JP3144883B2 - モード変換器 - Google Patents
モード変換器Info
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- JP3144883B2 JP3144883B2 JP07695292A JP7695292A JP3144883B2 JP 3144883 B2 JP3144883 B2 JP 3144883B2 JP 07695292 A JP07695292 A JP 07695292A JP 7695292 A JP7695292 A JP 7695292A JP 3144883 B2 JP3144883 B2 JP 3144883B2
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Description
大電力ミリ波伝送系で用いられるモード変換器に関す
る。
段として電磁波を用いる方法が検討されている。核融合
炉のプラズマを加熱するには、周波数が100 GHz以上
で、500 kW乃至1 MWの電磁波を少なくとも数秒間発
生し得る発振管を必要とする。この条件を満たす発振管
として、回廊モードのジャイロトロン装置が有望視され
ている。
いため、発振源から数十メートル離れた核融合炉までの
大電力伝送には不向きである。そこで、回廊モードのジ
ャイロトロン装置では、発振管内部においてモード変換
器で回廊モードから自由空間を伝播可能なビーム状の電
磁波に変換して出力するようにしている。
ロン装置が示されている。すなわち、この装置は、内部
が真空状態に保たれた管本体1の一端側にマグネトロン
入射電子銃(以下、MIGと略称する。)2を装着して
いる。また、管本体1の壁でMIG2に対向する位置に
MIG2から出射された電子ビームを捕捉するコレクタ
3を設けている。そして、MIG2とコレクタ3との間
に、MIG2側から順にビームトンネル4、空胴共振器
5と円筒テーパ導波管6からなる高周波回路7を設けて
いる。
射器8および反射鏡9からなる、いわゆるヴラソフ型の
モード変換器10が配置されている。モード変換器10
を介して放射される電磁波の経路には、管本体1の内部
から外部へと電磁波を導く出力導波管11が接続されて
おり、この出力導波管11の先端部には出力窓12が取
り付けられている。
された陰極21と、その回りに対向配置された円筒状の
陽極22と、これらに磁界を印加するマグネット23と
で構成されている。そして、陰極21と陽極22との
間、陽極22とビームトンネル4およびコレクタ3との
間には、それぞれ高圧電源25,26が接続されてい
る。また、管本体1の回りで、空胴共振器5を囲む位置
にはマグネット27が装着されている。なお、図中24
は陰極21を加熱するためのヒータ電源を示している。
では次のような原理で電磁波を発生させる。すなわち、
ヒータ電源24を投入するとともに高圧電源25,26
を投入すると、MIG2から螺旋運動を行う円筒状の電
子ビームが出射する。この電子ビームは、マグネット2
7によって形成されたミラー磁界のもとでサイクロトロ
ン運動を行いながらビームトンネル4を通過して空胴共
振器5に入射する。
胴共振器5内において高周波電界との相互作用により、
その運動エネルギの一部を高周波電界に与える。これに
よって回廊モードの電磁波が生成される。エネルギを失
った電子ビームは、円筒テーパ導波管6と放射器8とを
通過してコレクタ3に捕捉される。
高周波電界との相互作用によって発生した電磁波は、円
筒テーパ導波管6を通ってモード変換器10に入射し、
放射器8から反射鏡9に向かって放射されて真空中を伝
播可能なビーム状に変換される。ビーム状に変換された
電磁波は出力窓12を介して外部に放射される。
ャイロトロン装置にあっては、モード変換器10の放射
開口端におけるミリ波の回折散乱が多く、回廊モードか
らビーム状の電磁波への変換効率が低いという問題があ
った。
とえばPCT出願公開番号WO9007800 の明細書(以
下、従来例と言う。)に示されているように、円形導波
管の内部に螺旋状に収束鏡と発散鏡とを交互に配置した
凹凸のある導波管を用い、回廊モードのミリ波を発散鏡
で散乱させた後に収束鏡に徐々に集め、最後の収束鏡か
らビーム状にして放射するようにしたモード変換器が提
案されている。
換器を構成する凹凸のある導波管31の内面形状を表し
た鳥瞰図および周方向展開図が示されている。この凹凸
のある導波管31では、収束鏡32と発散鏡33とを1
つの螺旋線34に沿って交互に配置している。ここで、
従来例では、収束鏡32とは導波管内面形状が軸方向に
凹、周方向には凸になっている領域であると規定し、発
散鏡33とは導波管内面形状が軸方向、周方向共に凹に
なっている領域であると規定している。なお、32′は
収束鏡32の頂部を示し、33′は発散鏡33の頂部を
示している。
おけるミリ波の回折効果は、このエッジ部におけるミリ
波のエネルギ密度が大きい程大きくなる。したがって、
上記構成のモード変換器では、図4に示したヴラソフ型
のモード変換器に較べて放射されるミリ波の分布形状が
ガウシアンビームに近いため、放射開口部のエッジ部に
おけるミリ波電力密度を低くでき、ミリ波の回折散乱を
少なくできると予想される。
内面の軸方向、周方向共に凹になっている領域であると
規定しているが、実際に発散効果が最も強く、ミリ波の
エネルギ密度が最も低くなるのは、導波管内面の軸方向
には凸、周方向には凹になっている領域である。したが
って、本来は導波管内面の軸方向には凸、周方向には凹
になっている領域を発散鏡と呼ぶべきである。
開口部のエッジ部は、最後の収束鏡の端であるとされて
おり、これ以上の詳しい記述はない。この導波管が収束
鏡と発散鏡との繰り返し構造になっていることから、最
後の収束鏡の端とは、次に仮想される発散鏡との境界線
と解釈される。しかし、この導波管31内を通るミリ波
は、発散鏡では散乱されて弱められ、徐々に収束鏡に収
束されていくので、この導波管31の最後部付近の壁面
上において最もミリ波のエネルギ密度が低いのは発散鏡
の頂点であって、収束鏡の端ではない。したがって、従
来例のように収束鏡の端を導波管の出力端、すなわち放
射開口部のエッジ部とした場合には、ここでミリ波の回
折散乱が起こる虞がある。
管内部に螺旋状に収束鏡と発散鏡とを交互に配置した凹
凸のある導波管で構成された従来のモード変換器にあっ
ては、ミリ波の回折散乱を最少に抑えることが原理的に
困難で、十分高い変換効率が得られない問題があった。
に収束鏡と発散鏡とを配置した凹凸のある導波管を用い
るものにおいて、高い変換効率が得られるモード変換器
を提供することを目的としている。
に、本発明に係るモード変換器では、凹凸のある導波管
の出力端、すなわち放射開口部のエッジ部が、上記導波
管の内面形状を周方向に展開した展開図上において近接
する発散鏡の頂点間を結ぶ直線の組合わせで表される位
置に設けられている。
度を最低にでき、この結果、エッジ部で発生するミリ波
の回折散乱を最少に抑えることが可能となる。
る。
換器を構成している凹凸のある導波管40の内面形状を
表した鳥瞰図が示されている。また、図2には同導波管
40の内面形状の周方向展開図が半径の大小を等高線で
表して示されている。さらに、図3には同導波管40の
内面形状の周方向展開鳥瞰図が示されている。なお、図
1と図3では凹凸が強調されて描かれている。また、判
り易くするために、図2には実際には存在していない部
分も描かれている。そして、これらの図において、43
は発散鏡を示し、45は収束鏡を示し、43′は発散鏡
43の頂部を示し、45′は収束鏡45の頂部を示して
いる。ここで言う発散鏡43とは、導波管内面形状が軸
方向には凸、周方向には凹になっている領域を指す。
導波管に接続されており、ここから入力された回廊モー
ドのミリ波は、螺旋線42上に配置された発散鏡43で
散乱され、螺旋線44上に配置された収束鏡45に徐々
に収束され、ビーム状になっていき、最後の収束鏡45
で反射された後に出力端、つまり放射開口部46から放
射される。
において、ミリ波の回折効果が発生してミリ波の一部が
散乱しようとする。しかし、この実施例では、図2に示
すように、周方向展開図上において近接する発散鏡43
の頂点43′間を結ぶ直線の組合せで表わされる位置に
エッジ部47が形成されている。すなわち、図2におい
て、エッジ部47を示す太い実線より図中右側の部分は
実際には存在していない構造となっている。したがっ
て、エッジ部47でのミリ波電力密度を最小にでき、回
折散乱を最少に抑えることができる。
口部のエッジ部で発生するミリ波の回折効果を最小にす
ることができるので、回廊モードからビーム状への変換
効率を向上できる。
ている導波管の内面形状を表す鳥瞰図、
面図、
面形状を表す鳥瞰図、
線 43…発散鏡 45…収束鏡 46…放射開口部 47…エッジ部
Claims (1)
- 【請求項1】円形導波管の内部に螺旋状に収束鏡と発散
鏡とを配置したモード変換器において、前記円形導波管
における放射開口部のエッジが、上記円形導波管の内面
形状を周方向に展開した展開図上において近接する発散
鏡の頂点間を結ぶ直線の組合せで表わされる位置に設け
られていることを特徴とするモード変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07695292A JP3144883B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | モード変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07695292A JP3144883B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | モード変換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05283015A JPH05283015A (ja) | 1993-10-29 |
| JP3144883B2 true JP3144883B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=13620117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07695292A Expired - Lifetime JP3144883B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | モード変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144883B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106450595A (zh) * | 2016-11-21 | 2017-02-22 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 一种双束输出的准光模式变换装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001338586A (ja) | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Japan Atom Energy Res Inst | モード変換器およびそれを備えたジャイロトロン装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP07695292A patent/JP3144883B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106450595A (zh) * | 2016-11-21 | 2017-02-22 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 一种双束输出的准光模式变换装置 |
| CN106450595B (zh) * | 2016-11-21 | 2021-08-17 | 山东省科学院海洋仪器仪表研究所 | 一种双束输出的准光模式变换装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05283015A (ja) | 1993-10-29 |
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