JP2001340161A - 軽量合金製シートバックフレーム - Google Patents
軽量合金製シートバックフレームInfo
- Publication number
- JP2001340161A JP2001340161A JP2000163305A JP2000163305A JP2001340161A JP 2001340161 A JP2001340161 A JP 2001340161A JP 2000163305 A JP2000163305 A JP 2000163305A JP 2000163305 A JP2000163305 A JP 2000163305A JP 2001340161 A JP2001340161 A JP 2001340161A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- back frame
- edge
- upper edge
- seat back
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- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム上部側を肉厚成形することによらな
いで、ヘッドレストに加わる荷重に耐えられるようフレ
ーム上部側を補強する。 【解決手段】 縁取りフランジ5の上縁5aから左右の
外枠横辺2b,2cまで一線上に連続する補強用リブ1
0,11を設ける。
いで、ヘッドレストに加わる荷重に耐えられるようフレ
ーム上部側を補強する。 【解決手段】 縁取りフランジ5の上縁5aから左右の
外枠横辺2b,2cまで一線上に連続する補強用リブ1
0,11を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネシウム合金
から型成形する軽量合金製シートバックフレームの改良
に関するものである。
から型成形する軽量合金製シートバックフレームの改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、マグネシウム合金はリサイクル
を図れるところから、シートフレームをマグネシウム合
金から型成形することが試みられている。その一例とし
ては、図3,図4で示すようなシートバックフレームを
ダイキャスト成形することが試みられている。
を図れるところから、シートフレームをマグネシウム合
金から型成形することが試みられている。その一例とし
ては、図3,図4で示すようなシートバックフレームを
ダイキャスト成形することが試みられている。
【0003】そのシートバックフレームは、有幅な背枠
上辺1aから左右の背枠横辺1b,1c並びに背枠下辺
1dまで連続する略四辺形の背枠1と、その背枠1の外
周から前方に張り出す外枠2とを基枠とし、上縁が背枠
上辺1aの下縁となる横長な略四辺形の開口部3を設け
て左右の背枠横辺1b,1cに亘るクロスメンバー4を
設けると共に、縁取りフランジ5を開口部3の縁回りに
設けて外枠上辺2aから縁取りフランジ5の上縁5aに
亘るヘッドレストのステーガイド6a,6bを略筒状に
設けることにより構成されている。
上辺1aから左右の背枠横辺1b,1c並びに背枠下辺
1dまで連続する略四辺形の背枠1と、その背枠1の外
周から前方に張り出す外枠2とを基枠とし、上縁が背枠
上辺1aの下縁となる横長な略四辺形の開口部3を設け
て左右の背枠横辺1b,1cに亘るクロスメンバー4を
設けると共に、縁取りフランジ5を開口部3の縁回りに
設けて外枠上辺2aから縁取りフランジ5の上縁5aに
亘るヘッドレストのステーガイド6a,6bを略筒状に
設けることにより構成されている。
【0004】そのシートバックフレームでは、図3で示
すようにステーホルダー7a,7bをステーガイド6
a,6bに嵌込み装備することによりヘッドレスト(図
示せず)を着脱自在に備え、また、バックパッドを支持
する複数本のジグザグバネ8a〜8cを外枠横辺2b,
2cの内側に設けた掛止めフック9a…,9b…に端末
止着するよう構成できる。
すようにステーホルダー7a,7bをステーガイド6
a,6bに嵌込み装備することによりヘッドレスト(図
示せず)を着脱自在に備え、また、バックパッドを支持
する複数本のジグザグバネ8a〜8cを外枠横辺2b,
2cの内側に設けた掛止めフック9a…,9b…に端末
止着するよう構成できる。
【0005】このシートバックフレームにおいては、ヘ
ッドレストに加わる荷重に耐えられるようヘッドレスト
を立付け装備するフレーム上部を補強する必要がある。
その要請からすると、背枠上辺1aや外枠上辺2aを厚
肉なものに形成することが考えられる。然し、これでは
軽量化の要請に反する。
ッドレストに加わる荷重に耐えられるようヘッドレスト
を立付け装備するフレーム上部を補強する必要がある。
その要請からすると、背枠上辺1aや外枠上辺2aを厚
肉なものに形成することが考えられる。然し、これでは
軽量化の要請に反する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フレーム上
部側を肉厚成形することによらないで、ヘッドレストに
加わる荷重に耐えられるようフレーム上部側を補強可能
な構造の軽量合金製シートバックフレームを提供するこ
とを目的とする。
部側を肉厚成形することによらないで、ヘッドレストに
加わる荷重に耐えられるようフレーム上部側を補強可能
な構造の軽量合金製シートバックフレームを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軽量合金製
シートバックフレームにおいては、有幅な背枠上辺から
左右の背枠横辺並びに背枠下辺まで連続する略四辺形の
背枠と、その背枠の外周縁から前方に張り出す外枠とを
基枠とし、上縁が背枠上辺の下縁となる横長な略四辺形
の開口部を設けて左右の背枠横辺に亘るクロスメンバー
を設けると共に、縁取りフランジを該開口部の縁回りに
設けて外枠上辺から該縁取りフランジの上縁に亘るヘッ
ドレストのステーガイドを設けるもので、縁取りフラン
ジの上縁から左右の外枠横辺まで一線上に連続する補強
用リブを設けることにより構成されている。
シートバックフレームにおいては、有幅な背枠上辺から
左右の背枠横辺並びに背枠下辺まで連続する略四辺形の
背枠と、その背枠の外周縁から前方に張り出す外枠とを
基枠とし、上縁が背枠上辺の下縁となる横長な略四辺形
の開口部を設けて左右の背枠横辺に亘るクロスメンバー
を設けると共に、縁取りフランジを該開口部の縁回りに
設けて外枠上辺から該縁取りフランジの上縁に亘るヘッ
ドレストのステーガイドを設けるもので、縁取りフラン
ジの上縁から左右の外枠横辺まで一線上に連続する補強
用リブを設けることにより構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3を参照して説明
すると、図示のシートバックフレームはマグネシウム合
金からダイキャスト成形,インジェクション成形を適用
することにより型成形するもので、基本的には図4,図
5で示すものと同じフレーム構造を有する。図1〜図3
中、図4,図5で示すものと共通の構造部分は同じ符号
を付けて示す。
すると、図示のシートバックフレームはマグネシウム合
金からダイキャスト成形,インジェクション成形を適用
することにより型成形するもので、基本的には図4,図
5で示すものと同じフレーム構造を有する。図1〜図3
中、図4,図5で示すものと共通の構造部分は同じ符号
を付けて示す。
【0009】そのシートバックフレームは、図1で示す
ように背枠上辺1aから左右の背枠横辺1b,1c並び
に背枠下辺1cまで連続する略四辺形の背枠1と、その
背枠1の外周縁から前方に張り出す外枠2とを基枠とし
て形成されている。
ように背枠上辺1aから左右の背枠横辺1b,1c並び
に背枠下辺1cまで連続する略四辺形の背枠1と、その
背枠1の外周縁から前方に張り出す外枠2とを基枠とし
て形成されている。
【0010】背枠1のうち、背枠上辺1aはヘッドレス
トのステーガイド6a,6bを設ける必要から、ステー
ガイド6a,6bの縦寸法に相当する有幅なものに形成
されている。また、外枠2はバックパッドを組み付ける
必要から所定の立上り寸法を有するよう形成されてい
る。
トのステーガイド6a,6bを設ける必要から、ステー
ガイド6a,6bの縦寸法に相当する有幅なものに形成
されている。また、外枠2はバックパッドを組み付ける
必要から所定の立上り寸法を有するよう形成されてい
る。
【0011】このシートバックフレームには、上縁が背
枠上辺1aとなる横長な略四辺形の開口部3を設け、そ
の開口部3の下縁が上縁となるクロスメンバー4が左右
の背枠横辺1b,1cに亘って背枠横辺1b,1cを補
強するよう設けられている。また、開口部3の縁回りに
は縁取りフランジ5がクロスメンバー4の上縁より連続
するよう設けられている。
枠上辺1aとなる横長な略四辺形の開口部3を設け、そ
の開口部3の下縁が上縁となるクロスメンバー4が左右
の背枠横辺1b,1cに亘って背枠横辺1b,1cを補
強するよう設けられている。また、開口部3の縁回りに
は縁取りフランジ5がクロスメンバー4の上縁より連続
するよう設けられている。
【0012】そのシートバックフレームにおいては、図
2で示すようにヘッドレストのステーガイド6a,6b
が外枠上辺2aから縁取りフランジ5の上縁5aに亘る
よう設けられている。このステーガイド6a,6bは、
開孔を外枠上辺2aの面内に位置させてステーホルダー
7a,7bを嵌込み挿置可能な筒状に形成されている。
2で示すようにヘッドレストのステーガイド6a,6b
が外枠上辺2aから縁取りフランジ5の上縁5aに亘る
よう設けられている。このステーガイド6a,6bは、
開孔を外枠上辺2aの面内に位置させてステーホルダー
7a,7bを嵌込み挿置可能な筒状に形成されている。
【0013】そのフレーム構造において、補強用リブ1
0,11が縁取りフランジ5の上縁5aから左右の外枠
横辺2b,2cまで一線上に連続するよう設けられてい
る。この補強用リブ10,11は、縁取りフランジ5の
上縁5a並びに外枠上辺2aを外枠横辺2b,2cと連
続することからボックス構造を構成し、また、図3で示
すように上部側の断面形状が背枠上辺1aを含めてコの
字構造を呈する。これにより、ヘッドレストに加わる荷
重に耐えられるようフレーム上部を十分に補強できて軽
量に保てる。
0,11が縁取りフランジ5の上縁5aから左右の外枠
横辺2b,2cまで一線上に連続するよう設けられてい
る。この補強用リブ10,11は、縁取りフランジ5の
上縁5a並びに外枠上辺2aを外枠横辺2b,2cと連
続することからボックス構造を構成し、また、図3で示
すように上部側の断面形状が背枠上辺1aを含めてコの
字構造を呈する。これにより、ヘッドレストに加わる荷
重に耐えられるようフレーム上部を十分に補強できて軽
量に保てる。
【0014】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る軽量合金製シ
ートバックフレームに依れば、有幅な背枠上辺から左右
の背枠横辺並びに背枠下辺まで連続する略四辺形の背枠
と、その背枠の外周縁から前方に張り出す外枠とを基枠
とし、上縁が背枠上辺の下縁となる横長な略四辺形の開
口部を設けて左右の背枠横辺に亘るクロスメンバーを設
けると共に、縁取りフランジを該開口部の縁回りに設け
て外枠上辺から該縁取りフランジの上縁に亘るヘッドレ
ストのステーガイドを設けるもので、縁取りフランジの
上縁から左右の外枠横辺まで一線上に連続する補強用リ
ブを設けることにより、ヘッドレストに加わる荷重に耐
えられるようフレーム上部を十分に補強できて軽量に保
てる。
ートバックフレームに依れば、有幅な背枠上辺から左右
の背枠横辺並びに背枠下辺まで連続する略四辺形の背枠
と、その背枠の外周縁から前方に張り出す外枠とを基枠
とし、上縁が背枠上辺の下縁となる横長な略四辺形の開
口部を設けて左右の背枠横辺に亘るクロスメンバーを設
けると共に、縁取りフランジを該開口部の縁回りに設け
て外枠上辺から該縁取りフランジの上縁に亘るヘッドレ
ストのステーガイドを設けるもので、縁取りフランジの
上縁から左右の外枠横辺まで一線上に連続する補強用リ
ブを設けることにより、ヘッドレストに加わる荷重に耐
えられるようフレーム上部を十分に補強できて軽量に保
てる。
【図1】本発明に係る軽量合金製シートバックフレーム
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】図1の軽量合金製シートバックフレームの上部
側を示す斜視図である。
側を示す斜視図である。
【図3】図1の軽量合金製シートバックフレームの上部
側を示す断面図である。
側を示す断面図である。
【図4】一般例に係る軽量合金製シートバックフレーム
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図5】図4の軽量合金製シートバックフレームを示す
側面図である。
側面図である。
1 背枠 1a 背枠上辺 1b,1c 背枠横辺 1d 背枠下辺 2 外枠 2a 外枠上辺 2b,2c 外枠横辺 3 開口部 4 クロスメンバー 5 縁取りフランジ 5a 縁取りフランジの上縁 6a,6b ステーガイド 10,11 補強用リブ
フロントページの続き (72)発明者 島野 敏之 栃木県塩谷郡高根沢町大字太田118−1 テイ・エス テック株式会社技術センター 内 Fターム(参考) 3B084 EC01
Claims (1)
- 【請求項1】 有幅な背枠上辺から左右の背枠横辺並び
に背枠下辺まで連続する略四辺形の背枠と、その背枠の
外周縁から前方に張り出す外枠とを基枠とし、上縁が背
枠上辺の下縁となる横長な略四辺形の開口部を設けて左
右の背枠横辺に亘るクロスメンバーを設けると共に、縁
取りフランジを該開口部の縁回りに設けて外枠上辺から
該縁取りフランジの上縁に亘るヘッドレストのステーガ
イドを設ける軽量合金製シートバックフレームにおい
て、縁取りフランジの上縁から左右の外枠横辺まで一線
上に連続する補強用リブを設けたことを特徴とするシー
トバック用の軽量合金成形フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163305A JP2001340161A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 軽量合金製シートバックフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000163305A JP2001340161A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 軽量合金製シートバックフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001340161A true JP2001340161A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18667079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000163305A Pending JP2001340161A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | 軽量合金製シートバックフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001340161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013520348A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-06-06 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 一体型シートバック構造体 |
-
2000
- 2000-05-31 JP JP2000163305A patent/JP2001340161A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013520348A (ja) * | 2010-02-19 | 2013-06-06 | ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー | 一体型シートバック構造体 |
KR101413684B1 (ko) | 2010-02-19 | 2014-06-30 | 존슨 컨트롤스 테크놀러지 컴퍼니 | 일체형 의자 등받이 구조체 |
US9045068B2 (en) | 2010-02-19 | 2015-06-02 | Johnson Controls Technology Company | One-piece seat back structure |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070428 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090728 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091222 |