JP2001344174A - 通信装置およびカバーページ作成方法 - Google Patents

通信装置およびカバーページ作成方法

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JP2001344174A
JP2001344174A JP2000162029A JP2000162029A JP2001344174A JP 2001344174 A JP2001344174 A JP 2001344174A JP 2000162029 A JP2000162029 A JP 2000162029A JP 2000162029 A JP2000162029 A JP 2000162029A JP 2001344174 A JP2001344174 A JP 2001344174A
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JP2000162029A
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English (en)
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Kyoji Saito
恭司 斎藤
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信者が送信する電子メールの送信態様の如
何にかかわらず、使用者の設定したフォームのカバーペ
ージを作成する。 【解決手段】 テンプレート作成部11で作成したいカ
バーページのフォームを作成し、テンプレートメモリ1
2に登録する。テンプレートはあらかじめ複数種類作成
しておき、これらを区分する符号を付してテンプレート
メモリ12へ登録する。電子メール受信者13は、電子
メールを受信したとき、カバーページ作成装置14に所
望のフォームのカバーページ作成を要求すると、カバー
ページ作成装置14はテンプレートメモリ12からその
フォームを取り出すとともに、そのフォーム作成に必要
な電子メールデータを抽出してテンプレートフォームの
該当個所に合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークファ
クシミリ装置等の通信装置およびそれを利用したカバー
ページ作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を利用して画像や文字を送受信
するファクシミリ装置に、インターネットなどのネット
ワークを利用してイメージデータを送受信する機能を付
加したインターネットファクシミリ装置はすでに実用さ
れている。
【0003】このインターネットファクシミリ装置にお
いて、送信するイメージデータを電子メールで送受信す
る場合、通常、送信者がテキスト部に用件その他の通信
内容を記載し、それに関連する試料などを添付ファイル
で送信している。
【0004】ところで、一般に電子メールを送信する場
合、送信する用件がすでに相手側にわかっている場合
や、単なる情報提供の場合、送信者がカバーページを作
成せず、テキスト部を空白にして添付ファイルのみを送
信することがしばしば行われている。また、カバーペー
ジを作成する場合でも、テキスト部は空白にしたまま、添
付ファイルにカバーページを含めて送信することもあ
る。
【0005】このようにして送信された電子メールをイ
ンターネットファクシミリ装置で受信して印刷する場
合、通常受信した電子メールのデータからテキスト部と
添付ファイル部を抽出して印刷している。印刷の順序は
まず、テキスト部を印刷し、つぎに添付ファイル部を印
刷している。
【0006】また、従来のインターネットファクシミリ
装置において、あらかじめ登録した短縮ダイヤルリスト
などのシステム設定情報を印刷する場合、通常、装置に
設定された1つの定型に定まった形式で印刷される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ある種のメー
ルソフトにおいては、テキスト部に何も書かずに空白の
まま添付ファイル付のメールを送信すると、テキスト部
に改行のみがついてしまい、空白のテキスト部に添付フ
ァイル部を付加した構成のマルチパートとして送信する
ことになる。これをインターネットファクシミリ装置で
受信すると、まず白紙が印刷されてから添付ファイルが
印刷される場合がある。したがって、テキスト部はカバ
ーページの役割を果たせないばかりか、無駄な印刷動作
が行われる。
【0008】また、別のある種のメールソフトとして、
シグニチャとしてあらかじめ登録しておいたテキストを
添付ファイルとして取り込んで送信するものがある。し
かし、シグニチャを登録していない場合は同様に空白の
テキストを受信して同様に白紙を印刷することになる。
仮にシグニチャを登録してあっても、単に送信者にシグ
ニチャが印刷されるだけで、メール送信者が誰であるか
はわかるものの、カバーページとしての役割としては不
十分である。
【0009】また、送信側でテキスト部にカバーページ
を作成したり、単に宛名とシグニチャのみを入れること
もあるが、これらを受信してテキスト部を印刷したと
き、文字が小さくて印刷されても見づらかったりしてカ
バーページの機能として不十分である場合が多い。
【0010】一方、システム設定情報を印刷する場合も
装置に設定された1つの定型のものしか印刷できないの
で、使用者にとって必ずしも使いやすい物ではなかっ
た。
【0011】このように従来のインターネットファクシ
ミリ装置においては、送受信する電子メールやシステム
設定情報を印刷した場合、印刷の態様が固定されている
ので、使用者にとって種々の不都合があった。
【0012】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、第1の目的は、送信者が送信する電子メールの
送信態様の如何にかかわらず、使用者の設定したフォー
ムのカバーページを作成して印刷することが可能な通信
装置を提供することである。
【0013】本発明の第2の目的は、テキスト部が空白
であっても白紙の印刷をしない通信装置を提供すること
である。
【0014】本発明の第3の目的は、システム設定情報
を編集して使用者の要望にマッチしたフォームとして印
刷することが出来る通信装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による通信装置
は、受信した電子メールのテキスト部を解析してカバー
ページを作成するためのデータを抽出し、このデータを
所定のフォームにしたがって配列したカバーページを作
成する構成を備えている。
【0016】これにより、送信者が送信する電子メール
の送信態様の如何にかかわらず、所定のフォームのカバ
ーページを作成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、受信し
た電子メールのテキスト部を解析してカバーページを作
成するためのデータを抽出する手段と、前記データを所
定のフォームにしたがって配列したカバーページを作成
する手段とを有する通信装置である。この構成により、
送信者が送信する電子メールの送信態様の如何にかかわ
らず、所定のフォームのカバーページを作成して印刷す
ることができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、 請求項1に記
載の通信装置において、さらに、カバーページのフォー
ムを設定する手段と、設定したフォームを蓄積するメモ
リを有し、前記メモリから読み出した1つのフォームを
所定のフォームとしたものである。この構成によりカバ
ーページのフォームを使用者が自由に設定、選択するこ
とができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、 請求項2に記
載の通信装置において、メモリが通信装置に内蔵されて
いる書き換え可能なメモリである構成を有している。こ
の構成により、カバーページのフォームの追加や削除を
通信装置側で簡単に行うことができる。
【0020】請求項4に記載の発明は、 請求項2に記
載の通信装置において、メモリがインターネットに接続
されたサーバである構成を有している。この構成によ
り、サーバに蓄積された多くの種類のカバーページフォ
ームの中から、インターネットを通じて簡単に選択する
ことができる。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の通信装置において、カバーページを作成するためのデ
ータが、電子メールのテキスト部における所定の文字列
を有する部分である構成を有している。この構成によ
り、カバーページを作成するためのデータを電子メール
のテキスト部から自動的に取得することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の通信装置において、カバーページを作成するためのデ
ータが、電子メールのテキスト部における所定の文字構
造を有する部分である構成を有している。この構成によ
り、カバーページを作成するためのデータを電子メール
のテキスト部から自動的に取得することができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の通信装置において、カバーページを作成するためのデ
ータが、電子メールのテキスト部における所定のコマン
ド文字で挟まれた部分である構成を有している。この構
成により、送信者の意図に従ったカバーページを作成す
るためのデータを送信者の電子メールテキスト部から自
動的に取得することができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の通信装置において、送信者がカバーページ作成のため
のコマンドを送信し、受信側でそのコマンドに従ってカ
バーページを作成する構成を有している。この構成によ
り、受信側で送信者の意図に従ったカバーページを作成
することができる。
【0025】請求項9に記載の発明は、請求項1に記載
の通信装置において、受信側で作成したカバーページを
送信者に返信する構成を有している。この構成により、
送信者は受信側で作成した送信者の意図に従ったカバー
ページを入手することができる。
【0026】請求項10に記載の発明は、通信装置にシ
ステム情報を登録する手段と、前記システム情報を所定
のフォームにしたがって配列したリストを作成する手段
とを有する通信装置である。この構成により、通信装置
に登録したシステム情報を所定のフォームで作成するこ
とができる。
【0027】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の通信装置において、さらにシステム情報のフォー
ムを設定する手段と、設定したフォームを蓄積するメモ
リを有し、前記メモリから読み出した1つのフォームを
所定のフォームとしたものである。この構成によりシス
テム情報の印刷フォームを使用者が自由に設定、選択す
ることができる。
【0028】請求項12に記載の発明は、請求項10に
記載の通信装置において、システム情報が短縮ダイヤル
情報である構成を有している。これにより、定型の印刷
しかできない短縮ダイヤルリストを使用者が設定したフ
ォームで印刷することができる。
【0029】請求項13に記載の発明は、請求項10に
記載の通信装置において、所定のフォームを電子メール
で指定して送信し、受信側でそのフォームに従ってリス
トを作成すること構成を有している。この構成により、
受信側で送信者の意図に従ったフォームでシステム情報
を作成することができる。
【0030】請求項14に記載の発明は、電子メールで
受信したデータのテキスト部を解析する手順と、解析結
果に従ってカバーページを作成するためのデータを抽出
する手順と、抽出したデータを所定のフォームにしたが
って配列する手順とを有するカバーページ作成方法であ
る。この構成により、送信者が送信する電子メールの送
信態様の如何にかかわらず、電子メール受信側で所定の
フォームのカバーページを作成して印刷することができ
る。
【0031】以下本発明の実施の形態について、図面と
ともに説明する。
【0032】(実施の形態1)実施の形態1として、カ
バーページを作成する実施例を説明する。
【0033】図2は、本発明の通信装置のハードウェア
構成を示すブロック構成図である。通信装置の基本的な
構成は通常のファクシミリ装置にインターネット通信部
を付加したものである。図2において、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)制御部21はLAN回線などに
よりネットワーク結合されてインターネットによる電子
メールデータの送受信を制御する。モデム部22はPS
TNを介してファクシミリの送受信を行う。CPU23
は通信装置全体の動作を制御する部分で、送受信するイ
メージデータを格納したRAM24および本装置の動作
プログラムを格納したROM25を利用して通信装置全
体の送受信動作を制御する。スキャナ26は送信する原
稿のイメージデータを電気信号として取り込む。取り込
まれたイメージデータはRAM25に格納される。プリ
ンタ27は、RAM24に取り込まれた受信データを記
録紙に記録する。
【0034】つぎに、本実施例におけるイメージデータ
の送受信の基本的な動作について説明する。まず、イメ
ージデータを電子メールで送信する場合について説明す
る。送信すべき原稿をスキャナ26にセットしスタート
ボタンを押すと、ROM25に格納されているプログラ
ムに従ってCPU23が作動し、スキャナ26は原稿を
読み取り、読み取られたイメージデータはバイナリデー
タに符号化されてRAM24のファイル格納領域に格納
される。格納されたイメージデータはMIMEと呼ばれ
るインターネットの電子メールの標準に従い7ビットの
テキストコードに変換される。
【0035】こうしてRAM24に格納されたメール情
報はLAN制御によりインターネットの電子メールとし
て、SMTPのような電子メールのメッセージ転送プロトコ
ルに従って相手先に送信される。
【0036】スキャナ26で読み取ったイメージデータ
を通常のファクシミリで送信する場合には、モデム部2
2を介してPSTNにより相手方のファクシミリ装置に
送信する。
【0037】一方、相手方からインターネットを介して
イメージデータを電子メールで受信した場合は、LAN
制御部21で受信したイメージデータをRAM24に蓄
積する。電子メール画面はCRTや液晶による表示画面
上で見ることが出来る。ファクシミリデータとして記録
紙に記録する場合には、RAM24に蓄積されたイメー
ジデータをフォーム逆変換してファクシミリのフォーム
であるバイナリデータに変換し、逆符号化して可視イメ
ージとして印刷可能なデータに変換してプリンタ27で
記録紙に印刷する。こうして可視イメージとして受信さ
れる。
【0038】イメージデータをインターネットでなく直
接ファクシミリ受信データとしてモデム部21で受信し
た場合は、通常のファクシミリ受信動作により受信デー
タをRAM24に蓄積してプリンタ27で印刷する。こ
れらの一連の制御はROM25に格納されている動作プ
ログラムに従ってCPU23が制御する。
【0039】つぎに、カバーページの作成について説明
する。図1はカバ―ページ作成の基本概念を説明する図
である。まず、テンプレート作成部11で作成したいカ
バーページのフォームを作成する(ステップ1)。この
フォームは、電子メールでイメージデータを受信したと
きのカバーページを受信した電子メールデータから自動
的に作成するためのもので、受信者が自由に設定するこ
とが出来る。図3にカバーページのフォームの一例を示
す。図3の例では、上から送信先(電子メール受信者)
31、発信先(電子メール送信者)32、用件(電子メ
ールのタイトル)33、本文34を配列した例である。
【0040】このようなフォームのテンプレートを作成
してテンプレートメモリ12に登録する(ステップ
2)。テンプレートはあらかじめ複数種類作成してお
き、これらを区分する符号を付してテンプレートメモリ
12へ登録しておけば、使用時にその中から所望のもの
を選定することができる。電子メール受信者13は、電
子メールを受信したとき、カバーページ作成装置14に
所望のフォームのカバーページ作成を要求する(ステッ
プ3)。カバーページ作成装置14はテンプレートメモ
リ12にそのフォームを要求して(ステップ4)、テン
プレートメモリ12から所定のフォームのテンプレート
を取り出す(ステップ5)。カバーページ作成装置14
は、さらに、受信電子メールのテキスト内容を解析し
て、取り出したテンプレートフォームのカバーページを
作成するためのデータを抽出し、テンプレートフォーム
の該当個所にその内容を合成し、印刷する。
【0041】テンプレート作成部11、テンプレートメ
モリ12、およびカバーページ作成装置14は図2に示
した本発明の通信装置に組み込むか、この通信装置に結
合されたパーソナルコンピュータにより構成される。ま
た、テンプレートメモリ12はインターネットやLAN
内に別に設けたサーバとして構成することもできる。
【0042】つぎに、図4の機能ブロック図について、
テンプレート作成のプロセスを詳細に説明する。図4
は、図2に示した通信装置において、電子メールを受信
したときのカバーページ作成機能を説明する機能ブロッ
ク図である。なお、電子メール送信機能については本発
明に直接関係しないので図示および説明を省略する。
【0043】LAN制御部11はテンプレートサーバ1
2へアクセスするサーバアクセス部41および電子メー
ル受信部42を備えている。CPU13はメール受信部
42で受信した電子メールのメールヘッダ部分の内容を
解析するメールヘッダ解析部43と、テンプレートサー
バ12からカバーページのフォームを取得するフォーム
取得部44および所定のカバーページを合成する画像形
成部45を有している。
【0044】つぎに図5のフロー図とともに動作を説明
する。図5はテンプレートフォームを通信装置のメモリ
部から取り出す場合におけるカバーページ作成のフロー
図である。メール受信部42がステップ51で電子メー
ルメッセージを受信すると、受信した電子メールメッセ
ージをメモリ部14に蓄積しするとともに、CPU13
のメールヘッダ解析部43に供給する。メールヘッダ解
析部43は、受信した電子メールメッセージのメールヘ
ッダをステップ52で解析し、ステップ53で受信メー
ルデータがマルチパート構成であるか否かを判定する。
解析結果がマルチパート構成であるときは、ステップ5
4で各パートのヘッド部分であるサブヘッダを解析し、
ステップ55でカバーページを定義したカバーページ定
義パートがあるか否かを判定する。カバーページ定義パ
ートの詳細については後述する。カバーページ定義パー
トがあるときは、ステップ56でフォーム取得部44が
カバーページのテンプレートを蓄積したメモリ部14か
ら所定のテンプレートのフォームを取得し、画像形成部
45に供給する。
【0045】テンプレートがメモリ部14に複数個蓄積
されている場合は、テンプレート番号を指定することに
より選択することができる。なお、テンプレートをメモ
リ部14からではなくテンプレートサーバ12から取り
出す場合は、サーバアクセス部14でテンプレートサー
バ12にアクセスして取り出すようにする。
【0046】画像形成部45では、ステップ56でメー
ル受信部42およびメモリ部14からカバーページ定義
パートのデータを取り込んでその内容を解析し、送信者
の住所、氏名、電話番号、用件などテンプレートのフォ
ームに合わせて必要なデータを抽出する。ステップ57
では、ステップ56で抽出された抽出データとテンプレ
ートを合成してカバーページを作成する。作成されたカ
バーページはステップ58で印刷される。ステップ59
では、メールヘッダのマルチパートにさらに続くパート
があるか否かを判定し、ある時はステップ54に戻って
同様の操作を繰り返す。無いときはカバーページ作成を
終了する。
【0047】ステップ53で、メールヘッダがマルチパ
ート構成でない場合およびステップ55でカバーページ
定義パートがない場合は、ステップ60に進んでカバー
ページ作成プロセスに入らず、印刷もしない。したがっ
て、白紙を印刷することはない。
【0048】なお、テンプレートをメモリ部14からで
はなくテンプレートサーバ12から取り出す場合は、サ
ーバアクセス部14でテンプレートサーバ12にアクセ
スして取り出すようにする。
【0049】つぎに、カバーページ定義パートについて
説明する。電子メールの受信データの中でどの部分がカ
バーページ定義パートであるかを判定するには、カバー
ページ定義パートの見分け方をあらかじめ定めておく必
要がある。この方法として、たとえば、以下の方法があ
る。
【0050】(1)所定の文字列の構造がある部分をカ
バーページ定義パートとする。 例:電子メールのヘッダ部分において、「Date」、「Fro
m」、「To」および「Subject」が 記された部分 (2)所定の文字構造の部分をカバーページ定義パート
とする。 例:電子メールのテキスト部分において、「発信者」、
「発信元」、「送信先」、「タイトル」、「日付け」、
「住所」、「氏名」、「電話番号」、「ファクシミリ番
号」、「電子メールアドレス」「用件」等で表現された
部分。 (3)所定のコマンドで挟まれた範囲をカバーページ定
義パートとする。 例:@Cover Page と@Endで挟まれた部分。 単語のつぎに:で示された部分 (4)テキスト部で、空白、タブ、改行で構成構成され
ている部分はカバーページ定義パートと判定しない。 (5)テキスト部で、「#」で始まる行、「//」で始ま
る行、「/*」と「*/」で囲まれた部分はカバーページ定
義パートと判定しない。
【0051】以上の説明では、電子メールデータを受信
した場合に受信側で選択したフォームのカバーページを
作成する場合について説明した。本発明では、送信側が
カバーページを作成せずに電子メールを送信し、送信側
が指定したテンプレートフォームで受信側にカバーペー
ジを作成させることもできる。この場合は、送信者が図
6に示すような電子メールを送信すればよい。すなわ
ち、通常用件を記述する「Subject」欄61にカバーペ
ージを印刷するコマンドを記述して受信側でカバーペー
ジを作成、印刷することを指示する。このとき、カバー
ページ用のデータとしては、カバーページデータの始め
を示す記述62および終わりを示す記述63に挟んで送
信する。テンプレートのフォームを指定する場合はフォ
ーム欄64で指定する。図6に示したフォーム欄64の
内容はインターネットを通じてテンプレートサーバ12
から取り出すことを指示している。送信者がこのような
カバーページ作成の電子メールを送信すると、図5のフ
ローに従って受信側でそのカバーページを作成すること
ができる。したがって、送信側でカバーページを作成し
なくても送信者が意図したカバーページを受信者が受信
することができる。この場合、発信者が送信メールに、
作成されたカバーページを送り返すコマンドを入れてお
けば、受信側で作成されたカバーページを発信者に送信
することもできる。
【0052】図7はテンプレートフォームをインターネ
ット上にあるサーバを通じて取り出す場合のカバーペー
ジ作成のフロー図である。電子メール受信を待っている
待機状態であるステップ71からステップ72に進み、
電子メールが着信したか否かを判定する。着信していな
い場合はステップ71に戻り待機状態に入る。ステップ
72で電子メールを着信した場合は、ステップ73でカ
バーページ作成を要求しているか否かを判定する。この
判定は、図6で説明したカバーページ作成のコマンド6
1の有無で行う。カバーページ作成を要求していない場
合はステップ83に進み、他の処理に取りかかる。ステ
ップ73でカバーページ作成を要求している場合は、要
求しているテンプレートフォームをステップ74でチェ
ックする。チェックしたテンプレートフォームにエラー
があるか否かをステップ75で判定し、エラーがある場
合はステップ84に進み、発信者にエラーメッセージを
送信する。エラーがない場合は、ステップ76でテンプ
レート作成に必要な情報、たとえば、発信元や送信先な
どの情報を保存する。
【0053】つぎに、要求されたテンプレートはインタ
ーネット上のテンプレートサーバ12に蓄積されたもの
であるか否かをステップ77で判定し、テンプレートサ
ーバ12に蓄積されたものではなく受信装置のメモリ部
14に蓄積されているものである場合は、図5のステッ
プ進んで前述した操作を行う。一方、テンプレートサー
バ12に蓄積されたものである場合はステップ78に進
んでテンプレートサーバ12にアクセスする。アクセス
の結果、テンプレートサーバ12に所定のテンプレート
がない場合は、ステップ79でエラーと判定し、ステッ
プ84で発信者にエラーメッセージを送信する。テンプ
レートサーバ12に所定のテンプレートフォームがある
場合はステップ80でそのテンプレートフォームを取得
し、ステップ81で図5のステップ57と同様にしてカ
バーページを作成し、ステップ82で印刷する。
【0054】(実施の形態2)つぎに、実施の形態2と
して、短縮ダイヤルリストを編集して印刷する実施例を
説明する。装置の構成は基本的に図1と同様である。こ
こで、短縮ダイヤルは通信装置をファクシミリとして使
用する場合の電話番号と、電子メール送受信装置として
使用する場合のメールアドレスの両方を対象としたもの
である。短縮ダイヤルはあらかじめ通信装置のRAM1
4に蓄積されている。
【0055】まず、テンプレート作成部11で作成した
い短縮ダイヤルリストのフォームを作成する(ステップ
1)。このフォームは、使用者が自由に設定することが
出来る。図8に短縮ダイヤルリストのフォームの一例を
示す。図8(a)は短縮ダイヤル番号、宛名、電話番号
またはメールアドレスを表形式で作成した例、図8
(b)は宛名のみをリストにした例である。作成した短
縮ダイヤルリストのフォームをテンプレートメモリ12
に登録する(ステップ2)。テンプレートはあらかじめ
複数種類作成しておき、これらを区分する符号を付して
テンプレートメモリ12へ登録しておけば、使用時にそ
の中から所望のものを選定することができる。
【0056】短縮ダイヤルリストを印刷したい場合は、
使用者はシステム情報作成装置(図1のカバーページ作
成装置14で兼用。)に所望のフォームの短縮ダイヤル
リストの作成を要求する(ステップ3)。システム情報
作成装置はテンプレートメモリ12にそのフォームを要
求して(ステップ4)、テンプレートメモリ12から所
定のフォームのテンプレートを取り出す(ステップ
5)。システム情報作成装置は、取り出したテンプレー
トフォームの該当個所に、図2のRAMに蓄積されてい
る短縮ダイヤルデータから所定のデータを抽出して、そ
の内容を合成して印刷する。
【0057】なお、テンプレートメモリから短縮ダイヤ
ルリストの所望のフォームを取り出す際、使用者が設定
する代わりに、作成依頼者が電子メールでフォームを指
定して使用者に依頼し、その電子メール情報を読み取っ
て自動的に所定のフォームを取り出すようにすることも
できる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明は、送信者が送信す
る電子メールの送信態様の如何にかかわらず、使用者の
設定した仕様にあったカバーページを作成して印刷する
ことができる。
【0059】また、送信者がカバーページを作成しない
で電子メールを送信した場合に、送信者が意図するカバ
ーページを受信側で作成することができるとともに、こ
のカバーページを送信者に送り返すことができる。
【0060】また、カバーページがない場合は白紙の印
刷をしないようにすることができる。
【0061】また、短縮ダイヤルリストなどのシステム
設定情報を自由に編集して使用者の要望にマッチしたフ
ォームとして印刷することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による通信装置のカバ―ページ作成の基
本構成を説明する概念図
【図2】本発明の通信装置のハードウェア構成を示すブ
ロック構成図
【図3】本発明に使用されるカバーページのフォームの
一例を示す概念図
【図4】本発明の通信装置における電子メールを受信し
たときのカバーページ作成機能を説明する機能ブロック
【図5】本発明の通信装置において、テンプレートフォ
ームを通信装置のメモリ部から取り出す場合におけるカ
バーページ作成のフロー図
【図6】本発明の通信装置において、送信者が送信した
電子メールのヘッダ部のデータ例を示す図
【図7】本発明の通信装置において、テンプレートフォ
ームをインターネット上にあるサーバを通じて取り出す
場合におけるカバーページ作成のフロー図
【図8】本発明の通信装置における短縮ダイヤルリスト
の一例を示す図
【符号の説明】
11 テンプレート作成部 12 テンプレートメモリ 14 カバーページ作成装置 21 LAN制御部 22 モデム部 23 CPU 24 RAM 25 ROM 26 スキャナ 27 プリンタ 41 サーバアクセス部 42 メール受信部 43 メールヘッダ解析部 44 フォーム取得部 45 画像形成部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した電子メールのテキスト部を解析
    してカバーページを作成するためのデータを抽出する手
    段と、前記データを所定のフォームに従って配列したカ
    バーページを作成する手段とを有することを特徴とする
    通信装置。
  2. 【請求項2】 カバーページのフォームを設定する手段
    と、設定したフォームを蓄積するメモリを有し、前記メ
    モリから読み出した1つのフォームを所定のフォームと
    したことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 メモリが通信装置に内蔵されている書き
    換え可能なメモリであることを特徴とする請求項2に記
    載の通信装置。
  4. 【請求項4】 メモリがインターネットに接続されたサ
    ーバであることを特徴とする請求項2に記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】 カバーページを作成するためのデータ
    が、電子メールのテキスト部における所定の文字列を有
    する部分であることを特徴とする請求項1に記載の通信
    装置。
  6. 【請求項6】 カバーページを作成するためのデータ
    が、電子メールのテキスト部における所定の文字構造を
    有する部分であることを特徴とする請求項1に記載の通
    信装置。
  7. 【請求項7】 カバーページを作成するためのデータ
    が、電子メールのテキスト部における所定のコマンド文
    字で挟まれた部分であることを特徴とする請求項1に記
    載の通信装置。
  8. 【請求項8】 送信者がカバーページ作成のためのコマ
    ンドを送信し、受信側でそのコマンドに従ってカバーペ
    ージを作成することを特徴とする請求項1に記載の通信
    装置。
  9. 【請求項9】 受信側で作成したカバーページを送信者
    に返信することを特徴とする請求項1に記載の通信装
    置。
  10. 【請求項10】 通信装置にシステム情報を登録する手
    段と、前記システム情報を所定のフォームにしたがって
    配列したリストを作成する手段とを有することを特徴と
    する通信装置。
  11. 【請求項11】 システム情報のフォームを設定する手
    段と、設定したフォームを蓄積するメモリを有し、前記
    メモリから読み出した1つのフォームを所定のフォーム
    としたことを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 システム情報が短縮ダイヤル情報であ
    ることを特徴とする請求項10または11に記載の通信
    装置。
  13. 【請求項13】 所定のフォームを電子メールで指定し
    て送信し、受信側でそのフォームに従ってリストを作成
    することを特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 電子メールで受信したデータのテキス
    ト部を解析する手順と、解析結果に従ってカバーページ
    を作成するためのデータを抽出する手順と、抽出したデ
    ータを所定のフォームにしたがって配列する手順とを有
    することを特徴とするカバーページ作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092246A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、システムおよびプログラム
JP2008092290A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Fuji Xerox Co Ltd 情報管理装置、画像処理制御装置、画像処理システム、及びプログラム

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