JP2001340618A - 遊技島 - Google Patents

遊技島

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JP2001340618A
JP2001340618A JP2000166191A JP2000166191A JP2001340618A JP 2001340618 A JP2001340618 A JP 2001340618A JP 2000166191 A JP2000166191 A JP 2000166191A JP 2000166191 A JP2000166191 A JP 2000166191A JP 2001340618 A JP2001340618 A JP 2001340618A
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polishing unit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コインを賞出する遊技機2(例えば、スロッ
トマシン)が複数設置される遊技島において、各遊技機
の設置レイアウトの自由度向上等を図りつつ、コイン研
磨装置を簡素化し、コイン研磨装置のメンテナンス作業
の容易化を図る。 【解決手段】 遊技機2が複数取り付けられる島本体1
1と、各遊技機2にコインを補給するコイン循環機構と
を一体に備えて、ユニット化されたユニット島10より
構成し、コイン循環機構における揚送レール33には、
装着状態においてコインに摺接する研磨布53と、この
研磨布53を支持するベース部材54とからなる研磨ユ
ニット51を脱着可能に設け、この研磨ユニット51を
装着状態に保持する押さえ部材63を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイン(コイン状
の遊技価値媒体)を使用する遊技機(例えば、スロット
マシンなど)が例えば2〜3台程度並んで設置されるユ
ニット島よりなる遊技島に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スロットマシンは、周知のよう
に、遊技者が遊技用のコインを投入することを条件に遊
技を開始し、スクロールしていた複数列の図柄が所定の
態様(例えば、「777」)で停止すると、内部に設け
られたコイン排出装置が作動して、賞特典としての所定
量のコインの排出(即ち、コインの賞出)を実行するも
のである。このようなスロットマシンなどのコインを使
用した遊技機は、パチンコ機に比較してファッション性
が高いので特に若い人たちに歓迎されている。ところ
で、遊技店におけるこの種の遊技機は、パチンコ機と同
様に、遊技島又は遊技機設置島(以下場合により、単に
島という。)と呼ばれる設備の両面又は片面に複数並べ
て設けられる。そして従来、この遊技島は、スロットマ
シン等の遊技機が十数台或いはそれ以上取り付けられる
横長のもので、島のほぼ全長に亘ってコインの循環流路
が連続する共通のコイン循環装置が一組設けられ、この
一組のコイン循環装置によって、島内の各遊技機からオ
ーバーフローしたコインを回収するとともに、賞出用の
コインを各遊技機のコイン排出装置に補給できるように
構成されていた。即ち、従来のスロットマシン等の遊技
機の島は、一直線に横たわる長大な一体型の設備であっ
た。しかも、上記コイン循環装置は多数の遊技機を運用
するための多量のコインを循環させるものであるため、
通常、別個の駆動源を備えて島全体を循環するコインの
汚れを一括して除去する大がかりなコイン研磨装置が必
要であり、島内のコインの循環経路のいずれかにこのよ
うな大型なコイン研磨装置が設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上述したス
ロットマシン等の従来の遊技島にあっては、以下のよう
な問題点があった。即ち、従来では、長大な島全体を循
環するコインを通常一箇所に設けられた大がかりなコイ
ン研磨装置で集中的に研磨する構成であったため、コイ
ン研磨装置が複雑化し、かつ大型化して、遊技島のコス
ト低減や、遊技島の設置作業性向上等の支障となってい
た。さらに、コイン研磨装置が大型で複雑な構成である
ため、そのメンテナンス作業(研磨材の交換等やコイン
の詰まりなどの故障に対する対応作業含む)が、めんど
うなものとなっていた。
【0004】また、従来の遊技島は、長大な島全体に亘
って連続する一連のコイン循環装置が設けられた構成で
あったため、遊技機の設置レイアウトを単なる直線上の
ものから変更することは事実上極めて困難であった。例
えば、島を円弧状に前方或いは後方に湾曲させたり、数
台毎に前後の段差をつけることによりファッション性を
更に高めようとすることは、コイン循環装置のコインの
循環流路が非常に複雑な構造になるため、実用上不可能
に近かった。なお、コイン循環装置を設けないで、各遊
技機毎にコインの補給を行う構成とすれば、この問題は
解決される。しかしこの場合、遊技店の店員の作業量が
大幅に増加する問題が生じるため、実用的な解決策には
ならない。
【0005】また、従来の遊技島は、長大な設備であ
り、上述したような大がかりなコイン循環機構(コイン
研磨装置含む)を備えた複雑な構成であるために、事前
に組み立てた状態で遊技店に搬入することが不可能で、
必ず遊技店において組立作業を行わなければならない。
このため、新たに遊技島を設置するためには、遊技店の
営業を例えば数日程度休業することが必要であり、稼働
日の相当な減少を余儀なくされる問題もあった。また、
コイン循環機構の一部に故障等の異常が発生すると、島
全体のコインの流れが滞り、より多くの遊技機に影響を
及ぼすため、コイン循環機構の故障等の異常を防止する
メンテナンス作業を頻繁かつより確実に実行する必要が
あり、遊技店の店員の作業量が増加し、またその作業品
質も高度なものが要求されるという短所もあった。そこ
で本発明は、遊技店の店員の負担を増加させることな
く、各遊技機の設置レイアウトの自由度が向上し、新規
設置作業が容易化され、さらにコイン循環機構の故障等
の影響範囲が小さい遊技島であって、しかも、コイン研
磨装置の構成が簡素化され、コイン研磨装置のメンテナ
ンス作業が容易な遊技島を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の遊技島は、遊技価値媒体としてコインを排
出する遊技機が複数取り付けられる島本体と、この島本
体に取り付けられた各遊技機にコインを補給するコイン
循環機構とを一体に備えて、ユニット化されたユニット
島よりなる遊技島であって、前記コイン循環機構のコイ
ン流路に対して、コインを研磨する研磨ユニットが脱着
可能に設けられ、前記研磨ユニットは、装着状態におい
て前記コイン流路を通過するコインに摺接する研磨布
と、この研磨布を支持するベース部材とを有することを
特徴とする。なお、本発明の遊技島には、一組のユニッ
ト島からなるものも含まれる。即ち、本発明の遊技島に
は、上記ユニット島自体も含まれる。
【0007】また、請求項2記載の遊技島は、前記島本
体が、1乃至3台の前記遊技機が片面側又は両面側に取
り付けられるものである。なおこの場合、島本体の一面
側と他面側に遊技機が1台ずつ(又は2台ずつ、或いは
3台ずつ)取り付けられてもよいし、島本体の片面側の
みに遊技機が1台(又は2台、或いは3台)取り付けら
れてもよい。つまりこの場合、ユニット島全体の遊技機
の合計台数は、1乃至6台となる。また、請求項3記載
の遊技島は、前記ベース部材が、装着状態において、前
記コイン流路を構成するレールに沿って配置される帯板
状のものであり、前記研磨布が、少なくとも前記ベース
部材の内面側(即ち、前記レールの内側に向けられた片
面側)に配設される帯状のものであることを特徴とす
る。また、請求項4記載の遊技島は、前記コイン流路
が、装着状態にある前記研磨ユニットの端部においてL
字形に湾曲していることを特徴とする。
【0008】また、請求項5記載の遊技島は、前記研磨
ユニットが、前記コイン流路を構成するレールに設けら
れた装着ガイドに案内されて、前記装着ガイドの案内方
向に挿入され或いは引き出されることによって、脱着さ
れる構成であることを特徴とする。また、請求項6記載
の遊技島は、前記研磨ユニットが、前記コイン流路を構
成するレールに設けられた装着ガイドに案内されて、前
記レールに沿って挿入され、或いは前記レールに沿って
引き出されることによって、脱着される構成であること
を特徴とする。また、請求項7記載の遊技島は、前記研
磨ユニットの挿入方向後端が、前記コイン流路のコイン
通過方向後流側の端であることを特徴とする。
【0009】また、請求項8記載の遊技島は、前記レー
ルにおける少なくとも前記研磨ユニットが装着される部
分が、ほぼ鉛直方向に配設され、前記研磨ユニットは、
下端側を挿入方向先端側として挿入される構成であるこ
とを特徴とする。また、請求項9記載の遊技島は、前記
研磨ユニットの装着状態からの脱落を阻止可能な保持部
材を備えることを特徴とする。ここで、保持部材は、例
えば前記ベース部材をコイン流路に対する適正な装着状
態に維持又は固定する部材であり、具体的には、後述す
るような押さえ部材であってもよいし、係合手段よりな
るものであってもよいし、螺合手段(ネジなど)よりな
るものであってもよい。また、請求項10記載の遊技島
は、前記研磨ユニットの装着状態からの脱落を阻止可能
な保持部材として、前記研磨ユニットの挿入方向後端に
当接可能な押さえ部材を備え、前記押さえ部材は、前記
研磨ユニットの挿入方向後端に当接する保持位置と、こ
の保持位置から退避して前記研磨ユニットの挿入方向後
端に当接しない開放位置とに、変位可能とされているこ
とを特徴とする。
【0010】また、請求項11記載の遊技島は、前記研
磨布が、前記ベース部材に対して脱着可能に取り付けら
れていることを特徴とする。また、請求項12記載の遊
技島は、前記研磨布が、無端帯状の形状とされたもので
あり、帯板状の前記ベース部材の両面を覆うように、前
記ベース部材に巻回されて装着されていることを特徴と
する。また、請求項13記載の遊技島は、前記研磨ユニ
ットが、前記コイン流路を構成するレールの両側に、前
記レールを通過するコインを挟み付けるように装着さ
れ、各研磨ユニットの研磨布が前記コインの両面にそれ
ぞれ摺接する構成であることを特徴とする。
【0011】また、請求項14記載の遊技島は、前記ベ
ース部材の内面側に配置された研磨布のみが前記コイン
流路を通過するコインに摺接する構成であり、前記研磨
ユニットは、前記ベース部材の特定の片面側が前記内面
側となる向きにのみ装着可能であることを特徴とする。
また、請求項15記載の遊技島は、前記研磨ユニット
が、前記ベース部材の両面側に前記研磨布が装着可能で
あるとともに、前記ベース部材の内面側に配置された研
磨布のみが前記コイン流路を通過するコインに摺接し、
前記ベース部材の内面側と外面側に位置する前記研磨布
が相互に配置位置を交代可能な構成であることを特徴と
する。なおこの場合、ベース部材の内面側と外面側に装
着される研磨布は、別体のものでもよいし、後述する実
施の形態のように一体のものであってもよい。
【0012】また、請求項16記載の遊技島は、前記コ
イン流路に対して前記研磨ユニットを装着する装着部に
は、前記研磨ユニットの少なくとも一部を外方に露出さ
せる覗き窓が設けられていることを特徴とする。また、
請求項17記載の遊技島は、前記研磨ユニットを前記コ
イン流路から取り外した状態においても、前記コイン流
路をコインが流通可能であることを特徴とする。また、
請求項18記載の遊技島は、前記研磨ユニットが、前記
コイン流路を構成する部材とは別個独立となっているこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を、図面を参照して説明する。 A.遊技島全体の概略構成 まず、遊技島全体の概略構成について説明する。図14
(a)は島全体を示す平面図であり、図1は遊技島を構
成するユニット島の正面図である。本例の遊技島1a
は、図14(a)に示すように、この場合2台の遊技機
2がそれぞれ両面側に並んで配置されるユニット島10
(合計4台の遊技機2が設置されるもの)を複数並べて
なるものである。なお、各ユニット島10は、図14
(a)に示すように、直線状に配列してもよいが、図1
4(b),(c)に示すように、円弧状に配列したり、
段差をつけて配置したりすることもできる。これによ
り、従来困難であった特別な配列の遊技島1b,1cが
容易に実現できる。
【0014】B.ユニット島の全体構成 次に、図1乃至図3により、ユニット島10の全体構成
について説明する。図1は、遊技機2(この場合スロッ
トマシン)が設けられた完成状態のユニット島10の正
面図であり、図2は、ユニット島の内部構成(特にコイ
ン循環機構)を示した正面図である。また図3は、ユニ
ット島の島本体内部を示す斜視図である。ユニット島1
0は、図1又は図2に示すように、2台の遊技機2と1
台のコイン貸機3が両面側(正面と裏面)に取り付けら
れる島本体11と、この島本体11内に設けられて各遊
技機2とコイン貸機3にコインを補給するコイン循環機
構(後述する)とを、一体的に備えてユニット化された
ものである。なお、ここでいうユニット化とは、独立の
設備として事前に組み立てて搬送可能であり、しかも別
個独立に設置してそれだけで運転可能なように、外形寸
法や重量或いは構造等が設計されていることを意味す
る。
【0015】島本体11は、図2又は図3に示す如く、
主に、アルミニウムや鉄等の金属製長尺型材を略長方形
状に組んで構成されたフレーム12(骨組み)と、この
フレーム12の正面や裏面或いは側面や上面に取り付け
られて、島表面を装飾するとともに島内部を視認不能に
覆う各種カバー部材とよりなり、全体として外形が長方
形状の箱形となっている。この島本体11の正面及び裏
面の下部には、水平状態に固定した棚板部材13が設け
られ、この棚板部材13の上面側に、遊技機2やコイン
貸機3が載置状態に設置される設置空間2a,3aが設
けられている(図2参照)。なお、設置空間2a,3a
の上面側には、図3に示すように、遊技機2等の上面に
当接する止め板部材14が設けられ、遊技機2等が容易
に外れないように、ネジ部材14aによってこの止め板
部材14に遊技機2等が固定可能となっている。
【0016】また、上記各種カバー部材としては、島の
正面及び裏面における棚板部材13の下方を塞ぐ下部幕
板15,16(図1参照)と、島の正面及び裏面におけ
る遊技機2等の上方を塞ぐ表示パネル18(図1参照)
と、島の左右側面を覆う側板20,21(図1参照)
と、島の上面を覆う天板22(図1参照)などが、取り
付けられる構成となっている。ここで、下部幕板15,
16は、簡易な構成で容易に脱着できるように、係合手
段のみによってフレーム12に取り付けられている。一
方、その他のカバー部材(表示パネル18、側板20,
21)は、基本的に、防犯性確保のため例えばネジ部材
等によって強固に取り付けられ固定されている。但し、
この場合天板22は、フレーム12の正面及び裏面側の
上縁部に設けられた段部12a(図3参照)内に、幅方
向両端部が載置されることにより、島本体11の上面を
塞ぐように設置可能となっており、ネジ止め等の固定は
特に行われていない。この場合、天板22は、上記段部
12aの内側にはまり込んだ状態に設置される構成であ
り、しかも比較的重いものであるため、容易には開くこ
とができず、ここから不正にコイン等を取り出すことは
困難だからである。但し、より高い防犯性を確保するた
めには、ネジ止め又は他の固定手段或いは施錠手段によ
って閉状態に固定又は施錠されることが好ましい。ま
た、側板20,21の一方又は両方を取り外して、隣接
するユニット島10の島本体11と接続してもよい。ま
た、島本体11のフレーム12の底部には、遊技店の床
(又は床に敷設した設置レール)の所定位置にユニット
島10を設置して固定するためのアンカー部材(図示省
略)が取り付け可能となっている。
【0017】また、図1において、符号25で示すもの
は故障呼出ランプであり、符号26で示すものはユニッ
ト用報知装置である。故障呼出ランプ25は、各遊技機
2の故障を遊技店の店員等に報知するためのランプであ
り、例えば各遊技機2内の制御装置(図示省略)によっ
て制御されて点灯するものである。ユニット用報知装置
26は、ユニット島10の状態(例えば、後述するコイ
ン投入部28の開閉状態等)を遊技店の店員等に報知す
る表示器を備えた装置であり、ユニット島10の図示省
略した制御装置(以下、ユニット島制御装置という)に
よって制御されて、表示動作(報知動作)を実行する。
なお、図3において、符号25a,26aで示すもの
は、上記故障呼出ランプ25やユニット用報知装置26
の電気配線を引き出すための通し穴である。また、前述
の表示パネル18の高さ方向の寸法は、上記故障呼出ラ
ンプ25やユニット用報知装置26を設置するための必
要最小限の大きさになっており(即ち、大きな上部幕板
がない構成となっており)、この結果、天板22の上面
高さは、通常の身長の遊技者等がコイン箱等を容易に載
置可能な高さとなっている。
【0018】また図1において、符号28で示すもの
は、ユニット島10に対してコインを補給するためのコ
イン投入部である。このコイン投入部28は、島本体1
1における下部幕板15,16の取付境界位置の上部
(図1において、コイン貸機3の下方位置)に、抜き差
し可能に設けられたスライド式の箱状部材である。この
コイン投入部28を構成する箱状部材は、上面側と奥側
が開口し、投入されたコインが奥側に流下するように底
面(図示省略)が奥側に向かって(後述するコイン貯留
部31内に向かって)下り傾斜している。ここで、コイ
ン投入部28を構成する箱状部材の上方開口部は、コイ
ン投入口として機能し、ここからコインを投入する構成
である。また、コイン投入部28を構成する箱状部材の
前面板状部は、外周部が周囲に張り出してつば状部28
cを形成している。また、このコイン投入部28には、
その上方開口部が閉じた状態(コイン投入部28を押し
込んだ状態)に施錠する錠装置(図示省略)が備えら
れ、図1において、符号28dで示すものが、この錠装
置を操作するための鍵を挿入する鍵穴である。なおこの
場合、コイン投入部28を押し込んだ閉状態では、コイ
ン投入部28の前記つば状部28cの裏面が、島本体1
1に取り付けられた下部幕板15,16の前面縁部に、
部分的に当接するように構成されており、前記錠装置
は、結果的に下部幕板15,16を取り外し不可能に施
錠する錠手段としても機能する構成となっている。
【0019】C.ユニット島のコイン循環機構の構成 次に、ユニット島10内のコイン循環機構は、図2に示
すように、島本体11の図中左端側の下部に設けられ補
給用のコインを貯留するコイン貯留部31と、このコイ
ン貯留部31内のコインを揚送するコイン揚送装置32
と、このコイン揚送装置32により揚送されるコインを
整列した状態で島本体11の上部に案内する揚送レール
33と、この揚送レール33の上端部から遊技機2の並
び方向(図2における左右方向)に沿って下り傾斜した
状態で島本体11の上部に架設された搬送レール34
と、この搬送レール34に、遊技機2及びコイン貸機3
に対応して設けられたコイン導入ゲート35と、搬送レ
ール34を介して補給されるコイン数量を計数するため
のコイン計数センサ36と、搬送レール34の傾斜下端
から下方に向けて設けられ、全てのコイン導入ゲート3
5を通過したコインを島本体11の下部にオーバーフロ
ーさせるオーバーフロー流路37と、島本体11の図中
右端側の下部に設けられ、このオーバーフロー流路37
を介して流下したコインを受けとめて貯留するサブコイ
ン貯留部38と、このサブコイン貯留部38内のコイン
を揚送するコイン揚送装置39と、このコイン揚送装置
39により揚送されるコインを整列した状態でコイン貯
留部31に案内する移送レール40と、この移送レール
40を通過するコイン数量を計数するためのコイン計数
センサ41とを備える。
【0020】ここで、コイン揚送装置32,39は、コ
イン貯留部31或いはサブコイン貯留部38の下部に形
成されたホッパ状部(図示省略)にそれぞれ接続されて
設置され、コイン貯留部31或いはサブコイン貯留部3
8内に貯留され前記ホッパ状部から供給されるコイン
を、モータ(図示省略)の回転力によって一枚ずつ押し
上げる装置である。揚送レール33は、コイン揚送装置
32により揚送されるコインを、外周同士が当接した状
態で一列に整列させて島本体11の上部に案内するレー
ルであり、その上端部分には、揚送されるコインを揚送
しながら研磨するコイン研磨装置50が設けられてい
る。なお、コイン研磨装置50については、詳細を後述
する。搬送レール34は、コイン揚送装置32の作用に
よって揚送レール33内を上昇してきたコインを、重力
の作用で下り傾斜方向(即ち、遊技機2の並び方向であ
って、図2における右方向)に一枚ずつ流下させるレー
ルである。コイン導入ゲート35は、搬送レール34に
各遊技機2(合計4台)や各コイン貸機3(合計2台)
に対応して設けられ、流下してきたコインを対応する遊
技機2又はコイン貸機3に導入する状態(以下、開状態
という)と、そのまま搬送レール34の下流側に通過さ
せる状態(以下、閉状態という)とに切替可能なゲート
である。コイン計数センサ36は、搬送レール34の始
端に設けられ、ここを通過するコインを一枚ずつ検出す
るセンサであり、コイン計数装置(各遊技機等に補給す
るコイン数量を計数する装置)を構成している。
【0021】オーバーフロー流路37は、搬送レール3
4の傾斜下端(図2における右端、搬送レール34の終
端)から下方に向けて設けられ、全てのコイン導入ゲー
ト35を通過したコイン(即ち、搬送レール34の傾斜
下端まで流下してきたコイン)をサブコイン貯留部38
内に流下させる流路である。移送レール40は、搬送レ
ール34と逆向きに下り傾斜した状態で島本体11の中
程の高さ(遊技機2の下部位置)に架設されたレールで
あり、コイン揚送装置39により揚送されたコインを、
重力の作用で転動させ、コイン貯留部31内に一枚ずつ
流下させるレールである。なお、コイン貯留部31の図
中手前側の側面の左端側には、メンテナンス作業等のた
めにコイン貯留部31を開放するための開口部(図示省
略)が形成されており、この開口部は、脱着可能な蓋部
材42(図2に示す)によって開放可能に閉塞される構
成となっている。またこの場合、この開口部を閉じる蓋
部材42には、コイン貯留部31のコイン貯留量を検出
する後述の貯留コインセンサが取り付けられるようにな
っている。また、揚送レール33や搬送レール34など
は、コイン循環機構のコイン流路を構成するレールであ
る。
【0022】上記コイン循環機構は、前述したユニット
島制御装置により制御されて動作して、次のようにユニ
ット島10内のコインを循環させる構成となっている。
即ち、図1における左側の遊技機2に投入されてオーバ
ーフローしたコインは、コイン貯留部31に流下してコ
イン貯留部31内に回収される。一方、図1における右
側の遊技機2に投入されてオーバーフローしたコイン
は、サブコイン貯留部38内に回収される。そして、何
れかの遊技機2又はコイン貸機3内のコイン貯留量(遊
技機2等の内部に設けられたコイン排出装置によって排
出可能なコイン数量)が所定量以下(例えば、約100
0枚以下)になり、各遊技機2等にそれぞれ設けられた
補給センサ(図示省略)がこれを検知すると、ユニット
島制御装置が、該当するコイン導入ゲート35のみを閉
状態から開状態に切り替えるとともに、コイン揚送装置
32を作動させて、コイン補給動作を開始する。する
と、コイン揚送装置32によって揚送されたコインが、
揚送レール33と搬送レール34と該当するコイン導入
ゲート35とを経由して該当する遊技機2又はコイン貸
機3に送り込まれる(つまり、コイン貯留部31内のコ
インが該当する遊技機2等に補給される)。なお、この
ようなコイン補給動作は、コイン計数センサ36によっ
て検出されたコインの数量(即ち、コインの補給数量)
が所定数(例えば、1000枚)に到達したところで、
停止される。なお、このコイン補給動作の停止は、該当
するコイン導入ゲート35の状態を開状態から閉状態に
戻すとともに、コイン揚送装置32を停止させることに
よって実現できる。また、該当するコイン導入ゲート3
5が閉状態に戻った直後に、搬送レール34に送り込ま
れてしまった余分なコインがあった場合、このコイン
は、搬送レール34を終端まで流下し、オーバーフロー
流路37を経由して、サブコイン貯留部38内に回収さ
れる。
【0023】また、ユニット島制御装置は、コイン貯留
部31やサブコイン貯留部38内に設けられた貯留コイ
ンセンサ(コインの貯留量を検出するセンサであり、図
示省略している)の出力を適宜読み取り、各貯留部にお
けるコイン貯留量のバランスを維持するためのコイン移
送動作を必要に応じて実行する。具体的には、各貯留部
のコイン貯留量が所定の目標量(例えば、コイン貯留部
31に約1000枚、サブコイン貯留部38に約300
0枚)近くに維持され、基本的にサブコイン貯留部38
の貯留量が常に多くなるように、必要に応じて、コイン
貯留部31からサブコイン貯留部38へのコイン移送動
作、或いはサブコイン貯留部38からコイン貯留部31
へのコイン移送動作を実行する。コイン貯留部31から
サブコイン貯留部38へのコイン移送動作は、全てのコ
イン導入ゲート35を閉状態に維持したまま、コイン揚
送装置32のみを作動させることによって実現できる
し、サブコイン貯留部38からコイン貯留部31へのコ
イン移送動作は、コイン揚送装置39のみを作動させる
ことによって実現できる。また、この際のコイン移送量
のカウントは、コイン計数センサ36又は41の出力に
基づいて可能である。なお、コイン貯留部31よりもサ
ブコイン貯留部38の貯留量が常に多くなるように制御
すると、コイン投入口28からコイン貯留部31内への
コインの投入(ユニット島10へのコインの補給)が円
滑に行い易くなる。
【0024】なお、上述したコイン補給動作(遊技機2
等へのコイン補給)やコイン移送動作は、ユニット島制
御装置の制御処理によって上述したように自動的に実行
される構成に加えて、図示省略した手動操作部の操作に
よって手動で実行することができるようにしてもよい。
また、ユニット島制御装置は、コイン貯留部31やサブ
コイン貯留部38内のコイン貯留量を常に監視し、島内
のコインの保有全量が例えば目標の貯留量よりも規定量
以上少ない場合には、ユニット島10へのコイン補給が
必要であるとして、コインが不足していることを報知す
べく、図示省略した遊技店の管理装置にそのための信号
を出力したり、前述したユニット用報知装置26に所定
の報知動作を実行させる機能を有する。
【0025】D.コイン研磨装置の構成 次に、ユニット島10のコイン研磨装置50及びその周
辺の構成について、図4乃至図8により説明する。ここ
で、図4は、コイン研磨装置50を構成する研磨ユニッ
ト51を示す図(拡大斜視図、全体斜視図、水平断面
図)であり、図5は、研磨ユニット51を構成するベー
ス部材52を示す図(拡大斜視図、全体斜視図、水平断
面図)である。また図6は、研磨ユニット51の装着部
を示す断面図(図8におけるX6−X6断面視図)であ
り、このうち図6(a)は、研磨ユニット51が外され
た状態を示し、図6(b)は、研磨ユニット51が装着
された状態を示し、図6(c)は、研磨ユニット51が
装着され、さらにメダル(コイン)が通過している状態
を示している。また図7は、研磨ユニット51の装着部
を示す上面図(図8におけるX7矢視図)であり、この
うち図7(a)は、研磨ユニット51の保持部材の開放
状態を示し、図7(b)は、研磨ユニット51の保持部
材による保持状態を示している。また図8は、研磨装置
50が設けられた揚送レール33の終端部と、搬送レー
ル34の始端部を示す拡大正面図である。なお、図6又
は図8において、符号Kで示すものは、コイン(メダ
ル)である。
【0026】研磨装置50は、図4に示す研磨ユニット
51を、揚送レール33の終端部の両側に設けられた装
着部52(図6(a)に示す)にそれぞれ挿入状態に取
り付けてなる。研磨ユニット51は、装着状態において
揚送レール33を通過するコインに摺接する研磨布53
と、この研磨布53を支持するベース部材54とを有
し、上記装着部52に対して抜き差しすることで容易に
脱着可能となっている。ここで、ベース部材54は、図
5に示すように、装着状態において、コイン流路を構成
する揚送レール33の終端部に沿って配置される全体と
して帯板状のものであり、例えば透明な合成樹脂の一体
成形品よりなる。このベース部材54の内面55と外面
56の幅方向両端には、研磨布53の幅方向端縁に当接
することによって、研磨布53の脱落や位置ずれを阻止
する段部55a,56a(ストッパ部)が形成されてい
る。即ち、ベース部材54の両面側(内面側と外面側)
は、研磨布53がはまり込む凹状の断面形状となってい
る(図4(c)及び図5(c)参照)。また、ベース部
材54の幅方向の両側端には、内面55側の側面55b
と、この側面55bよりも幅方向外側に位置する外面5
6側の側面56bとが、階段状に形成されている。即
ち、ベース部材54の幅方向寸法は、内面55側が狭
く、外面56側が広くなっていて、ベース部材54の幅
方向の両側端の断面形状は、段付き形状となっている
(図4(c)参照)。また、このベース部材54の上述
の側面56bが形成された両側端部分は、長手方向の両
端において、長手方向外側に突出しており、これにより
突起57が上下左右4箇所の位置に形成されている。こ
の突起57は、研磨布53の長手方向両端部の幅方向端
縁に当接することによって、研磨布53の脱落や位置ず
れを阻止するストッパ部を構成している。
【0027】一方、研磨布53は、ベース部材54の両
面側に装着可能であるとともに、ベース部材54の内面
55側に配置された部分のみが揚送レール33を通過す
るコインに摺接する構成であり、ベース部材54の内面
55側と外面56側に位置する部分が相互に配置位置を
交代可能である。即ち、この場合の研磨布53は、例え
ば合成繊維製不織布などの帯状材の両端部を超音波加工
等によって接続してなる無端帯状(ループをなすベルト
状)のものであり、ベース部材54の両面(内面55及
び外面56)を覆うように、ベース部材54における突
起57の内側に巻回されて装着されている(接着等はさ
れていない)。このため、研磨布53は、ベース部材5
4に装着した状態で、所定以上の力を加えて図4(a)
に矢印で示すように周回させることが可能であり、これ
によりベース部材54の内面55側と外面56側に位置
する部分が相互に配置位置を交代可能である。また、ベ
ース部材54は、十分な可撓性を有していて人力で容易
に湾曲するようになっているため、一時的にベース部材
54を適度に撓ませる(研磨布53の内径よりも若干小
さくなる程度に撓ませる)ことによって、無端帯状の研
磨布53がベース部材54に対して容易に脱着できる。
なお研磨布53は、柔軟性を有しているため、例えば外
側の全面が汚れた場合に、裏側の面が外側になるよう
に、表裏を入れ替えることが可能である。
【0028】次に、研磨ユニット51の装着部52は、
図6又は図7に示すように、この場合鉛直方向に配設さ
れた揚送レール33の終端部(上端部)と、この終端部
の両側に取り付けられた装着ガイド61とよりなる。こ
こで、揚送レール33は、図6(a)に示すように、コ
インKの外周部の両面を挟むように対向配置された帯板
よりなるレール本体33aと、このレール本体33aの
内側に介装されてコインKの外周面に両側から当接する
スペーサ33bとが、コインKの通過位置の両側に設け
られてなり、これらレール本体33aとスペーサ33b
により形成される内側の溝33cにコインKの両側外周
部が一枚宛はまり込んで通過する構成となっている(図
6(c)参照)。即ち、これらレール本体33aとスペ
ーサ33bにより形成される内側の溝33cによって囲
まれたコイン1枚分の厚さの空間が、コイン流路33d
を構成している。なお、このコイン流路33dは、図8
に点線で示すように、装着状態にある研磨ユニット51
の上端部(研磨ユニット51の挿入方向後端部、即ち揚
送レール33の終端部)においてL字形に湾曲してお
り、搬送レール34内の同様なコイン流路へとつながっ
ている。
【0029】そして、装着ガイド61は、図6乃至図8
に示すように、例えば金属製の薄板をプレス加工してな
り、主要部の断面形状がコ字状の長尺部材であり、上端
側(研磨ユニット51の挿入方向後端側)が開放され
(図7参照)、その反対の下端側(研磨ユニット51の
挿入方向先端側)が例えば箱状に閉じているものであ
る。この装着ガイド61は、コ字状に開口した側を内側
に向けた状態で、揚送レール33の両面側(正面側と裏
面側)に沿って、各面を覆うように取り付けられてお
り、この結果その内側に、研磨ユニット51が上端側か
ら揚送レール33に沿って挿入可能な挿入空間52aを
形成している(図6(a)参照)。即ち、研磨ユニット
51は、装着ガイド61の内面や、レール本体33aの
内側面33e及び外面33f(図6(a)参照)に案内
されて、挿入空間52a内に下端側から下向きに挿入さ
れ、或いは上端側から上向きに引き出されることによっ
て、脱着される構成となっている。この際、図7等に示
すように、前述したベース部材54の内面55側は、前
述した側面55b(図5参照)がレール本体33aの内
側面33eに摺接するように、レール本体33aの内側
に僅かな隙間ではまり込み、一方ベース部材54の外面
56側は、前述した側面56b(図5参照)が装着ガイ
ド61の内側面61b(図6(a)参照)に摺接するよ
うに、装着ガイド61の内側に僅かな隙間ではまり込む
構成となっていて、これにより研磨ユニット51の挿入
時の姿勢(向き)が必ず一定の向きとなる。つまり、ベ
ース部材54の内面55(特定の片面側)を内側(コイ
ンKが通過するコイン流路の中心側)に向けた状態での
み、研磨ユニット51が上記挿入空間52aに挿入して
装着できる構成となっている。
【0030】なおこの場合、装着ガイド61は、レール
本体33aとスペーサ33bを締結するネジ部材61a
によって共締めされ、揚送レール33に固定されてい
る。また、図6や図7に示すように、この場合の研磨ユ
ニット51は、コイン流路33dを構成する揚送レール
33の両側に、揚送レール33内を通過するコインを挟
み付けるように装着され、各研磨ユニット51の研磨布
53がこれらコインの各面にそれぞれ摺接する構成であ
る。そして、研磨ユニット51は、ベース部材54の内
面55側に配置された研磨布53の部分のみがコイン流
路33dを通過するコインに摺接する構成である。ま
た、装着部52を構成する装着ガイド61の外面には、
図6及び図8に示すように、ベース部材54の外面56
側に配置された研磨布53の部分を外方に露出させる覗
き窓62が複数設けられていて、この部分の汚れ具合等
が外部から視認可能となっている。
【0031】また、研磨装置50の装着部52には、図
7及び図8に示すように、研磨ユニット51を装着状態
に保持する押さえ部材63(保持部材)が備えられてい
る。この押さえ部材63は、例えば金属製の一体成型品
であり、装着ガイド61の上端部側方に固定された支持
部材64に軸部材65を介して水平揺動可能に取り付け
られたもので、揺動端側には、水平方向板状部63a
と、この水平方向板状部63aの基端から下方に向かっ
てL字状に延びる垂直方向板状部63bとが形成されて
いる。ここで、垂直方向板状部63bは、下端が若干内
側に位置するように内側に傾斜しており(即ち、水平方
向板状部63aと垂直方向板状部63bのなす角は90
度未満となっており)、その下端が、一方の装着ガイド
61(図7における下側の装着ガイド61)の上端縁外
面に当接可能となっている。一方、水平方向板状部63
aは、装着部52の上端(揚送レール33の上端)の僅
か上方の高さにおいて水平方向に揺動し、垂直方向板状
部63bの下端が装着ガイド61に当接した状態では、
装着部52の上端面(揚送レール33の上端面)を部分
的に覆うように配置可能となっている。
【0032】そして、図7(b)に示すように、垂直方
向板状部63bの下端が装着ガイド61に当接した状態
(水平方向板状部63aが装着部52の上端面を部分的
に覆う状態)では、水平方向板状部63aが研磨ユニッ
ト51(即ち、ベース部材54)の挿入方向後端(この
場合、上端)に当接することによって、装着状態にある
研磨ユニット51の抜け出しが阻止されて、研磨ユニッ
ト51が装着状態に保持される。また、図7(a)に示
すように、垂直方向板状部63bが装着ガイド61の外
面から遠ざかる位置にある状態では、水平方向板状部6
3aが装着部52の上端面から退避して、研磨ユニット
51の挿入方向後端に当接しない状態になり、研磨ユニ
ット51の取り外し(この場合、上方への抜き出し)が
可能となる構成となっている。以下では、押さえ部材6
3(保持部材)の揺動端側が、図7(a)に示すように
装着部52から退避した状態を、開放状態といい、この
開放状態に対応する押さえ部材63の揺動位置を開放位
置という。また、押さえ部材63が、図7(b)に示す
ように装着部52の上方に揺動した状態を、保持状態と
いい、この保持状態に対応する押さえ部材63の位置を
保持位置という。またこの場合、押さえ部材63の揺動
中心軸である軸部材65は、支持部材64と押さえ部材
63とに形成された貫通孔に挿通されて、挿入端部にナ
ット部材66(図8に示す)が螺着されることによって
取り付けられたネジ部材であり、その締め付けの程度に
よって、押さえ部材63が特に上記保持位置から不用意
に揺動して開放状態にならないように適度な摩擦力が付
与できる構成となっている。
【0033】なお図8において、符号35a或いは35
bで示すものは、前述した導入ゲート35を構成するシ
ャッタ部材と、これを駆動するソレノイドである。この
シャッタ部材35aがソレノイド35bにより駆動され
て図中手前側に引かれると、遊技機2等へのコイン供給
流路35c(図8に示す)につながる搬送レール34内
のスリット状開口(図示省略)が開放されて、搬送レー
ル34内を転動してきたコインKがこのスリット状開口
からコイン供給流路35c内に落下し、遊技機2等への
コイン補給が行われる構成となっている。また、図8に
おいて、符号34aで示すものは、搬送レール34内の
コイン流路から異物を排出するためのゴミ抜き用開口で
あり、前述した移送レール40にも同様の開口が設けら
れている。
【0034】E.天板の構成 次に、ユニット島10の天板22の詳細構成について、
図9乃至図13により説明する。ここで、図9は、天板
22を示す斜視図であり、図10は、天板を島本体11
のフレーム12に装着した状態を示す斜視図である。ま
た図11は、天板の後述するメンテナンス開口部を開放
した状態を示す斜視図であり、図12は、天板を装着し
た島本体12の上面図であり、図13は、天板の上にコ
イン箱を載置した状態を示す斜視図である。なお図9で
は、天板22のメンテナンス開口部を閉じた状態と、メ
ンテナンス開口部を開放した状態とを、上段と下段に別
個に図示している。天板22は、島本体11の上面全体
を覆う一枚板であり、図9に示すように、前後方向の中
央位置には、左右方向の全長にわたって上方に突出した
区分壁22aが形成されており、この区分壁22aの前
後両側の平坦部がコイン箱H(図13に示す)を載置可
能なコイン箱載置部22b,22cとなっている。また
この場合、側板20,21の上端が、コイン箱載置部2
2b,22c(即ち、天板22の上面の平坦部分)より
も若干上方に突出し、区分壁20a,21aを構成して
いる(図10等参照)。なおここで、区分壁22aは、
正面側の遊技機2に対応するコイン箱載置部22bと、
裏面側の遊技機2に対応するコイン箱載置部22cとを
区分けするとともに、各コイン箱載置部22b,22c
の奥行き方向の境界を仕切る区分壁である。また、区分
壁20a,21aは、各コイン箱載置部22b,22c
の幅方向(遊技機2の並び方向)の境界を仕切る区分壁
である。
【0035】また、天板22における前後方向中央の所
定位置(前述のコイン研磨装置50が設けられた揚送レ
ール33の上方位置)には、図9に示すように、メンテ
ナンス開口部22dが設けられており、このメンテナン
ス開口部22dが開閉部材71によって開閉可能となっ
ている。ここで、開閉部材71は、メンテナンス開口部
22dを塞ぐ板状部72と、この板状部72の上面に突
設されて後述する閉状態において前記区分壁22aの一
部を構成する壁状部73とよりなる。この開閉部材71
は、ヒンジ74によって天板22のメンテナンス開口部
22dの内縁部に取り付けられ、メンテナンス開口部2
2dを閉じた閉状態(図9上段に示す)から、メンテナ
ンス開口部22dを開放した開状態(図9下段に示す)
まで揺動可能となっている。なお、図9等において符号
75で示すものは、メンテナンス開口部22dの内縁の
左右両側に形成された段部であり、この段部75上に開
閉部材71の板状部72の左右両端部がはまり込むこと
で、開閉部材71が前記閉状態に保持される構成となっ
ている。また、図9等において符号76で示すものは、
前述したユニット島制御装置を点検等するための点検用
開口(図示省略)を閉じるふた部材である。
【0036】F.本遊技島の特徴及び効果 以上説明したユニット島10からなる遊技島は、その特
徴によって次のような各種の優れた効果を奏する。 (1)本形態例の遊技島は、遊技機2が複数取り付けら
れる島本体11と、この島本体11に取り付けられた各
遊技機2にコインを補給するコイン循環機構とを一体に
備えて、ユニット化されたユニット島10よりなる。こ
のため、予め工場等で組み立てたユニット島10を、所
定数だけ(1組だけでもよい)遊技店に搬入し、アンカ
ー部材の取り付け等の据え付け作業を行えば、極めて短
時間に新たな遊技島を設置でき、遊技店の稼働日の減少
が回避できる。また、上記ユニット島10を任意のレイ
アウトで複数設置すれば、例えば図14(b)や図14
(c)のように、従来困難であった遊技機2の特別な設
置レイアウト(円弧状の配列、或いは段差のある配列
等)が実現できて、遊技機2のファッション性を更に高
めることができる。特に本例のように、遊技機2が数台
だけ僅かに各ユニット島10に取り付けられる構成であ
ると、ユニット島10が小型になり、新規設置作業がよ
り楽になるとともに、遊技機2の設置レイアウトの自由
度もより向上する。
【0037】(2)また、各ユニット島に設けられた複
数の遊技機(好ましくは数台の遊技機)毎に、コイン循
環機構(コイン研磨装置である研磨ユニット51を含
む)が設置された構成となるので、一部のコイン循環機
構に故障等が発生しても、その故障の影響は、そのコイ
ン循環機構が一体に設けられた一つのユニット島におけ
る遊技機にしか及ばず、コイン循環機構の故障等の影響
範囲が小さくなる利点も得られる。 (3)しかも、ユニット島10内のコイン流路(揚送レ
ール33)には研磨ユニット51が脱着可能に設けら
れ、この研磨ユニット51は、装着状態においてコイン
流路を通過するコインに摺接する研磨布53と、この研
磨布53を支持するベース部材54とを有し、さらにユ
ニット島10には、この研磨ユニット51を装着状態に
保持する押さえ部材63(保持部材)が備えられてい
る。即ち、従来の大がかりなコイン研磨装置に相当する
機能が、ユニット島毎に設けられた極めて簡素な構成の
研磨ユニット51(ベース部材54と研磨布53のみよ
りなり、別個の駆動源が不要な構成)により実現されて
いる。このため、その分遊技島全体のコスト低減が可能
となり、遊技島の設置作業性をさらに向上させることが
できる。また、上記研磨ユニット51は脱着可能に設け
られ、押さえ部材63(保持部材)で保持される構成で
あるため、脱落による研磨機能の不良等が防止されつ
つ、メンテナンス作業の容易化も図れる。即ち、押さえ
部材63によって、装着状態が信頼性高く保持され、し
かもこの押さえ部材63の保持状態を解除することによ
って、研磨ユニット51全体が脱着可能となるため、コ
イン研磨装置としての機能を十分確実に実現しつつ、研
磨材である研磨布53の点検や交換作業を含めたコイン
研磨装置のメンテナンス作業が容易になる。
【0038】(4)また、本実施の形態のベース部材5
4は、装着状態において、コイン流路を構成するレール
(揚送レール33の上端部)に沿って配置される帯板状
のものであり、研磨布53は、少なくともベース部材5
4の内面55側に配設される帯状のものである。このた
め、簡素な構成の研磨ユニット51でありながら、コイ
ン流路を通過するコインをコイン流路に沿った長い範囲
において十分念入りに研磨することができ、島内のコイ
ンを十分清浄に維持できる。
【0039】(5)また、研磨ユニット51は、揚送レ
ール33に設けられた装着ガイド61に案内されて、揚
送レール33に沿って挿入され、或いは揚送レール33
に沿って引き出されることによって、脱着される構成で
ある。このため、研磨ユニット51の脱着作業が、小さ
なスペースで可能であり、周辺の部材との干渉を生じる
ことなく円滑に可能となる。即ち、帯状(長尺状)の研
磨ユニット51が、その長手方向に、しかも揚送レール
33に沿って抜き差しされる構成のため、脱着する際
に、研磨ユニット51やこれを把持する作業者の手が揚
送レール33を構成する部材などに干渉し難く、また、
島本体11の表面を覆うカバー部材の開口(この場合、
天板22に形成されたメンテナンス開口部22d)を介
して、カバー部材(天板22)を装着したままで研磨ユ
ニット51の脱着を行う場合に、その開口部(メンテナ
ンス開口部22d)が比較的小さなものでも干渉が起こ
らない。 (6)また、研磨ユニット51を装着状態に保持する保
持部材は、研磨ユニット51の挿入方向後端(この場
合、上端)に当接することによって、研磨ユニット51
の抜け出しを阻止して、研磨ユニット51を装着状態に
保持する押さえ部材63よりなり、この押さえ部材63
は、研磨ユニット51の挿入方向後端に当接する保持位
置と、この保持位置から退避して研磨ユニット51の挿
入方向後端に当接しない開放位置とに、変位可能(この
場合、揺動可能)とされている。このため、脱着作業の
容易性がより高くなる利点がある。即ち、研磨ユニット
51が、例えばネジ止め等によって固定保持される構成
では、研磨ユニット51を脱着する度に、このネジ部材
の脱着作業(ネジ回し作業)が必要になる。しかしこの
場合には、上記押さえ部材63を保持位置から開放位置
に変位させるだけで、研磨ユニット51の脱着作業(こ
の場合、引き出したり、或いは挿入したりする作業)が
可能となり、その後、上記押さえ部材63を逆に開放位
置から保持位置に変位させれば、またもとの保持状態に
容易に復帰可能だからである。
【0040】(7)また、研磨ユニット51の挿入方向
後端は、コイン流路(揚送レール33)のコイン通過方
向後流側の端であるため、この研磨ユニット51が設置
された箇所でコインの詰まり等が発生した場合でも、比
較的容易に研磨ユニット51を引き出して取り外し、コ
インの詰まり等を解消することができる。というのは、
この場合、研磨ユニット51を引き出す向きは、コイン
の流れの向きであるため、特にコインの詰まり等が発生
している状態では、コインの流れの向きに逆らって研磨
ユニット51を引き出す場合よりも、容易に研磨ユニッ
ト51が引き出せる利点がある。さらにいえば、コイン
を動かそうとする駆動力(この場合、揚送装置32によ
る揚送力)が、研磨ユニット51を引き出す向きに作用
するため、必要に応じてこの駆動力を働かせる(この場
合、揚送装置32を作動させる)ことによって、容易に
研磨ユニット51が取り外せる。 (8)また本形態例では、揚送レール33における研磨
ユニット51が装着される上端部分は、ほぼ鉛直方向に
配設されており、研磨ユニット51は、下端側を挿入方
向先端側として、上方から下方に向かって挿入される構
成である。このため、重力が研磨ユニット51の挿入方
向に作用し、研磨ユニット51の装着作業は、研磨ユニ
ット51を重力に任せて落とし込むだけの、極めて容易
な作業となる。
【0041】(9)また本形態例では、揚送レール33
内のコイン流路33dが、装着状態にある研磨ユニット
51の端部(この場合、上端部)においてL字形に湾曲
しているため、この端部においてコインKは、研磨布5
3を幅方向によぎるように研磨布53に摺接して移動し
(図8の矢印Y参照)、この部分でコインKの転動が生
じ易い(即ち、回転を伴いながら移動する可能性が高
い)。このため、コインの全表面が研磨布53に確実に
摺接する可能性が極めて高まり、コインの表面上に研磨
漏れの箇所(研磨されなかった箇所)が発生し難いとい
う特長がある。というのは、本形態例のように研磨布5
3の幅寸法がコインKの直径よりも小さい場合には(図
6(c)参照)、研磨布53に摺接する際のコインKの
移動経路が、研磨布53の長手方向に沿った直線状の経
路のみであると、コインKがあまり回転を伴わずに通過
した場合には、コインKの外周部両側は研磨布53にほ
とんど摺接しない恐れがあり、コインKの全表面を良好
に研磨することができない恐れがある。しかし、上述し
たようにコイン流路33dの湾曲部が設けられている
と、コインKの全表面が研磨布53に漏れなく摺接する
可能性が極めて高くなる。
【0042】(10)また、研磨ユニット51の研磨布
53は、ベース部材54に対して脱着可能に取り付けら
れている。このため、研磨材である研磨布53は、研磨
ユニット51を取り外した後、ベース部材54から取り
はずことで、単体で交換可能である。このため、ベース
部材54を再使用可能であり、研磨ユニット全体を交換
する場合に比較して、メンテナンス費用が低減される。 (11)また研磨布53は、無端帯状の形状とされたも
のであり、帯板状のベース部材54の両面を覆うよう
に、ベース部材54に巻回されて装着されている。この
ため、研磨布53の片面側(ベース部材54の内面55
側)が交換すべき程度に汚れた場合でも、ベース部材5
4に対して研磨布53を周回させることで、研磨布53
の片面側(ベース部材54の内面55側)と他面側(ベ
ース部材54の外面56側)を入れ替えて(交代させ
て)、再使用することが可能である。また、両面側が汚
れた場合でも、ベース部材54から研磨布53を外した
後、研磨布53の表裏をひっくり返して再装着すれば、
また同様に再使用することが可能である。つまり、例え
ばベース部材54の片面側に、研磨布を接着等によって
取り付けて設けた場合には、その片面側が汚れると研磨
布全体を交換する必要があるが、本実施の形態の場合に
は、その4倍研磨布を使用可能であり、研磨布の交換時
期が格段に延長できる。また、研磨布の接着等が不要に
なる利点もある。
【0043】(12)また、研磨ユニット51が、コイ
ン流路を構成する揚送レール33の両側に、揚送レール
33を通過するコインKを挟み付けるように装着され、
各研磨ユニット51の研磨布53がコインKの両面にそ
れぞれ摺接する構成である。このため、別個の駆動力を
要することなく、コインKの両面が同時かつ良好に研磨
できる。 (13)また、研磨ユニット51は、ベース部材54の
内面側(コイン流路中心側)に配置された研磨布53の
部分のみがコインKに摺接する構成であり、研磨ユニッ
ト51は、ベース部材54の特定の片面側(この場合、
内面55の側)が前記内面側となる向きにのみ装着可能
である。つまり、前述したように、内面55を外側に向
けた姿勢では、研磨ユニット51が装着ガイド61内に
挿入できない。このため、ベース部材54の研磨布53
が汚れた側を、誤って内側(コインKの側)に向けて装
着してしまう不具合が確実に回避される利益がある。 (14)また、研磨ユニット51を装着する装着部52
(この場合正確には、装着ガイド61)には、ベース部
材54の外面側に配置された研磨布53の少なくとも一
部を外方に露出させる覗き窓62が設けられている。こ
のため、例えば装着部52の近傍のカバー部材(この場
合、天板22)を取り外すか、或いはこのカバー部材に
設けられた開口(この場合、メンテナンス開口部22
d)を通して、この覗き窓62内を目視確認すること
で、研磨ユニット51や研磨布53の装着状態(研磨布
53が装着されているか否かも含む)や、ベース部材5
4の外面側に配置された研磨布53の汚れ状態(即ち、
外面側の部分が使用可能か否か)を容易に確認できる。 (15)また、研磨ユニット51は、コイン流路33d
を構成する揚送レール33の部材(レール本体33aや
スペーサ33b)とは別個独立となっていて、研磨ユニ
ット51をコイン流路33dから取り外した状態におい
ても、コイン流路33dをコインKが流通可能である。
このため、研磨ユニット51を取り外してメンテナンス
作業(研磨布53の交換等)を行っている際にも、コイ
ンKの循環が可能であり、遊技島全体の稼働が可能であ
るという利点がある。
【0044】なお、本発明は上記実施の形態の態様に限
られず、各種の変形,応用があり得る。例えば、ユニッ
ト島における遊技機の配置台数や配置レイアウトは、上
記実施の形態の態様に限られない。例えば、島本体の片
面側又は両面側にそれぞれ3台の遊技機が並んで取り付
けられるユニット島よりなる遊技島であってもよいし、
或いは、島本体の片面側のみに2台の遊技機が並んで取
り付けられるユニット島よりなる遊技島であってもよ
い。また、遊技機が両面側に1台ずつ設けられるユニッ
ト島よりなるものでもよいし、遊技機が片面側又は両面
側に4台以上並べて設けられるユニット島からなるもの
であってもよい。また、ユニット島におけるコイン貸機
の配置台数や配置レイアウトも、上記実施の形態の態様
に限られない。コイン貸機が設置されていないユニット
島が含まれていてもよい。また、遊技機等の配置台数や
配置レイアウトの異なるユニット島が、複数設置されて
なる遊技島であってもよい。
【0045】また、研磨ユニットにおける研磨布は、必
ずしも無端状でなくてよい。例えば、単なる帯状の研磨
布がベース部材の片面側のみに(或いは両面側それぞれ
に)接着等によって取り付けられていてもよい。また、
単なる帯状の研磨布が、ベース部材の両面側それぞれに
取り付けられる場合にも、各研磨布が相互に配置位置を
交換可能な構成としてもよい。例えば、各研磨布がベー
ス部材の各面にそれぞれマジックテープ(登録商標)に
よって貼り付けられる構成とすれば、コインに摺接する
側の研磨布が汚れた場合に、これを他面側の研磨布と容
易に取り替えて、さらにもう一枚が汚れるまで研磨ユニ
ットを使用できる。また、本発明の遊技島には、一組の
ユニット島からなるものも含まれる。また、本発明にお
ける遊技機は、コイン状の遊技価値媒体(コイン、或い
は、メダルと呼ばれるもの)を賞特典として排出する遊
技機であり、このような遊技機であればスロットマシン
以外の遊技機も含まれる。また、今回開示された実施の
形態はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれ
ることが意図される。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の遊技島は、遊技価値媒体
としてコインを排出する遊技機が複数取り付けられる島
本体と、この島本体に取り付けられた各遊技機にコイン
を補給するコイン循環機構とを一体に備えて、ユニット
化されたユニット島よりなる。このため、予め工場等で
組み立てたユニット島を、所定数だけ遊技店に搬入し、
アンカー部材の取り付け等の据え付け作業を行えば、極
めて短時間に新たな遊技島を設置でき、遊技店の稼働日
の減少が回避できる。また、上記ユニット島を任意のレ
イアウトで複数設置すれば、例えば図14(b)や図1
4(c)のように、従来困難であった遊技機の特別な設
置レイアウト(円弧状の配列、或いは段差のある配列
等)が実現できて、遊技機のファッション性を更に高め
ることができる。特に請求項2記載のように、遊技機が
数台だけ僅かにユニット島に取り付けられる構成である
と、ユニット島が小型になり、新規設置作業がより楽に
なるとともに、遊技機の設置レイアウトの自由度もより
向上する。また、各ユニット島に設けられた複数の遊技
機(好ましくは数台の遊技機)毎に、コイン循環機構
(コイン研磨装置である研磨ユニットを含む)が設置さ
れた構成となるので、一部のコイン循環機構に故障等が
発生しても、その故障の影響は、そのコイン循環機構が
一体に設けられた一つのユニット島における遊技機にし
か及ばず、コイン循環機構の故障等の影響範囲が小さく
なる利点も得られる。
【0047】しかも本発明の遊技島では、ユニット島内
のコイン循環機構のコイン流路には研磨ユニットが脱着
可能に設けられ、この研磨ユニットは、装着状態におい
てコイン流路を通過するコインに摺接する研磨布と、こ
の研磨布を支持するベース部材とを有する簡素な構成と
なっている。即ち、従来の大がかりなコイン研磨装置に
相当する機能が、ユニット島毎に設けられた極めて簡素
な構成の研磨ユニット(ベース部材と研磨布のみよりな
り、別個の駆動源が不要な構成)により実現されてい
る。このため、その分遊技島全体のコスト低減が可能と
なり、遊技島の設置作業性をさらに向上させることがで
きる。また、上記研磨ユニットは脱着可能に設けられて
いるため、メンテナンス作業の容易化も図れる。即ち、
研磨ユニット全体が脱着可能であるため、研磨材である
研磨布の点検や交換作業を含めたコイン研磨装置のメン
テナンス作業が容易になる。
【0048】また、請求項3記載の遊技島では、ベース
部材が、装着状態において、コイン流路を構成するレー
ルに沿って配置される帯板状のものであり、研磨布が、
少なくともベース部材の内面側に配設される帯状のもの
である。このため、簡素な構成の研磨ユニットでありな
がら、コイン流路を通過するコインをコイン流路に沿っ
た長い範囲において十分念入りに研磨することができ、
島内のコインを十分清浄に維持できる。また、請求項4
記載の遊技島では、前記コイン流路が、装着状態にある
研磨ユニットの端部においてL字形に湾曲しているた
め、この端部においてコインは、研磨布を幅方向によぎ
るように研磨布に摺接して移動し、この部分でコインの
転動が生じ易い(即ち、回転を伴いながら移動する可能
性が高い)。このため、コインの全表面が研磨布に確実
に摺接する可能性が極めて高まり、コインの表面上に研
磨漏れの箇所(研磨されなかった箇所)が発生し難い。
【0049】また、請求項5記載の遊技島では、前記研
磨ユニットが、前記コイン流路を構成するレールに設け
られた装着ガイドに案内されて、前記装着ガイドの案内
方向に挿入され或いは引き出されることによって、脱着
される構成である。このため、研磨ユニットの脱着作業
が、研磨ユニットを抜き差しする作業で容易に可能とな
る。また、請求項6記載の遊技島では、前記研磨ユニッ
トが、前記コイン流路を構成するレールに沿って配置さ
れる帯状のものであり、前記レールに設けられた装着ガ
イドに案内されて、前記レールに沿って挿入され、或い
は前記レールに沿って引き出されることによって、脱着
される構成である。このため、研磨ユニットの脱着作業
が、小さなスペースで可能であり、周辺の部材との干渉
を生じることなく円滑に可能となる。また、請求項7記
載の遊技島では、研磨ユニットの挿入方向後端が、コイ
ン流路のコイン通過方向後流側の端であるため、研磨ユ
ニットが設置された箇所でコインの詰まり等が発生した
場合でも、比較的容易に研磨ユニットを引き出して取り
外し、コインの詰まり等を解消することができる。とい
うのは、この場合、研磨ユニットを引き出す向きは、コ
インの流れの向きであるため、特にコインの詰まり等が
発生している状態では、コインの流れの向きに逆らって
研磨ユニットを引き出す場合よりも、容易に研磨ユニッ
トが引き出せる利点がある。
【0050】また、請求項8記載の遊技島は、前記レー
ルにおける研磨ユニットが装着される部分が、ほぼ鉛直
方向に配設されており、研磨ユニットは、下端側を挿入
方向先端側として、上方から下方に向かって挿入される
構成である。このため、重力が研磨ユニットの挿入方向
に作用し、研磨ユニットの装着作業は、研磨ユニットを
重力に任せて落とし込むだけの、極めて容易な作業とな
る。また、請求項9記載の遊技島は、前記研磨ユニット
の装着状態からの脱落を阻止可能な保持部材を備える。
このため、研磨ユニットの脱落による研磨機能の不良等
が防止されつつ、メンテナンス作業の容易化も図れる。
即ち、保持部材によって、装着状態が信頼性高く保持さ
れ、しかもこの保持部材の保持状態を解除することによ
って、研磨ユニット全体が脱着可能となるため、コイン
研磨装置としての機能を十分確実に実現しつつ、研磨材
である研磨布の点検や交換作業を含めたコイン研磨装置
のメンテナンス作業が容易になる。また、請求項10記
載の遊技島では、研磨ユニットを装着状態に保持する保
持部材として、研磨ユニットの挿入方向後端に当接する
ことによって、研磨ユニットの抜け出しを阻止する押さ
え部材が備えられ、この押さえ部材は、研磨ユニットの
挿入方向後端に当接する保持位置と、この保持位置から
退避して研磨ユニットの挿入方向後端に当接しない開放
位置とに、変位可能とされている。このため、脱着作業
の容易性がより高くなる利点がある。即ち、研磨ユニッ
トが、例えばネジ止め等によって固定保持される構成で
は、研磨ユニットを脱着する度に、このネジ部材の脱着
作業(ネジ回し作業)が必要になる。しかしこの場合に
は、上記押さえ部材を保持位置から開放位置に変位させ
るだけで、研磨ユニットの脱着作業が可能となり、その
後、上記押さえ部材を逆に開放位置から保持位置に変位
させれば、またもとの保持状態に容易に復帰可能だから
である。
【0051】また、請求項11記載の遊技島では、研磨
ユニットの研磨布が、ベース部材に対して脱着可能に取
り付けられている。このため、研磨材である研磨布は、
研磨ユニットを取り外した後、ベース部材から取りはず
ことで、単体で交換可能である。このため、ベース部材
を再使用可能であり、研磨ユニット全体を交換する場合
に比較して、メンテナンス費用が低減される。また、請
求項12記載の遊技島では、前記研磨布が、無端帯状の
形状とされたものであり、帯板状のベース部材の両面を
覆うように、ベース部材に巻回されて装着されている。
このため、研磨布の片面側が交換すべき程度に汚れた場
合でも、ベース部材に対して研磨布を周回させること
で、研磨布の片面側と他面側を入れ替えて(交代させ
て)、再使用することが容易に可能である。また、両面
側が汚れた場合でも、ベース部材から研磨布を外した
後、研磨布の表裏をひっくり返して再装着すれば、また
同様に再使用することが可能である。つまり、例えばベ
ース部材の片面側に、研磨布を接着等によって取り付け
て設けた場合には、その片面側が汚れると研磨布全体を
交換する必要があるが、本発明の場合には、その4倍研
磨布を使用可能であり、研磨布の交換時期が格段に延長
できる。また、研磨布の接着等が不要になる利点もあ
る。
【0052】また、請求項13記載の遊技島では、研磨
ユニットが、コイン流路を構成するレールの両側に、こ
のレールを通過するコインを挟み付けるように装着さ
れ、各研磨ユニットの研磨布がコインの両面にそれぞれ
摺接する構成である。このため、別個の駆動力を要する
ことなく、コインの両面が同時かつ良好に研磨できる。
また、請求項14記載の遊技島では、ベース部材の内面
側に配置された研磨布のみがコインに摺接する構成であ
り、研磨ユニットは、ベース部材の特定の片面側が前記
内面側となる向きにのみ装着可能である。つまり、所定
の面を内側(コイン側)に向けた姿勢でしか、研磨ユニ
ットが装着できない。このため、ベース部材の研磨布が
汚れた側(或いは、研磨布が装着されていない側)を、
誤って内側(コインの側)に向けて装着してしまう不具
合が確実に回避される利益がある。
【0053】また、請求項15記載の遊技島では、ベー
ス部材の両面側に研磨布が装着可能であるとともに、ベ
ース部材の内面側に配置された研磨布のみがコイン流路
を通過するコインに摺接し、ベース部材の内面側と外面
側に位置する研磨布が相互に配置位置を交代可能な構成
である。このため、研磨布の片面側が交換すべき程度に
汚れた場合でも、研磨布の片面側と他面側を入れ替えて
(交代させて)、再使用することが可能である。つま
り、例えばベース部材の片面側のみに研磨布を取り付け
た場合には、その片面側が汚れると研磨ユニット全体の
研磨布を交換する必要があるが、本発明の場合には、少
なくともその2倍研磨布を使用可能であり、研磨布の交
換時期が延長できる。また、請求項16記載の遊技島で
は、研磨ユニットを装着する装着部には、研磨ユニット
の少なくとも一部を外方に露出させる覗き窓が設けられ
ている。このため、例えば装着部の近傍のカバー部材を
取り外すか、或いはこのカバー部材に設けられた開口部
を通して、この覗き窓内を目視確認することで、研磨ユ
ニットの装着状態などを容易に確認できる。
【0054】また、請求項17又は18記載の遊技島で
は、研磨ユニットがコイン流路を構成する部材と別個独
立となっているか、或いは研磨ユニットをコイン流路か
ら取り外した状態においてもコイン流路をコインが流通
可能となるような、なんらかの構成となっている。この
ため、研磨ユニットを取り外してメンテナンス作業(研
磨布の交換等)を行っている際にも、コインの循環が可
能であり、遊技島全体の稼働が可能であるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット島の外観を示す正面図である。
【図2】ユニット島のコイン循環機構を示す正面図であ
る。
【図3】島本体のフレーム等を示す斜視図である。
【図4】研磨ユニットを示す図である。
【図5】研磨ユニットのベース部材を示す図である。
【図6】研磨ユニット装着部の断面図である。
【図7】研磨ユニット装着部の上面図である。
【図8】研磨ユニット装着部周辺の正面図である。
【図9】島本体上面のカバー部材(天板)を示す斜視図
である。
【図10】天板を装着した島本体を示す斜視図である。
【図11】天板を装着した島本体(メンテナンス開口部
開放状態)を示す斜視図である。
【図12】天板のメンテナンス開口部を示す平面図であ
る。
【図13】島本体上面にコイン箱を載置した状態を示す
斜視図である。
【図14】遊技島の全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1c 遊技島 2 遊技機(スロットマシン) 10 ユニット島 11 島本体 18 表示パネル(カバー部材) 22 天板(カバー部材) 22a 区分壁 22b,22c コイン箱載置部 22d メンテナンス開口部 31 コイン貯留部(コイン循環機構) 32,39 コイン揚送装置(コイン循環機構) 33 揚送レール(コイン循環機構) 33a レール本体(コイン流路を構成する部材) 33b スペーサ(コイン流路を構成する部材) 33d コイン流路 34 搬送レール(コイン循環機構) 35 コイン導入ゲート(コイン循環機構) 36,41 コイン計数センサ(コイン循環機構) 37 オーバーフロー流路(コイン循環機構) 38 サブコイン貯留部(コイン循環機構) 40 移送レール(コイン循環機構) 50 コイン研磨装置 51 研磨ユニット 52 装着部 52a 挿入空間 53 研磨布 54 ベース部材 61 装着ガイド 62 覗き窓 63 押さえ部材(保持部材) 71 開閉部材

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技価値媒体としてコインを排出する遊
    技機が複数取り付けられる島本体と、この島本体に取り
    付けられた各遊技機にコインを補給するコイン循環機構
    とを一体に備えて、ユニット化されたユニット島よりな
    る遊技島であって、 前記コイン循環機構のコイン流路に対して、コインを研
    磨する研磨ユニットが脱着可能に設けられ、 前記研磨ユニットは、装着状態において前記コイン流路
    を通過するコインに摺接する研磨布と、この研磨布を支
    持するベース部材とを有することを特徴とする遊技島。
  2. 【請求項2】 前記島本体は、1乃至3台の前記遊技機
    が片面側又は両面側に取り付けられるものであることを
    特徴とする請求項1記載の遊技島。
  3. 【請求項3】 前記ベース部材は、装着状態において、
    前記コイン流路を構成するレールに沿って配置される帯
    板状のものであり、 前記研磨布は、少なくとも前記ベース部材の内面側に配
    設される帯状のものであることを特徴とする請求項1又
    は2記載の遊技島。
  4. 【請求項4】 前記コイン流路は、装着状態にある前記
    研磨ユニットの端部においてL字形に湾曲していること
    を特徴とする請求項3記載の遊技島。
  5. 【請求項5】 前記研磨ユニットは、前記コイン流路を
    構成するレールに設けられた装着ガイドに案内されて、
    前記装着ガイドの案内方向に挿入され或いは引き出され
    ることによって、脱着される構成であることを特徴とす
    る請求項1乃至4の何れかに記載の遊技島。
  6. 【請求項6】 前記研磨ユニットは、前記コイン流路を
    構成するレールに設けられた装着ガイドに案内されて、
    前記レールに沿って挿入され、或いは前記レールに沿っ
    て引き出されることによって、脱着される構成であるこ
    とを特徴とする請求項3又は4記載の遊技島。
  7. 【請求項7】 前記研磨ユニットの挿入方向後端は、前
    記コイン流路のコイン通過方向後流側の端であることを
    特徴とする請求項6記載の遊技島。
  8. 【請求項8】 前記レールにおける少なくとも前記研磨
    ユニットが装着される部分は、ほぼ鉛直方向に配設さ
    れ、 前記研磨ユニットは、下端側を挿入方向先端側として挿
    入される構成であることを特徴とする請求項6又は7記
    載の遊技島。
  9. 【請求項9】 前記研磨ユニットの装着状態からの脱落
    を阻止可能な保持部材を備えることを特徴とする請求項
    1乃至8の何れかに記載の遊技島。
  10. 【請求項10】 前記研磨ユニットの装着状態からの脱
    落を阻止可能な保持部材として、前記研磨ユニットの挿
    入方向後端に当接可能な押さえ部材を備え、 前記押さえ部材は、前記研磨ユニットの挿入方向後端に
    当接する保持位置と、この保持位置から退避して前記研
    磨ユニットの挿入方向後端に当接しない開放位置とに、
    変位可能とされていることを特徴とする請求項5又は6
    記載の遊技島。
  11. 【請求項11】 前記研磨布は、前記ベース部材に対し
    て脱着可能に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1乃至10の何れかに記載の遊技島。
  12. 【請求項12】 前記研磨布は、無端帯状の形状とされ
    たものであり、帯板状の前記ベース部材の両面を覆うよ
    うに、前記ベース部材に巻回されて装着されていること
    を特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の遊技
    島。
  13. 【請求項13】 前記研磨ユニットは、前記コイン流路
    を構成するレールの両側に、前記レールを通過するコイ
    ンを挟み付けるように装着され、各研磨ユニットの研磨
    布が前記コインの両面にそれぞれ摺接する構成であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の遊技
    島。
  14. 【請求項14】 前記研磨ユニットは、前記ベース部材
    の内面側に配置された研磨布のみが前記コイン流路を通
    過するコインに摺接する構成であり、 前記研磨ユニットは、前記ベース部材の特定の片面側が
    前記内面側となる向きにのみ装着可能であることを特徴
    とする請求項1乃至13の何れかに記載の遊技島。
  15. 【請求項15】 前記研磨ユニットは、前記ベース部材
    の両面側に前記研磨布が装着可能であるとともに、前記
    ベース部材の内面側に配置された研磨布のみが前記コイ
    ン流路を通過するコインに摺接し、前記ベース部材の内
    面側と外面側に位置する前記研磨布が相互に配置位置を
    交代可能な構成であることを特徴とする請求項1乃至1
    4の何れかに記載の遊技島。
  16. 【請求項16】 前記コイン流路に対して前記研磨ユニ
    ットを装着する装着部には、前記研磨ユニットの少なく
    とも一部を外方に露出させる覗き窓が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の遊技
    島。
  17. 【請求項17】 前記研磨ユニットを前記コイン流路か
    ら取り外した状態においても、前記コイン流路をコイン
    が流通可能であることを特徴とする請求項1乃至16の
    何れかに記載の遊技島。
  18. 【請求項18】 前記研磨ユニットは、前記コイン流路
    を構成する部材とは別個独立となっていることを特徴と
    する請求項1乃至16の何れかに記載の遊技島。
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JP2016025994A (ja) * 2015-10-21 2016-02-12 株式会社三共 遊技機

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