JP2001338586A - モード変換器およびそれを備えたジャイロトロン装置 - Google Patents

モード変換器およびそれを備えたジャイロトロン装置

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JP2001338586A
JP2001338586A JP2000158729A JP2000158729A JP2001338586A JP 2001338586 A JP2001338586 A JP 2001338586A JP 2000158729 A JP2000158729 A JP 2000158729A JP 2000158729 A JP2000158729 A JP 2000158729A JP 2001338586 A JP2001338586 A JP 2001338586A
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circular waveguide
circular
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Keiji Sakamoto
慶司 坂本
Atsushi Kasugai
敦 春日井
Yoshika Mitsunaka
義加 満仲
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Toshiba Corp
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Toshiba Corp
Japan Atomic Energy Research Institute
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J25/00Transit-time tubes, e.g. klystrons, travelling-wave tubes, magnetrons
    • H01J25/02Tubes with electron stream modulated in velocity or density in a modulator zone and thereafter giving up energy in an inducing zone, the zones being associated with one or more resonators
    • H01J25/025Tubes with electron stream modulated in velocity or density in a modulator zone and thereafter giving up energy in an inducing zone, the zones being associated with one or more resonators with an electron stream following a helical path
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/36Coupling devices having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube, for introducing or removing wave energy
    • H01J23/40Coupling devices having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube, for introducing or removing wave energy to or from the interaction circuit
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/16Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ジャイロトロンの空胴共振器で発
生し、円形導波管内を伝播する高次モードのミリ波を自
由空間中を伝播するビーム状に変換するモード変換器の
寄生発振抑制および変換効率向上を目的とする。 【解決手段】 この発明のジャイロトロンのモード変換
器7を構成する概略円形導波管は、その横断内面形状が
入口端27から放射開口部23に向かって5mm以下
(0mmを含む)の領域に真円形から非真円形となる領
域が存在し、そこから変形度が深くなる形状が与えられ
ている。それにより、モード変換器の入口付近が不所望
な空胴共振器を構成する可能性が低くなり、ジャイロト
ロンに内蔵した場合に生じる寄生発振を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミリ波のモード変
換器およびそれを備えるジャイロトロン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】核融合等においてプラズマを加熱する手
段として、例えばミリ波帯の電磁波を用いる方法が知ら
れている。なお、ミリ波帯の電磁波を発振させるための
発振源として、高次モードジャイロトロン装置が有望視
されている。
【0003】ジャイロトロン内の空胴共振器で発振した
高次モードの電磁波は、導波管での伝送損失が大きいた
めに、発振源から核融合炉まで数十メートルの大電力伝
送には不向きである。そこで、高次モードミリ波を自由
空間の伝播が可能なビーム状にモード変換器で変換し、
準光学的に伝送することが検討されている。
【0004】このような高次モードのミリ波をビーム状
に変換するモード変換器としては、例えばビノグラド
フ,ドミトリ バデイモビチによる特許提案である特表
平3−504187号(国際公開番号WO90/078
00号)公報に、円形導波管内部に螺旋状に集束鏡と発
散鏡を交互に配置した構造を持つ導波管を用い、発散鏡
部のミリ波を散乱させて集束鏡部にミリ波を徐々に集め
ることにより、最後の集束鏡からミリ波を放射する形の
変換器が提案されている。以後、この提案を従来技術1
と呼ぶことにする。
【0005】この凹凸のある導波管において、集束鏡と
は、導波管内面形状が軸方向に凹、周方向には凸になっ
ている領域を指し、発散鏡とは、導波管内面形状が軸方
向、周方向共に凹になっている領域を指すとされてい
る。
【0006】ミリ波を放射する開口部のエッジにおける
ミリ波のエネルギー密度が大きければ大きいほど、ここ
で発生するミリ波の回折散乱効果は大きくなる。
【0007】この点、従来技術1はそれ以前のVLAS
OV型準光学モード変換器(例えばVlasov,S.
N.et al.,1975,Radio Engin
eerg and Electronic Physi
cs,vo1.21,No.10,pp.14−17、
または和田、橋本、中島、電子情報通信学会技術研究報
告Vol.88,No.67,MW88−8)等に比べ
て、放射されるミリ波の分布形状がガウシアンビームに
近いため、放射開口部のエッジにおけるミリ波電力密度
が低くなり、ミリ波の回折散乱効果が小さくなることが
期待できる。
【0008】ただし、従来技術1には、放射開口部の形
状に関する詳しい記述がなく、しかもこの部分の形状が
ミリ波の回折散乱効果に大きく影響する。なお、放射開
口部の形状に関しては、特開平5−283015号公報
に記載された発明がある。
【0009】また、従来技術1を改良し、出力ミリ波形
状のねじれを小さくすると共に構造を簡単にし、高い製
作精度と安い製作コストを実現可能なモード変換器が、
特開平7−254802号公報に開示されている。以
後、これを従来技術2と呼ぶことにする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1あるいは同
2によるモード変換器は、出力波を充分に整形してモー
ド変換効率を上げるために、内壁形状の変形量を小さく
抑え、軸方向に長い変換器とする必要がある。従来技術
1の明細書には、軸方向に3L以上の長さが必要とあ
るが、入力モードによっては、モード変換効率を最大に
するために、軸方向に10L以上の長さが必要となる
場合もある。ここで、Lは、2・a・sinW/ta
nBを表す。
【0011】モード変換器をジャイロトロン管に内蔵す
る場合には、空胴共振器での発振に使われた電子ビーム
が磁場にガイドされて徐々に広がりながらモード変換器
内を通過する。モード変換器の長さは、この電子ビーム
と接触しない程度の長さに抑える必要がある。この制限
のため、モード変換効率を落としてでも、モード変換器
の長さを短くせざるを得ない場合がある。
【0012】一方、従来技術1または同2によるモード
変換器は、入口の円形導波管から徐々に変形量を大きく
していく構造のため、入口端から30mm程度の距離の
入口付近は、ほとんど直線円形導波管に近い構造となっ
ており、ジャイロトロン管に内蔵した場合、この直線円
形導波管部分が空胴共振器の役割を果たして寄生発振を
起こしてしまうおそれがある。
【0013】この発明の目的は、モード変換器を構成す
る概略円形導波管部が不所望な空胴共振器の役割を果た
して寄生発振することを抑制可能で、高いモード変換効
率が得られるモード変換器およびそれを備えるジャイロ
トロン装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、概略円形導
波管の横断内面形状が高次モードミリ波の入口側から放
射開口側に向かって進むにつれて真円形又は真円形に近
い円形から非真円形への変形度を徐々に強めていく形状
を有し、それによって上記概略円形導波管内を伝播する
高次モードのミリ波を自由空間中のミラー系を伝播する
主モードのミリ波へ変換するためのモード変換器におい
て、この概略円形導波管の非真円横断内面形状の始まる
位置が、入口側の端から放射開口側に向かって5mm以
下(0mmを含む)の位置に存在するモード変換器であ
る。
【0015】また、このようなモード変換器の一部また
は全部を管内に備えるジャイロトロン装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を詳細に説明する。図1は、この発明のモ
ード変換器が組み込まれたジャイロトロン装置の概略縦
断面図である。図1に示されるように、モード変換器内
蔵型のジャイロトロン装置は、管内部が真空状態に保た
れた管本体1の一端側にマグネトロン入射電子銃(以下
MIGと略称する)2を有している。
【0017】また、MIG2に対向する位置には、MI
G2から出射された電子ビームを捕獲するコレクタ3が
設けられている。MIG2とコレクタ3との間には、M
IG2の側から順に、ビームトンネル4、空胴共振器
(キャビティ)5および円筒テーパ導波管6およびモー
ド変換器7からなる高周波伝搬回路が設けられている。
【0018】このように、円筒テーパ導波管6の出力端
付近には、詳細には後述する概略円形導波管からなるこ
の発明のモード変換器7が連続的に設けられている。こ
の概略円形導波管7は、その横断内面形状が、空胴共振
器(キャビティ)5で発振し円筒テーパ導波管6を伝搬
してくる高次モードミリ波が入口端27側から放射開口
部23側に向かって進むにつれて横断内面が真円形又は
真円形に近い円形から非真円形への変形度を徐々に強め
ていく形状を有し、それによって上記概略円形導波管内
を伝播する高次モードのミリ波を自由空間中のミラー系
8を伝播する主モードのミリ波へ変換する機能を有す
る。
【0019】モード変換器7およびミラー系8を介して
放射される電磁波9の経路には、電磁波9を管本体1の
内部から外部へと電磁波9を導く出力導波管11が接続
されており、出力導波管11には出力窓12が取り付け
られている。
【0020】MIG2は、管本体1の内側に向けて設け
られた陰極13と、この陰極13の周りに対向配置され
た円筒状の陽極14と、陰極13および陽極14に磁界
を印加するマグネット15を備えている。また、陰極1
3には、ヒータ電源16が、陰極13および陽極14と
の間および陽極14とビームトンネル4ならびにコレク
タ3との間には、それぞれ高圧電源17,18が接続さ
れている。なお、管本体1のまわりで、空胴共振器5を
囲む位置には、主マグネット19が設けられている。
【0021】このように構成されたジャイロトロン装置
では、ヒータ電源16が投入されるとともに、高圧電源
17,18が投入されると、MIG2から螺旋運動する
円筒状の電子ビームが出射される。この電子ビームは、
主マグネット19から提供される磁界のもとでサイクロ
トロン運動をしながらビームトンネル4を通過して空胴
共振器5に入射する。
【0022】空胴共振器5に入射した電子ビームは、空
胴共振器5内において高周波電界との相互作用によりそ
の運動エネルギーの一部を高周波電界に付与し、これに
より、高次モードの電磁波が空胴共振器5内に生成され
る。エネルギーを失った電子ビームは、円筒テーパ導波
管6、モード変換器7およびミラー系8の内側領域を通
過して、コレクタ3に捕捉される。
【0023】一方、空胴共振器5において、電子ビーム
と高周波電界との相互作用によって発生した電磁波は、
円筒テーパ導波管6を通って概略円形導波管からなるモ
ード変換器7に入射され、その放射開口部23から真空
空間を伝搬可能なビーム状に変換されてミラー系8すな
わち対をなす反射ミラー8a,8bで準光学的な反射を
繰返して出力導波管11の出力窓12に向かって放射さ
れる。この準光学的なビーム状に変換された電磁波9
は、出力窓12から外部に取出される。
【0024】ところで、上述した従来のジャイロトロン
にあっては、概略円形導波管からなるモード変換器7を
円筒テーパ導波管6に連続的に接続しているため、モー
ド変換器7の入口端部を相当長い距離にわたって真円形
としている。そのため、モード変換器7の入口端付近の
この真円形領域が不所望な空胴共振器を構成して寄生発
振を起こすおそれがあることは先に説明した通りであ
る。
【0025】以下、図2ないし図8を参照しながら本発
明の第1の実施の形態について説明する。図2は、図1
に示したジャイロトロンに組み込まれるモード変換器7
を構成する概略円形導波管の内面形状を表わす鳥瞰図で
あり、凹凸を強調して表わしてある。図3は、同モード
変換器7の内壁の形状の周方向展開図で、半径の大小を
等高線で表わしている。図4は、モード変換器7の内壁
形状の周方向展開鳥瞰図で、凹凸を強調して表わしてあ
る。
【0026】図5は、単調増加関数を例示する図であ
る。図8は、モード変換器内面上のミリ波電界強度分布
を例示する分布図である。なお、図5において、F
(z)の例は、後段に説明するF(z)、F(z)
にも当てはめることができる。また、図3、図4および
図8には、作用を判り易くするために実際には存在しな
い部分についても、描かれている。
【0027】図2ないし図4に示されるように、モード
変換器7の主要部をなす概略円形導波管は、内面形状が
概ね円筒形状の導波管で、その仮想の入口端22の横断
内面形状が真円形となっている。
【0028】そしてこの概略円形導波管の内面形状は、
伝播方向すなわち実際の入口端27から放射開口部23
に向かって、真円形から周方向の凹凸の変形度合を漸次
大きくするようなものとなっている。なお、図2に示し
たモード変換器7を構成する概略円形導波管の放射開口
部23は、ヘリカルカット部24と、管軸に平行な方向
に切断された直線カット部25を有している。また、こ
の概略円形導波管の軸方向の長さの一例を示すと、およ
そ230mm程度である。この長さは、長いほどモード
変換効率は上がるが、発散する電子ビームと接触しない
程度に長さを抑える必要があるため、動作周波数が例え
ば110GHz帯のものでも、或いは170GHz帯の
ものでも概ね上記と同じ程度の長さすなわちおよそ23
0mm程度である。ただし、内径は同じ入力モードであ
れば高い動作周波数のものほど小さくなることは当然で
ある。
【0029】モード変換器7を構成するこの概略円形導
波管の入口端27は、図示されていない前段の円筒テー
パ導波管6に連続的に接続されており、ここから入力さ
れた高次モードのミリ波は、図2ないし図4に示された
変換器内壁面の凹凸によって集束され、放射開口部23
から放射される。
【0030】次に、モード変換器7を構成するこの概略
円形導波管の横断内面形状の構成について説明する。な
お、特段の断り書きをしない限り、形状に関する記述は
この概略円形導波管の横断内面形状についての記述であ
る。そこで、概略円形導波管の仮想の入口端22は真円
形状であり、この発明の実際の入口端27は、以下に説
明する通り、真円形状または非真円形状であって、この
入口端27から放射開口部23の方に向かって5mm以
下の範囲(0mmを含む)に真円形から非真円形状にな
る位置が存在している。つまり、概略円形導波管の入口
側において、非真円の横断内面形状が始まる位置は、こ
の導波管の実際の入口端27であってもよいし、或いは
この入口端27から放射開口部23の方に向かった5m
mまでの範囲内にあればよい。
【0031】なお、実際には、真円形状の仮想入口端2
2をも有する概略円形導波管の仮想入口端22から実際
の入口端27となる円筒領域26を切断して製作するこ
とも可能である。この切断する範囲は、動作周波数に依
存して適切な範囲が規定される。
【0032】すなわち、従来技術2では、先に説明した
とおり、円筒テーパ導波管と連続に接続するためにモー
ド変換器の入口端を円形としているため、入口端付近の
領域すなわち図2に一点鎖線で示す仮想入口端22から
実際の入口端27までの円筒領域26は、真円形または
真円形からの変形度合が非常に小さく、この部分が所望
しない空胴共振器を構成して寄生発振を起こすおそれが
あることが知られている。
【0033】このことから、図2ないし図4に示すよう
に、モード変換器7の入口端付近の領域26を切断し、
実際の入口端27ではわずかな非真円形状にするか、も
しくはこの入口端27は真円形状でこの入口端27から
放射開口部23の方に向かって5mm以下の領域に非真
円形状が始まる領域が存在するようにしている。それに
よって、真円形状の領域が全く無いかもしくは5mm以
下に止められることから、この入口端付近の領域が実質
的な空胴共振器を構成して寄生発振を起こす可能性を小
さくできる。なお、実際の入口端27は、非真円形であ
って真円形でない場合には、前段の円形テーパ導波管と
の接続面に不連続が生じるが、真円形からの変形度合が
小さいので、この不連続による反射またはモード変換に
よる影響を小さく抑えることは可能である。
【0034】一方、入口側の真円形領域26を取り除い
た分だけ、電子ビーム軌道との干渉で制限されているモ
ード変換器の全長を保ったまま、実効的な長さを長くす
ることもできるため、単位長さあたりの変形量を小さ
く、集束を緩やかにして、モード変換効率を改善するこ
とができる。
【0035】図5(a)ないし図5(c)は、円形導波
管21の内面形状の単調増加関数を説明する概略図であ
る。
【0036】本件出願のモード変換器7を構成する概略
円形導波管のように、伝搬方向に漸次変形度合が大きく
なっていく円筒導波管の内面形状は、入口半径a、管軸
方向座標z、周方向座標φ、単調増加関数F(z)、定
数Hと整数nを用いた時、円形導波管内面半径rを、 r=a+F(z)・cos(H・z+n・φ) で表わすことができる。
【0037】なお、単調増加関数F(z)は、図5
(a)に示すように、 F(z)=Az 図5(b)に示すように、 F(z)=Asin(πz/2L) および図5(c)に示すように、2つの円弧を並べた形
状である。
【0038】また、前記定数Hは、図6および図7によ
り以下に説明する通り、πを円周率、mを入力モードの
周方向モード数、xを入力モードの固有値、kを入力波
の波数、Wをarccos(m/x)、Bをarcsi
n(x/(k・a))、Lを2・a・sinW/tan
Bとするとき、上述の r=a+F(z)・cos(H・z+n・φ) に対し、定数Hは、 H=(2・π−2・n・W)/L により定義される。
【0039】また、伝搬方向に漸次変形度合が大きくな
っていく周方向の凹凸の形状は、次のようにして求めら
れる。
【0040】図6および図7に示されるように、半径a
の円形導波管Tを考えるとき、管内を伝搬する回転TE
m,nモード波を平面波展開すると、導波管の管軸と一
定の角度を保ちつつ導波管内面Tfで反射されながら折
れ線螺旋状に進む光線群で表すことができ、導波管管軸
と光線群のなす角Bは、kが入力波の自由空間長、xが
入力波モードの固有値を示すとき、kが管内波長で、
=x/aにより B=sin−1(k/k) で表わされる。
【0041】なお、ミリ波を円形導波管Tの端部から放
射させると、導波管管軸と角Bをなす方向に放射される
ことから、角Bを軸方向ミリ波放射角と呼ぶ。
【0042】上記の光線群は、導波管内に半径ρmn
包絡円筒面Fを形成する。ここで、mが入力モードの周
方向モード数を示すとき、包絡円筒面の半径ρmnとm
との関係は、 ρmn/a=m/ka=m/x となる。
【0043】また、光線Pと導波管内面Tfとの交点す
なわち反射点Rにおける導波管内面Tfと光線Pのなす
角をWとすると、 W=cos−1(ρmn)=cos−1(m/x) で表わされる。
【0044】さらに、光線Pが反射点Rから角度Wだけ
進んだ時に、軸方向に進む距離Lwは、 Lw=a・sinW/tanB であることから、光線Pが周方向に1回転する間に進む
軸方向距離をLαとすると、 Lα=2・π・a・sinW/W・tanB で表わされる。
【0045】従って、導波管管軸方向をz、周方向座標
をφとしたとき、光線Pの反射点Rを結ぶ導波管内面T
f上の螺旋は、 φ=±2πz/Lα で表わされる。なお、光線Pが右ねじ回りの場合は、
「+」、左ねじ回りの場合は、「−」である。
【0046】また、上記光線群のうちのある1本の光線
Pに着目すると、その光線Pが導波管内面Tfで反射さ
れる反射点Rと次の反射点Rとの関係は、導波管管軸の
一点を原点とする円柱座標系において、周方向には角2
Wに相当し、軸方向にはLに相当し、 L=2Lw=2asinW/tanB で表わされる。
【0047】さらに、上記1本の光線Pの反射点Rが全
てねじ形状の山(または谷)になるようにするために
は、2つの方法があり、1つは、光線Pの反射点Rを結
ぶ螺旋ねじ形状の山(または谷)に、傾きとピッチとが
ともに一致するように、導波管内面Tfの形状をねじ形
状とする方法であり、もう1つは、光線Pの反射点Rの
間隔にねじ形状のピッチだけを合わせて傾きは異なるよ
うにする方法である。
【0048】ここで、円形導波管Tの内面半径rが、 r=a+F(z)cos(Hz+nφ) であるときに、H=2π/Lαとした場合、n=−(±
1、複号同順)とすれば、ねじ形状の谷を、上記光線P
の反射点Rを結ぶ螺旋に一致させることができる。従っ
て、ミリ波を1本の螺旋の周辺に、徐々に集束させる
(主に軸方向)ことができる。
【0049】このため、放射開口部の出力端を、ミリ波
が集束する1本の螺旋の周辺から外したヘリカルカット
部分とすることで、エネルギー密度を最小化でき、ミリ
波の回折散乱効果を最小化できる。
【0050】また、 H=(2π−2nW)/L とした場合、導波管内面Tfの形状は、ある1本の光線
Pの反射点Rが常に山の位置にくることになる。従っ
て、ミリ波をねじ形状の山の周辺に徐々に集束(主に周
方向で、周方向に凹凸がある場合は、山の位置に集束さ
れ、軸方向には谷の位置に集束)させることができる。
【0051】このため、図7に示すように、放射開口部
23の出力端を谷の位置の直線カット部分とすること
で、エネルギー密度を最小化でき、ミリ波の回折散乱効
果を、最小にできる。なお、図8は、上述した計算方法
によって求めたミリ波がねじ形状の山の周辺に集束する
様子を示すミリ波電界強度分布図である。
【0052】また、上述した数値および定数は、単調増
加関数F(z)をより詳細に求めるために、2つの単調
増加関数F(z),F(z)を考えることにより、
より精密に定義可能であって、入口半径aと管軸方向座
標zと周方向座標φと単調増加関数F(z),F
(z)と、定数H,Hと整数n,nを用いた
とき、円形導波管内面半径rを、 r=a+F(z)・cos(H・z+n・φ)+
(z)・cos(H・z+n・φ) で表すことができる。
【0053】また、このときの前記2つの定数H,H
は、 r=a+F(z)・cos(H・z+n・φ)+
(z)・cos(H・z+n・φ) に対し、πを円周率、mを入力モードの周方向モード
数、xを入力モードの固有値、kを入力波の波数、Wを
arccos(m/x)、Bをarcsin(x・(k
/a))、Lを2asinW/tanB、Lαを2πa
sinW/(WtanB)とするとき、 H=2π/Lα=(2π−2nW)/L により定義される。
【0054】次に、本発明の第2の実施の形態を、図9
および図10を参照して説明する。
【0055】図9は、本発明の第2の実施の形態である
モード変換器7を構成する概略円筒導波管の内壁の形状
を表す鳥瞰図で、凹凸を強調して表してある。図10
は、モード変換器7を構成する概略円筒導波管の内壁形
状の周方向の展開鳥瞰図で、図9と同様に、凹凸を強調
して表してある。
【0056】図9および図10において、モード変換器
を構成している内面形状が略円筒形状の概略円筒導波管
で、仮想入口端22の内断面形状が真円形となってい
る。
【0057】仮想入口端22から放射開口部23に向か
って概略円筒導波管の内面形状は、伝播方向に円形から
周方向の凹凸の変形度合を漸次大きくするようなものと
なっている。
【0058】モード変換器7を構成する概略円筒導波管
の仮想入口端22は、図示されていない前段の円形テー
パ導波管に接続されており、ここから入力された高次モ
ードのミリ波は、図9,図10に示された変換器内壁面
の凹凸によって集束されて、放射開口部23から放射さ
れる。
【0059】従来技術1では、先に示したように、円筒
テーパ導波管6と連続的に接続するために、モード変換
器7を構成する概略円筒導波管の入口端27から例えば
10mm以上にわたって真円形としている。このため、
入口端付近の領域は、真円形または真円形からの変形度
合が小さく、空胴共振器を構成して、寄生発振を起こす
おそれがあることが知られている。
【0060】このことから、図9および図10に示す第
2の実施の形態においては、第1の実施の形態と同様
に、モード変換器7を構成する概略円筒導波管の入口端
付近の領域26を、仮想入口端22から所定長さにわた
って切除することにより、真円形からの変形度合が小さ
い領域を5mm以下というように短くし、空胴共振器を
構成して不所望な寄生発振を起こす可能性を小さくでき
る。なお、図9,図10において、モード変換器7を構
成する概略円筒導波管は、複数の頂点28pを有する集
束鏡28と複数の頂点29pを有する発散鏡29とが、
螺旋円30の母線上に順に配列されている構造を有して
いる。
【0061】このようなモード変換器7を構成する概略
円筒導波管においては、実際の入口端27は、非真円形
であって真円形ではないので、前段の円形テーパ導波管
との接続面に不連続が生じるが、真円形からの変形度合
が小さいので、この不連続による反射またはモード変換
による悪影響を小さく抑えることは可能である。
【0062】また、入口側を取り除いた分、電子ビーム
軌道との干渉で制限されているモード変換器の全長を保
ったまま、実効的な長さを長くすることもできるため、
単位長さあたりの変形量を小さく、集束を緩やかにし
て、モード変換効率を改善することができる。
【0063】このように、モード変換器7を構成する概
略円筒導波管の横断内面形状を、入口側から放射開口部
側に向かって進むにつれ、徐々に真円形から非真円形へ
の変形度が深くなるよう構成したものにおいて、概略円
筒導波管の入口端27から放射開口部23側に向かって
5mm以下(0mmを含む)の位置に非真円形が始まる
位置を存在させたことにより、モード変換器の長さを短
縮できるとともにジャイロトロンに内蔵した場合の寄生
発振を未然に抑制することができる。
【0064】また、円筒導波管の入口側を取り除いた分
だけ電子ビーム軌道との干渉に起因して制限されている
モード変換器の全長を保ったままで、実効的な長さを長
くできるため、単位長さあたりの変形量を小さく、集束
を緩やかにして、モード変換効率を改善することができ
る。
【0065】なお、このようなモード変換器の一部また
は全部を管内に備えるようにジャイロトロン装置を構成
することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、モード変換器の入口付近が不所望な空胴共振器を構
成する可能性が低くなり、モード変換器をジャイロトロ
ンに内蔵した場合に生じる寄生発振を抑制することがで
きる。
【0067】また、電子ビーム軌道との干渉に起因して
制限されているモード変換器の全長を保ったまま実効的
な長さを長くできるため、単位長さあたりの変形量を小
さく、集束を緩やかにして、モード変換効率を改善する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態がジャイロトロン装置の
例を示す概略断面図。
【図2】図1に示したジャイロトロンに適用されるモー
ド変換器の円形導波管の第1の実施の形態を説明する鳥
瞰図。
【図3】図2に示したモード変換器の円形導波管の周方
向展開図。
【図4】図2に示したモード変換器の円形導波管の周方
向展開鳥瞰図。
【図5】図2に示したモード変換器の単調増加関数F
(z),F(z),F(z)の一例を示す概略図。
【図6】図2に示したモード変換器の円形導波管の径方
向断面図。
【図7】図2に示したモード変換器の円形導波管を周方
向に展開した概略図。
【図8】図2に示したモード変換器の円形導波管の内面
上のミリ波電界強度の計算値を示す概略図。
【図9】図1に示したジャイロトロンに適用されるモー
ド変換器の円形導波管の第2の実施の形態を説明する鳥
瞰図。
【図10】図9に示したモード変換器の円形導波管の周
方向展開図。
【符号の説明】
1・・・ジャイロトロン装置の管本体、 2・・・電子銃(MIG)、 3・・・コレクタ、 5・・・空胴共振器(キャビティ)、 6・・・円筒テーパ導波管、 7・・・モード変換器(概略円筒導波管)、 8・・・ミラー系、 13・・・陰極、 14・・・陽極、 22・・・円筒導波管の仮想入力端、 23・・・放射開口部、 27・・・実際の入力端。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 春日井 敦 茨城県那珂郡那珂町大字向山801番地の1 日本原子力研究所那珂研究所内 (72)発明者 満仲 義加 栃木県大田原市下石上字東山1385番の1 株式会社東芝那須電子管工場内 Fターム(参考) 5C029 RR04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】概略円形導波管の横断内面形状が高次モー
    ドミリ波の入口側から放射開口側に向かって進むにつれ
    て真円形又は真円形に近い円形から非真円形への変形度
    を徐々に強めていく形状を有し、それによって上記概略
    円形導波管内を伝播する高次モードのミリ波を自由空間
    中のミラー系を伝播する主モードのミリ波へ変換するた
    めのモード変換器において、 上記概略円形導波管の非真円横断内面形状の始まる位置
    が、上記入口側の端から上記放射開口側に向かって5m
    m以下(0mmを含む)の位置に存在することを特徴と
    するモード変換器。
  2. 【請求項2】上記概略円形導波管は、上記入口側の端で
    その横断内面形状が非真円形状になっている請求項1記
    載のモード変換器。
  3. 【請求項3】上記概略円形導波管の横断内面形状が非真
    円形状である領域の内面形状は、入口半径aと管軸方向
    座標zと周方向座標φと単調増加関数F(z)と、定数
    Hと整数nを用いた時、円形導波管内面半径rが、 r=a+F(z)・cos(H・z+n・φ) で表わされることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のモード変換器。
  4. 【請求項4】上記定数Hが、 H=(2・π−2・n・W)/L ここで、πは円周率、nは整数、Wはarccos(m
    /x)、mは入力モードの周方向モード数、xは入力モ
    ードの固有値、Lは2a・sinW/tanB、Bはa
    rcsin(x/(k・a))、kは入力波の波数を表
    わすで表わされることを特徴とする請求項3記載のモー
    ド変換器。
  5. 【請求項5】上記概略円形導波管の上記入口側端部にそ
    の横断内面形状が真円形状である領域が存在している場
    合の内面形状は、入口半径aと管軸方向座標zと周方向
    座標φと単調増加関数F(z),F(z)と、定数
    ,Hと整数n,nを用いた時、円形導波管内
    面半径rが、 r=a+F(z)・cos(H・z+n・φ)+
    (z)・cos(H・z+n・φ) で表わされることを特徴とする請求項1に記載のモード
    変換器。
  6. 【請求項6】上記定数H,Hが、 H=2・π/Lα=(2・π−2・n2・W)/L ここで、πは円周率、Lαは2・π・a・sinW/
    (W・tanB)、Wはarccos(m/x)、mは
    入力モードの周方向モード数、xは入力モードの固有
    値、Bはarcsin(x/(k・a))、kは入力波
    の波数、nは整数、Lは2・a・sinW/tan
    B、を表わすで表わされることを特徴とする請求項5記
    載のモード変換器。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載のモー
    ド変換器の一部または全部を管内に備えていることを特
    徴とするジャイロトロン装置。
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