JP2001345061A - グラフィック蛍光表示管 - Google Patents

グラフィック蛍光表示管

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JP2001345061A
JP2001345061A JP2000164448A JP2000164448A JP2001345061A JP 2001345061 A JP2001345061 A JP 2001345061A JP 2000164448 A JP2000164448 A JP 2000164448A JP 2000164448 A JP2000164448 A JP 2000164448A JP 2001345061 A JP2001345061 A JP 2001345061A
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grid
anode
display tube
grids
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Yukio Ogawa
小川行雄
Katsutoshi Kogo
向後克俊
Kazuyoshi Ishikawa
石川和良
Hiroaki Kawasaki
川崎博明
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection
    • H01J31/127Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection using large area or array sources, i.e. essentially a source for each pixel group

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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アノードマルチマトリクス型グラフィック蛍光
表示管において、隣接グリッドの負電位の影響による発
光むらを低減することを目的とする。 【解決手段】各アノード電極列は、それぞれ3本のアノ
−ド電極配線Aw1〜Aw3を有し、各アノード電極列
のアノード電極(1列目はアノード電極A11〜A1
m)は、3番目毎に共通のアノ−ド電極配線Aw1〜A
w3に接続し、グリッドG1〜Gzに各アノード電極列
のアノード電極を3個ずつ割り振る。グリッドG1〜G
zは、第1基板S1上の絶縁層に、開口部Oを除いて成
膜し、形成する。開口部Oに蛍光体を塗布したアノード
電極A11〜Anmを形成する。グリッドの表面は、蛍
光体の表面よりも低くなるように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、平面グリッドを
用いたグラフィック蛍光表示管に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7は、従来のグラフィック蛍光
表示管におけるアノード電極とグリッドの配置関係図及
びその動作の説明用概念図を示す。図6(a)は、アノ
ード電極とグリッドの配置関係を示す平面図で、A11
〜A52はアノード電極を、G1〜G5はグリッドを、
a1、a2は2本のアノード電極配線の端子を、それぞ
れ示し、アノード電極は3行、グリッドは5個のみ記載
してある。アノード電極A11〜A52は、2番目毎に
共通のアノード電極配線に接続されている。2行目、3
行目のアノード電極も、1行目と同様にアノード電極配
線に接続されている。アノード電極、グリッド、フィラ
メント(図示してない)は、この順で紙面の表から裏方
向に、所定の間隔をおいて配置されている。フィラメン
トから放出された電子は、グリッドG1〜G5を通過し
て各行のアノード電極A11〜A52に放射される。
【0003】図6(a)の場合には、グリッドG1は、
各行のアノード電極A11、A12を制御し、グリッド
G2は、各行のアノード電極A21、A22を、それぞ
れ制御する。以下グリッドG3〜G5についても同様で
ある。
【0004】図6(b)は、図6(a)の動作を説明す
るための概念図である。例えば、1行目のアノード電極
A22を発光させるときは、グリッドG2に正電圧を、
グリッドG1、G3、G4、G5に負電圧を、端子a2
に正電圧を、端子a1に負電圧を、それぞれ印加する。
フィラメントから放出された電子は、グリッドG2を通
過するが、他のグリッドを通過することはできない。即
ちグリッドG1、G3、G4、G5に向かう電子は、そ
れらのグリッドの負電位により、反発されるため、それ
らのグリッドを通過することはできない。グリッドG2
を通過した電子は、正電圧が印加されているアノード電
極A22に到達するが、アノード電極A21には、負電
圧が印加されているため到達することはできない。ここ
でアノード電極A22に到達する電子は、グリッドG3
に近い側では、グリッドG3の負電位の影響(けられ現
象)を受けるため、アノード電極A22のグリッドG3
側端部には到達できない。その結果、アノード電極A2
2のグリッドG3側端部には、発光むら(発光しない部
分)が生じる。
【0005】図6(c)は、アノード電極配線が3本の
場合で、アノード電極A11〜A52は、3番目毎に共
通のアノード電極配線に接続されている。例えば、グリ
ッドG2に正電圧を、グリッドG1、G3、G4に負電
圧を印加すると、図6(b)の場合と同様にフィラメン
トから放出された電子は、グリッドG2のみを通過する
ことができる。ここで端子a1、a3に正電圧を印加す
ると、電子は、アノード電極A22、A32に到達す
る。この際、アノード電極A22、A32に到達する電
子は、グリッドG1、G3の負電位の影響を受けるた
め、アノード電極A22は、グリッドG1側端部に、ア
ノード電極A32は、グリッドG3側端部に発光むらが
生じる。(例えば、特公昭63−35037号公報参
照。)
【0006】図6(b)、図6(c)の発光むらの発生
を防止するため、従来図7(a)、図7(b)の駆動方
法が採られている。図7(a)は、アノード電極配線が
4本で、アノード電極A11〜A52は、4番目毎に共
通のアノード電極配線に接続され、グリッドG1〜G5
は、それぞれ2個のアノード電極を制御する。
【0007】図7(a)の場合、グリッドG2、G3に
同時に正電圧を印加し、グリッドG1、G4、G5に負
電圧を印加している。そしてグリッドG2、G3の境に
近い位置のアノード電極A22、A31を発光電極とし
て選択するため、端子a1、a4に正電圧を印加してい
る。この場合、アノード電極A22、A31は、グリッ
ドG1、G4から離れた位置にあるため、フィラメント
からアノード電極A22、A31へ放射される電子は、
グリッドG1、G4の負電位の影響をほとんど受けな
い。図7(b)は、アノード電極配線の本数及びアノー
ド電極のアノード電極配線への接続の仕方は、図7
(a)と同じであるが、グリッドの選択の仕方が、図7
(a)と相異している。
【0008】図7(b)の場合、グリッドG2、G3、
G4に同時に正電圧を印加し、グリッドG1、G5に負
電圧を印加している。そしてグリッドG3に制御される
アノード電極A31、A32を発光電極として選択する
ため、端子a1、a2に正電圧を印加している。この場
合、アノード電極A31、A32は、負電圧が印加され
ているグリッドG1、G5から離れているから、グリッ
ドG1、G5の負電位の影響は、図7(a)の場合より
もさらに小さくなる。(例えば、特公昭63−3503
7号公報参照。)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図6の場合、発光アノ
ード電極は、隣接グリッドの負電位の影響を受け、発光
むらの発生を避けることができない。また図7の場合、
隣接グリッドの負電位の影響は、避けることができる
が、アノード電極配線が4本の場合でも、アノード電極
2個毎に1個のグリッドを設けなければならない。その
結果、グリッドの個数が多くなるから、構造が複雑にな
り、製造が難しく、かつグリッドのドライバーの個数が
多くなる。さらにデユーテイファクターが低下するた
め、輝度が低下する。本願発明は、従来のグラフィック
蛍光表示管における図6、図7の前記問題点を解決する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下において、1列に配
列されたアノード電極をアノード電極列と呼ぶが、配列
の方向を列と呼ぶか行と呼ぶかは、便宜的呼び方で、技
術的にはいずれも違いがないから、グリッドと交差する
方向に配列されたアノード電極を、アノード電極列と呼
ぶ。本願発明のグラフィック蛍光表示管は、(a)第1
基板に形成された絶縁層にアノード電極列とそのアノー
ド電極列と交差するグリッドとが形成され、(b)アノ
ード電極列は、n列で、1列m個のアノード電極から成
り、各アノード電極列毎にQ本のアノ−ド電極配線が設
けられ、各アノード電極列のアノード電極は、Q番目毎
に共通のアノ−ド電極配線に接続され、(c)グリッド
は、m/Q個で、各グリッドには、各アノード電極列に
沿ってQ個の開口部が形成され、その開口部内の絶縁層
にアノード電極が形成され、そのアノード電極に蛍光体
が塗布され、(d)蛍光体の陰極側表面はグリッドの陰
極側表面よりも陰極に近い位置に配置されている。
【0011】本願発明のグラフィック蛍光表示管は、前
記グラフィック蛍光表示管において、アノード電極、ア
ノード電極配線、絶縁層、及びグリッドは薄膜である。
本願発明のグラフィック蛍光表示管は、前記グラフィッ
ク蛍光表示管において、前記第1基板に凹部が形成さ
れ、その第1基板の凹部にグリッドの凹部が形成され、
そのグリッドの凹部の底部に開口部が形成されている。
本願発明のグラフィック蛍光表示管は、前記グリッドの
凹部の内面にテーパーを有する。本願発明のグラフィッ
ク蛍光表示管は、制御電圧印加用のストライプ状背面電
極が複数形成され、前記第1基板に対向している第2基
板を有する。本願発明のグラフィック蛍光表示管は、前
記第2基板の背面電極に電位勾配を有する制御電圧が印
加される。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明の実施の形態に
係るグラフィック蛍光表示管におけるアノード電極とグ
リッドの配置関係を示す平面図である。S1はガラスの
第1基板、A11〜A1m、A21〜A2m、…、An
1〜Anmは蛍光体を塗布した薄膜アノード電極、G1
〜Gzは薄膜グリッド、OはグリッドG1〜Gzの開口
部、Aw1〜Aw3は薄膜アノード電極配線、a1〜a
3はアノード電極配線の端子、Ahはスルーホールであ
る。なおアノード電極配線は、第1基板S1上に形成さ
れ、スルーホールAhは、図示しない薄膜絶縁層に形成
されているが、アノード電極とアノード電極配線との接
続関係を明示するため、便宜上図の一番上に仮想表示し
てある。
【0013】グリッドG1〜Gzは、第1基板S1に形
成された絶縁層(図示してない)に形成され、アノード
電極A11〜Anmは、グリッドG1〜Gzの開口部O
の前記絶縁層に形成されている。アノード電極A11〜
Anmは、第1基板S1に形成されたアノード電極配線
Aw1〜Aw3と、前記絶縁層のスルーホールAhを介
して接続されている。アノード電極A11〜Anmは、
1列m個でn列のアノード電極列から成り、各アノード
電極列は、Q本のアノード電極配線を有し、各アノード
電極列のアノード電極は、スルーホールAhの導体を介
して、Q番目毎に共通のアノード電極配線に接続されて
いる。
【0014】グリッドG1〜Gzは、(z=m/Q)個
から成り、それらの各グリッドには、各アノード電極列
のアノード電極が、Q個ずつ割り振られている。本実施
形態は、Q=3の場合で、各アノード電極列のアノード
電極A11〜A1m、A21〜A2m、…、An1〜A
nmは、スルーホールAhの導体を介して、各アノード
電極列の3本のアノード電極配線Aw1〜Aw3に、3
番目毎に、共通に接続されている。そして各アノード電
極列のアノード電極は、(z=m/3)個のグリッドG
1〜Gzに、3個ずつ割り振られ、その割り振られたグ
リッドにより制御される。例えば、1列目のアノード電
極列の場合、アノード電極A11〜A13は、グリッド
G1により、アノード電極A14〜A16は、グリッド
G2により、それぞれ制御される。
【0015】アノード電極列の列数(n)、1列のアノ
ード電極の個数(m)、グリッドの個数(z=m/
Q)、及び1個のグリッドが制御するアノード電極の個
数(Q)は、表示量や必要な解像度等に応じて、所定個
数に設定する。なお図1のように配列されたm個のアノ
ード電極を、アノード電極列と呼んで説明したが、いず
れの配列方向を列と呼ぶか行と呼ぶかは、便宜的呼び方
で技術的には違いがないから、グリッドと交差する方向
に配列されたm個のアノード電極をアノード電極列と呼
ぶ。
【0016】図2は、図1のグラフィック蛍光表示管の
第1実施例に係り、その一部の断面図を示す。図2
(a)は、図1のX−X部分の拡大断面図を、図2
(b)は、図1のY−Y部分の拡大断面図を、それぞれ
示す。S1は第1基板、Dは絶縁層、A14〜A44、
A31〜A34はアノード電極、P14〜P44、P3
1〜P34は蛍光体、G1、G2はグリッド、Oはグリ
ッドの開口部、Aw1〜Aw3は各アノード電極列のア
ノード電極配線、Ahは導電材が充填されたスルーホー
ルである。
【0017】グリッドG1、G2は、絶縁層D上に形成
され、例えば、四角形の開口部Oが形成されている。ア
ノード電極A14〜A44、A31〜A34は、絶縁層
D上のグリッドG1、G2の開口部O内に形成され、蛍
光体P14〜P44、P31〜P34が塗布されてい
る。アノード電極A14〜A34は、アノード電極列毎
に設けた3本のアノード電極配線Aw1〜Aw3と、ス
ルーホールAhの導電材を介して接続されている。図2
(a)の場合、アノード電極A14、A24、A34、
A44は、各アノード電極列のアノード電極配線Aw1
に、それぞれ接続されている。図2(b)の場合、アノ
ード電極A31、A34は、3番目毎に共通のアノード
電極配線Aw1に接続されている
【0018】アノード電極A14〜A44、A31〜A
34の上方(第1基板S1と反対側)には、陰極になる
フィラメント(図示してない)が張架されており、その
フィラメントから放出された電子は、グリッドG1、G
2により制御され、それらのアノード電極の内選択され
たアノード電極に放射される。ここで、グリッドG1、
G2のフィラメント側表面は、蛍光体P14〜P44、
P31〜P34のフィラメント側表面よりも、低い位置
(フィラメントから遠い位置)にあるため、放射された
電子の一部により絶縁層Dの露出部分がチャージアップ
されても、そのチャージアップは小さく、チャージ電荷
による電子のけられ現象も小さくなる。そのためチャー
ジ電荷による発光むらも小さくなる。
【0019】かつグリッドG1に正電圧を、グリッドG
2に負電圧を印加して、アノード電極A33を発光電極
に選択した場合、アノード電極A33に照射される電子
が、グリッドG2の負電位によって受ける影響は小さ
い。したがってアノード電極A33の発光むらも小さ
い。この場合、従来のグラフィック蛍光表示管は、図6
(a)、図6(b)で説明したように、グリッドG2の
負電位の影響を避けることはできなかった。また1個の
グリッドに割り振られる各アノード電極列のアノード電
極の個数についても、本願発明のグラフィック蛍光表示
管は、図7の従来例のように2個に限る必要はなく、ア
ノード電極配線数と同じにすることができる。かつ図7
のように、複数のグリッドに同時に正電圧を印加する必
要もない。
【0020】図3は、図1のグラフィック蛍光表示管の
第2実施例に係り、その一部の断面図を示す。図3
(a)は、図1のX−X部分の拡大断面図を、図3
(b)は、図1のY−Y部分の拡大断面図を、それぞれ
示す。図3の基本的構成は、図2と同じであるが、図3
は、第1基板S1のアノード電極を形成する箇所に凹部
を形成した点に特徴がある。
【0021】図3に付されている符号は、図2と同じで
ある。第1基板S1には、アノード電極A24、A3
3、A34を形成する箇所に凹部が形成されている。そ
の凹部の内面を含めて、第1基板S1の表面に、アノー
ド電極配線Aw1〜Aw3、絶縁層Dが形成され、その
絶縁層Dにアノード電極A24、A33、A34、グリ
ッドG1、G2が図2と同様に形成されている。グリッ
ドG1、G2は、第1基板の凹部と同形状の凹部Kgを
有し、その凹部Kgは、テーパーTgを有し、底部に開
口部Oが形成されている。その開口部Oの絶縁層D上に
アノード電極A24、A33、A34が形成され、それ
らのアノード電極に蛍光体P24、P33、P34が塗
布されている。
【0022】図3の場合、グリッドG1、G2のフィラ
メント側表面(第1基板S1と反対の側)は、蛍光体P
24、P33、P34のフィラメント側表面よりも、低
い位置(フィラメントから遠い位置)にあるから、図2
の場合と同様に、絶縁層Dのチャージアップは小さくな
り、アノード電極の発光むらも小さくなる。なお本実施
例では、グリッドG1、G2のフィラメント側表面は、
蛍光体P24、P33、P34のフィラメント側表面よ
りも、低い位置にあるが、略同一の位置でも同様の効果
を有する。またグリッドG1、G2のフィラメント側表
面が、蛍光体P24、P33、P34のフィラメント側
表面よりも多少高くても、絶縁層Dの露出面が小さいた
め、同様の効果を有する。
【0023】図3のグリッドG1、G2は、凹部Kgに
テーパーTgを有するから、カットオフ特性が向上し、
かつ絶縁層Dの露出面が小さくなるから、電子のチャー
ジアップも小さくなる。本実施例の絶縁層Dは、薄膜で
あるから、その膜厚は、従来の厚膜の絶縁層に比し、1
0分の1以下になる。したがって絶縁層のチャージアッ
プは、さらに小さくなる。
【0024】また本実施例のアノード電極、グリッド、
絶縁層、蛍光体層等は、薄膜であるから、アノード電
極、グリッド、絶縁層の膜厚は、蛍光体の粒径と同じ位
か、或るいはそれより薄くなる。そのため、蛍光体層を
2粒子層以上にする場合、蛍光体の表面が高くなりすぎ
ることもあるが、そのような場合、本実施例において
は、第1基板S1の凹部の深さを適宜に設定することに
より、グリッドと蛍光体の高さを任意に容易に調整する
ことができる。なおグリッドと蛍光体の高さ調整に関わ
るのは、第1基板S1の凹部の深さであるから、その高
さ調整の観点からは、その凹部のテーパーは必要でない
が、グリッドのカットオフ特性の向上、絶縁層のチャー
ジアップ低減、アノード電極配線やグリッドの断線防止
の観点からは、前述したように設けることが望ましい。
【0025】本実施例においては、第1基板S1の凹部
は、四角形のものについて説明したが、ストライプ状の
溝であってもよい。この場合、グリッドの凹部Kgの溝
の長手方向の縁は、低くなるため、グリッドのカットオ
フ特性は、やや劣るが実用上問題はない。
【0026】図4は、図3の拡大平面図で、主にグリッ
ドG1の凹部Kgを示す。符号は、図3と同じである。
凹部Kgは、アノード電極列2列分のみ記載してある。
凹部Kgの開口部Oの絶縁層D上にアノード電極A21
〜A24、A31〜A34(図示してない)が形成さ
れ、それらのアノード電極に蛍光体P21〜P24、P
31〜P34が塗布されている。絶縁層Dは、開口部O
の一部に露出しているが、凹部Kgの大部分は、テーパ
ーTgが覆っており、かつ絶縁層Dの露出した部分は、
蛍光体P21〜P24、P31〜P34及びグリッドG
1の表面より低い位置にあるため、その露出部分による
チャージアップの影響は小さい。
【0027】以上図1〜図4では、グリッドの開口部及
びアノード電極の形状は、四角形のものについて説明し
たが、多角形、円形等他の形状のものであってもよい。
また陰極になる電子源は、熱陰極であるフィラメントに
ついて説明したが、冷陰極である電界放出型カソード
(FEC)であってもよい。なお図2〜図4の絶縁層D
は、ブラックマトリクスの機能も有しているから、別途
ブラックマトリクスを設ける必要がない。
【0028】次に本願発明の実施形態及び実施例のアノ
ード電極等の形成方法について説明する。まず第1基板
になるガラス基板(板厚1.1mm)に、スパッタ法に
よりAl膜を形成する。膜厚は、0.1μm〜数μmの
範囲で選定するが、本実施形態では1.5μmに選定し
た。このAl膜からフォトリソ法により、アノード電極
列当たり3本のアノード電極配線を形成する。アノード
電極配線の線幅及び間隔は、0.02mmである。
【0029】次に前記アノード電極配線を含め、ガラス
基板の全面に絶縁層を形成する。この際、絶縁層には、
アノード電極配線とアノード電極との接続用スルーホー
ルを形成する。絶縁層は、スクリーン印刷法によりガラ
スフリット膜を形成するか、またはCVD(Chemi
cal Vapor Deposition)法により
SiOx膜を形成する。CVD法による場合、SiOx
膜の膜厚は、0.01μm〜数μmの範囲で選定する
が、本実施形態では、1.0μmに選定した。CVD法
による場合は、フォトリソ法によりスルーホールを形成
することができる。またスクリーン印刷法による場合、
ガラスフリット膜の膜厚は、数μm〜数10μmの範囲
で選定する。
【0030】前記絶縁層に、PVD(Physical
Vapor Deposition)法か、またはス
パッタ法により、Al膜を形成する。本実施形態では、
スパッタ法によった。膜厚は、0.01μm〜数μmの
範囲で選定するが、本実施形態では、1.0μmに選定
した。このAl膜からフォトリソ法により、アノード電
極及び開口部を有するグリッドを同時に形成する。なお
前記Al膜を形成する際、前記絶縁層のスルーホールに
Alが充填され、アノード電極とアノード電極配線とが
接続される。前記アノード電極に、スラリー法により、
120μm角の蛍光体を塗布する。以上により、第1基
板のガラス基板にアノード電極配線、絶縁層、アノード
電極、及びグリッドが形成される。
【0031】第1基板に凹部を有するタイプの場合は、
アノード電極配線を形成する前に第1基板に凹部を形成
するが、それ以外は、前記手順と同じである。第1基板
の凹部は、ガラス基板に、BHF(バッファードフッ
酸)を用いて、数μm〜数10μmの深さにざぐって形
成する。本実施形態では、10μmにざぐってある。第
1基板にその凹部を形成する際、凹部を形成しない面を
粗面に加工して、無反射面を形成することができる。無
反射面を形成した場合には、通常用いられている無反射
フィルターが必要でなくなる。
【0032】図5は、本願発明の別の実施形態に係るグ
ラフィック蛍光表示管の断面図と平面図を示し、図5
(b)は、図5(a)の矢印Y方向の平面図を示す。S
1は第1基板、Aはアノード電極配線、Dは絶縁層、G
1〜G9はグリッド、P1〜P9はアノード電極(図示
してない)に塗布した蛍光体、F1、F2は陰極になる
フィラメント、S2は第2基板、B1〜B9は背面電極
である。蛍光体P1〜P9は、例えば、P1は、グリッ
ドG1に制御される3個のアノード電極に塗布されてい
る蛍光体を示す。
【0033】第1基板S1の絶縁層D、アノード電極配
線A、アノード電極(図示してない)、グリッドG1〜
G9、蛍光体P1〜P9は、図1〜図4と同じ構造のも
のであるが、詳細は省略してある。第2基板S2には、
ストライプ状の背面電極B1〜B9が、フィラメントF
1、F2及びグリッドG1〜G9の長手方向に形成され
ている。第1基板S1と第2基板S2とは、フィラメン
トF1、F2を挟んで対向している。
【0034】背面電極B1〜B9は、フィラメントF
1、F2からアノード電極へ放出される電子の放出、放
出停止を制御する電極で、−数10V〜+10数Vの制
御電圧が印加される。背面電極B1〜B9の内、背面電
極B1〜B5の群は、フィラメントF1を制御し、背面
電極B5〜B9の群は、フィラメントF2を制御する。
例えば、フィラメントF1が電子放出フィラメントで、
フィラメントF2が電子放出停止フィラメントの場合、
背面電極B1〜B5に、フィラメント選択電圧として、
正の制御電圧を印加し、背面電極B6〜B9に、フィラ
メント非選択電圧として、負の制御電圧を印加する(負
の電位でフィラメントF2を覆うことにより、フィラメ
ントF2からの電子の放出を停止させる)。フィラメン
ト選択電圧、及びフィラメント非選択電圧は、フィラメ
ント電位(ここでは0V)〜+10数V、及び−数10
V〜フィラメント電位(ここでは0V)未満の範囲に、
それぞれ設定する。
【0035】ここで、背面電極B1〜B9の各電極に印
加するフィラメント選択電圧が、同じ大きさの場合に
は、例えば、フィラメントF1に近い蛍光体P3とその
両側の蛍光体P1、P2及びP4、P5とでは、フィラ
メントF1との距離が相違するから、それぞれの蛍光体
に放射される電子の量が相違し、したがって発光輝度も
相違する。そこで、本実施形態は、背面電極B1〜B9
に印加する制御電圧に電位勾配を設けることにより、線
状フィラメントから放射される電子を、実質的に面状に
均一に放射するように工夫してある。
【0036】図5(b)は、フィラメントF1を電子放
出状態に選択するときに、背面電極B1〜B9に印加す
る制御電圧の電位勾配を示す。図5(b)の場合は、フ
ィラメントF1に最も近い背面電極B3にフィラメント
電位0Vを、その両側の背面電極B2とB4に2V、B
1とB5に4Vを印加する。このように背面電極に印加
する制御電圧に電位勾配を設けることにより、フィラメ
ントから放出される電子は、フィラメントの両側を含め
た領域に均一に面状に拡散する。まお、図5の実施形態
では、背面電極によりフィラメントの選択及び電子放出
の均一化を行っているが、例えば、電子放出の均一化の
みを行うようにしてもよい。
【0037】以上図1〜図5の実施形態及び実施例のア
ノード電極とグリッドの駆動方法としては、グリッドを
スキャンしてアノード電極にデータ−信号を入力する
か、またはアノード電極をスキャンしてグリッドにデー
タ−信号を入力する方法を採ることができる。
【0038】
【発明の効果】本願発明のグラフィック蛍光表示管は、
絶縁層上に開口部を有するグリッドを形成し、その開口
部に蛍光体を塗布したアノード電極を形成し、グリッド
のフィラメント側表面を、蛍光体のフィラメント側表面
よりも、低い位置(フィラメントから遠い位置)に配置
したことにより、従来隣接するグリッドの負電位の影響
を避けることができなかった図6(b)及び図6(c)
の駆動方法においても、その影響は小さくなり、発光む
らも小さくなる。即ち、本願発明は、従来実用に供し得
なかった駆動方法を採用することができる。
【0039】また本願発明のグラフィック蛍光表示管
は、従来の図7の駆動方法のように、1個のグリッドに
より制御される各アノード電極列のアノード電極を、2
個に割り振り、隣接する2個または3個のグリッドに同
時に正電圧を印加する必要はない。したがって、本願発
明のグラフィック蛍光表示管は、1個のグリッドに割り
振る各アノード電極列のアノード電極の個数を、アノー
ド電極配線の数と同じに設定することができる。かつ選
択するアノード電極が割り振られたグリッドにのみ正電
圧を印加すればよいから、グリッドの構造が簡単にな
り、グリッドのドライバーの個数も少なくてよく、かつ
駆動方法も簡単になる。またグリッドの個数を減らすこ
とによりデユーテイファクターが向上するから、輝度も
向上する。
【0040】本願発明のグラフィック蛍光表示管は、前
記のように、グリッドのフィラメント側表面を、蛍光体
のフィラメント側表面よりも、低い位置(フィラメント
から遠い位置)に配置したことにより、絶縁層の露出部
分がフィラメントから放出された電子の一部によりチャ
ージアップされても、そのチャージアップは小さく、し
たがって電子のけられ現象も小さくなり、発光むらも小
さくなる。
【0041】本願発明のグラフィック蛍光表示管は、第
1基板の凹部にテーパーを設けることにより、グリッド
の凹部にもテーパーを設けることができる。そのテーパ
ーにより、グリッドのカットオフ特性が向上し、かつそ
の凹部に露出する絶縁層を小さくすることができるか
ら、絶縁層のチャージアップを小さくすることができ
る。
【0042】本願発明のグラフィック蛍光表示管は、背
面電極がグリッドの機能を補足するから、フィラメント
からアノード電極へ放射される電子の放出、放出停止を
容易に確実に制御でき、かつ/または制御電圧に電位勾
配を設けることにより、フィラメントからアノード電極
の各箇所へ放射される電子を均一に拡散させることがで
き、実質的に電子密度が均一な面状電子源を実現でき
る。
【0043】絶縁層、グリッド、アノード電極、蛍光体
層等を薄膜にした場合、アノード電極、グリッド、絶縁
層の膜厚は、蛍光体の粒径と同じ位か、或るいはそれよ
りも薄くなる。そのため、蛍光体層を2粒子層以上にす
る場合、蛍光体の表面が高くなりすぎることもあるが、
そのような場合、本願発明のグラフィック蛍光表示管
は、第1基板の凹部の深さを適宜に設定することによ
り、グリッドと蛍光体の高さを任意に容易に調整するこ
とができる。また絶縁層を薄膜にすることにより、絶縁
層の厚みは、従来の厚膜の場合の10分の1以下になる
から、この点からも絶縁層のチャージアップを改善する
ことができる。
【0044】本願発明のグラフィック蛍光表示管は、ア
ノード電極、絶縁層、グリッド、蛍光体層を薄膜で形成
することにより、高精細度の蛍光表示管の製造が可能に
なり、高精細度の構造であっても、絶縁層のチャージア
ップを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係るグラフィック蛍
光表示管の第1基板の平面図である。
【図2】図1のグラフィック蛍光表示管の第1実施例の
断面図である。
【図3】図1のグラフィック蛍光表示管の第2実施例の
断面図である。
【図4】図1のグラフィック蛍光表示管の第2実施例の
平面図である。
【図5】本願発明の第2実施形態に係るグラフィック蛍
光表示管の断面図と制御電圧の印加方法を示す図であ
る。
【図6】従来のグラフィック蛍光表示管の駆動方法を示
す図である。
【図7】従来のグラフィック蛍光表示管の別の駆動方法
を示す図である
【符号の説明】
A、A11〜Anm アノード電極 Ah スルーホール Aw1〜Aw3 アノード電極配線 a1〜a3 アノード電極配線の端子 B1〜B9 背面電極 D 絶縁層 F1、F2 フィラメント G1〜Gz グリッド Kg 凹部 O 開口部 P1〜P9、P11〜P44 蛍光体 S1 ガラスの第1基板 S2 ガラスの第2基板 Tg テーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川和良 千葉県茂原市大芝629双葉電子工業株式会 社内 (72)発明者 川崎博明 千葉県茂原市大芝629双葉電子工業株式会 社内 Fターム(参考) 5C036 EE02 EE03 EE04 EE05 EE07 EE09 EF02 EF06 EG15 EG21 EG24 EG28 EH04 EH05 EH08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)第1基板に形成された絶縁層にアノ
    ード電極列とそのアノード電極列と交差するグリッドと
    が形成され、(b)アノード電極列は、n列で、1列m
    個のアノード電極から成り、各アノード電極列毎にQ本
    のアノ−ド電極配線が設けられ、各アノード電極列のア
    ノード電極は、Q番目毎に共通のアノ−ド電極配線に接
    続され、(c)グリッドは、m/Q個で、各グリッドに
    は、各アノード電極列に沿ってQ個の開口部が形成さ
    れ、その開口部内の絶縁層にアノード電極が形成され、
    そのアノード電極に蛍光体が塗布され、(d)アノード
    電極、アノード電極配線、絶縁層、及びグリッドは薄膜
    である(e)ことを特徴とするグラフィック蛍光表示
    管。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のグラフィック蛍光表示
    管において、蛍光体の陰極側表面がグリッドのアノード
    電極列側表面よりも陰極に近いことを特徴とするグラフ
    ィック蛍光表示管。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のグラフィック蛍光表示
    管において、第1基板に凹部が形成され、その第1基板
    の凹部にグリッドの凹部が形成され、そのグリッドの凹
    部の底部に開口部が形成されていることを特徴とするグ
    ラフィック蛍光表示管。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のグラフィック蛍光表示
    管において、グリッドの凹部は、内面にテーパーを有す
    ることを特徴とするグラフィック蛍光表示管。
  5. 【請求項5】 制御電圧印加用のストライプ状背面電極
    が複数形成され、第1基板に対向している第2基板を有
    する請求項1記載のグラフィック蛍光表示管。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のグラフィック蛍光表示
    管において、背面電極に電位勾配を有する制御電圧が印
    加されることを特徴とするグラフィック蛍光表示管。
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