JP2001343715A - 開閉体の開閉状態検知機構 - Google Patents

開閉体の開閉状態検知機構

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JP2001343715A JP2000161879A JP2000161879A JP2001343715A JP 2001343715 A JP2001343715 A JP 2001343715A JP 2000161879 A JP2000161879 A JP 2000161879A JP 2000161879 A JP2000161879 A JP 2000161879A JP 2001343715 A JP2001343715 A JP 2001343715A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉体であるプラテンカバーを有する画像読
取装置において、プラテンカバーの開閉状態の検知を、
装置本体である読取部に固設されるフィーラを開閉体で
あるプラテンカバーに取り付けられる開閉センサにより
検知することで行う場合、本等の厚みのある原稿を読み
取る際にプラテンカバーが片上がり状態で閉じられる
と、フィーラと開閉センサとの位置がずれて、該フィー
ラが開閉センサに接触して破損するという問題がある。 【解決手段】 読取ケース13に対し回動支点23を中
心にして開閉可能であり、且つ上下移動可能であるプラ
テンカバー7の開閉検知機構であって、読取ケース13
に立設されるフィーラ31と、プラテンカバー7に取り
付けられフィーラ31を検知する開閉センサ33とを備
え、該プラテンカバー7にフィーラ31を開閉センサ3
3へ案内するフィーラ案内用リブを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体に対し回
動支点を中心にして回動可能であり、且つ上下移動可能
である開閉体の開閉状態を、検知するための開閉状態検
知機構の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、読取面に本等の原稿を静止状
に載置して、該静止原稿を読み取る画像読取装置、所謂
フラットベッドタイプの画像読取装置においては、該読
取部に載置した原稿を読取面に押圧するプラテンカバー
が、その一辺を回動支点として開閉可能に設けられてい
る。このような開閉体であるプラテンカバーは、読取部
に対して上下移動可能に構成されており、本等の厚みが
ある原稿を読取面に載置した場合には、回動支点部分が
リフトアップし、プラテンカバーが持ち上げられた状態
で原稿を押圧するように構成されている。また、プラテ
ンカバーには、該プラテンカバーの開閉状態を検知する
開閉状態検知機構としてのブックインデックスセンサが
構成されている。該ブックインデックスセンサは、例え
ば、プラテンカバーを支持する装置本体にフィーラを立
設し、プラテンカバーに透過型センサ等で構成される開
閉センサを取り付けて、プラテンカバーを閉じていくと
フィーラが開閉センサを通過するように構成することが
考えられる。この場合、開状態のプラテンカバーを閉じ
ていき、フィーラが開閉センサを通過して光が遮られる
と、光が遮られると同時に原稿サイズ読取用のセンサが
作動して、読取面に載置された原稿のサイズを判定する
ように構成することができる。
【0003】例えば、図9に示すように、画像読取装置
の読取部101の上方にプラテンカバー102を配置
し、該プラテンカバー102を、ヒンジ部103の回動
支点103aを中心に回動可能とする。ヒンジ部103
は、回動支点103aとなる一辺の両端部に設けられ、
本等の厚みがある原稿を読取面に載置してプラテンカバ
ー102を閉じるとリフトアップするように構成されて
おり、該プラテンカバー102は持ち上げられた状態で
閉じることとなる。また、読取部101にはフィーラ1
04が固設され、プラテンカバー102には開閉センサ
105が取り付けられている。そして、プラテンカバー
102を閉じていき、フィーラ104が、略凹型に形成
される開閉センサ105の検知部105aを通過し、こ
れによりプラテンカバー102がほとんど閉じた状態に
あることを開閉センサ105によって検知するように構
成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、プラテン
カバー102の開閉状態の検知は、読取部101に固設
されたフィーラ104が、プラテンカバー102に取り
付けられた開閉センサ105を通過することで行われる
が、本等の厚みのある原稿を読み取る際には、閉じたプ
ラテンカバー102はリフトアップされて上方に持ち上
げられた状態となる。そして、例えば、厚みのある本等
の最初のページや最後のページを原稿として読み取る場
合には、図10に示す如く、一方のヒンジ部103が他
方のヒンジ部103よりも大きくリフトアップされ、プ
ラテンカバー102が極端に傾くこととなる。このよう
に、プラテンカバー102が片上がり状態で閉じられる
と、フィーラ104と開閉センサ105の検知部105
aとの位置がずれて、該フィーラ104が検知部105
aに接触し、開閉センサ105が破損するという問題が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決すべく、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、請求項1記載の如く、装置本体に対し回動支
点を中心にして開閉可能であり、且つ上下移動可能であ
る開閉体の開閉状態検知機構であって、装置本体に立設
されるフィーラと、開閉体に取り付けられフィーラを検
知する検知手段とを備え、該開閉体に、フィーラを検知
手段へ案内する案内部材を設けた。
【0006】また、請求項2記載の如く、前記案内部材
は、フィーラ側から検知手段側へ向かって除々に間隔が
小さくなる一対の傾斜面である。
【0007】また、請求項3記載の如く、前記案内部材
は、開閉体に一体形成されるリブである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面より説明する。図1は本発明の開閉状態検知機構が構
成される画像読取装置を備えたファクシミリ装置の斜視
図、図2は同じく正面断面図、図3はプラテンカバーの
開閉部を示す側面断面図、図4は同じく後面図、図5は
同じく平面図、図6はフィーラ案内用リブを示す正面
図、図7はプラテンカバーが片上がり状態で閉じられた
場合の開閉センサとフィーラとの位置関係を示す図、図
8はフィーラがフィーラ案内用リブにより開閉センサへ
案内される様子を示す図、図9は従来のプラテンカバー
の開閉部を示す側面図、図10は従来のプラテンカバー
が片上がり状態で閉じられた様子を示す後面図である。
【0009】まず、本発明の開閉状態検知機構が構成さ
れる画像読取装置を具備するファクシミリ装置の概略構
成について、図1、図2により説明する。ファクシミリ
装置Fは、記録部1の上方に画像読取装置が構成される
画像読取部2を配置して構成され、該画像読取部2は、
記録部1に対して回動支点20を中心に上下回動可能と
されている。記録部1には記録装置3及び給紙カセット
4がそれぞれ上下に内装されており、給紙カセット4内
に堆積される用紙を記録装置3へ給紙して記録した後
に、記録紙排出トレイ5から排出するように構成してい
る。
【0010】一方、画像読取部2においては、上面を透
明状の静止原稿載置面14とした読取ケース13内に読
取装置6を収納しており、該静止原稿載置面14上に載
置された原稿を該読取装置6により走査して、読み取り
を行うようにしているまた、読取ケース13の上方に
は、その一辺を中心として開閉可能に構成されるプラテ
ンカバー7が配置され、該プラテンカバー7により静止
原稿載置面14上に載置された原稿を上方から押えるも
のとしている。
【0011】プラテンカバー7の一端部には原稿を自動
的に給紙する自動給紙装置(ADF装置)8が付設さ
れ、該自動給紙装置8は給紙装置11と搬送装置12と
により構成されている。そして、原稿供給トレイ9に載
置した原稿を、自動給紙装置8の給紙装置11により一
枚ずつピックアップして、搬送装置12により静止原稿
載置面14の一端部へ搬送し、その内容を読取装置6に
より読み取った後に、プラテンカバー7の上面に形成さ
れる原稿排出トレイ10へ排出するように構成してい
る。
【0012】即ち、画像読取部2は、読取装置6を走査
させて静止原稿を読み取るフラットベッドタイプのスキ
ャナとして用いるとともに、読取装置6を位置固定して
原稿を給送しながら読み取りを行うシートフィードタイ
プのスキャナとして用いることができるように構成され
ている。
【0013】また、読取ケース13の一側方にはキーパ
ネル15が付設され、該キーパネル15の各種操作キー
を操作することにより、原稿内容の読み取りを行った
り、読み取った内容をファクシミリ送信する際の送信先
の設定を行ったり、受信内容や読み取った内容の記録装
置3による記録を行ったりするようにしている。
【0014】次に、読取ケース13の上方に開閉可能に
載置される開閉体である、前記プラテンカバー7の開閉
状態を検知するための検知機構について説明する。尚、
ファクシミリ装置Fにおける、キーパネル15が配置さ
れる側を前部と、自動給紙装置8が配置される側を左部
として便宜的に定義する。
【0015】図3乃至図5に示すように、読取ケース1
3に載置されるプラテンカバー7は、該読取ケース13
後端部の左右両側部にてヒンジ機構20・20を介して
開閉可能に支持されている。ヒンジ機構20は、読取ケ
ース13に取付固定される支持プレート21、プラテン
カバー7に固設される固定プレート22、及び支持プレ
ート21と固定プレート22とを連結する回動プレート
24等により構成されている。支持プレート21と回動
プレート24とは回動支点23にて回動可能に連結さ
れ、固定プレート22と回動プレート24とはリフト支
点25にて回動可能に連結されている。
【0016】そして、通常プラテンカバー7が開閉され
る場合には、回動プレート24が回動支点23を中心に
して、プラテンカバー7に固設される固定プレート22
と一体的に回動する。また、静止原稿載置面14に本等
の厚みのある原稿を載置してプラテンカバー7を閉じた
場合には、回動プレート24がリフト支点25を中心と
して、固定プレート22に対し回動することによりプラ
テンカバー7がリフトアップされ、該プラテンカバー7
を略水平に保持したままの状態で閉じて、原稿を押圧す
ることが可能となっている。
【0017】読取ケース13の後端部、即ち側面視にお
ける回動支点23の近傍には、薄板状部材のフィーラ3
1が立設され、プラテンカバー7内の後端部にはセンサ
ブラケット32を介して開閉センサ33が固設されてお
り、該開閉センサ33は、フィーラ31の後方に配置さ
れている。プラテンカバー7における開閉センサ33の
略下方部分には通孔17が開口しており、プラテンカバ
ー7を閉じると、該通孔17を通じてフィーラ31が該
プラテンカバー7内に侵入するように構成されている。
【0018】透過型センサに構成される開閉センサ33
の検知部33aは略凹型に形成され、プラテンカバー7
を閉じていくと、該プラテンカバー7内に侵入するフィ
ーラ31の後端面31aが該検知部33aを通過する。
即ち、プラテンカバー7を閉じていき、フィーラ31が
開閉センサ33の検知部33aを通過した状態になる
と、該検知部33aを透過する光がフィーラ31により
遮られ、これにより該プラテンカバー7がほとんど閉じ
た状態になったことを検知するようにしている。ここ
で、「プラテンカバー7がほとんど閉じた状態」とは、
読取部2の静止原稿載置面14に載置した原稿のサイズ
を読み取る際に、外光の影響を受けない程度までプラテ
ンカバー7が閉じられた状態のことをいう。一方、プラ
テンカバー7が回動支点23を中心に上方回動して開い
た状態にあるときは、開閉センサ33がプラテンカバー
7と一体的に上方回動し、該開閉センサ33の検知部3
3aがフィーラ31の上方に移動するため、検知部33
aを透過する光がフィーラ31により遮られることがな
くなって、プラテンカバー7が開いている旨が検知され
る。
【0019】そして、開いた状態にあるプラテンカバー
7を閉じていき、フィーラ31により開閉センサ33の
検知部33aを透過する光が遮られて、プラテンカバー
7がほとんど閉じた状態になったことが検知されると、
光が遮られたのと同時に、ファクシミリ装置Fに設けら
れる原稿サイズ読取用のセンサ(図示せず)が作動し
て、静止原稿載置面14に載置された原稿のサイズが判
定されるように構成している。
【0020】このように、装置本体としての読取ケース
13に対し回動支点23を中心にして開閉可能であり、
且つ該回動支点23が上下移動可能であるプラテンカバ
ー7に、開閉センサ33を固設し、読取ケース13にお
ける回動支点23の近傍にフィーラ31を立設して、該
開閉センサ33によるフィーラ31の検知によりプラテ
ンカバー7の開閉状態を検知し、原稿サイズ読取用のセ
ンサを作動させる、ブックインデックスセンサを構成し
ている。
【0021】また、図6に示すように、プラテンカバー
7の底面に開口する前記通孔17の周縁部にはガイド壁
19が立設されており、左右のガイド壁19からは、内
側方向へ突出する一対のフィーラ案内用リブ18・18
が形成されている。該ガイド壁19及びフィーラ案内用
リブ18・18は、リブ形状に形成され、プラテンカバ
ー7の外装部材と同一の部材、例えば合成樹脂により、
該プラテンカバー7と一体的に形成されている。
【0022】一対のフィーラ案内用リブ18・18の内
側面は、下方から上方へいくにつれて互いの間隔が徐々
に狭くなる傾斜面に形成されている。即ち、該フィーラ
案内用リブ18・18間の間隔は、フィーラ31が挿入
される通孔17側から、開閉センサ33側方向へ向かっ
て、除々に狭くなるように構成されている。そして、プ
ラテンカバー7を閉じると、フィーラ31が通孔17か
らプラテンカバー7内に挿入され、フィーラ案内用リブ
18・18間を通った後に、開閉センサ33の検知部3
3aに達することとなる。
【0023】ここで、厚みのある本等を静止原稿載置面
14に載置して、該本等の最初のページや最後のページ
を原稿として読み取る場合には、プラテンカバー7を閉
じると、前述の図10に示した場合と同様に、一方のヒ
ンジ機構20が他方のヒンジ機構20よりも大きくリフ
トアップされ、プラテンカバー7が極端に傾くこととな
る。このように、プラテンカバー7が片上がりすると、
図7に示すように、開閉センサ33の検知部33aが傾
くとともに、該検知部33aとフィーラ31先端部との
左右位置がずれて、そのままでは、該フィーラ31が検
知部33aに接触し、開閉センサ33が破損することが
ある。
【0024】そこで、本発明においては、プラテンカバ
ー7が片上がり状態で閉じられた場合には、前記フィー
ラ案内用リブ18・18により、フィーラ31を開閉セ
ンサ33の検知部33aの部分に案内して、該検知部3
3aとフィーラ31との接触を防止するようにしてい
る。
【0025】即ち、片方のヒンジ機構20のみがリフト
アップされる状況でプラテンカバー7を閉じる場合、図
8に示すように、フィーラ31が通孔17からプラテン
カバー7内に侵入する際には、まず、該フィーラ31の
先端部が、リフトアップされた側のフィーラ案内用リブ
18の下端部に当接する。その後、プラテンカバー7が
閉じられていくと、フィーラ31のフィーラ案内用リブ
18の内側面への当接部位は上方へ移動する。この際、
フィーラ案内用リブ18の内側面は上方へいくに従って
内側へ傾斜しているので、フィーラ31は、該フィーラ
案内用リブ18によってガイド壁19内の左右中央方向
へ押圧される。
【0026】フィーラ31は、板金部材等の弾性を有す
る部材により形成されているので、フィーラ案内用リブ
18により押圧されると押圧された方向に弾性変形し、
ガイド壁19内の左右中央方向へ屈曲される。一対のフ
ィーラ案内用リブ18・18間の間隙は、その左右幅を
開閉センサ33の検知部33aの左右幅と略同じ又は該
検知部33aの左右幅よりも小さく構成されるととも
に、該検知部33aと位置を合わせて配置されているの
で、フィーラ案内用リブ18により押圧されて屈曲した
フィーラ31の先端部は、検知部33aへ案内されるこ
ととなる。
【0027】このように、フィーラ案内用リブ18・1
8にプラテンカバー7を形成して、フィーラ31を検知
部33aへ案内するように構成することで、片方のヒン
ジ機構20のみがリフトアップされる状態でプラテンカ
バー7が閉じられた場合でも、該フィーラ31が開閉セ
ンサ33に接触することがなく、該開閉センサ33の破
損を防止することができる。
【0028】また、フィーラ31を開閉センサ33の検
知部33aへ案内するフィーラ案内用リブ18・18の
内側面は、プラテンカバー7の底面側、即ちフィーラ3
1側から開閉センサ33側へ向かって除々に間隔が小さ
くなる一対の傾斜面に形成されているので、フィーラ3
1へ急激に大きな応力がかかることがなく、該フィーラ
31を円滑に検知部33aへ案内することができる。
【0029】さらに、フィーラ案内用リブ18・18は
リブ形状に形成されているので、フィーラ31との接触
面積が小さくなり、該フィーラ31とフィーラ案内用リ
ブ18との間に生じる摩擦力も小さく、さらに円滑に検
知部33aへ案内することができる。また、フィーラ案
内用リブ18・18はプラテンカバー7と一体的に形成
されているので、部品点数が増加することもなく低コス
トで構成することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏する。まず、請求項1の如く、装置本体
に対し回動支点を中心にして開閉可能であり、且つ上下
移動可能である開閉体の開閉状態検知機構であって、装
置本体に立設されるフィーラと、開閉体に取り付けられ
フィーラを検知する検知手段とを備え、該開閉体に、フ
ィーラを検知手段へ案内する案内部材を設けたので、開
閉体の片方のみがリフトアップされる片上がり状態で開
閉体が閉じられた場合でも、該フィーラが検知部材に接
触することがなく、該検知部材の破損を防止することが
できる。
【0031】更に、請求項2の如く、前記案内部材は、
フィーラ側から検知手段側へ向かって除々に間隔が小さ
くなる一対の傾斜面であるので、フィーラへ急激に大き
な応力がかかることがなく、該フィーラを円滑に検知部
へ案内することができる。
【0032】更に、請求項3の如く、前記案内部材は、
開閉体に一体形成されるリブであるので、フィーラとの
接触面積が小さくなり、該フィーラと案内部材との間に
生じる摩擦力も小さく、フィーラをさらに円滑に検知部
へ案内することができる。また、案内部材を設けるにあ
たって、部品点数が増加することもなく低コストで構成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開閉状態検知機構が構成される画像読
取装置を備えたファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】同じく正面断面図である。
【図3】プラテンカバーの開閉部を示す側面断面図であ
る。
【図4】同じく後面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】フィーラ案内用リブを示す正面図である。
【図7】プラテンカバーが片上がり状態で閉じられた場
合の開閉センサとフィーラとの位置関係を示す図であ
る。
【図8】フィーラがフィーラ案内用リブにより開閉セン
サへ案内される様子を示す図である。
【図9】従来のプラテンカバーの開閉部を示す側面図で
ある。
【図10】従来のプラテンカバーが片上がり状態で閉じ
られた様子を示す後面図である。
【符号の説明】
F ファクシミリ装置 2 画像読取装置 7 プラテンカバー 13 読取ケース 14 静止原稿載置面 18 フィーラ案内用リブ 20 ヒンジ機構 23 回動支点 31 フィーラ 33 開閉センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対し回動支点を中心にして開
    閉可能であり、且つ該上下移動可能である開閉体の開閉
    状態検知機構であって、装置本体に立設されるフィーラ
    と、開閉体に取り付けられフィーラを検知する検知手段
    とを備え、該開閉体に、フィーラを検知手段へ案内する
    案内部材を設けたことを特徴とする開閉体の開閉状態検
    知機構。
  2. 【請求項2】 前記案内部材は、フィーラ側から検知手
    段側へ向かって除々に間隔が小さくなる一対の傾斜面で
    あることを特徴とする請求項1に記載の開閉体の開閉状
    態検知機構。
  3. 【請求項3】 前記案内部材は、開閉体に一体形成され
    るリブであることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の開閉体の開閉状態検知機構。
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