JP2001347181A - ディスポーザーの運転装置 - Google Patents

ディスポーザーの運転装置

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JP2001347181A
JP2001347181A JP2000171724A JP2000171724A JP2001347181A JP 2001347181 A JP2001347181 A JP 2001347181A JP 2000171724 A JP2000171724 A JP 2000171724A JP 2000171724 A JP2000171724 A JP 2000171724A JP 2001347181 A JP2001347181 A JP 2001347181A
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Japan
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motor
blade plate
rotary blade
speed
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JP2000171724A
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Ukio Ohata
宇喜雄 尾畑
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From Industry Co Ltd
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From Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスポーザーの起動時における騒音と衝撃
を少なくするとともに、異物の除去作業を安全に行える
ようにする。 【構成】 投入口11に続く破砕室12の底部に、モー
タ18で回転させる回転刃板13をそなえ、この回転刃
板13の上に厨芥を投入するディスポーザーにおいて、
前記モータ18の起動回路に緩起動装置3をそなえ、回
転刃板13を起動時は低速度n1で回転させ、所定時限
tの後に定格回転数n2に昇速させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスポーザーの
起動を円滑にして効率を高めるとともに、安全性を向上
させた運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】厨芥を破砕処理するディスポーザーの運
転には、あらかじめディスポーザー内に厨芥を投入して
起動させ破砕するバッチ方式と、ディスポーザーを運転
状態にして厨芥を投入しながら破砕させる連続方式があ
り、連続方式は大量の厨芥を処理する大規模のレストラ
ンや食堂などで採用され、一般の住宅や小規模の食堂な
どでは主としてパッチ方式を用いているが、少量の処理
でも先にディスポーザーを起動させて厨芥を投入するこ
とが考えられる。しかし、いずれにしても運転スイッチ
を投入すると、図2に点線の特性曲線aで示すように、
直ちに回転刃をモータの定格回転数に応じた高速度で回
転させて迅速に破砕処理が行われるようにしている。ま
た、厨芥内に金属や破砕されない異物が混入されている
と、回転刃板上の打撃刃(スイングハンマー)との衝撃
が大きく、破砕室内壁との衝突によって異常音を生じ、
内壁を損傷するだけでなく、回転刃と固定刃との間に噛
み込まれて刃の破損を生じるおそれがある。このため、
起動前に異物の混入を十分に点検して除去する必要があ
り、たとえば特開昭55−167056号のように破砕
室内に金属検出センサーを設けるものが提案されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】このように従来の運転では、起動とともに
打撃刃をそなえた回転刃板を高速度で回転させるため
に、回転刃板に大きな起動トルクが加わり、その衝撃に
よる振動と騒音を生じるとともに、この負荷に応じて大
きな出力を備えたモータを用いる必要がある。とくに、
あらかじめ厨芥を投入して破砕処理をするバッチ方式で
は、打撃刃が厨芥に埋まった状態で起動させるため、起
動負荷が大きくなり衝撃も大きくなっている。また、厨
芥内に金属や破砕されない異物が混入されているとき
は、回転刃板を停止させて投入口から手を差し込んで異
物を取り除いているが、除去作業中に誤って運転スイッ
チをオンさせると急激に回転刃板が回転して負傷などの
事故を生じるおそれがあった。なお、あらかじめ金属の
混入を検出するため破砕室内に金属探知センサーを設け
ることは高価になる欠点がある。本発明は、このような
起動時の振動や衝撃音を小さくするとともに、異物の混
入を異常音によって検知し、安全に除去できるようにし
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、投入口に続く
破砕室の底部に、モータで回転させる回転刃板をそな
え、この回転刃板上に厨芥を投入して回転させるディス
ポーザーにおいて、前記モータの制御回路に緩起動装置
を設け、回転刃板を起動当初は低速度で回転させて衝撃
を小さくするとともに、所定時限を経過した後に設定し
た高速度回転に昇速させるようにしている。
【0005】
【発明の実施の形態】厨芥の投入口に続く破砕室の底部
に、上面に固定または揺動する打撃刃と外周面に回転刃
をそなえた回転刃板を設け、この回転刃板の上に投入さ
れた厨芥を、モータによる前記回転刃板の回転により打
撃刃で砕くとともに遠心力で外周の回転刃と固定刃の間
に送るようにしたディスポーザーにおいて、前記モータ
の制御回路に緩起動装置を設け、起動当初は低速度で回
転させ、所定の時間を経過した後に設定された高速度で
回転させるようにしており、起動時に大きな衝撃が加わ
らないようにして起動時の振動と騒音をなくするととも
に、起動時の異常音などによって異物の混入を検知し、
回転刃板を停止させて異物を除去する場合、除去作業中
に誤って起動させても回転刃板が急激に回転することな
く、危険を防止できる。また、モータにマグネットロー
タをそなえたブラシレスモータを用いることにより速度
制御を行わせ、設定した高速度運転中は緩起動装置を短
絡させて、起動時の速度制御とともに高速度運転中に間
欠運転や正逆運転を行わせて、繊維質厨芥の処理能力を
向上させる。
【0006】
【実施例】これを図に示す実施例について説明する。1
はディスポーザーで、シンクに取り付けた投入口11に
続く破砕室12内の底部に回転刃板13をそなえ、この
回転刃板13の上面に打撃刃14を設け、外周面に回転
刃15をそなえている。16はケーシング17の内壁に
設け前記回転刃15に対向するた固定刃、18は回転刃
板13を回転させるモータで、サーボモータを用いてい
る。2は運転スイッチ、3は運転スイッチ2とモータ1
8との間に挿入した緩起動装置、4は過負荷信号であ
る。
【0007】投入口11から破砕室12の回転刃板13
上に厨芥を投入し、水を流し込みながら運転スイッチ2
をオンさせると、緩起動装置3を経てモータ18が付勢
され図2の特性曲線bで示すように、回転刃板13を低
速n1で回転させる。このため、起動時の衝撃が小さ
く、回転刃板13上の厨芥は弱い遠心力で少しづつ回転
刃15と固定刃16の間に送られ騒音と振動が少ない。
また、厨芥中に金属などの異物が混入されていると、打
撃刃14で跳ね飛ばされケーシング17の内壁に当たっ
て異常音を発生させるが、起動時の騒音が小さいので異
常音を容易に検知することができ、運転スイッチ2をオ
フにして回転を止め、破砕を中止して異物を除去する。
この除去作業は投入口11から手指などを差し込んで異
物を除去するが、除去作業中に誤って運転スイッチ2が
オンにされても、回転刃板13が所定時は間低速で回転
するので、この所定時間内に負傷を受けずに手指を抜き
出すことができ、あるいは回転刃板13を指で押さえ付
けて過負荷信号4を送出させてモータ18を停止させ
る。設定した所定時間tたとえば5〜8秒を経過し、破
砕室内に異常がなければ昇速し、設定した高速度回転n
2で運転される。なお、設定回転数n1は、モータの定格
回転数によって決められるが、夜間などのように低騒音
を要求される場合は、中間の速度に設定することもでき
る。
【0008】なお、緩起動装置3の速度制御は、図示の
特性曲線に限られず、所定の時間後に緩やかに加速させ
るなど、適宜の特性曲線で昇速させることができる。ま
た、上述の実施例においては、バッチ方式について説明
しているが、厨芥を投入する前にモータを起動させる連
続方式においても用いることができ、騒音や振動を減少
させて起動を円滑に行わせるとともに、運転中に異物を
検知して除去する場合も、バッチ方式と同様な効果が得
られる。
【0009】図3はバッチ方式における制御装置の例を
示す結線図で、電源21から運転スイッチ2および緩起
動装置3を介してモータ18、たとえばブラシレスモー
タを運転させる。22は緩起動装置3の短絡回路、23
は電流検出器で、空転時の小負荷電流および過負荷電流
を検出して運転スイッチ2および短絡回路22をオフ
(開路)させる。24は回転数検出器、25は必要に応
じてモータ18を反復または正逆運転させるためのモー
ド信号である。図示されていないディスポーザーに厨芥
を投入し、適量の水を流し込みながら運転スイッチ2を
オンさせると、厨芥による負荷が加わった起動電流によ
りブラシレスモータ18が緩起動装置3を介して低速度
で起動される。この低速度運転中に金属などの異物を検
知すると、運転スイッチ2をオフにして、異物を除去す
るが、その作業中に誤って運転スイッチ2がオンされる
と、ディスポーザーの回転刃板が低速度で回転するが、
この回転刃板を押し付けて過負荷状態にすると、電流検
出器23が過負荷電流を検出して運転スイッチ2をオフ
させる。また、起動から所定の時間を経過して設定した
高速度付近に昇速すると、回転数検出器24が検出信号
を送出して短絡回路23を閉じて緩起動装置3を短絡す
る。このため、たとえば枝豆などの繊維質の厨芥を処理
する場合は、回転刃板を反復運転あるいは正逆運転させ
ることにより、繊維質の絡み付きをなくし切断を効率良
く行わせ、排出管の詰まりを防ぐことができるが、この
ような運転を行う場合、いったん高速度付近に昇速する
と緩起動装置3が短絡され、モード信号25を送出して
モータ18が停止・運転を繰り返しても、緩起動装置3
は動作しないので、繰り返し運転のたびに低速度で起動
させることがなく円滑な繰り返し運転を行わせる。厨芥
の処理が終わり、回転刃板が空転状態になると電流検出
器23が小負荷電流を検出し、運転スイッチ2をオフし
て自動的に運転を停止させるとともに、短絡回路22を
オフさせて、つぎの運転時に緩起動装置3による低速度
起動を行う状態に復帰させる。
【0010】
【発明の効果】このように、本発明はディスポーザーの
回転刃板を駆動させるモータの制御回路に緩起動装置を
そなえ、回転刃板を起動時は低速度で回転させ、所定時
限の後に定格回転数に昇速させるようにしているため、
起動時に大きな負荷が加わらないのでモータを小容量に
することができ、起動時の振動と騒音を減少させ、定格
速度への昇速を円滑にした効率の良い運転を行うことが
できる。また、厨芥に異物が混入しているときは、モー
タを停止させて異物の除去をする必要があるが、起動時
の騒音が小さく異常音を確実に検知でき、除去作業中に
誤って再起動させた場合でも、回転刃板が低速で回転す
るので、破砕室に差し込んだ手を負傷させることなく抜
き出し、あるいは回転刃板を押さえ付けて過負荷信号を
送出して停止させるなどの危険防止を行い得る効果があ
る。なお、起動時は低速度で運転され、金属などの異物
が混入している場合も、検出を確実にして異物を除去で
きるので、回転刃板上の打撃刃を揺動(スイング)式に
する必要がなく、固定式にして破砕能力を向上させるこ
とができる。また、緩起動装置に短絡回路を設け、設定
された高速度回転数付近で緩起動装置を短絡するように
しておけば、処理能力を増大させるために反復運転ある
いは正逆運転をする場合の運転を円滑にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概念図で、一部を断面で
示している。
【図2】速度制御の例を示す特性曲線図である。
【図3】制御装置の例を示す結線図である。
【符号の説明】
1 ディスポーザー 11 投入口 12 破砕室 13 回転刃板 14 打撃刃 15 回転刃 16 固定刃 17 ケーシング 18 モータ 2 運転スイッチ 3 緩起動装置 4 過負荷信号 21 電源 22 短絡回路 23 電流検出器 24 回転数検出器 25 モード信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口に続く破砕室の底部に、モータで
    回転させる回転刃板をそなえ、この回転刃板上に厨芥を
    投入するディスポーザーにおいて、前記モータの制御回
    路に緩起動装置を設け、起動時は回転刃板を低速度で回
    転させ、所定時間を経過した後に設定した高速度に昇速
    させることを特徴とするディスポーザーの運転装置。
  2. 【請求項2】 前記緩起動装置に短絡回路を設け、モー
    タが設定した高速度付近に昇速したときに、前記緩起動
    装置を短絡させることを特徴とする請求項1のディスポ
    ーザーの運転装置。
JP2000171724A 2000-06-08 2000-06-08 ディスポーザーの運転装置 Pending JP2001347181A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083211A (ja) * 2005-09-26 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd ディスポーザおよびディスポーザを備えた流し台
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