JP2001344184A - チャットシステム、オブジェクトサーバ、チャットオブジェクトコンテンツ記憶媒体、およびチャットオブジェクト管理プログラム - Google Patents

チャットシステム、オブジェクトサーバ、チャットオブジェクトコンテンツ記憶媒体、およびチャットオブジェクト管理プログラム

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JP2001344184A JP2001068802A JP2001068802A JP2001344184A JP 2001344184 A JP2001344184 A JP 2001344184A JP 2001068802 A JP2001068802 A JP 2001068802A JP 2001068802 A JP2001068802 A JP 2001068802A JP 2001344184 A JP2001344184 A JP 2001344184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、通信回線で接続された複数のコンピ
ュータ間で文字情報を交わすチャットシステム等に関
し、会話データの有効活用を図る。 【解決手段】共通の話題を提供するオブジェクトを配信
して表示した上で文書情報を交わす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線で接続さ
れた複数のコンピュータ間で文字情報を交わすチャット
システム、そのチャットシステムを構成する複数のコン
ピュータに対し共通の話題を提供するオブジェクトサー
バ、コンピュータをオブジェクトサーバとして動作させ
るためのチャットオブジェクトコンテンツを記憶してな
るチャットオブジェクトコンテンツ記憶媒体、および、
コンピュータをオブジェクトサーバとして動作させるた
めのチャットオブジェクト管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータどうしを接続した通
信回線が広く普及してきており、そうしたシステムの利
用法の1つとして、複数の参加者があたかも1ヵ所に会
合しているかのような雰囲気で自由に発言する、いわゆ
るチャットシステムが知られている。ここでは、コンピ
ュータを操作して文字情報を入力し、その入力した文字
情報を参加者(そのチャットシステムに参加している他
のコンピュータ)に配信することを発言あるいは会話と
称している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このチャットシステム
に関連する技術として、会話の内容を保存しておいて必
要に応じて再生する技術が知られている(特開平10−
154117号公報参照)。しかしながらこの技術は、
後で発言内容を再生することはできるものの、発言内容
を再現する場合のキーとなる情報がなく、発言内容が尨
大な量に及ぶ場合、その中から必要な情報を取り出すの
が大変であり、会話データの有効活用という点で問題が
残る。また、USP5,920,694号公報に開示さ
れた技術の場合、データの添付形式が注釈(Annot
ation)形式に限定され、自由な発言ができにくい
という問題がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、会話データの
有効活用が図られたチャットシステム、そのチャットシ
ステムに組み込まれるオブジェクトサーバ、コンピュー
タをオブジェクトサーバとして動作させるチャットオブ
ジェクトコンテンツを記憶してなるチャットオブジェク
トコンテンツ記憶媒体およびチャットオブジェクト管理
プログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のチャットシステムは、画像を表示する表示部と文字
情報を操作に応じて入力する操作部とを備え文字情報を
交わすチャット装置が配備されてなるチャットシステム
において、視覚情報として表示されて文字情報を交わす
際の話題となるオブジェクトを記憶しておくオブジェク
ト記憶部を有しそのオブジェクトをチャット装置に向け
て配信するオブジェクトサーバを備え、チャット装置
は、オブジェクトサーバからオブジェクトの配信を受け
てそのオブジェクトをそのチャット装置の表示部に表示
した上で文書情報を交わすものであって、オブジェクト
サーバは、チャット装置で交わされた文書情報を、配信
したオブジェクトに対応づけて記憶する文字情報記憶部
を有するものであることを特徴とする。
【0006】本発明のチャットシステムは、共通の話題
を提供するオブジェクトを配信して表示した上で文書情
報を交わすものであり、したがって会話の内容がそのオ
ブジェクトを話題としたものに集約されることになる。
本発明のチャットシステムは、このようにして話題を提
供し、そのときの会話(文書情報)をそのオブジェクト
と対応づけて記憶しておくものであるため、そのオブジ
ェクトに関する自由な発言を許しつつも、そのオブジェ
クトを話題とした会話に集約され、後でオブジェクトを
キーとして会話を再現することができ、会話データの有
効利用が図られる。
【0007】ここで、本発明のチャットシステムにおい
て、上記チャット装置の操作部は、そのチャット装置の
表示部に表示されたオブジェクト中の所望の部分を操作
に応じて指定した上で文字情報を入力するものであっ
て、上記オブジェクトサーバの文字情報記憶部は、チャ
ット装置で交わされた文字情報を、配信したオブジェク
トの、その文字情報の入力に際し指定された部分に対応
づけて記憶するものであることが好ましい。
【0008】上記のように、オブジェクト中の所望の部
分を指定した上で文字情報を入力するように構成する
と、そのオブジェクトという話題の中の、特にどの部分
について発言しているかが一層明確となり、発言内容の
理解が一層容易となる。また、そのようにして指定した
部分と発言とを対応づけて記憶しておくことにより、1
つのオブジェクトをキーの単位とするのではなく、1つ
のオブジェクトの各部分をキーとして会話内容を再現す
ることができ、会話データの一層の有効活用を図ること
ができる。
【0009】また、上記本発明のチャットシステムにお
いて、上記チャット装置の操作部は、オブジェクトの表
示態様を操作に応じて変更可能なものであって、上記オ
ブジェクトサーバの文字情報記憶部は、チャット装置で
交わされた文字情報を、配信したオブジェクトの、その
文字情報の入力の際の表示態様に対応づけて記憶するも
のであることも好ましい態様である。
【0010】このように、文字情報とその文字情報の入
力の際のオブジェクトの表示態様とを対応づけて記憶し
ておくと、例えば1つの製品モデルをオブジェクトとし
その製品モデルのデザインについて話し合っているとき
などにおいて、ある人の発言と、その発言の時点におい
てその人がどういう視点から製品モデルを見ていたかを
合わせて再現することができ、会話再現時に、その発言
をより深く理解することが可能となる。
【0011】また、上記本発明のチャットシステムにお
いて、文書情報を交わすチャット装置のうちの少なくと
も1台のチャット装置の操作部は、表示されたオブジェ
クトを修正する権原を有するものであることが好まし
い。
【0012】この場合、未完成の製品や未完成の文書等
をオブジェクトとし、参加者で会話をしながらその製品
や文書等を完成させていくことができる。
【0013】また、上記本発明のチャットシステムにお
いて、複数の情報を記憶したデータベースを有し、チャ
ット装置の操作部は、操作に応じて、上記データベース
中の所望の情報が格納されているアドレスを含む文書情
報を入力するものであるとともに、送信されてきた文書
情報中に上記データベース中のアドレスが含まれていた
場合に操作に応じてそのアドレスを指定することにより
そのアドレスの情報の入手を指示することが可能なもの
であって、チャット装置は、上記情報の入手の指示に応
じて上記データベースからその情報を入手するものであ
ることが好ましい。
【0014】このように構成すると、例えば1つの製品
モデルをオブジェクトとしてその製品について議論して
いるときに、その製品の仕様書やその製品を構成する部
品に関する様々な情報等を引用しながら話を進めること
ができ、オブジェクトとして話題を提供するチャットシ
ステムの一層の有効利用が図られる。
【0015】さらに、上記本発明のチャットシステムに
おいて、チャット装置の操作部は、操作に応じて、オブ
ジェクトサーバの文字情報記憶部のアクセスを指示する
ことが可能なものであり、チャット装置は、文字情報記
憶部のアクセスの指示に応じて、オブジェクトサーバ
に、その指示に応じた情報の配信を要求するものであっ
て、オブジェクトサーバは、文字情報記憶部の、上記指
示に応じた文字情報と、その文字情報に対応づけられた
オブジェクトを、要求元のチャット装置に送信するもの
であることが好ましい。
【0016】この構成により、チャット装置において、
会話データをそのオブジェクトとともに再現することが
できる。
【0017】本発明のチャットシステムは、チャット装
置で交わされる文字情報の交信を仲介するチャットサー
バを備え、そのチャットサーバがオブジェクトサーバを
兼ねたものであってもよく、あるいは、チャット装置の
うちの少なくとも1台のチャット装置が、オブジェクト
サーバを兼ねたものであってもよい。
【0018】また、本発明のオブジェクトサーバは、視
覚情報として表示され文字情報を交わす際の話題となる
オブジェクトを記憶しておくオブジェクト記憶部と、オ
ブジェクト記憶部に記憶されたオブジェクトを、文字情
報を交わすチャット装置に配信するオブジェクト配信部
と、チャット装置で交わされた文書情報を、配信したオ
ブジェクトに対応づけて記憶する文字情報記憶部とを備
えたことを特徴とする。
【0019】ここで、本発明のオブジェクトサーバにお
いて、チャット装置は、このオブジェクトサーバから配
信されたオブジェクト中の所望の部分を指定した上で文
字情報を入力するものであって、オブジェクトサーバ
は、文字情報記憶部に、チャット装置で交わされた文字
情報を、配信したオブジェクトの、その文字情報の入力
に際し指定された部分に対応づけて記憶するものである
ことが好ましい。
【0020】また、本発明のオブジェクトサーバにおい
て、チャット装置は、オブジェクトサーバから配信され
たオブジェクトの表示態様を自在に変更して表示するこ
とが可能なものであって、オブジェクトサーバは、文字
情報記憶部に、チャット装置で交わされた文字情報を、
配信したオブジェクトの、その文字情報の入力の際の表
示態様に対応づけて記憶するものであることも好ましい
態様である。
【0021】さらに、本発明のオブジェクトサーバは、
チャット装置からの要求に応じて、文字情報記憶部中の
その要求に応じた文字情報と、その文字情報に対応づけ
られたオブジェクトを、要求元のチャット装置に送信す
るものであることが好ましい。
【0022】また、本発明のオブジェクトサーバは、チ
ャット装置で交わされる文書情報の交信を仲介するチャ
ットサーバを兼ねたものであることが好ましく、あるい
は、本発明のオブジェクトサーバは、チャット装置のう
ちの1台のチャット装置を兼ねたものであることも好ま
しい態様である。
【0023】また、上記目的を達成する本発明のチャッ
トオブジェクトコンテンツ記憶媒体は、コンピュータシ
ステムを、文字情報を交わすチャット装置に視覚情報と
して表示されて文字情報を交わす際の話題となるオブジ
ェクトをチャット装置に配信するオブジェクトサーバと
して動作させるためのチャットオブジェクトコンテンツ
を記憶してなるチャットオブジェクトコンテンツ記憶媒
体であって、オブジェクトを記憶したオブジェクト記憶
部と、オブジェクト記憶部に記憶されたオブジェクト
を、チャット装置に配信するオブジェクト配信部と、チ
ャット装置で交わされた文字情報を、配信したオブジェ
クトに対応付けて記憶する文字情報記憶部とを有するチ
ャットオブジェクトコンテンツを記憶してなることを特
徴とする。
【0024】ここで、本発明のチャットオブジェクトコ
ンテンツ記憶媒体において、上記チャット装置は、オブ
ジェクトサーバから配信されたオブジェクト中の所望の
部分を指定した上で文字情報を入力するものであって、
文字情報記憶部は、チャット装置で交わされた文字情報
を、配信したオブジェクトの、その文字情報の入力に際
し指定された部分に対応づけて記憶するものであること
が好ましく、また、上記チャット装置は、オブジェクト
サーバから配信されたオブジェクトの表示態様を自在に
変更して表示することが可能なものであって、文字情報
記憶部は、チャット装置で交わされた文字情報を、配信
したオブジェクトの、その文字情報の入力の際の表示態
様に対応づけて記憶させるものであることも好ましい態
様である。
【0025】さらに、上記本発明のチャットオブジェク
トコンテンツ記憶媒体に記憶されたチャットオブジェク
トコンテンツは、チャット装置からの要求に応じて、文
字情報記憶部中のその要求に応じた文字情報と、その文
字情報に対応づけられたオブジェクトを、要求元のチャ
ット装置に送信する情報送信部を有するものであること
も好ましい態様である。
【0026】また、上記目的を達成する本発明のチャッ
トオブジェクト管理プログラムは、コンピュータシステ
ムを、文字情報を交わすチャット装置に視覚情報として
表示され文字情報を交わす際の話題となるオブジェクト
を記憶しておいてそのオブジェクトをチャット装置に配
信するオブジェクトサーバとして動作させるチャットオ
ブジェクト管理プログラムであって、オブジェクトサー
バ内に記憶されたオブジェクトを、チャット装置に配信
するオブジェクト配信部と、チャット装置で交わされた
文字情報を、配信したオブジェクトに対応づけてオブジ
ェクトサーバ内に記憶させる文字情報記憶部とを有する
ことを特徴とする。
【0027】ここで、上記本発明のチャットオブジェク
ト管理プログラムにおいて、上記チャット装置は、オブ
ジェクトサーバから配信されたオブジェクト中の所望の
部分を指定した上で文字情報を入力するものであって、
上記文字情報記憶部は、前記チャット装置で交わされた
文字情報を、配信したオブジェクトの、その文字情報の
入力に際し指定された部分に対応づけてオブジェクトサ
ーバ内に記憶させるものであることが好ましい。
【0028】また、上記本発明のチャットオブジェクト
管理プログラムにおいて、上記チャット装置は、オブジ
ェクトサーバから配信されたオブジェクトの表示態様を
自在に変更して表示することが可能なものであって、上
記文字情報記憶部は、チャット装置で交わされた文字情
報を、配信したオブジェクトの、その文字情報の入力の
際の表示態様に対応づけてオブジェクトサーバ内に記憶
させるものであることも好ましい形態である。
【0029】さらに、上記本発明のチャットオブジェク
ト管理プログラムにおいて、上記チャット装置からの要
求に応じて、文字情報記憶部中のその要求に応じた文字
情報と、その文字情報に対応づけられたオブジェクト
を、要求元のチャット装置に送信する情報送信部を有す
るものであることも好ましい態様である。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0031】図1は、本発明のチャットシステムの一実
施形態を示す図である。
【0032】この図1には、2台のクライアントマシン
100,200と1台のサーバマシン300が例示され
ており、これらクライアントマシン100,200とサ
ーバマシン300は通信網400を介して互いに接続さ
れている。これら2台のクライアントマシン100,2
00と1台のサーバマシン300は、いずれもコンピュ
ータシステムで構成されている。2台のクライアントマ
シン100,200はそれぞれが本発明にいうチャット
装置としての役割を成し、サーバマシン300は、本発
明にいうチャットサーバとしての役割りを成すとともに
オブジェクトサーバとしての役割りを兼ねている。
【0033】各コンピュータシステム100,200,
300(2台のクライアントマシン100,200と1
台のサーバマシン300)は、CPU、主記憶装置、ハ
ードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部10
1,201,301、本体部101,201,301か
らの指示により表示画面102a,202a,302a
上に画像や文字列を表示する表示部102,202,3
02、コンピュータシステム100,200,300に
ユーザの指示を入力するためのキーボード103,20
3,303、表示画面102a,202a,302a上
の任意の位置を指定することにより、その指定時にその
位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力す
るマウス104,204,304を備えている。
【0034】また、各コンピュータシステム100,2
00,300の本体部101,201,301には、さ
らに外観上、フロッピィディスク、CDROM(図1に
は図示せず:図2参照)が装填されるFD装填口101
a,201a,301a;CDROM装填口101b,
201b,301bを有しており、それらの内部には、
それらの装填口101a,101b;201a,201
b;301a,301bから装填されたフロッピィディ
スクやCDROMをドライブしてアクセスする、フロッ
ピィディスクドライブ、CDROMドライブも内蔵され
ている。
【0035】サーバマシン300は、クライアントマシ
ン100,200のホストコンピュータとして働き、ク
ライアントマシン100,200は、サーバマシン30
0を介して相互に文字情報を交換する。
【0036】また、サーバマシン300は、クライアン
トマシン100,200の間で交わされる会話の話題と
なるオブジェクトを管理し各クライアントマシン10
0,200に配信する。さらに、サーバマシン300
は、クライアントマシン100,200どうしの間の会
話を、配信したオブジェクトに対応づけて保管し、後に
いずれかのクライアントマシン100,200からの要
求に応じてその要求に対応した会話をそのときの話題と
なったオブジェクトとともにその要求元のクライアント
に送信する。
【0037】ここでは、サーバマシン300に装填され
るCDROMに本発明にいうチャットオブジェクトコン
テンツが記憶されており、このCDROMがCDROM
装填口301bから本体部301内に装填され、CDR
OMドライバによりそのCDROMに記憶されたチャッ
トオブジェクトコンテンツがサーバマシン300のハー
ドディスク内にインストールされる。このサーバマシン
300のハードディスク内にインストールされたチャッ
トオブジェクトコンテンツが起動されると、サーバマシ
ン300は、本発明のオブジェクトサーバの一実施形態
として動作する。
【0038】従って、チャットオブジェクトコンテンツ
が記憶されたCDROMは、本発明のチャットオブジェ
クトコンテンツ記憶媒体の一実施形態に相当する。
【0039】また、このCDROMに記憶されたチャッ
トオブジェクトコンテンツは、上記のようにしてサーバ
マシン300のハードディスク内にインストールされる
が、そのチャットオブジェクトコンテンツがインストー
ルされた状態のハードディスクも、本発明のチャットオ
ブジェクトコンテンツ記憶媒体の一実施形態に相当す
る。
【0040】さらに、そのチャットオブジェクトコンテ
ンツがフロッピィディスク等にダウンロードされるとき
は、そのダウンロードされたチャットオブジェクトコン
テンツを記憶した状態にあるフロッピィディスク等も、
本発明のチャットオブジェクトコンテンツ記憶媒体の一
実施形態に相当する。
【0041】以下、コンピュータシステムのハードウェ
ア構成について説明するが、ここでは、コンピュータシ
ステム100,200,300の代表としてコンピュー
タシステム100について説明する。
【0042】図2は、図1に示すコンピュータシステム
のハードウェア構成図である。
【0043】ここには、中央演算処理装置(CPU)1
11、RAM112、ハードディスクコントローラ11
3、フロッピィディスクドライブ114、CDROMド
ライブ115、マウスコントローラ116、キーボード
コントローラ117、ディスプレイコントローラ11
8、および通信用ボード119が備えられており、それ
らはバス110で相互に接続されている。
【0044】フロッピィディスクドライブ114、CD
ROMドライブ115は、図1を参照して説明したよう
に、フロッピィディスク510、CDROM520が装
填され、装填されたフロッピィディスク510、CDR
OM520をアクセスするものである。
【0045】また、ここには、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク12
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、ディスプレイコントローラ118
により制御される表示部102、および通信用ボードを
介して接続される通信網400も示されている。
【0046】図3は、記憶媒体に記憶されたチャットオ
ブジェクトコンテンツの構成を示す概要図である。
【0047】この図3において、記憶媒体600は、前
述したCD−ROMやハードディスク、フロッピィディ
スク等を代表的に示すものであり、この記憶媒体600
には、オブジェクト記憶部611、オブジェクト配信部
612、文字情報記憶部613、および情報送信部61
4から構成されるチャットオブジェクトコンテンツ61
0が記憶されている。
【0048】ここで、オブジェクト記憶部611は、会
話(文字情報の変換)の際の話題を提供するオブジェク
ト(具体例は後述する)を記憶しておくものであり、サ
ーバマシン300にインストールされた状態において
は、そのオブジェクトによっては、そのオブジェクトの
修正を受け入れ、オブジェクトが修正されるとその修正
前のオブジェクトは残したままその修正されたオブジェ
クトも記憶するように構成されている。
【0049】また、オブジェクト配信部612は、オブ
ジェクト記憶部611に記憶されたオブジェクトを、そ
のオブジェクトを基に相互に会話を行なおうとしている
各クライアントマシンに配信するものである。
【0050】また、文字情報記憶部613は、そのチャ
ットオブジェクトコンテンツがサーバマシン300にイ
ンストールされた状態において、オブジェクトが配信さ
れたクライアントマシンどうしの間で交換された会話
(文字情報)をそのオブジェクトに対応づけて記憶して
おくものである。ここで、オブジェクト記憶部611に
記憶されたオブジェクトによっては、そのオブジェクト
が複数の部品あるいは複数の部分で構成されており、オ
ブジェクト配信部によってそのオブジェクトが配信され
たときは会話にあたってそのオブジェクトを構成する複
数の部品のうちのある特定の部品が指し示した上で発言
が成され、文字情報記憶部613は、その発言を、その
オブジェクトのその指し示された部品に対応づけて記憶
する。あるいは、複数の部品あるいは部分に分けられて
いないオブジェクトであっても、そのオブジェクトの所
望の一点を指し示した上で発言し、その発言とその指し
示されたオブジェクト上の点とを対応づけて記憶するよ
うに構成してもよい。また、オブジェクト記憶部に記憶
されたオブジェクト配信部によって配信されたオブジェ
クトが3次元立体モデルであったときは、各クライアン
トマシンは、そのオブジェクトを視点等を変えて表示す
ることができ、このときは、文字情報記憶部では、各ク
ライアントマシンでの発言は、そのときにクライアント
マシンに表示されていたオブジェクトの表示態様(視点
等)に対応付けて記憶される。さらに、オブジェクト記
憶部に記憶されオブジェクト配信部によって配信された
オブジェクトがクライアントマシンによって修正される
ことが許容されたオブジェクトであるときは、上述した
ように、そのオブジェクトが修正されると修正前のオブ
ジェクトを残したままその修正された態様のオブジェク
トもオブジェクト記憶部に記憶されるが、そのときの会
話は、その会話が行なわれたときの態様のオブジェクト
に対応づけられて文字情報記憶部に記憶される。
【0051】さらに、図4に示すチャットオブジェクト
コンテンツ610を構成する情報送信部614は、この
チャットオブジェクトコンテンツ610がサーバマシン
300にインストールされた状態において、いずれかの
クライアントマシンから要求があった場合に、その要求
に応じて、文字情報記憶部613中の、その要求に応じ
た文字情報(会話内容)と、その文字情報に対応づけら
れたオブジェクトを、要求元のクライアントマシンに送
信するものである。これにより、そのクライアントマシ
ンでは、過去の会話を、その時のオブジェクトとともに
再現することができる。
【0052】尚、図3に示すチャットオブジェクトコン
テンツ610のうちのオブジェクト記憶部611を除
く、オブジェクト配信部612、文字情報記憶部61
3、および情報送信部614は、本発明のチャットオブ
ジェクト管理プログラムの一実施形態を構成している。
ただし、本発明のチャットオブジェクト管理プログラム
にいう文字情報記憶部613は、このチャットオブジェ
クト管理プログラムがサーバマシン300にインストー
ルされた状態において文字情報をサーバマシン300内
に記憶させるプログラム部品を指している。
【0053】図4は、図1に示すチャットシステムの機
能構成図である。
【0054】各クライアントマシン100,200に
は、オブジェクトや文字情報の送受信を管理するチャッ
トクライアント151,251と、文字情報やその他必
要な情報を操作に応じて入力する操作部152,252
と、画像を表示する表示部153,253とが備えられ
ている。
【0055】ここで、チャットクライアント151,2
51は、ハードウェア上は、図2に示す通信用ボード1
19やCPU111等から構成され、操作部152,2
52は、ハードウェア上は、キーボード103、キーボ
ードコントローラ117、マウス114、およびマウス
コントローラ116等から構成され、表示部153,2
53は、ハードウェア上は、表示部102やおよびディ
スプレイコントローラ118等から構成されている。
【0056】また、サーバマシン300には、クライア
ントマシンどうしの間の会話(文字情報の交換)の話題
を提供するオブジェクトを記憶しておくオブジェクト記
憶部352と、クライアントマシンどうしの間の会話を
オブジェクトに対応付けて記憶する文字情報記憶部35
3と、辞書や各種の関連情報が記憶された辞書・関連情
報記憶部354(本発明にいうデータベースの一例)
と、それらをアクセスしたり、クライアントマシンどう
しの間の会話(文字情報の交換)を仲介したり、クライ
アントマシンにオブジェクトを配信したりするためのチ
ャットサーバ351を備えている。
【0057】ここで、オブジェクト記憶部352、文字
情報記憶部353、および辞書・関連情報記憶部354
は、サーバマシン300に内蔵されたハードディスク内
に構成され、チャットサーバ351は、ハードウェア上
は、サーバマシン300のCPUやその他の要素から構
成されている。
【0058】クライアントマシンどうしで会話をしよう
とするとき、それらの会話のグループを形成する複数の
クライアントマシンのうちの1台が、サーバマシンに対
し、これから行なおうとしている会話の話題に対応した
オブジェクトを配信するよう要求する。
【0059】すると、サーバマシン300では、オブジ
ェクト記憶部352からその要求に応じたオブジェクト
が読み出され、チャットサーバ351により、これから
そのオブジェクトを話題として会話を行なおうとしてい
るグループ内の複数のクライアントマシンに対し、その
読み出されたオブジェクトが配信される。ここでは、図
4に示す2台のクライアントマシン100,200がそ
のオブジェクトの配信を受けたものとする。
【0060】そのオブジェクトが配信されてきた2台の
クライアントマシン100,200では、それらのクラ
イアントマシン100,200の各チャットクライアン
ト151,251でそのオブジェクトが受信され、各表
示部153,253にそのオブジェクトが視覚情報とし
て表示される。各クライアントマシン100,200で
は、各表示部153,253にオブジェクトが表示され
た状態で、操作部152,252が操作されて文字情報
に入力され、入力された文字情報は自分の表示部15
3,253に表示されるほか、各チャットクライアント
251,252からチャットサーバ351を仲介させて
会話グループの他のクライアントマシンに送信される。
会話グループ内の自分以外のクライアントマシンからサ
ーバマシンを経由して送信されてきた文字情報は自分の
チャットクライアント151,251で受信され、表示
部153,253に表示される。
【0061】このようにして、会話グループを構成する
複数のクライアントマシン100,200は、表示部1
53,253に共通の話題としてのオブジェクトを表示
した状態で、相互に文字情報の交換(会話)を行なう。
交換された文字情報は、サーバマシン300のチャット
サーバ351により、クライアントマシン100,20
0に配信したオブジェクトに対応づけて文字情報記憶部
353に記憶される。
【0062】クライアントマシンどうしの間で交換され
る文字情報には、辞書・関連情報記憶部354に記憶さ
れた辞書や各種の関連情報のアドレスを含ませることが
でき、そのアドレスを含む文字情報を受け取った側のク
ライアントマシンは、自分の操作部の操作によりそのア
ドレスを指定することによって、そのアドレスにある情
報の入手を指示することができ、その指示がなされる
と、チャットクライアントは、サーバマシンに対し、そ
のアドレスの情報を送信するよう要求する。すると、サ
ーバマシンは、その要求を受けて辞書・関連情報記憶部
354からその要求のあったアドレスの情報を読み出
し、要求元のクライアントマシンに向けて送信する。
【0063】こうすることにより、クライアントマシン
どうしの間で、操作部を操作して直接に入力した文字情
報のみでなく、その他の幅広い情報を参照しながら会話
を行なうことができる。
【0064】ここで、サーバマシンのオブジェクト記憶
部352に記憶されているオブジェクトによっては、そ
のオブジェクトが複数の部分あるいは複数の部品から構
成されるものが存在し、会話の開始にあたってそのよう
なオブジェクトが各クライアントマシンに配信される
と、各クライアントマシンの表示部にそのオブジェクト
が表示され、文字情報の入力にあたっては、その表示さ
れたオブジェクトの一点がマウス103でピッキングさ
れ、それによってそのオブジェクトのそのピッキングさ
れた部分あるいは部品が指定され、その上で文字情報が
入力される。こうすることにより、1つのオブジェクト
の中でも、話題がそのピッキングされた部分あるいは部
品にさらに絞り込まれることになる。この場合、サーバ
マシン300では、クライアントマシンで入力された文
字情報を文字情報記憶部313に記憶させるにあたって
は、その配信したオブジェクトの、そのピッキングされ
た部分に対応づけて記憶される。
【0065】このとき、オブジェクトが複数の部品から
なり、それら複数の部品が例えばツリー構造に体系づけ
られていたときは、各部品に対応づけられて入力された
文字情報も同一のツリー構造に体系づけて記憶するな
ど、文字情報を、オブジェクトの構造と同一の構造に体
系付けて記憶しておくことが好ましい。そうすることに
より、後になってその会話を再現するときに、オブジェ
クト部品あるいは部分との対応関係の把握が容易とな
り、必要な情報を一層容易に抽出することができる。
【0066】また、サーバマシンのオブジェクト記憶部
352に記憶されているオブジェクトによっては、表示
態様を変更することのできるオブジェクトが存在する。
例えばそのオブジェクトが製品の3次元立体モデルであ
った場合に、その3次元立体モデルをどの視点から見る
かにより、表示態様が変更されることになる。例えばこ
のような表示態様の変更が可能なオブジェクトがオブジ
ェクト記憶部352から読み出されて各クライアントマ
シンに配信され、各クライアントマシンの表示部に表示
されると、各クライアントマシンのうちの現在発言権を
得ているクライアントマシンでは、その操作部の操作に
より、表示部に表示されているオブジェクトの表示態様
を変更することができる。現在発言権を得ているクライ
アントマシンの操作部の操作によりその表示部に表示さ
れているオブジェクトの表示態様が変更されると、その
新たな表示態様を表わす情報がサーバマシンを経由して
他のクライアントマシンにも伝達され、全てのクライア
ントマシンの表示部に表示されるオブジェクトの表示態
様がその新たな表示態様に変更される。
【0067】この場合、サーバマシンの文字情報記憶部
353には、各クライアントマシンで入力された文字情
報が、その文字情報が入力された時点におけるオブジェ
クトの表示態様と対応づけられて記憶される。
【0068】また、本実施形態には、例えばある製品の
未だ完成されていない取扱説明書等の文書をオブジェク
トとして取り扱い、会話を行ないながらその文書を完成
させていくという用途も存在する。
【0069】このときには、オブジェクト記憶部352
には、先ずは最初に作成された未完成のオブジェクトが
記憶されており、そのオブジェクトが読み出されてチャ
ットサーバ351によりクライアントマシンに配信さ
れ、各クライアントマシンの表示部には、先ずはその未
完成のオブジェクトが表示される。この場合、少なくと
も1台のクライアントマシンはそのオブジェクトを修正
する権限を有し、他のクライアントマシンとの間で会話
を行ないながら、そのオブジェクトを修正する必要を感
じたときはこのオブジェクトの修正が行なわれる。その
オブジェクトの修正が行なわれると、その修正後のオブ
ジェクトがサーバマシンに伝達され、そのサーバマシン
のオブジェクト記憶部352に記憶される。このとき、
本実施形態では、修正前のオブジェクトも消去されずに
そのまま記憶された状態が保たれ、クライアントマシン
で入力された会話は、その会話が行われたときのオブジ
ェクトに対応づけられて記憶される。
【0070】このようにしてサーバマシンの文字情報記
憶部353に記憶された文字情報は、いずれかのクライ
アントマシンからの要求に応じて読み出され、その要求
元のクライアントマシンに送信される。このとき、その
要求に応じた文字情報のみではなく、その文字情報が対
応付けられているオブジェクト、あるいはオブジェクト
の部分ないし部品、あるいはオブジェクトの表示態様等
も読み出され文字情報と一緒に要求元のクライアントマ
シンに送信される。こうすることにより、その要求元の
クライアントマシンでは、そのときの会話が、そのとき
のオブジェクトと対応づけられて、あるいはそのオブジ
ェクトの話題としていた部分あるいは部品と対応づけら
れて、あるいはそのオブジェクトの表示態様に対応づけ
られて表示され、そのときの会話の内容をより深く理解
することができ、また必要な情報の抽出が容易となる。
【0071】尚、本実施形態では、サーバマシン300
が、クライアントマシン相互間で交わされる文字情報の
交信を仲介すると共にオブジェクトの配信も行なってい
るが、文字情報の交信の仲介とオブジェクトの配信は別
々のマシンが分担して行なってもよい。
【0072】以下、これまで説明した実施形態における
具体例および他の実施形態の具体例について説明する。
【0073】図5は、クライアントマシンの表示部に表
示された表示画面の一例を示す図である。
【0074】この表示画面は、会話表示部710と、オ
ブジェクト表示部720と、発言者表示部730と、操
作ボタン表示部740とに分かれている。会話表示部7
10には、今回の会話のうちの最新のものから遡ってい
くつかの会話が表示され、オブジェクト表示部720
は、今話題にしているオブジェクトが表示され、発言者
表示部730には会話の発言者が表示され、操作ボタン
表示部740には各種の操作ボタンが表示されている。
【0075】ここでは、オブジェクト表示部720に
は、複数の部品から構成されたある製品の3次元モデル
が表示されており、操作ボタン表示部740に表示され
た「拡大」、「縮小」、「回転上下」、「回転左右」の
各操作ボタンをマウス操作するとマウス操作している
間、表示されているオブジェクトが、それぞれ、順次拡
大表示され、順次縮小表示され、上下に回転し、および
左右に回転する。操作ボタンの操作を終了すると、その
終了した時点の表示態様のオブジェクトが表示された状
態となる。
【0076】図6は、図5の表示画面が表示された状態
における操作の手順を示したフローチャートである。図
5とともにこの図6を参照して説明を続ける。
【0077】先ず、発言しようとするクライアントは、
マウス操作により、操作ボタン表示部740中の、図5
に「発言」の文字が付された吹き出し発言開始ボタンを
押す(ステップa1)。これにより、他のクライアント
が発言中でなければ、発言権を得ることができる。
【0078】次に、マウス操作より、吹き出しの表示位
置が設定される(ステップa2)。具体的にはオブジェ
クト表示部720に表示されたオブジェクトの所望の部
品上にマウスカーソルを移動させマウスボタンを操作す
ることによりその部品を指定する。そうすると、その部
品を指し示すと共にその中に文字情報を入力することの
できる枠(ここではこれを‘吹き出し’と称している)
が表示される。
【0079】この吹き出しが表示された後、オブジェク
トの表示態様が変更された場合は、その吹き出しとその
吹き出しにより指し示された部品の表示位置との相対関
係が変化しないよう、部品の表示位置の変化に伴って吹
き出しも移動するなど、適切な処理がなされる。
【0080】その吹き出しの中には、そのクライアント
マシンに対応してあらかじめ登録されているユーザID
が表示され、そのユーザIDの表示に続いて、キーボー
ド操作により発言内容が書き込まれる(ステップa
3)。
【0081】この発言内容には、例えば図5に例示され
ている<yamada.buhin.temp01>の
ような、図4に示すサーバマシン中の辞書・関連情報記
憶部354のアドレス情報を含ませることが出きる。こ
のようにして吹き出しの内部に発言内容を書き込んだ
後、その書き込んだ結果を送信するよう指示する(ステ
ップa4)。具体的には、マウス操作により、図5の表
示画面中の操作ボタン表示部740の「送信」ボタン押
す。すると、その吹き出しの内部の発言内容と、表示さ
れているオブジェクトの、その吹き出しによって指し示
されている部品を特定する情報がサーバマシンを経由し
て他の各クライアントマインに配信され、この共通のオ
ブジェクトを表示して会話を行なっている全てのクライ
アントマシンに図5に示すような同一の画面が表示され
る。
【0082】今回の発言内容は、吹き出しの内部のみで
なく、会話表示部710にも表示され、発言者表示部7
30には今回の発言の発言者が追加される。
【0083】また、サーバマシンは、今回の発言内容の
送信を受けて、その文字情報記憶部353(図4参照)
に、その送信されてきた発言内容を、その発言内容に対
応した吹き出しによって指し示された部品、および今の
時点におけるオブジェクトの表示態様に関連づけて記憶
する。
【0084】図7は、会話中に図4に示す辞書・関連情
報記憶部354のアドレスを埋め込む方法を示したフロ
ーチャートである。
【0085】ここでは、相手に知らせようとするデータ
を検索するために、データの検索条件が入力され、その
検索の実行が依頼される。具体的には、例えばあるモー
タの特性を発言内容に加えようとするときは、そのモー
タの型式を検索条件として入力し、図5の操作ボタン表
示部740中の「実行」ボタンを押す。すると、サーバ
マシンに対しその検索条件による検索が依頼される。サ
ーバマシンではその検索条件に該当するデータが抽出さ
れて依頼元のクライアントマシンに送信され、その依頼
元のクライアントマシンでは、その表示部に、抽出され
たデータとそのデータが格納されたアドレスとが一覧表
の形式で表示される。抽出されたデータの中に所望のデ
ータが存在していたときは、そのデータのアドレスが発
言テキストの中に埋め込まれる(ステップb3)。
【0086】このときサーバマシンでは、辞書・関連情
報記憶部354から抽出したデータは図示しないキャッ
シュメモリに格納される(ステップb4)。これによ
り、後の引用の際の高速化が図られている。
【0087】図5に戻って説明を続ける。
【0088】他のクライアントマシンからサーバマシン
を経由して送信されてきた発言テキスト中に、例えば図
5に示す<yamada.buhin.temp01>
のようなアドレスが埋め込まれていたときに、このアド
レスのデータを参照しようとするときは、このアドレス
をマウス操作でダブルクリックする。すると、サーバマ
シンにこのアドレスのデータを送信するよう要求が出さ
れ、サーバマシンは、上述したようにしてキャッシュメ
モリに格納されているデータの中からそのアドレスのデ
ータをその要求元のクライアントに送信する。その要求
元のクライアントの表示部には、そのデータが表示され
た画面が現われ、そのデータを確認することができる。
【0089】尚、図5の説明では、吹き出しの内部に発
言内容を書き込む旨説明したが、多数のクライアントマ
シン間で会話を行なう場合、いちいち吹き出しを表示す
るのは煩らわしい場合もあり、そのときは、吹き出しを
表示しないモード、あるいは吹き出しを表示してもその
吹き出し内には発言者のユーザIDのみ表示しその吹き
出しの内部には発言内容自体は表示せず、会話表示部7
10にのみ表示するモードに移行することができるよう
に構成しておいてもよい。
【0090】以上のようにして会話が進むと、図4のサ
ーバマシン中の文字情報記憶部353には、発言内容が
順次蓄積される。
【0091】図5の操作ボタン表示部740の「キャン
セル」ボタンを押すと、この図5に示す画面から抜け、
他のモードに移行することができる。
【0092】同一のオブジェクトに関する会話は、一旦
終了した後であっても、再度立ち上げて続行することも
でき、1つのオブジェクトに関し長期間に亘る会話が蓄
積されることもある。
【0093】次に、以上のようにして蓄積された発言内
容を後になって再現するときの再現方法の具体例につい
て説明する。
【0094】図8は、発言内容の検索画面の一例を表わ
した図、図9は、発言内容の検索結果画面の一例を表わ
した図である。
【0095】図8の検索画面を表示した状態において、
オブジェクト名、会話の開始日時、会話の終了日時、発
言者、キーワード(部品名等)が入力される。ここで
は、それぞれ‘磁気ディスク#1’,‘99/01/0
1’,‘99/12/31’,‘田中or佐藤’‘モー
タorアーム’が入力されている。
【0096】このような入力を行なった後「検索」ボタ
ンを押すと、この入力した条件に従って図4のサーバマ
シン中の文字情報記憶部353が検索される。尚、図8
の「キャンセル」ボタンは、この図8の表示画面から抜
け出すためのボタンである。
【0097】検索の結果、合致する発言が検出される
と、図9に示すような検索結果画面が表示される。ここ
にはその検索条件に合致する会話と、その会話の際に指
定された部品と、発言者とを示す一覧表、およびその会
話でのオブジェクトが表示される。
【0098】各発言を詳細に再現しようとするときは、
その再現しようとする発言をダブルクリックする。そう
すると、その発言が行なわれたときの状況を詳細に再現
した画面が表示される。
【0099】図10は、図9の‘田中’の発言の詳細再
現画面、図11は、図9の‘佐藤’の発言の詳細再現画
面である。
【0100】ここでは、吹き出しによる、部品を指し示
した状態や、オブジェクトの表示態様も、その発言の時
と全く同一に再現される。
【0101】ここで、図10,図11の「前」ボタンを
押すと、現在表示されている発言に対する直前の発言の
画面に移行し、「次」ボタンを押すと、現在表示されて
いる発言に対する直後の発言の画面に移行する。「キャ
ンセル」ボタンはこの画面から抜け出るための操作ボタ
ンである。
【0102】本実施形態では、このようにオブジェクト
を表示して会話を行なうようにしたため、実際に組み立
てられた、そのオブジェクトに相当する製品等を目の前
に置いて議論を行なっているのとほぼ同等の議論を行な
うことができ、また、その議論の様子を後で忠実に再現
し、必要な情報を容易に相当することができる。
【0103】次に、図1〜図4に示す実施形態におい
て、文書(ドキュメント)をオブジェクトとした場合の
具体例について説明する。
【0104】図12は、文書をオブジェクトとした時の
表示画面例を示す図、図13は、その処理フローを示す
図である。
【0105】ここでは先ず、それまでのモードから文書
レビューモードへ移行し、前述と同様にして文書オブジ
ェクトの配信を要求するなどの準備が行なわれる(ステ
ップc1)。
【0106】次に、各クライアントマシンの操作者はチ
ャット対象のドキュメントデータに対して議論したい個
所をクリックして吹き出しを表示させ(ステップc
2)、コメントを書き込み(ステップc3)、書き込ん
だ結果の送信が行なわれる(ステップc4)。するとマ
ウス位置情報と発言内容がサーバへ送信され、そのサー
バは参加者全員にその情報を配信する。また、コメント
が発行された位置、すなわち表示された文書ドキュメン
ト上の、マウス操作により指定された位置は適当な色で
着色されて表示される(ステップc5)。このために各
参加者はコメントが発行された位置を容易に認識するこ
とができる。また、コメントをクリックすることによ
り、コメントをツリー状に付加することもできる。
【0107】また、一定の権限を所有する参加者はコメ
ントを削除することもできる(ステップc6)。特にコ
メントが修正要望等の場合、権限のある参加者は修正要
望を受理して修正するかあるいは修正不要であると決定
することができる。修正が必要であると判断したときは
ドキュメントに修正を加え、当該修正コメントを削除す
る。このプロセスを経て、修正要望がなくなった時点で
ドキュメントの各参加者による承認がリアルタイムで実
現される。
【0108】この修正後のドキュメントデータはサーバ
マシン中のオブジェクト記憶部に記憶されるが、そのと
き、修正前のドキュメントデータが消去されないように
しておく。そうすることにより、後で発音内容を再現す
るにあたり、修正前のドキュメントに基づく発言はその
修正前のドキュメントとともに再現することができる。
【0109】次に、これまで説明した実施形態とは異な
る各種の実施形態の具体例について説明する。尚、以下
に説明する各種の実施形態においては、以上に説明した
実施形態と共通の部分、あるいは、そこからの変更が自
明な部分については説明は省略し、各実施形態の特徴点
を中心に説明する。
【0110】図14は、授業や講義とチャットシステム
とを連携させたシステムの概念図である。
【0111】ここには、チャットサーバと複数のチャッ
トクライアントが通信網を介して接続されている。ここ
に示す複数のチャットクライアントは教師の端末と生徒
の端末とに役割りが分かれている。
【0112】図15は、このシステムにおける表示画面
の一例を示す図、図16はこのシステムにおける処理フ
ローを示す図である。
【0113】教師が教材オブジェクトを開き(ステップ
d1)、その教材に対する意見、感想、回答等を促すメ
ッセージを入力する(ステップd2)。各生徒は、教師
からのメッセージに応じて自分の考えなどをチャット形
式で入力する(ステップd3)。
【0114】各端末から入力した発言は、各端末の表示
部に同一に表示される。
【0115】ここでは、複数の端末からの発言の同時入
力が許容されており、したがって教室での挙手による発
言と異なり、発言しようと思う者全員が発言することが
できる。
【0116】その発言に対して教師や他の生徒がさらに
コメントを加えることにより、活発な議論が行なわれる
(ステップd4)。
【0117】それらの発言等は教材オブジェクトとリン
クして保存され、教材の検討や、生徒の適正分析等に利
用される(ステップd5)。
【0118】図17は、仮想店舗とチャットシステムと
を結合させた仮想店舗システムにおける表示画面例を示
す図である。
【0119】この例の場合、図1に示す通信網400は
インターネットの通信網であり、サーバマシン300も
1台のクライアントマシンとしての作用を兼ねたもので
ある。
【0120】利用者は仮想店舗に入ると各商品について
質問したり要望を出したりすることができる。従来は電
子メール等で質問するのが普通であったがログイン者の
欄に「店員1」というような形式で表示することによ
り、利用者はあたかも本当の店舗に入って担当者と会話
をしているようなリアリティを感じることができ、かつ
電子メールを使用する場合と異なり、即座の返答が得ら
れることが期待できる。また、通常の店舗では店員の方
から用向きを聞いたり店員に話しかけたりするのは遠慮
がちな人間にとっては負担に感じる面があるが、チャッ
ト形式にすることにより、売る側と買う側のコミュニケ
ーションが活発化される効果も期待できる。
【0121】また、仮想店舗側で顧客からの質問に対し
て質問のパターン毎に自動応答用のデータベースを備え
ており、データベース上に存在しているの質問に対して
はデータベース上に用意された回答テキストをチャット
形式でリアルタイムに自動応答することができる。ま
た、全てのチャットのログをすべて保存しておき、頻繁
な質問とそれに対する回答を自動応答用のデータベース
に追加することも可能である。また、要望のログを分析
することにより、マーケッティングのデータとして活用
することもできる。
【0122】図18は、この仮想店舗システムにおける
処理フローを示す図である。
【0123】利用者側のクライアントマシンの表示画面
上に、図17に示すような商品オブジェクト800を表
示すること等の準備が行なわれた後、店員待機メッセー
ジ810が表示され(ステップe1)、利用者からのメ
ッセージ待ちの状態となる(ステップe2)。
【0124】利用者がメッセージを入力しそのメッセー
ジが店舗側のマシンで受信されると(ステップe3)、
その店舗側のマシンは、自分のマシン内のデータベース
(DB)にその利用者からのメッセージに対応する質問
が登録されているか否かを検索し(ステップe4)、登
録されていたときはその質問と対にして登録されている
回答テキストを利用者に送信し、利用者側ではその回答
テキストが画面表示される(ステップe5)。一方、店
舗側のマシン内のデータベースに利用者からのメッセー
ジに対応する質問が登録されていなかったときは、その
店舗側のマシンはブザー等によりその店舗側の人間に利
用者からのメッセージに対応するように要求する(ステ
ップe6)。その店舗側の人が利用者からの質問に対す
る回答を入力すると、その回答メッセージが利用者側に
送信されて画面表示される(ステップe7)。
【0125】以上の、利用者と店舗との間で交わされた
会話の内容は、そのときのオブジェクトに対応づけて保
存され(ステップe8)、これにより商品売買にあたっ
ての会話のデータベースが構築され、それを元に自動回
答のデータベースを充実することができ、また、後の顧
客対策、拡販戦略等に反映させることができる。
【0126】図19は、地図データとチャットシステム
との連携システムの概念図、図20は、その連携システ
ムにおける表示画面例を示す図である。
【0127】地図データ提供者は、ある地域の店舗デー
タ等を含む地図データをネットワーク上に公開する。利
用者は地図上のデータをクリックして、ある店舗を利用
したときの体験談等をチャットする。ここで提供者は明
らかに中傷や誹謗といった性質の発言は削除する権限を
有している。こういったチャットのログと地図データと
を融合し、データベース化することにより、地図提供者
は自分が提供する地図データに建造物に対する利用者の
感想等を付加価値として付け加えることができ、かつ利
用者はある地域の豊富な情報を得ることができる。こう
して得られた情報は情報付き地図等の出版物への素材と
することができる。
【0128】図21は、図19の連携システムの処理フ
ローを示す図である。
【0129】先ず、地図提供者はネットワーク上に2次
元もしくは3次元の地図を公開し、インターネット上で
閲覧可能とする(ステップd1)。その地図を閲覧した
インターネット利用者は、自分の端末から、コメントを
つけ加えたい建造物をクリックし、吹き出しを表示させ
る(ステップf2)。次に、利用者は、その吹き出しに
対して当該建造物の感想等を記述する。発言は公開にも
非公開にもできる(ステップf3)。また、地図提供者
は、発言の内容が不適切であれば、削除もしくは非公開
に変更できる(ステップf4)。このようにして集めた
発言内容は建造物とリンクしてデータベース化される。
データは地図に付加することも当該建造物関係者に配布
することも可能である(ステップf5)。
【0130】次にチャットシステムによる消費者主導の
擬似オークションシステムの例について説明する。
【0131】従来の一般消費者がインターネット上で商
品を購入する場合は、ユーザが検索サイト等から、商品
を供給しているサイト等を検索し、ネットワーク上での
ページを移動した上で商品の検討を行う必要がある。こ
れは消費者にとってかなり面倒な作業であり、一般の消
費者がインターネット上で商取引を行う場合の1つの障
碍となっている。
【0132】図22は、この障碍を除去する、オークシ
ョンシステムとチャットシステムとが連携されたビジネ
スモデルの例を示す図、図23は、図22に示すビジネ
スモデルにおける表示画面例を示す図である。
【0133】本ビジネスモデルは複数種類の商品を扱う
複数の商品供給者と、消費者と、両者の仲介をするショ
ッピングサイト提供者から構成される。
【0134】ここでは、ショッピングサイト提供者が会
話を仲介するチャットサーバの役割りをなし、商品提供
者側の端末がオブジェクトを提供するオブジェクトサー
バの役割をなす。このように、ここに示す例では、チャ
ットサーバとオブジェクトサーバとが分離され、商品提
供者側の端末がオブジェクトサーバを兼ねていることに
なる。
【0135】一般消費者は購入を希望するものをオブジ
ェクトとして指定してチャット形式で発言する。オブジ
ェクトは一般的なカテゴリ(車、マンション、パソコ
ン、スーツ)等であり、発言テキストには付帯情報(好
きな色、現在の居住地、スペック、身体のサイズ等)が
含まれる。ショッピングサイト提供者は、指定されたオ
ブジェクトをキーにして、発言テキストを該当する商品
提供者に同報送信する。この時点で消費者主導でのオー
クションが開始される。各商品提供者は受信したテキス
トを元にキーワードを探し、商品情報データベースを検
索し、適切な商品情報をテキストと当該商品提供者が所
有するデータ(2次元もしくは3次元イメージ等)への
リンクをリアルタイムに自動送信する。あるいは適切な
商品情報が検索されなかった場合は待機していた人員が
回答を編集して返信する。消費者は返信されたリンクを
参照し、商品提供者が提示した豊富な情報を自分で検索
等の操作をせずに自動的にたどることができる。こうし
て消費者は、リアルタイムに、かつ複数の商品提供者か
ら情報を受け取ることができる。
【0136】図24には、図22に示すビジネスモデル
における処理フローを示す図である。
【0137】先ず、消費者は購買希望の製品を大まかに
チャット形式で発言する(ステップg1)、サイト提供
者は、これに応じて、チャットのオブジェクトからデー
タを該当提供者に同報送信する(ステップg2)。商品
提供者は、受信したメッセージに該当する商品リストを
自分のデータベースから検索する(ステップg3)。そ
の検索に成功したときは、商品提供者は、その検索によ
り得られた商品リストをデータベースへのリンクととも
に返信する(ステップg6)。一方、その検索に失敗し
たときは、商品提供者は、商品リストを手動で編集し
(ステップg5)、その商品リストをデータベースへの
リンクとともに返信する(ステップg6)。
【0138】商品提供者と消費者は、その後、その商品
をオブジェクトとして参照しながら、その商品の売買に
向けてチャット(会話)を行なう(ステップg7)。
【0139】このようなビジネスモデルを構築すると、
ネットワークでの商品検索の手間を大幅に削減すること
ができる。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャットにより収集された会話データの有効活用が図ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャットシステムの一実施形態を示す
図である。
【図2】図1に示すチャットシステムを構成するコンピ
ュータシステムのハードウェア構成図である。
【図3】記憶媒体に記憶されたチャットオブジェクトコ
ンテンツの構成を示す概要図である。
【図4】図1に示すチャットシステムの機能構成図であ
る。
【図5】クライアントマシンの表示部に表示された表示
画面の一例を示す図である。
【図6】図5の表示画面が表示された状態における操作
の手順を示したフローチャートである。
【図7】会話中に辞書・関連情報記憶部のアドレスを埋
め込む方法を示したフローチャートである。
【図8】発言内容の検索画面の一例を表わした図であ
る。
【図9】発言内容の検索結果画面の一例を表わした図で
ある。
【図10】図9の‘田中’の発言の詳細再現画面であ
る。
【図11】図9の‘佐藤’の発言の詳細再現画面であ
る。
【図12】文書をオブジェクトとした時の表示画面例を
示す図である。
【図13】文書をオブジェクトとした時の処理フローを
示す図である。
【図14】授業や講義とチャットシステムとを連携させ
たシステムの概念図である。
【図15】図14に示すシステムにおける表示画面の一
例を示す図である。
【図16】図14に示すシステムにおける処理フローを
示す図である。
【図17】仮想店舗とチャットシステムとを結合させた
仮想店舗システムにおける表示画面例を示す図である。
【図18】仮想店舗システムにおける処理フローを示す
図である。
【図19】地図データとチャットシステムとの連携シス
テムの概念図である。
【図20】図19の連携システムにおける表示画面例を
示す図である。
【図21】図19の連携システムの処理フローを示す図
である。
【図22】オークションシステムとチャットシステムと
が連携されたビジネスモデルの例を示す図である。
【図23】図22に示すビジネスモデルにおける表示画
面例を示す図である。
【図24】図22に示すビジネスモデルにおける処理フ
ローを示す図である。
【符号の説明】
100,200 クライアントマシン 101,201,301 本体部 102,202,302 表示部 103,203,303 キーボード 104,204,304 マウス 111 中央演算処理装置(CPU) 151,251 チャットクライアント 152,252 操作部 153,253 表示部 300 サーバマシン 351 チャットサーバ 352 オブジェクト記憶部 353 文字情報記憶部 354 辞書・関連情報記憶部 400 通信網 600 記憶媒体 610 チャットオブジェクトコンテンツ 611 オブジェクト記憶部 612 オブジェクト配信部 613 文字情報記憶部 614 情報送信部 710 会話表示部 720 オブジェクト表示部 730 発言者表示部 740 操作ボタン表示部 800 オブジェクト 810 店員待機メッセージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐沢 真一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する表示部と文字情報を操作
    に応じて入力する操作部とを備え文字情報を交わすチャ
    ット装置が配備されてなるチャットシステムにおいて、 視覚情報として表示されて文字情報を交わす際の話題と
    なるオブジェクトを記憶しておくオブジェクト記憶部を
    有し該オブジェクトを前記チャット装置に向けて配信す
    るオブジェクトサーバを備え、 前記チャット装置は、前記オブジェクトサーバからオブ
    ジェクトの配信を受けて該オブジェクトを該チャット装
    置の表示部に表示した上で文書情報を交わすものであっ
    て、 前記オブジェクトサーバは、前記チャット装置で交わさ
    れた文書情報を、配信したオブジェクトに対応づけて記
    憶する文字情報記憶部を有するものであることを特徴と
    するチャットシステム。
  2. 【請求項2】 前記チャット装置の操作部は、該チャッ
    ト装置の表示部に表示されたオブジェクト中の所望の部
    分を操作に応じて指定した上で文字情報を入力するもの
    であって、 前記オブジェクトサーバの文字情報記憶部は、前記チャ
    ット装置で交わされた文字情報を、配信したオブジェク
    トの、該文字情報の入力に際し指定された部分に対応づ
    けて記憶するものであることを特徴とする請求項1記載
    のチャットシステム。
  3. 【請求項3】 前記チャット装置の操作部は、オブジェ
    クトの表示態様を操作に応じて変更可能なものであっ
    て、 前記オブジェクトサーバの文字情報記憶部は、前記チャ
    ット装置で交わされた文字情報を、配信したオブジェク
    トの、該文字情報の入力の際の表示態様に対応づけて記
    憶するものであることを特徴とする請求項1記載のチャ
    ットシステム。
  4. 【請求項4】 文書情報を交わすチャット装置のうちの
    少なくとも1台のチャット装置の操作部は、表示された
    オブジェクトを修正する権原を有するものであること特
    徴とする請求項1記載のチャットシステム。
  5. 【請求項5】 複数の情報を記憶したデータベースを有
    し、 前記チャット装置の操作部は、操作に応じて、前記デー
    タベース中の所望の情報が格納されているアドレスを含
    む文書情報を入力するものであるとともに、送信されて
    きた文書情報中に前記データベース中のアドレスが含ま
    れていた場合に操作に応じて該アドレスを指定すること
    により該アドレスの情報の入手を指示することが可能な
    ものであって、 前記チャット装置は、前記情報の入手の指示に応じて前
    記データベースから該情報を入手するものであることを
    特徴とする請求項1のチャットシステム。
  6. 【請求項6】 前記チャット装置の操作部は、操作に応
    じて、前記オブジェクトサーバの文字情報記憶部のアク
    セスを指示することが可能なものであり、 前記チャット装置は、前記文字情報記憶部のアクセスの
    指示に応じて、前記オブジェクトサーバに、該指示に応
    じた情報の配信を要求するものであって、 前記オブジェクトサーバは、前記文字情報記憶部の、前
    記指示に応じた文字情報と、該文字情報に対応づけられ
    たオブジェクトを、要求元のチャット装置に送信するも
    のであることを特徴とする請求項1記載のチャットシス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記チャット装置で交わされる文字情報
    の交信を仲介するチャットサーバを備え、該チャットサ
    ーバが前記オブジェクトサーバを兼ねたものであること
    を特徴とする請求項1記載のチャットシステム。
  8. 【請求項8】 前記チャット装置のうちの少なくとも1
    台のチャット装置が、前記オブジェクトサーバを兼ねた
    ものであることを特徴とする請求項1記載のチャットシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 視覚情報として表示されて文字情報を交
    わす際の話題となるオブジェクトを記憶しておくオブジ
    ェクト記憶部と、 前記オブジェクト記憶部に記憶されたオブジェクトを、
    文字情報を交わすチャット装置に配信するオブジェクト
    配信部と、 前記チャット装置で交わされた文書情報を、配信したオ
    ブジェクトに対応づけて記憶する文字情報記憶部とを備
    えたことを特徴とするオブジェクトサーバ。
  10. 【請求項10】 前記チャット装置は、前記オブジェク
    トサーバから配信されたオブジェクト中の所望の部分を
    指定した上で文字情報を入力するものであって、 前記オブジェクトサーバは、前記文字情報記憶部に、前
    記チャット装置で交わされた文字情報を、配信したオブ
    ジェクトの、該文字情報の入力に際し指定された部分に
    対応づけて記憶するものであることを特徴とする請求項
    9記載のオブジェクトサーバ。
  11. 【請求項11】 前記チャット装置は、前記オブジェク
    トサーバから配信されたオブジェクトの表示態様を自在
    に変更して表示することが可能なものであって、 前記オブジェクトサーバは、前記文字情報記憶部に、前
    記チャット装置で交わされた文字情報を、配信したオブ
    ジェクトの、該文字情報の入力の際の表示態様に対応づ
    けて記憶するものであることを特徴とする請求項9記載
    のオブジェクトサーバ。
  12. 【請求項12】 前記オブジェクトサーバは、前記チャ
    ット装置からの要求に応じて、前記文字情報記憶部中の
    該要求に応じた文字情報と、該文字情報に対応づけられ
    たオブジェクトを、要求元のチャット装置に送信するも
    のであることを特徴とする請求項9記載のオブジェクト
    サーバ。
  13. 【請求項13】 前記オブジェクトサーバは、前記チャ
    ット装置で交わされる文書情報の交信を仲介するチャッ
    トサーバを兼ねたものであることを特徴とする請求項9
    記載のオブジェクトサーバ。
  14. 【請求項14】 前記オブジェクトサーバは、前記チャ
    ット装置のうちの1台のチャット装置を兼ねたものであ
    ることを特徴とする請求項9記載のオブジェクトサー
    バ。
  15. 【請求項15】 コンピュータシステムを、文字情報を
    交わすチャット装置に視覚情報として表示されて文字情
    報を交わす際の話題となるオブジェクトを該チャット装
    置に配信するオブジェクトサーバとして動作させるため
    のチャットオブジェクトコンテンツを記憶してなるチャ
    ットオブジェクトコンテンツ記憶媒体であって、 前記オブジェクトを記憶したオブジェクト記憶部と、 前記オブジェクト記憶部に記憶されたオブジェクトを、
    前記チャット装置に配信するオブジェクト配信部と、 前記チャット装置で交わされた文字情報を、配信したオ
    ブジェクトに対応付けて記憶する文字情報記憶部とを有
    するチャットオブジェクトコンテンツを記憶してなるこ
    とを特徴とするチャットオブジェクトコンテンツ記憶媒
    体。
  16. 【請求項16】 前記チャット装置は、前記オブジェク
    トサーバから配信されたオブジェクト中の所望の部分を
    指定した上で文字情報を入力するものであって、 前記文字情報記憶部は、前記チャット装置で交わされた
    文字情報を、配信したオブジェクトの、該文字情報の入
    力に際し指定された部分に対応づけて記憶するものであ
    ることを特徴とする請求項15記載のチャットオブジェ
    クトコンテンツ記憶媒体。
  17. 【請求項17】 前記チャット装置は、前記オブジェク
    トサーバから配信されたオブジェクトの表示態様を自在
    に変更して表示することが可能なものであって、 前記文字情報記憶部は、前記チャット装置で交わされた
    文字情報を、配信したオブジェクトの、該文字情報の入
    力の際の表示態様に対応づけて記憶させるものであるこ
    とを特徴とする請求項15記載のチャットオブジェクト
    コンテンツ記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記チャットオブジェクトコンテンツ
    は、前記チャット装置からの要求に応じて、前記文字情
    報記憶部中の該要求に応じた文字情報と、該文字情報に
    対応づけられたオブジェクトを、要求元のチャット装置
    に送信する情報送信部を有するものであることを特徴と
    する請求項15記載のチャットオブジェクトコンテンツ
    記憶媒体。
  19. 【請求項19】 コンピュータシステムを、文字情報を
    交わすチャット装置に視覚情報として表示され文字情報
    を交わす際の話題となるオブジェクトを記憶しておいて
    該オブジェクトを該チャット装置に配信するオブジェク
    トサーバとして動作させるチャットオブジェクト管理プ
    ログラムであって、 前記オブジェクトサーバ内に記憶されたオブジェクト
    を、前記チャット装置に配信するオブジェクト配信部
    と、 前記チャット装置で交わされた文字情報を、配信したオ
    ブジェクトに対応づけて前記オブジェクトサーバ内に記
    憶させる文字情報記憶部とを有することを特徴とするチ
    ャットオブジェクト管理プログラム。
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