JP2001343195A - 熱交換器のヘッダ及びその製造方法並びにこのヘッダを用いた熱交換器 - Google Patents

熱交換器のヘッダ及びその製造方法並びにこのヘッダを用いた熱交換器

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JP2001343195A
JP2001343195A JP2000162857A JP2000162857A JP2001343195A JP 2001343195 A JP2001343195 A JP 2001343195A JP 2000162857 A JP2000162857 A JP 2000162857A JP 2000162857 A JP2000162857 A JP 2000162857A JP 2001343195 A JP2001343195 A JP 2001343195A
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heat exchanger
tube
notch
tube insertion
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JP2000162857A
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Takashi Sugita
隆司 杉田
Akihiko Takano
明彦 高野
Nobuhiko Suzuki
伸彦 鈴木
Shunichi Furuya
俊一 古屋
Soichi Kato
宗一 加藤
Kunihiko Nishishita
邦彦 西下
Takehide Matsumoto
健秀 松本
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0243Header boxes having a circular cross-section
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
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    • F28F9/0202Header boxes having their inner space divided by partitions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉厚がチューブ挿入穴の幅よりも大きなヘッ
ダを生産性よく提供すること。 【解決手段】 パイプ状のヘッダ本体3と、前記ヘッダ
本体3の両端に装着される閉塞部材4,4とを備える熱
交換器のヘッダ2において、前記ヘッダ本体3は、長手
方向の全長にわたる切欠き3aを有し、前記閉塞部材
4,4は、前記ヘッダ本体3の両端に外嵌されるキャッ
プ状部材であり、前記ヘッダ本体3の切欠き3aの両端
を前記閉塞部材4,4で閉塞することによりチューブ挿
入穴を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器のヘッダ
及びその製造方法並びにこのヘッダを用いた熱交換器に
関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器の冷媒として従来よりフロンが
使用されてきたが、塩素を含むCFC(クロロフルオロ
カーボン)やHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボ
ン)は、使用後大気中に放出されると、太陽紫外線によ
って分解されて生ずる塩素原子がオゾン層を破壊するこ
とが問題となっている。
【0003】日本ではオゾン層破壊係数の大きなCFC
のいくつか(特定フロン)は製造が禁止され、CFCに
代わる代替フロンとして、オゾン層破壊係数が比較的小
さいHCFCやオゾン層を破壊しないHFC(ハイドロ
フルオロカーボン)などが使用されているが、これらの
代替フロンは、地球温暖化係数(GWP)がきわめて大
きいので、削減の対象となっている。
【0004】そこで、フロンに代わるものとして、オゾ
ン層を破壊せず、しかも地球温暖化係数がフロンの数千
分の一である二酸化炭素を冷媒として使用する熱交換器
が開発されている。
【0005】この二酸化炭素を冷媒として使用する熱交
換器は、二酸化炭素を高圧の超臨界流体の状態で循環さ
せるため、フロンを冷媒とする従来のものに比べて非常
に高い耐圧性を要求される。
【0006】そのため、ヘッダの肉厚は極めて厚くせざ
るを得ない。
【0007】ヘッダにはチューブ挿入用の長穴が設けら
れるが、この長穴は従来、プレス打ち抜き法を用いて加
工していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、プレス
打ち抜き法が可能なのはヘッダの肉厚が穴の幅と同等も
しくは小さい場合であって、ヘッダの肉厚が穴の幅より
も大きくなると、パンチ破損等が起こりプレス加工は非
常に難しくなる。
【0009】そのため、ヘッダの肉厚が穴の幅よりも大
きい場合、削り出し等によってヘッダを製造している
が、これでは生産性が悪い。
【0010】そこで本発明は、このような問題を考慮し
つつ、肉厚がチューブ挿入穴の幅よりも大きなヘッダを
生産性よく提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、パイプ状のヘッダ本体と、前記ヘッダ本体の
両端に装着される閉塞部材とを備える熱交換器のヘッダ
において、前記ヘッダ本体は、長手方向の全長にわたる
切欠きを有し、前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体の両端
に外嵌されるキャップ状部材であり、前記ヘッダ本体の
切欠きの両端を前記閉塞部材で閉塞することによりチュ
ーブ挿入穴を形成する構成の熱交換器のヘッダである。
【0012】このように、本発明によれば、パイプ状の
ヘッダ本体に設けられた長手方向全長にわたる切欠きの
両端を、ヘッダ本体の両端に外嵌されるキャップ状の閉
塞部材で閉塞することによりチューブ挿入穴を形成する
ので、たとえヘッダが厚肉のものであっても、生産性よ
く製造することができる。
【0013】すなわち、厚肉のヘッダの場合、プレス打
ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成することができない
ので、従来は削り出し等によってヘッダを製造していた
が、本発明によれば、切欠き付きのヘッダ本体は押し出
し成形により形成でき、閉塞部材はプレス又は鍛造によ
り形成できるので、削り出し等で製造するよりも生産性
がよい。
【0014】本願第2請求項に記載した発明は、前記第
1請求項に記載の発明において、前記閉塞部材は、前記
チューブ挿入穴の端部に相当する形状の切欠きを有する
構成の熱交換器のヘッダである。
【0015】本発明によれば、チューブ挿入穴の端部に
相当する形状の切欠きを閉塞部材に設けたので、端部の
丸いチューブ挿入穴を形成することができ、また、チュ
ーブ挿入穴をヘッダの端の方まで設けることができる。
【0016】すなわち、チューブの側部は通常丸くなっ
ているので、隙間ができないようにチューブ挿入穴も端
部を丸くしなければならないところ、閉塞部材にチュー
ブの形状に合わせた丸い切欠きを設けることにより、端
部の丸いチューブ挿入穴を形成することができる。
【0017】また、閉塞部材に切欠きを設けることによ
り、閉塞部材がある程度大きくても、チューブ挿入穴を
ヘッダの端の方まで設けることができる。
【0018】本願第3請求項に記載した発明は、前記第
1請求項又は第2請求項に記載の発明において、前記閉
塞部材は、前記ヘッダ本体の切欠きと係合し、前記切欠
きの端部を埋める内向き凸部を有する構成の熱交換器の
ヘッダである。
【0019】本発明によれば、閉塞部材に内向き凸部を
設けることにより、ヘッダの内部形状に余計な凹凸がな
くなるので、強度が向上する。
【0020】すなわち、この内向き凸部はヘッダ本体の
切欠きのうち、チューブ挿入穴とならない端部を埋める
ような形状を有するので、ヘッダ本体と係合することに
より、ヘッダの内部形状に余計な凹凸がなくなる。
【0021】本願第4請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第3請求項のいずれかに記載の発明にお
いて、前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体の切欠きを2つ
に区分する突条を有する構成の熱交換器のヘッダであ
る。
【0022】本発明によれば、閉塞部材に突条を設ける
ことにより、2つのチューブ挿入穴を有する厚肉のヘッ
ダを、生産性よく製造することができる。
【0023】すなわち、例えば両方の閉塞部材に設けた
突条の先端同士を当接させてヘッダ本体の切欠きを2つ
に区分する仕切を形成するものとし、一方、ヘッダ本体
の切欠きの幅をチューブ挿入穴2つ分に仕切を加えた幅
とし、ヘッダ本体の切欠きの中央部に仕切が位置するよ
うに閉塞部材を装着することにより、2つのチューブ挿
入穴を形成できる。
【0024】本願第5請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第4請求項のいずれかに記載の発明にお
いて、前記閉塞部材は、配管接続用の穴を有する構成の
熱交換器のヘッダである。
【0025】本発明によれば、一方の閉塞部材に配管接
続用の穴を設けることにより、配管接続用の穴を有する
ヘッダを生産性よく製造することができる。
【0026】本願第6請求項に記載した発明は、2つの
ヘッダ構成部材を組み合わせて形成される熱交換器のヘ
ッダであって、前記ヘッダ構成部材は、一方の端部が閉
塞され他方の端部が開口している中空状部材であり、更
に、前記開口している端部から他方の端部に向ってチュ
ーブ挿入用の切欠きが形成されている構成の熱交換器の
ヘッダである。
【0027】このように、本発明によれば、チューブ挿
入用の切欠きが形成された2つのヘッダ構成部材を、チ
ューブ挿入用の切欠きの位置を合わせて接合することに
より、チューブ挿入穴を有する厚肉のヘッダを、生産性
よく製造することができる。
【0028】このヘッダ構成部材は、中空円筒形で周面
にチューブ挿入穴を有するヘッダを、長手方向に2つに
分割した形状のものである。厚肉のヘッダの場合、プレ
ス打ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成することができ
ないので、従来は削り出し等によってヘッダを製造して
いたが、本発明のヘッダ構成部材ならば、閉塞部材はプ
レス又は鍛造等により形成できるので、一体のヘッダを
削り出し等で製造するよりも生産性がよい。
【0029】本願第7請求項に記載した発明は、前記第
6請求項に記載の発明において、前記ヘッダ構成部材
は、配管接続用の穴を有する構成の熱交換器のヘッダで
ある。
【0030】本発明によれば、一方のヘッダ構成部材に
配管接続用の穴を設けることにより、配管接続用の穴を
有するヘッダを生産性よく製造することができる。
【0031】本願第8請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第7請求項のいずれかに記載のヘッダに
チューブを組み合わせて熱交換体を形成した構成の熱交
換器である。
【0032】本発明はチューブ挿入穴を有する厚肉のヘ
ッダを、生産性よく製造することができるので、例えば
二酸化炭素を高圧の超臨界流体の状態で循環させるよう
な、非常に高い耐圧性を要求される熱交換器において良
好に実施できるものである。
【0033】本願第9請求項に記載した発明は、パイプ
状のヘッダ本体の両端に閉塞部材を装着して形成される
熱交換器のヘッダの製造方法において、長手方向の全長
にわたる切欠きを有するヘッダ本体用部材を押出し成形
により形成し、前記押出し成形されたヘッダ本体用部材
を所要長さに切断してヘッダ本体を形成し、前記ヘッダ
本体の端部にキャップ状の閉塞部材を外嵌し、前記ヘッ
ダ本体の切欠きの両端を前記閉塞部材で閉塞することに
よりチューブ挿入穴を形成した構成の熱交換器のヘッダ
の製造方法である。
【0034】本発明によれば、パイプ状のヘッダ本体に
設けられた長手方向全長にわたる切欠きの両端を、ヘッ
ダ本体の両端に外嵌されるキャップ状の閉塞部材で閉塞
することによりチューブ挿入穴を形成するので、たとえ
ヘッダが厚肉のものであっても、生産性よく製造するこ
とができる。
【0035】すなわち、厚肉のヘッダの場合、プレス打
ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成することができない
ので、従来は削り出し等によってヘッダを製造していた
が、本発明によれば、切欠き付きのヘッダ本体を押し出
し成形により形成するので、削り出し等で製造するより
も生産性がよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る具体例を、
図面に基づいて説明する。
【0037】図1は本発明の第1具体例の熱交換器のヘ
ッダを示す分解斜視図であり、図2は同平面図である。
【0038】本例の熱交換器のヘッダ2は、二酸化炭素
を高圧の超臨界流体の状態で循環させる熱交換器に用い
られるもので、フロンを冷媒とする従来のものに比べて
非常に高い耐圧性を要求されるため、肉厚が極めて厚く
なっている。
【0039】また、チューブ挿入穴2aはヘッダ2の長
手方向に設けられており、いわゆるサーペンタインタイ
プの熱交換器や内部熱交換器に用いられる。
【0040】ヘッダ2はアルミニウム合金製で、パイプ
状のヘッダ本体3と、ヘッダ本体3の両端に装着される
閉塞部材4,4からなる。
【0041】ヘッダ本体3は、長手方向の全長にわた
り、挿入されるチューブ(図示省略)の厚みに対応した
幅の切欠き3aを有する断面C字形の部材である。
【0042】ヘッダ本体3は断面C字形のヘッダ本体用
部材を押し出し成形により形成した後、これを所要長さ
に切断して製造する。
【0043】閉塞部材4,4はヘッダ本体3の両端に外
嵌されるキャップ状部材であり、チューブ挿入穴2aの
端部に相当する形状、すなわちチューブの厚みに対応し
た幅で、端部が丸くなっている切欠き4a,4aが設け
られている。
【0044】このような切欠き4a,4aを閉塞部材
4,4に設けることにより、端部の丸いチューブ挿入穴
2aを形成することができ、また、チューブ挿入穴2a
をヘッダ2の端の方まで設けることができる。
【0045】すなわち、チューブの側部は通常丸くなっ
ているので、隙間ができないようにチューブ挿入穴2a
も端部を丸くしなければならないところ、閉塞部材4,
4にチューブの形状に合わせた丸い切欠き4a,4aを
設けることにより、端部の丸いチューブ挿入穴2aを形
成することができる。
【0046】また、閉塞部材4,4に切欠き4a,4a
を設けることにより、閉塞部材4,4がある程度大きく
ても、チューブ挿入穴2aをヘッダ2の端の方まで設け
ることができる。
【0047】こうして、ヘッダ本体3の両端に、閉塞部
材4,4を、切欠き3aと切欠き4a,4aの位置が一
致するように外嵌することにより、ヘッダ本体3の切欠
き3aの両端が閉塞部材4,4で閉塞され、ヘッダ2の
周面にチューブ挿入穴2aが形成される。
【0048】図3は閉塞部材の内部形状を示す断面図で
ある。
【0049】図に示すように、閉塞部材4には内向き凸
部4bが設けられており、この内向き凸部4bはヘッダ
本体3の切欠き3aのうち、チューブ挿入穴2aとなら
ない端部を埋めるような形状を有する。
【0050】この内向き凸部4bが、ヘッダ本体3と係
合することにより、ヘッダ2の内部形状に余計な凹凸が
なくなるので、強度が向上する。
【0051】閉塞部材4は、内向き凸部4bを設けない
場合は、プレスにより形成し、内向き凸部4bを設ける
場合は、鍛造で形成する。
【0052】ヘッダ本体3と閉塞部材4,4とはろう付
けにより接合する。
【0053】表面にろう材をクラッドしたブレージング
シートを用いて閉塞部材4を形成できれば生産性が向上
するが、それができない場合はろう材を単体で使用す
る。
【0054】なお、閉塞部材4,4形成時に、閉塞部材
4,4の一方に配管2cを接続するための配管接続用穴
2bを予め設けておけば、配管接続用穴を有するヘッダ
を生産性よく製造することができる。
【0055】図4は本発明の第2具体例の熱交換器のヘ
ッダを示す分解斜視図である。
【0056】本例の熱交換器のヘッダ2は、チューブ挿
入穴を2つ有するもので、2パスタイプの熱交換器に用
いられる。
【0057】本例のヘッダ2も、パイプ状のヘッダ本体
3と、ヘッダ本体3の両端に装着される閉塞部材4,4
からなり、組み立てた後の形状は、チューブ挿入穴が2
つである以外は、第1具体例のものと外形・内面とも同
一である。
【0058】しかし、チューブ挿入穴が2つの場合、第
1具体例のように、ヘッダ本体3の長手方向の全長にわ
たり、2本の切欠きを設けようとすると、ヘッダ本体3
が2部材に分離してしまう。
【0059】そこで、ヘッダ本体3は、長手方向の全長
にわたり、切欠き3aを有する断面C字形の部材とする
ものの、切欠き3aの幅は、チューブ挿入穴2つ分にチ
ューブ挿入穴の間隔を加えた幅とする。
【0060】閉塞部材4,4には、2つのチューブ挿入
穴の端部に相当する形状の切欠き4a,4aが設けられ
ている。
【0061】そして、切欠き4aと切欠き4aの間には
突条4cが設けられ、ヘッダ本体3への装着時に、両方
の閉塞部材4,4の突条4c,4cの先端同士を当接さ
せて、ヘッダ本体2の切欠き3aを2つに区分する仕切
を形成するようになっている。
【0062】突条4c,4cの先端部は一方を凹形、他
方を凸形とし、両者を嵌合させるようにすればいっそう
強度が高まる。また、当接部に補強部材(図示省略)を
接合するようにしてもよい。
【0063】このように、閉塞部材4,4に設けられた
突条4c,4cにより2つに区分されたヘッダ本体3の
切欠き3aと、閉塞部材4,4に設けられた2つの切欠
き4a,4aとにより、2つのチューブ挿入穴が形成さ
れるので、2つのチューブ挿入穴を有する厚肉のヘッダ
を、生産性よく製造することができる。
【0064】なお、その他の基本的な構成については、
第1具体例と同様であるので、説明を省略する。
【0065】図5は本発明の第3具体例の熱交換器のヘ
ッダを示す分解斜視図であり、図6は同平面図である。
【0066】本例の熱交換器のヘッダ2は、チューブ挿
入穴2aが1つのものであるが、2つのヘッダ構成部材
5,5を組み合わせて形成されるものである。
【0067】ヘッダ構成部材5,5は、一方の端部が閉
塞され他方の端部が開口している中空状部材であり、更
に、開口している端部から他方の端部に向ってチューブ
挿入用の切欠き5a,5aが形成されている。
【0068】このようにチューブ挿入用の切欠き5a,
5aが形成された2つのヘッダ構成部材5,5を、チュ
ーブ挿入用の切欠き5a,5aの位置を合わせて接合す
ることにより、チューブ挿入穴を有する厚肉のヘッダ
を、生産性よく製造することができる。
【0069】このヘッダ構成部材5,5は、いわば、中
空円筒形で周面にチューブ挿入穴を有するヘッダを、長
手方向に2つに分割した形状のものである。厚肉のヘッ
ダの場合、プレス打ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成
することができないので、従来は削り出し等によってヘ
ッダを製造していたが、本例のようなヘッダであれば、
ヘッダ構成部材5,5はプレス又は鍛造等により形成で
きるので、一体のヘッダを削り出し等で製造するよりも
生産性がよい。
【0070】なお、ヘッダ構成部材5,5の接合部に補
強部材6を外嵌することにより耐圧性を高めることがで
きる。
【0071】この補強部材6はヘッダ2の外径に合わせ
た内径を有し、チューブ(図示省略)の厚みに合わせた
切欠き部6aを有する断面C字形の部材である。図のよ
うにチューブを挟持するチューブ挟持部6b,6bを設
けることにより、チューブとの接触面積を大きくすれ
ば、さらに耐圧性を高めることができる。
【0072】なお、ヘッダ構成部材5,5形成時に、ヘ
ッダ構成部材5,5の一方に配管を接続するための配管
接続用穴2bを予め設けておけば、配管接続用穴を有す
るヘッダを生産性よく製造することができる。
【0073】図7は本発明の第4具体例の熱交換器のヘ
ッダを示す分解斜視図である。
【0074】本例の熱交換器のヘッダ2は、チューブ挿
入穴を2つ有するものである。
【0075】本例のヘッダ2も、2つのヘッダ構成部材
5,5を組み合わせて形成されるものであり、組み立て
た後の形状は、チューブ挿入穴が2つである以外は、第
3具体例のものと外形・内面とも同一である。
【0076】ただし、接合部に補強部材を設ける場合、
チューブ挿入穴が2つであるので、図のような、2つ1
組の補強部材61,62を接合することになる。
【0077】補強部材61にはチューブ挟持部61b,
61bが設けられ、補強部材62にはチューブ挟持部6
2b,62bが設けられ、チューブ挟持部61bとチュ
ーブ挟持部62bとでチューブ(図示省略)の端部を挟
持するようになっている。
【0078】なお、その他の基本的な構成については、
第3具体例と同様であるので、説明を省略する。
【0079】図8は本発明の第5具体例の熱交換器を示
す斜視図である。
【0080】本例の熱交換器1は、いわゆるサーペンタ
インタイプの熱交換器を2つ組み合わせた2パスタイプ
の熱交換器であり、図に示すように、複数の平坦部と屈
曲部とが順次連続したサーペンタイン状を成し、多数の
冷媒流路を有する2本の偏平なチューブ7,7と、チュ
ーブ7,7の平坦部と平坦部との間に介在されるフィン
8,8と、1つの入口側ヘッダ21と、2つの出口側ヘ
ッダ22,22とを有するものである。
【0081】入口側ヘッダ21には2つのチューブ挿入
穴が周面に形成され、前記2本のチューブ7,7の一方
の端部が挿入される。一方、2つの出口側ヘッダ22,
22には1つのチューブ挿入穴が周面に形成され、各チ
ューブ7,7のもう一方の端部がそれぞれ挿入される。
【0082】出口側ヘッダ22,22の配管接続用穴2
2b,22bに接続された配管(図示省略)は1つにま
とめられて出口側継手(図示省略)に接続される。
【0083】入口側ヘッダ21はチューブ挿入穴が2つ
であるから、前記第2具体例又は第4具体例のヘッダを
用いる。一方、出口側ヘッダ22,22はチューブ挿入
穴が1つであるから、前記第1具体例又は第3具体例の
ヘッダを用いる。
【0084】一例として、入口側ヘッダ21が第4具体
例のヘッダであり、出口側ヘッダ22,22が第3具体
例のヘッダであるものを図に示した。
【0085】ヘッダ、チューブ、フィンを組立てて形成
された熱交換器本体は、炉中でろう付けする。
【0086】ヘッダに接続される配管は、熱交換器本体
と同時に炉中ろう付けしてもよいし、本体ろう付け後に
トーチろう付けしてもよい。
【0087】以上の具体例はサーペンタインタイプのも
のを例にとって説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、冷媒が流通する流路を有するチューブ
と、そのチューブの端部が挿入されるヘッダとを有する
熱交換器一般、例えば内部熱交換器等に適用することが
できるものである。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1請求項に
記載した発明は、パイプ状のヘッダ本体と、前記ヘッダ
本体の両端に装着される閉塞部材とを備える熱交換器の
ヘッダにおいて、前記ヘッダ本体は、長手方向の全長に
わたる切欠きを有し、前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体
の両端に外嵌されるキャップ状部材であり、前記ヘッダ
本体の切欠きの両端を前記閉塞部材で閉塞することによ
りチューブ挿入穴を形成する構成の熱交換器のヘッダで
ある。
【0089】このように、本発明によれば、パイプ状の
ヘッダ本体に設けられた長手方向全長にわたる切欠きの
両端を、ヘッダ本体の両端に外嵌されるキャップ状の閉
塞部材で閉塞することによりチューブ挿入穴を形成する
ので、たとえヘッダが厚肉のものであっても、生産性よ
く製造することができる。
【0090】すなわち、厚肉のヘッダの場合、プレス打
ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成することができない
ので、従来は削り出し等によってヘッダを製造していた
が、本発明によれば、切欠き付きのヘッダ本体は押し出
し成形により形成でき、閉塞部材はプレス又は鍛造によ
り形成できるので、削り出し等で製造するよりも生産性
がよい。
【0091】本願第2請求項に記載した発明は、前記第
1請求項に記載の発明において、前記閉塞部材は、前記
チューブ挿入穴の端部に相当する形状の切欠きを有する
構成の熱交換器のヘッダである。
【0092】本発明によれば、チューブ挿入穴の端部に
相当する形状の切欠きを閉塞部材に設けたので、端部の
丸いチューブ挿入穴を形成することができ、また、チュ
ーブ挿入穴をヘッダの端の方まで設けることができる。
【0093】すなわち、チューブの側部は通常丸くなっ
ているので、隙間ができないようにチューブ挿入穴も端
部を丸くしなければならないところ、閉塞部材にチュー
ブの形状に合わせた丸い切欠きを設けることにより、端
部の丸いチューブ挿入穴を形成することができる。
【0094】また、閉塞部材に切欠きを設けることによ
り、閉塞部材がある程度大きくても、チューブ挿入穴を
ヘッダの端の方まで設けることができる。
【0095】本願第3請求項に記載した発明は、前記第
1請求項又は第2請求項に記載の発明において、前記閉
塞部材は、前記ヘッダ本体の切欠きと係合し、前記切欠
きの端部を埋める内向き凸部を有する構成の熱交換器の
ヘッダである。
【0096】本発明によれば、閉塞部材に内向き凸部を
設けることにより、ヘッダの内部形状に余計な凹凸がな
くなるので、強度が向上する。
【0097】すなわち、この内向き凸部はヘッダ本体の
切欠きのうち、チューブ挿入穴とならない端部を埋める
ような形状を有するので、ヘッダ本体と係合することに
より、ヘッダの内部形状に余計な凹凸がなくなる。
【0098】本願第4請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第3請求項のいずれかに記載の発明にお
いて、前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体の切欠きを2つ
に区分する突条を有する構成の熱交換器のヘッダであ
る。
【0099】本発明によれば、閉塞部材に突条を設ける
ことにより、2つのチューブ挿入穴を有する厚肉のヘッ
ダを、生産性よく製造することができる。
【0100】すなわち、例えば両方の閉塞部材に設けた
突条の先端同士を当接させてヘッダ本体の切欠きを2つ
に区分する仕切を形成するものとし、一方、ヘッダ本体
の切欠きの幅をチューブ挿入穴2つ分に仕切を加えた幅
とし、ヘッダ本体の切欠きの中央部に仕切が位置するよ
うに閉塞部材を装着することにより、2つのチューブ挿
入穴を形成できる。
【0101】本願第5請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第4請求項のいずれかに記載の発明にお
いて、前記閉塞部材は、配管接続用の穴を有する構成の
熱交換器のヘッダである。
【0102】本発明によれば、一方の閉塞部材に配管接
続用の穴を設けることにより、配管接続用の穴を有する
ヘッダを生産性よく製造することができる。
【0103】本願第6請求項に記載した発明は、2つの
ヘッダ構成部材を組み合わせて形成される熱交換器のヘ
ッダであって、前記ヘッダ構成部材は、一方の端部が閉
塞され他方の端部が開口している中空状部材であり、更
に、前記開口している端部から他方の端部に向ってチュ
ーブ挿入用の切欠きが形成されている構成の熱交換器の
ヘッダである。
【0104】このように、本発明によれば、チューブ挿
入用の切欠きが形成された2つのヘッダ構成部材を、チ
ューブ挿入用の切欠きの位置を合わせて接合することに
より、チューブ挿入穴を有する厚肉のヘッダを、生産性
よく製造することができる。
【0105】このヘッダ構成部材は、中空円筒形で周面
にチューブ挿入穴を有するヘッダを、長手方向に2つに
分割した形状のものである。厚肉のヘッダの場合、プレ
ス打ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成することができ
ないので、従来は削り出し等によってヘッダを製造して
いたが、本発明のヘッダ構成部材ならば、閉塞部材はプ
レス又は鍛造等により形成できるので、一体のヘッダを
削り出し等で製造するよりも生産性がよい。
【0106】本願第7請求項に記載した発明は、前記第
6請求項に記載の発明において、前記ヘッダ構成部材
は、配管接続用の穴を有する構成の熱交換器のヘッダで
ある。
【0107】本発明によれば、一方のヘッダ構成部材に
配管接続用の穴を設けることにより、配管接続用の穴を
有するヘッダを生産性よく製造することができる。
【0108】本願第8請求項に記載した発明は、前記第
1請求項ないし第7請求項のいずれかに記載のヘッダに
チューブを組み合わせて熱交換体を形成した構成の熱交
換器である。
【0109】本発明はチューブ挿入穴を有する厚肉のヘ
ッダを、生産性よく製造することができるので、例えば
二酸化炭素を高圧の超臨界流体の状態で循環させるよう
な、非常に高い耐圧性を要求される熱交換器において良
好に実施できるものである。
【0110】本願第9請求項に記載した発明は、パイプ
状のヘッダ本体の両端に閉塞部材を装着して形成される
熱交換器のヘッダの製造方法において、長手方向の全長
にわたる切欠きを有するヘッダ本体用部材を押出し成形
により形成し、前記押出し成形されたヘッダ本体用部材
を所要長さに切断してヘッダ本体を形成し、前記ヘッダ
本体の端部にキャップ状の閉塞部材を外嵌し、前記ヘッ
ダ本体の切欠きの両端を前記閉塞部材で閉塞することに
よりチューブ挿入穴を形成した構成の熱交換器のヘッダ
の製造方法である。
【0111】本発明によれば、パイプ状のヘッダ本体に
設けられた長手方向全長にわたる切欠きの両端を、ヘッ
ダ本体の両端に外嵌されるキャップ状の閉塞部材で閉塞
することによりチューブ挿入穴を形成するので、たとえ
ヘッダが厚肉のものであっても、生産性よく製造するこ
とができる。
【0112】すなわち、厚肉のヘッダの場合、プレス打
ち抜き法ではチューブ挿入穴を形成することができない
ので、従来は削り出し等によってヘッダを製造していた
が、本発明によれば、切欠き付きのヘッダ本体を押し出
し成形により形成するので、削り出し等で製造するより
も生産性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、ヘッダを示す分解斜
視図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、ヘッダを示す平面図
である。
【図3】 本発明の具体例に係り、閉塞部材を示す断面
図である。
【図4】 本発明の具体例に係り、ヘッダを示す分解斜
視図である。
【図5】 本発明の具体例に係り、ヘッダを示す分解斜
視図である。
【図6】 本発明の具体例に係り、ヘッダを示す平面図
である。
【図7】 本発明の具体例に係り、ヘッダを示す分解斜
視図である。
【図8】 本発明の具体例に係り、熱交換器を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 熱交換器 2 ヘッダ 2a チューブ挿入穴 2b 配管接続用穴 2c 配管 21 入口側ヘッダ 22 出口側ヘッダ 22b 配管接続用穴 3 ヘッダ本体 3a 切欠き 4 閉塞部材 4a 切欠き 4b 内向き凸部 4c 突条 5 ヘッダ構成部材 5a 切欠き 6 補強部材 6a 切欠き 6b チューブ挟持部 61 補強部材 61b チューブ挟持部 62 補強部材 62b チューブ挟持部 7 チューブ 8 フィン
フロントページの続き (72)発明者 古屋 俊一 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル空調内 (72)発明者 加藤 宗一 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル空調内 (72)発明者 西下 邦彦 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル空調内 (72)発明者 松本 健秀 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ゼクセル東松山工場内 Fターム(参考) 3L065 CA17 CA18 3L103 AA01 BB33 CC22 CC40 DD06 DD32 DD42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ状のヘッダ本体と、前記ヘッダ本
    体の両端に装着される閉塞部材とを備える熱交換器のヘ
    ッダにおいて、 前記ヘッダ本体は、長手方向の全長にわたる切欠きを有
    し、 前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体の両端に外嵌されるキ
    ャップ状部材であり、前記ヘッダ本体の切欠きの両端を
    前記閉塞部材で閉塞することによりチューブ挿入穴を形
    成することを特徴とする熱交換器のヘッダ。
  2. 【請求項2】 前記閉塞部材は、前記チューブ挿入穴の
    端部に相当する形状の切欠きを有することを特徴とする
    請求項1記載の熱交換器のヘッダ。
  3. 【請求項3】 前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体の切欠
    きと係合し、前記切欠きの端部を埋める内向き凸部を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の熱交換器の
    ヘッダ。
  4. 【請求項4】 前記閉塞部材は、前記ヘッダ本体の切欠
    きを2つに区分する突条を有することを特徴とする請求
    項1ないし3いずれか記載の熱交換器のヘッダ。
  5. 【請求項5】 前記閉塞部材は、配管接続用の穴を有す
    ることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の熱
    交換器のヘッダ。
  6. 【請求項6】 2つのヘッダ構成部材を組み合わせて形
    成される熱交換器のヘッダであって、 前記ヘッダ構成部材は、一方の端部が閉塞され他方の端
    部が開口している中空状部材であり、更に、前記開口し
    ている端部から他方の端部に向ってチューブ挿入用の切
    欠きが形成されていることを特徴とする熱交換器のヘッ
    ダ。
  7. 【請求項7】 前記ヘッダ構成部材は、配管接続用の穴
    を有することを特徴とする請求項6記載の熱交換器のヘ
    ッダ。
  8. 【請求項8】 前記請求項1ないし7いずれか記載のヘ
    ッダにチューブを組み合わせて熱交換体を形成したこと
    を特徴とする熱交換器。
  9. 【請求項9】 パイプ状のヘッダ本体の両端に閉塞部材
    を装着して形成される熱交換器のヘッダの製造方法にお
    いて、 長手方向の全長にわたる切欠きを有するヘッダ本体用部
    材を押出し成形により形成し、 前記押出し成形されたヘッダ本体用部材を所要長さに切
    断してヘッダ本体を形成し、 前記ヘッダ本体の端部にキャップ状の閉塞部材を外嵌
    し、前記ヘッダ本体の切欠きの両端を前記閉塞部材で閉
    塞することによりチューブ挿入穴を形成したことを特徴
    とする熱交換器のヘッダの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2887974A1 (fr) * 2005-06-29 2007-01-05 Valeo Systemes Thermiques Collecteur pour echangeur de chaleur, procede pour sa fabrication et echangeur de chaleur ainsi obtenu
JP2021012018A (ja) * 2019-06-28 2021-02-04 ダイキン工業株式会社 熱交換器およびヒートポンプ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2887974A1 (fr) * 2005-06-29 2007-01-05 Valeo Systemes Thermiques Collecteur pour echangeur de chaleur, procede pour sa fabrication et echangeur de chaleur ainsi obtenu
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JP7132529B2 (ja) 2019-06-28 2022-09-07 ダイキン工業株式会社 熱交換器およびヒートポンプ装置
US11549733B2 (en) 2019-06-28 2023-01-10 Daikin Industries, Ltd. Heat exchanger and heat pump device

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