JP2003346008A - コンテンツ販売仲介方法及びその装置と、コンテンツ販売仲介プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と、コンテンツ購入方法及びその装置と、コンテンツ購入プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

コンテンツ販売仲介方法及びその装置と、コンテンツ販売仲介プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体と、コンテンツ購入方法及びその装置と、コンテンツ購入プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003346008A
JP2003346008A JP2002153360A JP2002153360A JP2003346008A JP 2003346008 A JP2003346008 A JP 2003346008A JP 2002153360 A JP2002153360 A JP 2002153360A JP 2002153360 A JP2002153360 A JP 2002153360A JP 2003346008 A JP2003346008 A JP 2003346008A
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Masakazu Endo
雅和 遠藤
Shozo Azuma
正造 東
Hiroyuki Omura
弘之 大村
Tomohiro Yamada
智広 山田
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ユーザが自分の嗜好にあったコンテ
ンツを簡単に購入できるようにする新たなコンテンツ販
売仲介技術の提供を目的とする。 【解決手段】コンテンツ購入ユーザは、コンテンツを指
定して検索要求を発行するので、そのコンテンツと特徴
が類似するコンテンツの再生要求を発行したユーザを検
索して、その一覧をコンテンツ購入ユーザに提示する。
これを受けて、コンテンツ購入ユーザは、コンテンツの
購入先となるユーザを選択するので、そのユーザに関す
るコンテンツの利用履歴情報を入手して、それをコンテ
ンツ購入ユーザに通知する。これを受けて、コンテンツ
購入ユーザは、そのコンテンツ利用履歴情報の中から購
入を希望するコンテンツを選択するので、そのコンテン
ツに対しての販売仲介処理を実行する。このとき、利用
履歴情報の提供ユーザに対して、コンテンツ購入価格の
割り引きに用いるポイントを割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
してコンテンツの販売を仲介するコンテンツ販売仲介方
法及びその装置と、そのコンテンツ販売仲介方法の実現
に用いられるコンテンツ販売仲介プログラム及びそのプ
ログラムを記録した記録媒体と、そのコンテンツ販売仲
介方法と連携することでコンテンツを購入するコンテン
ツ購入方法及びその装置と、そのコンテンツ購入方法の
実現に用いられるコンテンツ購入プログラム及びそのプ
ログラムを記録した記録媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上でコンテンツ販売
を行う場合、コンテンツ利用者が購入するコンテンツを
探し出す方法として、予めコンテンツ提供者やコンテン
ツ利用者によって付与されたコンテンツファイル名や、
コンテンツの特徴を表すコンテンツ属性情報を利用して
コンテンツを検索するという方法が用いられている。
【0003】また、ユーザが過去に購入したコンテンツ
情報を元に、フィルタリング技術等を用いて、ユーザの
趣味嗜好に合う可能性の高いコンテンツを特定して、各
ユーザに紹介するという方法も用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、以下に述べるような問題
がある。
【0005】すなわち、前者の従来技術に従っている
と、コンテンツファイル名やコンテンツ属性情報を、コ
ンテンツ提供者や自分以外のユーザが入力する場合に、
コンテンツ属性情報に入力者の主観が入り込み、必ずし
もコンテンツの特徴を表しているとは言えず、ユーザが
希望するコンテンツを検索することが困難であるという
問題がある。
【0006】しかも、前者の従来技術に従っていると、
ユーザが検索するコンテンツの特徴等を、予めある程度
知っておく必要があり、取得したいコンテンツが明確で
はなく、自分の趣味嗜好に合ったコンテンツ等を検索し
たい際に、効率的な検索をすることができないという問
題がある。
【0007】一方、後者の従来技術のようなフィルタリ
ング技術等を用いたコンテンツ紹介方法では、コンテン
ツの購入履歴等をもとにユーザの趣味嗜好に合ったコン
テンツを紹介することから、特に購入履歴の少ないユー
ザに対して、必ずしも自分に合ったコンテンツを紹介で
きるとは限らないという問題がある。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、ユーザが自分の嗜好にあったコンテンツを簡
単に購入できるようにする新たなコンテンツ販売仲介技
術の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、本発明を具備するコンテンツ販売仲介
装置と、そのコンテンツ販売仲介装置にネットワークを
介して接続される本発明を具備するコンテンツ購入装置
とを使って、コンテンツ販売仲介システムを構成する。
【0010】本発明のコンテンツ販売仲介装置は、ネッ
トワークを介して接続される本発明のコンテンツ購入装
置から発行されるコンテンツ購入要求に応答して、コン
テンツの販売を仲介する処理を行うものであって、本
発明のコンテンツ購入装置から、コンテンツの情報を入
手する手段と、その入手したコンテンツと特徴が類似
するコンテンツの再生要求を発行したユーザを検索し
て、そのユーザ一覧を本発明のコンテンツ購入装置に提
示する手段と、そのユーザ一覧の提示に応答して本発
明のコンテンツ購入装置から返信されてくるユーザを処
理対象として、そのユーザについてのコンテンツ利用履
歴情報を取得して、本発明のコンテンツ購入装置に通知
する手段と、そのコンテンツ利用履歴情報の通知に応
答して返信されてくるコンテンツに対しての販売仲介処
理を実行する手段とを備えるように構成する。
【0011】この構成を採るときにあって、本発明のコ
ンテンツ販売仲介装置は、ネットワークを介して接続さ
れる本発明のコンテンツ購入装置などから、再生中のコ
ンテンツの情報と、そのコンテンツの再生要求を発行し
たユーザの情報とを収集して記憶装置に保存する手段を
備えることがあり、この手段を備えるときには、その記
憶装置を使ってユーザ一覧を検索することで、コンテン
ツを再生中のユーザを検索対象として、ユーザ一覧を検
索することになる。
【0012】以上の各処理手段により実現される本発明
のコンテンツ販売仲介方法はコンピュータプログラムで
実現できるものであり、このコンピュータプログラム
は、半導体メモリなどのような適当な記録媒体に記録し
て提供することができる。
【0013】一方、本発明のコンテンツ購入装置は、ネ
ットワークを介して接続される本発明のコンテンツ販売
仲介装置を介して、コンテンツを購入する処理を行うも
のであって、本発明のコンテンツ販売仲介装置に対し
て、コンテンツの情報を指定して、そのコンテンツと特
徴が類似するコンテンツの再生要求を発行したユーザの
検索要求を発行する手段と、その検索要求の発行に応
答して返信されてくるユーザ一覧の情報を受信して、ユ
ーザに提示する手段と、そのユーザ一覧の提示に応答
して選択されるユーザの情報を指定して、本発明のコン
テンツ販売仲介装置に対して、そのユーザについてのコ
ンテンツ利用履歴情報の通知要求を発行する手段と、
その通知要求に応答して返信されてくるコンテンツ利用
履歴情報を受信して、ユーザに提示する手段と、その
コンテンツ利用履歴情報の提示に応答して選択されるコ
ンテンツの情報を指定して、本発明のコンテンツ販売仲
介装置に対して、そのコンテンツの購入要求を発行する
手段とを備えるように構成する。
【0014】以上の各処理手段により実現される本発明
のコンテンツ購入方法はコンピュータプログラムで実現
できるものであり、このコンピュータプログラムは、半
導体メモリなどのような適当な記録媒体に記録して提供
することができる。
【0015】このように構成される本発明により実現さ
れるコンテンツ販売仲介システムでは、本発明のコンテ
ンツ購入装置は、コンテンツを購入するときには、先ず
最初に、本発明のコンテンツ販売仲介装置に対して、コ
ンテンツ(例えば、再生中のコンテンツ)の情報を指定
して、そのコンテンツと特徴が類似するコンテンツの再
生要求を発行したユーザの検索要求を発行する。
【0016】これを受けて、本発明のコンテンツ販売仲
介装置は、その検索要求を受け取ると、どのユーザがど
のコンテンツを再生したのかという情報を保存する記憶
装置や、どのユーザがどのコンテンツを現在再生中であ
るのかという情報を保存する記憶装置を参照するととも
に、コンテンツの属性情報を保存する記憶装置を参照す
ることで、その検索要求で指定されるコンテンツと特徴
が類似するコンテンツの再生要求を発行したユーザを検
索する。
【0017】このとき、どのユーザがどのコンテンツを
現在再生中であるのかという情報を保存する記憶装置を
参照する場合には、検索したユーザが現在コンテンツを
再生中であることから、現時点でコミュニューケーショ
ンをとれるユーザの検索が可能になる。
【0018】本発明のコンテンツ販売仲介装置は、検索
要求で指定されるコンテンツと特徴が類似するコンテン
ツの再生要求を発行したユーザを検索すると、そのユー
ザ一覧を、検索要求を発行してきた本発明のコンテンツ
購入装置に返信する。
【0019】これを受けて、本発明のコンテンツ購入装
置は、その返信されてくるユーザ一覧を受信して、ユー
ザに提示する。
【0020】このユーザ一覧の提示を受けて、コンテン
ツの購入を希望するユーザは、そのユーザ一覧から、コ
ンテンツの購入先となるユーザを選択する。
【0021】これから、本発明のコンテンツ購入装置
は、コンテンツの購入を希望するユーザにより選択され
たユーザの情報を指定して、本発明のコンテンツ販売仲
介装置に対して、そのユーザについてのコンテンツ利用
履歴情報の通知要求を発行する。
【0022】これを受けて、本発明のコンテンツ販売仲
介装置は、その通知要求を受け取ると、どのユーザがど
のコンテンツを何回再生したのかといったようなコンテ
ンツの利用履歴情報を保存する記憶装置(コンテンツの
内容について記述する情報を利用履歴情報に含める形で
保存することもある)を参照することで、通知要求のあ
るコンテンツ利用履歴情報を入手して、それを通知要求
を発行してきた本発明のコンテンツ購入装置に通知す
る。
【0023】これを受けて、本発明のコンテンツ購入装
置は、その通知されてくるコンテンツ利用履歴情報(コ
ンテンツの内容について記述する情報を含むこともあ
る)を受信して、ユーザに提示する。
【0024】このコンテンツ利用履歴情報の提示を受け
て、コンテンツの購入を希望するユーザは、そのコンテ
ンツ利用履歴情報(検索要求を発行したコンテンツとは
特徴が類似しないコンテンツが含まれていることもあ
る)の中から、購入するコンテンツを選択する。
【0025】これから、本発明のコンテンツ購入装置
は、コンテンツの購入を希望するユーザにより選択され
たコンテンツの情報を指定して、本発明のコンテンツ販
売仲介装置に対して、そのコンテンツの購入要求を発行
する。
【0026】これを受けて、本発明のコンテンツ販売仲
介装置は、その購入要求のあるコンテンツに対しての販
売仲介処理を実行する。
【0027】この販売仲介処理の実行にあたって、本発
明のコンテンツ販売仲介装置は、コンテンツ利用履歴情
報を提供するユーザに対して、コンテンツ購入価格の割
り引きに用いるポイントを割り当てることがあり、そし
て、コンテンツ購入のユーザがそのポイントを所有する
場合には、その所有ポイントに応じてコンテンツの購入
価格を割り引きつつ、購入要求のあるコンテンツに対し
ての販売仲介処理を実行することがある。
【0028】このようにして、本発明によれば、インタ
ーネットなどの通信網を介して、ユーザが嗜好の類似し
た自分以外のユーザのコンテンツ利用履歴情報を閲覧し
て、その中から購入するコンテンツを選択できるように
なるので、自分の嗜好にあったコンテンツを簡単に購入
できるようになる。
【0029】すなわち、本発明では、ユーザの発行する
検索要求で指定されるコンテンツと特徴が類似するコン
テンツを検索して、それをユーザに提示するという方法
を用いるのではなくて、その検索したコンテンツの再生
要求を発行したユーザのコンテンツ利用履歴情報(検索
したコンテンツとは特徴が類似しないコンテンツが含ま
れていることもある)をユーザに提示して、その中から
コンテンツを選択して購入できるようにするという方法
を用いることから、ユーザは柔軟なコンテンツの選択が
可能になることで、自分の嗜好にあったコンテンツを簡
単に購入できるようになるのである。
【0030】そして、本発明によれば、コンテンツの購
入が行われた場合に、コンテンツ購入の契機となったコ
ンテンツ利用履歴情報を提供したユーザがコンテンツの
購入を行うときに、コンテンツ購入価格の割り引きを行
えるようになることで、コンテンツの販売を促進させる
という効果も期待できる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
について詳細に説明する。
【0032】図1に、本発明により実現されるビジネス
モデルの概要を図示する。
【0033】この図を使って、本発明により実現される
ビジネスモデルの概要について説明する。ここで、以下
に説明する(1)〜(6)は図中の番号と一致してい
る。
【0034】(1)先ず最初に、コンテンツ提供者がコ
ンテンツ販売仲介センタにコンテンツを登録し、販売を
依頼する。
【0035】(2)続いて、ユーザAがコンテンツを購
入し再生する。このとき、そのコンテンツの再生情報
は、ユーザAのコンテンツ利用履歴情報(コンテンツ販
売仲介センタが管理する)に追加される。この時点で、
全てのユーザは、ユーザAと同時刻に特徴の類似したコ
ンテンツを再生した際に、ユーザAのコンテンツ利用履
歴情報を閲覧することができる。
【0036】(3)ユーザAとユーザBとが同時刻に特
徴の類似したコンテンツを再生する。ユーザBがユーザ
Aのコンテンツ利用履歴情報を閲覧し、ユーザAのコン
テンツ利用履歴情報の中からコンテンツを購入する。
【0037】(4)コンテンツ販売仲介センタが決済機
能提供者に決済の依頼を行う。
【0038】(5)決済機能提供者によって、ユーザB
からコンテンツ提供者に代金が支払われる。その際、コ
ンテンツ販売仲介センタは、販売仲介料によって利益を
得ることができ、決済機能提供者は、決済手数料収入に
よって利益を得ることができる。
【0039】(6)コンテンツ販売仲介センタは、ユー
ザAに対して、コンテンツの販売に貢献したコンテンツ
利用履歴情報提供に対する対価として、コンテンツ購入
価格の割り引きに用いるポイントを付与する。
【0040】このようにして、本発明によりコンテンツ
の販売に関するビジネスモデルが実現されることにな
る。
【0041】このビジネスモデルの説明から分かるよう
に、以下に説明する実施形態例では、あるユーザがコン
テンツの再生中に、コンテンツの再生中にある別のユー
ザのコンテンツ利用履歴情報を使ってコンテンツを購入
することを想定している。
【0042】次に、本発明の実施形態について図面を参
照して説明する。ここで、本発明の取り扱うコンテンツ
とは、映像情報・音情報・画像情報・文字情報等あらゆ
るコンテンツを含んでいる。
【0043】図2に、本発明により実現されるコンテン
ツ販売仲介システムのシステム構成を図示する。
【0044】この図に示すように、本発明により実現さ
れるコンテンツ販売仲介システムは、複数台のクライア
ント装置10とサーバ装置20とを含み、このクライア
ント装置10とサーバ装置20とは、インターネットな
どの通信網(図示されていない)を介して接続される。
【0045】なお、クライアント装置10は複数台存在
するが、説明の簡略化のため、以下では1台のクライア
ント装置10について説明する。
【0046】〔イ〕クライアント装置10の構成 クライアント装置10は、図2に示すように、ユーザ情
報入力インタフェース11と、視聴コンテンツ選択手段
12と、コンテンツID取得手段13と、コンテンツ再
生制御手段14と、再生状態監視手段15と、ユーザ表
示機能制御インタフェース16と、ユーザ表示インタフ
ェース17と、履歴表示機能制御インタフェース18
と、履歴表示インタフェース19と、コンテンツ購入手
段1aと、ポイント利用手段1bと、ローカルディスク
1cとを備える。
【0047】ユーザ情報入力インタフェース11は、サ
ーバ装置20が提供するサービスを利用するために必要
なユーザID・パスワード・連絡先等のユーザ情報を入
力する。
【0048】視聴コンテンツ選択手段12は、ローカル
ディスク1cに保存されたコンテンツファイルの中か
ら、ユーザの視聴するコンテンツファイルを選択する。
【0049】コンテンツID取得手段13は、視聴コン
テンツ選択手段12により選択されたコンテンツファイ
ルに予め埋め込まれたコンテンツIDを取得する。
【0050】コンテンツファイルにコンテンツIDを埋
め込む方法としては、例えば、コンテンツファイルのヘ
ッダ部に書き込む方法や、電子透かし技術を用いて埋め
込む等の方法が用いられる。
【0051】コンテンツ再生制御手段14は、ローカル
ディスク1cからコンテンツファイルを受け取り、再
生、一時停止、停止などのコンテンツ再生制御を行う。
【0052】再生状態監視手段15は、コンテンツ再生
制御手段14を用いて再生制御するコンテンツが再生中
であるとか、一時停止中であるとか、停止中であるとか
といった再生状態の変化を監視する。
【0053】ユーザ表示機能制御インタフェース16
は、ユーザが再生するコンテンツのコンテンツ属性情報
と、その一部または全部が一致するコンテンツを同時刻
に再生する自分以外のユーザ(以下、「再生コンテンツ
類似ユーザ」)のユーザ識別情報の表示要求を発行す
る。
【0054】このユーザ識別情報の表示方法としては、
ユーザアイコンによる表示や、ユーザ名やユーザIDの
リスト表示等の方法がある。また、ユーザ間の嗜好の類
似性等を考慮した配置でもってユーザ識別情報を表示す
るという方法を用いることもできる。
【0055】ユーザ表示インタフェース17は、「再生
コンテンツ類似ユーザ」のユーザ識別情報を表示する。
【0056】履歴表示機能制御インタフェース18は、
ユーザ表示インタフェース17により表示されたユーザ
の中から、マウスカーソルによるクリック操作等で指定
されたユーザ識別情報の指すユーザのコンテンツ利用履
歴情報の表示要求を発行する。
【0057】ここで、コンテンツ利用履歴情報とは、ユ
ーザが過去に視聴したコンテンツファイルのコンテンツ
属性情報の一部や視聴回数や視聴時刻といったユーザの
コンテンツ利用状況を含む情報である。
【0058】履歴表示インタフェース19は、ユーザ表
示インタフェース17の表示する「再生コンテンツ類似
ユーザ」に応答して指定(選択)されたユーザのコンテ
ンツ利用履歴情報を表示する。
【0059】このコンテンツ利用履歴情報の表示方法と
しては、ユーザがこれまでに利用した全てのコンテンツ
情報を一覧にして表示する方法や、限定した期間内にユ
ーザが利用したコンテンツ情報を表示する方法や、全て
のコンテンツ利用履歴情報の中からユーザが表示を許可
した情報のみを表示する等の方法がある。
【0060】コンテンツ購入手段1aは、履歴表示イン
タフェース19により表示されたコンテンツ利用履歴情
報に含まれるコンテンツの中から、マウスカーソルによ
るクリック操作等で指定(選択)されたコンテンツを購
入するための処理を行う。
【0061】ポイント利用手段1bは、コンテンツ購入
手段1aを用いてコンテンツの購入を行う際に、コンテ
ンツ価格の割引等に利用可能なポイントの参照・利用を
行う。
【0062】ローカルディスク1cは、ユーザが視聴す
るコンテンツファイルをクライアント装置10上に保存
する。
【0063】以上に説明したユーザ表示機能制御インタ
フェース16、ユーザ表示インタフェース17、履歴表
示機能制御インタフェース18及び履歴表示インタフェ
ース19により実現される、本実施形態例におけるクラ
イアント装置10上の画面は図3に示すようなものとな
る。
【0064】ここで、図3では、あるユーザのコンテン
ツ利用履歴情報として、再生回数のみを表示するように
しているが、コンテンツの選択の便宜を図るために、ど
のようなコンテンツであるのかについて記述するコンテ
ンツの概要情報についても表示するようにすることが好
ましい。
【0065】〔ロ〕サーバ装置20の構成 サーバ装置20は、図2に示すように、ユーザ情報管理
手段21と、再生中ユーザ管理手段22と、コンテンツ
属性参照手段23と、ユーザ検索手段24と、利用履歴
取得手段25と、コンテンツ販売手段26と、ユーザD
B27と、再生中ユーザDB28と、コンテンツ属性情
報DB29と、コンテンツ利用履歴DB2aと、コンテ
ンツDB2bとを備える。
【0066】ユーザDB27は、図4に示すように、提
供サービスを利用するユーザのユーザ情報(ユーザI
D、パスワード、氏名、連絡先、所有ポイント、支払方
法など)を保存する。
【0067】再生中ユーザDB28は、図5に示すよう
に、サービスを利用するユーザの内、現在コンテンツを
再生しているユーザの情報(ユーザID)と、その再生
コンテンツの情報(コンテンツID)と、その再生状態
とを保存する。
【0068】コンテンツ属性情報DB29は、図6に示
すように、コンテンツの特徴を表すコンテンツ属性情報
(コンテンツID、タイトル、制作者、ジャンル、販売
価格、コンテンツデータ位置など)を保存する。
【0069】コンテンツ利用履歴DB2aは、図7に示
すように、サービス利用ユーザのコンテンツ利用履歴情
報(どのユーザが、どのコンテンツを、どの日時に再生
したのかについて情報)を保存する。
【0070】コンテンツDB2bは、ユーザが視聴する
ことになるコンテンツファイルを保存する。
【0071】ユーザ情報管理手段21は、サービスを利
用するユーザの登録や、ユーザがサービスを利用する際
にユーザ認証を行う。
【0072】再生中ユーザ管理手段22は、クライア
ント装置10を操作するユーザが視聴コンテンツ選択手
段12を用いて視聴するコンテンツを選択した際に、そ
のユーザの情報や、その選択したコンテンツの情報等を
再生中ユーザDB28に登録したり、クライアント装
置10上で再生制御されるコンテンツの再生状態が変化
した際に、再生中ユーザDB28の再生状態の値を変化
した再生状態に合わせて更新したり、ユーザがサービ
スを終了した際に、サービスを終了したユーザの情報を
再生中ユーザDB28より削除する処理を行う。
【0073】コンテンツ属性参照手段23は、コンテン
ツIDをもとに、該当コンテンツのコンテンツ属性情報
をコンテンツ属性情報DB29より取得する。
【0074】ユーザ検索手段24は、クライアント装置
10のユーザ表示機能制御インタフェース16を用いて
送信されてくる「再生コンテンツ類似ユーザ」の表示要
求を受けて、要求元ユーザの「再生コンテンツ類似ユー
ザ」となるユーザを、再生中ユーザDB28より検索す
る。
【0075】利用履歴取得手段25は、ユーザIDをも
とに、該当ユーザのコンテンツ利用履歴情報をコンテン
ツ利用履歴DB2aより取得する。
【0076】コンテンツ販売手段26は、クライアン
ト装置10のコンテンツ購入手段1aより送信されるコ
ンテンツ購入要求を受けて、代金の支払い処理および購
入ユーザの操作するクライアント装置10へのコンテン
ツ送信を行ったり、購入ユーザがクライアント装置1
0のポイント利用手段1bを用いて、ポイントを利用す
る操作を行った場合に、利用ポイント数に応じた購入価
格の割り引きを行ったり、購入ユーザと、購入の契機
となったコンテンツ利用履歴情報を提供したユーザとに
対しての所有ポイント(ユーザDB27で保存してい
る)の更新を行う。
【0077】〔ハ〕本発明により実現されるコンテンツ
販売仲介システムの動作 次に、このように構成される本発明により実現されるコ
ンテンツ販売仲介システムの動作について説明する。
【0078】先ず最初に、図8の動作フローに従って、
このように構成される本発明により実現されるコンテン
ツ販売仲介システムの全体的な動作について説明する。
【0079】ここで、本発明の対象とするコンテンツに
は、コンテンツの一意識別子であるコンテンツIDが付
与される必要があり、また、予めコンテンツ提供者等が
登録したコンテンツ属性情報を、コンテンツIDをもと
に参照できる必要があり、また、クライアント装置10
において、コンテンツファイルからコンテンツIDを取
得できる必要がある。
【0080】そのため、本システムの処理前に、予め、
以下に示す前処理を行う必要がある。すなわち、 『前処理1』:コンテンツ提供者等がコンテンツの属性
情報をコンテンツ属性情報DB29に登録する。 『前処理2』:登録されたコンテンツに対して、コンテ
ンツ販売仲介センタがコンテンツの一意識別子であるコ
ンテンツIDを発行する。 『前処理3』:発行されたコンテンツIDを、コンテン
ツファイルのヘッダ部へ書き込んだり、電子透かし技術
等を利用してコンテンツファイルに埋め込むことによ
り、コンテンツファイルに埋め込む。 『前処理4』:システムを利用するユーザがユーザ情報
入力インタフェース11を利用してユーザ登録を行い、
ユーザDB27にユーザ情報を登録する。という前処理
を行う必要がある。
【0081】これらの前処理を行った後、本発明により
実現されるコンテンツ販売仲介システムは、図8の動作
フローに従って、コンテンツの販売仲介処理を行う。
【0082】『ステップ1』:システムを利用するユー
ザがユーザ情報入力インタフェース11を利用して、ユ
ーザID及びパスワードを入力し、この入力を受けて、
システムが入力された情報をもとにユーザ認証を行う。
【0083】システム側では、ユーザ情報管理手段21
は、入力されたユーザID及びパスワードから、ユーザ
DB27にアクセスして該当するユーザ情報を調べ、該
当するものがあればステップ2に移行し、該当するもの
がなければ、再度、ユーザID及びパスワードの入力を
ユーザに要求する。
【0084】『ステップ2』:ユーザは、視聴コンテン
ツ選択手段12を利用して、視聴するコンテンツファイ
ルを選択する。
【0085】『ステップ3』:コンテンツID取得手段
13は、視聴コンテンツ選択手段12を用いて選択され
たコンテンツファイルからコンテンツIDを取得する。
【0086】『ステップ4』:再生中ユーザ管理手段2
2は、コンテンツID取得手段13を用いて取得された
コンテンツIDと、ユーザ情報入力インタフェース11
を用いて入力されたユーザIDと、初期再生状態の情報
(「再生状態=STOP(停止中)」)とを再生中ユー
ザDB28に登録する。
【0087】『ステップ5』:コンテンツ再生制御手段
14は、ユーザからの指示に応じて、コンテンツファイ
ルの再生・一時停止・再生停止といったコンテンツファ
イルの再生制御を行う。
【0088】『ステップ6』:再生状態監視手段15
は、コンテンツ再生制御手段14を用いて再生制御され
るコンテンツファイルの再生中、一時停止中、停止中等
の再生状態の変化を監視する。
【0089】『ステップ7』:再生中ユーザ管理手段2
2は、再生状態監視手段15を用いて取得されたコンテ
ンツの再生状態に合わせて、再生中ユーザDB28に保
存される再生状態の情報を更新する。
【0090】『ステップ8』:ユーザ表示機能制御イン
タフェース16は、ユーザが「再生コンテンツ類似ユー
ザ」の表示要求を行ったのか否かを検出する。
【0091】『ステップ9』:再生コンテンツ類似ユー
ザの表示要求が行われた場合、ユーザ検索手段24は、
要求元ユーザの「再生コンテンツ類似ユーザ」となるユ
ーザを、再生中ユーザDB28より検索する。
【0092】『ステップ10』:ユーザ表示インタフェ
ース17は、ステップ9の検索に該当したユーザのユー
ザ識別情報を表示する。
【0093】『ステップ11』:履歴表示機能制御イン
タフェース18は、ユーザの操作に応答して、ユーザ表
示インタフェース17で表示されたユーザ識別情報の中
から、マウスカーソルのクリック操作等で指定されたユ
ーザのコンテンツ利用履歴情報の表示要求を行う。
【0094】『ステップ12』:利用履歴取得手段25
は、コンテンツ利用履歴DB2aから、ステップ11で
指定されたユーザのコンテンツ利用履歴情報を取得す
る。
【0095】『ステップ13』:履歴表示インタフェー
ス19は、ステップ12で取得したコンテンツ利用履歴
情報を表示する。
【0096】『ステップ14』:コンテンツ購入手段1
aは、ユーザの操作に応答して、履歴表示インタフェー
ス19で表示されたコンテンツ利用履歴情報に含まれる
コンテンツの中から、マウスカーソルのクリック操作等
によりユーザが指定したコンテンツの購入要求を行う。
【0097】『ステップ15』:コンテンツの購入が行
われる場合、コンテンツ販売手段26は、支払い・コン
テンツ送信等のコンテンツ販売処理を行う。それと同時
に、コンテンツ購入の契機となったコンテンツ利用履歴
情報を提供したユーザと、コンテンツ購入にポイントを
利用したユーザとについて、ユーザDB27の管理する
所有ポイントを更新する。
【0098】『ステップ16』:サービス終了時に、再
生中ユーザ管理手段22は、再生中ユーザDB28の再
生中ユーザ情報の中から、サービスを終了するユーザの
ユーザ情報を削除し、サービスを終了する。
【0099】次に、図9の動作フローに従って、図8の
動作フローのステップ7で実行する『再生中ユーザ情報
更新処理』について詳述する。
【0100】図8の動作フローのステップ6でコンテン
ツの再生状態が変化したことを検出すると、再生中ユー
ザ管理手段22は、図8の動作フローのステップ7で実
行する『再生中ユーザ情報更新処理』に入って、図9の
動作フローのステップ71に示すように、クライアント
装置10から、コンテンツの再生状態が変化したユーザ
のユーザIDと、コンテンツID取得手段13で取得さ
れたその再生コンテンツのコンテンツIDと、再生状態
監視手段15を用いて取得された変化後のコンテンツ再
生状態とを取得する。
【0101】続いて、再生中ユーザ管理手段22は、ス
テップ72に示すように、再生中ユーザDB28より、
取得したユーザID及びコンテンツIDの指す該当する
ユーザ情報を検索する。
【0102】続いて、再生中ユーザ管理手段22は、ス
テップ73に示すように、ステップ71で取得した再生
状態が「再生」であるのか、「一時停止」であるのか、
「停止」であるのかを判断する。
【0103】この判断処理に従って、ステップ71で取
得した再生状態が「再生」であることを判断する場合に
は、再生中ユーザ管理手段22は、ステップ74に示す
ように、ステップ72で検索したユーザ情報の「再生状
態」の値を、「PLAY」に更新する。
【0104】一方、この判断処理に従って、ステップ7
1で取得した再生状態が「一時停止」であることを判断
する場合には、再生中ユーザ管理手段22は、ステップ
75に示すように、ステップ72で検索したユーザ情報
の「再生状態」の値を、「PAUSE」に更新する。
【0105】一方、この判断処理に従って、ステップ7
1で取得した再生状態が「停止」であることを判断する
場合には、再生中ユーザ管理手段22は、ステップ75
に示すように、ステップ72で検索したユーザ情報の
「再生状態」の値を、「STOP」に更新する。
【0106】このようにして、図8の動作フローのステ
ップ6でコンテンツの再生状態が変化したことを検出す
ると、再生中ユーザ管理手段22は、図8の動作フロー
のステップ7で実行する『再生中ユーザ情報更新処理』
に入って、図9の動作フローに従って、再生状態監視手
段15を用いて取得されたコンテンツの再生状態に合わ
せて、再生中ユーザDB28の保存する再生状態の情報
を更新するように処理するのである。
【0107】次に、図10の動作フローに従って、図8
の動作フローのステップ9で実行する『ユーザ検索処
理』について詳述する。
【0108】図8の動作フローのステップ8でユーザが
「再生コンテンツ類似ユーザ」の表示を要求を行ったこ
とを検出すると、ユーザ検索手段24は、図8の動作フ
ローのステップ9で実行する『ユーザ検索処理』に入っ
て、図10の動作フローのステップ91に示すように、
クライアント装置10から、要求元ユーザのユーザID
と、コンテンツID取得手段13で取得された要求元ユ
ーザが再生中のコンテンツのコンテンツIDとを取得す
る。
【0109】続いて、ユーザ検索手段24は、ステップ
92で示すように、再生中ユーザDB28に登録されて
いる全ユーザの再生コンテンツについて、コンテンツ属
性参照手段23を用いて、コンテンツ属性情報DB29
よりコンテンツ属性情報を取得する。
【0110】続いて、ユーザ検索手段24は、ステップ
93で示すように、ステップ92で取得したコンテンツ
属性情報に基づいて、要求元ユーザが再生するコンテン
ツのコンテンツ属性情報と、再生中ユーザDB28に登
録されている全ユーザが再生するコンテンツのコンテン
ツ属性情報とを比較して、コンテンツ属性情報の一部ま
たは全部が一致するコンテンツを再生しているユーザを
検索する。
【0111】続いて、ユーザ検索手段24は、ステップ
94で示すように、検索に該当したユーザのユーザ識別
情報をユーザ表示インタフェース17へ送信する。
【0112】このようにして、図8の動作フローのステ
ップ8でユーザが「再生コンテンツ類似ユーザ」の表示
要求を行ったことを検出すると、ユーザ検索手段24
は、図8の動作フローのステップ9で実行する『ユーザ
検索処理』に入って、図10の動作フローに従って、要
求元ユーザの「再生コンテンツ類似ユーザ」となるユー
ザを検索して、それらのユーザの情報をユーザ表示イン
タフェース17へ送信するように処理するのである。
【0113】次に、図11の動作フローに従って、図8
の動作フローのステップ15で実行する『コンテンツ購
入処理』について詳述する。
【0114】この『コンテンツ購入処理』では、ユーザ
は、履歴表示インタフェース19で表示されたコンテン
ツ利用履歴情報に含まれるコンテンツの中から指定した
コンテンツについて、コンテンツ購入手段1aを用いて
購入することができる。
【0115】図8の動作フローのステップ14でユーザ
がコンテンツの購入要求を行ったことを検出すると、コ
ンテンツ販売手段26は、図8の動作フローのステップ
15で実行する『コンテンツ購入処理』に入って、図1
1の動作フローのステップ151に示すように、クライ
アント装置10から、コンテンツを購入するユーザのユ
ーザIDと、履歴表示インタフェース19で購入ユーザ
が指定したコンテンツのコンテンツIDと、履歴表示イ
ンタフェース19に表示されているコンテンツ利用履歴
情報を提供するユーザのユーザIDとを取得する。
【0116】続いて、コンテンツ販売手段26は、ステ
ップ152に示すように、取得したコンテンツIDをキ
ーにしてコンテンツ属性情報DB29を参照すること
で、該当するコンテンツの販売価格を取得し、クライア
ント装置10上に表示する。
【0117】続いて、コンテンツ販売手段26は、ステ
ップ153に示すように、要求元ユーザのユーザIDを
キーにしてユーザDB27を参照することで、該当する
ユーザの所有ポイント数を取得し、クライアント装置1
0上に表示する。
【0118】この所有ポイント数の表示に応答して、コ
ンテンツを購入するユーザは、ポイント利用手段1bを
用いて、コンテンツ購入を行う際にコンテンツ販売価格
の割引等に利用可能なポイントの利用ポイント数を指定
してくる。
【0119】これから、続いて、コンテンツ販売手段2
6は、ステップ154で示すように、クライアント装置
10から、ポイントを利用するのか否かということと、
ポイントを利用する場合にはその利用ポイント数を取得
する。
【0120】コンテンツ販売手段26は、ステップ15
4で利用ポイント数を取得する場合には、ステップ15
5に示すように、コンテンツ販売価格および利用ポイン
ト数から割引後のコンテンツ代金を算出し、決裁機能代
行者を通じて、ユーザとコンテンツ提供者間の代金支払
や仲介料の徴収などの処理を行う。そして、この支払処
理完了後に、支払が完了したコンテンツを購入元のユー
ザに送信する。
【0121】続いて、コンテンツ販売手段26は、ステ
ップ156に示すように、ユーザDB27より、コンテ
ンツ購入の契機となったコンテンツ利用履歴情報を提供
したユーザの所有ポイント数を取得し、それに利用ポイ
ント数を加算して、ユーザDB27の所有ポイント数を
更新する。
【0122】続いて、コンテンツ販売手段26は、ステ
ップ157に示すように、ユーザDB27より、コンテ
ンツを購入するユーザの所有ポイント数を取得し、それ
から利用ポイント数を減算して、ユーザDB27の所有
ポイント数を更新する。
【0123】このようにして、図8の動作フローのステ
ップ14でユーザがコンテンツの購入要求を行ったこと
を検出すると、コンテンツ販売手段26は、図8の動作
フローのステップ15で実行する『コンテンツ購入処
理』に入って、図11の動作フローに従って、購入要求
のあるコンテンツの販売を行って、ユーザの所有ポイン
ト数を更新するように処理するのである。
【0124】以上に説明したように、図8ないし図11
の動作フローに従って、図2のように構成されるコンテ
ンツ販売仲介システムが動作することで、図1に示した
ビジネスモデルが実現されることになる。
【0125】図示実施形態例に従って本発明を説明した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0126】例えば、実施形態例では、再生中ユーザD
B28を用意して、現在コンテンツを再生中のユーザを
ユーザ検索手段24の検索対象とするという構成を採っ
たが、再生中ユーザDB28を用意せずに、コンテンツ
利用履歴DB2aに登録されているこれまでにコンテン
ツを再生したことのあるユーザをユーザ検索手段24の
検索対象とするという構成を採ってもよい。
【0127】ただし、再生中ユーザDB28を用意し
て、現在コンテンツを再生中のユーザをユーザ検索手段
24の検索対象とするという構成を採ると、コンテンツ
の購入を希望するユーザとの間でコミュニーケーション
をとれるユーザを検索できるようになり、その検索した
ユーザとの間に何らかのコミュニーケーション手段が用
意されている場合には、コンテンツの購入を希望するユ
ーザは、その検索したユーザとの間で直ちにコミュニー
ケーションを行えるようになる。
【0128】また、実施形態例では、クライアント装置
10は、再生中のコンテンツを指定して、サーバ装置2
0に対して「再生コンテンツ類似ユーザ」の検索要求を
発行するという構成を採ったが、再生中のコンテンツを
指定する必要はなく、例えば、コンテンツ名のリストの
中から選択されるコンテンツを指定して、サーバ装置2
0に対して「再生コンテンツ類似ユーザ」の検索要求を
発行するようにしてもよい。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンテンツ利用者にとっては、自分と嗜好の類似したユ
ーザのコンテンツ利用履歴情報から、自分の嗜好に合っ
たコンテンツを効率的に探し出すことができるようにな
る。
【0130】そして、本発明によれば、コンテンツ提供
者にとっては、提供するコンテンツに関する情報をコン
テンツ利用者としてのコンテンツ利用履歴情報を通じて
コンテンツを販売することが可能となり、コンテンツ販
売チャネルが増加し、コンテンツの販売を促進させると
いう効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により実現されるビジネスモデルの説明
図である。
【図2】本発明により実現されるコンテンツ販売仲介シ
ステムの説明図である。
【図3】クライアント装置上の画面構成の説明図であ
る。
【図4】ユーザDBの管理するデータの説明図である。
【図5】再生中ユーザDBの管理するデータの説明図で
ある。
【図6】コンテンツ属性情報DBの管理するデータの説
明図である。
【図7】コンテンツ利用履歴DBの管理するデータの説
明図である。
【図8】本発明により実現されるコンテンツ販売仲介処
理の全体的な動作フローである。
【図9】再生中ユーザ情報更新処理の詳細な動作フロー
である。
【図10】ユーザ検索処理の詳細な動作フローである。
【図11】コンテンツ購入処理の詳細な動作フローであ
る。
【符号の説明】
10 クライアント装置 11 ユーザ情報入力インタフェース 12 視聴コンテンツ選択手段 13 コンテンツID取得手段 14 コンテンツ再生制御手段 15 再生状態監視手段 16 ユーザ表示機能制御インタフェース 17 ユーザ表示インタフェース 18 履歴表示機能制御インタフェース 19 履歴表示インタフェース 1a コンテンツ購入手段 1b ポイント利用手段 1c ローカルディスク 20 サーバ装置 21 ユーザ情報管理手段 22 再生中ユーザ管理手段 23 コンテンツ属性参照手段 24 ユーザ検索手段 25 利用履歴取得手段 26 コンテンツ販売手段 27 ユーザDB 28 再生中ユーザDB 29 コンテンツ属性情報DB 2a コンテンツ利用履歴DB 2b コンテンツDB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 弘之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山田 智広 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (54)【発明の名称】 コンテンツ販売仲介方法及びその装置と、コンテンツ販売仲介プログラム及びそのプログラムを 記録した記録媒体と、コンテンツ購入方法及びその装置と、コンテンツ購入プログラム及びその プログラムを記録した記録媒体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク接続の装置から発行される
    コンテンツ購入要求に応答して、コンテンツの販売を仲
    介するコンテンツ販売仲介方法であって、 上記購入要求元の装置から、コンテンツの情報を入手す
    る過程と、 上記入手したコンテンツと特徴が類似するコンテンツの
    再生要求を発行したユーザを検索して、そのユーザ一覧
    を上記購入要求元の装置に提示する過程と、 上記ユーザ一覧の提示に応答して返信されてくるユーザ
    を処理対象として、そのユーザについてのコンテンツ利
    用履歴情報を取得して、上記購入要求元の装置に通知す
    る過程と、 上記コンテンツ利用履歴情報の通知に応答して返信され
    てくるコンテンツに対しての販売仲介処理を実行する過
    程とを備えることを、 特徴とするコンテンツ販売仲介方法。
  2. 【請求項2】 ネットワーク接続の装置から発行される
    コンテンツ購入要求に応答して、コンテンツの販売を仲
    介するコンテンツ販売仲介方法であって、上記装置か
    ら、再生中のコンテンツの情報と、そのコンテンツの再
    生要求を発行したユーザの情報とを収集して記憶装置に
    保存する過程と、 上記購入要求元の装置から、コンテンツの情報を入手す
    る過程と、 上記記憶装置を使って、上記入手したコンテンツと特徴
    が類似するコンテンツの再生要求を発行したユーザを検
    索して、そのユーザ一覧を上記購入要求元の装置に提示
    する過程と、 上記ユーザ一覧の提示に応答して返信されてくるユーザ
    を処理対象として、そのユーザについてのコンテンツ利
    用履歴情報を取得して、上記購入要求元の装置に通知す
    る過程と、 上記コンテンツ利用履歴情報の通知に応答して返信され
    てくるコンテンツに対しての販売仲介処理を実行する過
    程とを備えることを、 特徴とするコンテンツ販売仲介方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のコンテンツ販売仲
    介方法において、 上記実行する過程では、上記コンテンツ利用履歴情報を
    提供するユーザに対して、コンテンツ購入価格の割り引
    きに用いるポイントを割り当てることを、 特徴とするコンテンツ販売仲介方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコンテンツ販売仲介方法
    において、 上記実行する過程では、コンテンツ購入のユーザが上記
    ポイントを所有する場合には、その所有ポイントに応じ
    てコンテンツの購入価格を割り引くことを、特徴とする
    コンテンツ販売仲介方法。
  5. 【請求項5】 ネットワーク接続されるコンテンツの販
    売を仲介する装置を介して、コンテンツを購入するコン
    テンツ購入方法であって、 上記装置に対して、コンテンツの情報を指定して、その
    コンテンツと特徴が類似するコンテンツの再生要求を発
    行したユーザの検索要求を発行する過程と、 上記検索要求の発行に応答して返信されてくるユーザ一
    覧の情報を受信して、ユーザに提示する過程と、 上記ユーザ一覧の提示に応答して選択されるユーザの情
    報を指定して、上記装置に対して、そのユーザについて
    のコンテンツ利用履歴情報の通知要求を発行する過程
    と、 上記通知要求に応答して返信されてくる上記コンテンツ
    利用履歴情報を受信して、ユーザに提示する過程と、 上記コンテンツ利用履歴情報の提示に応答して選択され
    るコンテンツの情報を指定して、上記装置に対して、そ
    のコンテンツの購入要求を発行する過程とを備えること
    を、 特徴とするコンテンツ購入方法。
  6. 【請求項6】 ネットワーク接続の装置から発行される
    コンテンツ購入要求に応答して、コンテンツの販売を仲
    介するコンテンツ販売仲介装置であって、 上記購入要求元の装置から、コンテンツの情報を入手す
    る手段と、 上記入手したコンテンツと特徴が類似するコンテンツの
    再生要求を発行したユーザを検索して、そのユーザ一覧
    を上記購入要求元の装置に提示する手段と、 上記ユーザ一覧の提示に応答して返信されてくるユーザ
    を処理対象として、そのユーザについてのコンテンツ利
    用履歴情報を取得して、上記購入要求元の装置に通知す
    る手段と、 上記コンテンツ利用履歴情報の通知に応答して返信され
    てくるコンテンツに対しての販売仲介処理を実行する手
    段とを備えることを、 特徴とするコンテンツ販売仲介装置。
  7. 【請求項7】 ネットワーク接続の装置から発行される
    コンテンツ購入要求に応答して、コンテンツの販売を仲
    介するコンテンツ販売仲介装置であって、 上記装置から、再生中のコンテンツの情報と、そのコン
    テンツの再生要求を発行したユーザの情報とを収集して
    記憶装置に保存する手段と、 上記購入要求元の装置から、コンテンツの情報を入手す
    る手段と、 上記記憶装置を使って、上記入手したコンテンツと特徴
    が類似するコンテンツの再生要求を発行したユーザを検
    索して、そのユーザ一覧を上記購入要求元の装置に提示
    する手段と、 上記ユーザ一覧の提示に応答して返信されてくるユーザ
    を処理対象として、そのユーザについてのコンテンツ利
    用履歴情報を取得して、上記購入要求元の装置に通知す
    る手段と、 上記コンテンツ利用履歴情報の通知に応答して返信され
    てくるコンテンツに対しての販売仲介処理を実行する手
    段とを備えることを、 特徴とするコンテンツ販売仲介装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のコンテンツ販売仲
    介装置において、 上記実行する手段は、上記コンテンツ利用履歴情報を提
    供するユーザに対して、コンテンツ購入価格の割り引き
    に用いるポイントを割り当てることを、 特徴とするコンテンツ販売仲介装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコンテンツ販売仲介装置
    において、 上記実行する手段は、コンテンツ購入のユーザが上記ポ
    イントを所有する場合には、その所有ポイントに応じて
    コンテンツの購入価格を割り引くことを、 特徴とするコンテンツ販売仲介装置。
  10. 【請求項10】 ネットワーク接続されるコンテンツの
    販売を仲介する装置を介して、コンテンツを購入するコ
    ンテンツ購入装置であって、 上記装置に対して、コンテンツの情報を指定して、その
    コンテンツと特徴が類似するコンテンツの再生要求を発
    行したユーザの検索要求を発行する手段と、 上記検索要求の発行に応答して返信されてくるユーザ一
    覧の情報を受信して、ユーザに提示する手段と、 上記ユーザ一覧の提示に応答して選択されるユーザの情
    報を指定して、上記装置に対して、そのユーザについて
    のコンテンツ利用履歴情報の通知要求を発行する手段
    と、 上記通知要求に応答して返信されてくる上記コンテンツ
    利用履歴情報を受信して、ユーザに提示する手段と、 上記コンテンツ利用履歴情報の提示に応答して選択され
    るコンテンツの情報を指定して、上記装置に対して、そ
    のコンテンツの購入要求を発行する手段とを備えること
    を、 特徴とするコンテンツ購入装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載のコンテンツ販売仲介方法の実現に用いられる処理を
    コンピュータに実行させるためのコンテンツ販売仲介プ
    ログラム。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし4のいずれか1項に記
    載のコンテンツ販売仲介方法の実現に用いられる処理を
    コンピュータに実行させるためのコンテンツ販売仲介プ
    ログラムを記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項5記載のコンテンツ購入方法の
    実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるため
    のコンテンツ購入プログラム。
  14. 【請求項14】 請求項5記載のコンテンツ購入方法の
    実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるため
    のコンテンツ購入プログラムを記録した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108890A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Nec Corp コンテンツ提供システム、メーカ側中継サーバ、携帯端末装置及びそれらに用いるコンテンツ提供方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108890A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Nec Corp コンテンツ提供システム、メーカ側中継サーバ、携帯端末装置及びそれらに用いるコンテンツ提供方法

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