JP2001343453A - 位置検出方法及びレーダ装置 - Google Patents

位置検出方法及びレーダ装置

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JP2001343453A
JP2001343453A JP2000163640A JP2000163640A JP2001343453A JP 2001343453 A JP2001343453 A JP 2001343453A JP 2000163640 A JP2000163640 A JP 2000163640A JP 2000163640 A JP2000163640 A JP 2000163640A JP 2001343453 A JP2001343453 A JP 2001343453A
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Satoshi Hirata
聡 平田
Takashi Saeki
隆 佐伯
Takashi Fujii
隆 藤井
Naoto Terada
直人 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対象物の位置検出を可能とする位置検出方法及
びそれを用いたレーダ装置を提供する。 【解決手段】 電磁波を送信する送信用アンテナ11
と、対象物40で反射した電磁波を受信する互いに異な
る位置に配置された2つの受信用アンテナ12a,12
bと、送信用アンテナ11及び受信用アンテナ12a,
12bでそれぞれ電磁波を送受信した時間差に基づいて
受信用アンテナ12a,12bから対象物40までの距
離を算出するとともに、算出されたそれぞれの距離から
対象物40の方向を特定する位置算出部23とを備え
る。算出された受信用アンテナ12a,12bから対象
物40までの距離と方向から、対象物40の位置を検出
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置検出方法及び
レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば図6に示すように、電
磁波を送信する送信用アンテナ51と、対象物40で反
射した電磁波を受信する受信用アンテナ52と、送信用
アンテナ51及び受信用アンテナ52に電磁波を送受信
させる制御部53とを備え、対象物40までの距離を測
定するレーダ装置が提供されている。
【0003】上記従来のレーダ装置は、電磁波を送信し
てから電磁波が対象物40で反射されて受信されるまで
の時間により対象物40までの距離を算出するといった
測定方法を用い、制御部53にはこのような測定方法に
より距離を算出する図示しない算出部が具備されてい
る。例えば、制御部53が送信用アンテナ51にミリ波
の電磁波を送信させ、送信された電磁波は、対象物40
で反射されて、受信用アンテナ51に受信される。制御
部53の算出部は、電磁波を送信した時間と受信用アン
テナ51で受信した時間とから時間差δを計測し、電磁
波の速度Cを用いて対象物40までの距離Rを、式R=
δC/2により算出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように受信用アンテナが1本だけ備えられ、送信用アン
テナ51及び受信用アンテナ52の送受信範囲に指向性
が無いような場合には、対象物40までの距離Rを算出
することはできても、対象物40の方向を特定すること
ができず、対象物40の位置を検出することができない
という問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、対象物の位置検出を可能とする位置検出方法
及びレーダ装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、電磁波を送信用アンテナから送
信し、対象物で反射した電磁波を互いに位置の異なる複
数の受信用アンテナで受信し、送信用アンテナ及び各受
信用アンテナでそれぞれ電磁波を送受信した時間差に基
づいて各受信用アンテナから対象物までの距離を算出す
るとともに、算出されたそれぞれの距離から対象物の方
向を特定することを特徴とし、算出された各受信用アン
テナから対象物までの距離と、それぞれの距離から特定
された対象物の方向とにより、対象物の位置を検出する
ことができる。
【0007】請求項2の発明は、電磁波を送信する送信
用アンテナと、対象物で反射した電磁波を受信する互い
に異なる位置に配置された複数の受信用アンテナと、送
信用アンテナ及び各受信用アンテナでそれぞれ電磁波を
送受信した時間差に基づいて各受信用アンテナから対象
物までの距離を算出するとともに、算出されたそれぞれ
の距離から対象物の方向を特定する位置算出部とを備え
たことを特徴とし、位置算出部が各受信用アンテナから
対象物までの距離を算出し、それぞれの算出された距離
から対象物の方向を特定することによって、対象物の位
置を検出することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、送信する電磁波を周波数変調する周波数変調部を備
え、位置算出部は、送信用アンテナと少なくとも一方の
受信用アンテナで周波数変調された電磁波が送受信され
た時間差をFM−CW法により計測し、当該受信用アン
テナから対象物までの距離を算出することを特徴とし、
位置算出部が電磁波の送受信された時間差をFM−CW
法により計測して、受信用アンテナから対象物までの距
離を算出し、それぞれの算出された距離から対象物の方
向を特定することによって、対象物の位置を検出するこ
とができる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、各受信用アンテナで受信した電磁波の位相差と波長
とから、各受信用アンテナから対象物までの距離の差を
求め、この距離の差と一方の受信用アンテナから対象物
までの距離とから、他の各受信用アンテナから対象物ま
での距離を算出することを特徴とし、各受信用アンテナ
から対象物までの距離が電磁波の波長よりも短い場合に
は、位相差と波長とから求められた距離の差を用いるこ
とによって、一方の受信アンテナから対象物までの距離
を基準に、他の各受信用アンテナから対象物までの距離
を正確に算出することができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項2又は3の発明
において、位置算出部は、各受信用アンテナで受信した
電磁波の位相差と波長とから、各受信用アンテナから対
象物までの距離の差を求め、求められた距離の差と一方
の受信用アンテナから対象物までの距離とを用いて、他
の各受信用アンテナから対象物までの距離を算出するこ
とを特徴とし、位置算出部の算出した各受信用アンテナ
から対象物までの距離が電磁波の波長よりも短い場合、
位置算出部は、距離差算出部が電磁波の位相差と波長と
から求めた距離の差を用いることによって、一方の受信
アンテナから対象物までの距離を基準に、他の各受信用
アンテナから対象物までの距離を正確に算出することが
できる。
【0011】請求項6の発明は、請求項2又は3又は5
の発明において、送信用アンテナを受信用アンテナと兼
用させたことを特徴とし、全体のアンテナの本数を減ら
してコスト低減を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態のレー
ダ装置は、図1に示すように、例えばミリ波の電磁波を
送信する送信用アンテナ11と、対象物40で反射した
電磁波を受信する互いに異なる位置に配置された2つの
受信用アンテナ12a,12bと、送信用アンテナ11
及び受信用アンテナ12a,12bのそれぞれに電磁波
を送受信させる制御部20とを備えている。
【0013】また制御部20には、送信用アンテナ11
に送信信号を出力して電磁波を送信させる例えば発振器
などの送信部21と、受信用アンテナ12a,12bの
それぞれに受信された受信信号を信号処理して出力する
受信部22a,22bと、送信用アンテナ11及び受信
用アンテナ12a,12bでそれぞれ電磁波を送受信し
た時間差に基づいて受信用アンテナ12a,12bから
対象物40までの距離を算出するとともに、算出された
それぞれの距離から対象物40の方向を特定する位置算
出部23が具備されている。
【0014】このようなレーダ装置は、送信用アンテナ
11及び受信用アンテナ12a,12bでそれぞれ電磁
波を送受信した時間差に基づいて受信用アンテナ12
a,12bから対象物40までの距離を算出し、算出さ
れたそれぞれの距離から三角法により対象物40の方向
を特定する位置検出方法を用いて、対象物40の位置を
検出することができる。
【0015】例えば、受信用アンテナ12a,12bが
距離dだけ間を空けてそれぞれ位置Xa,Xbに配置さ
れているときの対象物40の位置Tを検出する方法につ
いて、具体的に図2を参照して説明する。
【0016】まず、位置算出部23からの送信制御信号
に応じて送信部21が送信信号を出力して、送信用アン
テナ11から電磁波を送信させる。対象物40で反射さ
れた電磁波が受信用アンテナ12a,12bに受信さ
れ、受信信号が受信部22a,22bに入力されると、
受信部22a,22bは受信信号を信号処理して位置算
出部23に出力する。位置算出部23は、送信制御信号
および受信信号の出入力のタイミングから、電磁波が送
信されてから受信されるまでの時間差を受信用アンテナ
12a,12bのそれぞれに対して計測し、従来例と同
様、この時間差に基づいて位置Xa,Xbと対象物40
の位置Tとの距離Ra,Rbをそれぞれ算出する。さら
に位置算出部23は、位置Xaから見た位置Xb方向及
び位置T方向の間の角度θaと、位置Xbから見た位置
Xa方向及び位置T方向の間の角度θbとを三角法を用
いて、それぞれ式θa=cos-1{(Ra2+d2−Rb
2)/2Ra×d}、式θb=cos-1{(Rb2+d2
−Ra2)/2Rd×d}から導出し、これらの角度θ
a,θbから対象物40の方向を特定することによっ
て、対象物40の位置Tを検出する。
【0017】ところで、本実施形態の位置算出部23
に、受信用アンテナ12a,12bで受信した電磁波の
位相差と波長とから、受信用アンテナ12a,12bか
ら対象物40までの距離の差を求めさせ、求められた距
離の差と一方の受信用アンテナ12a,12bから対象
物40までの距離とを用いて、他方の受信用アンテナ1
2b,12aから対象物40までの距離を算出させるよ
うにしても良い。
【0018】例えば、上述のように位置算出部23が受
信用アンテナ12a,12bから対象物40までの距離
Ra,Rbを算出した結果、距離Ra,Rbが電磁波の
波長λよりも短いような場合には、位置算出部23は、
受信用アンテナ12a,12bで受信した電磁波の位相
差φと波長λとから、受信用アンテナ12a,12bか
ら対象物40までの距離の差αを求め、この距離の差α
と距離Raとから距離Rbを算出する。
【0019】具体的に、受信用アンテナ12aで図3
(a)に示すような波長λの電磁波が受信され、受信ア
ンテナ12bで図3(b)に示すような同じく波長λの
電磁波が受信されているような場合、位置算出部23
は、それぞれの電磁波の位相差φが約0であることによ
り、式α={φ/(2π)}×λから距離の差α=0と
算出する。そしてさらに位置算出部23は、距離Raを
基準にして式Rb=Ra−αから、距離Rb=Raと算
出する。また、図3(c)に示すように、受信用アンテ
ナ12bで受信された電磁波の位相差φが約π[ra
d]であるような場合には、位置算出部23は、上述の
式から同様に距離の差α=λ/2と算出し、その結果、
距離Rb=Ra−(λ/2)と算出する。さらに同様に
図3(d)に示すように、位相差φが約(2/3)π
[rad]であるような場合には、上述の式から同様に
距離の差α=λ/3、距離Rb=Ra−(λ/3)と算
出する。
【0020】このように、距離Ra,Rbが電磁波の波
長λよりも短いような場合には、受信される電磁波の位
相差φと波長λとから一方の距離Raを基準に距離Rb
をより正確に算出することができる。 (実施形態2)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
【0021】本実施形態のレーダ装置は、図4に示すよ
うに、送信用アンテナ11を受信用アンテナと兼用さ
せ、送信部21又は受信部22bの何れか一方を送信用
アンテナ11に切り換えて接続する切換部29を備えて
いる。
【0022】送信用アンテナ11から電磁波を送信させ
るときには、切換部29により送信部21を送信用アン
テナ11に接続し、送信部21からの送信信号を切換部
29を介して送信アンテナ21に出力させ、送信用アン
テナ11に電磁波を受信させるときには、切換部29に
より受信部22bを送信用アンテナ11に接続し、送信
用アンテナ11で受信された受信信号を切換部29を介
して受信部29に入力させる。
【0023】このように、送信用アンテナ11を受信用
アンテナと兼用させたことにより、実施形態1と比べて
全体のアンテナの本数を減らして、コスト低減を図るこ
とができる。
【0024】また切換部29の代わりに、送信部21の
送信信号を送信アンテナ11に中継するとともに、送信
アンテナ11に受信された受信信号を受信部22bに送
信信号と切り分けて中継するような例えば方向性結合器
などの中継部を備えるようにしても良い。 (実施形態3)本実施形態における基本構成は実施形態
1と共通するために共通する部分については同一の符号
を付して説明を省略し、本実施形態の特徴となる部分に
ついてのみ詳細に説明する。
【0025】本実施形態のレーダ装置は、送信部21に
制御信号を出力して送信用アンテナ11から送信する電
磁波を周波数変調する周波数変調部27と、送信部21
からの送信信号を受信部22a,22b及び送信用アン
テナ11に分岐して出力する方向性結合器26とを備え
ている。また、各受信部22a,22bは、方向性結合
器26から出力された送信信号と各々の受信用アンテナ
12a,12bからの受信信号とをミキシングするミキ
サ22aa,22baと、ミキサ22aa,22baで
ミキシングされたアナログの信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器22ab,22bbとを具備し、位置
算出部23は、周波数変調する電磁波の送受信された時
間差をFM−CW法により計測し、受信用アンテナ12
a,12bから対象物40までのそれぞれの距離を算出
する。
【0026】FM−CW法は、三角波状に周波数変調す
る電磁波を連続的に送信し、送信した電磁波と反射して
受信される電磁波との時間差を、それぞれの電磁波の最
大又は最小の周波数を示す時間を監視することによって
計測し、この計測された時間差に基づいて対象物までの
距離を算出する方法である。なお、このようなFM−C
W法は従来周知であるので詳細な説明は省略する。
【0027】このような本実施形態のレーダ装置は、送
信用及び受信用アンテナ11,12a,12bから周波
数変調された電磁波を連続的に送受信し、位置算出部2
3がFM−CW法により電磁波の送受信された時間差を
計測して、受信用アンテナ12a,12bから対象物4
0までの距離を算出し、それぞれの算出された距離から
三角法により対象物40の方向を特定することによっ
て、対象物40の位置を検出することができる。
【0028】なお、送受信された電磁波の周波数の変化
量を計測することによって、この周波数の変化量から対
象物40の相対速度も知ることができる。
【0029】また、実施形態2と同様に送信用アンテナ
11を受信用アンテナと兼用させても良い。この場合、
方向性結合器26は、送信部21からの送信信号を送信
用アンテナ11及び受信用アンテナ12aに分岐して出
力するとともに、送信用アンテナ11に受信された受信
信号を受信部22bに送信信号と切り分けて中継する。
このように、送信用アンテナ11を受信用アンテナと兼
用させることで、受信用アンテナ12bを要せず、全体
のアンテナの本数を減らしてコスト低減を図ることがで
きる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、電磁波を送信用アン
テナから送信し、対象物で反射した電磁波を互いに位置
の異なる複数の受信用アンテナで受信し、送信用アンテ
ナ及び各受信用アンテナでそれぞれ電磁波を送受信した
時間差に基づいて各受信用アンテナから対象物までの距
離を算出するとともに、算出されたそれぞれの距離から
対象物の方向を特定するので、対象物の位置を検出する
ことができるという効果がある。
【0031】請求項2の発明は、電磁波を送信する送信
用アンテナと、対象物で反射した電磁波を受信する互い
に異なる位置に配置された複数の受信用アンテナと、送
信用アンテナ及び各受信用アンテナでそれぞれ電磁波を
送受信した時間差に基づいて各受信用アンテナから対象
物までの距離を算出するとともに、算出されたそれぞれ
の距離から対象物の方向を特定する位置算出部とを備え
たので、位置算出部が各受信用アンテナから対象物まで
の距離を算出し、それぞれの算出された距離から対象物
の方向を特定することによって、対象物の位置を検出す
ることができるという効果がある。
【0032】請求項3の発明は、送信する電磁波を周波
数変調する周波数変調部を備え、位置算出部は、送信用
アンテナと少なくとも一方の受信用アンテナで周波数変
調された電磁波が送受信された時間差をFM−CW法に
より計測し、当該受信用アンテナから対象物までの距離
を算出するので、位置算出部が電磁波の送受信された時
間差をFM−CW法により計測して、受信用アンテナか
ら対象物までの距離を算出し、それぞれの算出された距
離から対象物の方向を特定することによって、対象物の
位置を検出することができるという効果がある。
【0033】請求項4の発明は、各受信用アンテナで受
信した電磁波の位相差と波長とから、各受信用アンテナ
から対象物までの距離の差を求め、この距離の差と一方
の受信用アンテナから対象物までの距離とから、他の各
受信用アンテナから対象物までの距離を算出するので、
各受信用アンテナから対象物までの距離が電磁波の波長
よりも短い場合には、位相差と波長とから求められた距
離の差を用いることによって、一方の受信アンテナから
対象物までの距離を基準に、他の各受信用アンテナから
対象物までの距離を正確に算出することができるという
効果がある。
【0034】請求項5の発明は、位置算出部は、各受信
用アンテナで受信した電磁波の位相差と波長とから、各
受信用アンテナから対象物までの距離の差を求め、求め
られた距離の差と一方の受信用アンテナから対象物まで
の距離とを用いて、他の各受信用アンテナから対象物ま
での距離を算出するので、位置算出部の算出した各受信
用アンテナから対象物までの距離が電磁波の波長よりも
短い場合、位置算出部は、距離差算出部が電磁波の位相
差と波長とから求めた距離の差を用いることによって、
一方の受信アンテナから対象物までの距離を基準に、他
の各受信用アンテナから対象物までの距離を正確に算出
することができるという効果がある。
【0035】請求項6の発明は、送信用アンテナを受信
用アンテナと兼用させたので、全体のアンテナの本数を
減らしてコスト低減を図ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のレーダ装置を示す概略ブロック図
である。
【図2】同上の位置検出方法の説明図である。
【図3】(a)〜(d)は、同上の他の位置検出方法を
説明するための電磁波の波形図である。
【図4】実施形態2のレーダ装置を示す概略ブロック図
である。
【図5】実施形態3のレーダ装置を示す概略ブロック図
である。
【図6】従来のレーダ装置を示す概略ブロック図であ
る。
【符号の説明】
11 送信用アンテナ 12a,12b 受信用アンテナ 21 受信部 22a,22b 送信部 23 位置算出部 40 対象物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 寺田 直人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5J070 AB17 AB24 AC01 AC02 AD06 AK22 BD01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を送信用アンテナから送信し、対
    象物で反射した電磁波を互いに位置の異なる複数の受信
    用アンテナで受信し、送信用アンテナ及び各受信用アン
    テナでそれぞれ電磁波を送受信した時間差に基づいて各
    受信用アンテナから対象物までの距離を算出するととも
    に、算出されたそれぞれの距離から対象物の方向を特定
    することを特徴とする位置検出方法。
  2. 【請求項2】 電磁波を送信する送信用アンテナと、対
    象物で反射した電磁波を受信する互いに異なる位置に配
    置された複数の受信用アンテナと、送信用アンテナ及び
    各受信用アンテナでそれぞれ電磁波を送受信した時間差
    に基づいて各受信用アンテナから対象物までの距離を算
    出するとともに、算出されたそれぞれの距離から対象物
    の方向を特定する位置算出部とを備えたことを特徴とす
    るレーダ装置。
  3. 【請求項3】 送信する電磁波を周波数変調する周波数
    変調部を備え、位置算出部は、送信用アンテナと少なく
    とも一方の受信用アンテナで周波数変調された電磁波が
    送受信された時間差をFM−CW法により計測し、当該
    受信用アンテナから対象物までの距離を算出することを
    特徴とする請求項2記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 各受信用アンテナで受信した電磁波の位
    相差と波長とから、各受信用アンテナから対象物までの
    距離の差を求め、この距離の差と一方の受信用アンテナ
    から対象物までの距離とから、他の各受信用アンテナか
    ら対象物までの距離を算出することを特徴とする請求項
    1記載の位置検出方法。
  5. 【請求項5】 位置算出部は、各受信用アンテナで受信
    した電磁波の位相差と波長とから、各受信用アンテナか
    ら対象物までの距離の差を求め、求められた距離の差と
    一方の受信用アンテナから対象物までの距離とを用い
    て、他の各受信用アンテナから対象物までの距離を算出
    することを特徴とする請求項2又は3記載のレーダ装
    置。
  6. 【請求項6】 送信用アンテナを受信用アンテナと兼用
    させたことを特徴とする請求項2又は3又は5記載のレ
    ーダ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110263700A (zh) * 2019-06-17 2019-09-20 阿里巴巴集团控股有限公司 视频处理方法、装置、设备及视频监控系统
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