JP2001341464A - 帳票冊子 - Google Patents

帳票冊子

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JP2001341464A
JP2001341464A JP2000167910A JP2000167910A JP2001341464A JP 2001341464 A JP2001341464 A JP 2001341464A JP 2000167910 A JP2000167910 A JP 2000167910A JP 2000167910 A JP2000167910 A JP 2000167910A JP 2001341464 A JP2001341464 A JP 2001341464A
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JP
Japan
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sheet
ocr
fax
printed
paper
Prior art date
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JP2000167910A
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English (en)
Inventor
Masato Hayashi
眞人 林
Kazunari Ikezawa
一成 池沢
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Orient Corp
Original Assignee
Orient Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械処理のしやすさと、印刷内容や見やすさ
などの使い勝手を両立する帳票冊子を提供する。 【解決手段】 2枚目のFAX/OCR用紙S2をFA
X/OCRなどの機械処理に用いる。手書き文字を直接
記入する1枚目の顧客控えS1については、記入欄や説
明表現等も濃く明瞭に印刷しておけるので見やすく、裏
面についても十分な濃さで会員規約抜粋等を印刷してお
くことができる。このため1枚目の顧客控えS1につい
て、記入、保存などにおける優れた使い勝手が実現され
る。2枚目のFAX/OCR用紙S2では、表面の印刷
は副次的であるため、FAX/OCR用紙S2に転写さ
れる文字の濃さと比較して十分薄い色にすることで、光
学自動文字認識の精度を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種申込書等に用
いられる帳票冊子の改善に関するもので、特に、機械処
理のしやすさと、印刷内容や見やすさなどの使い勝手を
両立するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種申込書等の帳票として、
複数枚の用紙を綴じ合せ、1枚目にボールペンなどで手
書きした内容をカーボン複写やノーカーボン複写により
2枚目以降にも複写する帳票冊子が知られている。
【0003】また、各種帳票に印刷又は手書きされた文
字を、コンピュータ処理可能なデータに変換する技術と
して、OCR(光学自動文字認識)やFAX−OCRが
知られている。ここで、OCRは、用紙上の文字をパタ
ーン照合により認識することで、テキストデータなどの
デジタルデータに変換するものである。また、FAX/
OCRは、情報を記入した用紙をファクシミリ装置で読
み取って送信し、受信側において受信したイメージデー
タに基づいてOCRの処理を行なうものである。
【0004】さらに、情報を記入した帳票冊子から用紙
を取り外し、OCR又はFAX/OCRを適用する例も
知られている。この場合、OCRでは、パターン照合を
用いるため、文字が鮮明なほど優れた認識精度が得ら
れ、一方、認識対象文字以外の部分に模様などの画像要
素が多いほど認識精度が低下する。このため、従来で
は、記入者が文字を直接書き込む1枚目の用紙をFAX
/OCR用紙とし、その印刷は予めマークシート用紙に
見られるような薄色印刷とし、通常の濃さの明瞭な印刷
は2枚目以降に適用していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の帳票冊子では、ファックス送信やOCRと
いった機械処理のしやすさと、印刷内容や見やすさなど
の使い勝手の両立が困難という問題があった。
【0006】すなわち、まず、従来の帳票冊子では、手
書き文字が最も明瞭な1枚目の用紙は薄色印刷であるた
め、記入欄や説明表現などの印刷内容が見にくく記入し
ずらいだけでなく、後日のコピーも困難であり、相手に
渡す顧客控えといった汎用的用途にも適さないなど、使
い勝手に限界があった。
【0007】また、2枚目以降の用紙については、複写
であるため1枚目より文字が不鮮明であり、また、いわ
ゆるノーカーボン複写紙の場合は顧客の爪などで擦った
部分が発色し汚れて読みにくくなる問題もあり、やはり
顧客控えなどの汎用的用途には不適当であった。
【0008】また、1枚目の用紙については、2枚目以
降への文字複写のため薄手にせざるを得ず、これをファ
クシミリ装置等で機械処理しようとすると、紙送り機構
で折れや詰まりが生じやすいという問題もあった。ま
た、1枚目の用紙の印刷色は、濃くすれば認識精度が劣
化し、薄くすれば印刷内容が読み難くなるため、OCR
の認識精度と見やすさの両立は困難であった。特に、顧
客控えとなる1枚目の用紙の裏面に申し込み内容や会員
規約の抜粋等を印刷しておくような場合、印刷が濃けれ
ば表面に透けてOCRの障害となる一方、印刷が薄けれ
ば文字の小ささとあいまって読みにくくなるという問題
もあった。
【0009】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、機械
処理のしやすさと、印刷内容や見やすさなどの使い勝手
を両立する帳票冊子を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の帳票冊子は、文字を記入するための第1
のシートと、前記第1のシートに記入される文字を筆圧
で転写されるための第2のシートと、を備えた帳票冊子
において、前記第1のシートには記入欄を含む情報が印
刷され、前記第2のシートには前記第1のシートに準じ
た情報が第1のシートよりも薄い色で印刷されたことを
特徴とする。請求項1の発明では、第2のシートをFA
X/OCRなどの機械処理に用いる。すなわち、手書き
文字を直接記入する第1のシートの表面については、記
入欄や説明表現等も濃く明瞭に印刷しておけるので見や
すく、裏面についても十分な濃さで申込内容や会員規約
抜粋等を印刷しておくことができる。このため第1のシ
ートについて、記入、顧客控えとしての保存などにおけ
る優れた使い勝手が実現される。一方、第2のシートで
は、表面の印刷は副次的であるため、第2のシートに転
写される文字の濃さと比較して十分薄い色にすること
で、光学自動文字認識の精度を確保することができる。
また、第1のシート裏面に申込内容や会員規約抜粋等を
印刷し顧客控えとすることにより、第2のシート裏面に
はそのような印刷は不要となり認識精度も改善される。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の帳票冊
子において、前記第2のシートは、ノーカーボン複写紙
であることを特徴とする。請求項2の発明では、第2の
シートがノーカーボン複写紙であるため、第1のシート
については、裏面のカーボン等の特殊加工が不要で指な
どを汚すことも無く、また擦れによる発色もないため顧
客控え等の汎用的用途に適し使い勝手が改善される。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
帳票冊子において、前記第2のシートは、前記第1のシ
ートよりも厚手であることを特徴とする。請求項3の発
明では、第1のシートは薄手とし第2のシートをそれよ
り厚手とすることにより、第2のシートについては、手
書き文字が鮮明に転写されるだけでなく、ファクシミリ
装置の紙送り機構で折れや詰まりも生じないので、FA
X/OCRなどの機械処理を円滑に行うことが可能とな
る。
【0013】請求項4の発明は、請求項1から3のいず
れか1つに記載の帳票冊子において、クレジット契約申
込書を含むことを特徴とする。請求項4の発明では、個
品割賦やクレジットカードなどの契約申込書に本発明を
適用することで、FAX/OCRによる遠隔のコンピュ
ータシステムへの情報入力が容易になり、与信審査等の
業務効率化が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態(本実
施形態と呼ぶ)である帳票冊子(本冊子と呼ぶ)につい
て、図1を参照して具体的に説明する。
【0015】〔1.構成〕すなわち、図1に示す本冊子
は、クレジット契約申込用の帳票冊子であり、クレジッ
ト契約申込書やその関連帳票類を含む複数のシートS
(S1,S2…)を、左端のとじしろ10で綴じ合わ
せ、切離し用のミシン目20を形成したものである。
【0016】シートSのうち冒頭は表紙S0(図1左寄
りに破線で示す)であり、契約の概略、注意事項、記入
例等が印刷されている。また、この表紙S0を除く1枚
目は、文字を記入するための顧客控えS1(前記第1の
シートに相当する)であり、住所・氏名・生年月日・勤
務先・引落し口座等の記入欄を含む情報11が見やすい
濃い色で印刷されている。また、顧客控えS1の裏面に
は、申込内容や会員規約抜粋など必要な情報が印刷され
ている。
【0017】続く2枚目は、前記第2のシートに相当す
るFAX/OCR用紙S2であり、顧客控えS1に記入
される文字を筆圧で転写されるためのノーカーボン複写
紙を用いている。また、このFAX/OCR用紙S2に
は、1枚目の顧客控えS1に準じた情報12が、顧客控
えS1よりも薄い色すなわちマークシート用紙で用いら
れるような薄色で印刷されている。また、このFAX/
OCR用紙S2は、顧客控えS1よりも厚手の紙で構成
されている。
【0018】また、3枚目以降の用紙S3もノーカーボ
ン複写紙であり、信販会社用契約書、入会申込書、支店
や販売店用控え、預金口座振替依頼書・兼・自動払込利
用申込書などとなっている。
【0019】〔2.作用及び効果〕上記のように構成さ
れた本冊子に文字を手書きするときは、図1に示すよう
に表紙S0を折返し、顧客控えS1にボールペンで筆記
する。このように筆記された文字は、2枚目のFAX/
OCR用紙S2並びに3枚目以降の用紙S3にも転写さ
れる。このうち顧客控えS1はミシン目20から切り離
して顧客に渡し、FAX/OCR用紙S2はミシン目か
ら切り離してファクシミリ装置へ挿入し、必要な送信先
へ送信してFAX/OCRの処理を行なう。また、3枚
目以降の用紙S3以降についても、必要に応じてミシン
目20から切り離され、販売店などの加盟店、信販会社
やその支店、金融機関等の関係機関における送付、利
用、保存等に適宜供される。
【0020】以上のように、本実施形態では、2枚目の
FAX/OCR用紙S2をFAX/OCRなどの機械処
理に用いる。すなわち、手書き文字を直接記入する1枚
目の顧客控えS1については、表面に記入欄や説明表現
等も濃く明瞭に印刷しておけるので見やすく、裏面につ
いても十分な濃さで会員規約抜粋等を印刷しておくこと
ができる。このため1枚目の顧客控えS1について、記
入、保存などにおける優れた使い勝手が実現される。
【0021】一方、2枚目のFAX/OCR用紙S2で
は、表面の印刷は副次的であるため、FAX/OCR用
紙S2に転写される文字の濃さと比較して十分薄い色に
することで、光学自動文字認識の精度を確保することが
できる。また、本実施形態では、1枚目の裏面に申込内
容や会員規約抜粋等を印刷し顧客控えS1としているの
で、2枚目のFAX/OCR用紙S2裏面にはそのよう
な印刷は不要となり認識精度も改善される。
【0022】また、本実施形態では、2枚目のFAX/
OCR用紙S2以降の各用紙S2,S3がノーカーボン
複写紙であるため、1枚目の顧客控えS1については、
裏面のカーボン等の特殊加工が不要で指などを汚すこと
も無く、また擦れによる発色もないため使い勝手が改善
される。
【0023】特に、本実施形態では、1枚目の顧客控え
S1は薄手とし2枚目のFAX/OCR用紙S2をそれ
より厚手とすることにより、FAX/OCR用紙S2に
ついては、手書き文字が鮮明に転写されるだけでなく、
ファクシミリ装置の紙送り機構で折れや詰まりも生じな
いので、FAX/OCRなどの機械処理を円滑に行うこ
とが可能となる。
【0024】〔3.他の実施形態〕なお、本発明は上記
実施形態に限定されるものではなく、次に例示するよう
な他の実施形態も含むものである。例えば、各シートに
予め印刷しておく情報は記入欄には限定されず、説明な
どの文字やその他の図形・記号を含むことは当然差し支
えない。また、各シートには、文字だけでなく図形を記
入することも当然可能である。
【0025】また、本発明の帳票冊子について、用紙の
具体的枚数、左綴じ右綴じ等の具体的要素は自由であ
り、また、適用対象はクレジット契約申込書には限定さ
れず、さらに、複写の手段としてノーカーボン複写紙は
必須ではなく、カーボン複写を用いることもできる。同
様に、第2のシートが第1のシートよりも厚手であるこ
とも必須ではない。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、機械処
理のしやすさと、印刷内容や見やすさなどの使い勝手を
両立する帳票冊子を提供することができるので、FAX
/OCRによるクレジット契約の処理といった各種事務
処理効率が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における帳票冊子の構成を示
す図。
【符号の説明】
S0…表紙 S1…顧客控え S2…FAX/OCR用紙 S3…3枚目以降の用紙 10…とじしろ 11,12…印刷された情報 20…ミシン目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を記入するための第1のシートと、 前記第1のシートに記入される文字を筆圧で転写される
    ための第2のシートと、 を備えた帳票冊子において、 前記第1のシートには記入欄を含む情報が印刷され、 前記第2のシートには前記第1のシートに準じた情報が
    第1のシートよりも薄い色で印刷されたことを特徴とす
    る帳票冊子。
  2. 【請求項2】 前記第2のシートは、ノーカーボン複写
    紙であることを特徴とする請求項1記載の帳票冊子。
  3. 【請求項3】 前記第2のシートは、前記第1のシート
    よりも厚手であることを特徴とする請求項1又は2記載
    の帳票冊子。
  4. 【請求項4】 クレジット契約申込書を含むことを特徴
    とする請求項1から3のいずれか1つに記載の帳票冊
    子。
JP2000167910A 2000-06-05 2000-06-05 帳票冊子 Pending JP2001341464A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009056747A (ja) * 2007-09-03 2009-03-19 Gulliver Corp 冊子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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