JP2001343210A - 物体位置検出方法及びその装置 - Google Patents

物体位置検出方法及びその装置

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JP2001343210A JP2000161334A JP2000161334A JP2001343210A JP 2001343210 A JP2001343210 A JP 2001343210A JP 2000161334 A JP2000161334 A JP 2000161334A JP 2000161334 A JP2000161334 A JP 2000161334A JP 2001343210 A JP2001343210 A JP 2001343210A
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Masahiro Nishikawa
雅弘 西川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座標軸アームが無く、小型化が可能で、任意
形状の構造物表面で物体の位置を確実に検出できる物体
位置検出方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る物体位置検出方法は、二つ
のレーザ光源14、16を回転自在に設けた基準体10
を基準点として座標軸x、yを設定し、この座標軸上で
の座標X、Yを検出すべき物体4に光センサ8を取り付
け、レーザビームを発射しながら前記二つのレーザ光源
14、16を回転させて物体上の光センサ8でレーザビ
ームを検出し、座標軸位置から検出するまで時間tによ
り物体位置の偏角θを導出し、二つのレーザビームによ
る光センサ上の二つの検出点間隔Lから物体位置の動径
rを導出して物体の位置座標X、Yを検出することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば非破壊検査
に於いて構造物の表面上を走査される超音波発信源など
の物体の位置を検出する方法及び装置に関し、更に詳細
には、座標軸に相当するアームを有さず、構造が簡単で
しかも物体の位置を正確に検出できる物体位置検出方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の物体位置検出装置の概略
構成図である。この装置において、物体4は超音波信号
源であり、この超音波信号源により構造物の全表面を走
査して、構造物内の傷を反射波により検出するよう構成
されている。平面を隙間無く走査するために、X軸アー
ム30とY軸アーム32を座標軸としてXY座標平面を
構成し、走査する物体4の位置を制御する。
【0003】X軸アーム30上には矢印x方向に移動自
在な移動アーム34が設けられ、物体4は移動アーム3
4上を矢印y方向に移動自在に設けられている。従っ
て、物体4を位置P(X、Y)に移動させるには、まず
移動アーム34をX軸アーム30に対し距離Xだけ水平
移動させた後、次に物体4を移動アーム34に対し距離
Yだけ垂直移動させる。
【0004】実際にはコンピュータで座標管理を行い、
物体の位置座標(X、Y)を指定して、物体を構造物表
面上に隙間無く走査させれば、構造物内部の全領域にお
ける欠陥を検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来装置で
は、物体を所定位置に設定するのに、座標軸としてのX
軸アームとY軸アームを設け、この座標軸により前記所
定位置の座標を決め、この座標位置に物体を移動させて
いた。また、任意位置にある物体の位置を検出する場合
でも、座標軸としてのX軸アームとY軸アームを必要と
し、この座標軸を基準にX座標とY座標を測定して物体
の位置座標(X、Y)を検出していた。
【0006】XYプロッターを想起すれば分かるよう
に、構造物の広い表面上で座標平面を仮想設定するため
に、座標軸となるX軸アームとY軸アームはかなり大き
なものになり、これらのアームは物体位置検出装置を必
要以上に大きくする主要原因であった。従って、このよ
うに大きな物体位置検出装置を運搬することも不便であ
り、また異常チェックすべき構造物の外形も千差万別で
あるから、種々の形状に対し有効な物体位置検出装置を
用意することも不可能である。
【0007】従って、本発明の目的は、X軸アームやY
軸アームなどの座標軸アームを不要にして小型化を可能
とし、また任意形状の構造物表面に対して物体の位置を
検出することができる物体位置検出方法及びその装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、レー
ザ光源を回転自在に設けた基準体を基準点として座標軸
を設定し、この座標軸上での座標を検出すべき物体に光
センサを取り付け、レーザビームを発射しながら前記レ
ーザ光源を回転させて物体上の光センサでレーザビーム
を検出し、この検出により物体の位置の偏角と動径を導
出して物体の位置座標を検出することを特徴とする物体
位置検出方法である。
【0009】請求項2の発明は、二つのレーザ光源を回
転自在に設けた基準体を座標原点として座標軸を設定
し、この座標軸上での座標を検出すべき物体に光センサ
を取り付け、レーザビームを発射しながら前記二つのレ
ーザ光源を回転させて物体上の光センサでレーザビーム
を検出し、座標軸位置から検出するまで時間により物体
位置の偏角を導出し、二つのレーザビームによる光セン
サ上の二つの検出点間隔から物体位置の動径を導出して
物体の位置座標を検出することを特徴とする物体位置検
出方法である。
【0010】請求項3の発明は、座標軸を設定し且つ原
点となる基準体と、この基準体に回転自在に設けられた
発光用ポールと、発光用ポールに配置された第1レーザ
光源及び第2レーザ光源と、前記座標軸上での座標を検
出すべき物体と、この物体に固定された受光用ポール
と、この受光用ポールの表面に配置された光センサとか
ら構成されることを特徴とする物体位置検出装置であ
る。
【0011】請求項4の発明は、レーザ光源を回転自在
に設けた二つの基準体を所定間隔だけ離間配置して基準
線と座標軸を設定し、この座標軸上での座標を検出すべ
き物体に光センサを取り付け、レーザビームを発射しな
がら前記二つのレーザ光源を回転させて物体上の光セン
サでレーザビームを検出し、これにより基準体と物体を
結ぶ二つの線分の前記基準線からの偏角を導出し、これ
らの二つの偏角と前記基準体間隔から物体の位置座標を
検出することを特徴とする物体位置検出方法である。
【0012】請求項5の発明は、座標軸を設定する二つ
の基準体と、これらの基準体に回転自在に設けられた発
光用ポールと、発光用ポールに配置されたレーザ光源
と、前記座標軸上での座標を検出すべき物体と、この物
体に固定された受光用ポールと、この受光用ポールの表
面に配置された光センサとから構成されることを特徴と
する物体位置検出装置である。
【0013】請求項6の発明は、請求項1、2又は4記
載の方法で仮想平面座標上での物体の位置座標を検出
し、この平面座標から物体が実際に配置されている曲面
座標を導出して、任意の曲面座標における物体の位置座
標を検出することを特徴とする物体位置検出方法であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者は、座標軸の役割を奏す
るアームを排除した新規な物体位置検出方法及び装置を
鋭意研究した結果、原点となる基準体に回転自在なレー
ザ光源を配置し、物体上に光センサを設けて、レーザビ
ームを検出することにより物体位置の偏角と動径を導出
して、物体の位置座標を検出できることを発見するに到
った。
【0015】しかも、本発明が対象とする物体には、例
えば、構造体の表面上を移動する物体であれば何であっ
てもよく、例えば非破壊検査される構造体上の信号源、
床上を移動するロボット、模擬海水面を移動する実験用
ミニ船舶、無摩擦面上を運動する実験用滑走子など種々
のものがある。以下に、本発明に係る物体位置検出方法
及びその装置の実施形態を超音波信号源を例にとって図
面に従って詳細に説明する。
【0016】図1は本発明に係る物体位置検出装置の第
1実施形態の概略斜視図である。平面2は構造体(図示
せず)の表面であり、この平面2上に超音波信号源であ
る物体4を載置し、表面から超音波を構造体内へ入射
し、その反射波を分析して構造体内の傷を非破壊的に検
査する。従って、この物体4は平面2の全域を走査さ
れ、構造体の内部全域に対して非破壊検査が行われる。
【0017】物体4の上には受光用ポール6が垂直に立
設され、このポール4の表面には軸方向に沿って光リニ
アセンサ8が長尺状に形成されている。この光リニアセ
ンサ8は表面のどの位置にレーザビームを受光してもそ
の受光点を精度良く検出することができる。
【0018】平面2の点Oには座標原点となる基準体1
0が配置され、仮想的にx軸とy軸が図のように設定さ
れ、座標平面を形成する。この基準体10の上には発光
用ポール12が垂直に立設され、発光用ポール12は軸
心の周りに回転自在に設けられている。発光用ポール1
2の上部には水平に固定された第1レーザ光源14と斜
め下方向けに固定された第2レーザ光源16が配設され
ている。
【0019】点Oを原点(0,0)とし、直交するx軸
とy軸の座標軸の中で点Pにある物体の位置座標(X,
Y)を検出するには、図示するように、動径rと偏角θ
を決定すればよい。
【0020】図2は図1の平面図である。この平面図か
ら分かるように、第1レーザ光源14と第2レーザ光源
16は平面配置において捻れ角度δだけずらして発光用
ポール12に固定されている。今、第1レーザ光源14
と第2レーザ光源16からレーザビームを照射しなが
ら、発光用ポール12を角速度ωで反時計方向に回転さ
せる。
【0021】図2に示されるように、第1レーザ光源1
4がx軸と一致した時点を時刻ゼロとし、更に回転を続
けて時刻tのときに第1レーザ光源14からのレーザビ
ームが受光用ポール6の光リニアセンサ8に検出された
とする。この状態は図3に示されている。従って、物体
4の偏角θはθ=ωtとして導出される。
【0022】図4は図3の発光用ポール12と受光用ポ
ール6を結ぶ面を正面とした正面図である。図3から更
に時間が経過して、第2レーザ光源16からのレーザビ
ームを光リニアセンサ8が検出したとする。第1レーザ
光源14と第2レーザ光源16からのレーザビームの受
光点をそれぞれP1、P2とし、両レーザビームを受光し
た時点で点P1、P2の受光点間隔Lが求められる。ま
た、第1レーザ光源14と第2レーザ光源16の正面配
置における斜交角はαに設定されているとする。
【0023】動径r、斜交角α及び垂直距離Lの間に
は、r・tan(α)=Lが成立する。従って、動径rはr
=L/tan(α)で与えられ、斜交角αが小さいときに
は、r=L/αとしてもよい。つまり、受光点間隔から
動径rが決定される。このようにして偏角θと動径rが
決定されれば、物体の位置座標(X、Y)は、X=r・
cos(θ)、Y=r・sin(θ)として導出される。
【0024】このようにして、物体4が座標平面上のど
の位置にあっても、レーザビームの受光によって、物体
の位置座標は常にリアルタイムで検出できる。また、座
標をコンピュータ処理すれば、ディスプレー上に座標平
面と物体位置とが表示され、物体により構造体の全表面
を走査して、非破壊検査の完全化を期することができ
る。
【0025】この実施形態の光リニアセンサ8は、2以
上のレーザビームを同時受光した場合に、2以上の受光
点を識別できないため、第1レーザ光源14と第2レー
ザ光源16の捻れ角δを有限値として設定し、受光時点
を強制的にずらせた。しかし、光リニアセンサ8が複数
レーザビームの同時受光点を識別できる場合には、捻れ
角δをゼロとしてもよい。δ=0の場合には、偏角θと
動径rを同時に検出できる。
【0026】図5は第1実施形態の変形例1を示す正面
図である。動径rは両ポール6、12間の水平距離であ
り、この動径に対し第1レーザ光源14は斜交角α1
け上方を向き、第2レーザ光源16は斜交角α2だけ下
方を向いている。点P1、P2の受光点間隔をLとする
と、動径rはr=L/(tan(α1)+tan(α2))で与えられ
る。偏角θは第1実施形態と同様にθ=ωtで求められ
る。
【0027】図6は第1実施形態の変形例2を示す正面
図である。動径rは両ポール6、12間の水平距離であ
り、この動径に対し第1レーザ光源14は斜交角α1
け下方を向き、第2レーザ光源16は斜交角α2だけ下
方を向いて配置されている。両レーザビームによる受光
点P1、P2の間隔をLとすると、動径rはr=L/(ta
n(α2)-tan(α1))で与えられる。偏角θは第1実施形
態と同様にθ=ωtで求められる。
【0028】図7は本発明に係る物体位置検出装置の第
2実施形態の概略斜視図である。平面2上には二つの基
準体10、20が距離Rだけ離間して配置され、仮に基
準体10を原点とし、両基準体を結ぶ方向をx軸とす
る。即ち、基準体10の座標をA(0,0)、基準体2
0の座標をB(0,R)とし、この線分ABを基準線と
呼ぶ。
【0029】基準体10上にはレーザ光源14を固定し
た回転自在な発光用ポール12が立設され、基準体20
上にはレーザ光源24を固定した回転自在な発光用ポー
ル22が立設されている。物体4上には光リニアセンサ
8を表面に設けた受光用ポール6が立設されている。物
体4の位置座標をP(X,Y)とし、動径APをr1
動径BPをr2で表し、偏角PABをθ1、偏角PBAを
θ2とする。
【0030】図8は図7の平面図である。発光用ポール
12を角速度ω1で反時計方向に回転させ、発光用ポー
ル22を角速度ω2で時計方向に回転させる。レーザ光
源14、24が基準線上の矢印a、bに各々一致した時
刻をゼロとし、それから時間t1後にレーザ光源14の
レーザビームが光リニアセンサ8に受光され、時間t2
後にレーザ光源24のレーザビームが光リニアセンサ8
に受光されたとする。これより、偏角θ1、θ2は各々θ
1=ω11、θ2=ω22で与えられる。
【0031】他方、動径r1、r2に関しては、r1sin
1)=r2sin(θ2)、r1cos(θ1)+r 2cos(θ2)=Rが
成立する。これらから、r1=Rsin(θ2)/sin(θ1+
θ2)およびr2=Rsin(θ1)/sin(θ12)が導出され
る。即ち、偏角θ1、θ2から動径r1、r2も求めること
ができる。従って、物体の位置座標(X、Y)は、X=
1・cos(θ1)、Y=r2・sin(θ2)として決定される。
【0032】図9は物体4が基準線上に位置した配置図
である。この場合には、θ1=0、θ2=0となり、上式
により動径r1、r2が不定となるため、位置座標(X,
Y)を決定することができない。また、基準線上であっ
ても基準体間の外にある場合も不定となる。つまり、θ
1=π、θ2=0の場合、θ1=0、θ2=πの場合にも同
様である。
【0033】図10はトンネル壁面において前記第1実
施形態を適用して位置決定する場合の簡略断面図であ
る。トンネル40内においてコンクリート片が落下する
ことがあるため、トンネル曲面42内の傷を検出するた
めに、基準体10を頂点Oに固定配置し、超音波信号源
からなる物体4をトンネル曲面42上に対し走査させ
る。
【0034】トンネル曲面42に張られた曲面座標にお
いて、頂点Oの座標を(0,0)とし、物体4の位置座
標Qを(S,T)としたとき、この点Qの曲面位置座標
(S,T)を検出することがこの応用例の目的である。
【0035】水平に配置された第1レーザ光源14から
水平にレーザビームが発射され、このレーザビームを光
リニアセンサ8が点Pで検出するとする。第1レーザ光
源14を原点とする平面座標(x,y)を考え、この平
面座標上で点Pの座標を(X、Y)とする。第1実施形
態から座標(X,Y)が求まる。
【0036】平面座標(X,Y)から曲面座標(S,
T)の変換はコンピュータにより行われ、両座標ともデ
ィスプレー上に描かれる。このように、歪みのないユー
クリッド空間だけでなく歪みのある非ユークリッド空間
での位置座標の決定も本発明により得ることができる。
【0037】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における
種々の変形例、設計変更等をその技術的範囲内に包含す
るものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、レーザ光源を
回転自在に設けた基準体と、位置をを検出すべき物体に
設けられた光センサを配置するだけで、基準体により設
定される座標平面に対し、物体の位置座標を瞬時にしか
も簡単に決定できる。従来のような座標軸を指定するア
ームが無いので、小型化が可能であり、どのような外形
を有する構造体にも適用できる。
【0039】請求項2の発明によれば、二つのレーザ光
源を回転自在に設けた基準体により座標軸を設定し、こ
の座標軸上での座標を検出すべき物体に光センサを取り
付けて、物体位置の偏角と動径から物体の位置座標を瞬
時に検出することができる。部材点数が少ないので、簡
易且つ安価に位置座標を検出できる。
【0040】請求項3の発明によれば、基準体に回転自
在に設けられた発光用ポールと、発光用ポールに配置さ
れた二つのレーザ光源と、物体に固定された受光用ポー
ルと、この受光用ポールの表面に配置された光センサと
いう簡単な部材構成で、確実且つ瞬時に物体の位置座標
を検出できる物体位置検出装置を提供でき、実用上有益
な装置である。
【0041】請求項4の発明によれば、レーザ光源を有
する二つの基準体により座標を与え、物体に光センサを
取り付け、レーザ光源を回転させながら光センサでレー
ザビームを検出するだけで、物体の位置座標を瞬時且つ
確実に決定することができる。
【0042】請求項5の発明によれば、座標軸を設定す
る二つの基準体を用いた具体的な物体位置検出装置を提
供でき、座標軸となるアームを有さないので、狭い空間
でも適用できる実用的な物体位置検出装置を提供でき
る。
【0043】請求項6の発明によれば、任意の曲面座標
における物体の位置座標を瞬時にしかも確実に検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物体位置検出装置の第1実施形態
の概略斜視図である。
【図2】図1のある時刻での平面図である。
【図3】図1の別時刻での平面図である。
【図4】図3における発光用ポール12と受光用ポール
6を結ぶ面を正面とした正面図である。
【図5】第1実施形態の変形例1を示す正面図である。
【図6】第1実施形態の変形例2を示す正面図である。
【図7】本発明に係る物体位置検出装置の第2実施形態
の概略斜視図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図8の物体4が基準線上に位置した配置図であ
る。
【図10】トンネル壁面において前記第1実施形態を適
用して位置決定する場合の簡略断面図である。
【図11】従来の物体位置検出装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
2は平面、4は物体、6は受光用ポール、8は光リニア
センサ、10は基準体、12は発光用ポール、14は第
1レーザ光源、16は第2レーザ光源、20は基準体、
22は発光用ポール、24はレーザ光源、30はX軸ア
ーム、32はY軸アーム、34は移動アーム、40はト
ンネル、42はトンネル曲面、P1は第1受光点、P2
第2受光点、Lは受光点間隔、r、r1、r2は動径、
θ、θ1、θ2は偏角、α、α1、α2は斜交角、Rは基準
体間隔、ω、ω1、ω2は角速度、X、Y、S、Tは座
標。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源を回転自在に設けた基準体を
    基準点として座標軸x、yを設定し、この座標軸上での
    座標X、Yを検出すべき物体4に光センサ8を取り付
    け、レーザビームを発射しながら前記レーザ光源を回転
    させて物体4上の光センサ8でレーザビームを検出し、
    この検出により物体の位置の偏角と動径を導出して物体
    の位置座標X、Yを検出することを特徴とする物体位置
    検出方法。
  2. 【請求項2】 二つのレーザ光源14,16を回転自在
    に設けた基準体10を基準点として座標軸x、yを設定
    し、この座標軸上での座標を検出すべき物体4に光セン
    サ8を取り付け、レーザビームを発射しながら前記二つ
    のレーザ光源14、16を回転させて物体4上の光セン
    サ8でレーザビームを検出し、座標軸位置から検出する
    まで時間tにより物体位置の偏角θを導出し、二つのレ
    ーザビームによる光センサ上の二つの検出点間隔Lから
    物体位置の動径rを導出して物体の位置座標X、Yを検
    出することを特徴とする物体位置検出方法。
  3. 【請求項3】 座標軸を設定する基準体10と、この基
    準体10に回転自在に設けられた発光用ポール12と、
    発光用ポール12に配置された第1レーザ光源14及び
    第2レーザ光源16と、前記座標軸上での座標を検出す
    べき物体4と、この物体4に固定された受光用ポール6
    と、この受光用ポール6の表面に配置された光センサ8
    とから構成されることを特徴とする物体位置検出装置。
  4. 【請求項4】 レーザ光源14,24を回転自在に設け
    た二つの基準体10、20を所定間隔Rだけ離間配置し
    て基準線と座標軸x、yを設定し、この座標軸上での座
    標を検出すべき物体4に光センサ8を取り付け、レーザ
    ビームを発射しながら前記二つのレーザ光源14、24
    を回転させて物体上の光センサ8でレーザビームを検出
    し、これにより基準体10、20と物体4を結ぶ二つの
    線分の前記基準線からの偏角を導出し、これらの二つの
    偏角θ1、θ2と前記基準体間隔Rから物体の位置座標
    X、Yを検出することを特徴とする物体位置検出方法。
  5. 【請求項5】 座標軸x、yを設定する二つの基準体1
    0、20と、これらの基準体10、20に回転自在に設
    けられた発光用ポール12、22と、発光用ポール1、
    22に配置されたレーザ光源14、24と、前記座標軸
    上での座標X、Yを検出すべき物体4と、この物体4に
    固定された受光用ポール6と、この受光用ポール6の表
    面に配置された光センサ8とから構成されることを特徴
    とする物体位置検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2又は4記載の方法で仮想平
    面座標上での物体の位置座標X、Yを検出し、この平面
    座標X、Yから物体が実際に配置されている曲面座標
    S、Tを導出して、任意の曲面座標における物体の位置
    座標を検出することを特徴とする物体位置検出方法。
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JP (1) JP2001343210A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006119864A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Masao Matsuura 速度誤差ベクトル解析法

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JP2006119864A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Masao Matsuura 速度誤差ベクトル解析法

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