JP2001340943A - タンディッシュ内溶鋼の温度制御方法 - Google Patents

タンディッシュ内溶鋼の温度制御方法

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JP2001340943A
JP2001340943A JP2000164866A JP2000164866A JP2001340943A JP 2001340943 A JP2001340943 A JP 2001340943A JP 2000164866 A JP2000164866 A JP 2000164866A JP 2000164866 A JP2000164866 A JP 2000164866A JP 2001340943 A JP2001340943 A JP 2001340943A
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JP
Japan
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tundish
molten steel
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control
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Keinosuke Mori
啓之輔 森
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマトーチの加熱によりタンディッシュ
内溶鋼温度が不安定な鋳込初期に溶鋼温度を所定の目標
温度に制御する方法を提供する。 【解決手段】 鋳込初期の温度制御を、オープンループ
で行い、鋳込中期から末期のタンディッシュの耐火物レ
ンガが保有する熱量がほぼ一定になった後はタンディッ
シュ内温度実測値をフィードバック制御する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造設備にお
いて加熱手段を用いてタンディッシュ内溶鋼の温度を鋳
込初期から末期まで安定して精度よく制御できる温度制
御方法に関する。
【0002】本発明における溶鋼の加熱手段として高エ
ネルギービームを使う各種の加熱手段があるが、以下に
おいては代表例としてプラズマトーチによる加熱 (以
下、プラズマトーチ加熱という) を例にとって本発明を
説明する。
【0003】
【従来の技術】タンディッシュ内溶鋼の温度制御を行う
方法としてプラズマトーチを用いる方法は、プラズマト
ーチをタンディッシュそのものに設置する必要がなく、
非接触状態でプラズマトーチを設置するため、装置の構
成が簡単で重量も軽く実用上は有利である。しかも、タ
ンディッシュ湯面上方から溶鋼とは非接触状態でプラズ
マトーチを設置して溶鋼を加熱するため、加熱しない場
合は昇降装置等によりタンディッシュ上方の後方等にプ
ラズマトーチを待避させることができるなど、取り扱い
が簡単なため最近よく使用されている。
【0004】ところで、タンディッシュ内溶鋼の温度制
御を行う方法としては、電磁誘導を利用した誘導加熱装
置を用いる方法がある。誘導加熱装置を用いる方法は、
誘導加熱装置が電磁誘導作用にて溶鋼を直接加熱するた
め溶鋼への着熱効率がよい反面、コイルを有するため装
置が大きくなりまたタンディッシュ自身内に誘導装置を
設置する必要があり、タンディッシュの自重を増大させ
取り扱いが面倒である。
【0005】しかし、プラズマトーチによる加熱は、誘
導加熱装置に比較して溶鋼への着熱効率は悪い。つま
り、プラズマトーチを使った場合、高温のプラズマガス
をプラズマ電流として溶鋼に通電することで溶鋼を加熱
する。その際の溶鋼の加熱は、その高温ガスによる輻射
伝熱、タンディッシュ内の雰囲気ガスの対流伝熱、およ
びプラズマ電流が溶鋼内を通過する際の電流による発熱
によるものであるが、輻射伝熱および対流伝熱は効率が
悪い。そのため溶鋼への着熱効率は誘導加熱方式に比較
して悪いのが一般的である。
【0006】さらにタンディッシュの耐火物レンガがま
だ十分に加熱されていないときはレンガの加熱に熱を取
られ溶鋼への着熱効率はさらに悪化する。ところで、連
続鋳造設備における鋳込操業は、転炉から出鋼された溶
鋼が、次いで取鍋からタンディッシュに注湯され、タン
ディッシュ内に所定量入った時点で今度はタンディッシ
ュからモールドにノズルの開度制御または流量制御等に
より注湯されることにより行われる。
【0007】この際、タンディッシュが新しい場合、溶
鋼とタンディッシュ耐火物とのなじみが悪く、またタン
ディッシュ埋め込み熱電対温度計はタンディッシュ耐火
物と溶鋼が接する部分の溶鋼の温度を測定しているた
め、耐火物レンガが十分加熱されていない鋳込初期は実
際の温度を正確に測定できない。
【0008】また連続式の浸漬型温度計も主に溶鋼表面
の温度しか計れず鋳込初期の溶鋼温度の変動の激しい時
間帯では正確な温度測定ができない。特許第2978372 号
の開示する方法では、溶鋼温度を実測して目標温度との
差を演算する方法が述べられているが、このような状態
で目標温度設定値と埋め込み熱電対または浸漬型温度計
による実測溶鋼温度との差を演算していわゆるフィード
バック制御をすると加熱不足または加熱しすぎ状態とな
り効率よいプラズマトーチによる加熱制御ができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、溶鋼
温度が不安定な鋳込初期においてもタンディッシュ内溶
鋼温度を所定の目標温度に制御する方法を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】すでに述べたように、溶
鋼温度が不安定なのは鋳込初期であるが、鋳込初期にお
いてはタンディッシュ内温度の実測値をもとに目標温度
になるように制御するフィードバック制御は適用できな
い。
【0011】そこで、転炉出鋼温度、鋳込初期のタンデ
ィッシュ内溶鋼中心部のスポット測温実測値、およびタ
ンディッシュの使用回数別のプラズマトーチの溶鋼への
着熱効率を演算することにより、プラズマトーチ加熱の
加熱出力の設定値とする。これは、あらかじめ決定され
る鋳込温度を目標値としてそれを実現・維持するための
所要加熱出力値として設定される。
【0012】ここで、熱間でのタンディッシュの使用回
数別のトーチの溶鋼への着熱効率について述べる。連続
鋳造においては、従来、タンディッシュは鋳込む鋼種が
変わる場合タンディッシュを新しいものに替えて行う。
これは前の鋼種の滓がタンディッシュの底に残ったまま
別の鋼種を取鍋からタンディッシュに注湯すると鋼種が
混ざり合うため目的の鋼種の製品を鋳込むことができな
いためである。
【0013】また、タンディッシュの底にたまった滓を
鋳込設備の設置場所とは別の場所まで運搬して排滓す
る。その場合、運搬時間がかかりタンディッシュ内部の
滓は固まってしまい、滓を破砕して排滓するため、タン
ディッシュの耐火物レンガの補修等を必要とする。この
ような場合にも次の鋳込には別の新しいタンディッシュ
を使用する必要があり時間と費用がかかる。
【0014】そこで最近では鋳込設備の場所において滓
を熱間の状態で排滓し別の鋼種を同じタンディッシュを
再使用する方法が採用されている。つまり、使用回数に
よってタンディッシュの加熱の容易さが異なり、多数回
の使用を経たタンディッシュがより容易に加熱される、
つまり着熱効率が大きいことになる。
【0015】したがって、本発明によれば、新しいタン
ディッシュのときから数えて取鍋から溶鋼を受けた (チ
ャージ) 回数をトラッキングし、そのタンディッシュの
使用回数別の溶鋼への着熱効率を考慮して、プラズマト
ーチの出力値を設定するのである。
【0016】本発明は、このような熱間での排滓設備を
有するタンディッシュにおいて特に有効な加熱方式を提
案するものであり、その要旨とするところは次の通りで
ある。 (1) 連続鋳造設備におけるタンディッシュ内の溶鋼の温
度制御を行う方法であって、鋳込初期の温度制御をオー
プンループ方式で行い、タンディッシュの耐火物レンガ
が保有する熱量がほぼ一定になった後はタンディッシュ
内溶鋼の温度実測値をフィードバック制御して溶鋼温度
が所定の温度になるように制御することを特徴とするタ
ンディッシュ内溶鋼の温度制御方法。 (2) 鋳込初期の前記温度制御を行う場合、タンディッシ
ュ内溶鋼の設定温度とタンディッシュ内溶鋼の温度測定
値との差を求め、その差を出力する加熱手段の加熱出力
を求める際に、該加熱手段の溶鋼への着熱効率を考慮す
ることを特徴とする上記(1) 記載の温度制御方法。 (3) 前記着熱効率を、タンディッシュの鋳込操業の使用
回数に基づいて実験的に求める上記(2) 記載の温度制御
方法。 (4) オープンループ方式での制御からフィードバック制
御への切換えを溶鋼温度が所定範囲にきたときに行うこ
とを特徴とする上記(1) ないし (3) のいずれかに記載
の温度制御方法。 (5) 鋳込初期の1チャージ目において、オープンループ
方式での制御からフィードバック制御への切換えを行う
ことを特徴とする上記(4) 記載の温度制御方法。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による鋳込初期にお
ける加熱手段、つまりプラズマトーチによる加熱出力の
設定方法について述べる。プラズマトーチ電流設定値演算 本発明にあっては、鋳込み初期においてタンディッシュ
内溶鋼の温度制御をプラズマトーチの出力制御によって
オープンループ方式で行う。
【0018】つまり、目標とするタンディッシュ内溶鋼
の温度を設定値として、タンディッシュ内溶鋼の温度測
定値との差異をプラズマトーチ等の加熱手段からの加熱
によって補償するのであるが、そのときの加熱手段であ
るプラズマトーチの加熱出力を求める際に、プラズマト
ーチからの溶鋼への着熱効率を考慮するというのであ
る。
【0019】本発明におけるプラズマトーチの出力制御
は、具体的には、次のようにして、転炉出鋼温度実績
値、タンディッシュ内溶鋼の温度測定値に基づき、さら
にこれにタンディッシュの鋳込操業の使用回数から演算
して得られたプラズマトーチの溶鋼への着熱効率を考慮
することで、所要エネルギー、例えば所要電力をまず求
め、次いでこれに基づいて、例えば所要電流値としてプ
ラズマトーチの出力を求めるのである。
【0020】その際の着熱効率は、別途、タンディッシ
ュの鋳込操業の使用回数に基づいて実験的に求めること
ができる。このときのプラズマトーチ電流設定値の演算
例を直流プラズマの例をもって示す。
【0021】 電流設定値 (A)=必要電力(KW)÷電圧(V) ・・・式(1) 必要電力(KW)=スループット量(Ks/Hr) ×比熱(Kcal/Kg.℃) ×ΔT ÷860(Kcal/KW.Hr) ÷トーチ効率÷着熱効率・・・式(2) ここで、 電圧(V) :実績値 (トーチと湯面間距離およびタンディ
ッシュ内雰囲気ガス密度等により変化する) ΔT (℃) =タンディッシュ温度設定値−温度測定値 スループット量=モールドサイズ別単重(Ton/m) ×鋳込
速度(m/min) トーチ効率:トーチ出力÷トーチ入力、通常0.7 から0.
95 ここに、上記着熱効率は、従来の実績に基づいて実験的
に求めることができるが、特に、熱間での排滓を行うタ
ンディッシュの場合には、次のような関係式で表すこと
ができる。なお、TNはタンディッシュの鋳込操業の回
数、A、Bはそれぞれ定数である。
【0022】着熱効率=A+B×TN ・・・式(3) 式(3) は数々の鋳込操業で得られたものを関数化したも
のであり、そのときのグラフを図1に示す。
【0023】ただし、タンディッシュの形式やタンディ
ッシュの耐火物レンガ形状、材質が変われば、その鋳込
実績から得られたデータに基づき適正な演算式を構築し
制御演算部内の演算式として変更は可能であり、さらに
直近の操業実績による学習効果によるデータの更新も可
能である。
【0024】このようにして決定されたプラズマトーチ
の出力を維持しながら、オープンループ方式、つまり式
(1) および(2) により演算された電流による設定運転を
行うことにより溶鋼の温度制御を継続する。
【0025】このような制御方式は、タンディッシュの
温度が一定に飽和するまで継続するが、実際には、溶鋼
温度が所定範囲に来たときに後述するタンディッシュ内
溶鋼温度設定値を目標値としたフィードバック制御に変
更する。タンディッシュ内溶鋼温度設定値演算 本発明によれば、上述のようなオープンループ方式によ
る制御に続いて、フィードバック制御を行うが、その場
合のタンディッシュ内溶鋼の目標温度、つまり設定温度
は次のようにして求める。
【0026】まず、前述の目標ΔTの中間値と凝固温度
(TLL) との値を和算し、タンディッシュ温度設定値とす
る。 タンディッシュ温度設定値= (ΔTL+ΔTH) ÷2+凝固温度(TLL) ・・・式(4) ここに、ΔT: 凝固温度より高い目標温度の許容温度幅 TLL : 凝固温度 ΔTL: 目標ΔTの下限値 ΔTH: 目標ΔTの上限値 このようにして目標とするタンディッシュ温度設定値が
決まれば、それに応じて目標ΔT温度パターンを選択す
る。ここに、「目標ΔT温度パターン」とは、理想の溶
鋼温度に対し許容できる温度範囲であって、その選択
は、転炉出鋼温度実績値、鋳込サイズ、鋳込鋼種等の鋳
造条件によりコンピュータによって行う。
【0027】目標ΔT温度パターンパターンナンバー 目標ΔT (℃) ΔTL ΔTH 1 5 〜 10 2 10 〜 15 3 15 〜 20 4 20 〜 30 5 30 〜 40 6 40 〜 50 7 50 〜 60 ここで、例えば、上述の例でパターンナンバー4を選ん
だ場合、ΔTH=30℃、ΔTL=20℃であるから、目標温度
が1625℃のときには、その制御範囲は下記の通りであ
る。 実操業上の簡便法として、オープンループ方式での制御
からフィードバック制御への切り換え時期は、タンディ
ッシュ内温度が目標温度(各パターン別の目標温度)内
に一度でも入ったときであり、そのタイミングでオープ
ンループ制御からフィードバック制御に切り換える。
【0028】ここに、上記「パターンナンバー」とは、
そのときの鋳込条件によってコンピュータで決められた
目標ΔTを判別するナンバーである。次に、実施例に関
連させて本発明の作用効果をさらに具体的に説明する。
【0029】
【実施例】図2において、転炉( 図示せず) から出鋼さ
れた溶鋼は取鍋9にて運搬されタンディッシュ11に注湯
される。
【0030】このときプロセスコンピュータ1より制御
演算部2にヒートパターンナンバーと目標温度 (凝固温
度:TLL)が送られ、制御演算部2で目標ΔT温度抽出演
算およびタンディッシュ温度設定値演算が行われる。
【0031】鋳込初期では、その鋳込に使用するタンデ
ィッシュ11がこれまでに何回使用されているかの回数を
タンディッシュ傾転制御装置7からの実績傾転回数より
求め、それに基づき着熱効率を前述の式(3) で演算す
る。
【0032】その後、式(2) および式(1) にて設定電流
値を演算後、プラズマ用電源6に設定する。プラズマト
ーチ5への電流および電圧はそれぞれ電流検出器3およ
び電圧検出器4によって検出される。
【0033】タンディッシュ11が数チャージ使用されタ
ンディッシュの耐火物レンガ温度が埋め込式熱電対温度
計8によりほぼ一定になった後はタンディッシュ内の実
績温度をフィードバック制御する。
【0034】このときの目標温度設定値は、同じくプロ
セスコンピュータ1よりヒートパターンナンバーと目標
温度 (凝固温度:TLL)として与えられ、実績温度との差
をPID 演算制御して目標温度になるようにプラズマトー
チの電流設定値をプラズマ用電源6に与える。
【0035】これによりタンディッシュ内の溶鋼温度変
動の激しい鋳込初期から安定した温度低下に移行してい
く鋳込末期までの間、安定した目標温度にタンディッシ
ュ内溶鋼の温度を維持するように制御が可能となる。
【0036】従来は鋳込初期においてはスポット的にタ
ンディッシュ内溶鋼温度を測定してプラズマ出力を手動
設定していたが、本発明により自動で鋳込初期において
も目標温度に最適制御することができる。
【0037】図3に、従来のフィードバック制御のみの
場合と、本発明にしたがって鋳込み初期のオープン制御
+その後のフィードバック制御とを実施した場合とを比
較して示す。
【0038】本発明の場合、図3の下段に示すように、
鋳込初期の段階から目標温度に実績温度が良く追従して
いるのがわかる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、溶鋼温度が特に不安定な鋳込初期において目標温度
に安定して制御でき、しかもオープンループ方式による
制御からフィードバック制御に変更することでタンディ
ッシュ内溶鋼の温度制御はさらに安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるタンディッシュ使用回数と着熱
効率との相関を示すグラフである。
【図2】本発明にかかる温度制御方法を実施するための
装置の模式的説明図である。
【図3】実施例の結果を従来例に比較して示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1:プロセスコンピュータ 2:制御演算部 3:電流検出器 4:電圧検出器 5:プラズマトーチ 6:プラズマ用電源 7:タンディッシュ傾転制御装置 8:埋め込み式熱電
対温度計 9:取鍋 10:スライディング
ノズル 11:タンディッシュ 12:タンディッシュ
カー 13:タンディッシュ傾転用シリンダ 14:スライディングノズル 15:鋳型

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造設備におけるタンディッシュ内
    の溶鋼の温度制御を行う方法であって、鋳込初期の温度
    制御をオープンループ方式で行い、タンディッシュの耐
    火物レンガが保有する熱量がほぼ一定になった後はタン
    ディッシュ内溶鋼の温度実測値をフィードバック制御し
    て溶鋼温度が所定の温度になるように制御することを特
    徴とするタンディッシュ内溶鋼の温度制御方法。
  2. 【請求項2】 鋳込初期の前記温度制御を行う場合、タ
    ンディッシュ内溶鋼の設定温度とタンディッシュ内溶鋼
    の温度測定値との差を求め、その差を出力する加熱手段
    の加熱出力を求める際に、該加熱手段からの溶鋼への着
    熱効率を考慮することを特徴とする請求項1記載の温度
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記着熱効率を、タンディッシュの鋳込
    操業の使用回数に基づいて実験的に求める請求項2記載
    の温度制御方法。
  4. 【請求項4】 オープンループ方式での制御からフィー
    ドバック制御への切換えを溶鋼温度が所定範囲にきたと
    きに行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載の温度制御方法。
  5. 【請求項5】 鋳込初期の1チャージ目において、オー
    プンループ方式での制御からフィードバック制御への切
    換えを行うことを特徴とする請求項4記載の温度制御方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100650600B1 (ko) * 2004-12-28 2006-11-29 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조공정의 용강온도 유지방법
CN102909327A (zh) * 2012-10-25 2013-02-06 江苏锴博材料科技有限公司 一种非晶制带装置及工艺
JP2018034180A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 新日鐵住金株式会社 タンディッシュ内溶鋼の加熱方法及びタンディッシュプラズマ加熱装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100650600B1 (ko) * 2004-12-28 2006-11-29 주식회사 포스코 쌍롤식 박판주조공정의 용강온도 유지방법
CN102909327A (zh) * 2012-10-25 2013-02-06 江苏锴博材料科技有限公司 一种非晶制带装置及工艺
CN102909327B (zh) * 2012-10-25 2015-03-25 江苏锴博材料科技有限公司 一种非晶制带装置及工艺
JP2018034180A (ja) * 2016-08-31 2018-03-08 新日鐵住金株式会社 タンディッシュ内溶鋼の加熱方法及びタンディッシュプラズマ加熱装置

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