JP2001341457A - 印刷機用洗浄剤 - Google Patents
印刷機用洗浄剤Info
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Abstract
来より用いられていた炭化水素系溶剤の問題点であった
引火爆発の危険性がなく、ブランケットに付着したイン
キや紙粉を、一回の工程で効果的に洗浄除去できるとと
もに、PS版の画線部を破壊したり、印刷機のゴム、樹
脂、金属を侵す虞れのない印刷機用洗浄剤を提供する。 【解決手段】 本発明の印刷機用洗浄剤は、炭化水素類
45〜65重量%、HLB6〜14のノニオン系界面活
性剤10〜25重量%、HLB16〜18のノニオン系
界面活性剤2〜10重量%、多価アルコール脂肪酸エス
テル0.5〜5重量%、及び水5〜20重量%(但し、
合計で100重量%)とからなることを特徴とする。
Description
する。
ット印刷機等の印刷機のブランケットには、インキや紙
粉が付着し易く、特に高粘度インキを用いると、インキ
と絡まった紙粉の堆積が多くなる。ブランケット等に堆
積したインキや紙粉は、インキの転写不良の原因となっ
たり、オフセット印刷版の画線部分を削り取ったりして
印刷品質の低下をきたす原因となる。このため、印刷の
途中や印刷終了時や版の交換時等に、ブランケット等に
付着堆積したインキや紙粉のカスを洗浄除去している。
ンキや紙粉を洗浄除去するための洗浄剤としては、従来
より炭化水素系溶媒やフッ素系溶媒が用いられていた。
しかしながら、炭化水素系溶媒は低沸点で、容易に揮発
して引火爆発を引き起こす虞れがあるため、消防法上の
危険物に指定されており、また溶剤中毒を引き起こす虞
れもあった。一方、フッ素系溶媒はオゾン層を破壊する
ため、今後の使用が困難である。またこれら従来の印刷
機用洗浄剤は、インキの除去性には優れるものの、紙粉
の除去性は不十分であるため、従来、まず水によって紙
粉を除去した後、これらの洗浄剤によってインキの除去
を行う必要があった。しかしながら紙粉とインキの除去
を別工程で行う2段洗浄方式に比べ、紙粉とインキの除
去を同時に行うことができれば、洗浄時間の短縮、作業
性の改善、洗浄コストの低減化を図ることができるため
好ましい。このような観点から、上記炭化水素系溶剤や
フッ素系溶剤を主体とする洗浄剤よりも、安全性が高く
環境汚染の虞れがなく、しかも紙粉とインキの除去を同
時に行うことのできる洗浄剤の開発が望まれている。
て、エチレングリコール等のグリコール類やその誘導体
と、1,3−ジメチル−2−イミダゾリンと、水とを含
む洗浄剤(特許第2614982号)、プロピレングリ
コールエーテルと、プロピレングリコールエーテルアセ
テートと、水とを含む洗浄剤(特開平9−59682
号)等が知られている。しかしながら、これらの洗浄剤
中に含まれるエチレングリコール等のグリコール類、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリン、或いはプロピレ
ングリコールエーテルアセテート等が、オフセット印刷
に用いる平版印刷プレート(PS版)の画線部を破壊し
て印字品質の低下をきたしたり、印刷機のゴムローラー
やゴムブランケット等を侵したりするという問題や、異
臭を発する等の問題があった。一方、カルボン酸のアル
キレンオキサイド付加物を主体とする洗浄剤(特開平8
−283790号)は、PS版の画線部を破壊したり、
印刷機のゴム部分を侵したりする虞れは少ないが、高沸
点のためにブランケット表面に残留して印刷品質の低下
をきたし易く、紙粉の洗浄性も充分ではないという問題
があった。更にカルボン酸のアルキレンオキサイド付加
体を主体とする洗浄剤は粘性が高いため、自動洗浄装置
に安定した供給ができ難いという問題があった。
もので、安全性が高く環境への影響が少なく、しかも紙
粉やインキに対する洗浄性が高いとともに印刷機のゴ
ム、樹脂、金属等を変質させたり腐食させる虞れが少な
く、またブランケットに付着した紙粉とインキとを一工
程で洗浄可能であり、洗浄後に洗浄液がブランケット表
面に残留して印字品質の低下をきたしたり、オフセット
印刷用PS版の画線部を破壊する虞れのない印刷機用洗
浄剤を提供することを目的とする。
浄剤は、炭化水素類45〜65重量%、HLB6〜14
のノニオン系界面活性剤10〜25重量%、HLB16
〜18のノニオン系界面活性剤2〜10重量%、多価ア
ルコール脂肪酸エステル0.5〜5重量%、及び水5〜
20重量%(但し、合計で100重量%)とからなるこ
とを特徴とする。本発明において炭化水素類としては、
引火点60℃以上のものを用いることが好ましい。
は、パラフィン、オレフィン、アルキン、シクロパラフ
ィン、シクロオレフィン、芳香族炭化水素のいずれも使
用することができるが、引火点が60℃以上のものが好
ましい。また沸点が300℃(1.013×105P
a)以下のものが好ましい。引火点が60℃以上で、沸
点が300℃(1.013×105Pa)以下の炭化水
素としては、例えばC11〜C18のパラフィン、オレフィ
ン、シクロデカン、シクロドデカン等のシクロパラフィ
ン、シクロノネン、シクロデセン、シクロドデセン等の
シクロオレフィン等が挙げられる。これらの炭化水素の
うち、C11〜C14のパラフィン、C14〜C16のオレフィ
ンが特に好ましい。本発明において上記炭化水素類は2
種以上を混合して用いることができる。
ともに、HLB6〜14のノニオン系界面活性剤、HL
B16〜18のノニオン系界面活性剤、及び多価アルコ
ール脂肪酸エステルの3種類のノニオン系界面活性剤を
含有する。ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレン(ブロック又はランダム共重合体)アル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(ブ
ロック又はランダム共重合体)アルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
共重合体あるいはランダム共重合体、ポリオキシエチレ
ンアルキルエステル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレン(ブロック又はランダム共重合体)アルキルエ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレン(ブロック又はランダ
ム共重合体)アルキルアミン、ポリオキシエチレンひま
し油エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン(ブロック又はランダム共重合体)ひまし油エーテ
ル、ポリオキシエチレン硬化ひまし油エーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレン(ブロック又はラン
ダム共重合体)硬化ひまし油エーテル等が挙げられる
が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルエステル、ポリオキシエチレンひまし
油エーテルが好ましい。本発明において、HLB6〜1
4のノニオン系界面活性剤、HLB16〜18のノニオ
ン系界面活性剤は、それぞれ2種以上を混合して用いる
ことができる。
なかから、HLB6〜14のノニオン系界面活性剤と、
HLB16〜18のノニオン系界面活性剤とを選択して
用いるが、ノニオン系界面活性剤のHLBは、アルキル
基等の疎水基の大きさ(アルキル基の炭素数)と、ポリ
オキシエチレン基等の親水基の大きさ(エチレンオキシ
ド等の重合度)とによって異なってくる。例えば、ノニ
オン系界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシ
エチレンひまし油エーテルの場合、HLBが6〜14の
ものを具体的に例示すると、ポリオキシエチレン(5モ
ル)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン(10モ
ル)オレイルエステル、ポリオキシエチレン(20モ
ル)ひまし油エーテル等が挙げられる。またHLBが1
6〜18のものを具体的に例示すると、ポリオキシエチ
レン(30モル)オレイルエーテル、ポリオキシエチレ
ン(20モル)ラウリルエステル、ポリオキシエチレン
(100モル)ひまし油エーテル等が挙げられる。
HLBは、下記(1)式より求められる値をいう。
ては、多価アルコールと脂肪酸との部分エステル、完全
エステルのいずれも使用可能である。多価アルコールと
しては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、トリメチロールプロパン、グリセリン、ジグリセリ
ン、トリグリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビト
ール等が挙げられる。多価アルコール脂肪酸エステルを
より具体的に例示すると、エチレングリコールモノオレ
イン酸エステル、プロピレングリコールモノラウリン酸
エステル、トリメチロールプロパンモノパルミチン酸エ
ステル、ペンタエリスリトールモノミリスチン酸エステ
ル、ソルビトールモノオレイン酸エステル、グリセリン
モノオレイン酸エステル、グリセリンジオレイン酸エス
テル、グリセリントリオレイン酸エステル等が挙げられ
る。多価アルコール脂肪酸エステルは2種以上を混合し
て用いることができる。上記多価アルコール脂肪酸エス
テルのなかでも、グリセリンやソルビトールと、C12〜
C18の飽和又は不飽和脂肪酸とのモノエステル、ジエス
テルが好ましい。
〜65重量%、HLB6〜14のノニオン系界面活性剤
を10〜25重量%、HLB16〜18のノニオン系界
面活性剤を2〜10重量%、多価アルコール脂肪酸エス
テルを0.5〜5重量%、及び水を5〜20重量%(但
し、これらの合計は100重量%)含んでいることが必
要である。炭化水素類の割合が65重量%を超えたり、
水の割合が5重量%未満となると引火等の事故発生の可
能性が高くなるとともに、紙粉に対する洗浄性が低下す
る。また炭化水素類の割合が45重量%未満の場合に
は、インキに対する洗浄性が低下し、水の割合が20重
量%を超える場合には、インキに対する洗浄性の低下と
ともに、版間洗浄時に紙切れが生じる。
性剤が10重量%未満の場合は、洗浄性が低下するとと
もに洗浄剤中の成分の分散が不均一となって分離を生じ
易く、25重量%を超える場合にはブランケット表面に
洗浄剤が残留して印刷品質の低下をきたす。一方、HL
Bが16〜18のノニオン系界面活性剤が2重量%未満
の場合や、10重量%を超える場合には、HLBのバラ
ンスがくずれて洗浄剤中の成分の分散が不均一となって
分離しやすくなる。また多価アルコール脂肪酸エステル
が0.5重量%未満の場合、5重量%を超えた場合とも
に洗浄剤中の成分の分散が不均一となって分離を生じ易
くなり、更に5重量%を超える場合にはPS版の画線部
が破壊されて印刷品質の低下をきたすという問題も生じ
る。
の形態を有していても、炭化水素類と水とが可溶化して
いる形態を有していても良いが、種々の使用方法への適
応や経時安定性の面で、炭化水素類と水とが可溶化した
形態を有しているものが好ましい。
の向上を図るために、本発明の所期の目的を阻害しない
範囲で防錆剤や溶剤をを添加することができる。防錆剤
としては、安息香酸ナトリウム、BHT、トコフェロー
ル等が挙げられる。防錆剤は2種以上を混合して用いる
ことができる。また溶剤としては、イソプロピルアルコ
ール、ブチルアルコール等のアルコール系溶剤、エチレ
ングリコール、プロピレグリコール、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチ
ルエーテル等のグリコール系溶媒等が挙げられる。溶剤
は2種以上を混合して用いることができる。
刷機、スクリーン印刷機等の各種印刷機やそれらの版
銅、ブランケット銅、印刷版、インキローラー等の洗浄
用として使用できるが、紙粉やインキの洗浄性に優れ、
ブランケット等に残留して印字品質の低下をきたす等の
虞れがないとともに、オフセット印刷のPS版の画線部
を破壊することがないという画期的な効果を有するた
め、特にオフセット印刷機用の洗浄剤として好適であ
る。
明する。尚、実施例においては下記組成の洗浄剤A〜F
を、比較例においては下記洗浄剤G〜Nを用いた。
量%、HLB6のポリオキシエチレン(1.8モル)ラ
ウリルエーテル23重量%、HLB16のポリオキシエ
チレン(16.9モル)ラウリルエーテル10重量%、
グリセリンモノオレイン酸エステル4重量%、及び水1
8重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(6.1モル)
オレイルエーテル20重量%、HLB17のポリオキシ
エチレン(25.8モル)ラウリルエステル7重量%、
グリセリンモノラウリン酸エステル3重量%、及び水5
重量%とからなる洗浄剤。
0重量%、HLB14のポリオキシエチレン(11.7
モル)ノニルフェニルエーテル10重量%、HLB18
のポリオキシエチレン(54.4モル)オレイルアミン
8重量%、ソルビトールモノオレイン酸エステル4重量
%、及び水18重量%とからなる洗浄剤。
5重量%、HLB10のポリオキシエチレン(4.5モ
ル)ラウリン酸エステル21重量%、HLB17のポリ
オキシエチレン(120.4モル)ひまし油エーテル2
重量%、ソルビトールジオレイン酸エステル2重量%、
及び水20重量%とからなる洗浄剤。
0重量%、HLB10ポリオキシエチレン(6.4モ
ル)オレイン酸エステル25重量%、HLB17のポリ
オキシエチレン(34.5モル)オレイルエーテル5重
量%、グリセリンモノオレイン酸エステル0.5重量
%、及び水9.5重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(6.0モル)
オレイルアミン15重量%、HLB17のポリオキシエ
チレン(24.0モル)ラウリルエーテル10重量%、
グリセリンモノオレイン酸エステル5重量%、及び水1
5重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(7.2モル)
ラウリルエーテル25重量%、HLB17のポリオキシ
エチレン(24.0モル)ラウリルエーテル10重量
%、グリセリンモノオレイン酸エステル7重量%、及び
水18重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(7.2モル)
ラウリルエーテル20重量%、HLB17のポリオキシ
エチレン(24.0モル)ラウリルエーテル5重量%、
グリセリンモノラウリン酸エステル3重量%、及び水2
重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(7.2モル)
ラウリルエーテル5重量%、HLB17のポリオキシエ
チレン(24.0モル)ラウリルエーテル5重量%、ソ
ルビトールモノオレイン酸エステル5重量%、及び水2
5重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(7.2モル)
ラウリルエーテル30重量%、HLB17のポリオキシ
エチレン(24.0モル)ラウリルエーテル3重量%、
及び水12重量%とからなる洗浄剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(7.2モル)
ラウリルエーテル25重量%、グリセリンモノオレイン
酸エステル4重量%、及び水11量%とからなる洗浄
剤。
量%、HLB10のポリオキシエチレン(7.2モル)
ラウリルエーテル14重量%、HLB17のポリオキシ
エチレン(24.0モル)ラウリルエーテル12重量
%、グリセリンモノオレイン酸エステル5重量%、及び
水9重量%とからなる洗浄剤。
テル。
にして調べた。使用した洗浄剤の種類及び結果を表1に
示す。洗浄性は、印刷インキ(藍色)80重量部と紙粉
20重量部とを混合したもの0.1gを、オフセット印
刷機用のゴムブランケットから作製した試料片(8cm×
8cm)に塗布した後、洗浄剤を含ませた不織布(10cm
×10cmの不織布に洗浄剤3gを含浸させたもの)でブ
ランケットを拭き取り、拭き取り後のブランケットへの
インキ及び紙粉の残存状態を観察し、以下の基準で評価
した。
0.5ミリリットル滴下し、滴下20分後のPS版の画
線部の破壊の程度を以下の基準により判定した。 ○・・画線部の破壊なし。 △・・僅かに画線部の破壊が認められる。 ×・・画線部の破壊程度が大きい。
ランケット片(2cm×3cm)、NBR製及びフッ素ゴム
製のゴムパッキン(いずれも直径19mm)の各々2個を
試料とし、各試料を25℃で48時間洗浄剤中に浸漬
し、洗浄剤に浸漬する前の重量と洗浄剤に48時間浸漬
後の重量とを測定し、下記式で求められる膨潤度に基づ
きゴムの膨潤性を下記の基準で評価した。尚、膨潤度は
2個の試料の測定値の平均値を採用した。
料重量×100
うにして行った結果を、表1にあわせて示す。
後、2つ折りにした新聞紙を開いて折り目を中心に左右
各1cm幅に洗浄剤を均一に塗布し(塗布料0.5g)、
2分後に新聞紙の折り目と平衡な一辺を固定して新聞紙
を垂直につり下げ、新聞紙の下方に向かって均一な荷重
が加わるようにした錘りを、折り目よりも下側につり下
げ、新聞紙が破断した際の荷重により以下の基準で評価
した。 ○・・10kg以上の荷重で新聞紙が破断。 △・・8〜10kgの荷重で新聞紙が破断。 ×・・10kg未満の荷重で新聞紙が破断。
る。 △・・やや分離し易い状態にある。 ×・・分離や沈殿が存在する。 として外観の評価を行った。
浄剤は、引火による火災発生の虞れがなく、インキと紙
粉とを一工程で洗浄除去できるとともに、インキ及び紙
粉に対する洗浄性に優れている。またオフセット印刷用
のPS版の画線部を破壊したり、印刷機のゴム、樹脂、
金属を侵す虞れがなく、版間洗浄時に紙切れを生じる等
の虞れも少ない等、優れた効果を有するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 炭化水素類45〜65重量%、HLB6
〜14のノニオン系界面活性剤10〜25重量%、HL
B16〜18のノニオン系界面活性剤2〜10重量%、
多価アルコール脂肪酸エステル0.5〜5重量%、及び
水5〜20重量%(但し、合計で100重量%)とから
なることを特徴とする印刷機用洗浄剤。 - 【請求項2】 炭化水素類が引火点60℃以上のもので
ある請求項1記載の印刷機用洗浄剤。
Priority Applications (1)
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-
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US11940735B2 (en) | 2019-03-28 | 2024-03-26 | Toyobo Mc Corporation | Developer composition for flexographic printing plate, developer, and method of manufacturing printing original plate |
WO2023054210A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷方法、及び、機上現像型平版印刷版用版面洗浄剤 |
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