルミニウム箔等の
ような安価な破断部材を閉鎖手段として用いることが可
能となる。
【0007】また、本発明のインフレータでは、所定の
圧力は、燃焼室内における火薬燃料の燃焼圧力の最大値
よりもやや低いことを特徴とする。このように構成すれ
ば、火薬燃料の個体差によって生じる燃焼圧力の最大値
のばらつきに影響されず、閉鎖手段の開放動作の信頼性
を向上することができる。
【0008】また、本発明のインフレータでは、所定の
圧力は、燃焼室内における火薬燃料の燃焼圧力の最大値
のばらつき範囲の下限値近傍であることを特徴とする。
このように構成すれば、火薬燃料の個体差によって生じ
る燃焼圧力の最大値のばらつきに影響されず、閉鎖手段
の開放動作の信頼性をより向上することができる。
【0009】また、本発明のインフレータでは、火薬燃
料と、火薬燃料に着火する着火装置と、火薬燃料を燃焼
させる燃焼室と、フィルタを収容するフィルタ室と、燃
焼室とフィルタ室とを隔離する隔離部と、燃焼室とフィ
ルタ室とを連通するように隔離部に設けられた連通孔
と、バッグに膨張ガスを供給するガス噴出口と、を備え
たインフレータであって、上記燃焼室に隣接するインフ
レータの外面を除く外面に上記ガス噴出口を配置可能で
あることを特徴とする。このように構成すれば、フィル
タ室に隣接する殆ど全てのインフレータの外面にガス噴
出口を配置することが可能となるので、ガス噴出口の配
置場所の設計自由度が向上する。また、フィルタを偏り
なく全体的に満遍なく吸熱手段として用いることが可能
となるので、フィルタの吸熱効率が向上する。また、本
発明のエアバッグ装置では、上記インフレータに接続さ
れたエアバッグを備えていることを特徴とする。このよ
うに構成すれば、エアバッグ内圧の立ち上がり特性の良
いエアバッグ装置が可能となる。また、本発明のエアバ
ッグ装置では、上記インフレータのガス噴出口に対向す
るガス導入口を有したエアバッグを備えていることを特
徴とする。このように構成すれば、この種のインフレー
タのガス噴出口から同時噴射されるガスの多方向性ある
いは異方向性に対応するように、エアバッグのガス導入
口をガス噴出口に対向させたので、この種のインフレー
タの噴出ガスを有効にバッグ内に導入することができ、
バッグの早期展開あるいはバッグの多領域同時展開が可
能となる。
【0010】また、本発明のインフレータでは、火薬燃
料と、火薬燃料に着火する着火装置と、火薬燃料を燃焼
させる燃焼室と、フィルタを収容するフィルタ室と、燃
焼室とフィルタ室とを隔離する隔離部と、燃焼室とフィ
ルタ室とを連通する隔離部に設けられた連通孔と、バッ
グに膨張ガスを供給するガス噴出口と、を備えたインフ
レータであって、燃焼室とフィルタ室とは、隔離部を介
して長手方向に並列に配置されていることを特徴とす
る。このように構成すれば、インフレータの長手方向が
短くなり、厚さも薄くなるので、Aピラー、Bピラー、
Cピラー、ガーニッシュ等のような限られた空間に収納
する場合に適している。また、更に燃焼室とフィルタ室
とを平行にずらしたり、フィルタ室を燃焼室よりも長手
方向に長くすれば、フィルタ室の突出した部分をバッグ
との接続部に有効利用することもできる。また、突出部
の端面にもガス噴出口を設けることもできる。また、本
発明のエアバッグ装置では、上記インフレータの接続部
に接続可能なエアバッグを備えていることを特徴とす
る。このように構成すれば、エアバッグの内圧の立ち上
がり特性の良い各種カーテン式エアバッグあるいは各種
サイドエアバッグを実現することが可能となる。
【0011】また、本発明のインフレータでは、フィル
タ室を燃焼室よりも長手方向に両端部が長くなるように
突出形成した突出部と、該突出部の先端部に形成された
バッグと接続可能な接続部と、を備えたことを特徴とす
る。このように構成すれば、互いに反方向を向いたガス
噴出口からバッグへガスが供給されるので、例えばカー
テンエアバッグ等のように広い面積のバッグを展開する
場合に、バッグの展開開始場所が2カ所で同時に行われ
るので、バッグ展開が早くなる。また、本発明のエアバ
ッグ装置では、上記インフレータの接続部に接続可能な
エアバッグを備えていることを特徴とする。このように
構成すれば、エアバッグ内圧の立ち上がり特性の良いカ
ーテン式エアバッグ装置の実現が可能となる。また、反
対方向に同時に噴出されるガスを有効にエアバッグに導
入することができるので、ガスが異方向に同時に供給さ
れるのでエアバッグ全体に早くガスが充填され、エアバ
ッグの展開完了が早くなる。
【0012】また、本発明のインフレータでは、フィル
タ室と燃焼室とを隔離部を介して長手方向に互いにずら
してフィルタ室と燃焼室が互いに反方向に突出するよう
に形成し、該フィルタ室の突出部にバッグと接続可能な
接続部を形成したことを特徴とする。このように構成す
れば、例えばカーテンエアバッグ用のインフレータとし
て用いれば、Aピラー、Bピラー、及びCピラー等でカ
ーテンエアバッグと接続する場合に、従来のインフレー
タよりも短く、さらに突出部をバッグとの接続部として
利用できるので極めて便利である。また、本発明のエア
バッグ装置では、上記インフレータの接続部に接続可能
なエアバッグを備えていることを特徴とする。このよう
に構成すれば、エアバッグ内圧の立ち上がり特性の良
い、長細い湾曲した収納場所、例えばAピラー内やCピ
ラー内等のような場所にインフレータを収納可能なカー
テン式エアバッグ装置の実現が可能となる。
【0013】また、本発明のインフレータでは、火薬燃
料と、火薬燃料に着火する着火装置と、火薬燃料を燃焼
させる燃焼室と、フィルタを収容するフィルタ室と、上
記燃焼室と上記フィルタ室とを隔離する隔離部と、上記
燃焼室と上記フィルタ室とを連通する上記隔離部に設け
られた連通孔と、バッグに膨張ガスを供給するガス噴出
口と、を備えたインフレータであって、フィルタはほぼ
厚肉円板状であり、該フィルタの一面が隔離部を介して
燃焼室と隣接していることを特徴とする。このように構
成すれば、例えばドライバ側インフレータとして用いる
場合、インフレータの側面以外に頂面にまでガス噴出口
を設けることができるので、バッグ展開が所望の展開状
態(例えばバッグ前面部を先に展開する)で行われるよ
うに制御することが可能となる。また、本発明のエアバ
ッグ装置では、上記インフレータに接続されたエアバッ
グを備えていることを特徴とする。このように構成すれ
ば、エアバッグ内圧の立ち上がり特性の良いドライバー
用エアバッグ装置の実現が可能となる。また、インフレ
ータの頂面にもガス噴出口を設けることが可能となるの
で、頂面から噴出されるガスによって、エアバッグの前
面部が最先に膨張展開が可能な早期拘束に適したドライ
バー用エアバッグ装置の実現が可能となる。
【0014】また、本発明のインフレータでは、火薬燃
料と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室と、フィルタを収容
するフィルタ室と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを隔
離する隔離部と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを連通
する上記隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨張ガ
スを供給するガス噴出口と、を備えたインフレータであ
って、フィルタは、ほぼ中空円筒状であり、該フィルタ
の中空部に隔離部を介して燃焼室が形成されていること
を特徴とする。このように構成すれば、パッセンジャー
側インフレータにもこの種のインフレータを適用するこ
とが可能となり、ガス圧の立ち上がり特性の良いパッセ
ンジャーインフレータが実現可能となる。また、パッセ
ンジャー側インフレータとして用いる場合、円筒状の広
い周面および端面の一部にもガス噴出口を配置すること
ができるので、ガス噴出口の設計自由度が向上する。ま
た、本発明のエアバッグ装置では、上記インフレータに
接続されたエアバッグを備えていることを特徴とする。
このように構成すれば、エアバッグ内圧の立ち上がり特
性の良いパッセンジャー用エアバッグ装置が実現可能と
なる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。なお、図中、各構成成分の大
きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程
度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明す
る数値的条件は単なる例示にすぎないことを理解された
い。図1は、本発明に係るインフレータの第1の実施例
の構成を示す図であって、(A)は分解斜視図、(B)
は(A)のA−A断面斜視図、(C)は(B)の丸状囲
い線で囲んだ領域の部分拡大図である。この実施例のイ
ンフレータ100は、カーテンエアバッグ用インフレー
タであって、薄い箱形の形状を有する。このインフレー
タは、以下の主要部から構成される。
【0016】(1) インフレータ100のケーシング
を構成するボディ1 (2) ボディ1の内部に形成されたプロペラント燃焼
室1a (3) プロペラント燃焼室1aに連通するボディ1の
一側面に形成されたプロペラント用穴1d (4) ボディ1の内部に形成されたフィルタ室1b
【0017】(5) フィルタ室1bに連通するボディ
1の一側面に形成されたフィルタ用穴1e (6) プロペラント燃焼室1aとフィルタ室1bとの
間を隔離する隔壁1f (7) プロペラント燃焼室1aとフィルタ室1bとの
間を連通する孔であって、隔壁1fに形成された複数の
第1のオリフィス10 (8) 第1のオリフィス10を気密に閉鎖する第1の
シム11 (9) ブースター用プロペラント5が内部に充填され
ていてイニシエータ3によって封止されたブースター2 (10) プロペラント燃焼室1aに配置されたプロペ
ラント4 (11) フィルタ室1bに配置されたフィルタ6 (12) ボディ1の一側面に穿設された複数の第2の
オリフィス7 (13) 第2のオリフィス7の開口を気密に閉鎖する
第2のシム11a (14) プロペラント4とブースター2を封入し固定
するため、プロペラント用穴1bに螺着する固定リング
8 (15) フィルタ6が挿入されたフィルタ用穴1eに
蓋をするキャップ9
【0018】次に本実施例のインフレータの細部の構成
につき図1を用いて説明する。ボディ1は、外形を鋳型
で作成し、プロペラント燃焼室1a及びフィルタ室1b
は一側面からドリル等で穿設し、第1のオリフィス10
はボディ1の一外側面からドリル等によりプロペラント
燃焼室1aを通過して隔壁1fを貫通させて形成する。
この際、ボディ1の一外側面に形成された孔は詰め物等
で封止される。第2のオリフィス7は、ボディ1の他の
外側面からドリル等で形成する。第1のオリフィス10
を気密に閉鎖する第1のシム11(図1(C)参照)
は、閉鎖手段の一つの破断部材、例えばアルミニウム製
の薄片であって、第1のオリフィス10の開口に例えば
耐熱性接着剤等で貼設されていて、プロペラント燃焼室
1a内の燃焼圧力が所定圧に達した時に破断するように
強度および厚さが設定されている。この場合の所定圧と
は、理想的にはプロペラントの最大燃焼圧力が好ましい
が、実際はプロペラントの個体差による最大燃焼圧力に
ばらつきが生じたり、アルミニウム箔の強度の個体差に
よる強度のばらつきが存在するので、最大燃焼圧力より
もやや低めに設定される。なお、閉鎖手段は、破断部材
に限定されるものではなく、所定圧力で開閉する手段で
あれば何でも良く、例えば所定圧をセンサー等で電気的
に検知して第1のオリフィス10を開放する電気式開閉
手段であっても良い。また、破断部材は、アルミニウム
製の薄片以外にも所定の圧力で破断する銅、鉄等の様々
な金属製の薄片でも構わない。
【0019】また、第2のオリフィス7を気密に閉鎖す
る第2のシム11aは、例えばアルミニウム製の薄片で
あって、第2のオリフィス7の開口に例えば耐熱性接着
剤等で貼設されている。この第2のシム11aは、外部
から水や異物等がフィルタ室1b内に侵入しないように
第2のオリフィス7を封鎖することが主な目的なので、
膨張ガスが第2のオリフィス7から噴出するのを阻害し
て時間遅れが生じないように僅かの燃焼圧力で破断する
ように強度および厚さが設定されている。また、イニシ
エータ3の下端部には、端子3aが設けられている。こ
の端子3aは、図示せぬエアバッグハーネスが接続され
ている。
【0020】次に本実施例のインフレータの動作につき
説明する。車両衝突時にエアバッグの点火信号が端子3
aに印加されると、イニシエータ3が発火しプロペラン
ト5を燃焼させ、高温のガスがブースター2に設けられ
たオリフィス2aからプロペラント燃焼室1aに吹き出
す。これにより、プロペラント燃焼室1a内のプロペラ
ント4が発火し、エアバッグ膨張用のガスが発生する。
この膨張ガスは、第1のオリフィス10が第1のシム1
1によって封鎖されているので、プロペラント燃焼室1
a内から出ることができずプロペラント燃焼室1a内の
圧力が従来よりも素早く上昇する。やがてプロペラント
燃焼室1a内の圧力が、所定圧(この場合は最大燃焼圧
力よりやや低めの圧力、詳しくは最大燃焼圧力のばらつ
き範囲の下限値近傍が好適)に達すると、第1のシム1
1が破断して膨張ガスは第1のオリフィス10を通って
フィルタ室1b内に吹き込まれる。第2のシム11aは
直ちに破断され、膨張ガスが第2のオリフィス7からエ
アバッグ内に吹き込まれる。この場合、第2のシム11
aは僅かの圧力で破断されるので、第2のシム11aは
膨張ガスの噴出をほとんど妨げることはない。
【0021】なお、他の実施例のインフレータの場合で
も動作は同じなので、他の実施例の場合の動作について
は以下省略する。また、他の実施例において第1の実施
例と共通する構成については説明を省略する。図2は、
本発明に係るインフレータの第2の実施例を示す図であ
って、本実施例のインフレータをカーテンエアバッグの
中央部(Bピラー部)に接続する場合を示す図である。
【0022】本実施例のインフレータ100は、カーテ
ンエアバッグ用インフレータである。第1の実施例の構
成と異なる点は、ボディ1のフィルタ室1bを被覆する
領域がプロペラント燃焼室1aを被覆する領域よりも図
2のように左右に突出させ、更に2つの突出部の端部に
第2のオリフィス7をそれぞれ設けた点にある。つま
り、第1の実施例のインフレータ100で、フィルタ室
1bの長手方向の両端がプロペラント燃焼室1aよりも
突出させ、略円柱状の突出部1gに形成し、2つの突出
部の端部に第2のオリフィス7をそれぞれ設けてある。
この2つの突出部1gを図2のようにカーテンエアバッ
グ13の接続部13aに挿入し、バンド12で気密に縛
ってある。
【0023】このようにインフレータを構成すれば、イ
ンフレータの長手方向が短くすることが可能となると共
に厚さを薄くすることができるので、 Bピラー部周辺
で図2のように構成したバッグ13にインフレータ10
0を接続することができ、Bピラー周辺のガーニッシュ
内にコンパクトに収納することができる。また、バッグ
13の2つの接続部13aから膨張ガスが吹き込まれ、
2カ所からガスの流入が行えるので、バッグの展開が効
率的に行われ、バッグの初期展開が迅速化する。
【0024】図3は、本発明に係るインフレータの第3
の実施例を示す図であって、本発明のインフレータをA
ピラー部或いはCピラー部でカーテンエアバッグと接続
した場合を示す図である。本実施例のインフレータ10
0は、図3に示すようにカーテンエアバッグ用インフレ
ータである。第1の実施例の構成と異なる点は、ボディ
1のプロペラント燃焼室1aを被覆する領域とフィルタ
室1bを被覆する領域を図3のように左右にずらし、フ
ィルタ室1bを被覆する領域の端部を、バッグ13のパ
イプ14に接続可能な寸法の円筒状(図の突出部1g)
に形成すると共にその端部に第2のオリフィス7を設け
た点にある。
【0025】このように構成すれば、ずらす量を変える
ことでインフレータの長手方向と幅方向を所望の長さに
調整することが可能となる。このようにインフレータを
構成すれば、例えば図3のようなカーテンエアバッグに
インフレータを接続する場合、AピラーかCピラーに収
納し得るようなサイズになるように長手方向と幅方向の
長さを設定することが可能になる。図4は、本発明に係
るインフレータの第4の実施例を示す図であって、
(A)は(B)のB−Bの断面斜視図、(B)は本実施
例のインフレータの外観を示す斜視図である。
【0026】本実施例に係るインフレータ100は、ド
ライバー側インフレータである。本実施例の場合、ボデ
ィ1は、図4(A)に示すように、フィルタ室1bを画
成する上ボディ1kと、プロペラント燃焼室1aを画成
する下ボディ1jとからなり、互いに嵌着するように構
成されている。上ボディ1kには、図4(B)に示すよ
うに側面1kbと頂面1kaに第2のオリフィス7がそれ
ぞれ設けられている。なお、全ての第2のオリフィス7
には、内側から第2のシム11aが気密に貼設されてい
る。また、上ボディ1kの内部には、上ボディ1kの内部
を被覆可能な厚肉円板状のフィルタ6が収納された状態
で、円板状の隔壁1fによって蓋をして溶接により気密
に固定される。隔壁1fには第1のオリフィス10が形
成されていて、この第1のオリフィス10の下ボディ1
j側の全ての開口に第1のシム11が気密に貼設されて
いる。下ボディ1j内の中央部には、ブースター2が装
着できるような孔1jcが形成されていて、その孔1jc
にブースター2が溶接により気密に固定されている。ブ
ースター2内部には、ブースター用プロペラント5とイ
ニシエータ3が配置されている。さらに下ボディ1j内
側でブースター2を被覆するようにプロペラント4が配
置されている。このように構成した上ボディ1kおよび
下ボディ1jを互いに嵌着し、溶接により気密に結合す
る。その他の細部の構成は、第1の実施例で述べた構成
と同様である。
【0027】このようにインフレータを構成すると、第
2のオリフィス7を上ボディ1kの側面1kbと頂面1k
aの任意の場所に設けることが可能となる。これによ
り、例えば図4(B)のように従来では不可能だった頂
面1kaにガス噴出口を設けることも可能となり、第2
のオリフィス7の配置場所の設計自由度を広げることが
できる。図5は、本発明に係るインフレータの第5の実
施例を示す図であって、(A)は本実施例のパッセンジ
ャー側インフレータの外観を示す斜視図、(B)は
(A)のC−C断面図である。
【0028】本実施例のインフレータ100は、図5
(B)に示すように一方の端面のみが開口し他方の端面
が閉塞された円筒状のボディ1と、ボディ1内部をフィ
ルタ室1bとプロペラント燃焼室1aとに画成する隔壁
1fと、フィルタ室1bに適合し得る寸法であってフィ
ルタ室1bに嵌入される竹輪状のフィルタ6と、プロペ
ラント燃焼室1aに収容されるプロペラント4と、プロ
ペラント燃焼室1aにプロペラント4を収容後、プロペ
ラント燃焼室1aを封止するように装着されるブースタ
ー2と、フィルタ室1bを気密に封止すると共にブース
ター2を固定する蓋部材20と、を備えている。隔壁1
fには第1のオリフィス10が設けられていて内側面か
ら第1のシム11が第1のオリフィス10の開口を気密
に閉鎖するように貼設されている。また、円筒形のボデ
ィ1の側面には、第2のオリフィス7が設けられてい
て、内側面から第2のシム11aが第2のオリフィス7
の開口を気密に閉鎖するように貼設されている。ブース
ター2内部には、ブースター用プロペラント5とイニシ
エータ3とが気密に収容されている。その他の細部の構
成については、第4の実施例と同様である。
【0029】このようにインフレータを構成すれば、パ
ッセンジャー側インフレータ100の側面のいずれの場
所にも第2のオリフィス7を設けることが可能となり、
第2のオリフィス7の設置場所の設計自由度が広くな
る。なお、以上説明した実施例はこれに限定されるもの
ではなく、サイドエアバッグ用インフレータ、ニーバッ
グ用インフレータ、フットバッグ用インフレータ等の各
種エアバッグ用インフレータでも適用可能なことは言う
までもない。なお、上述した実施例では、一つのフィル
タと一つの燃焼室を用いたインフレータの例で説明して
あるが、特にこれに限定されるものではなく、フィルタ
は複数あっても良いし、燃焼室も複数であっても構わな
い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のエアバッグ
装置は、インフレータに、燃焼室とフィルタ室とを隔離
する隔離部の連通孔に所定圧力で破断し且つ所定圧力に
達するまでは気密に閉鎖する閉鎖手段を設けたので、燃
焼室内のガス圧力が素早く上昇し、燃焼室内の燃焼速度
が早まり、エアバッグ内の内圧上昇の立ち上がり開始時
期遅れが短縮されると共にバッグ内の内圧上昇の立ち上
がり開始から最大内圧までの到達時間が短縮され、もっ
てエアバッグ内圧の立ち上がり特性の高いエアバッグ装
置、即ち早期拘束性能の高いエアバッグ装置が得られ
る。
【0031】また、フィルタ室の隔離部に面しない内面
をフィルタで被覆させるようにしたので、フィルタが被
覆する面が広くなり、ガス噴出口の配置場所の設計自由
度が向上する。
【0032】また、燃焼室とフィルタ室とが隔離部を介
して長手方向に並列に配置したので、インフレータの長
手方向が短くできると共に厚さも薄くでき、各種収納場
所に適応できる外形変更の設計自由度の広いインフレー
タを備えたエアバッグ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインフレータの第1の実施例の構
成を示す図であって、(A)は分解斜視図、(B)は
(A)のA−A断面斜視図、(C)は(B)の丸状囲い
線で囲んだ領域の部分拡大図である。
【図2】本発明に係るインフレータの第2の実施例を示
す図である。
【図3】本発明に係るインフレータの第3の実施例を示
す図である。
【図4】本発明に係るインフレータの第4の実施例を示
す図であって、(A)は(B)のB−B断面斜視図、
(B)は本実施例のインフレータの外観を示す斜視図で
ある。
【図5】本発明に係るインフレータの第5の実施例を示
す図であって、(A)は本実施例のパッセンジャー側イ
ンフレータの外観を示す斜視図、(B)は(A)のC−
C断面図である。
【符号の説明】
1:ボディ 1a:プロペラント燃焼室 1b:フィルタ室 1d:プロペラント用孔 1e:フィルタ用孔 1k:上ボディ 1ka:頂面 1kb:側面 1j:下ボディ 1jc:孔 1f:隔壁 1g:突出部 2:ブースター 2a:オリフィス 3:イニシエータ 3a:端子 4:プロペラント 5:プロペラント 6:フィルタ 7:第2のオリフィス 8:固定リング 9:キャップ 10:第1のオリフィス 11:第1のシム 11a:第2のシム 12:バンド 13:バッグ 13a:接続部 14:パイプ 20:蓋部材 100:インフレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デービッド マコーミック アメリカ合衆国、ミシガン、アーマダ、ポ ーウエル ロード 697、オートモーティ ブ システムズ ラボラトリー インコー ポレイティッド Fターム(参考) 3D054 AA02 AA03 AA04 AA07 AA08 AA13 AA14 AA18 DD02 DD04 DD14 DD17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火薬燃料と、火薬燃料に着火する着火装置
    と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室と、フィルタを収容す
    るフィルタ室と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを隔離
    する隔離部と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを連通す
    る上記隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨張ガス
    を供給するガス噴出口と、を備えたインフレータであっ
    て、 上記燃焼室内が所定の圧力に達するまでは上記連通孔を
    気密に閉鎖する閉鎖手段を有することを特徴とするイン
    フレータ。
  2. 【請求項2】上記閉鎖手段は、所定圧力で破断する破断
    部材であることを特徴とする請求項1に記載のインフレ
    ータ。
  3. 【請求項3】上記所定の圧力は、燃焼室内における火薬
    燃料の燃焼圧力の最大値よりもやや低いことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のインフレータ。
  4. 【請求項4】上記所定の圧力は、燃焼室内における火薬
    燃料の燃焼圧力の最大値のばらつき範囲の下限値近傍で
    あることを特徴とする請求項3に記載のインフレータ。
  5. 【請求項5】火薬燃料と、火薬燃料に着火する着火装置
    と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室と、フィルタを収容す
    るフィルタ室と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを隔離
    する隔離部と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを連通す
    るように上記隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨
    張ガスを供給するガス噴出口と、を備えたインフレータ
    であって、 上記燃焼室に隣接するインフレータの外面を除く外面に
    上記ガス噴出口を配置可能であることを特徴とするイン
    フレータ。
  6. 【請求項6】上記インフレータに接続されたエアバッグ
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    一項に記載のエアバッグ装置。
  7. 【請求項7】上記インフレータのガス噴出口に対向する
    ガス導入口を有したエアバッグを備えていることを特徴
    とする請求項6に記載のエアバッグ装置。
  8. 【請求項8】火薬燃料と、火薬燃料に着火する着火装置
    と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室と、フィルタを収容す
    るフィルタ室と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを隔離
    する隔離部と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを連通す
    る上記隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨張ガス
    を供給するガス噴出口と、を備えたインフレータであっ
    て、 上記燃焼室と上記フィルタ室とは、上記隔離部を介して
    長手方向に並列に配置されていることを特徴とするイン
    フレータ。
  9. 【請求項9】上記インフレータに接続されたエアバッグ
    を備えていることを特徴とする請求項8に記載のエアバ
    ッグ装置。
  10. 【請求項10】上記フィルタ室を燃焼室よりも長手方向
    に両端部が長くなるように突出形成した突出部と、該突
    出部の先端部に形成されたバッグと接続可能な接続部
    と、を備えたことを特徴とする請求項8に記載のインフ
    レータ。
  11. 【請求項11】上記インフレータの接続部に接続可能な
    エアバッグを備えていることを特徴とする請求項10に
    記載のエアバッグ装置。
  12. 【請求項12】上記フィルタ室と燃焼室とを隔離部を介
    して長手方向に互いにずらしてフィルタ室と燃焼室が互
    いに反方向に突出するように形成し、該フィルタ室の突
    出部にバッグと接続可能な接続部を形成したことを特徴
    とする請求項8に記載のインフレータ。
  13. 【請求項13】上記インフレータの接続部に接続可能な
    エアバッグを備えていることを特徴とする請求項12に
    記載のエアバッグ装置。
  14. 【請求項14】火薬燃料と、火薬燃料に着火する着火装
    置と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室と、フィルタを収容
    するフィルタ室と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを隔
    離する隔離部と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを連通
    する上記隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨張ガ
    スを供給するガス噴出口と、を備えたインフレータであ
    って、 上記フィルタはほぼ厚肉円板状であり、該フィルタの一
    面が上記隔離部を介して上記燃焼室と隣接していること
    を特徴とするインフレータ。
  15. 【請求項15】上記インフレータに接続されたエアバッ
    グを備えていることを特徴とする請求項14に記載のエ
    アバッグ装置。
  16. 【請求項16】火薬燃料と、火薬燃料に着火する着火装
    置と、火薬燃料を燃焼させる燃焼室と、フィルタを収容
    するフィルタ室と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを隔
    離する隔離部と、上記燃焼室と上記フィルタ室とを連通
    する上記隔離部に設けられた連通孔と、バッグに膨張ガ
    スを供給するガス噴出口と、を備えたインフレータであ
    って、 上記フィルタは、ほぼ中空円筒状であり、該フィルタの
    中空部に隔離部を介して上記燃焼室が形成されているこ
    とを特徴とするインフレータ。
  17. 【請求項17】上記インフレータが接続されたエアバッ
    グを備えていることを特徴とする請求項16に記載のエ
    アバッグ装置。
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