JP2001347051A - 火災監視装置 - Google Patents

火災監視装置

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JP2001347051A
JP2001347051A JP2000171570A JP2000171570A JP2001347051A JP 2001347051 A JP2001347051 A JP 2001347051A JP 2000171570 A JP2000171570 A JP 2000171570A JP 2000171570 A JP2000171570 A JP 2000171570A JP 2001347051 A JP2001347051 A JP 2001347051A
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sensor
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fire
signal
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JP2000171570A
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English (en)
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Shichiro Yamaguchi
七郎 山口
Yuji Hirai
雄二 平井
Kazuhiro Yasuda
和弘 安田
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YAMAGUCHI DENKI KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
YAMAGUCHI DENKI KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置島で火災が生じたときに火災の発生場所や
規模を従来構成よりも正確に把握できるようにした火災
監視装置を提供する。 【解決手段】複数台のパチンコ機12がひとまとまりに
並べられて設置島10が形成される。各パチンコ機12
には遊技機用温度センサ21が設けられ、トランス13
にはトランス用温度センサ22が設けられる。さらに、
設置島10の中の煙を検出する煙センサ23と、設置島
10の内部に敷設した空気管24aを備える空気管式火
災センサ24とが設置島10に設けられる。遊技機用温
度センサ21、トランス用温度センサ22、煙センサ2
3、空気管式火災センサ24からの発報出力は各別に受
信機30に入力され、受信機30において各別に区別さ
れた形で報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてパチンコ
ホールにおける火災発生を監視する火災監視装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコなどの遊技機を遊技場
(たとえば、パチンコホールなど)に設置する際には、
複数台をひとまとりに並設していることが多い。すなわ
ち、複数台の遊技機が10m程度を単位として列設さ
れ、遊技場の壁際では壁面に沿って1列を配置し、遊技
場の他の部位では2列を背中合わせにして配置している
ことが多い。また、遊技機の背面側には40cm程度の
幅の空間が確保されている。この種の遊技機の業界で
は、壁際のように遊技機を1列に配置したひとまとまり
を「片しま」と呼び、他の部位のように2列を背中合わ
せにして配置したひとまとまりを「両しま」と呼んでい
る。また、「片しま」と「両しま」とを合わせて「し
ま」あるいは「設置島」と呼んでいる。
【0003】以下の説明では遊技機としてパチンコ機を
例とし、複数台のパチンコ機を並設したひとまとまりを
「設置島」と呼ぶことにする。しかして、パチンコホー
ルでは、隣接する設置島の間に遊技客が座る座席と通路
とを設けてあり、設置島はパチンコホール内に分散して
配置されていることになる。
【0004】最近のパチンコ機では娯楽性を増すため
に、マイコンにより制御される仕掛けを組み込んだもの
が主流になっており、また各パチンコ機には電飾灯やス
ピーカなども設けられ、さらに各パチンコ機の出玉量を
管理するためにパチンコ機がオンライン化されている。
つまり、パチンコ機の高機能化に伴ってパチンコ機に関
連した電気設備や配線が増加してきている。この種の電
気設備や配線としては、たとえば、商用電源から降圧す
るためのステップダウントランス、各パチンコ機に電源
供給するための電源幹線、電源幹線と各パチンコ機とを
接続する電源接続器、各パチンコ機をオンライン化する
ための伝送ライン幹線、伝送ライン幹線と各パチンコ機
とを接続する伝送ライン接続器などがある。また、パチ
ンコホールは集客性の高い高地価の土地に立地されるこ
とが多いから、店内の空間利用率を高める必要があり、
上述のような電気設備や配線は設置島の内部空間に収納
されることになる。
【0005】このように設置島の内部空間に電気設備や
配線が多数収納されることになるから、設置島の内部空
間には熱気がこもりやすくなり、また配線が複雑に絡み
合っていることも多い。その結果、パチンコホールにお
いては設置島の内部空間が出火場所になる確率が高いと
推測されている。また、遊技客がパチンコ機の下皿に設
けた景品玉排出口や遊技球を投入する上皿に火がついた
ままのタバコを投げ捨てることによって火災が生じるこ
ともある。
【0006】一般のビルディングやホテルなどと同様
に、パチンコホールにおいても天井に火災感知器を設置
していることが多いが、上述したように設置島の近傍で
は他の場所よりも火災発生の確率が高いものであるか
ら、設置島の近傍における火災発生を監視することが要
求されている。つまり、上述のように天井にのみ火災感
知器を設置している場合には、設置島の内部から出火し
た火災の発見が遅れ、遊技客の避難誘導に遅れを生じる
おそれがあるから、設置島を集中的に監視する火災監視
装置の開発が望まれている。
【0007】このような事情から設置島で生じた火災を
早期に発見するために、特開平9−140919号公報
や特開昭54−114999号公報に記載された技術が
提案されている。
【0008】特開平9−140919号公報に記載され
た技術は、各パチンコ機の裏面に感熱センサを設け、感
熱センサが異常発熱を検出したときにパチンコ機に設け
られているランプ表示器を点灯させると同時にパチンコ
機に設けられたスピーカを鳴動させるものである。この
構成は主としてタバコの投げ捨てなどによって火元とな
ったパチンコ機を早期に発見し初期消火の効力を高める
ことを目的にしている。
【0009】また、特開昭54−114999号公報に
記載の技術は、設置島に火災報知装置を設け、景品引換
所や事務室などの遠方で設置島ごとの火災発生を集中監
視するものである。各設置島にはそれぞれ一種類の火災
感知器が設けられており、複数個の火災感知器を設ける
場合には1個の火災感知器として扱えるように並列接続
した構成になっている。言い換えると、設置島ごとの感
知器回線を備える構成になっており、設置島単位での火
災発生が監視できるようにしてある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−14091
9号公報に記載された技術では、パチンコ機単位で火災
発生を検出しているものであるから、設置島の中でパチ
ンコ機以外の部位で生じた火災の発見が遅れる可能性が
あり、また設置島全体での火災の程度を把握するのが難
しく、火災の発生場所によっては迅速に検出することは
できない場合がある。
【0011】一方、特開昭54−114999号公報に
記載の技術では、設置島単位で火災を検出するものであ
るから、設置島に火災が生じたことはわかるものの詳細
な情報を得ることができないものである。そのため、発
報によって設置島の全体の電源を遮断するように構成さ
れており、実際には小規模の出火であって設置島の全体
の電源を遮断せずに一部の電源を遮断するだけで足りる
ような場合でも設置島の全体の電源を遮断することにな
る。その結果、遊技客に必要以上の迷惑をかけることが
あり、ひいてはパチンコホールの売り上げ収益の減少に
つながることもある。
【0012】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、設置島で火災が生じたときに火災の
発生場所や規模を従来構成よりも正確に把握できるよう
にした火災監視装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
台の遊技機をひとまとまりに並設した設置島に配置され
火災に関連する異常を検出すると発報信号を出力する複
数個のセンサと、前記センサからの発報信号を受信した
ときに報知する受信機とを備え、設置島に配置した複数
個のセンサが複数のセンサ群に分別され、各センサ群ご
とに分別して発報信号の受信を報知する複数の表示部が
前記受信機に設けられているものである。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記センサが、前記設置島の局所での異常を検出す
ると発報するスポット型感知器と、前記設置島において
遊技機に囲まれた空間内に敷設された空気管を有し前記
空間内の全体の温度の異常上昇を空気管内の空気の膨張
によって検出すると発報する空気管式火災感知器とを含
み、前記受信機の表示部ではスポット型感知器の発報信
号と空気管式火災感知器の発報信号とが分別されて表示
されるものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記センサが、遊技機の定位置の温度の異常上昇を
検出すると発報する遊技機用温度センサと、遊技機に電
源を供給するトランスの温度の異常上昇を検出すると発
報するトランス用温度センサと、設置島内での発煙を検
出すると発報する煙センサと、前記設置島において遊技
機に囲まれた空間内に敷設された空気管を有し前記空間
内の全体の温度の異常上昇を空気管内の空気の膨張によ
って検出すると発報する空気管式火災感知器とを含み、
前記受信機の表示部では遊技機用温度センサとトランス
用温度センサと煙センサと空気管式火災感知器とが分別
されて表示されるものである。
【0016】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、前記空気管が、前記設置島において
遊技機に囲まれた空間内で配線されている電線に沿って
敷設されるものである。
【0017】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記受信機が前記発報信号の受信時
に移報信号を外部に出力する移報信号出力部を備えるも
のである。
【0018】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記受信機が固有のアドレスを持ち、前記受信機の
移報信号出力部に信号線を介して接続され受信機からの
移報信号を受信機とは別の場所で監視する中央監視装置
を備え、中央監視装置と受信機との間で移報信号が多重
化された形で伝送されるものである。
【0019】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記移報信号が、発報信号を出力したセンサ群を識
別する識別データと受信機のアドレスとを含むものであ
る。
【0020】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記受信機が、発報信号の受信を報
知したときに音響装置を鳴動させる鳴動制御部と、手操
作によって音響装置の鳴動を停止させる鳴動停止操作部
とを備え、鳴動制御部では鳴動停止操作部により音響装
置の鳴動が停止された後に新たに発報信号が入力される
と音響装置を再び鳴動させるものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下の実施の形態では、遊技機が
パチンコ機であって遊技場としてのパチンコホールでの
火災を監視する場合について例示する。
【0022】(第1の実施の形態)本実施形態では、図
2に示すように、パチンコホールに複数個の設置島10
が形成され、各設置島10ごとの火災に関連した異常の
有無を設置島10ごとに配置した受信機30で監視し、
さらに複数台の受信機30で検出した各設置島10の異
常の有無を景品交換所11に設けた中央監視装置40で
集中監視する例を示す。設置島10は、パチンコホール
の壁際などではパチンコ機12を1列に並べて構成さ
れ、パチンコホールの中央部分ではパチンコ機12を2
列に並べて両列を背中合わせにする形で構成されてい
る。設置島10を構成するパチンコ機12hは1列10
m程度になるように配置される。
【0023】以下では、図1に示すように、2列のパチ
ンコ機12を背中合わせに配置した形の設置島10を例
示するが、壁際などの1列のパチンコ機12を配置した
形の設置島10であっても同様の技術思想が適用され
る。
【0024】図1に示すように、設置島10の両端は端
板10aにより覆われる。本実施形態では、設置島10
に設けた複数台のパチンコ機12にそれぞれ遊技機用温
度センサ21が配置される。遊技機用温度センサ21は
パチンコ機12の背面側であって、図3に示すように、
パチンコ機12の上部に配置されている。また、設置島
10に設けたパチンコ機12には少数台(図示例では4
台)のトランス13から電源が供給されており、図4に
示すように、各トランス13にはそれぞれトランス用温
度センサ22が取り付けられている。トランス用温度セ
ンサ22はトランス13の筐体13aの外面に密接する
ように、筐体13aの外面に設けたバンド状の固定具1
3bで固定される。設置島10の内部空間には、発煙を
検出する煙センサ23が複数個配置されるとともに、空
気管式火災感知器24も配置されている。空気管式火災
感知器24は周知のように空気管24aを備え、空気管
24aが加熱されて空気管24aの内部の空気が膨張す
ることによって火災発生の有無を検知するものである。
空気管24aはU字状に形成され、設置島10の内部空
間においてパチンコ機12からなる各列の背面側に沿う
ように配置されている。空気管24aの一端は閉塞され
ており、他端で圧力変化を検出する。したがって、本実
施形態では、空気管式火災感知器24により設置島10
の全体での火災を検出することが可能になっている。
【0025】上述した遊技機用温度センサ21はパチン
コ機12の温度を監視しており、遊技機用温度センサ2
1で検出される温度が規定値以上になると発報信号を出
力する。また、トランス用温度センサ22も同様であっ
てトランス13の温度が規定値以上になると発報信号を
出力する。煙センサ23は設置島10の内部における煙
濃度が規定値以上になると発報信号を出力し、空気管式
火災感知器24は空気管24aの内部の空気が膨張して
圧力が規定値以上になると発報信号を出力する。これら
の各センサ(遊技機用温度センサ21、トランス用温度
センサ22、煙センサ23、空気管式火災感知器24)
からの発報信号は受信機30に入力される。ここに、発
報信号としては無電圧接点信号(スイッチの開閉と等価
な信号)を用いており、発報信号を出力するとは無電圧
接点信号がオンになることを意味する。
【0026】受信機30は設置島10の一方の端板10
aの外側面に取り付けられており、センサからの発報信
号に基づいて設置島10ごとに火災に関連する異常の発
生の有無を監視する。受信機30は、図5に示すよう
に、4組のセンサ回線L1〜L4を有しており、各セン
サ回線L1〜L4に、それぞれ遊技機用温度センサ2
1、トランス用温度センサ22、煙センサ23、空気管
式火災感知器24が接続される。空気管式火災感知器2
4は設置島10の内部で1個だけ設けられているが、遊
技機用温度センサ21、トランス用温度センサ22、煙
センサ23はそれぞれ複数個ずつ設けられており、これ
らのセンサに対応する各センサ回線L1〜L4に対して
それぞれ並列接続されている。要するに、センサが種類
ごとに分別されてセンサ群を構成し、各センサ群ごとに
分別された形で発報信号が受信機30に入力されること
になる。
【0027】受信機30はマイコンを主構成として構成
されており、各センサ回線L1〜L4が接続された入力
処理部31においてセンサ回線L1〜L4での発報が検
出されると、どのセンサ回線L1〜L4からの発報信号
であるかを分別して表示部32に表示すると同時に音響
装置としての鳴動部33を鳴動させて警報音を送出す
る。つまり、入力処理部31は鳴動部33を鳴動させる
鳴動制御部の一部機能に兼用されている。図6に示すよ
うに、受信機30のケース14の前面には、センサ回線
L1〜L4と同数の表示灯32aと、各表示灯32aの
近傍に配置され各表示灯32aに対応付けられて表示灯
32aの示す内容を表記したネーム部32bとが配置さ
れ、表示灯32aとネーム部32bとにより表示部32
が構成される。また、鳴動部33からの警報音を送出す
るために受信機30のケース14の前面には音出孔33
aが形成されている。各表示部32aはそれぞれ各セン
サ回線L1〜L4からの発報信号を受けて点灯するので
あり、表示部32では遊技機用温度センサ21とトラン
ス用温度センサ22と煙センサ23と空気管式火災感知
器24との発報信号が分別されて表示される。その結
果、パチンコ機12自身の温度が異常上昇しているの
か、パチンコ機12に電源を供給するトランス13の温
度が異常上昇しているのか、設置島10において煙が発
生しているのか、設置島10全体の温度が異常上昇する
程度に火災が広がっているのかを識別することができる
ことになる。ここに、表示灯32aは、上から順にトラ
ンス用温度センサ22、遊技機用温度センサ21、煙セ
ンサ23、空気管式火災感知器24にそれぞれ対応する
ように配列してあり、下側ほど異常の程度が高くなるよ
うに配列してあるから、異常に対する対処が迅速かつ適
切に行えることになる。つまり、火災に至らないトラン
ス13の過熱程度であればトランス13に給電している
電源のみを遮断すればよく、空気管式火災感知器24に
より設置島10での火災が広がっていることが検出され
たときには、遅滞なく避難誘導を行うことができる。
【0028】ところで、センサ回線L1〜L4を通して
入力された発報信号により表示部32を動作させるとと
もに鳴動部33を鳴動させているが、鳴動部33の鳴動
が継続していると次に別のセンサ回線L1〜L4から発
報信号が入力されても鳴動部33は鳴動を続けているだ
けであるから、別のセンサ回線L1〜L4からの発報信
号の有無が表示灯32aの点灯状態を確認しなければな
らずわかりにくくなり、また、先に発報信号を受けた受
信機30において鳴動部33が鳴動し続けていると他の
受信機30の鳴動部33が鳴動したとしても区別がつき
にくくなる。このように鳴動部33を継続的に鳴動させ
ていると、火災の拡大などの発見に遅れを生じることが
ある。そこで、鳴動部33が鳴動しているときに鳴動を
停止させることができる押釦スイッチからなる鳴動停止
操作部34が設けられている。鳴動停止操作部34は受
信機30のケース14の前面に操作釦34aを有し、操
作釦34aが押操作されると停止回路35を介して鳴動
部33の鳴動を停止させる。鳴動停止操作部34により
鳴動部33の鳴動が停止した状態では、その後に、入力
処理部31を通して発報信号が入力されると、入力処理
部31とともに鳴動制御部を構成している追従回路36
から停止キャンセル回路37に対して鳴動部33の鳴動
停止を解除するように指示を与える。停止キャンセル回
路37では、停止回路35の停止状態を解除して鳴動部
33の鳴動を再開させる。つまり、鳴動部33の鳴動が
鳴動停止操作部34により停止された状態であっても、
入力処理部31に次の発報信号が入力されると鳴動部3
3を再び鳴動させることができるのである。
【0029】ところで、受信機30には発報信号を受信
したことを他の装置に通知できるように移報出力制御回
路38が設けられている。移報出力制御回路38では入
力処理部31が受信した発報信号の種類(つまり、セン
サ回線L1〜L4の種別)に応じた識別信号を発生す
る。本実施形態では、設置島10ごとに設けた複数台の
受信機30から中央監視装置40に対して移報信号を伝
送することによって、中央監視装置40で各設置島10
での異常の有無を集中監視するように構成してあり、受
信機30から中央監視装置40に伝送する移報信号は多
重化されている。多重化の技術は多数知られているが、
ここでは時分割による多重化を用いている。ただし、時
分割多重化ではなく周波数多重化などの他の多重化技術
を用いてもよい。
【0030】本実施形態では、時分割多重化した移報信
号が中央監視装置40において受信機30別に認識でき
るようにするために、各受信機30に固有アドレス設定
部41で固有のアドレスを与えている。固有アドレス設
定部41は図6に示すように、ケース14の前面に露出
する2個の押釦41aと、押釦41aの近傍に配置され
たアドレス表示部41bとにより構成されている。アド
レス表示部41bでは3桁の数値を表示することがで
き、2個の押釦41aの一方を押操作するとアドレス表
示部41bに表示されている数値が増加し、他方を押操
作するとアドレス表示部41bに表示されている数値が
減少する。このようにして、受信機30に所望のアドレ
スを与えることができる。固有アドレス設定部41によ
り設定された受信機のアドレスは図示しない記憶部に格
納される。
【0031】しかして、移報出力制御回路38から出力
された識別信号と固有アドレス設定部41で設定された
アドレスとを用いて多重伝送変換部42において時分割
多重化された移報信号が生成される。つまり、移報信号
は、センサ群(つまり、センサ回線L1〜L4)を識別
する識別データと、受信機30のアドレスとを含む信号
であって多重伝送変換部42で生成され、インタフェー
スとしての移報信号出力部39を介して中央監視装置4
0に接続される。ここに、中央監視装置40と受信機3
0との間は信号線Lsを介して接続されている。受信機
30は信号線Lsにマルチドロップ接続されており、中
央監視装置40と複数台の受信機30との間をそれぞれ
信号線Lsで接続するスター接続型の結線形態よりも信
号線Lsの配線が容易になる。
【0032】受信機30には商用電源から給電するため
の電源線Lpが引き込まれ、電源供給を示すパイロット
ランプPLや表示灯32aが正常に点灯するか否かを検
査するためのランプチェック釦CBも設けられている。
【0033】ところで、中央監視装置40は、図7に示
すように、箱状のハウジング43の前面に受信機30ご
とに対応付けてブロック化した表示部44を備える。各
表示部44は4個ずつの表示灯44aを備える。また、
各表示部44にはそれぞれ受信機30の設置場所(つま
りは、設置島10の位置)を特定するためのネームラベ
ル44bが取り付けられる。要するに、4個の表示灯4
4aごとにネームカード44bが1枚ずつ設けられる。
中央監視装置40では受信機30からの移報信号に含ま
れるアドレスに基づいて、どの受信機30からの移報信
号かを識別し、移報信号を伝送してきた受信機30に対
応する表示部44の表示灯44aを点灯させる。表示灯
44aは受信機30におけるセンサ回線L1〜L4に対
応付けられており、移報信号の識別データに基づいて表
示部44の中のどの表示灯44aを点灯させるかを決定
することになる。このような構成によって、中央監視装
置40では各受信機30からの移報信号によってどの受
信機30が発報したかを認識することができ、さらに各
受信機30のどのセンサ群からの発報信号かを把握する
ことができるのである。
【0034】中央監視装置40は、受信機30よりも上
位側で各センサからの発報信号の出力状態を監視するも
のであり、基本的には受信機30と同様の機能を有して
いる。つまり、表示部44aの点灯時に鳴動する鳴動部
45が設けられるとともに、鳴動部45の鳴動を停止さ
せるための操作釦46aも設けてある。さらに、操作釦
46aにより鳴動部45の鳴動を停止した後に、受信機
30で発報信号を受信すると中央監視装置40の鳴動部
45が再び鳴動するように構成してある。中央監視装置
40には商用電源からの電源を供給するために電源線L
pが引き込まれ、さらに電源供給を示すパイロットラン
プPL1や表示灯44aの故障の有無をチェックするた
めのランプチェック釦CB1が設けられている。
【0035】(第2の実施の形態)上述した実施形態で
は、中央監視装置40において各受信機30に対応した
表示部44にそれぞれセンサ回線L1〜L4に対応した
表示灯44aを設けていたが、本実施形態では図8に示
すように各表示部44には受信機30を示す表示灯44
cのみを設け、センサ回線L1〜L4を区別する情報は
数値表示が可能な表示部44dに表示するようにしてあ
る。表示部44dでは、たとえば「01」をトランス1
3の過熱、「02」をパチンコ機12の過熱、「03」
を発煙、「04」を設置島10の全体の過熱というよう
に対応付けておく。この構成の場合、複数の受信機30
でほぼ同時に発報信号を受信したときには、どの受信機
30においてどのセンサ回線L1〜L4の発報信号を受
信したのかを区別することができないが、火災発生の検
出における重要度が高いセンサ回線L1〜L4に高い優
先順位を設定しておき、複数の受信機30で受信した発
報信号のうち優先順位がもっとも高いセンサ回線L1〜
L4に対応する数値を表示部44dに表示し、その数値
を示した受信機30に対応する表示部44cを点滅表示
ないし色を変えて表示するなどして、優先順位の高い発
報信号を出力している設置島10への対処を迅速に行う
ことが可能になる。他の構成および動作は第1の実施の
形態と同様である。
【0036】(第3の実施の形態)本実施形態は、図9
に示すように、第1の実施の形態から鳴動部33の鳴動
を停止させる構成を省略したものである。この構成の場
合には、鳴動部33の鳴動を停止させたり、鳴動部33
の鳴動を停止させた後に別のセンサ回線L1〜L4での
発報によって鳴動部33を鳴動させたりすることはでき
ないが、鳴動部33が最初に鳴動したときに、設置島1
0の異常に対処することができる。他の構成および動作
は第1の実施の形態と同様である。
【0037】また、本実施形態では中央監視装置40を
第1の実施の形態と同様に各受信機30ごとに設けた表
示部44にセンサ回線L1〜L4と同数の表示灯44a
を設けているが、図10に示すように、第2の実施の形
態と同様の数値表示を行う表示部44dを設け、表示部
44には受信機30に対応付けた表示灯44cのみを設
けるようにしてもよい。
【0038】さらに、図11に示すように、中央監視装
置40として数値表示を行う表示部44dを省略した構
成を採用してもよい。この構成では、中央監視装置40
において、どの受信機30が発報信号を受信したかを知
ることしかできないが、発報信号を受信した受信機30
は特定できるから、設置島10に設置した受信機30を
実際に確認することによって、どのセンサ回線L1〜L
4の発報であるかを知ることができるとともに、設置島
10の実際の状態を確認することにもなり、現場の状況
を人が必ず確認することになるから安全性の向上につな
がる。
【0039】(第4の実施の形態)本実施形態は、図1
2に示すように、複数台の受信機30と中央監視装置4
0との間で各受信機30ごとに信号線Lt1,Lt2,
……を接続しているものである。この構成では、中央監
視装置40は各受信機30を信号線Lt1,Lt2,…
…ごとに区別することになるから、受信機30にアドレ
スが不要になる。つまり、受信機30には、図13に示
すように、固有アドレス設定部41は設けておらず、移
報信号を多重化する構成も不要になるから受信機30の
構成が簡単になる。ただし、図14に示すように、多数
の信号線Lt1,Lt2,……を中央監視装置40に接
続するために配線数が増加し施工がやや面倒であるか
ら、設置島10の個数が比較的少なく施工の手間よりも
コストの低減を優先する場合には有効である。他の構成
および動作は第1の実施の形態と同様である。
【0040】(第5の実施の形態)本実施形態は、図1
5に示すように、中央監視装置40を設けていないもの
である。つまり、各設置島10ごとに受信機10を設け
るが、中央監視装置40による集中監視は行っていな
い。設置島10が比較的少ない小規模のパチンコホール
ではこのような構成を採用することで、火災監視装置を
設けることによるコスト増を抑制することができる。他
の構成および動作は第1の実施の形態と同様である。
【0041】上述した各実施形態におけるセンサの種類
は一例であって、他のセンサを組み合わせて用いること
が可能である。また、各パチンコ機12に設けた遊技機
用温度センサ21、トランス用温度センサ22、煙セン
サ23は複数個ずつが各センサ回線L1〜L3に並列接
続されているから、各センサ回線L1〜L3ごとにセン
サ群を区分していることになるが、同種のセンサについ
て配置場所ごとにセンサ回線を分別するようにしてもよ
い。たとえば、遊技機用温度センサ21、トランス用温
度センサ22、煙センサ23はそれぞれ設置島10の中
の局所の異常を検出するスポット型感知器であるから、
これらのセンサに個別にアドレスを設定して各センサ回
線L1〜L3では信号を多重化して伝送すれば、センサ
回線L1〜L3としてはマルチドロップ接続を可能とし
て配線数を少なくしながらも設置島10の局所の情報を
得ることが可能になり、異常発生に対してより的確な対
応をとることが可能になる。ところで、設置島10の内
部空間には、電源線のほか、各パチンコ機12の動作状
態を把握したり各パチンコ機12に指示を与えたりする
ための制御線が敷設されているから、空気管式火災感知
器24の空気管24aを電源線および制御線となる電線
に沿わせて敷設することによって、設置島10の全体の
火災発生だけではなく、火災に至るまでに電線の過熱を
検出することができ、電線の接続不良や過負荷などによ
る発熱を早期に発見することが可能になる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数台の遊技機をひ
とまとまりに並設した設置島に配置され火災に関連する
異常を検出すると発報信号を出力する複数個のセンサ
と、前記センサからの発報信号を受信したときに報知す
る受信機とを備え、設置島に配置した複数個のセンサが
複数のセンサ群に分別され、各センサ群ごとに分別して
発報信号の受信を報知する複数の表示部が前記受信機に
設けられているものであり、設置島に複数個のセンサを
配置しているから火災発生の確率が比較的高い設置島の
監視を強化することができるのはもちろんのこと、複数
個のセンサを複数のセンサ群に分別するとともに受信機
ではセンサ群単位で分別して監視しているから、センサ
群を設置場所やセンサの種類によって分別しておけば、
設置島のどの場所でどのような種類の異常が生じている
のかを迅速に把握することができ、発報信号が発生した
ときの対処を迅速かつ適切に行うことが可能になるとい
う効果を奏する。このことによって、火災発生時には避
難誘導に遅れを生じないようにしながらも、火災に至ら
ない過熱程度であれば必要箇所の電源を遮断するという
ような処置をとることで多くの遊技客に迷惑をかけない
ようにすることが可能になる。
【0043】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記センサが、前記設置島の局所での異常を検出す
ると発報するスポット型感知器と、前記設置島において
遊技機に囲まれた空間内に敷設された空気管を有し前記
空間内の全体の温度の異常上昇を空気管内の空気の膨張
によって検出すると発報する空気管式火災感知器とを含
み、前記受信機の表示部ではスポット型感知器の発報信
号と空気管式火災感知器の発報信号とが分別されて表示
されるものであり、スポット型感知器によって設置島の
局所的な異常発生を監視することができ、また空気管式
火災感知器によって設置島全体の温度上昇を監視するこ
とができるから、設置島全体が温度上昇する程度に火災
が広がった状態になっているのか、単に局部的な狭い範
囲での発火ないし過熱などの異常であるのかをただちに
判断することができ、設置島の異常の発生箇所と異常の
種類との把握が容易になる。
【0044】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記センサが、遊技機の定位置の温度の異常上昇を
検出すると発報する遊技機用温度センサと、遊技機に電
源を供給するトランスの温度の異常上昇を検出すると発
報するトランス用温度センサと、設置島内での発煙を検
出すると発報する煙センサと、前記設置島において遊技
機に囲まれた空間内に敷設された空気管を有し前記空間
内の全体の温度の異常上昇を空気管内の空気の膨張によ
って検出すると発報する空気管式火災感知器とを含み、
前記受信機の表示部では遊技機用温度センサとトランス
用温度センサと煙センサと空気管式火災感知器とが分別
されて表示されるものであり、遊技機自身の温度が異常
上昇しているのか、遊技機に電源を供給するトランスの
温度が異常上昇しているのか、設置島において煙が発生
しているのか、設置島全体の温度が異常上昇する程度に
火災が広がっているのかを識別することができ、設置島
で生じている異常を正確に把握することができるという
利点がある。その結果、設置島全体で火災が生じている
場合には迅速な避難誘導が可能になり、遊技機自身の過
熱やトランスの過熱程度であれば局所的に電源を遮断す
れば他の多くの遊技客に迷惑をかけることなく異常への
対処が可能となり、煙が発生している場合には発火の可
能性が高いものとして設置島全体の電源を遮断するとい
うような対応が可能になる。
【0045】請求項4の発明は、請求項2または請求項
3の発明において、前記空気管が、前記設置島において
遊技機に囲まれた空間内で配線されている電線に沿って
敷設されるものであり、空気管を設置島内の電線に沿う
ように配設しているから、電線の接続不良や過負荷など
による発熱を早期に発見することができるという利点が
ある。
【0046】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記受信機が前記発報信号の受信時
に移報信号を外部に出力する移報信号出力部を備えるも
のであり、受信機からの移報信号を別の装置に入力する
ことによって複数箇所での火災監視が可能になり、多箇
所での監視や一箇所での集中監視が可能になるのであっ
て、面積の広い遊技場に対応可能であってシステム設計
の融通性が高くなるという利点がある。
【0047】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記受信機が固有のアドレスを持ち、前記受信機の
移報信号出力部に信号線を介して接続され受信機からの
移報信号を受信機とは別の場所で監視する中央監視装置
を備え、中央監視装置と受信機との間で移報信号が多重
化された形で伝送されるものであり、中央監視装置にお
いて複数台の受信機からの移報信号を集中監視すること
ができ、しかも受信機にはアドレスが設定されているか
ら中央監視装置ではどの受信機からの移報信号かを把握
することができる。また、移報信号は多重化されている
から、中央監視装置に接続された信号線に複数台の受信
機をマルチドロップ接続することが可能であり、スター
接続などの接続形態に比較すると省配線になる。
【0048】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記移報信号が、発報信号を出力したセンサ群を識
別する識別データと受信機のアドレスとを含むものであ
り、中央監視装置では各受信機からの移報信号によって
どの受信機が発報したかを認識することができるだけで
はなく、各受信機のどのセンサ群からの発報信号かを把
握することができ、遊技場に複数の設置島が存在してい
ても各設置島ごとの監視を一箇所で行うことが可能にな
る。
【0049】請求項8の発明は、請求項1ないし請求項
7の発明において、前記受信機が、発報信号の受信を報
知したときに音響装置を鳴動させる鳴動制御部と、手操
作によって音響装置の鳴動を停止させる鳴動停止操作部
とを備え、鳴動制御部では鳴動停止操作部により音響装
置の鳴動が停止された後に新たに発報信号が入力される
と音響装置を再び鳴動させるものであり、たとえば、過
熱を検出したセンサからの発報信号で音響装置が鳴動し
たときに電源を遮断するなどの対処を行っても過熱から
発火に進行したような場合に、別のセンサの発報信号を
受けて音響装置を再び鳴動させることができ、火災発見
の信頼性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す設置島の平面
図である。
【図2】同上を適用するパチンコホールの平面図であ
る。
【図3】同上を適用する設置島の要部正面図である。
【図4】同上の要部の斜視図である。
【図5】同上の概略構成図である。
【図6】同上に用いる受信機を示す斜視図である。
【図7】同上に用いる中央監視装置を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態に用いる中央監視装
置を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す概略構成図で
ある。
【図10】同上の他の構成例を示す概略構成図である。
【図11】同上のさらに他の構成例を示す概略構成図で
ある。
【図12】本発明の第4の実施の形態を示す概略構成図
である。
【図13】同上に用いる受信機を示す斜視図である。
【図14】同上に用いる中央監視装置を示す斜視図であ
る。
【図15】本発明の第5の実施の形態を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
10 設置島 12 パチンコ機 13 トランス 21 遊技機用温度センサ 22 トランス用温度センサ 23 煙センサ 24 空気管式火災感知器 24a 空気管 30 受信機 32 表示部 33 鳴動部 34 鳴動停止操作部 39 移報信号出力部 40 中央監視装置 41 固有アドレス設定部 L1〜L4 センサ回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 雄二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 安田 和弘 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BC56 CA04 CA23 5G405 AA01 AB01 AB02 BA01 CA31 DA21 FA03 FA21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の遊技機をひとまとまりに並設し
    た設置島に配置され火災に関連する異常を検出すると発
    報信号を出力する複数個のセンサと、前記センサからの
    発報信号を受信したときに報知する受信機とを備え、設
    置島に配置した複数個のセンサが複数のセンサ群に分別
    され、各センサ群ごとに分別して発報信号の受信を報知
    する複数の表示部が前記受信機に設けられていることを
    特徴とする火災監視装置。
  2. 【請求項2】 前記センサが、前記設置島の局所での異
    常を検出すると発報するスポット型感知器と、前記設置
    島において遊技機に囲まれた空間内に敷設された空気管
    を有し前記空間内の全体の温度の異常上昇を空気管内の
    空気の膨張によって検出すると発報する空気管式火災感
    知器とを含み、前記受信機の表示部ではスポット型感知
    器の発報信号と空気管式火災感知器の発報信号とが分別
    されて表示されることを特徴とする請求項1記載の火災
    監視装置。
  3. 【請求項3】 前記センサが、遊技機の定位置の温度の
    異常上昇を検出すると発報する遊技機用温度センサと、
    遊技機に電源を供給するトランスの温度の異常上昇を検
    出すると発報するトランス用温度センサと、設置島内で
    の発煙を検出すると発報する煙センサと、前記設置島に
    おいて遊技機に囲まれた空間内に敷設された空気管を有
    し前記空間内の全体の温度の異常上昇を空気管内の空気
    の膨張によって検出すると発報する空気管式火災感知器
    とを含み、前記受信機の表示部では遊技機用温度センサ
    とトランス用温度センサと煙センサと空気管式火災感知
    器とが分別されて表示されることを特徴とする請求項1
    記載の火災監視装置。
  4. 【請求項4】 前記空気管が、前記設置島において遊技
    機に囲まれた空間内で配線されている電線に沿って敷設
    されることを特徴とする請求項2または請求項3記載の
    火災監視装置。
  5. 【請求項5】 前記受信機が前記発報信号の受信時に移
    報信号を外部に出力する移報信号出力部を備えることを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記
    載の火災監視装置。
  6. 【請求項6】 前記受信機が固有のアドレスを持ち、前
    記受信機の移報信号出力部に信号線を介して接続され受
    信機からの移報信号を受信機とは別の場所で監視する中
    央監視装置を備え、中央監視装置と受信機との間で移報
    信号が多重化された形で伝送されることを特徴とする請
    求項5記載の火災監視装置。
  7. 【請求項7】 前記移報信号が、発報信号を出力したセ
    ンサ群を識別する識別データと受信機のアドレスとを含
    むことを特徴とする請求項6記載の火災監視装置。
  8. 【請求項8】 前記受信機が、発報信号の受信を報知し
    たときに音響装置を鳴動させる鳴動制御部と、手操作に
    よって音響装置の鳴動を停止させる鳴動停止操作部とを
    備え、鳴動制御部では鳴動停止操作部により音響装置の
    鳴動が停止された後に新たに発報信号が入力されると音
    響装置を再び鳴動させることを特徴とする請求項1ない
    し請求項7のいずれか1項に記載の火災監視装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004111347A (ja) * 2002-07-25 2004-04-08 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯自動点検装置およびシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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