JP2001339171A - 機構部品の結合機構 - Google Patents
機構部品の結合機構Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パネル20(第2部材)を変形させるような
外力が加えられると、パネルが変形し、且つ、第1舌片
部材20cが変形され、第1舌片部材の変形によって筐
体10(第1部材)の凸部10cと第1舌片部材20c
の孔20dとの係合が、ときとして外れるので、係合の
外れない機構部品の結合機構を提供する。 【解決手段】 上壁1aと側壁1bとを有する筐体1
(第1部材)と、側壁に形成された第1係止部1cと、
筐体から延設され、弾性変形する第2舌片部材1gと、
上壁を覆うパネル2(第2部材)と、該パネルから垂直
に突設され、第2係止部2dを有し、弾性変形する第1
舌片部材2cとを備え、第1舌片部材が第1係止部と第
2舌片部材との間に第2舌片部材の弾性力に抗して挿入
されて、パネルが筐体の上壁を覆い、筐体の第1係止部
と第1舌片部材の第2係止部とが係合し、第1舌片部材
が筐体の第2舌片部材によって側壁側に弾圧され、筐体
(第1部材)とパネル(第2部材)とが結合されたこ
と。
外力が加えられると、パネルが変形し、且つ、第1舌片
部材20cが変形され、第1舌片部材の変形によって筐
体10(第1部材)の凸部10cと第1舌片部材20c
の孔20dとの係合が、ときとして外れるので、係合の
外れない機構部品の結合機構を提供する。 【解決手段】 上壁1aと側壁1bとを有する筐体1
(第1部材)と、側壁に形成された第1係止部1cと、
筐体から延設され、弾性変形する第2舌片部材1gと、
上壁を覆うパネル2(第2部材)と、該パネルから垂直
に突設され、第2係止部2dを有し、弾性変形する第1
舌片部材2cとを備え、第1舌片部材が第1係止部と第
2舌片部材との間に第2舌片部材の弾性力に抗して挿入
されて、パネルが筐体の上壁を覆い、筐体の第1係止部
と第1舌片部材の第2係止部とが係合し、第1舌片部材
が筐体の第2舌片部材によって側壁側に弾圧され、筐体
(第1部材)とパネル(第2部材)とが結合されたこ
と。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機構部品の結合機
構に関し、特に、機構部品としてのパネルを筐体に係止
させるのに好適な機構部品の結合機構に関する。
構に関し、特に、機構部品としてのパネルを筐体に係止
させるのに好適な機構部品の結合機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の機構部品としてのパネルと筐体と
の結合機構について図面を用いて説明する。図9は、従
来の機構部品としてのパネルと筐体との結合機構を示す
要部分解斜視図、図10は、従来の機構部品としてのパ
ネルと筐体との結合機構を説明するための説明図、図1
1は、従来の機構部品の結合機構の第2部材としてのパ
ネルを示す要部斜視図、図12は、従来の機構部品の結
合機構の第2部材としてのパネルを示す要部底面図、図
13は、従来の機構部品の結合機構の第1部材としての
筐体を示す要部平面図である。
の結合機構について図面を用いて説明する。図9は、従
来の機構部品としてのパネルと筐体との結合機構を示す
要部分解斜視図、図10は、従来の機構部品としてのパ
ネルと筐体との結合機構を説明するための説明図、図1
1は、従来の機構部品の結合機構の第2部材としてのパ
ネルを示す要部斜視図、図12は、従来の機構部品の結
合機構の第2部材としてのパネルを示す要部底面図、図
13は、従来の機構部品の結合機構の第1部材としての
筐体を示す要部平面図である。
【0003】図9、図10に示すように、従来の機構部
品としてのパネルの結合機構は、第1部材としての筐体
10と、第2部材としてのパネル20とによって概略構
成されている。このパネル20(第2部材)は、筐体1
0(第1部材)上に配設されている。
品としてのパネルの結合機構は、第1部材としての筐体
10と、第2部材としてのパネル20とによって概略構
成されている。このパネル20(第2部材)は、筐体1
0(第1部材)上に配設されている。
【0004】第1部材としての筐体10は、合成樹脂材
料から成り、成形加工によって形成され、略平板状の上
壁10aと、上壁10aの外周縁部から略垂直に延設さ
れた側壁10bと、側壁10bの所定の箇所に設けられ
た第1係止部としての複数個の凸部10cとを有し、上
壁10aと対向する側は開放されている。
料から成り、成形加工によって形成され、略平板状の上
壁10aと、上壁10aの外周縁部から略垂直に延設さ
れた側壁10bと、側壁10bの所定の箇所に設けられ
た第1係止部としての複数個の凸部10cとを有し、上
壁10aと対向する側は開放されている。
【0005】凸部10cは、略矩形であって、側壁10
bに対してなだらかに傾斜された傾斜面10dと、傾斜
面10dの頂部に設けられた平坦面10eと、平坦面1
0eから垂直に設けられた係止面10fとを有してい
る。この傾斜面10dは、上壁10a側から開放端側に
向けて傾斜されている。
bに対してなだらかに傾斜された傾斜面10dと、傾斜
面10dの頂部に設けられた平坦面10eと、平坦面1
0eから垂直に設けられた係止面10fとを有してい
る。この傾斜面10dは、上壁10a側から開放端側に
向けて傾斜されている。
【0006】第2部材としてのパネル20は、合成樹脂
材料から成り、成形加工によって形成され、略平板状の
表面壁20aと、表面壁20aの所定の箇所に設けられ
た丸孔20bと、表面壁20aの裏面側の所定の箇所か
ら略垂直に延設された複数個(例えば、3個)の平板状
の第1舌片部材20cとを有している。また、第1舌片
部材20cは、略中央部に略矩形の孔20dを有してい
る。また、平板状の第1舌片部材20cは、弾性変形す
るように形成されている。
材料から成り、成形加工によって形成され、略平板状の
表面壁20aと、表面壁20aの所定の箇所に設けられ
た丸孔20bと、表面壁20aの裏面側の所定の箇所か
ら略垂直に延設された複数個(例えば、3個)の平板状
の第1舌片部材20cとを有している。また、第1舌片
部材20cは、略中央部に略矩形の孔20dを有してい
る。また、平板状の第1舌片部材20cは、弾性変形す
るように形成されている。
【0007】このパネル20は、筐体10の上壁10a
を覆うように配設され、この状態のとき、筐体10の側
壁10bの凸部10cと、パネル20の第1舌片部材2
0cの孔20dとが係合し、筐体10とパネル20とが
結合される。
を覆うように配設され、この状態のとき、筐体10の側
壁10bの凸部10cと、パネル20の第1舌片部材2
0cの孔20dとが係合し、筐体10とパネル20とが
結合される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の機構部品としてのパネルと筐体との結合機構で
は、筐体10の側壁10bの凸部10cと、パネル20
の第1舌片部材20cの孔20dとが係合し、筐体10
とパネル20とが結合されるのであるが、第1舌片部材
20cが弾性変形するように形成されていることから、
ときとして、略平板状のパネル20にパネル20を変形
させるような外力が加えられると、パネル20が外力に
よって変形し、パネル20の変形によって、第1舌片部
材20cが変形される。この第1舌片部材20cの変形
によって凸部10cと孔20dとの係合が、ときとして
外れるという問題が生じる。
従来の機構部品としてのパネルと筐体との結合機構で
は、筐体10の側壁10bの凸部10cと、パネル20
の第1舌片部材20cの孔20dとが係合し、筐体10
とパネル20とが結合されるのであるが、第1舌片部材
20cが弾性変形するように形成されていることから、
ときとして、略平板状のパネル20にパネル20を変形
させるような外力が加えられると、パネル20が外力に
よって変形し、パネル20の変形によって、第1舌片部
材20cが変形される。この第1舌片部材20cの変形
によって凸部10cと孔20dとの係合が、ときとして
外れるという問題が生じる。
【0009】本発明の機構部品の結合機構は、上述の問
題点を解決するもので、その目的は、パネル(第2部
材)が筐体(第1部材)に確実に係合し、パネル(第2
部材)が筐体(第1部材)から容易に外れない機構部品
の結合機構を提供する。
題点を解決するもので、その目的は、パネル(第2部
材)が筐体(第1部材)に確実に係合し、パネル(第2
部材)が筐体(第1部材)から容易に外れない機構部品
の結合機構を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の機構部品の結合
機構は、上壁と該上壁から垂直に設けられた側壁とを有
する第1部材と、側壁に形成された第1係止部と、第1
部材から延設され、第1係止部に対向して設けられ、弾
性変形する第2舌片部材と、上壁を覆う第2部材と、該
第2部材から垂直に突設され、第2係止部を有し、弾性
変形する第1舌片部材とを備え、第2部材の第1舌片部
材が第1部材の第1係止部と第2舌片部材との間に第2
舌片部材の弾性力に抗して挿入されて、第2部材が第1
部材の上壁を覆い、第1部材の側壁の第1係止部と第1
舌片部材の第2係止部とが係合し、前記第1舌片部材が
第1部材の第2舌片部材によって側壁側に弾圧され、第
1部材と第2部材とが結合されたことである。
機構は、上壁と該上壁から垂直に設けられた側壁とを有
する第1部材と、側壁に形成された第1係止部と、第1
部材から延設され、第1係止部に対向して設けられ、弾
性変形する第2舌片部材と、上壁を覆う第2部材と、該
第2部材から垂直に突設され、第2係止部を有し、弾性
変形する第1舌片部材とを備え、第2部材の第1舌片部
材が第1部材の第1係止部と第2舌片部材との間に第2
舌片部材の弾性力に抗して挿入されて、第2部材が第1
部材の上壁を覆い、第1部材の側壁の第1係止部と第1
舌片部材の第2係止部とが係合し、前記第1舌片部材が
第1部材の第2舌片部材によって側壁側に弾圧され、第
1部材と第2部材とが結合されたことである。
【0011】また、本発明の機構部品の結合機構は、側
壁の第1係止部は、凸部に形成され、第1舌片部材の第
2係止部は、貫通孔に形成され、凸部が貫通孔に係合し
ていることである。
壁の第1係止部は、凸部に形成され、第1舌片部材の第
2係止部は、貫通孔に形成され、凸部が貫通孔に係合し
ていることである。
【0012】また、本発明の機構部品の結合機構は、第
1舌片部材の第2舌片部材と対向する側に凸部を形成
し、第2舌片部材に第3係止部を形成し、第1舌片部材
が第1係止部と第2舌片部材との間に挿入されたとき、
凸部と第3係止部とが係止され、第1舌片部材が抜け止
めされたことである。
1舌片部材の第2舌片部材と対向する側に凸部を形成
し、第2舌片部材に第3係止部を形成し、第1舌片部材
が第1係止部と第2舌片部材との間に挿入されたとき、
凸部と第3係止部とが係止され、第1舌片部材が抜け止
めされたことである。
【0013】また、本発明の機構部品の結合機構は、第
1部材が筐体であり、且つ、第2部材がパネルであり、
筐体とパネルとが結合されたことである。
1部材が筐体であり、且つ、第2部材がパネルであり、
筐体とパネルとが結合されたことである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の機構部品の結合機
構の実施の形態としてのパネルと筐体との結合機構につ
いて図面を用いて説明する。図1は、本発明の機構部品
の結合機構の実施の形態を示す要部分解斜視図、図2
は、本発明の機構部品の結合機構を説明するための説明
図、図3は、本発明の機構部品の結合機構の第2部材と
してのパネルの実施の形態を示す要部斜視図、図4は、
本発明の機構部品の結合機構の第2部材としてのパネル
の実施の形態を示す要部底面図、図5は、本発明の機構
部品の結合機構の第1部材としての筐体の実施の形態を
示す要部平面図である。
構の実施の形態としてのパネルと筐体との結合機構につ
いて図面を用いて説明する。図1は、本発明の機構部品
の結合機構の実施の形態を示す要部分解斜視図、図2
は、本発明の機構部品の結合機構を説明するための説明
図、図3は、本発明の機構部品の結合機構の第2部材と
してのパネルの実施の形態を示す要部斜視図、図4は、
本発明の機構部品の結合機構の第2部材としてのパネル
の実施の形態を示す要部底面図、図5は、本発明の機構
部品の結合機構の第1部材としての筐体の実施の形態を
示す要部平面図である。
【0015】図1、図2に示すように、機構部品として
のパネルと筐体との結合機構は、第1部材としての筐体
1と、第2部材としてのパネル2とによって概略構成さ
れている。そして、パネル2(第2部材)は、筐体1
(第1部材)上に配設されている。
のパネルと筐体との結合機構は、第1部材としての筐体
1と、第2部材としてのパネル2とによって概略構成さ
れている。そして、パネル2(第2部材)は、筐体1
(第1部材)上に配設されている。
【0016】第1部材としての筐体1は、合成樹脂材料
から成り、成形加工によって形成され、略平板状の上壁
1aと、上壁1aの外周縁部から略垂直に延設された側
壁1bと、側壁1bの所定の箇所に設けられた第1係止
部としての複数個の凸部1cとを有し、上壁1aと対向
する側は開放されている。
から成り、成形加工によって形成され、略平板状の上壁
1aと、上壁1aの外周縁部から略垂直に延設された側
壁1bと、側壁1bの所定の箇所に設けられた第1係止
部としての複数個の凸部1cとを有し、上壁1aと対向
する側は開放されている。
【0017】凸部1cは、略矩形であって、側壁1bに
対してなだらかに傾斜された傾斜面1dと、傾斜面1d
の頂部に設けられた平坦面1eと、平坦面1eから垂直
に設けられた係止面1fとを有している。この傾斜面1
dは、上壁1a側から筐体1の開放端側に向けて傾斜さ
れている。
対してなだらかに傾斜された傾斜面1dと、傾斜面1d
の頂部に設けられた平坦面1eと、平坦面1eから垂直
に設けられた係止面1fとを有している。この傾斜面1
dは、上壁1a側から筐体1の開放端側に向けて傾斜さ
れている。
【0018】また、側壁1bには、第2舌片部材として
の断面が略L字状の第2係止部材1gが側壁1bから外
方に突出して配設されている。そして、この第2係止部
材1gは、側壁1bから外方に垂直に突出された保持部
1hと、保持部1hから側壁1bと平行に延設された弾
性変形する第4係止部1jとを備えている。また、第4
係止部1jの先端部(自由端部)には、側壁1bと対向
する側に第3係止部としての凸部1kが形成されてい
る。
の断面が略L字状の第2係止部材1gが側壁1bから外
方に突出して配設されている。そして、この第2係止部
材1gは、側壁1bから外方に垂直に突出された保持部
1hと、保持部1hから側壁1bと平行に延設された弾
性変形する第4係止部1jとを備えている。また、第4
係止部1jの先端部(自由端部)には、側壁1bと対向
する側に第3係止部としての凸部1kが形成されてい
る。
【0019】第2部材としてのパネル2は、合成樹脂材
料から成り、成形加工によって形成され、略平板状の表
面壁2aと、表面壁2aの所定の箇所に設けられた丸孔
2bと、表面壁2aの裏面側の所定の箇所から略垂直に
延設された複数個(例えば、3個)の平板状の第1舌片
部材2cとを有している。また、第1舌片部材2cは、
略中央部に設けられた略矩形の角孔2dと、角孔2dを
挟むように配設された一対の凸部2eとを有している。
この角孔2dは、第2係止部として形成されている。そ
して、この第1舌片部材2cは、弾性変形するように形
成されている。
料から成り、成形加工によって形成され、略平板状の表
面壁2aと、表面壁2aの所定の箇所に設けられた丸孔
2bと、表面壁2aの裏面側の所定の箇所から略垂直に
延設された複数個(例えば、3個)の平板状の第1舌片
部材2cとを有している。また、第1舌片部材2cは、
略中央部に設けられた略矩形の角孔2dと、角孔2dを
挟むように配設された一対の凸部2eとを有している。
この角孔2dは、第2係止部として形成されている。そ
して、この第1舌片部材2cは、弾性変形するように形
成されている。
【0020】なお、上述の機構部品の結合機構の実施の
形態では、第1部材としての筐体と、第2部材としての
パネルとの結合機構について説明したが、本発明の機構
部品の結合機構は、筐体とパネルとに限定されることな
く、例えば、筐体と筐体との結合や、パネルとパネルと
の結合であったりしても良く、いわゆる、ふたつの部材
(機構部品)の間の結合機構であればよいことは勿論で
ある。
形態では、第1部材としての筐体と、第2部材としての
パネルとの結合機構について説明したが、本発明の機構
部品の結合機構は、筐体とパネルとに限定されることな
く、例えば、筐体と筐体との結合や、パネルとパネルと
の結合であったりしても良く、いわゆる、ふたつの部材
(機構部品)の間の結合機構であればよいことは勿論で
ある。
【0021】次に、ここで本発明の機構部品の結合機構
におけるパネル(第2部材)の筐体(第1部材)への組
み込みについて説明する。先ず、筐体1の側壁1bの凸
部1cと、第2舌片部材としての第2係止部材1gとの
間に、パネル2の第1舌片部材2cを挿入する。この第
1舌片部材2cが、凸部1cと第2係止部材1gとの間
に挿入されると第2係止部材1g(第2舌片部材)の弾
性力に抗して挿入されることになる。
におけるパネル(第2部材)の筐体(第1部材)への組
み込みについて説明する。先ず、筐体1の側壁1bの凸
部1cと、第2舌片部材としての第2係止部材1gとの
間に、パネル2の第1舌片部材2cを挿入する。この第
1舌片部材2cが、凸部1cと第2係止部材1gとの間
に挿入されると第2係止部材1g(第2舌片部材)の弾
性力に抗して挿入されることになる。
【0022】第1舌片部材2cの挿入が完了すると、側
壁1bの凸部1c(第1係止部)と第1舌片部材2cの
角孔2d(第2係止部)とが係合され、且つ、第1舌片
部材2cの凸部2eと第2係止部材1e(第2舌片部
材)の凸部1k(第3係止部)とが係合される。この状
態のとき、第1舌片部材2cが第2係止部材1g(第2
舌片部材)よって側壁1b側に弾圧され、凸部1c(第
1係止部)と角孔2d(第2係止部)との係合が、確実
になり、筐体1(第1部材)とパネル2(第2部材)と
が結合される。
壁1bの凸部1c(第1係止部)と第1舌片部材2cの
角孔2d(第2係止部)とが係合され、且つ、第1舌片
部材2cの凸部2eと第2係止部材1e(第2舌片部
材)の凸部1k(第3係止部)とが係合される。この状
態のとき、第1舌片部材2cが第2係止部材1g(第2
舌片部材)よって側壁1b側に弾圧され、凸部1c(第
1係止部)と角孔2d(第2係止部)との係合が、確実
になり、筐体1(第1部材)とパネル2(第2部材)と
が結合される。
【0023】次に、ここで本発明の機構部品の結合機構
における筐体に設けられた第2舌片部材の第二の実施の
形態について説明する。図6は、本発明の機構部品の結
合機構の第二の実施の形態を説明する第2説明図であ
る。
における筐体に設けられた第2舌片部材の第二の実施の
形態について説明する。図6は、本発明の機構部品の結
合機構の第二の実施の形態を説明する第2説明図であ
る。
【0024】図6に示すように、第2舌片部材としての
第4係止部材3は、筐体1の上壁1aから上壁1aと同
一平面状、又は段差をもって外方に延設された第1保持
部3aと、第1保持部3aから筐体1の側壁1bに対し
て所定の傾斜角度を有し、且つ、側壁1bと対向するよ
うに延設された第2保持部3bと、第2保持部3bの一
方の先端部(上端部)から筐体1の開放端側に向かって
延設された弾性変形する第4係止部3cとを備えてい
る。
第4係止部材3は、筐体1の上壁1aから上壁1aと同
一平面状、又は段差をもって外方に延設された第1保持
部3aと、第1保持部3aから筐体1の側壁1bに対し
て所定の傾斜角度を有し、且つ、側壁1bと対向するよ
うに延設された第2保持部3bと、第2保持部3bの一
方の先端部(上端部)から筐体1の開放端側に向かって
延設された弾性変形する第4係止部3cとを備えてい
る。
【0025】また、第4係止部3cは、全体が平板状で
あって、筐体1の側壁1bに対してなだらかに傾斜する
ように配設されている。この第4係止部3cは、側壁1
bに対して近接、又は離間する方向に弾性変形するよう
に形成されている。また、この第4係止部3cは、パネ
ル2の第1舌片部材2cの自由端を側壁1b側に弾性付
勢した状態に配設されている。
あって、筐体1の側壁1bに対してなだらかに傾斜する
ように配設されている。この第4係止部3cは、側壁1
bに対して近接、又は離間する方向に弾性変形するよう
に形成されている。また、この第4係止部3cは、パネ
ル2の第1舌片部材2cの自由端を側壁1b側に弾性付
勢した状態に配設されている。
【0026】ここで、次に本発明の機構部品の結合機構
における上述の第2舌片部材の第三の実施の形態につい
て説明する。図7は、本発明の機構部品の結合機構の第
三の実施の形態を説明する第3説明図である。図7に示
すように、第2舌片部材としての第5係止部材4は、前
述の第二の実施形態の第4係止部材3とほぼ同一の形状
であって、ここでは、その違いについて説明する。
における上述の第2舌片部材の第三の実施の形態につい
て説明する。図7は、本発明の機構部品の結合機構の第
三の実施の形態を説明する第3説明図である。図7に示
すように、第2舌片部材としての第5係止部材4は、前
述の第二の実施形態の第4係止部材3とほぼ同一の形状
であって、ここでは、その違いについて説明する。
【0027】この第5係止部材4は、前述と同様の第1
保持部4aと、第1保持部4aから筐体1の側壁1bに
対して所定の傾斜角度を有し、且つ、側壁1bと対向す
るように延設された第2保持部4bと、第2保持部4b
の一方の先端部(上端部)から筐体1の開放端側に向か
って延設された弾性変形する第4係止部4cとを備えて
いる。
保持部4aと、第1保持部4aから筐体1の側壁1bに
対して所定の傾斜角度を有し、且つ、側壁1bと対向す
るように延設された第2保持部4bと、第2保持部4b
の一方の先端部(上端部)から筐体1の開放端側に向か
って延設された弾性変形する第4係止部4cとを備えて
いる。
【0028】また、パネル2の第1舌片部材2cの自由
端には、側壁1bに対して離間する方向(外方)に凸部
2fが形成されている。この第1舌片部材2cの凸部2
fと、第5係止部材4の第4係止部5cの先端部が係合
され、この係合によって、第1舌片部材2cが抜け止め
されている。
端には、側壁1bに対して離間する方向(外方)に凸部
2fが形成されている。この第1舌片部材2cの凸部2
fと、第5係止部材4の第4係止部5cの先端部が係合
され、この係合によって、第1舌片部材2cが抜け止め
されている。
【0029】ここで、次に本発明の機構部品の結合機構
における上述の第2舌片部材の第四の実施の形態につい
て説明する。図8は、本発明の機構部品の結合機構の第
四の実施の形態を説明する第4説明図である。図8に示
すように、第2舌片部材としての第6係止部材5は、前
述の第三の実施の形態の第5係止部材4とほぼ同一の形
状であって、ここでは、その違いについて説明する。
における上述の第2舌片部材の第四の実施の形態につい
て説明する。図8は、本発明の機構部品の結合機構の第
四の実施の形態を説明する第4説明図である。図8に示
すように、第2舌片部材としての第6係止部材5は、前
述の第三の実施の形態の第5係止部材4とほぼ同一の形
状であって、ここでは、その違いについて説明する。
【0030】この第6係止部材5は、前述と同様の第1
保持部5aと、第1保持部5aから筐体1の側壁1bに
対して所定の傾斜角度を有し、且つ、側壁1bと対向す
るように延設された第2保持部5bと、第2保持部5b
の一方の先端部(上端部)から筐体1の開放端側に向か
って延設された弾性変形する第5係止部5cとを備えて
いる。また、第5係止部5cの側壁1bに対向する側に
凸部5dが形成されている。
保持部5aと、第1保持部5aから筐体1の側壁1bに
対して所定の傾斜角度を有し、且つ、側壁1bと対向す
るように延設された第2保持部5bと、第2保持部5b
の一方の先端部(上端部)から筐体1の開放端側に向か
って延設された弾性変形する第5係止部5cとを備えて
いる。また、第5係止部5cの側壁1bに対向する側に
凸部5dが形成されている。
【0031】また、パネル2の第1舌片部材2cの自由
端には、側壁1bに対して離間する方向(外方)に凸部
2fが形成されている。この第1舌片部材2cの凸部2
fと、第6係止部材5の第5係止部5cの凸部5dとが
係合され、この係合によって、第1舌片部材2cが抜け
止めされている。
端には、側壁1bに対して離間する方向(外方)に凸部
2fが形成されている。この第1舌片部材2cの凸部2
fと、第6係止部材5の第5係止部5cの凸部5dとが
係合され、この係合によって、第1舌片部材2cが抜け
止めされている。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の機構部品の結合
機構は、第2部材(パネル)の第1舌片部材が第1部材
(筐体)の第1係止部と第2舌片部材との間に第2舌片
部材の弾性力に抗して挿入されて、第2部材が第1部材
の上壁を覆い、第1部材の側壁の第1係止部と第1舌片
部材の第2係止部とが係合し、第1舌片部材が第1部材
(筐体)の第2舌片部材によって側壁側に弾圧され、第
1部材と第2部材とが結合されたことによって、第2係
止部の第1係止部との係合が、確実で容易に外れず、こ
のことから第1部材(筐体)への第2部材(パネル)の
係合が確実に保持される。
機構は、第2部材(パネル)の第1舌片部材が第1部材
(筐体)の第1係止部と第2舌片部材との間に第2舌片
部材の弾性力に抗して挿入されて、第2部材が第1部材
の上壁を覆い、第1部材の側壁の第1係止部と第1舌片
部材の第2係止部とが係合し、第1舌片部材が第1部材
(筐体)の第2舌片部材によって側壁側に弾圧され、第
1部材と第2部材とが結合されたことによって、第2係
止部の第1係止部との係合が、確実で容易に外れず、こ
のことから第1部材(筐体)への第2部材(パネル)の
係合が確実に保持される。
【0033】また、本発明の機構部品の結合機構は、側
壁の第1係止部は、凸部に形成され、第1舌片部材の第
2係止部は、貫通孔に形成され、凸部が貫通孔に係合し
ていることによって、それぞれ簡単な構成の係止部であ
ることから、係止部の形成が容易であるので安価な機構
部品の結合機構を提供できる。
壁の第1係止部は、凸部に形成され、第1舌片部材の第
2係止部は、貫通孔に形成され、凸部が貫通孔に係合し
ていることによって、それぞれ簡単な構成の係止部であ
ることから、係止部の形成が容易であるので安価な機構
部品の結合機構を提供できる。
【0034】また、本発明の機構部品の結合機構は、第
1舌片部材の第2舌片部材と対向する側に凸部を形成
し、第2舌片部材に第3係止部を形成し、第1舌片部材
が第1係止部と第2舌片部材との間に挿入されたとき、
凸部と第3係止部とが係止され、第1舌片部材が抜け止
めされたことによって、第1舌片部材が第2舌片部材に
よって側壁側に弾圧されることと共に、第1舌片部材の
抜け止めが、一層確実に成され、このことから第1部材
(筐体)への第2部材(パネル)の係合が一層確実に保
持されるという効果を奏する。
1舌片部材の第2舌片部材と対向する側に凸部を形成
し、第2舌片部材に第3係止部を形成し、第1舌片部材
が第1係止部と第2舌片部材との間に挿入されたとき、
凸部と第3係止部とが係止され、第1舌片部材が抜け止
めされたことによって、第1舌片部材が第2舌片部材に
よって側壁側に弾圧されることと共に、第1舌片部材の
抜け止めが、一層確実に成され、このことから第1部材
(筐体)への第2部材(パネル)の係合が一層確実に保
持されるという効果を奏する。
【図1】本発明の機構部品の結合機構の実施の形態を示
す要部分解斜視図である。
す要部分解斜視図である。
【図2】本発明の機構部品の結合機構を説明するための
説明図である。
説明図である。
【図3】本発明の機構部品の結合機構の第2部材として
のパネルの実施の形態を示す要部斜視図である。
のパネルの実施の形態を示す要部斜視図である。
【図4】本発明の機構部品の結合機構の第2部材として
のパネルの実施の形態を示す要部底面図である。
のパネルの実施の形態を示す要部底面図である。
【図5】本発明の機構部品の結合機構の第1部材として
の筐体の実施の形態を示す要部平面図である。
の筐体の実施の形態を示す要部平面図である。
【図6】本発明の機構部品の結合機構の第二の実施の形
態を説明する第2説明図である。
態を説明する第2説明図である。
【図7】本発明の機構部品の結合機構の第三の実施の形
態を説明する第3説明図である。
態を説明する第3説明図である。
【図8】本発明の機構部品の結合機構の第四の実施の形
態を説明する第4説明図である。
態を説明する第4説明図である。
【図9】従来の機構部品としてのパネルと筐体との結合
機構を示す要部分解斜視図である。
機構を示す要部分解斜視図である。
【図10】従来の機構部品としてのパネルと筐体との結
合機構を説明するための説明図である。
合機構を説明するための説明図である。
【図11】従来の機構部品としてのパネルと筐体との結
合機構のパネルを示す要部斜視図である。
合機構のパネルを示す要部斜視図である。
【図12】従来の機構部品としてのパネルと筐体との結
合機構のパネルを示す要部底面図である。
合機構のパネルを示す要部底面図である。
【図13】従来の機構部品としてのパネルと筐体との結
合機構の筐体を示す要部平面図である。
合機構の筐体を示す要部平面図である。
1 筐体(第1部材) 1a 上壁 1b 側壁 1c 凸部(第1係止部) 1g 第2舌片部材 1h 保持部 1k 凸部(第3係止部) 2 パネル(第2部材) 2a 表面壁 2c 第1舌片部材 2d 角孔(第2係止部)
Claims (4)
- 【請求項1】上壁と該上壁から垂直に設けられた側壁と
を有する第1部材と、前記側壁に形成された第1係止部
と、前記第1部材から延設され、前記第1係止部に対向
して設けられ、弾性変形する第2舌片部材と、前記上壁
を覆う第2部材と、該第2部材から垂直に突設され、第
2係止部を有し、弾性変形する第1舌片部材とを備え、
前記第2部材の前記第1舌片部材が前記第1部材の前記
第1係止部と前記第2舌片部材との間に前記第2舌片部
材の弾性力に抗して挿入されて、前記第2部材が前記第
1部材の前記上壁を覆い、前記第1部材の前記側壁の前
記第1係止部と前記第1舌片部材の前記第2係止部とが
係合し、前記第1舌片部材が前記第1部材の前記第2舌
片部材によって前記側壁側に弾圧され、前記第1部材と
前記第2部材とが結合されたことを特徴とする機構部品
の結合機構。 - 【請求項2】前記側壁の前記第1係止部は、凸部に形成
され、前記第1舌片部材の前記第2係止部は、貫通孔に
形成され、前記凸部が前記貫通孔に係合していることを
特徴とする請求項1記載の機構部品の結合機構。 - 【請求項3】前記第1舌片部材の前記第2舌片部材と対
向する側に凸部を形成し、前記第2舌片部材に第3係止
部を形成し、前記第1舌片部材が前記第1係止部と前記
第2舌片部材との間に挿入されたとき、前記凸部と前記
第3係止部とが係止され、前記第1舌片部材が抜け止め
されたことを特徴とする請求項1、又は2記載の機構部
品の結合機構。 - 【請求項4】前記第1部材が筐体であり、且つ、前記第
2部材がパネルであり、前記筐体と前記パネルとが結合
されたことを特徴とする請求項1、2、又は3記載の機
構部品の結合機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159575A JP2001339171A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 機構部品の結合機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000159575A JP2001339171A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 機構部品の結合機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001339171A true JP2001339171A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000159575A Withdrawn JP2001339171A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 機構部品の結合機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001339171A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103153011A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 富泰华工业(深圳)有限公司 | 滑动机构及带有该滑动机构的装置 |
-
2000
- 2000-05-25 JP JP2000159575A patent/JP2001339171A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103153011A (zh) * | 2011-12-07 | 2013-06-12 | 富泰华工业(深圳)有限公司 | 滑动机构及带有该滑动机构的装置 |
CN103153011B (zh) * | 2011-12-07 | 2017-02-15 | 富泰华工业(深圳)有限公司 | 滑动机构及带有该滑动机构的装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070807 |