JP2001345855A - 移動通信システム及びその制御方法 - Google Patents

移動通信システム及びその制御方法

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JP2001345855A JP2001093971A JP2001093971A JP2001345855A JP 2001345855 A JP2001345855 A JP 2001345855A JP 2001093971 A JP2001093971 A JP 2001093971A JP 2001093971 A JP2001093971 A JP 2001093971A JP 2001345855 A JP2001345855 A JP 2001345855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動通信システムのコアネットワークにおけ
るパケットデータの効率的な伝送の実現。 【解決手段】 本発明による移動通信システムは、移動
端末(10)と、無線アクセス網(13)と、移動端末
(10)の呼制御を行うコアネットワーク(15)とを
備えている。無線アクセス網(13)は、移動端末(1
0)が無線回線を介してパケット通信を行う無線基地局
(11)と、無線基地局(11)を制御する無線回線制
御局(12)とを含む。このとき、移動端末(10)と
無線回線制御局との間のパケット通信は、パケット交換
接続による無線回線制御により制御される。更に、コア
ネットワーク(15)と無線回線制御局(12)との間
のパケット通信は、モバイルIP(モバイル・インター
ネット・プロトコル)により制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して接続されたパケット通信を行う、移動通信システ
ム及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、移
動端末からインターネットにアクセスする移動通信シス
テムが検討されている。そのような移動通信システムの
一例が、文献1:「3GPP2 P.S001 version 1.0 Wireles
s IP Network Standard, Dec.10, 1999」に開示されて
いる。ここで、図6の(A)を参照して、文献1開示の
技術について簡単に説明する。
【0003】図6の(A)に示すように、この文献1開
示の移動通信システムは、移動端末10が無線回線を介
して通信を行う無線基地局(Node B;NB)11、及
び、その無線基地局11を制御する無線回線制御局(Ra
dio Network Controller;RNC)12とを含む無線ア
クセス網(Radio Access Network;RAN)と、コアネ
ットワーク(Core Network;CN)15aと、インター
ネット16とにより構成されている。このコアネットワ
ーク15aは、ホームエージェント(Home Agent;H
A)14aとフォーリンエージェント(Foreign Agen
t;FA)14bとにより構成されており、移動端末1
0の呼制御を行っている。
【0004】そして、この移動通信システムにおいて
は、コアネットワーク15a及びインターネット16の
通信は、それぞれIETFにおいて検討されているモバ
イルIP(mobile IP)により制御されている。モバイ
ルIPは、IETF(InternetEngineering Task Forc
e)において検討されている移動制御方式であり、例え
ば、文献2:「IETF RFC 2002, C.E.Perkins, IPv4 Mob
ility Support, Oct.1996」に開示されている。
【0005】そして、このモバイルIPによる制御を実
現するため、コアネットワーク15aのホームエージェ
ント(HA)14aは、移動端末10の自領域(home d
omain)に設置されている。そして、HA14aは、移
動端末10の通信相手がこの移動端末宛てに送信したパ
ケット信号をいったん受信し、フォーリンエージェント
(FA)14bを介して、現在位置の移動端末10へパ
ケット信号を転送する。
【0006】また、FA14bは、移動端末10がその
FA14bが管理する領域(domain)内に移動してきたこ
とを検知し、移動端末10の自領域に設置されているH
A14aに対して、そのFA14bが管理している領域
内に移動端末10が移動してきたことを通知する。
【0007】一方、コアネットワーク15aのFA14
bと移動端末10との間の通信は、回線交換接続により
制御されている。この回線交換接続においては、予め、
各移動端子に固定帯域を割当てて通信を行っている。
【0008】また、移動通信システムの他の一例が、文
献3:「3GPP TR23.923 version 1.0.0 Combined GSM a
nd MobileIP Mobility Handling in UMTS IP CN, Oct.
06,1999」に開示されている。ここで、図6の(B)を
参照して、文献3開示の技術について簡単に説明する。
【0009】図6の(B)に示すように、この文献3に
開示の移動通信システムにおいては、インターネット1
6の通信はモバイルIPにより制御されている。一方、
コアネットワーク(CN)15bと無線回線制御局12
との間の通信は、移動通信システム特有の移動制御方式
であるGTP(GPRS Tunneling Protocol)により制御
されている。
【0010】しかしながら、上記の文献1開示の技術に
おいては、回線交換接続を行っている。このため、移動
端末がデータの送受信を行っていない場合であっても、
通信帯域を占有しているという問題点があった。
【0011】また、上記の文献3開示の技術において
は、コアネットワークにおいて、移動通信システム特有
の制御方式を用いている。このため、通信プロトコルが
冗長となり、通信のオーバーヘッドが増加してしまう
上、網構成が制約されるという問題点があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決すべくなされたものであり、コアネットワークに
おけるパケットデータの効率的な伝送を実現することが
できる移動通信システム及びその制御方法の提供を目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段は、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の複数の実
施の形態のうちの、少なくとも1つの実施の形態を構成
する技術的事項、特に、その実施の形態に対応する図面
に表現されている技術的事項に付せられている参照番
号、参照記号等に一致している。このような参照番号、
参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態の技
術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよう
な対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形
態の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しな
い。
【0014】本発明による移動通信システムは、移動端
末(10)と、無線アクセス網(13)と、移動端末
(10)の呼制御を行うコアネットワーク(15)とを
備えている。無線アクセス網(13)は、移動端末(1
0)が無線回線を介してパケット通信を行う無線基地局
(11)と、無線基地局(11)を制御する無線回線制
御局(12)とを含む。このとき、移動端末(10)と
無線回線制御局との間のパケット通信は、パケット交換
接続による無線回線制御により制御される。更に、コア
ネットワーク(15)及びコアネットワーク(15)か
ら無線回線制御局(12)までのパケット通信は、移動
端末(10)が移動に応じて自局の現在位置をホームエ
ージェント(14)に登録し、ホームエージェント(1
4)は移動端末(10)宛のパケットデータを受信した
場合には、登録された現在位置へ、移動端末(10)宛
のパケットデータを転送するモバイルIP (モバイル・
インターネット・プロトコル)により制御される。
【0015】このような構成とすれば、パケット交換接
続による無線回線制御を行うので、複数の移動端末(1
0)が、同一の通信帯域を使用することができる統一多
重効果が得られる。このため、不要に回線が占有される
ことを回避することができる。さらに、インターネット
で用いられている制御方式であるモバイルIPを、コア
ネットワーク(15)だけでなく、無線アクセス網(1
3)の無線回線制御局(12)までの通信に導入してい
る。これにより、コアネットワーク(15)におけるパ
ケットデータの効率的な伝送を実現することができる。
【0016】このとき、ホームエージェント(14)
は、コアネットワーク(15)に設けられていることが
可能である。
【0017】また、ホームエージェント(14)は、無
線アクセス網(13)どうしを接続するインターネット
(16)に設けられることがある。
【0018】また、ホームエージェント(14)は、無
線アクセス網(13)に設けられることがある。
【0019】当該移動通信システムにおいて、移動端末
(10)の現在位置は、移動端末(10)が無線基地局
(11)のうちのいずれに接続されているかを示すこと
が好ましい。
【0020】また、上述の移動通信システムにおいて、
ホームエージェント(14)は、移動端末(10)の現
在位置を登録する登録ユニット(図示されない)と、通
信相手から受信したパケットデータ(PD10、20、
30)をカプセル化して、前記登録ユニットに登録され
た移動端末(10)の現在位置を宛先とするカプセル化
パケットデータ(PD11、21、31)を生成し、カ
プセル化パケットデータ(PD11、21、31)を移
動端末(10)へ伝送するIPモジュールとを備えるこ
とが好ましい(図1参照)。
【0021】このとき、移動端末(10)は、カプセル
化パケットデータ(PD11、21)を脱カプセル化
し、パケットデータ(PD10、20)を抽出するIP
モジュール(図示されない)を備えることが好ましい。
【0022】また、無線回線制御局(12)は、カプセ
ル化パケットデータ(PD31)を脱カプセル化してパ
ケットデータ(PD30)を抽出し、パケットデータ
(PD30)を移動端末(10)へ転送するIPモジュ
ール(図示されない)を備えることが好ましい。
【0023】また、当該移動通信システムにおいて、移
動端末(10)は、現在位置を示す位置情報を送信する
無線回線制御モジュール(図示されない)を含み、無線
回線制御局(12)は、その位置情報を受信して、無線
アクセス網に特有な制御信号としての無線回線制御用登
録信号に変換してホームエージェント(14)に送信
し、ホームエージェント(14)は、そのRRC用登録
信号に基づいて移動端末(10)の現在位置を登録ユニ
ット(図示されない)に登録することがある。
【0024】また、当該移動通信システムにおいて、移
動端末(10)は、その現在位置を示す位置情報を送信
するモバイルIPモジュール(図示されない)を含むこ
とがある。
【0025】また、当該移動通信システムにおいて、無
線回線制御局(12)は、移動端末(10)に、位置制
御報知信号を送信し、移動端末(10)は、位置制御報
知信号に応答して、その現在位置を示す位置情報を送信
することがある。
【0026】本発明による移動通信システムの制御方法
は、(a)移動端末(10)の現在位置を登録するため
の位置情報を、無線回線制御局(12)を介して、コア
ネットワーク(15)に含まれるホームエージェント
(14)に送信するステップと、(b)その位置情報に
基づいて、移動端末(10)の現在位置をホームエージ
ェント(14)に登録することとを備えている。
【0027】このとき、当該移動通信システムの制御方
法は、更に、(c)移動端末(10)と無線回線制御局
(12)との間の回線を確立することを備えていること
がある。このとき、(a)ステップは、確立された回線
を使用して、移動端末(10)の現在位置を示す位置情
報を、無線回線制御局(12)を介して、コアネットワ
ーク(15)に含まれるホームエージェント(14)に
送信するステップを含むことがある。
【0028】また、(a)ステップは、(d)移動端末
(10)の現在位置を示す位置情報を移動端末(10)
により、移動端末(10)と無線回線制御局(12)と
を含む無線アクセス網(13)に特有の制御信号に変換
するステップと、(e)その制御信号を無線回線制御局
(12)に送信するステップと、(f)制御信号から位
置情報を再生することと、(g)再生された位置情報を
ホームエージェント(14)に送信するステップとを含
むことがある。
【0029】また、(a)ステップは、(h)移動端末
(10)の現在位置を示す位置情報を示す制御信号を無
線回線制御局(12)に送信するステップと、(i)そ
の制御信号を、無線回線制御局(12)により位置情報
に変換するステップと、(j)変換された位置情報をホ
ームエージェント(14)に送信するステップとを含む
ことがある。
【0030】また、(a)ステップは、無線回線制御局
(12)から送信される位置制御報知信号に応答して行
われることがある。
【0031】また、当該移動通信システムの制御方法に
おいて,移動端末(10)と無線回線制御局(12)と
の間の通信は、パケット交換接続による無線回線制御に
より制御され、ホームエージェント(14)と無線回線
制御局(12)との間の通信は、モバイルIPにより制
御されることが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、図1を参照して、第一実施形態
では、移動通信システムの基本構成について説明する。
図1に示すように、第一実施形態の移動通信システム
は、移動端末10、この移動端末10が無線回線を介し
て通信を行う無線基地局(NB)11、及び、その無線
基地局11を制御する無線回線制御局(RNC)12と
を含む無線アクセス網(RAN)13と、コアネットワ
ーク(CN)15と、インターネット16とにより構成
されている。このコアネットワーク15は、ホームエー
ジェント(HA)14により構成されており、移動端末
10の呼制御を行っている。
【0033】そして、この移動通信システムにおいて
は、移動端末10と無線回線制御局12との間の無線サ
クセス網13におけるパケット通信を、パケット交換接
続による無線回線制御により制御している。これによ
り、複数の移動端末10が、同一の通信帯域を使用する
ことができる統一多重効果が得られる。このため、不要
に回線が占有されることを回避することができる。
【0034】また、この移動通信システムにおいては、
インターネット16、コアネットワーク15及び当該コ
アネットワーク15から無線回線制御局12までのパケ
ット通信を、モバイルIPv6により制御している。こ
れにより、コアネットワークにおけるパケットデータの
効率的な伝送を実現することができる。
【0035】そして、このモバイルIPによる制御を実
現するため、コアネットワーク15aのホームエージェ
ント(HA)14aは、移動端末10の現在位置を記憶
し、当該移動端末10宛てのパケットデータをいったん
受信し、当該パケットデータを現在位置へ転送する。
【0036】次に、図2を参照して、図1に示した基本
構成を含む、より現実に近い移動通信システムの構成例
について説明する。図2においては、二つの通信事業者
「OperatorA」及び「OperatorB」が
それぞれ構築している網構成どうしをインターネット1
60を介して接続した移動通信システムの構成例を示
す。
【0037】また、図2では、「OperatorA」
の構築した網構成においては、二つの無線アクセス網1
30及び131を示している。また、「Operato
rB」の構築した網構成においても、二つの無線アクセ
ス網132及び133を示している。そして、無線アク
セス網132及び133は、コアネットワーク150を
介して、インターネット160に接続されている。
【0038】したがって、「OperatorB」の構
築した網構成は、図1に示した基本構成に対応してい
る。すなわち、図1の移動端末10は、図2の移動端末
102及び103に対応し、図1の無線基地局11は、
図2の無線基地局112及び113に対応している。ま
た、図1の無線回線制御局12は、図2の無線回線制御
局122及び123に対応し、図1のHA14は、図2
のHA141に対応している。また、図1のコアネット
ワーク15は、図2のコアネットワーク150に対応し
ている。
【0039】これに対して、「OperatorA」の
構築した網構成においては、無線アクセス網130及び
131は、図1に示した無線アクセス網13に対応して
いるものの、独立したコアネットワークの構成が存在し
ない。すなわち、インターネット16上のホームエージ
ェント(HA)140によって、コアネットワークの機
能が実現されている。すなわち、HA140が、移動端
末100及び101の呼制御を行っている。
【0040】このように、独立したコアネットワークの
構成を省略することができる理由は、モバイルIPv6
を、コアネットワークだけでなく、無線アクセス網13
0〜133の無線回線制御局120〜123までの通信
に導入しているためである。すなわち、「Operat
orA」側の無線回線制御局120及び121と、「O
peratorB」側の無線回線制御局122及び12
3との間のパケット通信は、モバイルIPv6により制
御されている。なお、コアネットワークの機能は、イン
ターネットサービスプロバイダ(ISP)上でも実現す
ることができる。
【0041】このように、インターネット16がコアネ
ットワークの機能を兼ね、独立したコアネットワークの
構成を省略した網構成を採用すれば、パケットデータの
より効率的な伝送を実現することができる。なお、「O
peratorB」の網構成においても、インターネッ
ト上でコアネットワークの機能を実現することにより、
コアネットワーク15の構成を省略することができる。
【0042】次に、図3を参照して、図1に示した移動
通信システムの動作フローの一例について説明する。第
一実施形態では、移動端末(UE)10がモバイルIP
の機能を持つ、即ち、モバイルIPモジュール(MI
P)を有し、且つ、モバイルIPに準拠して生成された
信号が変換されること無く伝送される場合が想定されて
いる。
【0043】図3に示すように、パケット通信の実行に
先立ち、コアネットワーク15のHA14に、移動端末
(UE)10の現在位置の登録を行う。登録の対象であ
る移動端末(UE)10が、複数ある無線基地局11の
いずれに接続されているかが現在位置として登録され
る。
【0044】登録にあたっては、まず、移動端末(U
E)10内のモバイルIPモジュール(MIP)(図示
せず。)が、登録信号をホームエージェント(HA)1
4へ送信する(ステップS100)。登録信号には、移
動端末10の現在位置が示されている。登録信号として
は、”Registration Request”
(モバイルIPv4の場合)又は”Binging U
pdate”(モバイルIPv6の場合)が用いられ
る。登録信号を受信したHA14内のモバイルIPモジ
ュール(MIP)(図示せず。)は、登録信号の示す現
在位置を、移動端末10宛てのパケットデータの転送先
として登録する(ステップS101)。
【0045】次に、HA14内のモバイルIPモジュー
ル(MIP)は、移動端末(UE)10へ、登録確認信
号を送信する(ステップS102)。そして、移動端末
(UE)10内のモバイルIPモジュール(MIP)が
登録確認信号を受信することにより、位置登録が完了す
る。
【0046】図11(a)〜図11(d)は、上述のよ
うにして交換される登録信号と登録確認信号との伝送の
ためのプロトコルスタックを示している。
【0047】次に、通信相手(Co.Node)から移
動端末(UE)10へパケットデータを伝送する際の制
御について説明する。先ず、通信相手(Co.Nod
e)が、移動端末(UE)10を宛先とするパケットデ
ータ(PD10)を、HA14へ送信する(ステップS
103)。
【0048】パケットデータ(PD10)を受信したH
A14のIPモジュール(IP)(図示せず。)は、そ
のパケットデータ(PD10)をカプセル化して、パケ
ットデータ(PD11)を生成する(ステップS10
4)。ここでカプセル化とは、送付されてきたパケット
データの全ての部分をユーザデータ部とし、前述の登録
信号により登録されたIPアドレスをヘッダー部分に記
載された宛先として、新たなパケットを作成することを
いう。ステップS104では、HA14のIPモジュー
ル(IP)は、パケットデータ(PD10)の全ての部
分がユーザデータ部に格納され、前述の登録信号により
登録されたIPアドレスが宛先としてヘッダ−部分に記
載されたパケットデータ(PD11)が生成される。続
いて、HA14のIPモジュール(IP)は、パケット
データ(PD11)を、移動端末(UE)10へ送信す
る(ステップS105)。
【0049】パケットデータ(PD11)を受信した移
動端末(UE)10のIPモジュール(IP)(図示せ
ず。)は、そのパケットデータ(PD11)を脱カプセ
ル化し、そのパケットデータ(PD11)に含まれてい
たパケットデータ(PD10)を抽出する(ステップS
106)。ここで脱カプセル化とは、パケット内のユー
ザデータ部に組み込まれているパケットを取り出すこと
をいう。続いて、移動端末(UE)10のIPモジュー
ルは、抽出したパケットデータ(PD10)を、同UE
10内のモバイルIPモジュール(MIP)へ転送する
(ステップS107)。そして、同UE10内のモバイ
ルIPモジュール(MIP)が、パケットデータ(PD
10)を受け取ることにより、パケットデータの伝送処
理が完了する。
【0050】上述のカプセル化/脱カプセル化は、”I
P Encapsulationwithin IP”
(IETF RFC2004)を使用することにより実
現可能である。更に、モバイルIPv6がパケット通信
に使用される区間では、このようなカプセル化/脱カプ
セル化は、オプションヘッダー(Option Hea
der)を用いて実現可能である。
【0051】また、第一実施形態では、HA14におい
てカプセル化が行われているが、カプセル化は、通信相
手(Co.Node)において行われることが可能であ
る。
【0052】[第二実施形態]次に、図4を参照して、
図1に示した移動通信システムにおける動作フロー他の
一例について、第二実施形態として説明する。第二実施
形態では、移動端末(UE)10がモバイルIPの機能
を持つ、即ち、モバイルIPモジュール(MIP)を有
し、且つ、モバイルIPに準拠して生成された信号が、
無線アクセス網に特有の制御信号に変換されて伝送され
る場合が想定されている。図4に示すように、パケット
通信の実行に先立ち、コアネットワーク15のHA14
に、移動端末(UE)10の現在位置の位置登録を行
う。登録の対象である移動端末(UE)10が、複数あ
る無線基地局11のいずれに接続されているかが、現在
位置として登録される。
【0053】位置登録にあたっては、まず、移動端末
(UE)10内のモバイルIPモジュール(MIP)
(図示せず。)が、ユーザデータである登録信号を、同
UE10内の無線回線制御モジュール(RRC)(図示
せず。)へ転送する(ステップS200)。登録信号を
受信した無線回線制御モジュール(RRC)は、その登
録信号を、無線アクセス網13に特有の制御信号として
のRRC用登録信号に変換する(ステップS201)。
RRC用登録信号としては、CCCH(Common
Control Channel)上で伝送される”c
ell update/URA update”が用い
られる。そして、無線回線制御モジュール(RRC)
は、RRC用登録信号を、無線回線制御局(RNC)1
2へ送信する(ステップS202)。
【0054】RRC用登録信号を受信したRNC12内
の無線回線制御モジュール(RRC)(図示せず。)
は、そのRRC用登録信号を、モバイルIPの制御信号
としての登録信号に変換する(ステップS203)。登
録信号としては、”Registration Req
uest”(モバイルIPv4の場合)又は”Bing
ing Update”(モバイルIPv6)の場合が
用いられる。続いて、RNC12内の無線回線モジュー
ル(RRC)は、登録信号を同RNC12内のモバイル
IPモジュール(MIP)(図示せず。)へ転送する
(ステップS204)。
【0055】続いて、登録信号を受け取ったモバイルI
Pモジュール(MIP)は、その登録信号を、HA14
へ送信する(ステップS205)。登録信号を受信した
HA14内のモバイルIPモジュール(MIP)(図示
せず。)は、登録信号の示す現在位置を、移動端末10
宛てのパケットデータの転送先として登録する(ステッ
プS206)。
【0056】次に、HA14内のモバイルIPモジュー
ル(MIP)は、無線回線制御局(RNC)12へ、登
録確認信号を送信する(ステップS207)。登録確認
信号を受信したHA14内のモバイルIPモジュール
(MIP)は、その登録確認信号を、同HA14内の無
線回線制御モジュール(RRC)へ転送する(ステップ
S208)。
【0057】無線回線制御モジュール(RRC)は、受
信した登録確認信号を、無線アクセス網13に特有の制
御信号としてのRRC用登録確認信号に変換する(ステ
ップS209)。そして、無線回線制御モジュール(R
RC)は、RRC用登録確認信号を、移動端末(UE)
10へ送信する(ステップS210)。
【0058】RRC用登録確認信号を受信した移動端末
(UE)10内の無線回線制御モジュール(RRC)
は、そのRRC用登録確認信号を登録確認信号に変換す
る(ステップS211)。続いて、UE10内の無線回
線制御モジュール(RRC)は、その登録確認信号を同
UE10内のモバイルIPモジュール(MIP)へ転送
する(ステップS212)。そして、移動端末(UE)
10内のモバイルIPモジュール(MIP)が登録確認
信号を受け取ることにより、位置登録が完了する。
【0059】図12(a)〜図12(d)は、上述のよ
うにして交換される登録信号と登録確認信号との伝送の
ためのプロトコルスタックを示す。
【0060】このように、第二実施形態では、位置登録
にあたり、移動端末(UE)10と無線回線制御局(R
NC)12との間の無線アクセス網13において、無線
アクセス網13に特有の制御信号としてのRRC用登録
信号及びRRC用登録確認信号をやり取りする。このた
め、第二実施形態では、移動端末(UE)10は、固定
端末の場合と同じ処理を行うことが可能となる。また、
無線区間を無線アクセス網13に特有の制御信号として
伝送させるので、無線回線の効率的な利用が可能とな
る。
【0061】[第三実施形態]次に、図5を参照して、
図1に示した移動通信システムにおける動作フロー他の
一例について、第三実施形態として説明する。第三実施
形態では、無線回線制御局(RNC)12がモバイルI
Pの機能を持ち、即ち、モバイルIPモジュール(MI
P)を有し、且つ、モバイルIPに準拠して生成された
信号が、無線アクセス網13に特有の制御信号に変換さ
れて伝送される場合が想定されている。図5に示すよう
に、パケット通信の実行に先立ち、コアネットワーク1
5のHA14に、移動端末(UE)10の現在位置の位
置登録を行う。登録の対象である移動端末(UE)10
が、複数ある無線基地局11のいずれに接続されている
かが、現在位置として登録される。
【0062】位置登録にあたっては、まず、移動端末
(UE)10内の無線回線制御モジュール(RRC)
(図示せず。)が、無線アクセス網13に特有の制御信
号としてのRRC用登録信号を、無線回線制御局(RN
C)12へ送信する(ステップS300)。
【0063】RRC用登録信号を受信したRNC12内
の無線回線制御モジュール(RRC)(図示せず。)
は、そのRRC用登録信号を、モバイルIPの制御信号
としてのユーザデータである登録信号に変換する(ステ
ップS301)。この登録信号としては、”Regis
tration Request”(モバイルIPv4
の場合)又は”Binging Update”(モバ
イルIPv6)の場合が用いられる。続いて、RNC1
2内の無線回線モジュール(RRC)は、その登録信号
を同RNC12内のモバイルIPモジュール(MIP)
(図示せず。)へ転送する(ステップS302)。
【0064】登録信号を受け取ったモバイルIPモジュ
ール(MIP)は、その登録信号を、ホームエージェン
ト(HA)14へ送信する(ステップS303)。登録
信号を受信したHA14のモバイルIPモジュール(M
IP)(図示せず。)は、登録信号の示す現在位置を、
移動端末10宛てのパケットデータの転送先として登録
する(ステップS304)。
【0065】次に、HA14内のモバイルIPモジュー
ル(MIP)は、無線回線制御局(RNC)12へ、登
録確認信号を送信する(ステップS305)。登録確認
信号を受信したHA14内のモバイルIPモジュール
(MIP)は、その登録確認信号を、同HA14内の無
線回線制御モジュール(RRC)へ転送する(ステップ
S306)。
【0066】HA14内の無線回線制御モジュール(R
RC)は、受信した登録確認信号を、無線アクセス網1
3に特有の制御信号としてのRRC用登録確認信号に変
換する(ステップS307)。続いて、無線回線制御モ
ジュール(RRC)は、RRC用登録確認信号を、移動
端末(UE)10へ送信する(ステップS308)。そ
して、第三実施形態では、移動端末(UE)10内の無
線回線制御モジュール(RRC)がRRC用登録確認信
号を受け取ることにより、位置登録が完了する。
【0067】図13(a)〜図13(d)は、上述のよ
うにして交換される登録信号と登録確認信号との伝送の
ためのプロトコルスタックを示す。
【0068】このように、第三実施形態では、位置登録
にあたり、移動通信システム自身の登録機能を利用して
いる。すなわち、移動端末(UE)10の無線回線制御
モジュール(RRC)からRRC用登録信号を送信して
いる。この結果、移動端末(UE)10は、モバイルI
Pのための位置登録を行う必要がない。その結果、無線
アクセス網13において無線回線の標準規格を変更する
ことなく、移動通信システムに本発明の制御方法を導入
することが可能となる。
【0069】次に、通信相手(Co.Node)から移
動端末(UE)10へパケットデータを伝送する際の制
御について説明する。先ず、通信相手(Co.Nod
e)が、移動端末(UE)10を宛先とするパケットデ
ータ(PD20)を、HA14へ送信する(ステップS
309)。
【0070】パケットデータ(PD30)を受信したH
A14のIPモジュール(IP)(図示せず。)は、そ
のパケットデータ(PD20)をカプセル化して、パケ
ットデータ(PD31)を生成する(ステップS31
0)。続いて、第三実施形態では、HA14のIPモジ
ュール(IP)は、パケットデータ(PD31)を、無
線回線制御局(RNC)12へ送信する(ステップS3
11)。
【0071】無線回線制御局(RNC)12のIPモジ
ュール(IP)(図示せず。)は、受信したパケットデ
ータ(PD31)を脱カプセル化して、そのパケットデ
ータ(PD31)に含まれていたパケットデータ(PD
30)を抽出する(ステップS312)。続いて、無線
回線制御局(RNC)12のIPモジュールは、抽出し
たパケットデータ(PD30)を、移動端末(UE)1
0へ送信する(ステップS313)。そして、移動端末
(UE)10のモバイルIPモジュール(MIP)が、
パケットデータ(PD30)を受信することにより、パ
ケットデータの伝送処理が完了する。
【0072】〔第四実施形態]次に、図8を参照して、
図1に示した移動通信システムにおける動作フロー他の
一例について、第四実施形態として説明する。第四実施
形態では、第一実施形態と同様に、移動端末(UE)1
0がモバイルIPの機能を持つ、即ち、モバイルIPモ
ジュール(MIP)を有し、且つ、モバイルIPに準拠
して生成された信号が変換されること無く伝送される場
合が想定されている。
【0073】以下に述べられる第四実施形態は、登録信
号の送信の可否が、無線回線制御局(RNC)12から
移動端末(UE)10に送信される位置制御報知信号に
基づいて定められる点で、上述の第一〜第三実施形態と
異なる。
【0074】第四実施形態では、無線回線制御局(RN
C)12は、無線基地局(NB)11を介して移動端末
(UE)10に位置制御報知信号を送信し、移動端末
(UE)10に位置登録を要求する(ステップS9
9)。位置制御報知信号としては、”agent ad
vertisement”(モバイルIPv4の場
合)、又は”router advertisemen
t”(モバイルIPv6の場合)が使用される。
【0075】移動端末(UE)10は、位置制御報知信
号を受信すると、コアネットワーク15のHA14に、
移動端末(UE)10の現在位置の登録を行う。登録の
対象である移動端末(UE)10が、複数ある無線基地
局11のいずれに接続されているかが、現在位置として
登録される。
【0076】登録にあたっては、まず、移動端末(U
E)10内のモバイルIPモジュール(MIP)(図示
せず。)が、登録信号をホームエージェント(HA)1
4へ送信する(ステップS100)。この登録信号とし
ては、”Registration Request”
(モバイルIPv4の場合)又は”Binging U
pdate”(モバイルIPv6)の場合が用いられ
る。登録信号には、移動端末10の現在位置が示されて
いる。登録信号を受信したHA14内のモバイルIPモ
ジュール(MIP)(図示せず。)は、登録信号の示す
現在位置を、移動端末10宛てのパケットデータの転送
先として登録する(ステップS101)。
【0077】次に、HA14内のモバイルIPモジュー
ル(MIP)は、移動端末(UE)10へ、登録確認信
号を送信する(ステップS102)。そして、移動端末
(UE)10内のモバイルIPモジュール(MIP)が
登録確認信号を受信することにより、位置登録が完了す
る。
【0078】上述のようにして交換される登録信号と登
録確認信号との伝送のためのプロトコルスタックは、第
一実施形態と同様であり、図11(a)〜図11(d)
に示されている。
【0079】通信相手(Co.Node)から移動端末
(UE)10へのパケットデータの伝送は、第一実施形
態と同様にして行われる(ステップS103〜S10
7)。
【0080】〔第五実施形態]次に、図9を参照して、
図1に示した移動通信システムにおける動作フローの他
の一例について、第五実施形態として説明する。第五実
施形態では、第二実施形態と同様に、移動端末(UE)
10がモバイルIPの機能を持つ、即ち、モバイルIP
モジュール(MIP)を有し、且つ、モバイルIPに準
拠して生成された信号が、無線アクセス網13に特有の
制御信号に変換されて伝送される場合が想定されてい
る。
【0081】以下に述べられる第五実施形態は、登録信
号の送信の可否が、無線回線制御局(RNC)12から
移動端末(UE)10に送信される位置制御報知信号に
基づいて定められる点で、上述の第一〜第三実施形態と
異なる。
【0082】第五実施形態では、無線回線制御局(RN
C)12の無線回線制御モジュール(RRC)は、無線
基地局(NB)11を介して移動端末(UE)10にR
RC用位置制御報知信号を送信し、移動端末(UE)1
0に位置登録を要求する(ステップS197)。RRC
用位置制御報知信号は、無線アクセス網13に特有の制
御信号として伝送される。より詳細には、RRC用位置
制御報知信号としては、BCCH(Broadcast
Control CHannel)上で伝送されるS
ystem Information Blockが用
いられる。
【0083】続いて、移動端末(UE)10の無線回線
制御モジュール(RRC)は、RRC用位置制御報知信
号を受け取り、モバイルIPの制御信号としてのモバイ
ルIP用位置制御報知信号に変換する(ステップS19
8)。モバイルIP用位置制御報知信号としては、”A
gent Advertisement”(モバイルI
Pv4の場合)又は”Router Advertis
ement”(モバイルIPv6の場合)が使用され
る。
【0084】モバイルIP用位置制御報知信号は、移動
端末(UE)10のモバイルIPモジュール(MIP)
に転送される(ステップS199)。
【0085】モバイルIP用位置制御報知信号に応答し
て、コアネットワーク15のHA14に、移動端末(U
E)10の現在位置の位置登録が行われる。登録の対象
である移動端末(UE)10が、複数ある無線基地局1
1のいずれに接続されているかが、現在位置として登録
される。
【0086】位置登録の動作は、第二実施形態と同一で
ある(ステップS200〜S212)その詳細な説明は
行われない。
【0087】このように、第五実施形態では、第二実施
形態と同様に、位置登録にあたり、移動端末(UE)1
0と無線回線制御局(RNC)12との間の無線アクセ
ス網13において、無線アクセス網13に特有の制御信
号としてのRRC用登録信号及びRRC用登録確認信号
をやり取りする。このため、第五実施形態では、移動端
末(UE)10は、固定端末の場合と同じ処理を行うこ
とが可能となる。また、無線区間を無線アクセス網13
に特有の制御信号として伝送させるので、無線回線の効
率的な利用が可能となる。
【0088】〔第六実施形態]次に、図10を参照し
て、図1に示した移動通信システムにおける動作フロー
の他の一例について、第六実施形態として説明する。第
六実施形態では、第三実施形態と同様に、第三実施形態
では、無線回線制御局(RNC)12がモバイルIPの
機能を持ち、即ち、モバイルIPモジュール(MIP)
を有し、且つ、モバイルIPに準拠して生成された信号
が、無線アクセス網13に特有の制御信号に変換されて
伝送される場合が想定されている。
【0089】第六実施形態では、無線回線制御局(RN
C)12のモバイルIPモジュール(MIP)は、モバ
イルIP用位置制御報知信号を作成し、無線回線制御局
(RNC)12の内部にある無線回線制御モジュール
(RRC)に転送する(ステップS297)。モバイル
IP用位置制御報知信号としては、”Agent Ad
vertisement”(モバイルIPv4の場合)
又は”Router Advertisement”
(モバイルIPv6の場合)が使用される。
【0090】モバイルIP用位置制御報知信号を受信し
た無線回線制御局(RNC)12の無線回線制御モジュ
ール(RRC)は、モバイルIP用位置制御報知信号
を、無線アクセス網13に固有の制御信号としてのRR
C用位置制御報知信号に変換する(ステップS29
8)。RRC用位置制御報知信号としては、BCCH
(Broadcast Control CHanne
l)上で伝送されるSystem Informati
on Blockが用いられる。
【0091】無線回線制御局(RNC)12の無線回線
制御モジュール(RRC)は、RRC用位置制御報知信
号を移動端末(UE)10に送信する(ステップS29
9)。
【0092】RRC用位置制御報知信号に応答して、コ
アネットワーク15のHA14に、移動端末(UE)1
0の現在位置の位置登録が行われる。登録の対象である
移動端末(UE)10が、複数ある無線基地局11のい
ずれに接続されているかが、現在位置として登録され
る。
【0093】位置登録の動作は、第三実施形態と同一で
ある(ステップS300〜S312)その詳細な説明は
行われない。
【0094】上述の第一〜第六実施形態は、いずれも、
図1に示されている移動通信システムを前提として動作
の説明が行われているが、図7に示されている他の移動
通信システムにおいても、同様な動作が行われることが
可能である。図7に示されている他の移動通信システム
は、通信事業者「OperatorA」のネットワーク
と、他の通信事業者「OperatorB」のネットワ
ークとがインターネット160を介して接続されてい
る。加えて、更に他の通信事業者「Operator
C」のネットワークがインターネット160に接続され
ている。
【0095】図7に示されている通信事業者「Oper
atorC」が構築した網構成は、図1に示した基本構
成に対応している。通信事業者「OperatorC」
により構築されている無線アクセス網134において、
図2の移動端末(UE)10は、図7の移動端末104
に対応している。図2の無線基地局(NB)11は、図
7の無線基地局114に対応している。図2の無線回線
制御局(RCN)12は、図7の無線回線制御局124
に対応している。図2のホームエージェント(HA)1
4は、図7のホームエージェント142に対応してい
る。更に、コアネットワーク(CN)15は、インター
ネット160に含まれている無線サービスプロバイダサ
イト(図示されない)に対応している。このように、無
線アクセス網134の中に、ホームエージェント142
が挿入されていることも可能である。
【0096】また、上述した実施の形態においては、本
発明を特定の条件で構成した例について説明したが、本
発明は、種々の変更を行うことができる。例えば、上述
した実施の形態においては、モバイルIPとして、モバ
イルIPv6によりコアネットワークを制御した例につ
いて説明したが、本発明では、モバイルIPはこれに限
定されない。
【0097】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、パケット交換接続による無線回線制御を行うの
で、複数の移動端末が、同一の通信帯域を使用すること
ができる統一多重効果が得られる。このため、不要に回
線が占有することを回避することができる。
【0098】さらに、本発明では、インターネットで用
いられている制御方式であるモバイルIPを、コアネッ
トワークだけでなく、無線アクセス網の無線回線制御局
までの通信に導入している。これにより、コアネットワ
ークにおけるパケットデータの効率的な伝送を実現する
ことができる。また、呼制御を行っているコアネットワ
ークの機能を、既存のインターネットやインターネット
サービスプロバイダ(ISP)上でも実現することがで
きる。すなわち、インターネット又はインターネットサ
ービスプロバイダが、コアネットワークを兼ねることが
できる。その結果、無線アクセス網を接続するコアネッ
トワークを省略した網構成を採用することが可能とな
る。これにより、パケットデータのより効率的な伝送を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の移動通信システムの基本構成を
説明するための模式図である。
【図2】第一実施形態の移動通信システムの模式図であ
る。
【図3】第一実施形態の移動通信システムの制御方法を
説明するためのシーケンス図である。
【図4】第二実施形態の移動通信システムの制御方法を
説明するためのシーケンス図である。
【図5】第三実施形態の移動通信システムの制御方法を
説明するためのシーケンス図である。
【図6】(A)及び(B)は、従来の移動通信システム
の説明図である。
【図7】本発明による実施形態の他の移動通信システム
の構成を説明する模式図である。
【図8】第四実施形態の移動通信システムの制御方法を
説明するためのシーケンス図である。
【図9】第五実施形態の移動通信システムの制御方法を
説明するためのシーケンス図である。
【図10】第六実施形態の移動通信システムの制御方法
を説明するためのシーケンス図である。
【図11】第一及び第四実施形態のプロトコルスタック
を示す。
【図12】第二及び第五実施形態のプロトコルスタック
を示す。
【図13】第三及び第六実施形態のプロトコルスタック
を示す。
【符号の説明】
10 移動端末 11 無線基地局(NB) 12 無線回線制御局(RNC) 13 無線アクセス網 14 ホームエージェント 14a PDGN(Packet Data GW Node) 14b PDSN(Packet Data Serving Node) 14c GGSN(GW GPRS Support Node) 14d SGSN(Serving GPRS Support Node) 15、15a、15b コアネットワーク 16 インターネット

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端末と、 前記移動端末が無線回線を介してパケット通信を行う無
    線基地局と、前記無線基地局を制御する無線回線制御局
    とを含む無線アクセス網と、 移動端末の呼制御を行うコアネットワークとを備え、 前記移動端末と前記無線回線制御局との間のパケット通
    信は、パケット交換接続による無線回線制御により制御
    され、 前記コアネットワーク及び前記コアネットワークから前
    記無線回線制御局までのパケット通信を、前記移動端末
    が移動に応じて自局の現在位置をホームエージェントに
    登録し、前記ホームエージェントは前記移動端末宛のパ
    ケットデータを受信した場合には、前記登録された現在
    位置へ、前記移動端末宛のパケットデータを転送するモ
    バイルIP (モバイル・インターネット・プロトコル)
    により制御する移動通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動通信システムにおい
    て、 前記ホームエージェントは、前記コアネットワークに設
    けられた移動通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記ホームエージェントは、前記無線アクセス網どうし
    を接続するインターネットに設けられた移動通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記ホームエージェントは、前記無線アクセス網に設け
    られた移動通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2から請求項4のいずれか一に記
    載の移動通信システムにおいて、 前記現在位置は、前記移動端末が前記無線基地局のうち
    のいずれに接続されているかを示す移動通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項2〜請求項5のいずれか一に記載
    の移動通信システムにおいて、 前記ホームエージェントは、 前記移動端末の現在位置を登録する登録ユニットと、 通信相手から受信したパケットデータをカプセル化し
    て、前記登録ユニットに登録された前記移動端末の現在
    位置を宛先とするカプセル化パケットデータを生成し、
    前記カプセル化パケットデータを前記移動端末へ伝送す
    るIPモジュールとを備える移動通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記移動端末は、前記カプセル化パケットデータを脱カ
    プセル化し、前記パケットデータを抽出するIPモジュ
    ールを備える移動通信システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の移動通信システムにお
    いて、 前記無線回線制御局は、前記カプセル化パケットデータ
    を脱カプセル化して前記パケットデータを抽出し、前記
    パケットデータを前記移動端末へ転送するIPモジュー
    ルを備える移動通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項6〜請求項8のいずれか一に記載
    の移動通信システムにおいて、 前記移動端末は、前記現在位置を登録するための位置情
    報を送信する無線回線制御モジュールを含み、 前記無線回線制御局は、前記位置情報を受信して、前記
    無線アクセス網に特有なフォーマットを有する無線回線
    制御用登録信号をモバイルIP用登録信号に変換して前
    記ホームエージェントに送信し、 前記ホームエージェントは、前記モバイルIP用登録信
    号に基づいて前記現在位置を前記登録ユニットに登録す
    る移動通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項2〜請求項7又は請求項9のい
    ずれか一に記載の移動通信システムにおいて、 前記移動端末は、前記現在位置を登録するための位置情
    報を送信するモバイルIPモジュールを含む移動通信シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項10のいずれか一に
    記載の移動通信システムにおいて、 前記無線回線制御局は、前記移動端末に、位置制御報知
    信号を送信し、 前記移動端末は、前記位置制御報知信号に応答して、前
    記位置情報を送信する移動通信システム。
  12. 【請求項12】 (a)移動端末の現在位置を登録する
    ための位置情報を、無線回線制御局を介して、ホームエ
    ージェントに送信するステップと、 (b)前記位置情報に基づいて、前記現在位置を前記ホ
    ームエージェントに登録することとを備えている移動通
    信システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の移動通信システム
    の制御方法において、 更に、 (c)前記移動端末と前記無線回線制御局との間の回線
    を確立することを備え、 前記(a)ステップは、前記回線を使用して、前記位置
    情報を前記無線回線制御局を介して、前記ホームエージ
    ェントに送信するステップを含む移動通信システムの制
    御方法。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の移動通信システム
    の制御方法において、 前記(a)ステップは、 (d)前記位置情報を前記移動端末により、前記移動端
    末と前記無線回線制御局とを含む無線アクセス網に特有
    の制御信号に変換するステップと、 (e)前記制御信号を前記無線回線制御局に送信するス
    テップと、 (f)前記制御信号から前記位置情報を再生して再生位
    置情報を生成することと、 (g)前記再生位置情報を前記ホームエージェントに送
    信するステップとを含む移動通信システムの制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の移動通信システム
    の制御方法において、前記(a)ステップは、 (h)前記位置情報を示す制御信号を前記無線回線制御
    局に送信するステップと、 (i)前記制御信号を、前記無線回線制御局により前記
    位置情報に変換するステップと、 (j)前記位置情報を前記ホームエージェントに送信す
    るステップとを含む移動通信システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項12〜請求項15のいずれか一
    に記載の移動通信システムの制御方法において、 前記(a)ステップは、前記無線回線制御局から送信さ
    れる位置制御報知信号に応答して行われる移動通信シス
    テムの制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項13〜請求項16のいずれか一
    に記載の移動通信システムの制御方法において、 前記移動端末と前記無線回線制御局との間の通信は、パ
    ケット交換接続による無線回線制御により制御され、 前記ホームエージェントと前記無線回線制御局との間の
    通信は、モバイルIPにより制御される移動通信システ
    ムの制御方法。
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