JP2001341741A - パレットコンテナ - Google Patents

パレットコンテナ

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JP2001341741A
JP2001341741A JP2001030131A JP2001030131A JP2001341741A JP 2001341741 A JP2001341741 A JP 2001341741A JP 2001030131 A JP2001030131 A JP 2001030131A JP 2001030131 A JP2001030131 A JP 2001030131A JP 2001341741 A JP2001341741 A JP 2001341741A
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grid
pallet container
tube
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intersection
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JP2001030131A
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English (en)
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Dietmar Przytulla
プルツィトゥラ ディートマール
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Mauser Werke GmbH
Original Assignee
Mauser Werke GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D77/00Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
    • B65D77/04Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another
    • B65D77/0446Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section not formed by folding or erecting one or more blanks
    • B65D77/0453Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section not formed by folding or erecting one or more blanks the inner container having a polygonal cross-section
    • B65D77/0466Articles or materials enclosed in two or more containers disposed one within another the inner and outer containers being rigid or semi-rigid and the outer container being of polygonal cross-section not formed by folding or erecting one or more blanks the inner container having a polygonal cross-section the containers being mounted on a pallet

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pallets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造的な手段によって、大きな輸送応
力若しくは長時間の振動負荷に対する格子外とうの良好
な抵抗能力が保証されているようにする。 【解決手段】 液状又は流動性の充てん物を貯蔵しかつ
輸送するためのパレットコンテナである。格子棒は台形
横断面の閉じた台形プロフィール(18)を有してい
る。この台形プロフィールは互いに平行に延びる長い壁
(22)及び短い壁(20)並びに互いに傾斜して延び
る直線状の2つの壁(24)から成っている。傾斜して
延びる2つの壁は長い平行壁(22)から互いに傾斜し
て接近する方向に延びて短い平行壁(20)に達してい
る。台形プロフィール(18)の互いに傾斜して接近す
る方向に延びる2つの壁(24)によって形成される頂
角(26)は20°と45°の間である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液状又は流動性の
充てん物を貯蔵しかつ輸送するための熱可塑性のプラス
チックから成る薄壁で剛性の内側容器と、このプラスチ
ックの内側容器を支持外とうとして緊密に取り囲む格子
管枠と、底板とを有するパレットコンテナであって、底
板上にプラスチックの内側容器が載っており、かつ底板
に支持外とうとしての格子管枠が固く結合されている形
式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】溶接された格子管支持外とうを有するこ
のようなパレットコンテナは一般に、例えば EP 0 734
967 A (Sch) によって、公知である。公知のパレットコ
ンテナの格子管支持外とうは、溶接される交差箇所にお
いて強く圧縮されている円形プロフィールの管から成っ
ている。DE 297 19 830 U1 (vL) から公知の別のパレッ
トコンテナは、その格子棒が円形とは異なった管プロフ
ィールを有しているが、この場合この管プロフィールの
横断面はくぼみ若しくは横断面を減少させる押し込み成
形部なしに格子棒の全長にわたって一定不変であること
が明確に要求されている。開いたプロフィールの格子棒
から成る格子枠を有する更に別のパレットコンテナは D
E 196 42 242 A から公知である。この場合横外方に向
かって折り曲げられているフランジの平らな面が格子棒
の交差箇所において互いに溶接されている。開いたプロ
フィールの格子棒はわずかなねじり強度を有しており、
かつ格子棒の薄く比較的に縁の鋭い外側フランジによっ
てパレットコンテナを手で扱うのに都合が悪い。更に正
方形プロフィールの横断面の格子棒を有する種々のパレ
ットコンテナが公知である。
【0003】プラスチック、木材あるいは鋼管枠から成
る偏平パレットとして構成することができる底板上に格
子外とうを固定することは、普通は下方の水平に回る枠
管に係合する例えばねじ、留め金、クリップあるいはつ
めのような固定手段によって行われる。これらの固定手
段はパレットの上板あるいは上方の外縁に釘止め、ピン
止め、ねじ止めあるいは溶接されている。
【0004】パレットコンテナを化学工業において使用
するためには、公的な許可を受け、種々の品質基準を満
たさなければならない。例えば内圧テスト並びにパレッ
トコンテナに充てん物を入れた状態で特定の高さから落
下させる検査が行われる。ここで述べている形式のパレ
ットコンテナ若しくは組み合わせIBC(IBC=Inte
rmediate Bulk Container )−普通は1000リットル
の充てん容積を有しているコンテナ−は有利には液体の
輸送のために使用される。特に充てんされた組み合わせ
IBCのトラック輸送の場合には、輸送衝撃及び輸送車
両の運動によって−特に劣悪な路面上での−液状充てん
物の著しい波動運動が生じ、これによって連続的に交番
する圧力が内側容器の壁に及ぼされ、この交番圧力自体
は直方体形のパレットコンテナの場合に管格子外とうの
半径方向の振動運動をもたらす(動力学的な持続振動負
荷)。格子外とうの構成に応じて、劣悪な路面上での長
距離の輸送の場合に、負荷は大きくなり、管格子が疲労
して裂断する。したがってこのようなパレットコンテナ
は例えばUSAへの輸出のためあるいは何回もの使用に
は適していない。
【0005】前述の EP 0 734 967 A から公知の構成に
おいては、鉛直及び水平の格子棒の円形プロフィールの
横断面がまさに交差箇所の範囲において溶接箇所の側で
著しく変形せしめられており、抵抗モーメントが残りの
範囲よりも著しくわずかであるという欠点がある。更に
付加的に、格子管の円形プロフィールは溶接箇所のため
の押し込み成形部に直ぐ並んで再び深く押し込み変形さ
れて、更に弱化されており、その際押し込まれた管プロ
フィールの範囲内で溶接によって材料脆化が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の欠点を取り除いて、簡単な構造的な手段によって、大
きな輸送応力若しくは長時間の振動負荷に対する格子外
とうの良好な強度が保証されている、大きな輸送強度を
有するパレットコンテナを提示することである。これに
よって一面においてクラス6までの危険な液状若しくは
流動性の充てん物のためにパレットコンテナを使用する
こと(最高の許可品質)が可能になるようにする。通常
の輸送応力に対しては、他面において、機械的な負荷強
度を減少させることなしに、格子外とうをわずかな鉛直
及び又は水平の格子棒で構成することが可能であるよう
にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、鉛直及び水平の鋼管格子棒を有する本発明によるパ
レットコンテナにおいては、管としての格子棒が台形横
断面の閉じた台形プロフィールを有していて、この台形
プロフィールは互いに平行に延びる長い壁及び短い壁並
びに互いに傾斜して延びる直線状の2つの壁から成って
おり、傾斜して延びる2つの壁は長い平行壁から互いに
傾斜して接近する方向に延びて短い平行壁に達してお
り、その際台形プロフィールの互いに傾斜して接近する
方向に延びる2つの壁によって形成される頂角が20°
と45°との間、有利には約35°であるようにした。
管としての格子棒の閉じられている台形プロフィールは
一面において大きな曲げ抵抗モーメントを有しており、
かつ他面において互いに傾斜して接近する方向に延びて
いる2つの壁(プロフィール側壁)によって大きなねじ
り抵抗モーメントも有している。このことは特別な形式
で、台形プロフィールの幅(B)に対する高さ(H)の
比(H/B)が0.8と1.0との間、有利には約0.
86、である場合に達成される。本発明によるパレット
コンテナの構成によって、見極め得る通常の輸送時応力
に対して、機械的な負荷強度を著しく減少させることな
しに、格子外とうを全体として6本ではなしに5本の水
平格子棒で構成することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の1実施形態では、台形プ
ロフィールの長い平行壁が、管としての2つの格子棒の
交差箇所の範囲内において部分的に、ほぼ2つのプロフ
ィール幅の長さにわたって、内方に向かって押し込み変
形されていて、両方の外側の縦縁にそれぞれ1つの外方
に向かって突出している丸み部(外向きアーチ部)が構
成されており、したがって水平格子棒と鉛直格子棒との
各交差箇所において4対の接触点が形成されており、こ
れらの接触点対が溶接によって互いに固く結合されてお
り、その際各交差箇所において互いに向き合っている長
い平行壁は溶接後においても互いに隔てられていて、互
いに接触していない。
【0009】好ましい1実施形態では、台形プロフィー
ルの長い平行壁が管としての格子棒の全長にわたって内
方に向かって押し込み変形されていて(=一貫した縦方
向押し込み成形部)、両方の外側の縦縁にそれぞれ1つ
の外方に向かって突出している丸み部(外向きアーチ
部)が構成されており、したがって水平格子棒と鉛直格
子棒との各交差箇所において4対の接触点が形成されて
おり、これらの接触点対が溶接によって互いに固く結合
されており、その際各交差箇所において互いに向き合っ
ている長い平行壁は溶接後においても互いに隔てられて
いて、互いに接触していない。特に一貫して押し込み変
形せしめられた台形プロフィールは、構成された試作モ
デルにおいて優れているものとして実証されている。
【0010】しかしながら変化せしめられた実施形態で
は、管としての水平格子棒及び鉛直格子棒の一方におい
て台形プロフィールの長い平行壁が交差箇所の範囲内で
内方に向かって押し込み変形されており、かつ管として
の水平格子棒及び鉛直格子棒の他方において台形プロフ
ィールの長い平行壁が管としての格子棒の全長にわたっ
て内方に向かって押し込み変形されているようにするこ
とができる。この構成は、中程度の負荷の場合には充分
である。
【0011】長い平行壁の押し込み変形部の深さはほぼ
プロフィール管の壁厚の2倍であり、あるパレットコン
テナにおいてはプロフィール管の壁厚は1mmでありか
つ押し込み成形部の深さはやはり1mmであり、したが
って溶接後−溶接の際に交差する格子棒の接触点は約1
mmほど互いに溶融する−には、各交差箇所において互
いに向き合っている長い平行壁はやはりまだ約1mmだ
け互いに隔てられており、互いに接触していない。この
ことが特に重要であるのは、パレットコンテナはしばし
ば屋外で貯蔵され、天候の影響にさらされるからであ
る。溶接箇所において格子棒が互いに隔てられているこ
とによって、付着する雨水は迅速に再び乾燥せしめら
れ、錆の形成が充分に回避される。溶接面が互いに密着
していると、不可避的に雨水のたまる箇所が形成され、
短時間で格子棒に著しい錆が発生する。
【0012】本発明の別の特別な実施形態では、台形プ
ロフィールが長い平行壁の側において少なくとも1つ
の、溶接箇所の側方に並んで間隔をおいて配置された押
し込み成形部を有している。この押し込み成形部は台形
プロフィールの高さを減少せしめ、動力学的な振動応力
が発生したときに、交番する曲げ応力の危険なピーク値
に対して敏感な溶接箇所の負荷を軽減させる。更に本発
明によれば、台形プロフィールは溶接箇所の両側に並ん
でそれぞれ1つの押し込み成形部を有しており、これら
の押し込み成形部は溶接箇所からそれぞれ少なくとも、
管プロフィール幅のほぼ1/10の間隔を有している。
これによって、動力学的な振動負荷の際に危険な張力ピ
ークは溶接箇所から離れてそれから間隔をおいた範囲に
ずらされる。溶接箇所の側方に並んで張力ピークを減少
させる押し込み成形部を設けて、管としての格子棒のプ
ロフィールを特別に構成することによって、静力学的又
は及び動力学的な負荷の際の溶接結合部の著しい負荷軽
減が達成され、その際溶接箇所は変形範囲内には配置さ
れておらず、その大きな曲げ強度を維持する。要するに
本発明にとって特別な点は、管としての格子棒のプロフ
ィールが−公知のものと異なって−溶接箇所において部
分的に押し込み変形せしめられておらず、溶接箇所に並
んで間隔をおいて、プロフィールの同じ側又は及び逆の
側に、相応する押し込み成形部を備えており、これによ
り静力学的及び又は動力学的な負荷の際に格子棒の溶接
箇所の負荷軽減のために交差箇所よりも減少せしめられ
た曲げ抵抗モーメントを生ぜしめることである。台形プ
ロフィールは、簡単にかつ大きな材料移動なしに押し込
み変形させ得るように構成されている。要するに管とし
ての格子棒の押し込み成形(=「振動エレメント」の意
図的な形成としてのくぼみ若しくはへこみ)は単に格子
棒の全く特定な箇所だけにおいて行われ、溶接された交
差箇所若しくは4対の溶接点における交番曲げ張力ピー
クに対する振動軽減を生ぜしめる。第2の管との溶接に
よって、この箇所における材料脆化を有する管の強化が
行われる。従来においては溶接箇所は振動負荷に対して
最も敏感な箇所である。例えば充てんされたパレットコ
ンテナをトラックで劣悪な路面上を輸送する場合のよう
に、著しい振動負荷が生ずる場合には、従来は短時間で
溶接箇所あるいは溶接箇所の管の破断が生ぜしめられ
た。本発明による格子管支持外とうの構成では「目標振
動箇所」は交差箇所の溶接点若しくはその近くに直接に
位置せしめられず、それから少なくともわずかな間隔を
おいて形成される。この押し込み成形部によって生ぜし
められる目標振動箇所は管横断面の50%よりもわずか
に形成される。目標振動箇所は管横断面の高さの10%
〜45%、有利にはほぼ1/3(33%)である。これ
により押し込み変形された管横断面の曲げ強度は単に節
度をもって減少せしめられるだけであり、疲労亀裂の発
生率は極めて著しく減少せしめられる。
【0013】
【実施例】以下においては図面に示した実施例により本
発明を詳細に説明する。
【0014】図1においては本発明によるパレットコン
テナ10が示されており、これは、熱可塑性プラスチッ
ク(高密度ポリエチレン)から成りかつ上方に装入開口
を有している薄壁のブロー成形された剛性の内側容器1
2と、この内側容器12を緊密に取り囲んでいる格子管
枠14とを有しており、この格子管枠は固く−しかし取
り外し可能若しくは交換可能に−底板16と結合されて
いる。図1の正面図は、内側容器12の底に近い出口弁
17を有するパレットコンテナ10の狭幅面を示す。こ
こでは木材板として構成されている底板16の前縁は出
口弁17とともに、パレットコンテナの最も敏感な箇所
を構成しており、認可検査の際に最も大きな負荷例えば
対角線方向落下を受ける。図1に記されている鎖線の円
内には押し込み成形部を備えた格子プラスチックの特別
な構成が概略的に示されている(図7参照)。
【0015】本発明によるパレットコンテナが開発され
る前に、市販されている5種類の異なった公知のパレッ
トコンテナが正確に比較し得る負荷検査(内圧テスト、
落下テスト、振動テスト、積み重ね圧力検査)を受け
た。一連の検査の結果、劣悪な路面上での長距離トラッ
ク輸送の模擬振動テストで、種々の格子枠範囲内の特に
しばしば生ずる弱い箇所が明らかにされた。
【0016】図2に示したテスト用のパレットコンテナ
(この場合弾性を大きくする押し込み成形部を有してい
ない)−これは試験の目的で意図的に持続過負荷にさら
された−においては、鎖線で示した円で、比較テストの
結果動力学的な振動負荷で最初に破損した鉛直格子棒及
び水平格子棒の箇所がマークされている。
【0017】図3は交差箇所において、本発明による閉
じられた台形プロフィール18が示されており、この台
形プロフィールは互いに平行に延びる長い壁22及び短
い壁20と、2つの直線状の互いに接近する方向で斜め
に延びる壁24とを有しており、2つの壁24は長い平
行壁22から互いに接近する方向で斜めに短い平行壁2
0に達しており、その際これらの壁24が形成する頂角
26は20°と45°との間、有利には約36°であ
る。台形プロフィールの幅に対する高さの比は0.8と
1.0との間、有利には約0.86である。台形プロフ
ィール(斜めの側壁に折れ曲がり部がない)の比較的に
大きな高さによって相応して大きな曲げ強度が達成さ
れ、かつ台形プロフィールの閉じたコンパクトな構成に
よって、格子棒の、円形プロフィールの格子棒あるいは
開いたプロフィールの格子棒よりも大きなねじり強度が
達成される。互いに接近する方向で斜めに延びる壁24
の延長線の頂角26を形成する交点の短い平行壁20か
らの間隔は、約プロフィール高さHであり、長い平行壁
22からの間隔は約2Hである。この間隔は0.75H
と2.5Hとの間であることができる。
【0018】好ましく使用される台形プロフィール18
は図4に示されている。この場合長い平行壁22は単に
部分的に、2つの格子棒の間の交差箇所においてだけ、
内方に押し込み変形されていて、両方の外側の縦縁にそ
れぞれ1つの外方に突出している丸み部28(外向きア
ーチ部)が形成されており、したがって水平格子棒と鉛
直格子棒との各交差箇所において4対の接触点が形成さ
れており、これら4つの接触点は溶接されて互いに固く
結合されており、その際各交差箇所において互いに向き
合っている長い平行壁は溶接後においても互いに隔てら
れていて、互いに接触していない。
【0019】これに対し特に好ましい実施形において
は、長い平行壁は格子棒の全長にわたって内方に押し込
み変形されており、その際両方の外側の縦縁に外方に向
かって突出する丸み部28(外向きアーチ部)が形成さ
れている。一貫して押し込み変形されている台形プロフ
ィール18は構成された試作品において優れていると実
証されており、直径18mm(円周長56.55mm)
の円形管から製作される。この押し込み変形部の深さは
プロフィール管の壁厚のほぼ2倍であり、あるパレット
コンテナにおいてはプロフィール管の壁厚は1mmであ
り、押し込み変形部の深さは1mmである。格子棒の溶
接は各交差箇所において4つの接触点を介して電気抵抗
加圧溶接によって行われる。4点の点溶接の際に、交差
する格子棒はほぼ1mmだけ押し合わされ、したがっ
て、各交差箇所において互いに向き合う平行壁22は溶
接後においてもなおほぼ0.5mmないし2mm、有利
には約1mmだけ互いに隔てられており、互いに接触し
ていない(間隔A=1mm)。このことが特に重要であ
ると見なされるのは、パレットコンテナがしばしば屋外
で貯蔵され、天候の影響にさらされるからである。溶接
箇所において格子棒が互いに隔てられていることによっ
て、付着する雨水が空気の流通によって迅速に再び乾燥
せしめられ、錆の形成が充分に回避される。溶接面が互
いに接触している場合には不可避的に雨水の溜まる箇所
が形成され、短時間で全格子管枠の著しい錆形成が生ぜ
しめられる。更に図4から分かるように、外方に向かっ
て突出している丸み部28の間に残されている長い平行
壁22はそれと向き合っている短い平行壁20とほぼ同
じ幅B1を有している。
【0020】図5においては、動力学的な振動負荷によ
る格子外とうの交番する変形変位が概略的に示されてい
る。液状の充てん物の図5の右半部に示されている流体
動力学的な内圧によって、最大の格子変位Da、Diは
ほぼ充てん物重心点Sの高さのところ、換言すれば格子
枠高さのほぼ33%のところで行われ、この高さにおけ
る振動振幅は外方に向かっては内方に向かってのほぼ2
倍である。このことは、下方の格子枠半部の範囲内で、
格子棒に振動負荷が作用した場合の亀裂形成の最大の危
険が生じることの原因である。
【0021】図6の概略的な部分図は、最大の変形変位
Da及びDiの箇所における水平断面を示す。振動変位
は外方に向かっては阻止されないのに対し、内方に向か
っては液体柱及び他方の側壁が変位を阻止する。この場
合下方の環状に回る水平格子棒30は特に角円弧38の
近くで大きな曲げ応力を受ける。
【0022】図7は水平格子棒30と鉛直格子棒32の
交差箇所36における格子管枠の内面図である。交差箇
所36において4対の溶接点が小さなxで示されてい
る。この場合水平格子棒30並びに鉛直格子棒32の台
形プロフィールは交差箇所36の両側で交差箇所に直ぐ
並んで押し込み成形部34を備えており、その際押し込
み形成部34は少なくとも管プロフィール幅Bの1/1
0だけ交差箇所36から隔てられている。図7のDの方
向で見た変形せしめられていない台形プロフィール19
の断面図は図8に示されており、図7のC−C線に沿っ
た押し込み成形部34の断面図は図9に示されている。
押し込み成形部34は長い平行壁22又は及び短い平行
壁20に形成することができる。これによって多数の変
化形が生じ、いずれの場合でも2つの格子棒交差箇所の
間において台形プロフィールの外側に少なくとも2つの
押し込み成形部が、又はかつ台形プロフィールの内側に
やはり少なくとも2つの押し込み成形部が生ぜしめられ
る。しかしながらすべての可能な変化実施形において重
要なことは、管プロフィールが交差箇所若しくは溶接箇
所自体において押し込み変形されるのではなしに、その
側方にわずかな間隔をおいたところにおいて押し込み変
形されることである。
【0023】この場合プロフィール高さHを減少させる
押し込み成形部34の深さTは可及的にわずかに、換言
すればプロフィール高さHのほぼ15%と50%との間
にされ、好ましい実施形ではプロフィール高さHの約3
3%にされる。押し込み成形部34の長さは格子棒の縦
方向でほぼ管プロフィール幅Bの1.5倍と3倍との間
であり、好ましい実施形では押し込み成形部34の長さ
は管プロフィール幅Bの約2倍である。
【0024】図10においては負荷されていない管プロ
フィール−この場合全長にわたって一貫して正方形の公
知のプロフィール−が示されている。比較的に短時間の
動力学的な振動負荷を受けただけで、図11に示すよう
に、水平格子棒30′との溶接箇所に接する箇所で鉛直
格子棒32に亀裂が形成される。
【0025】格子棒の亀裂の形成若しくは裂断は常に格
子外とうの最大の引っ張り応力の箇所若しくは最大の曲
げ箇所において行われる。鉛直格子棒は内側に、かつ水
平格子棒は外側に配置されている。亀裂及び裂断箇所は
常に溶接点に直接に並んだ交差範囲において生ずる(図
2に示した鎖線の円を参照)。亀裂の形成は鉛直格子棒
においては−格子外とうに関して−常に外側から始まっ
て、内側に向かって移動し、水平格子棒においては常に
内側から始まって外側に向かって移動する。比較実験で
判明したところでは、外方に向かって折り曲げられた平
らなフランジを備えた開いた格子棒から成る格子管枠は
交差箇所の内部において溶接点が互いに比較的に離れて
いることによって良好な積み重ね強度を有してはいる
が、しかし極めて不利な振動負荷強度を有している。
【0026】正方形の管プロフィールと異なって、図1
2には鉛直格子棒32に2つの押し込み成形部34を有
する本発明による閉じられた台形プロフィール18が示
されている。図13において誇張して示すように、長時
間持続する振動負荷の後にも亀裂の形成は生じない。そ
れは一面では、交差範囲が溶接点において弱い押し込み
成形部を有しておらず、かつ他面では曲げ抵抗モーメン
トを減少させる押し込み成形部34がいわば「曲げヒン
ジ」として機能し、かつこの場合交差範囲から少なくと
もわずかな間隔をおいて配置されていて、ピーク張力が
敏感な溶接点から隔てられて、間隔をおいた弾性的な範
囲にずらされるからである。
【0027】要するに、格子外とうを構成する場合の特
別な問題は、一面では鉛直格子棒又は及び水平格子棒が
例えば内圧負荷の際のパレットコンテナの過度の膨らみ
を阻止するために可及的に安定してかつ剛性に、大きな
曲げ抵抗モーメントを備えているようにすること、及び
他面では動力学的な持続振動負荷に対する大きな振動弾
性が与えられているようにすることであり、これらの条
件を満たすことは相互に矛盾している。このために製作
費が安価になるように、最適の妥協策を見出すのが有利
である。したがって例えば DE 297 19 830 U1 による一
貫して不変の管プロフィールを有する公知のパレットコ
ンテナは、本発明を知った後には、おそらく貯蔵容器と
しては適しているが、しかしながら危険な液状の充てん
物のための動力学的な振動負荷にさらされる輸送容器と
しては使用不能である。ここに述べたドイツ連邦共和国
実用新案明細書に記載されている技術においては、公知
のパレットコンテナの円形管格子枠が少なくとも溶接さ
れる管交差箇所において既にくぼみを備えている。この
実用新案明細書の第2ページ下方には、「この発明によ
る成形された管(要するに局所的な押し込み成形部を有
していない管)を使用することによって、もはや局所的
な応力集中は与えられていない」と記載されているが、
この記載は本発明を認識した後には正しくなく、明らか
に、輸送負荷を受けるパレットコンテナの格子管枠にお
ける曲げ強度と振動弾性との相反する関係が認識されて
いないことを示している。本発明による台形プロフィー
ルにおいては、押し込み成形部34の深さTはプロフィ
ール高さHの約25%と50%との間、有利には約33
%である。高さ15mmの管における5mm(=33
%)の押し込み変形部は一般に充分である。これによっ
て振動負荷が溶接箇所においてわずかにされ、若しくは
溶接箇所から外され、全体として充分に大きな管強度が
得られる。このことは、振動する格子の側方変位の振動
振幅を可及的にわずかに保つために、重要なことであ
る。
【0028】図14においては溶接点とは逆の台形プロ
フィール側の短い平行壁20に2つの押し込み成形部3
4を有している変化実施形が示されており、図15に示
した変化実施形においては台形プロフィール18は短い
平行壁20及び長い平行壁22にそれぞれ、交差箇所3
6の側方に並んでそれぞれ1つの押し込み成形部34を
備えていて、これらの押し込み成形部は互いに正確に向
き合っている。この場合においても、押し込み成形部3
4は交差箇所36からそれぞれ少なくとも管プロフィー
ル幅Bの1/10の間隔を有している。押し込み成形部
34が両方の平行壁20,22においてプロフィール管
に形成されている場合には、この箇所におけるプロフィ
ール管の「曲げヒンジ作用」若しくは弾性は特に増大せ
しめられる。
【0029】本発明の技術思想によれば、格子棒30,
32における押し込み成形部34は予期される動力学的
な振動負荷の強さに関連して、格子管枠14の種々の範
囲において又は及び水平格子棒30及び鉛直格子棒32
に種々の深さに又は及び種々の箇所に構成しておくこと
ができる。この手段によって必要に応じて、充分に残さ
れている曲げ強度で、水平格子棒又は鉛直格子棒のため
の並びに種々の格子枠範囲例えばパレットコンテナの長
い縦側面又は短い正面及び背面のための最適の振動弾性
を生ぜしめることができる。
【0030】水平格子棒に対する動力学的な振動負荷の
有害な作用を減少させるための別の重要な実施形は図1
6に示されている。この場合格子管枠14の水平格子棒
30は90°湾曲せしめられた角円弧38の範囲におい
て鉛直方向に対して平行な偏平部40を有しており、こ
の偏平部40はやはり丁番状の「曲げヒンジ」として作
用する。水平格子棒は角範囲においては大きな曲げ抵抗
モーメントを有している必要はなく、この範囲では大き
な弾性が重要である。特に良好なテスト結果は、水平格
子棒30が支持外とうとしての格子管枠14の90°湾
曲せしめられた角円弧38の範囲において内側から又は
及び外側から、少なくとも台形プロフィール18の高さ
Hの1/4だけ偏平にされて構成されているパレットコ
ンテナで達成された。ある例では格子管枠の下方の水平
格子棒は角円弧の内側から30%だけ、かつ外側から4
5だけ偏平にされ、格子管枠の上方の範囲においては偏
平部は段階的にわずかに偏平にされている。
【0031】もちろん以上述べた変化実施形は種々の形
式で互いに組み合わせることができ、全ての可能な組み
合わせは本発明の範囲内に所属する。
【0032】この場合上述の可能性から、特に格子外と
うの下半部において、適合した最適の格子棒弾性におい
て充分な曲げ強度を生ぜしめるための種々の手段を講ず
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパレットコンテナを正面図で示
す。
【図2】テスト用のパレットコンテナを側面図で示す。
【図3】管交差箇所における本発明による台形プロフィ
ールの拡大した部分的断面図を示す。
【図4】管交差箇所における好ましい台形プロフィール
の別の拡大した部分的断面図を示す。
【図5】容器側壁に対する液状充てん物の流体動力学的
な圧力作用を示した概略的断面図を示す。
【図6】最大の格子変位の箇所における水平の部分的断
面図を示す。
【図7】押し込み成形部を有する管交差箇所の拡大図を
示す。
【図8】図7のDの方向で見た台形の形の管横断面を示
す。
【図9】図7のC−C線に沿った管横断面を示す。
【図10】負荷されていない状態の正方形の管プロフィ
ールを示す。
【図11】過負荷されている状態の図10に示した正方
形の管プロフィールを示す。
【図12】負荷されていない状態の本発明による管プロ
フィールを示す。
【図13】負荷されている状態の図12に示した本発明
による管プロフィールを示す。
【図14】別の本発明による管プロフィールを示す。
【図15】更に別の本発明による管プロフィールを示
す。
【図16】本発明による管プロフィールの角円弧の部分
的平面図を示す。
【符号の説明】
10 パレットコンテナ、 12 内側容器、 14
格子管枠、 16 底板、 17 出口弁、 18 台
形プロフィール、 20 平行壁、 22 平行壁、
24 壁、 26 頂角、 28 丸み部、 30 水
平格子棒、 30′ 水平格子棒、 32 鉛直格子
棒、 34 押し込み成形部、 36 交差箇所、 3
8 角円弧、 40 偏平部、 A 間隔、 B 管プ
ロフィール幅、 B1 幅、 Da 最大の格子変位、
Di 最大の格子変位、 H プロフィール高さ、
S 充てん物の重心点、 T 深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディートマール プルツィトゥラ ドイツ連邦共和国 ケルペン グスターフ −ハイネマン−シュトラーセ 64 Fターム(参考) 3E063 AA07 CB04 CC06 CD08 CD09 CD11 EE01 3E070 AA25 AB01 DA07 GB09 QA20 SA02 SA04 WH03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状又は流動性の充てん物を貯蔵しかつ
    輸送するための熱可塑性のプラスチックから成る薄壁で
    剛性の内側容器(12)と、このプラスチックの内側容
    器(12)を支持外とうとして緊密に取り囲む格子管枠
    (14)と、底板(16)とを有するパレットコンテナ
    (10)であって、底板上にプラスチックの内側容器
    (12)が載っており、かつ底板に支持外とうとしての
    格子管枠(14)が固く結合されており、その際格子管
    枠(14)は、交差箇所(36)において互いに溶接さ
    れている鉛直格子棒(32)と水平格子棒(30)とか
    ら成っている形式のものにおいて、管としての格子棒
    (30,32)が台形横断面の閉じた台形プロフィール
    (18)を有していて、この台形プロフィールは、互い
    に平行に延びる長い壁(22)及び短い壁(20)並び
    に互いに傾斜して延びる直線状の2つの壁(24)から
    成っており、傾斜して延びる2つの壁は長い平行壁(2
    2)から互いに傾斜して接近する方向に延びて短い平行
    壁(20)に達しており、その際台形プロフィール(1
    8)の互いに傾斜して接近する方向に延びる2つの壁
    (24)によって形成される頂角(26)が20°と4
    5°との間、有利には約35°であることを特徴とす
    る、パレットコンテナ。
  2. 【請求項2】 台形プロフィール(18)の幅(B)に
    対する高さ(H)の比(H/B)が0.8と1.0との
    間、有利には約0.86、であることを特徴とする、請
    求項1記載のパレットコンテナ。
  3. 【請求項3】 台形プロフィール(18)の長い平行壁
    (22)が、管としての2つの格子棒(30,32)の
    交差箇所(36)の範囲内において、内方に向かって押
    し込み変形されていて、両方の外側の縦縁にそれぞれ1
    つの外方に向かって突出している丸み部(28)が構成
    されており、したがって水平格子棒(30)と鉛直格子
    棒(32)との各交差箇所(36)において4対の接触
    点が形成されており、これらの接触点対が溶接によって
    互いに固く結合されており、その際各交差箇所(36)
    において互いに向き合っている長い平行壁(22)は溶
    接後においても互いに隔てられていて、互いに接触して
    いないことを特徴とする、請求項1又は2記載のパレッ
    トコンテナ。
  4. 【請求項4】 台形プロフィール(18)の長い平行壁
    (22)が管としての格子棒の全長にわたって内方に向
    かって押し込み変形されていて、両方の外側の縦縁にそ
    れぞれ1つの外方に向かって突出している丸み部(2
    8)(外向きアーチ部)が構成されており、したがって
    水平格子棒(30)と鉛直格子棒(32)との各交差箇
    所(36)において4対の接触点が形成されており、こ
    れらの接触点対が溶接によって互いに固く結合されてお
    り、その際各交差箇所(36)において互いに向き合っ
    ている長い平行壁(22)は溶接後においても互いに隔
    てられていて、互いに接触していないことを特徴とす
    る、請求項1又は2記載のパレットコンテナ。
  5. 【請求項5】 管としての水平格子棒(30)及び鉛直
    格子棒(32)の一方(30)において台形プロフィー
    ル(18)の長い平行壁(22)が交差箇所(36)の
    範囲内で内方に向かって押し込み変形されており、かつ
    管としての水平格子棒(30)及び鉛直格子棒(32)
    の他方(32)において台形プロフィール(18)の長
    い平行壁(22)が管としての格子棒の全長にわたって
    内方に向かって押し込み変形されていることを特徴とす
    る、請求項3又は4記載のパレットコンテナ。
  6. 【請求項6】 交差している管としての格子棒(30,
    32)の両方の長い平行壁(22)の間の溶接後の間隔
    (A)がほぼ0.5mm〜2mm、有利には約1mmで
    あることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか
    1項記載のパレットコンテナ。
  7. 【請求項7】 外方に向かって突出している丸み部(2
    8)(外向きアーチ部)の間に残されている長い平行壁
    (22)が−台形プロフィール(18)の横断面で見て
    −向き合っている短い平行壁(20)とほぼ同じ幅(B
    1)を有していることを特徴とする、請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載のパレットコンテナ。
  8. 【請求項8】 台形プロフィール(18)が長い平行壁
    (22)の側において少なくとも1つの、溶接箇所の側
    方に並んで配置された押し込み成形部(34)を有して
    いることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか
    1項記載のパレットコンテナ。
  9. 【請求項9】 台形プロフィール(18)が溶接箇所の
    両側に並んでそれぞれ1つの押し込み成形部(34)を
    有しており、これらの押し込み変形部は溶接箇所からそ
    れぞれ少なくとも、管プロフィール幅(B)のほぼ1/
    10の間隔を有していることを特徴とする、請求項1か
    ら8までのいずれか1項記載のパレットコンテナ。
  10. 【請求項10】 2つの交差箇所(36)の間で、短い
    平行壁(20)の側において、換言すれば溶接箇所とは
    逆の側において、少なくとも2つの押し込み成形部(3
    4)が設けられており、又はかつ長い平行壁(22)の
    側において、換言すれば溶接箇所と同じ側において、少
    なくとも2つの押し込み成形部(34)が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1
    項記載のパレットコンテナ。
  11. 【請求項11】 プロフィール高さ(H)を減少させる
    押し込み成形部(34)の深さ(T)が可及的にわずか
    にされており、換言すればプロフィール高さ(H)のほ
    ぼ15%と50%との間、有利には約33%であること
    を特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記
    載のパレットコンテナ。
  12. 【請求項12】 押し込み成形部(34)の長さが−格
    子棒の長手方向で−管プロフィール幅(B)の1.5倍
    と3倍との間、有利には約2倍であることを特徴とす
    る、請求項1から11までのいずれか1項記載のパレッ
    トコンテナ。
  13. 【請求項13】 台形プロフィール(18)が短い平行
    壁(20)の側及び長い平行壁(22)の側において、
    交差箇所(36)の両側に並んでそれぞれ1つの押し込
    み成形部(34)を有していて、これらの押し込み成形
    部(34)が互いに正確に向き合い、その際押し込み成
    形部(34)はそれぞれ少なくとも、交差箇所(36)
    から管プロフィール幅(B)のほぼ1/10の間隔を有
    していることを特徴とする、請求項1から12までのい
    ずれか1項記載のパレットコンテナ。
  14. 【請求項14】 管としての格子棒(30,32)内へ
    の押し込み成形部(34)が、発生する動力学的な振動
    負荷に関連して、格子管枠(14)の種々の範囲におい
    て又はかつ水平格子棒(30)と鉛直格子棒(32)と
    で、異なった深さに形成されていることを特徴とする、
    請求項1から13までのいずれか1項記載のパレットコ
    ンテナ。
  15. 【請求項15】 液状又は流動性の充てん物を貯蔵しか
    つ輸送するための熱可塑性のプラスチックから成る薄壁
    で剛性の内側容器(12)と、このプラスチックの内側
    容器(12)を支持外とうとして緊密に取り囲む格子管
    枠(14)と、底板(16)とを有するパレットコンテ
    ナ(10)であって、底板上にプラスチックの内側容器
    (12)が載っており、かつ底板に支持外とうが固く結
    合されている形式のものにおいて、格子管枠(14)の
    水平格子棒(30)が90°湾曲せしめられた角円弧
    (38)の範囲において鉛直方向に対して平行な偏平部
    (40)を有していることを特徴とする、パレットコン
    テナ。
  16. 【請求項16】 管としての水平格子棒(30)が、支
    持外とうとしての格子管枠(14)の90°湾曲せしめ
    られた角円弧(38)の範囲において、内側から又はか
    つ外側から、少なくとも台形プロフィール(18)の高
    さ(H)の1/4だけ偏平にされて構成されていること
    を特徴とする、請求項15記載のパレットコンテナ。
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