JP5180346B2 - 通信 - Google Patents

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Description

本発明は移動体インターネットプロトコル(MIP)ネットワークをサポートする装置及び方法に関する。
移動体通信用のグローバルシステム(GSM(登録商標))標準方法にしたがう通常の2G移動体ネットワークは回路交換音声及びデータサービスをユーザの移動局(MS)へ提供する一方で、パケット交換移動体ネットワークを展開するための移動体通信産業に大きな影響がある。パケット交換移動体ネットワークはネットワーク及びリソース効率に関して大きな利点を有し、さらに進歩したユーザサービスの提供も可能にする。固定したおよび移動体の通信ネットワークの集中により、固定したネットワークで広く普及しているインターネットプロトコル(IP)は移動体パケットネットワークのパケットルーティング機構として当然の選択肢である。現在のIPバージョン4(IPv4)は固定したネットワークドメインで広く普及して使用されている。しかしながら、特に、非常に増加されたアドレススペース、さらに効率的なルーティング、さらに大きなスケール能力、改良されたセキュリティ、サービス品質(QoS)統合、マルチキャストその他の特徴のサポートに関して、IPv4よりも良好に認識された利点を提供するIPバージョン6(IPv6)へ徐々に移行することが予想されている。
現在展開されている移動体パケット交換サービスの特別な例には、2GのGSMネットワークと3Gのユニバーサル移動体通信システム(UMTS)ネットワーク(以下、GPRSネットワークと呼ぶ)との両者で実行されている汎用パケット無線サービス(GPRS)を含んでいる。無線構内網(wLAN)のような、非GPRS無線アクセス技術が、ホットスポット(会議場、空港、展示場等)のような幾つかの領域の局部的なブロードバンドサービスアクセスに対してGPRSにフレキシブルでおよび価格的に有効な補足手段を提供することも予測される。したがって、移動体ネットワークオペレータはGPRSとGPRSではないネットワークまたはサブネットワーク間で移動局のローミングをサポートすることを望んでいる。
3GのTS 23.060 v3.12.0 (2002-06)と呼ばれ、http://www.3gpp.org/ftp/specs/2002-06/R1999/23_series/の3GPPウェブサイトから入手可能なGPRSサービス説明書(1999年発行)の技術的仕様を参照すると、これは2G(GPRS/GSM)および3G(GPRS/UMTS)移動体パケットネットワークの詳細なサービス説明を提供している。GPRSネットワークの機能もまた通常良く知られているが、さらに別の特徴を以下詳細に説明する。
GPRSパケット交換サービスにアクセスするため、MSは最初にSGSNによりGPRSアタッチ手順(2G GSM GPRSアタッチまたは3G UMTS GPRSアタッチの一方)を行う。認証、位置更新手順が行われ、成功したならば、GPRSアタッチ手順はSGSNを介するページングと、入来するパケットデータの通知に対してMSを利用可能にする。しかしながら、実際にパケットデータを送信し受信するために、MSは割当てられたパケットデータプロトコル(PDP)アドレス(例えばIPアドレス)をもたなければならず、PDPアドレスと共に使用するため少なくとも1つのPDPコンテキストを付勢しなければならない。MSの各PDPアドレスはそれに関連する1以上のPDPコンテキストを有することができ、PDPコンテキストを規定するデータはMS、SGSN、GGSN中に記憶される。PDPコンテキスト付勢のプロセスはMSをSGSNに対して知られるようにするだけではなく、対応するGGSNに対しても知られるようにし、外部データネットワークとの相互動作が開始できる。
始めから移動体ネットワークとして設計されているGPRSネットワークは(GPRSネットワーク内のMSのための)移動性管理および(GPRSネットワーク間のMSローミングのための)ローミング機能を組込まれており、その一方で、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)でも通常、IPユーザ端末の移動性をサポートするための動作が行われる。このため、IETFは移動体IP(MIP)プロトコルが開発された。MIPは移動局(またはMIP用語では移動体ノード(MN))が異なるサブネットの接頭辞(マクロ移動体)によりIPネットワーク間で移動するとき、移動性をサポートするように設計されている。例えばMIPはGPRSネットワークと、wLANネットワークのような非GPRSネットワークとの間の移動性をサポートするために使用されることができる。移動体IPは、典型的にWCDMAハンドオーバーのようなアクセス技術特定層2機構により管理されているネットワークまたはサブネットワーク(マイクロ移動体)内の移動性管理に使用されるとは期待されていない。
IPの2つのバージョンに対応するMIPの2つのバージョンが存在する。MIPバージョン4(MIPv4)はIPバージョン4(IPv4)アドレスのためにIPアドレス移動性を提供するように設計され、一方、新しいMIPバージョン6(MIPv6)はIPバージョン6(IPv6)アドレスのIPアドレス移動性を提供するように設計されている。MIPv4はIETFウェブサイトのhttp://www.ietf.org/rfc/rfc2002.txt?number=2002で入手可能なIETFリクエスト・フォー・コメント(RFC)2002に記載されている。インターネット草案MIPv6は、http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-mobileip-ipv6-24.txtのIETFウェブサイトの書込み時に入手可能であり、2004年6月30日のdraft-ietf-mobileip-ipv6-24.txtとして参照されるIETFインターネット草案“Mobility Support in IPv6”に記載されている。
ルーティング最適化によるMIPローミングを含むシナリオが図1に示されている。移動体ノード(MN)はそのホームネットワーク(HN)中でホームIPアドレス(HAddr)を割当てられる。HNのルーティング手順は、MNがHN内のいずれにあっても、IPネットワーク(IPN)にわたって、通信ノード(CN)から送信されるIPパケットがMNに到達することを確実にする。MNが外部のネットワーク(FN)にロームするとき、MNにはIPパケットが導かれる必要があるFN内のアドレスのケア(CoA)を割当てられる。しかしながら、ローミングは1セッション期間中にIP層には透明でなければならず、それによってCNのIP層により作成されたパケットは目的地アドレスとしてHAddrをもち続ける。
MIPv6ルート最適化プロトコルにより、MNはFNへロームするとき、CNへバインディング更新を送信し、CNにCoAを通知する。CNのMIP層はその後、セッション中に次のパケットの目的地アドレスをCoAへ設定し、HAddrをパケットのルーティングヘッダタイプ2拡張ヘッダに位置させる。MNのMIP層で、HAddrはルーティングヘッダタイプ2拡張ヘッダから検索され、IP層へ通過される対応するパケットの目的地アドレスとして使用される。
ルート最適化はMIPv6では強制であるが、MIPv4の一部分を形成しない。ルート最適化のない別のローミングプロトコルが図2に示されている。IPセッションはCNとそのHNのMNとの間で設定される。MNはセッション期間中に、FNにローミングし、バインディング更新を送信して、FN中のCoAをHN中のホームエージェント(HA)に通報する。HAはIPNとHNとの間のゲートウェイの一部を形成する。この例では、FNはGGSNを通ってIPNに接続されたGPRSネットワークである。
バインディング更新に応答して、HAは目的地アドレスとしてHAddrを有する任意のその後のパケットを受取り、それらをソースアドレスとしてHAのIPアドレス(HAAddr)と、目的地アドレスとしてMNセットのCoAを有するパケットにカプセル化することによって、CoAへのIPトンネルを設定する。MNのMIP層はパケットのカプセルを分解し、それらをIP層へ送り、それによってローミングはIP層に対して透明である。このトンネル化はIETF RFC2473に記載されているIPv6汎用パケットトンネル化機構を使用して実現されることができる。
アップリンク方向では、CNのIPアドレスは変更されていないので、MNはFNへローミングした後、そのパケットのソース及び目的地アドレスを変更する必要はない。しかしながら、FNは出て行くパケットに対して入口濾波を行う必要がある可能性があり、それによってFN内ではないソースアドレスを有するパケットは阻止される。これはソースアドレスセットのネットワーク接頭辞がFNの接頭辞と一致するかチェックするためのパケット分類器を有するゲートウェイによって実行される。結果として、FNの接頭辞とは異なるネットワークの接頭辞を有するソースアドレスとしてHAddrを有するMNからのパケットは阻止される。
この問題を解決するために、MIPv4とMIPv6標準方式は、逆トンネル化プロトコルを含んでおり、それにおいてMNはそのCoAとHAAaddrとの間にアップリンク方向のトンネルを設定する。アップリンクパケットはソースアドレスとしてCoAを有するパケット中にカプセル化されるので、CoAはFN内であり、入口フィルタはカプセル化されたパケットの通過を可能にする。HAはパケットのカプセル化を解除し、それらをCNへ転送する。MIPv6の逆トンネル化は例えば書込み時ではhttp://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-mobileip-ipv6-24.txtに存在する2002年10月29日のIETF移動体IPワーキンググループの草案“Mobility Support in IPv6’”に記載されている。
IPv4では、可能なIPアドレスの数は限定され、それ故、特有のCoAをFN中でローミングする各MNに割当てることは望ましくはない。MIPv4標準方式はそれ故、多数のMNが、FN内の外部エージェント(FA)に割当てられたCoAを共有することを可能にする。図3はMIPv4中のFAの使用を示している。パケットはHAとCoAのFAとの間でトンネルされ、FAはパケットをFN内のMNへ伝送する。
ネットワークへのアクセスはそのネットワークのオペレータまたはサービスプロバイダの制御下で行われるべきであることが通常認められる。サービスベースのローカルポリシー(SBLP)のような多くの重要な3G機能はネットワーク中心の制御原理に基づいている。しかしながら、既存のMIPv6標準方式は個々のネットワークを含まないエンド・ツー・エンドベースで動作する。例えばMNは、それが留まっている外部ネットワークまたはビジットしたネットワークのようなその現在のネットワークを通知することなく、そのHAおよびそのCNと相互動作する。MIPv6のエンド・ツー・エンド制御モデルは、外部またはビジットしたネットワークがローカルポリシーを強化するならば、中断される。
本発明の1特徴によれば、移動体ノードによりビジットされる外部ネットワーク中にネットワークエンティティが設けられ、それは移動体ノードと対応する通信ノードとの間のセッション中に通信ノードと直接接触する中間ノードとして動作する。ネットワークエンティティは通信ノードからのエンティティにアドレスされるセッション中にパケットを受信し、および/またはソースアドレスとしてそのエンティティのアドレスにより通信ノードにアドレスされるパケットを送信することができる。ネットワークエンティティに割当てられたアドレスのケアは移動体ノードのホームアドレスに対して1対1の関係を有することができる。
本発明の別の特徴によれば、移動体ノードによりビジットされる外部ネットワーク中にネットワークエンティティが設けられ、それは移動体ノードと通信ノードとの間のセッション中に中間ノードとして動作し、外部ネットワーク中の移動体ノードのアドレスのケアに対して1対1の関係を有する二次的なアドレスのケアを有する。
本発明の実施形態によれば、移動体ホームエージェント(MHA)または秘密保護ゲートウェイは、外部またはビジットされたネットワークのようなネットワーク中に導入される。移動体ノードへ送信され、または移動体ノードから受信されるデータは常に、移動体ホームエージェントを通って伝送される。
ルート最適化を使用するMIPのローミングの説明図である。 ルート最適化のないMIPのローミングの説明図である。 外部エージェントによるMIPのローミングの説明図である。 データがHAからMHAへのトンネルを介してCNからMNへ送信される本発明の第1の実施形態を示すタイミング図である。 第1の実施形態を示すネットワーク図である。 データがCNからMHAへのトンネルを介してCNからMNへ送信される本発明の第2の実施形態を示すタイミング図である。 第2の実施形態を示すネットワーク図である。 データがアドレス変換を使用してMHAを介してCNからMNへ送信される本発明の第3の実施形態を示すタイミング図である。 第3の実施形態を示すネットワーク図である。 データがMHAからHAへのトンネルを介してMNからCNへ送信される本発明の第4の実施形態を示すタイミング図である。 第4の実施形態を示すネットワーク図である。 データがMHAからCNへのトンネルを介してMNからCNへ送信される本発明の第5の実施形態を示すタイミング図である。 第5の実施形態を示すネットワーク図である。
以下の説明では、MHAはネットワークエンティティである。例えばFNのゲートウェイにおいて同一の位置に配置されることができる。パケットをMNへまたはMNから送信することを含む異なるシナリオにおけるMHAの動作を以下の第1乃至第5の実施形態で説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態はCNからMNへパケットを送信する第1の別の方法である。MNがFN中へロームするとき、FNを通ってパケットを送信及び受信するため、FNが登録されなければならない。MNはFNのCoAを割当てられる。
登録プロセスの一部として、図4aに示されているように、MNはステップ1aで第1のバインディング更新(BU)をMHAに送信して、HAddrとHAAddrとを通知する。MHAがまだCoAに気づいていない場合、MNはBU中にCoAを含める。しかしながらMHAがFNへのゲートウェイで同じ位置に位置されているならば、ゲートウェイ内の内部プロセスにより既にCoAを通知されている可能性もある。
さらに、MNの登録プロセスの一部として、MHAはそれ自体に、MNのHAddrと1対1のマッピングを有する二次アドレスのケア(SCoA)を割当て、HAにSCoAを通知するため、ステップ1bで第2のBUを送信する。以下説明するように、これによりトンネルをHAからMHAへ設定することが可能である。
MNのローミング状態はCNに対して透明であり、それ故、CNはソースアドレスとしてのCNAddrと目的地アドレスとしてのHAddrとを有するパケットをMNへ送信する。CNからMNへのパケットの送信プロセスは図4aおよび4bに示されている。ステップ1cで、CNはパケットをIPNによって送信し、それは目的地アドレスを基にしてHNへ送られる。パケットはHAによって受取られ、HAはMNのローミング状態に気づいており、パケットをステップ1dで、トンネルを介してSCoAのMHAへ転送する。換言すると、パケットは以下のようにカプセル化される。
外部IPヘッダ: Src:HAAddr Dest:SCoA
内部IPヘッダ: Src:CNAddr Dest:HAddr
MHAは外部IPヘッダを剥ぐことによりパケットのカプセルを解除し、ステップ1eで、内部パケットをMNへ送信する。このステップはFN内で行われるので、パケットの目的地アドレスがMNの現在のアドレスではないことは重要ではない。例えばFNは、FN内のMNと通信するための媒体アクセス制御(MAC)アドレスを発見するアドレスリゾルーションプロトコル(ARP)を使用して、パケットをMNへ伝送する。MAC層はIP層と、物理層との間で動作し、パケットが物理層上を転送される態様を決定する。この明細書の説明は主として移動体IP層に関しており、MACプロトコルは良く知られているので、MAC層についてはさらに説明しない。
しかしながら、MNのIP層は、MNのローミング状態が上位層に透明であるとき、HAddrにアドレスされるパケットを上位層にのみ伝送し、その下の移動体IP層には伝送しない。
ステップ1c乃至1eは、MNがFN中にありながら、CNからMNへ送信される各パケットに対して繰り返される。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、CNからMNへパケットを送信する第2の別の方法である。この別の実施形態では、HAをバイパスすることにより、トンネルがCNからMHAへ直接設定される。しかしながら、HAはセッションの設定に参加できる。
登録プロセスの一部として、図5aに示されているように、MNはステップ2aで第1のバインディング更新(BU)を送信し、MHAにHAddrおよびCNAddrを通知する。MHAがまだCoAに気づいていない場合、MNはまたBUにCoAを含める。しかしながら、MHAがFNへのゲートウェイに位置されているならば、そのゲートウェイ内の内部プロセスにより既にCoAを通知されることができる。
MNはCNAddrに気づいており、それはCNへのセッションを開始しているか、MNがFNにローミングしたときにCNによりセッションに既に関与したためである。そうでなければ、MNは例えば第1の実施形態を使用して、CNによりCNAddrを通知されることができる。
さらに、MNの登録プロセスの一部として、MHAはそれ自体に、MNのHAと1対1のマッピングを有する二次アドレスのケア(SCoA)を割当て、CNにSCoAを通知するためにステップ2bで第2のBUを送信する。以下説明するように、これによってトンネルをCNからMHAへ直接設定することが可能である。
CNからMNへのパケットの送信プロセスは図5aおよび5bに示されている。CNはMNへ送信するために以下のようにしてパケットをカプセル化する。
外部IPヘッダ: Src:CNAddr Dest:SCoA
内部IPヘッダ: Src:CNAddr Dest:HAddr
ステップ2cで、CNはIPNによってトンネルを通してパケットを送信し、パケットをSCoAのMHAへ伝送する。MHAは外部IPヘッダを剥ぎ取ることによりパケットのカプセルを解除し、ステップ2dで、内部パケットをMNへ送信する。
ステップ2cおよび2dは、MNがFN中にありながら、CNからMNへ送信される各パケットに対して繰り返される。
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、CNからMNへパケットを送信する第3の別の方法である。これはパケットがトンネル化なしにMHAへ送信され、MHAがSCoAからHAddrへ目的地アドレスを変換するための目的地アドレス変換を行う点を除いて、第2の実施形態に類似している。
登録プロセスの一部として、図6aに示されているように、MNはステップ3aで第1のバインディング更新(BU)を送信し、MHAにHAddrを通知する。MHAがまだCoAに気づいていない場合、MNはさらにBU中にCoAを含める。しかしながらMHAがFNへのゲートウェイで同一位置に配置されているならば、ゲートウェイ内の内部プロセスにより既にCoAを通知されることができる。
さらに、MNの登録プロセスの一部として、MHAはそれ自体に、MNのHAddrと1対1のマッピングを有する二次アドレスのケア(SCoA)を割当て、CNにSCoAを通知するためにステップ3bで第2のBUを送信する。
MNはCNAddrに気づいていてもよく、それはCNへのセッションが開始されているか、MNがFN中にローミングしたときにCNとのセッションに既に関与したためである。そうでなければ、MNは例えば第1の実施形態を使用して、CNによりCNAddrを通知されることができる。
CNからMNへのパケットの送信プロセスは図6aおよび6bに示されている。CNは、CNAddrとしてのソースアドレスとSCoAとしての目的地アドレスとによりMNへ送信するためのパケットをアドレスする。ステップ3cで、CNはパケットをIPNによって送信し、これはパケットをSCoAのMHAへ伝送する。
MHAは、パケットの目的地アドレスとしてSCoAをHAddrにより置換するため、そのパケットについて目的地アドレス変換を行い、ステップ3dで、そのパケットをMNへ送信する。
ステップ3c乃至3dは、MNがFNにありながら、CNからMNへ送信される各パケットに対して繰り返される。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、FN内のMNからCNへパケットを送信する別の方法である。逆方向のトンネルがMHAとHAとの間に設定され、パケットは逆方向トンネルを介してCNへ伝送される。
登録プロセスの一部として、図7aに示されているように、MNはステップ4aで第1のバインディング更新(BU)を送信し、MHAにHAddrおよびHAAddrを通知する。MHAがまだCoAに気づいていない場合、MNはさらにBU中にCoAを含める。しかしながらMHAがFNへのゲートウェイに位置されているならば、ゲートウェイ内の内部プロセスにより既にCoAを通知されている可能性もある。
さらに、MNの登録プロセスの一部として、MHAはそれ自体に、MNのHAと1対1のマッピングを有する二次アドレスのケア(SCoA)を割当て、HAにSCoAを通知するためにステップ4bで第2のBUを送信する。以下説明するように、これによって逆方向トンネルをMHAからHAへ設定することが可能である。
MNは、ステップ4cでCNへアドレスされるパケットを送信する。MHAはMNのデフォルトゲートウェイまたは第1のホップとして構成され、それ故、MNにより送信されるパケットは常にMHAを通過する。パケットが到着したとき、MHAはキャッシュ中のSCoAへのマッピングのためにソースアドレスをチェックする。この場合、ソースアドレスはHAddrであり、マッピングが発見される。パケットはそれ故、ステップ4dで逆方向チャンネルを介してHAへ転送される。換言すると、パケットは以下のようにカプセル化される。
外部IPヘッダ: Src:SCoA Dest:HAAddr
内部IPヘッダ: Src:HAddr Dest:CNAddr
HAは外部IPヘッダを剥ぎ取り、ステップ4eで、IPNを通って内部パケットをCNへ送信する。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、FN内のMNからCNへパケットを送信する別の方法である。逆方向のトンネルがMHAとCNとの間で直接設定される。
登録プロセスの一部として、図8aに示されているように、MNはステップ5aで第1のバインディング更新(BU)を送信し、MHAにHAddrおよびCNAddrを通知する。MHAがまだCoAに気づいていない場合、MNはさらにBU中にCoAを含める。しかしながらMHAがFNへのゲートウェイに位置されているならば、ゲートウェイ内の内部プロセスにより既にCoAを通知されている可能性がある。
MNはCNAddrに気づいている可能性があり、それはCNとのセッションを開始しているか、MNがFN中にローミングしたときにCNとのセッションに既に関与したためである。そうでなければ、MNは例えば第1の実施形態を使用して、CNによりCNAddrを通知されることができる。
また、MNの登録プロセスの一部として、MHAはそれ自体に、MNのHAddrと1対1のマッピングを有する二次アドレスのケア(SCoA)を割当て、CNにSCoAを通知するためにステップ5bで第2のBUを送信する。以下説明するように、これによって逆方向トンネルをCNからMHAへ直接設定することが可能である。
MNは、ステップ5cでCNへアドレスされるパケットを送信する。MHAはMNのデフォルトゲートウェイまたは第1のホップとして構成され、それ故、MNにより送信されるパケットは常にMHAを通過する。パケットが到着したとき、MHAはキャッシュ中のSCoAへのマッピングのためのソースアドレスをチェックする。この場合、ソースアドレスはHAddrであり、マッピングが発見される。パケットはそれ故、ステップ5dで逆方向トンネルを通ってCNへ転送される。換言すると、パケットは以下のようにカプセル化される。
外部IPヘッダ: Src:SCoA Dest:CNAddr
内部IPヘッダ: Src:HAddr Dest:CNAddr
パケットがCNに到着するとき、移動体IP層は外部IPヘッダを剥ぎ取り、内部パケットをIP層に提供する。
[秘密保護バインディング]
実施形態は新しい機能エレメントMHAを使用するので、新しいタイプの秘密保護バインディングがMHAと各エレメントとの間で必要とされ、それによって以下のように通信する。
MNとMHAとの間で、MNとHAとの間のバインディングで使用されるのに類似の秘密保護バインディングが、MIPv6で規定されているように、採用されることができる。HAとMHAとの間で、外部エージェントとHAとの間で使用されるバインディングに類似した秘密保護バインディングがMIPv4で規定されているように、使用されることができる。
CNとMHAとの間のバインディングに対しては、秘密保護バインディングがMNとMHAとの間で実現されるならば、秘密保護バインディングはMNにより保証される。MHAはこれが秘密保護バインディングを設けるMNからのCNについての情報のみを信用する。
[入口フィルタ]
最初に、前述の第3の実施形態では、セッション期間中のFNへのMNのローミングによって、FNに入るパケットの目的地アドレスが、セッション期間中にHAddrからSCoAへ変化される。目的地ベースのパケットフィルタが、トラフィックフローテンプレート(TFT)のようなFNのゲートウェイで設定されるならば、目的地アドレスの変化はパケットのブロックを生じる可能性がある。HAddrとSCoAとの間に1対1のマッピングが存在し、SCoAはカプセル化されたパケットの目的地アドレスとして使用されるので、問題はSCoAをHAddrへ連結するためにMHAがフィルタを更新することにより避けられ、それによって同一のフィルタリングポリシーをSCoAへアドレスされるパケットに適用することができる。
[構造の詳細]
当業者に本質的に知られている機能用語で実施形態を説明した。当業者は機能エレメントが種々の異なる方法で構成されることを理解するであろう。例えば、機能はハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアを含む適切に配置された装置によってCN、HA、MHA、MNにおいて実行されるコンピュータプログラムにより行われることができる。既知のMIPv6システムは適切なコンピュータプログラムの付加、または既存のコンピュータのプログラムの変更によって本発明を実行するように変更されることができる。これらのプログラムは、取外し可能なディスクのような非揮発性記憶媒体、フラッシュメモリ、電気信号または電磁信号を含むが、これらに限定されないキャリアに記憶されることができる。さらに構造の詳細をここでの説明に含める必要はなく、当業者から容易に与えられるであろう。

Claims (1)

  1. 外部ネットワークの移動体ノードと通信ノードとの間の中間ノードでネットワークエンティティを動作する方法において、
    移動体ノードに外部ネットワーク内のアドレスのケアを割当て、バインディング更新はアドレスのケアを示しており、
    通信ノードへアドレスされるパケットをネットワークエンティティから送信し、
    パケットはバインディング更新であり、
    ネットワークエンティティはその後、移動体ノードと通信ノードとの間のセッションにおいて、ネットワークエンティティから通信ノードへトンネルで1以上のセッションパケットを送信し、ソースアドレスとしてアドレスのケアが使用され、また目的地アドレスとして通信ノードアドレスが使用されるネットワークエンティティの動作方法。
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