JP2001338049A

JP2001338049A - デジタルコンテンツのレンタル方法

Info

Publication number: JP2001338049A
Application number: JP2000159669A
Authority: JP
Inventors: Akiyoshi Okamoto; 明義岡本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2000-05-30
Filing date: 2000-05-30
Publication date: 2001-12-07

Abstract

(57)【要約】【目的】映画作品等のデジタルコンテンツを簡単にレ
ンタルすることができ、しかもレンタル中でレンタルす
ることができない等の問題が生じないようにする。【構成】所定の形式のデジタルコンテンツを再生可能
な再生ソフトをユーザーである会員１００のコンピュー
タ１１０にインストールする工程Ｓ１と、前記再生ソフ
トで再生可能なデジタルコンテンツを前記コンピュータ
１１０にダウンロードする工程Ｓ２と、前記デジタルコ
ンテンツを前記コンピュータ１１０にダウンロードして
からの時間を計測し、予め設定した時間を経過したなら
ば、前記コンピュータ１１０からデジタルコンテンツを
削除する工程Ｓ３とを有しており、前記デジタルコンテ
ンツを削除するプログラムは、前記再生ソフトに組み込
まれている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、映画作品、音楽作
品或いはコンピュータゲーム等のデジタルコンテンツを
レンタルするデジタルコンテンツのレンタル方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】最近は、コンピュータの普及や性能の向
上が目ざましく、以前ではビデオデッキやＣＤプレーヤ
ーで再生されていた映画や音楽等をコンピュータで再生
することが可能になってきた。例えば、ＤＶＤに記録さ
れた映画をＤＶＤ再生ソフトを搭載したコンピュータで
再生することが可能になっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
ＤＶＤに記録された映画を鑑賞するためには、映画が記
録されたＤＶＤを店舗で購入するか、レンタルしなけれ
ばならなかった。すなわち、ユーザーが近所の店舗まで
出向いていくことが必要だったのである。また、店舗ま
で出向いても、レンタルしたいＤＶＤがレンタル中のこ
ともある。

【０００４】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、映画作品等のデジタルコンテンツを簡単にレ
ンタルすることができ、しかもレンタル中でレンタルす
ることができない等の問題が生じないデジタルコンテン
ツのレンタル方法を提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明に係るデジタルコ
ンテンツのレンタル方法は、所定の形式のデジタルコン
テンツを再生可能な再生ソフトをユーザーのコンピュー
タにインストールする工程と、前記再生ソフトで再生可
能なデジタルコンテンツを前記コンピュータにダウンロ
ードする工程と、前記デジタルコンテンツを前記コンピ
ュータにダウンロードしてからの時間を計測し、予め設
定した時間を経過したならば、前記コンピュータからデ
ジタルコンテンツを削除する工程とを有しており、前記
時間を計測するプログラムとデジタルコンテンツを削除
するプログラムとは、前記再生ソフトに組み込まれてい
る。

【０００６】

【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態に係る
デジタルコンテンツのレンタル方法の手順を示す概略的
フローチャート、図２は本発明の実施の形態に係るデジ
タルコンテンツのレンタル方法の概略的構成図、図３は
本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツのレンタ
ル方法の会員登録及び再生ソフトのインストールの手順
を示す概略的フローチャート、図４は本発明の実施の形
態に係るデジタルコンテンツのレンタル方法の会員登録
及び再生ソフトのインストール時の会員のコンピュータ
に表示される画面の概略的説明図、図５は本発明の実施
の形態に係るデジタルコンテンツのレンタル方法のデジ
タルコンテンツのレンタルの手順を示す概略的フローチ
ャート、図６は本発明の実施の形態に係るデジタルコン
テンツのレンタル方法のデジタルコンテンツのレンタル
時の会員のコンピュータに表示される画面の概略的説明
図、図７は本発明の実施の形態に係るデジタルコンテン
ツのレンタル方法のデジタルコンテンツの再生及び削除
の手順を示す概略的フローチャート、図８は本発明の実
施の形態に係るデジタルコンテンツのレンタル方法のデ
ジタルコンテンツの再生及び削除時に会員のコンピュー
タに表示される画面の概略的説明図である。

【０００７】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテ
ンツのレンタル方法は、所定の形式のデジタルコンテン
ツを再生可能な再生ソフトをユーザーである会員１００
のコンピュータ１１０にインストールする工程Ｓ１と、
前記再生ソフトで再生可能なデジタルコンテンツを前記
コンピュータ１１０にダウンロードする工程Ｓ２と、前
記デジタルコンテンツを前記コンピュータ１１０にダウ
ンロードしてからの時間を計測し、予め設定した時間を
経過したならば、前記コンピュータ１１０からデジタル
コンテンツを削除する工程Ｓ３とを有しており、前記デ
ジタルコンテンツを削除するプログラムは、前記再生ソ
フトに組み込まれている。

【０００８】以下の説明では、デジタルコンテンツの一
例として、映画作品がデジタル信号として記録されたも
の（デジタルコンテンツ）を挙げる。

【０００９】このデジタルコンテンツのレンタル方法に
おける会員１００のコンピュータ１１０は、通常のパー
ソナルコンピュータであって、ディスプレイ、ＣＰＵ、
メモリ、ハードディスク等を備えたものである。このコ
ンピュータ１１０は、モデム装置を介して電話回線４０
０に接続されており、インターネット３００を利用する
ことが可能になっている。

【００１０】一方、レンタル業者２００側には、数多く
の映画作品がデジタル信号化された状態（デジタルコン
テンツ）で記録されたサーバー２１０がある。このサー
バー２１０もインターネット３００に接続されている。
また、レンタル業者２００側には、会員１００に関する
データ、例えば氏名、住所、クレジットカードナンバ
ー、メールアドレス、ＩＤ番号、パスワード、今までに
レンタルした作品の名称等を記録したメモリ２２０が設
けられている。さらに、レンタル業者２００側には、レ
ンタルの可否等を判断する判断部２３０が設けられてい
る。なお、前記デジタルコンテンツは、汎用の再生ソフ
トではなく、専用の再生ソフトでのみ再生可能となるよ
うな暗号化処理が施されている。また、データ量の圧縮
が行われている。

【００１１】レンタル業者２００には、インターネット
のホームページ等を介してアクセスすることができるよ
うになっている。

【００１２】次に、本発明の実施の形態に係るデジタル
コンテンツのレンタル方法の手順について説明する。こ
の手順は、大きく分けると、会員となり、再生ソフトを
会員１００のコンピュータ１１０にインストールする手
順（工程）Ｓ１、会員１００がデジタルコンテンツを自
己のコンピュータ１１０にダウンロードする手順（工
程）Ｓ２、会員１００がデジタルコンテンツを再生した
り、デジタルコンテンツを会員１００のコンピュータ１
１０から削除する手順（工程）Ｓ３とに分かれる。

【００１３】まず、レンタル業者のサーバー２１０に記
録されたデジタルコンテンツをレンタルすることができ
る会員となる手順について、図３及び図４を参照しつつ
説明する。会員１００への登録を希望するものは、イン
ターネット３００を介してレンタル業者２００のホーム
ページ（図４参照）にアクセスし（Ｓ１１）、所定の自
己情報をレンタル業者２００に送信する（Ｓ１２）。図
４（Ａ）に示すように、自己情報を入力する画面５００
Ａには、氏名の入力部５１０Ａ、住所の入力部５２０
Ａ、レンタル料金の決済に用いるクレジットカードナン
バーの入力部５３０Ａ、メールアドレスの入力部５４０
Ａ、ＩＤ番号の入力部５５０Ａ、パスワードの入力部５
６０Ａがある。

【００１４】この自己情報をチェックした（Ｓ１３）レ
ンタル業者２００は、会員登録を認める場合には（Ｓ１
４）、前記自己情報をメモリ２２０に記録するととも
に、会員登録を行った旨の連絡を図４（Ｂ）に示す画面
５００Ｂによって新会員１００へと送信する（Ｓ１
６）。この連絡には、図４（Ｂ）に示すように、会員１
００に固有のＩＤ番号とパスワードもあわせて記載して
おく。このＩＤ番号とパスワードとが会員１００を識別
するキーワードとなる。なお、自己情報のチェックに
は、クレジットカード会社への問い合わせ等がある。

【００１５】また、この会員登録と平行して、図４
（Ｃ）に示す画面５００Ｃを表示して専用の再生ソフト
のインストールも行われる（Ｓ１７）。この再生ソフト
の会員１００のコンピュータ１１０へのインストール
は、電話回線４００を介したインターネット３００経由
で行われる。これで会員１００のコンピュータ１１０で
のデジタルコンテンツの再生が可能になる。再生ソフト
のインストールが完了したならば、図４（Ｄ）に示す画
面５００Ｄのようにインストールの完了を会員１００に
連絡する。

【００１６】次に、会員１００がデジタルコンテンツを
レンタルする場合の手順について図５及び図６を参照し
つつ説明する。会員１００として登録されたものは、イ
ンターネット３００を介してレンタル業者２００のホー
ムページ（図６（Ａ）参照）へアクセスする（Ｓ２
１）。このホームページでは、レンタル可能なデジタル
コンテンツの一覧表や、そのデジタルコンテンツの内容
を示すデータ、例えば予告編等が閲覧できるようになっ
ている（Ｓ２２）。例えば、図６（Ａ）に示す画面６０
０Ａには、デジタルコンテンツの予告編を表示するウィ
ンドウ６１０Ａ、デジタルコンテンツの内容を説明する
文字情報を表示するウィンドウ６２０Ａが表示されてい
る。なお、図６（Ａ）における６３０Ａは、スクロール
バーである。

【００１７】これらの内容を閲覧してレンタルを希望す
るデジタルコンテンツが見つかったならば、レンタル業
者に対してレンタルを申し込む（Ｓ２２）。この申し込
みは、予告編を表示するウィンドウ６１０Ａをクリック
することで行われる。この申し込みを行うと、図６
（Ｂ）に示す画面６００Ｂが表示される。画面６００Ｂ
に示されるＩＤ番号入力部６１０Ｂ、パスワード入力部
６２０ＢにそれぞれＩＤ番号、パスワードを入力する。
そして、送信ボタン６３０Ｂをクリックして自己のＩＤ
番号とパスワードとを送信する（Ｓ２３）。

【００１８】レンタル業者２００側は、送信されたＩＤ
番号とパスワードとが記録されたものと一致するかを確
認し（Ｓ２４）、一致した場合にのみ次のステップに移
行する。なお、ＩＤ番号等が一致しなかった場合には、
レンタル業者２００は、繰り返してのＩＤ番号とパスワ
ードとの送信を要求するようになっている。そして、Ｉ
Ｄ番号とパスワードとの不一致が所定回数繰り返された
場合には、不正アクセスと判断して、レンタルを拒否す
ることになる。

【００１９】なお、図６（Ｂ）におけるリセットボタン
６４０Ｂは、ＩＤ番号等をミスタイプしたり、作業を中
段する場合にクリックするものである。

【００２０】会員１００が送信したＩＤ番号とパスワー
ドとが、レンタル業者２００のメモリ２２０に記録され
たものと一致した場合には、図６（Ｃ）に示す画面６０
０Ｃにて、レンタル期間入力部６１０Ｃに会員１００が
希望するレンタル期間を入力して送信する（Ｓ２５）。
なお、この送信は、図６（Ｃ）に示す送信ボタン６２０
Ｃをクリックすることで行われる。なお、図６（Ｃ）に
おけるリセットボタン６３０Ｃは、レンタル期間をミス
タイプしたり、作業を中段する場合にクリックするもの
である。

【００２１】レンタル期間を受けたレンタル業者２００
は、図６（Ｄ）に示すような画面６００Ｄを表示して、
レンタルするデジタルコンテンツの名称とレンタル期間
とレンタル料金との内容を会員１００のコンピュータ１
１０に送信し、確認を求める。会員１００はレンタルす
るデジタルコンテンツの名称とレンタル期間とレンタル
料金とを確認したならば、確認ボタン６１０Ｄをクリッ
クする。

【００２２】確認されたレンタル期間は、会員１００の
コンピュータ１１０にインストールされている再生ソフ
トに取り込まれ、再生ソフトはレンタルされるデジタル
コンテンツを削除すべき期限を認識し、前記期限が認識
された旨をレンタル業者２００に送信する（Ｓ２８）。

【００２３】前記期限が認識された旨の送信をレンタル
業者が受けたならば、レンタル業者２００はレンタルを
希望するデジタルコンテンツをインターネット３００を
介して電話回線４００を通じて会員１００のコンピュー
タ１１０にダウンロードさせる。会員１００のコンピュ
ータ１１０では、ダウンロードされたデジタルコンテン
ツがハードディスクに記録される。

【００２４】なお、レンタルするデジタルコンテンツの
名称等の確認の段階で、デジタルコンテンツを再選択す
る場合には、リッセトボタン６２０Ｄをクリックして確
認を拒否すると、デジタルコンテンツの内容を示すデー
タ、例えば予告編等の閲覧に戻るようになっている（Ｓ
２７）。

【００２５】次に、会員１００がデジタルコンテンツを
再生する場合の手順について図７及び図８を参照しつつ
説明する。レンタルされたデジタルコンテンツを再生す
る場合には、まずコンピュータ１１０の電源をオンし
（Ｓ３１）、再生ソフトを立ち上げる（Ｓ３２）。再生
ソフトが立ち上げられると、会員１００のコンピュータ
１１０に内蔵されたリアルタイマクロックを監視し、前
記期限をオーバーしていないかを確認する（Ｓ３３）。
なお、リアルタイマクロックは、コンピュータ１１０が
内蔵するリチウム電池等の内蔵電源で作動し、コンピュ
ータ１１０のメイン電源がオフの場合でも現在時刻の演
算を続けることができるものである。

【００２６】前記期限をオーバーしていなければ、レン
タル期間内であると判断して、デジタルコンテンツの再
生を行う（Ｓ３４）。再生は、図８（Ａ）に示す画面７
００Ａの再生ボタン７１０Ａをクリックすることでスタ
ートする。なお、デジタルコンテンツの再生を行わない
場合には、リセットボタン７２０Ａをクリックする。ま
た、デジタルコンテンツの再生中には、画面の下方に停
止、中断、巻き戻し、早送り等を指示するボタンが表示
される。

【００２７】前記期限をオーバーしていると、レンタル
期間が終了していると判断して、再生ソフトは、ハード
ディスクに記録されたデジタルコンテンツを削除すると
ともに（Ｓ３５）、会員１００のコンピュータ１１０の
ディスプレイに、図７（Ｂ）示す画面７００Ｂを表示す
る。この画面７００Ｂには、例えば『レンタル期間を経
過していますので、デジタルコンテンツをハードディス
クから除去します。』等のメッセージを出力する。これ
で、一連のレンタル、再生の手順が終了する。

【００２８】なお、上述した実施の形態では、デジタル
コンテンツを削除するか否かの判断にレンタル期間とい
う概念を用いたが、それ以外にも再生回数という概念を
用いることも可能である。例えば、デジタルコンテンツ
のレンタル時に会員１００が再生可能回数を設定してお
き、再生ソフトで再生を開始した回数（既再生回数）を
カウントし、前記再生可能回数と前記既再生回数とを比
較し、既再生回数が再生可能回数とオーバーすると、レ
ンタル終了と判断して、ハードディスクに記録されたデ
ジタルコンテンツを削除するとともに、例えば『再生可
能回数をオーバーしていますので、デジタルコンテンツ
をハードディスクから削除します。』等のメッセージを
出力する。

【００２９】また、レンタル期間という概念と再生可能
回数という概念とを併用し、先に終了した時点でハード
ディスクに記録されたデジタルコンテンツを削除するよ
うにしてもよい。

【００３０】さらに、上述の説明では、再生ソフトの立
ち上げ時に、レンタル期間等が経過しているか否かの判
断をするようにしているが、会員１００のコンピュータ
１１０のメイン電源をオンにした時に判断を行うように
してもよい。

【００３１】ところで、上述の説明は、レンタルされた
デジタルコンテンツが１つである場合の説明であるが、
同時に複数のデジタルコンテンツをレンタルすることも
可能である。この場合、デジタルコンテンツごとにレン
タル期間（再生可能回数）を指定しておき、再生すべき
デジタルコンテンツを指定した時点で、再生を指定され
たデジタルコンテンツのレンタル期間の経過を判断する
ようにしてもよい。

【００３２】また、再生ソフトは、レンタル業者２００
から電話回線４００を介して会員１００のコンピュータ
１１０にインストールされるとしたが、ＣＤ−ＲＯＭ、
フロッピー（登録商標）ディスク等の記録媒体を介して
インストールされるようにしてもよい。このようにする
と、再生ソフトを雑誌の付録等の無料で配付することが
できるので本発明に係るデジタルコンテンツのレンタル
方法の普及に大いに役立つ。なお、この場合の会員登録
は、電話回線を用いたオンライン又は電話回線を用いず
にデータエントリー用紙をレンタル業者に郵送等するオ
フラインで行うことが可能である。

【００３３】また、会員１００のコンピュータ１１０に
は、通常のパーソナルコンピュータを使用するとして説
明したが、通常のパーソナルコンピュータではなく、こ
のデジタルコンテンツのレンタル方法に専用の再生装置
であってもよい。

【００３４】なお、レンタル業者２００のメモリ２２０
には、会員の情報としてそれまでにレンタルしたデジタ
ルコンテンツの情報が記録されているので、その記録を
解析することで会員１００の好みを分析し、好みに合う
と判断される新たなデジタルコンテンツがサーバー２１
０に記録されたならば、その旨を電子メールで会員に通
知することもできる。また、この好みは会員１００が予
め登録しておくことも可能である。

【００３５】上述した説明では、デジタルコンテンツの
例として映画作品を挙げたが、このデジタルコンテンツ
は、音楽作品、テレビゲームソフト、コンピュータのア
プリケーションソフト等の概念を含むものである。

【００３６】また詳細な説明で説明した手順は、本発明
に係るデジタルコンテンツのレンタル方法の一例であっ
て、これに限定されるこることなく、手順等の順番は変
更可能であり、画面も変更可能である。

【００３７】

【発明の効果】本発明に係るデジタルコンテンツのレン
タル方法は、所定の形式のデジタルコンテンツを再生可
能な再生ソフトをユーザーのコンピュータにインストー
ルする工程と、前記再生ソフトで再生可能なデジタルコ
ンテンツを前記コンピュータにダウンロードする工程
と、前記デジタルコンテンツを前記コンピュータにダウ
ンロードしてからの時間を計測し、予め設定した時間を
経過したならば、前記コンピュータからデジタルコンテ
ンツを削除する工程とを有しており、前記時間を計測す
るプログラムとデジタルコンテンツを削除するプログラ
ムとは、前記再生ソフトに組み込まれている。

【００３８】従って、このデジタルコンテンツのレンタ
ル方法を用いれば、店舗まで出向くことなくデジタルコ
ンテンツのレンタル行うことができる。しかも、レンタ
ル中でレンタルできない等の問題も生じない。さらに、
デジタルコンテンツをコンピュータにダウンロードして
からの時間を計測し、予め設定した時間を経過したなら
ば、コンピュータからデジタルコンテンツを削除する工
程とを有しており、時間を計測するプログラムとデジタ
ルコンテンツを削除するプログラムとは、再生ソフトに
組み込まれているので、ユーザーである会員のコンピュ
ータに送られるデータの量が少ないので送信に要する時
間も短くてすむという利点もある。

【００３９】また、本発明に係る他のデジタルコンテン
ツのレンタル方法は、所定の形式のデジタルコンテンツ
を再生可能な再生ソフトをユーザーのコンピュータにイ
ンストールする工程と、前記再生ソフトで再生可能なデ
ジタルコンテンツを前記コンピュータにダウンロードす
る工程と、前記デジタルコンテンツを前記再生ソフトを
用いて再生した回数をカウントし、予め設定した回数を
経過したならば、前記コンピュータからデジタルコンテ
ンツを削除する工程とを有しており、前記回数をカウン
トするプログラムとデジタルコンテンツを削除するプロ
グラムとは、前記再生ソフトに組み込まれている。

【００４０】このデジタルコンテンツのレンタル方法で
あっても、上述と同様の効果を得ることができる。しか
も、再生回数という概念を導入したため、鑑賞時間がよ
り自由になるという利点がある。

【００４１】また、予め設定した時間又は回数は、前記
デジタルコンテンツをダウンロードする際に設定される
ようにすると、ユーザーにとって鑑賞時間を自分の生活
リズムに合わせることができるので好都合である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法の手順を示す概略的フローチャートであ
る。

【図２】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法の概略的構成図である。

【図３】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法の会員登録及び再生ソフトのインストー
ルの手順を示す概略的フローチャートである。

【図４】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法の会員登録及び再生ソフトのインストー
ル時の会員のコンピュータに表示される画面の概略的説
明図である。

【図５】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法のデジタルコンテンツのレンタルの手順
を示す概略的フローチャートである。

【図６】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法のデジタルコンテンツのレンタル時の会
員のコンピュータに表示される画面の概略的説明図であ
る。

【図７】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法のデジタルコンテンツの再生及び削除の
手順を示す概略的フローチャートである。

【図８】本発明の実施の形態に係るデジタルコンテンツ
のレンタル方法のデジタルコンテンツの再生及び削除時
に会員のコンピュータに表示される画面の概略的説明図
である。

【符号の説明】

１００会員１１０コンピュータ２００レンタル業者３００インターネット４００電話回線

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩテーマコート゛(参考）Ｈ０４Ｎ 5/765 Ｇ０６Ｆ 9/06 ６６０Ａ５Ｊ１０４ 5/781 Ｈ０４Ｌ 9/00 ６７３Ａ 5/85 Ｈ０４Ｎ 5/781 ５１０Ｃ 7/173 ６３０Ｆターム(参考） 5B017 AA07 BA05 BB10 CA07 CA08 CA09 CA16 5B049 AA05 BB11 BB58 BB61 CC05 CC31 CC39 DD05 EE02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 GG08 GG10 5B076 FB18 5C052 AA01 DD04 5C064 BA07 BB02 BB05 BC10 BC16 BC20 BC25 BC27 BD02 BD07 5J104 AA07 AA12 KA01 KA07 NA05 PA10

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】所定の形式のデジタルコンテンツを再生
可能な再生ソフトをユーザーのコンピュータにインスト
ールする工程と、前記再生ソフトで再生可能なデジタル
コンテンツを前記コンピュータにダウンロードする工程
と、前記デジタルコンテンツを前記コンピュータにダウ
ンロードしてからの時間を計測し、予め設定した時間を
経過したならば、前記コンピュータからデジタルコンテ
ンツを削除する工程とを有しており、前記時間を計測す
るプログラムとデジタルコンテンツを削除するプログラ
ムとは、前記再生ソフトに組み込まれていることを特徴
とするデジタルコンテンツのレンタル方法。
【請求項２】所定の形式のデジタルコンテンツを再生
可能な再生ソフトをユーザーのコンピュータにインスト
ールする工程と、前記再生ソフトで再生可能なデジタル
コンテンツを前記コンピュータにダウンロードする工程
と、前記デジタルコンテンツを前記再生ソフトを用いて
再生した回数をカウントし、予め設定した回数を経過し
たならば、前記コンピュータからデジタルコンテンツを
削除する工程とを有しており、前記回数をカウントする
プログラムとデジタルコンテンツを削除するプログラム
とは、前記再生ソフトに組み込まれていることを特徴と
するデジタルコンテンツのレンタル方法。
【請求項３】前記予め設定した時間又は回数は、前記
デジタルコンテンツをダウンロードする際に設定される
ことを特徴とする請求項１又は２記載のデジタルコンテ
ンツのレンタル方法。