JP2001338523A - センサー付照明器具 - Google Patents

センサー付照明器具

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JP2001338523A
JP2001338523A JP2000157911A JP2000157911A JP2001338523A JP 2001338523 A JP2001338523 A JP 2001338523A JP 2000157911 A JP2000157911 A JP 2000157911A JP 2000157911 A JP2000157911 A JP 2000157911A JP 2001338523 A JP2001338523 A JP 2001338523A
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JP
Japan
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sensor
lamp
heat ray
heat
ray detection
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Pending
Application number
JP2000157911A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Goto
芳朗 後藤
Tetsuya Hamana
哲也 濱名
Shigeaki Yamazaki
茂章 山崎
Masanao Okawa
将直 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井から灯具を吊り下げた場合において、灯
具自身の影響によるセンサーの誤動作、特に灯具からの
放熱や灯具の表面温度の変化による影響を受けにくくし
たセンサー付照明器具を提供することにある。 【解決手段】 天井に備え付けられる取付部材30の端
部から下方に備えられた吊下部材31の先端に灯具10
が備えられ、取付部材30の残る端部に熱線検知センサ
ー20を備えたセンサー付照明器具1において、灯具1
0を構成する略円筒状をしたカバー部11を投光開口部
13の前方側に延設し、フード上の遮熱板40をカバー
部11と一体に設け、光源12から発せられた熱が当該
遮熱板40によって直接熱線検知センサー20の検知範
囲に入り込むのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセンサー付照明器具
に関する。具体的には、灯具からの放熱による誤作動を
少なくしたセンサー付照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】センサー付照明器具として、例えば図3
2や図33に示すようなものがある。これらの照明器具
100は、灯具110と灯具110を壁面101などに
取付るための取付部材130と灯具110の点灯制御を
行うセンサー120とを具備しており、取付部材130
が壁面101に固定され、支持部材131を介して灯具
110が下面に向けて取り付けられている。
【0003】また、図32に示す照明器具100では、
センサー120は、検知部を下方に向けて取付部材13
0に固定されている。一方、図33に示す照明器具10
0では、センサー120は回動可能な支持部材131を
介して取付部材130下端に備えられており、当該照明
器具100においては、図に示す一点破線ロの範囲内
で、センサー120が首振可能に備えられている。
【0004】このようなセンサー120付照明器具10
0においては、センサー120の検知範囲内に人が侵入
したことを検知すると、灯具110が点灯される。
【0005】当該センサー120としては、例えば、前
面に人などの存在を検出する熱線(赤外線)センサー1
20が用いられ、物体の存在による反射光の変化を検出
することにより、人などの存在を検出している。
【0006】このとき、センサー120の検知範囲内に
灯具110が存在すれば、灯具110の存在自体を検知
してしまったり、あるいは灯具110からの放熱によっ
て誤作動を引き起こす場合があるが、図示した照明器具
100のように、壁面取付用の照明器具100において
は、センサー120の検知範囲内に灯具110が入るこ
とがなく、灯具110からの放熱による影響をもほとん
ど受けることがない。
【0007】一方、天井に取り付られたセンサー付照明
器具として、例えば特開平8−264016号公報や特
開平10−177809号公報に開示されたものがある
が、これらの照明器具においては、センサーの検知面と
灯具とがほぼ同一面上に配置されているため、灯具その
ものがセンサーの検知範囲に入ったり、灯具からの放熱
によって誤作動を起こしにくい構造となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設置場
所の都合上、図34〜図36に示すスポットライトのよ
うに、天井101から灯具100を吊り下げた照明器具
100においては、センサー120は通常天井101に
取り付けられた取付部材120などの天井面に取り付ら
れる。このように、天井から灯具110まで、吊下部材
132の長さ分だけ離れ、センサー120が上方に位置
するような場合には、灯具110自体の存在によって誤
作動を引き起こす場合があった。
【0009】この誤作動の原因として、例えば図34に
示すように、センサー120の検知範囲(図に一点鎖線
イで示す範囲)内に、灯具110からの出射範囲(図に
一点鎖線ハで示す範囲)が直接入ってしまうことが考え
られる。また、図35に示すように、センサー120の
検知範囲(図に一点鎖線イで示す範囲)内に、灯具11
0後方からの放熱範囲(図に一点鎖線ハで示す範囲)が
入り、灯具110後方からの放熱による影響を受けるこ
とも考えられる。あるいは図36に示すように、センサ
ー120の検知範囲(図に一点鎖線イで示す範囲)内
に、灯具110側面からの放熱範囲(図に一点鎖線ハで
示す範囲)が入り、灯具110周囲における放熱による
影響を受けることも考えられる。これらの場合には、灯
具110の光源が直接センサー120の検知範囲内に入
った場合にその影響がもっとも大きいのはいうまでもな
く、望ましくは灯具110周囲からの放熱による影響を
も避けたいものである。
【0010】本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてな
されたものであって、天井から灯具を吊り下げた場合に
おいて、灯具自身の影響によるセンサーの誤作動、特に
灯具からの放熱や灯具の表面温度の変化による影響を受
けにくくしたセンサー付照明器具を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るセンサー付
照明器具は、天井面から吊下部材によって吊り下げられ
た灯具と当該灯具よりも上方に位置される熱線検知セン
サーとを備えたセンサー付照明器具において、少なくと
も前記熱線検知センサーの検知範囲内において前記灯具
が位置した場合において、前記灯具による前記熱線検知
センサーへの熱影響を抑制したことを特徴としている。
【0012】このような方法として、例えば、前記灯具
の高温部上方に遮熱部を備える、ずなわち、灯具上方を
遮熱部で覆ったり、灯具の投光開口部の前方上方に遮熱
部を設けることができる。
【0013】この遮熱部としては、可視光に対して透過
性であり、赤外光に対して遮光性とするのが好ましい。
【0014】さらに、前記灯具背面の後方上部に遮熱部
を備えたり、あるいは、少なくとも前記灯具の内部若し
くは外部周辺領域に、遮熱層を設けることができる。
【0015】また、熱影響を抑制する方法として、前記
灯具の少なくとも内部若しく後部に、大熱容量部を設け
ることが挙げられる。
【0016】次には、前記灯具の投光開口部が熱線検知
センサーの検知部に対向させないように、前記灯具を設
置することが挙げられる。
【0017】当該灯具の設置方法として、前記灯具を上
下方向及び/又は前記吊下部材の軸回りに首振可能に吊
り下げ、当該首振可能範囲を規制することが挙げられ
る。
【0018】例えば、前記灯具の上方に規制部を設ける
ことによって、前記熱線検知センサーの検知領域内で前
記首振可能範囲を規制できる。
【0019】また、前記熱線検知センサーの近傍に熱線
遮光板を備えたり、熱線検知センサーの検知部を傾斜さ
せることにより、熱線検知センサーの検知部に対向させ
ないようにすることができる。
【0020】さらに、前記吊下部材の先端部分を鉛直方
向から曲折することにより、熱線検知センサーの検知部
に対向させないようにすることもできる。
【0021】また、前記熱線検知センサーを、前記灯具
の後方側に配置させることにより、熱影響を抑制するこ
ともできる。
【0022】このとき、前記熱線検知センサーと前記灯
具との相対位置関係を維持しながら、前記熱線検知セン
サー及び灯具を同一平面内で回動可能に備えたり、前記
熱線検知センサーが前記灯具の後方側に位置する関係を
維持しながら、前記熱線検知センサー又は灯具が同一平
面内で回動可能に備えるのが好ましい。
【0023】また、前記熱線検知センサーを着脱自在に
取り付けるためのセンサー取付部を2以上備え、前記灯
具の投光開口部の開口方向以外に位置する前記センサー
取付部の一つに前記熱線検知センサーを取り付けること
により、熱影響を抑制することができる。
【0024】例えば、略円盤状をした取付部材を備え、
当該取付部材の側面に複数の前記センサー取付部を設け
ることや略円盤状をした取付部材を備え、当該取付部材
の全周側面に溝状の接続部を備えると共に、前記熱線検
知センサーに当該接続部に嵌合される接点部を備えた
り、あるいは、前記取付部材に、前記熱線検知センサー
を着脱自在に取り付けるためのセンサー取付部を、回転
可能に備えることが挙げられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、各図に従って本発明につい
て詳細に説明する。本発明に係るセンサー付照明器具1
は、灯具10を天井101面に備えつけるための取付部
材30と、当該取付部材30から下方にほぼ鉛直方向に
備えつけられた棒軸状の吊下部材31とを具備してい
る。取付部材30は扁平な直方体状をしており、吊下部
材31は当該取付部材30の一方の端部に備えられてお
り、取付部材30の他方端部には、熱線検知センサー2
0が備えられている。灯具10は当該吊下部材31の先
端に取り付られており、前記熱線検知センサー20は、
灯具10よりも上方に位置している。灯具10は、例え
ば、略円筒状をしたカバー部11と、カバー部11の内
部に納められた電球などの光源12とを具備している。
前記カバー部11は、光源12からの放熱効率を高める
ため、金属板から作製されている。各図に示すセンサー
付照明器具1においては、少なくとも熱線検知センサー
20の検知範囲(各図の一点鎖線イで示す範囲)内にお
いて灯具10が位置した場合において、当該灯具10か
ら発せられる熱線の影響を防ぐ工夫が施されている。
【0026】図1に示すセンサー付照明器具1において
は、灯具10は投光開口部13を熱線検知センサー20
側に置き、ややその前方下方に傾けて備えられている。
当該灯具10には、前記カバー部11の前方にフード状
の遮熱板40がカバー部11と一体として設けられてい
る。当該遮熱板40は、上記カバー部11の約上半分が
投光開口部13の前方に延設されて作製されており、光
源12から発せられた熱が当該遮熱板40によって、直
接熱線検知センサー20の検知範囲に入り込むのを防ぐ
役目を果たしている。当該遮熱板40の材質はカバー部
11と同じ材質になるが、当該材質としては、例えば鉄
や鉛などの熱伝導率の小さなものが好適に用いられる。
【0027】この構成においては、投光開口部13前方
における放熱が遮熱板40によって遮られるため、直接
熱線検知センサー20によって検知されず、遮熱板40
の温度変化も非常に小さなものとなる。従って、影響が
最も大きくなる光源1からの放熱による影響を効果的に
抑えることができ、誤作動による点灯を防ぐことができ
る。
【0028】次に、図2に示すセンサー付照明器具1に
おいては、フード状の遮熱板40がカバー部11上に載
置され、上記カバー部11の上方に備えられている。当
該遮熱板40は、カバー部11の先端部上方から投光開
口部13の前方上方に延設され、光源12から発せられ
た熱が当該遮熱板40によって遮られ、直接熱線検知セ
ンサー20の検知範囲に入るのを防いでいる。この遮熱
板40は、可視光に対して透過性であり、赤外光に対し
て遮光性であるガラスや耐熱性プラスチックから作製さ
れている。
【0029】この構成においては、光源12前方におけ
る放熱による影響を効果的に抑えるのみならず、光源1
2から出射された赤外光による影響をも防ぐことができ
る。また、遮熱板40によって可視光が遮られないた
め、遮熱板40による周囲の明るさの低下をほとんど抑
えることができる。しかも、灯具10の意匠性が向上さ
れるため遮熱板40による違和感を与えたり、大きさ感
を余り感じさせることなく放熱による誤作動を防ぐこと
ができる。
【0030】また、遮熱板40は放熱による影響を防ぐ
ことができればよいため、必ずしも可視光の透過性を確
保する必要はなく、熱線反射効果や熱線吸収ガラスのよ
うに赤外光を遮断できるような材質のものを使用しても
差し支えない。
【0031】図3に示すセンサー付照明器具1において
は、カバー部11の上方全体を覆うようにして、カバー
部11の上方にフード状の遮熱板40が設けられてい
る。このように、カバー部11の上方全体を覆うように
遮熱板40を設けることにより、カバー部11上側側面
から上方への放熱が少なくなり、カバー部11側面近傍
における熱対流による影響を抑えることができる。
【0032】また、カバー部11の上方において、遮熱
板40を設けることにより、カバー部11表面と遮熱板
40との間に遮熱層が設けられ、空気による遮熱効果を
も得ることができる。
【0033】次に図4に示すセンサー付照明器具1にお
いては、灯具10は投光開口部13を熱線検知センサー
20側と反対側に置き、ややその前方下方に向けて備え
られている。当該灯具10においては、カバー部11の
背面に、放熱孔14が開口されている。遮熱板40は、
カバー部11の後方にカバー部11と一体として設けら
れている。当該遮熱板40は、上記カバー部11のほぼ
上半分をその後方に延設されて作製されており、放熱孔
14から排出された放熱が当該遮熱板40によって遮ら
れ、直接熱線検知センサー20の検知範囲に入むのを防
いでいる。
【0034】この構成においては、カバー部11後方か
ら排出された放熱が直接熱線検知センサー20によって
検知されず、遮熱板40の温度変化もほとんどない。従
って、このように熱線検知センサー20が灯具10の後
方に位置する場合には、背面の後方上部に遮熱板40を
設けることにより、灯具10背面からの放熱による影響
を抑えることができる。特に、カバー部11の背面に放
熱孔14が開口されている場合には、より一層効果的に
放熱による影響を防ぐことができる。
【0035】図5に示すセンサー付照明器具1において
は、遮熱板40は、カバー部11の上方に、カバー部1
1の全体を覆うようにして、カバー部11の投光開口部
13から灯具10背面後方に至るまで設けられている。
このような遮熱板40を設けることにより、カバー部1
1側面から上方への放熱及びカバー部11背面からの放
熱による影響を抑えることができる。
【0036】また、図6に示すセンサー付照明器具1の
ように、遮熱板40を、カバー部11の投光開口部13
前方から、灯具10背面の後方に至るまで設けてもよ
く、カバー部11側面から上方への放熱及びカバー部1
1背面からの放熱のみならず、大きな影響がある投光開
口部13からの放熱による直接の影響をも低減すること
が可能となる。
【0037】図7に示すセンサー付照明器具1において
は、カバー部11の内部に、フード状をした遮熱板40
が光源12の上方に備えられ、カバー部11の内部、す
なわち、光源12と遮熱板40との間に遮熱層が設けら
れている。この結果、光源12により発生された熱は遮
熱板40に吸収されると共に遮熱層から前方に熱が放出
され、カバー部11の温度上昇、特にカバー部11上側
の温度上昇が少なくなり、熱線検知センサー20への熱
影響を効果的に軽減できる。
【0038】このように、上記各実施の形態において
は、遮熱板40を用いて、灯具10からの放熱による影
響を防ぐこととしているが、必ずしも遮熱板40を必須
の構成要素とすることなく、他の方法によっても熱影響
を低減することもできる。例えば、灯具10からの放熱
を少なくする方法として、カバー部11の熱容量を大き
くすることが考えられる。
【0039】図8に示すセンサー付照明器具1において
は、カバー部11の上側周囲の厚みが大きくなってお
り、カバー部11側面の熱容量が大きくなっている。こ
のようにカバー部11の体積、特にカバー部11の側面
上部側においてその体積が大きくなるように構成するこ
とにより、カバー部11側面からの放熱を低減できる。
もちろん、図示はしないが、カバー部11の周囲全体を
均等に厚くするようにしてもよい。
【0040】また、図9に示すように、カバー部11の
上部周囲のみならず、カバー部11背面の厚みも大きく
なっており、カバー部11背面における熱容量も大きく
なっている。このようなセンサー付照明器具1において
は、カバー部11背面からの放熱をも抑えることがで
き、カバー部11背面における熱影響を抑制できる。特
に、投光開口部13を前方下方に向けて配置した場合
に、効果的である。
【0041】また、灯具10からの放熱を防ぐことのみ
ならず、投光開口部13から放熱が直接熱線検知センサ
ー20に当たらないようにすることにより、放熱による
影響を防ぐことも考えられる。
【0042】例えば、図10に示すセンサー付照明器具
1は、前記灯具10の投光開口部13が熱線検知センサ
ー20の検知部21に対向させないように灯具10が設
置されている。当該灯具10は、吊下部材31への取付
部材30を中心として上下方向に首振可能となってい
る。当該センサー付照明器具1においては、この首振可
能範囲(図に一点鎖線ロで示す範囲、以下各図において
同じ)は、熱線検知センサー20の検知範囲内に投光開
口部13が向かないように、吊下部材31から灯具10
上方に突設された制御用部材(規制部)41などによっ
て制御される。このとき、灯具10全体が熱線検知セン
サー20の検知範囲内に全く入らないように制御するの
が最も望ましいが、灯具10側面からの放熱による影響
は比較的小さいため、投光開口部13が熱線検知センサ
ー20の検知範囲内に直接対向しない程度に制御されれ
ば実際上差し支えなく、灯具10側面の一部が検知範囲
内に対向しても実際上は差し支えない。
【0043】また、図11に示すものでは、吊下部材3
1が回転することにより、当該吊下部材31の軸回りに
首振可能に備えられている。このセンサー付照明器具1
においても、当該首振可能範囲は、吊下部材31に備え
られた制御用部材41などによって制御されている。こ
のように投光開口部13が熱線検知センサ−20の検知
部21に対向させないように制御用部材41を備えるこ
とにしてもよい。
【0044】さらに図12に示すセンサー付照明器具1
では、板状の制御用部材41が、灯具10の上方に位置
するように取付部材30の下面から鉛直方向に取り付ら
れている。従って、この制御用部材41によって、図の
一点鎖線ロに示す範囲に灯具10の首振範囲が制御され
ている。また、制御用部材41は灯具10の横幅と同じ
程度の横幅を有しており、当該制御用部材41によっ
て、灯具10のカバー部11側面上方からの放熱が熱線
検知センサー20方向に対流するのが防止される。
【0045】また、当該制御用部材41は、図13に示
すように側面略ヘの字形状に作製されており、灯具10
上部全体を覆うように、取付部材32によって吊下部材
31に取り付けられている。当該センサー付照明器具1
においては、灯具10の首振可能範囲は、図の一点鎖線
ロで示す範囲に制限されている。このような構成であれ
ば、灯具10側面上方からの放熱による影響をより一層
小さくできる。
【0046】また、当該センサー付照明器具11におい
ては、吊下部材31の回りに灯具10が回動可能に取り
付けられると共に、制御用部材41も取付部材32によ
って吊下部材31の回りに回動可能に取り付けられてい
る。このような構成とすることにより、灯具10を任意
の方向に回転させて使用することができる。
【0047】さらに、図14及び図15に示すセンサー
付照明器具1においては、熱線検知センサー20の近傍
に、熱線遮光板が備えられている。すなわち、図14に
示す熱線遮光板は、略半球状をしておおり、熱線検知セ
ンサー20の検知部21の上方を覆うようにして取付部
材30の灯具10側に備えられている。また、図15に
示す熱線遮光板は板状をしており、熱線検知センサー2
0より灯具10側に取付部材30に備えられている。当
該熱線遮光板としては、熱線を遮光若しくは反射できる
ものであればよく、例えば金属板やプラスチック板など
から作製される。
【0048】このとき、例えば、鏡面加工などにより、
熱線遮光板のセンサー20側表面の熱線反射効果を高め
ておくのがよい。このように、熱線反射効率を高めてお
くことにより、熱線検知センサー20の検知範囲を広げ
られたり、検知感度を高めたりすることができる。
【0049】また、図16に示すセンサー付照明器具1
では、熱線検知センサー20の検知部21が灯具10の
投光開口部13に対向しないように、検知部21を傾斜
させて取付部材30に取り付けられている。このよう
に、熱線検知センサー20を傾斜させることによって
も、灯具10からの放熱による影響を低減できる。
【0050】図17に示すセンサー付照明器具1では、
回転可能に取付部材30に備え付けられた吊下部材31
の先端部分が曲折されている。灯具10は当該曲折され
た吊下部材31の先端に取り付けられている。図示する
吊下部材31は、灯具10の投光開口部13が斜め下方
を照らす出すように吊下部材31が曲折されている。従
って、図18の実線で示すように、灯具10の投光開口
部13が熱線検知センサー20と反対側に位置する場合
には、灯具10から熱線検知センサー20から遠くに位
置することになり、放熱の影響をより小さくできる。ま
た、図18の一点破線で示すように、灯具10が熱線検
知センサー20の近くに位置する場合にも、投光開口部
13は直接熱線検知センサー20の検知部21に対向す
ることがない。もちろん、吊下部材31の曲折角度は、
投光開口部13が熱線検知センサー20と対向すること
がない限りは任意の角度に設定することができ、鉛直方
向から90°以上に曲折してもよいのはもちろんであ
る。
【0051】また、このようなセンサー付照明器具1に
おいても、上記フード状の遮熱板40を備えたり、灯具
10の首振角度を制限することにしてもよい。
【0052】図19に示すセンサー付照明器具1では、
吊下部材31が先端部で二又に分かれ、2つの枝部31
aが備えられている。灯具10は当該枝部31aの一方
に備えられ、残る一方の枝部31a先端にはバランサ4
2が備えられている。この構成では、バランサ42によ
って灯具10とのバランスが図られており、吊下部材3
1が偏心することなくスムーズに回動される。このと
き、図20に示すように、残る一方の枝部31aに、バ
ランサ42の替わりに別な灯具10を備えつけることも
可能である。
【0053】次に図21に示すセンサー付照明器具1に
おいては、熱線検知センサー20は、前記灯具10の後
方側に配置されており、熱線検知センサー20と灯具1
0との相対位置関係が維持されるよう、熱線検知センサ
ー20及び灯具10が、軸心ニを中心として同一平面内
で回動可能に取付部材30に備えられている。
【0054】すなわち、灯具10は投光開口部13をや
や斜め下方に向け、その背面を熱線検知センサー20に
向けるようにして、吊下部材31に備えられている。従
って、灯具10からの放熱による影響は比較的小さくな
り、熱線検知センサー20の誤作動が低減される。当該
センサー付照明器具1においては、吊下部材31は固定
されており、熱線検知センサー20との相対位置関係は
この関係に一定に維持されている。
【0055】また、取付部材30の上面には、取付部材
30を同一平面内で回動可能に支持する固定部材50が
備えられており、当該固定部材50が天井面や天井面に
配設されたダクトなどに固定される。従って、当該セン
サー付照明器具1においては、取付部材30を回転させ
ることにより灯具10の照明方向を自在に移動すること
ができるが、どのような位置、例えば図22及び23に
示すように約90°回転させた場合においても、熱線検
知センサー20と灯具10との位置関係は一定に維持さ
れる。このように構成することで、灯具10を自由に移
動させても放熱による影響が少なくなり、誤作動するこ
となく照明範囲を広げることができる。
【0056】図24に示すセンサー付照明器具1は、前
記取付部材30が、灯具10を備えた第1の取付部材3
0aと熱線検知センサー20を備えた第2の取付部材3
0bとから構成されており、第2の取付部材30bは、
第1の取付部材30aと同一平面内において、軸心ホの
回りに回動可能に第1の取付部材30の基端部に取り付
けられている。また、灯具10は、軸心ニの回りに回転
可能に吊下部材31の先端に取り付けられている。この
センサー付照明器具1においては、熱線検知センサー2
0は灯具10の後方に位置されており、第2の取付部材
30bを回動させることにより、放熱の影響を少なくし
て、照明範囲を広げることができる。このとき、灯具1
0を軸心ニの回りに回転させることにより、熱線検知セ
ンサー20は灯具10の後方から側方に位置ずれを生じ
る。この結果、さらに灯具10からの放熱による影響を
軽減できる。
【0057】さらに図25の一点破線に示すように、例
えば図示しないギア機構を使用して、第2の取付部材3
0bの回動に応じて灯具10を回動させるようにし、灯
具10の照射方向(軸心ヘ)と第2の取付部材30bの
軸心方向(軸心ト)とを平行に維持させるようにするの
が、より望ましい実施の形態である。もちろん、第2の
取付部材30bの回動と灯具10の回動とをそれぞれ個
別的に手動で移動させるようにしてもよいのは言うまで
もない。
【0058】このように灯具10の取付方向を種々に変
更することによって、灯具10の投光開口部13が熱線
検知センサー20に対向しないように設置することが考
えられる。その一方、熱線検知センサー20の取付方法
を変更することにより、灯具10の投光開口部13が熱
線検知センサー20に対向しないように設置することも
考えられる。
【0059】図26は、熱線検知センサー20が着脱自
在に取付部材30に備えられたセンサー付照明器具1を
示す概略的斜視図であって、当該センサー付照明器具1
においては、取付部材30の両側端面にそれぞれセンサ
ー取付部35が備えられている。熱線検知センサー20
には、当該センサー取付部35に嵌合可能な突起の接点
部23が備えられており、当該接点部23をセンサー取
付部35に嵌合することにより、熱線検知センサー20
が取付部材30に取り付けられる。当該センサー取付部
35の付近には、誤脱防止用の解除操作部36が備えら
れており、当該解除操作部36を押さなければ熱線検知
センサー20が外れないようになっている。また、吊下
部材31は軸心ニの回りに回動可能になっており、灯具
10は任意の位置で固定させることができる。従って、
任意の位置で固定させた場合に、灯具10の投光開口部
13が直接熱線検知センサー20の検知範囲内に存在し
ないよう、いずれか一方のセンサー取付部35に熱線検
知センサー20を取り付けることができる。
【0060】このようにして、灯具10の位置に応じ
て、熱線検知センサー20の取付位置を変更することに
よって、灯具10からの放熱、特に投光開口部13から
の放熱による影響を小さくすることができる。
【0061】図27に示すセンサー付照明器具1におい
ては、取付部材30は平面視で十字形状をしており、セ
ンサー取付部35は、取付部材30の4つの端面34に
それぞれ設けられている。このような構成にすることに
より、灯具10の設置方向に応じ、より放熱による影響
を少なくすべく、例えば灯具10の背面から最も遠いセ
ンサー取付部35に、熱線検知センサー20を取り付る
ことができる。また、熱線検知センサー20の取付位置
を変更することによって、放熱による影響を少なくしな
がら、熱線検知センサー20の検知範囲をより広く利用
することが可能となる。さらに、灯具10に対して、検
知範囲の異なる熱線検知センサー20を取り付けること
ができるため、センサー付照明器具1の設計の自由度が
大きくなる。
【0062】さらに図28に示すセンサー付照明器具1
においては、取付部材30が略円盤状をしており、セン
サー取付部35は、当該取付部材30の側面37に任意
の間隔で複数個備えられている。このような構成にすれ
ば、さらに放熱による影響を少なくなる位置に熱線検知
センサー20を取り付けることができる。なお、図28
及び図29においては、熱線検知センサー20を省略し
てある。
【0063】また、図29に示すセンサー付照明器具1
においては、略円盤状をした取付部材30の側面37全
周に3つの溝38からなるセンサー取付部35が備えら
れており、熱線検知センサー20は、例えば図30に示
すように当該センサー取付部35に嵌合可能な3つの突
起24から構成された接点部23を備えている。従っ
て、当該接点部23をセンサー取付部35の溝に嵌合さ
せることにより、取付部材30の任意の位置にて、熱線
検知センサー20を取り付けることができる。この結
果、灯具10の投光開口部13がどのような方向を向い
ていたとしても、灯具10からの放熱による影響を受け
にくい位置に熱線検知センサー20を取リ付けることが
できる。
【0064】さらに図31に示すセンサー付照明器具1
においては、センサー取付部35は取付部材30内にお
いて回動可能に備えつけられた駆動部材39の端面に設
けられている。この駆動部材39は、取付部材30内に
備えられた駆動機構60によって回転され、任意の方向
に固定されるようになっている。従って、駆動機構60
によってセンサー取付部35の取付方向を変更し、灯具
10からの放熱による影響を受けにくい位置に熱線検知
センサー20を取リ付けるようにしてもよい。また、こ
のような駆動機構60によって回動可能なセンサー取付
部35を取付部材35に設けておくのが、より適切な位
置に熱線検知センサー20を取り付けられる観点から好
ましい実施の形態である。
【0065】このように本発明によれば、様々な方法に
よって、熱線検知センサー20の検知範囲内は灯具10
が位置する場合はもちろんのこと、熱線検知センサー2
0の検知範囲外に灯具10が位置する場合において、灯
具10による熱線検知センサー20への熱影響を抑制す
ることができる。
【0066】また、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、種々の方法を組合せることによって、
より一層灯具10からの放熱による影響を少なくするこ
とも考えられる。例えば、フード状の遮熱部を備えた場
合においては、回動可能な吊下部材31に制御用部材4
1を備え、灯具10の首振範囲を制限することもでき
る。また、取付部材30にセンサー取付部35を複数備
えたセンサー付照明器具1にフード状の遮熱部を備える
ようにしてもよいのは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】本発明に係るセンサー付照明器具は、天
井面から吊下部材によって吊り下げられた灯具と当該灯
具よりも上方に位置される熱線検知センサーとを備えた
センサー付照明器具において、少なくとも前記熱線検知
センサーの検知範囲内において前記灯具が位置した場合
において、前記灯具による前記熱線検知センサーへの熱
影響を抑制しているので、熱線検知センサーの検知範囲
内に灯具が位置する場合にも、誤作動して灯具が点灯す
ることがない。
【0068】当該方法として、前記灯具の高温部上方に
遮熱部を備える、すなわち、灯具上方を遮熱部で覆った
り、前記灯具の投光開口部の前方上方に遮熱部を設ける
ことができる。このように、灯具上方に遮熱部で覆うよ
うにすれば、灯具上方側面からの放熱による影響を防ぐ
ことができ、投光開口部の前方上方に遮熱部を設けれ
ば、投光開口部からの放熱による影響を防ぐことができ
る。
【0069】この遮熱部として、可視光に対して透過性
であり、赤外光に対して遮光性とした遮熱部位とするこ
とにより、灯具周囲の明るさの低下をほとんど抑制でき
る。しかも、灯具の意匠性が向上されるため遮熱板によ
る違和感を与えず、大きさ感を余り感じさせることもな
い。
【0070】さらに灯具背面の後方上部に遮熱部を備え
た場合には、灯具後方からの放熱による影響を抑えられ
る。
【0071】また、少なくとも灯具の内部若しくは外部
周辺領域に遮熱層を設けることにより、灯具周囲に発せ
られる放熱を抑えることができる。
【0072】また、灯具の少なくとも内部若しく後部に
大熱容量部を設けることによっても、灯具周囲若しくは
灯具後方からの放熱による影響を抑えられる。
【0073】さらに、前記灯具の投光開口部が熱線検知
センサーの検知部に対向させないように、前記灯具を設
置することにより、熱線検知センサーの検知範囲内に灯
具が位置する場合のみならず、検知範囲外に灯具が位置
する場合であっても、放熱による誤作動を抑えることが
できる。
【0074】このために、灯具の上方に規制部を設ける
ことにより、灯具の上下方向及び/又は前記吊下部材の
軸回りの首振可能範囲を規制することができる。
【0075】また、前記熱線検知センサーの近傍に熱線
遮光板を備えたり、熱線検知センサーの検知部を傾斜さ
せることにより、熱線検知センサーの検知部に対向させ
ないようにすることができる。さらに、前記吊下部材の
先端部分を鉛直方向から曲折することにしてもよい。
【0076】あるいは、前記熱線検知センサーを、前記
灯具の後方側に配置させることにより、熱影響を抑制す
ることもできる。
【0077】このとき、前記熱線検知センサーと前記灯
具との相対位置関係を維持しながら、前記熱線検知セン
サー及び灯具を同一平面内で回動可能に備えたり、前記
熱線検知センサーが前記灯具の後方側に位置する関係を
維持しながら、前記熱線検知センサー又は灯具が同一平
面内で回動可能に備えるのが好ましい。このようにする
ことにより、誤作動を防ぐのみならず、灯具の照射方向
を自由に設定することが可能になる。
【0078】また、前記熱線検知センサーを着脱自在に
取り付けるためのセンサー取付部を2以上備え、前記灯
具の投光開口部の開口方向以外に位置する前記センサー
取付部の一つに前記熱線検知センサーを取り付けること
により、灯具の照射方向に応じて放熱による影響をより
少なくなるように設定できる。また、熱線検知センサー
の取付位置を変更することによって、放熱による影響を
少なくしながら、熱線検知センサーの検知範囲をより広
く利用でき、灯具に対して、検知範囲の異なる熱線検知
センサーを取り付けることができるため、センサー付照
明器具の設計自由度が大きくなる。
【0079】このとき、略円盤状をした取付部材を備
え、当該取付部材の側面に複数の前記センサー取付部を
設けることにより、熱線検知センサーの取付位置の自由
度が増し、より誤作動を生じないようにすることができ
る。特に、略円盤状をした取付部材を備え、当該取付部
材の全周側面に溝状の接続部を備えると共に、前記熱線
検知センサーに当該接続部に嵌合される接点部を備える
ことにより、より適切な位置に熱線検知センサーを取り
付けることができる。
【0080】また、前記取付部材に、前記熱線検知セン
サーを着脱自在に取り付けるためのセンサー取付部を回
転可能に備えることにより、灯具の照射方向に応じてセ
ンサー取付部を回動させることにより、誤作動しない位
置で熱線検知センサーを固定すればよい。このような構
成であれば、熱線検知センサーを一旦取り付ければよ
く、灯具の照射方向を変えるたびに熱線検知センサーを
取り外したりせずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるセンサー付照明器
具の概略的斜視図である。
【図2】同上の別な実施の形態であるセンサー付照明器
具の概略的斜視図である。
【図3】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図4】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図5】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図6】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図7】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図8】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図9】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー付
照明器具の概略的斜視図である。
【図10】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図11】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的下面図である。
【図12】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図13】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図14】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図15】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図16】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図17】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図18】図17に示すセンサー付照明器具の下面説明
図である。
【図19】本発明のさらに別な実施の形態であるセンサ
ー付照明器具の概略的側面図である。
【図20】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的側面図である。
【図21】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的斜視図である。
【図22】図21に示すセンサー付照明器具の斜視説明
図である。
【図23】図21に示すセンサー付照明器具の下面説明
図である。
【図24】本発明のさらに別な実施の形態であるセンサ
ー付照明器具の概略的斜視図である。
【図25】図24に示すセンサー付照明器具の下面説明
図である。
【図26】本発明のさらに別な実施の形態であるセンサ
ー付照明器具の概略的斜視図である。
【図27】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具の概略的斜視図である。
【図28】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具を示す概略的斜視図である。
【図29】同上のさらに別な実施の形態であるセンサー
付照明器具を示す概略的斜視図である。
【図30】図29に示すセンサー付照明器具における熱
線検知センサーの取付機構を示す拡大説明図である。
【図31】本発明のさらに別な実施の形態であるセンサ
ー付照明器具の取付部を一部破断した拡大説明図であ
る。
【図32】従来例である壁面取付用のセンサー付照明器
具の概略的説明図であって、同図(a)はその側面説明
図、同図(b)はその下面説明図である。
【図33】同上の別な壁面取付用のセンサー付照明器具
の概略的説明図であって、同図(a)はその側面説明
図、同図(b)はその下面説明図である。
【図34】天井取付用のセンサー付照明器具における問
題点を示す説明図である。
【図35】同上における別な問題点を示す説明図であ
る。
【図36】同上における別な問題点を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 本発明に係るセンサー付照明器具 10 灯具 11 カバー部 12 光源 13 投光開口部 20 熱線検知センサー 21 検知部 23 接続部 30 取付部材 31 吊下部材 35 センサー取付部 36 解除操作部 39 駆動部材 40 遮熱板 41 制御用部材 50 固定部材 60 駆動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 茂章 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 大川 将直 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K014 GA03 LB05

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面から吊下部材によって吊り下げら
    れた灯具と当該灯具よりも上方に位置される熱線検知セ
    ンサーとを備えたセンサー付照明器具において、 少なくとも前記熱線検知センサーの検知範囲内において
    前記灯具が位置した場合において、前記灯具による前記
    熱線検知センサーへの熱影響を抑制したことを特徴とす
    るセンサー付照明器具。
  2. 【請求項2】 前記灯具の高温部上方に、遮熱部を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のセンサー付照明器
    具。
  3. 【請求項3】 前記灯具上方を前記遮熱部で覆ったこと
    を特徴とする請求項2記載のセンサー付照明器具。
  4. 【請求項4】 前記灯具の投光開口部の前方上方に遮熱
    部を備えたことを特徴とする請求項2記載のセンサー付
    照明器具。
  5. 【請求項5】 前記遮熱部が、可視光に対して透過性で
    あり、赤外光に対して遮光性であることを特徴とする請
    求項2、3又は4記載のセンサー付照明器具。
  6. 【請求項6】 前記灯具背面の後方上部に遮熱部を備え
    たことを特徴とする請求項2記載のセンサー付照明器
    具。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記灯具の内部若しくは外部
    周辺領域に、遮熱層を設けたことを特徴とする請求項2
    記載のセンサー付照明器具。
  8. 【請求項8】 前記灯具の少なくとも内部若しく後部
    に、大熱容量部を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のセンサー付照明器具。
  9. 【請求項9】 前記灯具の投光開口部が熱線検知センサ
    ーの検知部に対向させないように、前記灯具を設置した
    ことを特徴とする請求項1記載のセンサー付照明器具。
  10. 【請求項10】 前記灯具が、上下方向及び/又は前記
    吊下部材の軸回りに首振可能に吊り下げられ、当該首振
    可能範囲が規制されていることを特徴とする請求項9記
    載のセンサー付照明器具。
  11. 【請求項11】 前記灯具の上方に備えられた規制部に
    よって、前記熱線検知センサーの検知領域内で前記首振
    可能範囲が規制されたことを特徴とする請求項10記載
    のセンサー付照明器具。
  12. 【請求項12】 前記熱線検知センサーの近傍に熱線遮
    光板を備えたことを特徴とする請求項9記載のセンサー
    付照明器具。
  13. 【請求項13】 前記熱線検知センサーの検知部を傾斜
    させたことを特徴とする請求項9記載のセンサー付照明
    器具。
  14. 【請求項14】 前記吊下部材の先端部分が鉛直方向か
    ら曲折されたことを特徴とする請求項9記載のセンサー
    付照明器具。
  15. 【請求項15】 前記熱線検知センサーを、前記灯具の
    後方側に配置させたことを特徴とする請求項1記載のセ
    ンサー付照明器具。
  16. 【請求項16】 前記熱線検知センサーと前記灯具との
    相対位置関係を維持しながら、前記熱線検知センサー及
    び灯具が同一平面内で回動可能に備えられたことを特徴
    とする請求項15記載のセンサー付照明器具。
  17. 【請求項17】 前記熱線検知センサーが、前記灯具の
    後方側に位置する関係を維持しながら、前記熱線検知セ
    ンサー又は灯具が同一平面内で回動可能に備えられたこ
    とを特徴とする請求項15記載のセンサー付照明器具。
  18. 【請求項18】 前記熱線検知センサーを着脱自在に取
    り付けるためのセンサー取付部を2以上備え、前記灯具
    の投光開口部の開口方向以外に位置する前記センサー取
    付部の一つに前記熱線検知センサーが取り付けられたこ
    とを特徴とする請求項1記載のセンサー付照明器具。
  19. 【請求項19】 略円盤状をした取付部材を備え、当該
    取付部材の側面に複数の前記センサー取付部を設けたこ
    とを特徴とする請求項18記載のセンサー付照明器具。
  20. 【請求項20】 略円盤状をした取付部材を備え、当該
    取付部材の全周側面に溝状の接続部を備えると共に、前
    記熱線検知センサーに当該接続部に嵌合される接点部を
    備えたことを特徴とする請求項19記載のセンサー付照
    明器具。
  21. 【請求項21】 前記取付部材に、前記熱線検知センサ
    ーを着脱自在に取り付けるためのセンサー取付部を、回
    転可能に備えたことを特徴とする請求項19記載のセン
    サー付照明器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009152156A (ja) * 2007-12-22 2009-07-09 Dx Antenna Co Ltd センサライト
WO2024120443A1 (zh) * 2022-12-09 2024-06-13 苏州欧普照明有限公司 红外感应电路及照明灯具

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