JP2001341783A - 包装装置 - Google Patents
包装装置Info
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- JP2001341783A JP2001341783A JP2000159848A JP2000159848A JP2001341783A JP 2001341783 A JP2001341783 A JP 2001341783A JP 2000159848 A JP2000159848 A JP 2000159848A JP 2000159848 A JP2000159848 A JP 2000159848A JP 2001341783 A JP2001341783 A JP 2001341783A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気機器やガス機器などの被包装機器を支
持、載置し、保護する包装装置において、優れた緩衝機
能を有し、使用後の後処理が簡単にできるようにし、し
かも、組立作業性を向上し、包装品質、信頼性を向上す
る。 【解決手段】 段ボールで形成し洗濯機本体の側面を保
護する当て板１の上部を上ケース１０により被着し、洗
濯機本体の上部を覆うよう構成する。当て板１には、端
部に段ボールにより端面５が洗濯機本体の外形に沿う形
状に成形した緩衝部３を設けるとともに、他端に一対の
略Ｌ字状の紙管６を設け、かつ平面部に切断部８と罫線
部９とで構成した第１の舌片７を設け、上ケース１０の
側面に第１の舌片７と略同形状の第２の舌片１１を設
け、上ケース１０により当て板１の上部を被着した状態
で、第１の舌片７と第２の舌片１１とを重ねて折り曲
げ、上ケース１０と当て板１を一体に構成する。
持、載置し、保護する包装装置において、優れた緩衝機
能を有し、使用後の後処理が簡単にできるようにし、し
かも、組立作業性を向上し、包装品質、信頼性を向上す
る。 【解決手段】 段ボールで形成し洗濯機本体の側面を保
護する当て板１の上部を上ケース１０により被着し、洗
濯機本体の上部を覆うよう構成する。当て板１には、端
部に段ボールにより端面５が洗濯機本体の外形に沿う形
状に成形した緩衝部３を設けるとともに、他端に一対の
略Ｌ字状の紙管６を設け、かつ平面部に切断部８と罫線
部９とで構成した第１の舌片７を設け、上ケース１０の
側面に第１の舌片７と略同形状の第２の舌片１１を設
け、上ケース１０により当て板１の上部を被着した状態
で、第１の舌片７と第２の舌片１１とを重ねて折り曲
げ、上ケース１０と当て板１を一体に構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器やガス機
器などの被包装機器を支持、載置し、保護する包装装置
に関するものである。
器などの被包装機器を支持、載置し、保護する包装装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電気機器やガス機器などの被包
装機器を包装する場合には、被包装機器が内部で動かな
いように、かつ落下や振動による衝撃、外部からの衝撃
などから保護することを目的として、種々の緩衝材とと
もに段ボール箱に収納して、輸送時や保管時等における
被包装機器を保護している。
装機器を包装する場合には、被包装機器が内部で動かな
いように、かつ落下や振動による衝撃、外部からの衝撃
などから保護することを目的として、種々の緩衝材とと
もに段ボール箱に収納して、輸送時や保管時等における
被包装機器を保護している。
【０００３】比較的重量のある洗濯機等の被包装機器の
場合には、通常、被包装機器を台座に支持載置し、上部
に別の緩衝材を設けた段ボール箱を被せて包装する方法
が採られている。
場合には、通常、被包装機器を台座に支持載置し、上部
に別の緩衝材を設けた段ボール箱を被せて包装する方法
が採られている。
【０００４】従来、この種の包装装置は、上部が開口し
た段ボール製の箱体の内部に適宜形状に成形した発泡ス
チロール等の発泡プラスチック成形部材を配置した包装
用台座に、被包装機器を載置し、さらに天面または側面
にも発泡プラスチックを配置し、外面には、段ボール製
の箱体を被せている。
た段ボール製の箱体の内部に適宜形状に成形した発泡ス
チロール等の発泡プラスチック成形部材を配置した包装
用台座に、被包装機器を載置し、さらに天面または側面
にも発泡プラスチックを配置し、外面には、段ボール製
の箱体を被せている。
【０００５】また、側面部の一部をケースで覆わないい
わゆるシースルー包装装置は、図６に示すように、上部
が開口した段ボール製の箱体１０１の内部に適宜形状に
成形した発泡プラスチック成形部材１０２を配置した梱
包用台座に、洗濯機本体（被包装機器）１０３を載置
し、洗濯機本体１０３の上部に緩衝部材１０４をセット
した上ケース１０５を被せ、側面には、上端を緩衝部材
１０４の隙間に差込んで固定した当て板１０６を設けて
いる。
わゆるシースルー包装装置は、図６に示すように、上部
が開口した段ボール製の箱体１０１の内部に適宜形状に
成形した発泡プラスチック成形部材１０２を配置した梱
包用台座に、洗濯機本体（被包装機器）１０３を載置
し、洗濯機本体１０３の上部に緩衝部材１０４をセット
した上ケース１０５を被せ、側面には、上端を緩衝部材
１０４の隙間に差込んで固定した当て板１０６を設けて
いる。
【０００６】発泡プラスチック成形部材は、被包装機器
を保護するための緩衝機能に優れており、しかも、被包
装機器の形状にあわせて容易に成形することができ、包
装材への収納効率を高くできる利点がある。
を保護するための緩衝機能に優れており、しかも、被包
装機器の形状にあわせて容易に成形することができ、包
装材への収納効率を高くできる利点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発泡プ
ラスチック成形部材は、その材質自体極めて優れた特性
を有するものの、近年では、包装用緩衝材として使用し
た後の処理の点で種々の問題点を含んでいる。例えば、
回収ルートが未整備のため、家庭ごみとして廃棄されて
大きな社会問題となっている。これに伴い、回収時に取
り扱いに手間がかかり、回収費が高くなる。また、焼却
廃棄する場合には、高エネルギーであることから、焼却
炉の整備が必要となる点である。
ラスチック成形部材は、その材質自体極めて優れた特性
を有するものの、近年では、包装用緩衝材として使用し
た後の処理の点で種々の問題点を含んでいる。例えば、
回収ルートが未整備のため、家庭ごみとして廃棄されて
大きな社会問題となっている。これに伴い、回収時に取
り扱いに手間がかかり、回収費が高くなる。また、焼却
廃棄する場合には、高エネルギーであることから、焼却
炉の整備が必要となる点である。
【０００８】この他、発泡プラスチック包装部材は、極
めて嵩だかくなり輸送効率が低く、輸送費が高くなると
ともに、保管スペースに広い場所を必要とする欠点も有
していた。
めて嵩だかくなり輸送効率が低く、輸送費が高くなると
ともに、保管スペースに広い場所を必要とする欠点も有
していた。
【０００９】このため、発泡プラスチック包装部材に代
替するものとして、緩衝性能はもとより処理が簡単で、
組み立てが容易な紙系の包装部材が広く要望されてい
る。また、いわゆるシースルー包装装置においては、荷
扱い時において被包装機器の側面の一部を保護する目的
で設けた当て板の取付け方法の改善が、作業性の向上、
および信頼性の向上の面から求められている。
替するものとして、緩衝性能はもとより処理が簡単で、
組み立てが容易な紙系の包装部材が広く要望されてい
る。また、いわゆるシースルー包装装置においては、荷
扱い時において被包装機器の側面の一部を保護する目的
で設けた当て板の取付け方法の改善が、作業性の向上、
および信頼性の向上の面から求められている。
【００１０】本発明は上記課題を解決するもので、発泡
プラスチック包装部材に代替するものとして優れた緩衝
機能を有し、使用後の後処理が簡単にできるようにし、
しかも、組立作業性を向上し、包装品質、信頼性を向上
することを目的としている。
プラスチック包装部材に代替するものとして優れた緩衝
機能を有し、使用後の後処理が簡単にできるようにし、
しかも、組立作業性を向上し、包装品質、信頼性を向上
することを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、段ボールで形成し被包装機器の側面を保護
する当て板の上部を上ケースにより被着し被包装機器の
上部を覆うよう構成し、当て板には、端部に段ボールに
より端面が被包装機器の外形に沿う形状に成形した緩衝
部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字状の緩衝部材
を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで構成した第１
の舌片を設け、上ケースの側面に第１の舌片と略同形状
の第２の舌片を設け、上ケースにより当て板の上部を被
着した状態で、第１の舌片と第２の舌片とを重ねて折り
曲げ、上ケースと当て板を一体に構成したものである。
するために、段ボールで形成し被包装機器の側面を保護
する当て板の上部を上ケースにより被着し被包装機器の
上部を覆うよう構成し、当て板には、端部に段ボールに
より端面が被包装機器の外形に沿う形状に成形した緩衝
部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字状の緩衝部材
を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで構成した第１
の舌片を設け、上ケースの側面に第１の舌片と略同形状
の第２の舌片を設け、上ケースにより当て板の上部を被
着した状態で、第１の舌片と第２の舌片とを重ねて折り
曲げ、上ケースと当て板を一体に構成したものである。
【００１２】これにより、発泡プラスチック包装部材に
代替するものとして優れた緩衝機能を有し、使用後の後
処理が簡単にできるとともに、組立作業性を著しく向上
することができ、包装品質、信頼性を向上することがで
きる。
代替するものとして優れた緩衝機能を有し、使用後の後
処理が簡単にできるとともに、組立作業性を著しく向上
することができ、包装品質、信頼性を向上することがで
きる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、段ボールで形成し被包装機器の側面を保護する当て
板と、前記当て板の上部を被着し被包装機器の上部を覆
う上ケースとを備え、前記当て板には、端部に段ボール
により端面が被包装機器の外形に沿う形状に成形した緩
衝部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字状の緩衝部
材を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで構成した第
１の舌片を設け、前記上ケースの側面に前記第１の舌片
と略同形状の第２の舌片を設け、前記上ケースにより前
記当て板の上部を被着した状態で、前記第１の舌片と第
２の舌片とを重ねて折り曲げ、上ケースと当て板を一体
に構成したものであり、緩衝部を固定した当て板と上ケ
ースとを一体化し、１つの部品として被包装機器上に被
せるため、組立作業性を向上することができ、また、被
包装機器の側面を保護する当て板と、被包装機器の上面
を保護、保持する緩衝部とを一体に構成しているため、
従来のように、段ボールの先端を折り曲げて、上部緩衝
材に組み込んだものに比べ、当て板の固定がより確実に
なるとともに、別途当て板を組み込む作業の煩雑さを大
幅に改善でき、包装品質、信頼性を大幅に向上でき、か
つ作業性を向上することができる。また、主として紙系
の材料で構成していることから、使用後の後処理が簡単
にできて環境面でもきわめて優れており、しかも、段ボ
ールを切り抜き加工程度で簡単に成形加工でき、安価に
構成することができる。
は、段ボールで形成し被包装機器の側面を保護する当て
板と、前記当て板の上部を被着し被包装機器の上部を覆
う上ケースとを備え、前記当て板には、端部に段ボール
により端面が被包装機器の外形に沿う形状に成形した緩
衝部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字状の緩衝部
材を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで構成した第
１の舌片を設け、前記上ケースの側面に前記第１の舌片
と略同形状の第２の舌片を設け、前記上ケースにより前
記当て板の上部を被着した状態で、前記第１の舌片と第
２の舌片とを重ねて折り曲げ、上ケースと当て板を一体
に構成したものであり、緩衝部を固定した当て板と上ケ
ースとを一体化し、１つの部品として被包装機器上に被
せるため、組立作業性を向上することができ、また、被
包装機器の側面を保護する当て板と、被包装機器の上面
を保護、保持する緩衝部とを一体に構成しているため、
従来のように、段ボールの先端を折り曲げて、上部緩衝
材に組み込んだものに比べ、当て板の固定がより確実に
なるとともに、別途当て板を組み込む作業の煩雑さを大
幅に改善でき、包装品質、信頼性を大幅に向上でき、か
つ作業性を向上することができる。また、主として紙系
の材料で構成していることから、使用後の後処理が簡単
にできて環境面でもきわめて優れており、しかも、段ボ
ールを切り抜き加工程度で簡単に成形加工でき、安価に
構成することができる。
【００１４】請求項２に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、上ケースは、複数の当て板の上部
を被着したものであり、複数の当て板と一体となった上
ケースを被包装機器に被せることにより、被包装機器の
上面と前面および後面を保護することができ、組立作業
性を向上することができる。
記載の発明において、上ケースは、複数の当て板の上部
を被着したものであり、複数の当て板と一体となった上
ケースを被包装機器に被せることにより、被包装機器の
上面と前面および後面を保護することができ、組立作業
性を向上することができる。
【００１５】請求項３に記載の発明は、上記請求項１に
記載の発明において、緩衝部材は、成形品で形成したも
のであり、当て板に容易に接着固定することができ、被
包装機器の側面を保護することができるため、被包装機
器の品質を確保することができる。
記載の発明において、緩衝部材は、成形品で形成したも
のであり、当て板に容易に接着固定することができ、被
包装機器の側面を保護することができるため、被包装機
器の品質を確保することができる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１７】図１および図２に示すように、当て板１
は、蛇腹状に加工された段ボールシートを積層し、洗濯
機本体（被包装機器）２の側面を保護するもので、両側
部１ａを折り曲げている。緩衝部３は、段ボールを積層
して洗濯機本体２の上枠４の上面に沿う形状に端面５を
形成し、当て板１の両側部１ａの上端に端面５が下側に
なるように固定している。
は、蛇腹状に加工された段ボールシートを積層し、洗濯
機本体（被包装機器）２の側面を保護するもので、両側
部１ａを折り曲げている。緩衝部３は、段ボールを積層
して洗濯機本体２の上枠４の上面に沿う形状に端面５を
形成し、当て板１の両側部１ａの上端に端面５が下側に
なるように固定している。
【００１８】略Ｌ字状の紙管６は緩衝部材を構成するも
ので、洗濯機本体２の下方側に対応した位置の折り曲げ
部に接着固定し、洗濯機本体２の側面の保護するように
構成している。この紙管６は洗濯機本体２の前面側に取
り付けるだけでもよい。第１の舌片７は、当て板１の平
面部に設け、切断部８と罫線部９とで構成し、罫線部９
を中心として折り曲げ可能に構成している。
ので、洗濯機本体２の下方側に対応した位置の折り曲げ
部に接着固定し、洗濯機本体２の側面の保護するように
構成している。この紙管６は洗濯機本体２の前面側に取
り付けるだけでもよい。第１の舌片７は、当て板１の平
面部に設け、切断部８と罫線部９とで構成し、罫線部９
を中心として折り曲げ可能に構成している。
【００１９】上ケース１０は、段ボールシートで略皿状
の外形を有するように形成し、この上ケース１０の側面
に、当て板１の第１の舌片７に相対した位置に第２の舌
片１１を設けている。ここで、第１の舌片７と第２の舌
片１１とを略同一の形状としている。
の外形を有するように形成し、この上ケース１０の側面
に、当て板１の第１の舌片７に相対した位置に第２の舌
片１１を設けている。ここで、第１の舌片７と第２の舌
片１１とを略同一の形状としている。
【００２０】下ケース１２は、段ボールシートで略皿状
の外形を有するように形成し、内部に台座１３を配置し
ており、この台座１３は紙管１４と段ボール等よりなる
箱体１５とで構成し、洗濯機本体２を保持するととも
に、緩衝するようにしている。
の外形を有するように形成し、内部に台座１３を配置し
ており、この台座１３は紙管１４と段ボール等よりなる
箱体１５とで構成し、洗濯機本体２を保持するととも
に、緩衝するようにしている。
【００２１】上記構成において洗濯機本体２を梱包する
ときの順序を説明する。まず、図３に示すように、当て
板１を上ケース１０の内面に沿って配置し、当て板１に
設けた第１の舌片７と上ケース１０に設けた第２の舌片
１１とを重ね合わせて折り曲げ、当て板１と上ケース１
０とを一体に構成する。
ときの順序を説明する。まず、図３に示すように、当て
板１を上ケース１０の内面に沿って配置し、当て板１に
設けた第１の舌片７と上ケース１０に設けた第２の舌片
１１とを重ね合わせて折り曲げ、当て板１と上ケース１
０とを一体に構成する。
【００２２】つぎに、下ケース１２の台座１３上に洗濯
機本体２を載置し、洗濯機本体２上に、あらかじめ当て
板１と一体となった上ケース１０を被せて、洗濯機本体
２の上面および側面を保護する。ここで、当て板１は、
洗濯機本体２の前面と後面にそれぞれ配置し、当て板１
の両側部１ａの上端に固定した緩衝部３で洗濯機本体２
の上面を挟持する。緩衝部３の端面５の形状は、洗濯機
本体２の上枠４の上面に沿う形状になっているため、洗
濯機本体２の前面の当て板１に固定した緩衝部３と後面
の当て板１に固定した緩衝部３とは同一形状でない場合
もある。
機本体２を載置し、洗濯機本体２上に、あらかじめ当て
板１と一体となった上ケース１０を被せて、洗濯機本体
２の上面および側面を保護する。ここで、当て板１は、
洗濯機本体２の前面と後面にそれぞれ配置し、当て板１
の両側部１ａの上端に固定した緩衝部３で洗濯機本体２
の上面を挟持する。緩衝部３の端面５の形状は、洗濯機
本体２の上枠４の上面に沿う形状になっているため、洗
濯機本体２の前面の当て板１に固定した緩衝部３と後面
の当て板１に固定した緩衝部３とは同一形状でない場合
もある。
【００２３】一方、洗濯機本体２の下方側に対応した位
置の当て板１の折り曲げ部に、緩衝部材である略Ｌ字状
の紙管６を接着固定し、洗濯機本体２の側面を保護す
る。この場合、紙管６は洗濯機本体２の前面側に取り付
ける場合が多い。さらに、図４に示すように、バンド１
６で周囲を巻装して固定する。
置の当て板１の折り曲げ部に、緩衝部材である略Ｌ字状
の紙管６を接着固定し、洗濯機本体２の側面を保護す
る。この場合、紙管６は洗濯機本体２の前面側に取り付
ける場合が多い。さらに、図４に示すように、バンド１
６で周囲を巻装して固定する。
【００２４】このように本実施例によれば、緩衝部３を
固定した当て板１と上ケース１０とを一体化し、１つの
部品として洗濯機本体２上に被せるため、組立作業性を
著しく改善できるとともに、洗濯機本体２の側面を保護
する当て板１に、洗濯機本体２の上面を保護、保持する
緩衝部３を固定しているため、当て板１の固定が確実に
なり、別途当て板を組み込む作業の煩雑さを大幅に改善
でき、包装品質を大幅に向上することができ、作業性を
改善することができる。
固定した当て板１と上ケース１０とを一体化し、１つの
部品として洗濯機本体２上に被せるため、組立作業性を
著しく改善できるとともに、洗濯機本体２の側面を保護
する当て板１に、洗濯機本体２の上面を保護、保持する
緩衝部３を固定しているため、当て板１の固定が確実に
なり、別途当て板を組み込む作業の煩雑さを大幅に改善
でき、包装品質を大幅に向上することができ、作業性を
改善することができる。
【００２５】なお、上記実施例では、緩衝部３は、段ボ
ールを積層して当て板１の両側部１ａの上端に固定して
いるが、図５に示すように、ダンボールを折り曲げ加工
して当て板１のコーナー部に三角形状の緩衝部１７を設
けてもよく、端面１８を洗濯機本体の上枠の上面に沿う
形状に成形することにより、同様の作用効果を得ること
ができる。
ールを積層して当て板１の両側部１ａの上端に固定して
いるが、図５に示すように、ダンボールを折り曲げ加工
して当て板１のコーナー部に三角形状の緩衝部１７を設
けてもよく、端面１８を洗濯機本体の上枠の上面に沿う
形状に成形することにより、同様の作用効果を得ること
ができる。
【００２６】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項１に記載の
発明によれば、段ボールで形成し被包装機器の側面を保
護する当て板と、前記当て板の上部を被着し被包装機器
の上部を覆う上ケースとを備え、前記当て板には、端部
に段ボールにより端面が被包装機器の外形に沿う形状に
成形した緩衝部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字
状の緩衝部材を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで
構成した第１の舌片を設け、前記上ケースの側面に前記
第１の舌片と略同形状の第２の舌片を設け、前記上ケー
スにより前記当て板の上部を被着した状態で、前記第１
の舌片と第２の舌片とを重ねて折り曲げ、上ケースと当
て板を一体に構成したから、緩衝部を固定した当て板と
上ケースとを一体化し、１つの部品として被包装機器上
に被せるため、組立作業性を向上することができ、ま
た、被包装機器の側面を保護する当て板と、被包装機器
の上面を保護、保持する緩衝部とを一体に構成している
ため、当て板の固定がより確実になるとともに、別途当
て板を組み込む作業の煩雑さを大幅に改善でき、包装品
質、信頼性を大幅に向上でき、かつ作業性を向上するこ
とができる。
発明によれば、段ボールで形成し被包装機器の側面を保
護する当て板と、前記当て板の上部を被着し被包装機器
の上部を覆う上ケースとを備え、前記当て板には、端部
に段ボールにより端面が被包装機器の外形に沿う形状に
成形した緩衝部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字
状の緩衝部材を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで
構成した第１の舌片を設け、前記上ケースの側面に前記
第１の舌片と略同形状の第２の舌片を設け、前記上ケー
スにより前記当て板の上部を被着した状態で、前記第１
の舌片と第２の舌片とを重ねて折り曲げ、上ケースと当
て板を一体に構成したから、緩衝部を固定した当て板と
上ケースとを一体化し、１つの部品として被包装機器上
に被せるため、組立作業性を向上することができ、ま
た、被包装機器の側面を保護する当て板と、被包装機器
の上面を保護、保持する緩衝部とを一体に構成している
ため、当て板の固定がより確実になるとともに、別途当
て板を組み込む作業の煩雑さを大幅に改善でき、包装品
質、信頼性を大幅に向上でき、かつ作業性を向上するこ
とができる。
【００２７】また、請求項２に記載の発明によれば、上
ケースは、複数の当て板の上部を被着したから、複数の
当て板と一体となった上ケースを被包装機器に被せるこ
とにより、被包装機器の上面と前面および後面を保護す
ることができ、組立作業性を向上することができる。
ケースは、複数の当て板の上部を被着したから、複数の
当て板と一体となった上ケースを被包装機器に被せるこ
とにより、被包装機器の上面と前面および後面を保護す
ることができ、組立作業性を向上することができる。
【００２８】また、請求項３に記載の発明によれば、緩
衝部材は、成形品で形成したから、当て板に容易に接着
固定することができ、被包装機器の側面を保護すること
ができるため、被包装機器の品質を確保することができ
る。
衝部材は、成形品で形成したから、当て板に容易に接着
固定することができ、被包装機器の側面を保護すること
ができるため、被包装機器の品質を確保することができ
る。
【図１】本発明の一実施例の包装装置の要部分解斜視図
【図２】同包装装置の分解斜視図
【図３】同包装装置の上ケースと当て板を一体化した状
態の要部斜視図
態の要部斜視図
【図４】同包装装置の包装状態の斜視図
【図５】同包装装置の緩衝部の他の例を示す要部斜視図
【図６】従来の包装装置の分解斜視図
１ 当て板 ２ 洗濯機本体（被包装機器） ３ 緩衝部 ５ 端面 ６ 略Ｌ字状の紙管（緩衝部材） ７ 第１の舌部 ８ 切断部 ９ 罫線部 １０ 上ケース １１ 第２の舌部
フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E037 AA13 AA20 BA02 BB03 CA05 3E066 AA03 BA03 CB02 HA01 JA07 KA08 MA09 NA01 3E067 AA11 AB51 AB57 AB99 BA06A BB02A BC06A EA27 EC29 EC32 ED03 GD03
Claims (3)
- 【請求項１】 段ボールで形成し被包装機器の側面を保
護する当て板と、前記当て板の上部を被着し被包装機器
の上部を覆う上ケースとを備え、前記当て板には、端部
に段ボールにより端面が被包装機器の外形に沿う形状に
成形した緩衝部を設けるとともに、他端に一対の略Ｌ字
状の緩衝部材を設け、かつ平面部に切断部と罫線部とで
構成した第１の舌片を設け、前記上ケースの側面に前記
第１の舌片と略同形状の第２の舌片を設け、前記上ケー
スにより前記当て板の上部を被着した状態で、前記第１
の舌片と第２の舌片とを重ねて折り曲げ、上ケースと当
て板を一体に構成した包装装置。 - 【請求項２】 上ケースは、複数の当て板の上部を被着
した請求項１記載の包装装置。 - 【請求項３】 緩衝部材は、成形品で形成した請求項１
記載の包装装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000159848A JP2001341783A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000159848A JP2001341783A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 包装装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001341783A true JP2001341783A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18664123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000159848A Pending JP2001341783A (ja) | 2000-05-30 | 2000-05-30 | 包装装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001341783A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007246118A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Daikin Ind Ltd | 梱包材及び梱包方法 |
| JP2008273565A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Oji Chiyoda Container Kk | セパレート型外装箱 |
| JP2017178345A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 緩衝部材 |
| CN111017368A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-04-17 | 广东东方一哥新材料股份有限公司 | 一种耐腐蚀抗震型喷胶原料存储装置 |
-
2000
- 2000-05-30 JP JP2000159848A patent/JP2001341783A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007246118A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Daikin Ind Ltd | 梱包材及び梱包方法 |
| JP2008273565A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Oji Chiyoda Container Kk | セパレート型外装箱 |
| JP2017178345A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 緩衝部材 |
| CN111017368A (zh) * | 2019-11-07 | 2020-04-17 | 广东东方一哥新材料股份有限公司 | 一种耐腐蚀抗震型喷胶原料存储装置 |
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