JP2001339826A - グロメット - Google Patents
グロメットInfo
- Publication number
- JP2001339826A JP2001339826A JP2000153578A JP2000153578A JP2001339826A JP 2001339826 A JP2001339826 A JP 2001339826A JP 2000153578 A JP2000153578 A JP 2000153578A JP 2000153578 A JP2000153578 A JP 2000153578A JP 2001339826 A JP2001339826 A JP 2001339826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter portion
- grommet
- cylindrical large
- main body
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Insulating Bodies (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
して線材束を簡単に屈曲させて配線することができ、線
材束の配線作業の作業性を向上させることができるグロ
メットを提供するものである。 【解決手段】 筒状大径部13の内周部に嵌合可能なガイ
ド部材16を設け、ガイド部材16は、ワイヤハーネス14を
屈曲するように筒状大径部13から屈曲して突出するよう
に構成される。
Description
詳しくは、車体パネルの取付け孔にワイヤハーネスを挿
通する際に、取付け孔とワイヤハーネスが接触するのを
防止するとともに、取付け孔を通してパネル内に水等が
侵入するのを防止することができるグロメットに関す
る。
ネル部材に形成された取付け孔にワイヤハーネスを保持
したグロメットを挿通する際に、取付け孔とグロメット
が接触するのを防止するとともに、水等が取付け孔とコ
ルゲート管の間の隙間からパネル内(室内)に侵入する
のを防止するためにグロメットが使用されている。
に示すようなものがある。
グロメットであり、このグロメット1は、外周部に車体
パネル4の取付け孔4aに嵌合される環状溝2aが形成
された筒状大径部2と、この筒状大径部2から突出し、
ワイヤハーネス5が挿通可能な筒状小径部3とから構成
されている。
筒状大径部2を車体パネル4を挟んで図6(a)中、左
側(車外)から右側(社内)に向かって挿通孔4aに挿
通した後、車体パネル4に環状溝2aが嵌合させること
により、取付け孔4aを密閉するようになっている。
うなグロメット1にあっては、図7に示すようにグロメ
ット1の装着部近傍の車室内に障害物(エンジン、トラ
ンスミッション等)6がある場合に、障害物6を回避す
るようにワイヤハーネス5を折り曲げた後、結束バンド
7でワイヤハーネス5を保持して車体パネル4に取付け
るようになっていた。
業を車体パネル4と障害物6の間の短い距離Hで行なわ
なければならないため、ワイヤハーネス5の配線作業の
作業性が悪化してしまうという問題があった。
ける際の取付け公差によっては車体パネル4と障害物6
の間の距離Hに対するワイヤハーネス5の曲げ角度が変
化してしまうため、ワイヤハーネス5が障害物6に干渉
してしまうという問題が発生してしまった。
実に防止して線材束を簡単に屈曲させて配線することが
でき、線材束の配線作業の作業性を向上させることがで
きるグロメットを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、外周部にパネル部材の取付
け孔に嵌合される環状溝が形成された筒状大径部と、該
筒状大径部から突出し、線材束が挿通可能な筒状小径部
とを備えたグロメットにおいて、前記筒状大径部の内周
部に嵌合可能なガイド部材を設け、該ガイド部材は、前
記線材束を屈曲するように前記筒状大径部から屈曲して
突出することを特徴とするものである。
によって固定することにより、予め線材束を屈曲させて
グロメットに取付けることができるため、パネル部材と
障害物の間の距離が短い場合であっても、線材束が障害
物に干渉するのを確実に防止して線材束を簡単に屈曲し
て配線することができる。この結果、線材束の配線作業
の作業性を向上させることができる。
るために、請求項1記載の発明において、前記ガイド部
材は、前記筒状大径部の内周部に嵌合する環状リング
と、該環状リングと一体的に設けられ、前記筒状大径部
から突出して屈曲する棒状部材とからなることを特徴と
している。
ことができ、グロメットのコストが増大するのを防止す
ることができる。
るために、請求項1記載の発明において、前記ガイド部
材は、前記筒状大径部の内周部に嵌合する環状リング
と、該環状リングと一体的に設けられ、前記筒状大径部
から突出する突出片と、該突出片の先端部に設けられ、
前記線材束をガイドする半割状の本体ガイドと、該本体
ガイドにヒンジを介して接続された半割状のカバー部材
と、前記本体ガイドおよびカバー部材にそれぞれ設けら
れ、前記カバー部材を本体ガイドに係合させる係合部材
とからなることを特徴としている。
後、ヒンジを介してカバー部材を本体ガイドに合致させ
て係合手段によってカバー部材を本体ガイドに係合させ
ることにより、テープ等を用いずに線材束をガイド部材
に固定することができる。
基づいて説明する。
実施形態を示す図である。
て、11はグロメットであり、このグロメット11は、外周
部に車体パネル(パネル部材)12の取付け孔12aに嵌合
される環状溝13aが形成された筒状大径部13と、この筒
状大径部13から突出し、ワイヤハーネス(線材束)14が
挿通可能な筒状小径部15とから構成されている。
イド部材16は筒状大径部13の内周部に形成された内周嵌
合溝13aに係合する環状リング17と、環状リング17と一
体的に設けられ、筒状大径部13から突出してL字状に屈
曲する棒状部材18とから構成され、棒状部材18の基端部
には板状の舌部18aが形成されている。
っては、ワイヤハーネス14を筒状大径部13に挿通して棒
状部材18にテープ19によって固定することにより略90゜
に屈曲させてグロメット11に取付けることができる。
体パネル14の近傍に障害物20が存在し、この障害物20と
車体パネル12の間の距離が短い場合であっても、ワイヤ
ハーネス14が障害物20に干渉するのを確実に防止してワ
イヤハーネス14を簡単に屈曲して配線することができ
る。この結果、ワイヤハーネス14の配線作業の作業性を
向上させることができる。
大径部13の上方側から下方に屈曲させるようにしている
が、これに限らず、図3に示すように筒状大径部13の下
方側から下方に屈曲させるように筒状大径部13に取付け
ても良い。
実施形態を示す図であり、第1実施形態と同様の構成に
は同一番号を付して説明を省略する。
は筒状大径部13の内周部に形成された内周嵌合溝13aに
係合する環状リング22と、環状リング22と一体的に設け
られ、筒状大径部13から突出する突出片23と、突出片23
の先端部に設けられ、ワイヤハーネス14をガイドする半
割状の本体ガイド24と、本体ガイド24にヒンジ25を介し
て接続された半割状のカバー部材26と、カバー部材26に
設けられ、本体ガイド24に設けられた係合凹部24aに係
合する係合片26aとから構成されている。
び係合突起26aが係合部材を構成している。
っては、ワイヤハーネス14を筒状大径部13に挿通して本
体ガイド24に装着した後、ヒンジ25を介してカバー部材
26を本体ガイド24に合致させて係合凹部24aに係合片26
aを係合させてカバー部材26に本体ガイド24を固定する
ことにより、ワイヤハーネス14を略90゜に屈曲させてグ
ロメット11に取付けることができる。この結果、第1実
施形態と同様の効果を得ることができる。
合片26aを係合させることによって本体ガイド24とカバ
ー部材26によってワイヤハーネス14を屈曲させることが
できるため、テープを不要にすることができる。
ガイド部材にテープ等によって固定することにより、予
め線材束を屈曲させてグロメットに取付けることができ
るため、パネル部材と障害物の間の距離が短い場合であ
っても、線材束が障害物に干渉するのを確実に防止して
線材束を簡単に屈曲して配線することができる。この結
果、線材束の配線作業の作業性を向上させることができ
る。
の構成を簡素化することができ、グロメットのコストが
増大するのを防止することができる。
体ガイドに装着した後、ヒンジを介してカバー部材を本
体ガイドに合致させて係合手段によってカバー部材を本
体ガイドに係合させることにより、テープ等を用いずに
線材束をガイド部材に固定することができる。
図であり、(a)はその斜視図、(b)はその断面図、
(c)は環状リングと内周嵌合溝の形状を示す図であ
る。
けた状態を示す図である。
態様を示す図であり、(a)はそのグロメットの斜視
図、(b)はそのグロメットを車体パネルに取付けた状
態を示す図である。
図であり、(a)はそのガイド部材が取り外されたグロ
メットの斜視図、(b)はガイド部材の斜視図である。
ーネスを取付けた状態を示すそのグロメットとワイヤハ
ーネスの斜視図、(b)はそのグロメットを車体パネル
に取付けた状態を示す図である。
従来のグロメットを車体パネルに取付けた状態を示す図
である。
ーネスと障害物との位置関係を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】外周部にパネル部材の取付け孔に嵌合され
る環状溝が形成された筒状大径部と、該筒状大径部から
突出し、線材束が挿通可能な筒状小径部とを備えたグロ
メットにおいて、 前記筒状大径部の内周部に嵌合可能なガイド部材を設
け、該ガイド部材は、前記線材束を屈曲するように前記
筒状大径部から屈曲して突出することを特徴とするグロ
メット。 - 【請求項2】前記ガイド部材は、前記筒状大径部の内周
部に嵌合する環状リングと、該環状リングと一体的に設
けられ、前記筒状大径部から突出して屈曲する棒状部材
とからなることを特徴とする請求項1記載のグロメッ
ト。 - 【請求項3】前記ガイド部材は、前記筒状大径部の内周
部に嵌合する環状リングと、該環状リングと一体的に設
けられ、前記筒状大径部から突出する突出片と、該突出
片の先端部に設けられ、前記線材束をガイドする半割状
の本体ガイドと、該本体ガイドにヒンジを介して接続さ
れた半割状のカバー部材と、前記本体ガイドおよびカバ
ー部材にそれぞれ設けられ、前記カバー部材を本体ガイ
ドに係合させる係合部材とからなることを特徴とする請
求項1記載のグロメット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153578A JP3593951B2 (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | グロメット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153578A JP3593951B2 (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | グロメット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339826A true JP2001339826A (ja) | 2001-12-07 |
JP3593951B2 JP3593951B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=18658806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000153578A Expired - Fee Related JP3593951B2 (ja) | 2000-05-24 | 2000-05-24 | グロメット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3593951B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230352A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | パネル取付け用ハーネス保護部材 |
JP2012231572A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネスのグロメット取付構造 |
-
2000
- 2000-05-24 JP JP2000153578A patent/JP3593951B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008230352A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Furukawa Electric Co Ltd:The | パネル取付け用ハーネス保護部材 |
JP2012231572A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ワイヤハーネスのグロメット取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3593951B2 (ja) | 2004-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5098826B2 (ja) | グロメット | |
JP2016213976A (ja) | 電線保護部材 | |
US20180079374A1 (en) | Vehicle body attachment structure for grommet | |
US20170106817A1 (en) | Grommet and wire harness | |
JP2012239353A (ja) | グロメット | |
JP2001333520A (ja) | 蛇腹グロメット | |
JP2008230352A (ja) | パネル取付け用ハーネス保護部材 | |
JP2009291029A (ja) | コルゲートチューブ配索部材 | |
JP2001339826A (ja) | グロメット | |
JP2001251737A (ja) | グロメット | |
JP4600333B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP6121276B2 (ja) | グロメット | |
JP2001095126A (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ装置 | |
JP7216690B2 (ja) | グロメット、及び、ワイヤハーネス | |
JP6070467B2 (ja) | グロメット及びグロメット付ワイヤーハーネス | |
JP4698258B2 (ja) | 防水グロメットとその取付構造 | |
JP2011244637A (ja) | グロメット | |
JP3606068B2 (ja) | グロメット | |
JPH06323483A (ja) | フューエルチューブの結合装置 | |
JP2005093270A (ja) | 自己調芯型コネクタ | |
WO2022168947A1 (ja) | グロメット | |
JP7231481B2 (ja) | ワイヤーハーネス保持具 | |
JP3565362B2 (ja) | コネクタの電線取り回し構造 | |
JP3813870B2 (ja) | リード線の保持構造 | |
JP2007104787A (ja) | ワイヤーハーネスの分岐ジョイントコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040427 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040810 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |