JP2001337711A - スケジューリング方法、スケジューリング装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体 - Google Patents
スケジューリング方法、スケジューリング装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体Info
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 実際のジョブに適合した作業順序を決定する
ことのできるスケジューリング方法、スケジューリング
装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体を
提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも納期あるいは納期を指標する
量と、工数あるいは工数を指標する量とを変数とし、納
期に対する優先度を調整する、数値として定められた係
数と、工数に対する優先度を調整する、数値として定め
られた係数とを含む、ジョブごとの優先度を求める評価
式を記憶しておく評価式記憶部11と、納期と工数とが
既知の複数のジョブについて上記評価式に基づいて優先
度を求め、求められた優先度に従って、上記複数のジョ
ブの作業順序を決定する作業順序決定部12とを備え
た。
ことのできるスケジューリング方法、スケジューリング
装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体を
提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも納期あるいは納期を指標する
量と、工数あるいは工数を指標する量とを変数とし、納
期に対する優先度を調整する、数値として定められた係
数と、工数に対する優先度を調整する、数値として定め
られた係数とを含む、ジョブごとの優先度を求める評価
式を記憶しておく評価式記憶部11と、納期と工数とが
既知の複数のジョブについて上記評価式に基づいて優先
度を求め、求められた優先度に従って、上記複数のジョ
ブの作業順序を決定する作業順序決定部12とを備え
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、納期と工数とが既
知の複数のジョブの作業順序を決定するためのスケジュ
ーリング方法、スケジューリング装置、およびスケジュ
ーリングオブジェクト記憶媒体に関する。
知の複数のジョブの作業順序を決定するためのスケジュ
ーリング方法、スケジューリング装置、およびスケジュ
ーリングオブジェクト記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、納期と工数とが既知の複数のジョ
ブを自動的にスケジューリングする手段として、優先順
位の高いジョブから順番にスケジューリングしていく方
法がある。このスケジューリングを行うためには各ジョ
ブについて実施の優先順位を決める必要があるが、その
優先順位を決めるためのよい方法がなく、過去の経験に
基づいて各ジョブの優先順位を人為的に決定しているの
が現状である。
ブを自動的にスケジューリングする手段として、優先順
位の高いジョブから順番にスケジューリングしていく方
法がある。このスケジューリングを行うためには各ジョ
ブについて実施の優先順位を決める必要があるが、その
優先順位を決めるためのよい方法がなく、過去の経験に
基づいて各ジョブの優先順位を人為的に決定しているの
が現状である。
【0003】複数のジョブと複数工程を解くスケジュー
ル問題の解法として、(1)ジョブショップ問題では分
岐限定法、(2)フローショップ問題ではJonson
の方法やMcMachon−Burtonの方法、
(3)並列ショップ問題では時間の短い順(効率重
視)、納期順(納期重視)の方法などが知られている
が、実際のジョブに適合したスケジューリング方法とし
て用いることのできる具体的な使用方法は確立されてい
ない。
ル問題の解法として、(1)ジョブショップ問題では分
岐限定法、(2)フローショップ問題ではJonson
の方法やMcMachon−Burtonの方法、
(3)並列ショップ問題では時間の短い順(効率重
視)、納期順(納期重視)の方法などが知られている
が、実際のジョブに適合したスケジューリング方法とし
て用いることのできる具体的な使用方法は確立されてい
ない。
【0004】また、従来技術として、例えば、特開平6
−266413号公報には、製造ロットのうちで優先度
または重要度の高いロットを対象に、納期までの長期の
処理予定を作成するスケジューラと、全ロットを対象
に、短期間の処理予定を作成するスケジューラから構成
された、優先度または重要度の異なるロットが混在する
製造ラインの処理予定作成時間の短縮を図った生産管理
システムが開示されている。
−266413号公報には、製造ロットのうちで優先度
または重要度の高いロットを対象に、納期までの長期の
処理予定を作成するスケジューラと、全ロットを対象
に、短期間の処理予定を作成するスケジューラから構成
された、優先度または重要度の異なるロットが混在する
製造ラインの処理予定作成時間の短縮を図った生産管理
システムが開示されている。
【0005】また、特開平6−75606号公報には、
ある目的を達成するための行動が、幾つかのモードの時
系列組合せで成り立つものに対し、できるだけ後の方の
モードに時間的な余裕を与えるように各モードの時間配
分を行うというスケジューリング方法が開示されてお
り、このスケジューリング方法で計画を行えば、できる
だけ最初の方で無理をしておき、もし、遅れても後の方
に無理をかけずに目標を完遂することが可能であるとし
ている。
ある目的を達成するための行動が、幾つかのモードの時
系列組合せで成り立つものに対し、できるだけ後の方の
モードに時間的な余裕を与えるように各モードの時間配
分を行うというスケジューリング方法が開示されてお
り、このスケジューリング方法で計画を行えば、できる
だけ最初の方で無理をしておき、もし、遅れても後の方
に無理をかけずに目標を完遂することが可能であるとし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
な、納期の早いジョブの順や、工数の小さいもの順に優
先度を決めるなどという一義的なスケジューリング方法
では、最近の日程、数日後の日程に優先度の違いが生じ
てしまい、うまく作業順序を決定することができないこ
とが多い。
な、納期の早いジョブの順や、工数の小さいもの順に優
先度を決めるなどという一義的なスケジューリング方法
では、最近の日程、数日後の日程に優先度の違いが生じ
てしまい、うまく作業順序を決定することができないこ
とが多い。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、実際のジョブ
に適合した作業順序を決定することのできるスケジュー
リング方法、スケジューリング装置、およびスケジュー
リングオブジェクト記憶媒体を提供することを目的とす
る。
に適合した作業順序を決定することのできるスケジュー
リング方法、スケジューリング装置、およびスケジュー
リングオブジェクト記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のスケジューリング方法は、納期と工数とを想定した
複数の仮想ジョブについて作業順序を定め、上記複数の
仮想ジョブについて定められた作業順序に基づいて、少
なくとも、納期あるいは納期を指標する量と、工数ある
いは工数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先
度を調整する係数と工数に対する優先度を調整する係数
とを含む、ジョブごとの優先度を求める評価式の各係数
を求め、納期と工数とが既知の複数の実際のジョブにつ
いて、上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた
優先度に従って、上記複数の実際のジョブの作業順序を
決定することを特徴とする。
明のスケジューリング方法は、納期と工数とを想定した
複数の仮想ジョブについて作業順序を定め、上記複数の
仮想ジョブについて定められた作業順序に基づいて、少
なくとも、納期あるいは納期を指標する量と、工数ある
いは工数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先
度を調整する係数と工数に対する優先度を調整する係数
とを含む、ジョブごとの優先度を求める評価式の各係数
を求め、納期と工数とが既知の複数の実際のジョブにつ
いて、上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた
優先度に従って、上記複数の実際のジョブの作業順序を
決定することを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成する本発明のスケジ
ューリング装置は、工数および納期が既知の複数のジョ
ブの作業順序を決定するスケジューリング装置におい
て、少なくとも、納期あるいは納期を指標する量と、工
数あるいは工数を指標する量とを変数とし、納期に対す
る優先度を調整する、数値として定められた係数と、工
数に対する優先度を調整する、数値として定められた係
数とを含む、ジョブごとの優先度を求める評価式を記憶
しておく評価式記憶部と、納期と工数とが既知の複数の
ジョブについて上記評価式に基づいて優先度を求め、求
められた優先度に従って、上記複数のジョブの作業順序
を決定する作業順序決定部とを備えたことを特徴とす
る。
ューリング装置は、工数および納期が既知の複数のジョ
ブの作業順序を決定するスケジューリング装置におい
て、少なくとも、納期あるいは納期を指標する量と、工
数あるいは工数を指標する量とを変数とし、納期に対す
る優先度を調整する、数値として定められた係数と、工
数に対する優先度を調整する、数値として定められた係
数とを含む、ジョブごとの優先度を求める評価式を記憶
しておく評価式記憶部と、納期と工数とが既知の複数の
ジョブについて上記評価式に基づいて優先度を求め、求
められた優先度に従って、上記複数のジョブの作業順序
を決定する作業順序決定部とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】ここで、本発明のスケジューリング装置
が、納期と工数とを想定した複数の仮想ジョブについて
定められた作業順序を入力する作業順序入力部と、上記
作業順序入力部から入力された上記複数の仮想ジョブの
作業順序に基づいて、上記評価式に対応する、各係数が
変数で表現された評価式の各係数を求める係数算出部と
をさらに備えたものであってもよい。
が、納期と工数とを想定した複数の仮想ジョブについて
定められた作業順序を入力する作業順序入力部と、上記
作業順序入力部から入力された上記複数の仮想ジョブの
作業順序に基づいて、上記評価式に対応する、各係数が
変数で表現された評価式の各係数を求める係数算出部と
をさらに備えたものであってもよい。
【0011】また、上記目的を達成する本発明のスケジ
ューリングオブジェクト記憶媒体は、コンピュータにロ
ーディングされ、そのコンピュータを、工数および納期
が既知の複数のジョブの作業順序を決定するスケジュー
リング装置として動作させるスケジューリングオブジェ
クトが記憶されてなるスケジューリングオブジェクト記
憶媒体において、少なくとも、納期あるいは納期を指標
する量と、工数あるいは工数を指標する量とを変数と
し、納期に対する優先度を調整する、数値として定めら
れた係数と、工数に対する優先度を調整する、数値とし
て定められた係数とを含む、ジョブごとの優先度を求め
る評価式と、納期と工数とが既知の複数のジョブについ
て上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた優先
度に従って、上記複数のジョブの作業順序を決定する作
業順序決定プログラムとを有するスケジューリングオブ
ジェクトが記憶されてなることを特徴とする。
ューリングオブジェクト記憶媒体は、コンピュータにロ
ーディングされ、そのコンピュータを、工数および納期
が既知の複数のジョブの作業順序を決定するスケジュー
リング装置として動作させるスケジューリングオブジェ
クトが記憶されてなるスケジューリングオブジェクト記
憶媒体において、少なくとも、納期あるいは納期を指標
する量と、工数あるいは工数を指標する量とを変数と
し、納期に対する優先度を調整する、数値として定めら
れた係数と、工数に対する優先度を調整する、数値とし
て定められた係数とを含む、ジョブごとの優先度を求め
る評価式と、納期と工数とが既知の複数のジョブについ
て上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた優先
度に従って、上記複数のジョブの作業順序を決定する作
業順序決定プログラムとを有するスケジューリングオブ
ジェクトが記憶されてなることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0013】図1は、本発明のスケジューリング装置の
一実施形態が形成されるコンピュータシステムの概略構
成図である。
一実施形態が形成されるコンピュータシステムの概略構
成図である。
【0014】図1に示すように、このコンピュータシス
テム1は、工数および納期が既知の複数のジョブの作業
順序を決定する本実施形態のスケジューリング装置が形
成されるサーバマシン100、200、およびサーバマ
シン100,200とLAN600で接続されたクライ
アントマシン300,400,500とから構成されて
いる。
テム1は、工数および納期が既知の複数のジョブの作業
順序を決定する本実施形態のスケジューリング装置が形
成されるサーバマシン100、200、およびサーバマ
シン100,200とLAN600で接続されたクライ
アントマシン300,400,500とから構成されて
いる。
【0015】このコンピュータシステム1の2台のサー
バマシン100,200は、汎用大型コンピュータやワ
ークステーションなどの高速かつ大容量のコンピュータ
システムで構成されている。また、3台のクライアント
マシン300,400,500は、パーソナルコンピュ
ータまたはワークステーションなどの比較的小型のコン
ピュータシステムで構成されている。
バマシン100,200は、汎用大型コンピュータやワ
ークステーションなどの高速かつ大容量のコンピュータ
システムで構成されている。また、3台のクライアント
マシン300,400,500は、パーソナルコンピュ
ータまたはワークステーションなどの比較的小型のコン
ピュータシステムで構成されている。
【0016】各サーバマシン100,200および各ク
ライアントマシン300,400,500は、CPU
(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本
体部101,201,301,401,501、本体部
101,201,301,401,501からの指示に
より表示画面102a,202a,302a,402
a,502a上に画像や文字列を表示する表示部10
2,202,302,402,502、サーバマシン1
00,200およびクライアントマシン300,40
0,500に利用者の指示を入力するためのキーボード
103,203,303,403,503、表示画面1
02a,202a,302a,402a,502a上の
任意の位置を指定することにより、その指定時にその位
置に表示されていたアイコン等に対応する指示を入力す
るマウス104,204,304,404,504を備
えている。
ライアントマシン300,400,500は、CPU
(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本
体部101,201,301,401,501、本体部
101,201,301,401,501からの指示に
より表示画面102a,202a,302a,402
a,502a上に画像や文字列を表示する表示部10
2,202,302,402,502、サーバマシン1
00,200およびクライアントマシン300,40
0,500に利用者の指示を入力するためのキーボード
103,203,303,403,503、表示画面1
02a,202a,302a,402a,502a上の
任意の位置を指定することにより、その指定時にその位
置に表示されていたアイコン等に対応する指示を入力す
るマウス104,204,304,404,504を備
えている。
【0017】また、2台のサーバマシン100,200
のハードディスクには、データベースがそれぞれ形成さ
れており、各利用者はクライアントマシン300,40
0,500から通信ネットワーク600を介してサーバ
マシン100,200上のデータベースにアクセスする
ことができるようになっている。
のハードディスクには、データベースがそれぞれ形成さ
れており、各利用者はクライアントマシン300,40
0,500から通信ネットワーク600を介してサーバ
マシン100,200上のデータベースにアクセスする
ことができるようになっている。
【0018】各サーバマシンの本体部101,201
は、外観上、フロッピィディスク(図示せず)、CD−
ROM700が装填されるフロッピィディスクドライブ
101a,201a;CD−ROMドライブ101b,
201bを有しており、それらの内部には、それらのド
ライブ101a,201a;101b,201bから装
填されたフロッピィディスク、CD−ROM700をド
ライブするフロッピィディスクドライバ、またはCD−
ROMドライバが内蔵されている。
は、外観上、フロッピィディスク(図示せず)、CD−
ROM700が装填されるフロッピィディスクドライブ
101a,201a;CD−ROMドライブ101b,
201bを有しており、それらの内部には、それらのド
ライブ101a,201a;101b,201bから装
填されたフロッピィディスク、CD−ROM700をド
ライブするフロッピィディスクドライバ、またはCD−
ROMドライバが内蔵されている。
【0019】同様に、各クライアントマシンの本体部3
01,401,501は、フロッピィディスク(図示せ
ず)、CD−ROM700が装填されるフロッピィディ
スクドライブ301a,401a,501a;CD−R
OMドライブ301b,401b,501bを有してお
り、それらの内部には、それらのドライブ301a,4
01a,501a;301b,401b,501bから
装填されたフロッピィディスク、CD−ROM700を
ドライブするフロッピィディスクドライバ、またはCD
−ROMドライバが内蔵されている。
01,401,501は、フロッピィディスク(図示せ
ず)、CD−ROM700が装填されるフロッピィディ
スクドライブ301a,401a,501a;CD−R
OMドライブ301b,401b,501bを有してお
り、それらの内部には、それらのドライブ301a,4
01a,501a;301b,401b,501bから
装填されたフロッピィディスク、CD−ROM700を
ドライブするフロッピィディスクドライバ、またはCD
−ROMドライバが内蔵されている。
【0020】図2は、図1に示す外観を有するコンピュ
ータシステムのハードウェア構成図である。
ータシステムのハードウェア構成図である。
【0021】このハードウェア構成図には、CPU11
1、RAM112、ハードディスクコントローラ11
3、フロッピィディスクドライバ114、CD−ROM
ドライバ115、マウスコントローラ116、キーボー
ドコントローラ117、ディスプレイコントローラ11
8、および通信用ボード119が示されており、それら
はバス110で相互に接続されている。
1、RAM112、ハードディスクコントローラ11
3、フロッピィディスクドライバ114、CD−ROM
ドライバ115、マウスコントローラ116、キーボー
ドコントローラ117、ディスプレイコントローラ11
8、および通信用ボード119が示されており、それら
はバス110で相互に接続されている。
【0022】フロッピィディスクドライバ114、CD
−ROMドライバ115は、図1を参照して説明したよ
うに、それぞれフロッピィディスク710、CD−RO
M700が装填され、装填されたフロッピィディスク7
10、CD−ROM700をドライブするものである。
−ROMドライバ115は、図1を参照して説明したよ
うに、それぞれフロッピィディスク710、CD−RO
M700が装填され、装填されたフロッピィディスク7
10、CD−ROM700をドライブするものである。
【0023】通信用ボード119は通信ネットワーク6
00に接続され、他のマシンとの通信を制御する。
00に接続され、他のマシンとの通信を制御する。
【0024】また、図2には、ハードディスクコントロ
ーラ113によりアクセスされるハードディスク12
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるCRTディスプレイ102も示
されている。
ーラ113によりアクセスされるハードディスク12
0、マウスコントローラ116により制御されるマウス
104、キーボードコントローラ117により制御され
るキーボード103、およびディスプレイコントローラ
118により制御されるCRTディスプレイ102も示
されている。
【0025】以上説明したコンピュータシステム1上に
本実施形態のスケジューリング装置が形成され運用され
る。
本実施形態のスケジューリング装置が形成され運用され
る。
【0026】図3は、本発明のスケジューリング装置の
一実施形態の概略構成図である。
一実施形態の概略構成図である。
【0027】図3に示すように、この実施形態のスケジ
ューリング装置10は、評価式記憶部11と作業順序決
定部12とを備えている。
ューリング装置10は、評価式記憶部11と作業順序決
定部12とを備えている。
【0028】評価式記憶部11は、少なくとも、納期あ
るいは納期を指標する量と、工数あるいは工数を指標す
る量とを変数とし、納期に対する優先度を調整する、数
値として定められた係数と、工数に対する優先度を調整
する、数値として定められた係数とを含む、ジョブごと
の優先度を求める評価式を記憶しておくものである。
るいは納期を指標する量と、工数あるいは工数を指標す
る量とを変数とし、納期に対する優先度を調整する、数
値として定められた係数と、工数に対する優先度を調整
する、数値として定められた係数とを含む、ジョブごと
の優先度を求める評価式を記憶しておくものである。
【0029】作業順序決定部12は、納期と工数とが既
知の複数のジョブについて上記評価式に基づいて優先度
を求め、求められた優先度に従って、上記複数のジョブ
の作業順序を決定するものである。
知の複数のジョブについて上記評価式に基づいて優先度
を求め、求められた優先度に従って、上記複数のジョブ
の作業順序を決定するものである。
【0030】さらに、このスケジューリング装置10
に、納期と工数とを想定した複数の仮想ジョブについて
定められた作業順序を入力する作業順序入力部13と、
作業順序入力部13により入力された上記複数の仮想ジ
ョブの作業順序に基づいて、上記評価式に対応する、各
係数が変数で表現された評価式の各係数を求める係数算
出部14とを付加した構成としてもよい。
に、納期と工数とを想定した複数の仮想ジョブについて
定められた作業順序を入力する作業順序入力部13と、
作業順序入力部13により入力された上記複数の仮想ジ
ョブの作業順序に基づいて、上記評価式に対応する、各
係数が変数で表現された評価式の各係数を求める係数算
出部14とを付加した構成としてもよい。
【0031】次に、本発明のスケジューリング方法との
比較のために、従来の単純なスケジューリング方法につ
いて説明する。
比較のために、従来の単純なスケジューリング方法につ
いて説明する。
【0032】図4は、従来の単純なスケジューリング方
法を示す表である。
法を示す表である。
【0033】図4には、3つのジョブA,B,Cについ
ての開始可能日時、納期日時、総工数S、作業可能運用
時間t、現在から納期までの運用時間d、切迫度S/
t、順位、理想順位が示されている。
ての開始可能日時、納期日時、総工数S、作業可能運用
時間t、現在から納期までの運用時間d、切迫度S/
t、順位、理想順位が示されている。
【0034】図5は、図4に示した総工数S、作業可能
運用時間t、および現在から納期までの運用時間dを図
示したものである。
運用時間t、および現在から納期までの運用時間dを図
示したものである。
【0035】従来の単純なスケジューリング方法では、
これら3つのジョブA,B,Cを待ち行列として捉え、
待ち行列の優先順位を納期の切迫しているもの、すなわ
ち切迫度(=総工数S/作業可能運用時間t)の値の大
きいものから順位をつけるという方法が行われている。
これら3つのジョブA,B,Cを待ち行列として捉え、
待ち行列の優先順位を納期の切迫しているもの、すなわ
ち切迫度(=総工数S/作業可能運用時間t)の値の大
きいものから順位をつけるという方法が行われている。
【0036】この例について実際に順位を求めてみる
と、図4の切迫度の欄に示したように、ジョブCの切迫
度S/t:0.75が最も大きい値であり、ジョブBの
切迫度S/t:0.3がこれに次ぎ、ジョブAの切迫度
S/t:0.2が最も小さい値を示している。従って、
順位はC、B、Aの順ということになる。
と、図4の切迫度の欄に示したように、ジョブCの切迫
度S/t:0.75が最も大きい値であり、ジョブBの
切迫度S/t:0.3がこれに次ぎ、ジョブAの切迫度
S/t:0.2が最も小さい値を示している。従って、
順位はC、B、Aの順ということになる。
【0037】しかしながら、この順位で各ジョブを実施
したとすると、第1順位のジョブCは8月1日8時から
開始され、総工数12時間であるから作業が終了するの
は8月1日20時ということになる。従って、ジョブA
およびジョブBは20時以降でなければ開始できないの
で納期日時:8月1日17時には到底間に合わず、共に
納期遅れとなることが明らかである。
したとすると、第1順位のジョブCは8月1日8時から
開始され、総工数12時間であるから作業が終了するの
は8月1日20時ということになる。従って、ジョブA
およびジョブBは20時以降でなければ開始できないの
で納期日時:8月1日17時には到底間に合わず、共に
納期遅れとなることが明らかである。
【0038】図6は、図4に示した従来のスケジューリ
ング方法によるスケジューリング結果を示す図である。
ング方法によるスケジューリング結果を示す図である。
【0039】図6に示すように、ジョブAおよびジョブ
Bはともに8月1日17時の納期に対して大幅な遅れと
なっている。
Bはともに8月1日17時の納期に対して大幅な遅れと
なっている。
【0040】次に、本実施形態におけるスケジューリン
グ方法について説明する。
グ方法について説明する。
【0041】本実施形態におけるスケジューリング方法
では、2段階に分けて処理が行われる。すなわち、先
ず、第1段階として、納期と工数とを想定した複数の仮
想ジョブについて作業順序を定め、これら複数の仮想ジ
ョブについて定められた作業順序に基づいて、少なくと
も、納期あるいは納期を指標する量と、工数あるいは工
数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先度を調
整する係数と工数に対する優先度を調整する係数とを含
む、ジョブごとの優先度を求める評価式の各係数を求め
る。
では、2段階に分けて処理が行われる。すなわち、先
ず、第1段階として、納期と工数とを想定した複数の仮
想ジョブについて作業順序を定め、これら複数の仮想ジ
ョブについて定められた作業順序に基づいて、少なくと
も、納期あるいは納期を指標する量と、工数あるいは工
数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先度を調
整する係数と工数に対する優先度を調整する係数とを含
む、ジョブごとの優先度を求める評価式の各係数を求め
る。
【0042】次に、第2段階の処理として、納期と工数
とが既知の複数の実際のジョブについて、上記の評価式
に基づいて優先度を求め、求められた優先度に従って、
上記複数の実際のジョブの作業順序を決定する。
とが既知の複数の実際のジョブについて、上記の評価式
に基づいて優先度を求め、求められた優先度に従って、
上記複数の実際のジョブの作業順序を決定する。
【0043】上記の第1段階の処理と第2段階の処理と
を同一の実施者が行う場合もあるが、次のような態様で
実施されるのが一般的である。例えば、本実施形態のス
ケジュール装置のメーカが、そのスケジュール装置を納
入するスケジュール装置のユーザのジョブの実態に適合
する評価式を上記第1段階の処理により求め、その評価
式をスケジュール装置の評価式記憶部にセットしてユー
ザに納入する。ユーザは、そのスケジュール装置を用い
て、そのユーザに実際のジョブを依頼してくるエンドユ
ーザから受けた依頼ジョブの作業順序を決定するという
パターンが考えられる。
を同一の実施者が行う場合もあるが、次のような態様で
実施されるのが一般的である。例えば、本実施形態のス
ケジュール装置のメーカが、そのスケジュール装置を納
入するスケジュール装置のユーザのジョブの実態に適合
する評価式を上記第1段階の処理により求め、その評価
式をスケジュール装置の評価式記憶部にセットしてユー
ザに納入する。ユーザは、そのスケジュール装置を用い
て、そのユーザに実際のジョブを依頼してくるエンドユ
ーザから受けた依頼ジョブの作業順序を決定するという
パターンが考えられる。
【0044】以下に、上記の第1段階における評価式の
求め方を具体的に説明する。
求め方を具体的に説明する。
【0045】本発明者らは、納期と工数とが既知の複数
の実際のジョブのスケジューリングについて考察を重ね
た結果、実際にスケジュールを立案している利用者の多
くが、(1)納期が近いジョブについては納期が迫って
いるものを優先させ、(2)納期が遠いジョブについて
は総工数が多いものを優先させるという感覚的な基準に
基づいてスケジューリングしていることを見いだすに至
った。
の実際のジョブのスケジューリングについて考察を重ね
た結果、実際にスケジュールを立案している利用者の多
くが、(1)納期が近いジョブについては納期が迫って
いるものを優先させ、(2)納期が遠いジョブについて
は総工数が多いものを優先させるという感覚的な基準に
基づいてスケジューリングしていることを見いだすに至
った。
【0046】このような感覚的な基準を評価式として表
現するのは極めて難しいが、種々の実データを基にシミ
ュレーションを行い評価式を求めてみた。例えば、次の
ような表現を持つ優先度の評価式が考えられる。
現するのは極めて難しいが、種々の実データを基にシミ
ュレーションを行い評価式を求めてみた。例えば、次の
ような表現を持つ優先度の評価式が考えられる。
【0047】 優先度=k1・切迫度/納期+k2/納期+k3 … (1) 優先度=k1・切迫度+k2/納期+k3 … (2) ここで、切迫度=S/t、納期=d、とおくと、 優先度=k1・S/t/d+k2/d+k3 … (3) および 優先度=k1・S/t+k2/d+k3 … (4) が得られる。
【0048】ここで、実際のジョブについて感覚的に優
先順位をつけ、その優先順位と上記の評価式(3)また
は(4)とから連立不等式をたて、それらの連立不等式
を解いて各係数k1,k2,k3の値を求める。
先順位をつけ、その優先順位と上記の評価式(3)また
は(4)とから連立不等式をたて、それらの連立不等式
を解いて各係数k1,k2,k3の値を求める。
【0049】図7は、納期と工数とを想定した複数の仮
想ジョブについてのデータを示す表である。
想ジョブについてのデータを示す表である。
【0050】図7に示すように、これら11のジョブに
対して、このスケジューリング装置の利用者により、
“希望順位”と記されている欄にその利用者が感覚的に
つけた優先順位を入力する。なお、“希望順位”がつけ
にくいものについては、このスケジューリング装置が算
出した初期設定順位を、“希望順位”の欄に転記する。
対して、このスケジューリング装置の利用者により、
“希望順位”と記されている欄にその利用者が感覚的に
つけた優先順位を入力する。なお、“希望順位”がつけ
にくいものについては、このスケジューリング装置が算
出した初期設定順位を、“希望順位”の欄に転記する。
【0051】この11のジョブのデータを上記の評価式
(3)および(4)に当てはめて連立不等式をたて、そ
れを解いて係数k1,k2,k3を求めると、 評価式(3)の場合:k1=2、k2=1、k3=0 評価式(4)の場合:k1=1、k2=100、k3=0 が得られる。
(3)および(4)に当てはめて連立不等式をたて、そ
れを解いて係数k1,k2,k3を求めると、 評価式(3)の場合:k1=2、k2=1、k3=0 評価式(4)の場合:k1=1、k2=100、k3=0 が得られる。
【0052】図8は、評価式(3)および(4)により
得られた結果を示す表である。
得られた結果を示す表である。
【0053】図8に示すように、図7における順位4と
順位5の切迫度S/t、および順位6と順位7の切迫度
S/tがそれぞれ同一であるため、図8では優先順位が
定まらない。
順位5の切迫度S/t、および順位6と順位7の切迫度
S/tがそれぞれ同一であるため、図8では優先順位が
定まらない。
【0054】ここで、同一切迫度でも工数の多い方のジ
ョブの優先度が高くなるように評価式(3)、(4)を
補正した、次に示す評価式(5)、(6)が考えられ
る。
ョブの優先度が高くなるように評価式(3)、(4)を
補正した、次に示す評価式(5)、(6)が考えられ
る。
【0055】 優先度=k1・S/t/d+(k2+k4・S)/d … (5) 優先度=k1・S/t+(k2+k4・S)/d … (6) 図9は、評価式(5)および(6)により得られた結果
を示す表である。
を示す表である。
【0056】図9に示すように、図7における順位4と
順位5の優先度、および順位6と順位7の優先度はそれ
ぞれきちんと求まっており、しかも、評価式(5)およ
び(6)により求められた順位は、ともに、感覚的につ
けた優先順位の感覚をよく表現していることがわかる。
なお、評価式(5)と評価式(6)とでは、評価式
(6)の方が割り算の回数が少ない分だけ演算速度の点
から有利である。また、実際のジョブの場合について評
価すると、評価式(5)は納期に近い場合には順位の逆
転が生じやすいことがわかった。そこで、以降の説明で
は評価式(6)のみについて説明することとする。
順位5の優先度、および順位6と順位7の優先度はそれ
ぞれきちんと求まっており、しかも、評価式(5)およ
び(6)により求められた順位は、ともに、感覚的につ
けた優先順位の感覚をよく表現していることがわかる。
なお、評価式(5)と評価式(6)とでは、評価式
(6)の方が割り算の回数が少ない分だけ演算速度の点
から有利である。また、実際のジョブの場合について評
価すると、評価式(5)は納期に近い場合には順位の逆
転が生じやすいことがわかった。そこで、以降の説明で
は評価式(6)のみについて説明することとする。
【0057】以上のようにして、本実施形態のスケジュ
ーリング方法における第1段階の処理、すなわち、納期
と工数とを想定した複数の仮想ジョブについてのジョブ
ごとの優先度を求める評価式の各係数を求める処理が終
了する。このようにして求められた評価式の各係数は、
上記の仮想ジョブを実際に行う利用者にとって有用な意
味を持つものであり、一般の利用者に汎用的に適用する
ことは難しい。従って、ジョブの構成のパターンを異に
する利用者、および優先順位の感覚の異なる利用者につ
いては別途、それぞれの利用者が実際に行うジョブに基
づく複数の仮想ジョブについて第1段階の処理を行って
評価式の各係数を求める必要がある。
ーリング方法における第1段階の処理、すなわち、納期
と工数とを想定した複数の仮想ジョブについてのジョブ
ごとの優先度を求める評価式の各係数を求める処理が終
了する。このようにして求められた評価式の各係数は、
上記の仮想ジョブを実際に行う利用者にとって有用な意
味を持つものであり、一般の利用者に汎用的に適用する
ことは難しい。従って、ジョブの構成のパターンを異に
する利用者、および優先順位の感覚の異なる利用者につ
いては別途、それぞれの利用者が実際に行うジョブに基
づく複数の仮想ジョブについて第1段階の処理を行って
評価式の各係数を求める必要がある。
【0058】次に、第2段階の処理、すなわち、仮想の
ジョブについてその利用者により求められた評価式に基
づいて実際のジョブの優先度を求め、求められた優先度
に従って実際のジョブの作業順序を決定する処理が行わ
れる。
ジョブについてその利用者により求められた評価式に基
づいて実際のジョブの優先度を求め、求められた優先度
に従って実際のジョブの作業順序を決定する処理が行わ
れる。
【0059】なお、上記の第1段階の処理は、本実施形
態のスケジューリング装置10(図3参照)の評価式記
憶部11により実行され、上記の第2段階の処理は、本
実施形態のスケジューリング装置10(図3参照)の作
業順序決定部12により実行される。
態のスケジューリング装置10(図3参照)の評価式記
憶部11により実行され、上記の第2段階の処理は、本
実施形態のスケジューリング装置10(図3参照)の作
業順序決定部12により実行される。
【0060】以下に、第2段階の処理を実例データによ
り説明する。
り説明する。
【0061】図10は、印刷会社における実際のジョブ
について評価式(6)により優先度を求めた結果を示し
たものである。
について評価式(6)により優先度を求めた結果を示し
たものである。
【0062】納期と工数とが既知の6つのジョブA、
B、C、D、E、Fについて、評価式(6)に基づき優
先度を求めた結果、図10の左から第2列目の欄に示し
たように、“A、B、C、D、E、F”の順の優先度が
得られた。なお、左から第1列目の欄“理想順位”と
は、実際のジョブについて実際のスケジューリング利用
者が、予め、経験に基づいて定めておいた理想的な優先
順位のことであり、評価式(6)による優先度と理想順
位とを比較すると、ジョブAとジョブBの順位が逆転し
ており、それ以外は同じ順位となっている。この逆転現
象に関しては、実際上は、開始可能時刻を考慮してスケ
ジューリングを行えば問題はない。すなわち、ジョブA
の開始可能時刻は“8月1日11時”となっており、ス
ケジューリング計画時刻の“8月1日8時”にはジョブ
Aを開始することができないので、先にジョブBを開始
しジョブBが終了した時点でジョブAを開始することと
することにより満足すべき結果が得られる。
B、C、D、E、Fについて、評価式(6)に基づき優
先度を求めた結果、図10の左から第2列目の欄に示し
たように、“A、B、C、D、E、F”の順の優先度が
得られた。なお、左から第1列目の欄“理想順位”と
は、実際のジョブについて実際のスケジューリング利用
者が、予め、経験に基づいて定めておいた理想的な優先
順位のことであり、評価式(6)による優先度と理想順
位とを比較すると、ジョブAとジョブBの順位が逆転し
ており、それ以外は同じ順位となっている。この逆転現
象に関しては、実際上は、開始可能時刻を考慮してスケ
ジューリングを行えば問題はない。すなわち、ジョブA
の開始可能時刻は“8月1日11時”となっており、ス
ケジューリング計画時刻の“8月1日8時”にはジョブ
Aを開始することができないので、先にジョブBを開始
しジョブBが終了した時点でジョブAを開始することと
することにより満足すべき結果が得られる。
【0063】なお、図10における“現在の余裕度”
は、次のように定義している。
は、次のように定義している。
【0064】現在の余裕度=(納期−現在)−[総工数の
所要時間]=d−S 図11は、図10に示したスケジューリング結果を図示
したものである。
所要時間]=d−S 図11は、図10に示したスケジューリング結果を図示
したものである。
【0065】図11に示すように、図10に示した理想
順位に従った作業順序でスケジューリングが行われてお
り、ジョブAからジョブFまでのすべてのジョブで納期
遅れが生じていない。
順位に従った作業順序でスケジューリングが行われてお
り、ジョブAからジョブFまでのすべてのジョブで納期
遅れが生じていない。
【0066】なお、上記の、利用者による希望順位(図
7参照)の指定は、本実施形態のスケジューリング装置
10(図3参照)の作業順序入力部13により実行さ
れ、上記の、その利用者用の優先順位を表す係数の算出
は、本実施形態のスケジューリング装置10(図3参
照)の係数算出部14により実行される。
7参照)の指定は、本実施形態のスケジューリング装置
10(図3参照)の作業順序入力部13により実行さ
れ、上記の、その利用者用の優先順位を表す係数の算出
は、本実施形態のスケジューリング装置10(図3参
照)の係数算出部14により実行される。
【0067】次に、本実施形態のスケジューリングオブ
ジェクト記憶媒体について説明する。
ジェクト記憶媒体について説明する。
【0068】図12は、本実施形態のスケジューリング
オブジェクト記憶媒体の概略構成図である。
オブジェクト記憶媒体の概略構成図である。
【0069】図12に示すように、このスケジューリン
グオブジェクト記憶媒体20は、評価式21_1と、作
業順序決定プログラム21_2とを有するスケジューリ
ングオブジェクト21が記憶されてなるものである。評
価式21_1は、少なくとも、納期あるいは納期を指標
する量と、工数あるいは工数を指標する量とを変数と
し、納期に対する優先度を調整する、数値として定めら
れた係数と、工数に対する優先度を調整する、数値とし
て定められた係数とを含む、ジョブごとの優先度を求め
るものであり、作業順序決定プログラム21_2は、納
期と工数とが既知の複数のジョブについて上記評価式に
基づいて優先度を求め、求められた優先度に従って、上
記複数のジョブの作業順序を決定するものである。
グオブジェクト記憶媒体20は、評価式21_1と、作
業順序決定プログラム21_2とを有するスケジューリ
ングオブジェクト21が記憶されてなるものである。評
価式21_1は、少なくとも、納期あるいは納期を指標
する量と、工数あるいは工数を指標する量とを変数と
し、納期に対する優先度を調整する、数値として定めら
れた係数と、工数に対する優先度を調整する、数値とし
て定められた係数とを含む、ジョブごとの優先度を求め
るものであり、作業順序決定プログラム21_2は、納
期と工数とが既知の複数のジョブについて上記評価式に
基づいて優先度を求め、求められた優先度に従って、上
記複数のジョブの作業順序を決定するものである。
【0070】例えば、このスケジューリングオブジェク
ト記憶媒体20は、コンピュータシステム1(図1参
照)にローディングされ、CD−ROM700(図1参
照)などの記憶媒体に記憶されたスケジューリングオブ
ジェクト21により、コンピュータシステム1を、工数
および納期が既知の複数のジョブの作業順序を決定する
スケジューリング装置10(図3参照)として動作させ
る。
ト記憶媒体20は、コンピュータシステム1(図1参
照)にローディングされ、CD−ROM700(図1参
照)などの記憶媒体に記憶されたスケジューリングオブ
ジェクト21により、コンピュータシステム1を、工数
および納期が既知の複数のジョブの作業順序を決定する
スケジューリング装置10(図3参照)として動作させ
る。
【0071】なお、このスケジューリングオブジェクト
記憶媒体20として用いられる記憶媒体の種類は特にC
D−ROMに限定されるものではなく、CD−R/R
W、MO(光磁気ディスク)、フロッピーディスクなど
の所望の記憶媒体を用いることができる。
記憶媒体20として用いられる記憶媒体の種類は特にC
D−ROMに限定されるものではなく、CD−R/R
W、MO(光磁気ディスク)、フロッピーディスクなど
の所望の記憶媒体を用いることができる。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のスケジ
ューリング方法によれば、納期と工数とを想定した複数
の仮想ジョブについて作業順序を定め、複数の仮想ジョ
ブについて定められた作業順序に基づいて、少なくと
も、納期あるいは納期を指標する量と、工数あるいは工
数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先度を調
整する係数と工数に対する優先度を調整する係数とを含
む、ジョブごとの優先度を求める評価式の各係数を求
め、納期と工数とが既知の複数の実際のジョブについ
て、上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた優
先度に従って、複数の実際のジョブの作業順序を決定す
るようにしたことにより、実際のジョブに適合したスケ
ジュールを組むことのできるスケジューリング方法を実
現することができる。
ューリング方法によれば、納期と工数とを想定した複数
の仮想ジョブについて作業順序を定め、複数の仮想ジョ
ブについて定められた作業順序に基づいて、少なくと
も、納期あるいは納期を指標する量と、工数あるいは工
数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先度を調
整する係数と工数に対する優先度を調整する係数とを含
む、ジョブごとの優先度を求める評価式の各係数を求
め、納期と工数とが既知の複数の実際のジョブについ
て、上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた優
先度に従って、複数の実際のジョブの作業順序を決定す
るようにしたことにより、実際のジョブに適合したスケ
ジュールを組むことのできるスケジューリング方法を実
現することができる。
【0073】また、本発明のスケジューリング装置によ
れば、工数および納期が既知の複数のジョブの作業順序
を決定するスケジューリング装置において、少なくと
も、納期あるいは納期を指標する量と、工数あるいは工
数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先度を調
整する、数値として定められた係数と、工数に対する優
先度を調整する、数値として定められた係数とを含む、
ジョブごとの優先度を求める評価式を記憶しておく評価
式記憶部と、納期と工数とが既知の複数のジョブについ
て上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた優先
度に従って、複数のジョブの作業順序を決定する作業順
序決定部とを備えたことにより、実際のジョブに適合し
たスケジュールを組むことのできるスケジューリング装
置を実現することができる。
れば、工数および納期が既知の複数のジョブの作業順序
を決定するスケジューリング装置において、少なくと
も、納期あるいは納期を指標する量と、工数あるいは工
数を指標する量とを変数とし、納期に対する優先度を調
整する、数値として定められた係数と、工数に対する優
先度を調整する、数値として定められた係数とを含む、
ジョブごとの優先度を求める評価式を記憶しておく評価
式記憶部と、納期と工数とが既知の複数のジョブについ
て上記評価式に基づいて優先度を求め、求められた優先
度に従って、複数のジョブの作業順序を決定する作業順
序決定部とを備えたことにより、実際のジョブに適合し
たスケジュールを組むことのできるスケジューリング装
置を実現することができる。
【0074】また、本発明のスケジューリングオブジェ
クト記憶媒体によれば、コンピュータシステムを、上記
のスケジューリング装置として動作させるスケジューリ
ングオブジェクトをコンピュータシステムに容易にロー
ディングすることができる。
クト記憶媒体によれば、コンピュータシステムを、上記
のスケジューリング装置として動作させるスケジューリ
ングオブジェクトをコンピュータシステムに容易にロー
ディングすることができる。
【図1】本発明のスケジューリング装置の一実施形態が
形成されるコンピュータシステムの概略構成図である。
形成されるコンピュータシステムの概略構成図である。
【図2】図1に示す外観を有するコンピュータシステム
のハードウェア構成図である。
のハードウェア構成図である。
【図3】本発明のスケジューリング装置の一実施形態の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図4】従来の単純なスケジューリング方法を示す表で
ある。
ある。
【図5】図4に示した総工数S、作業可能運用時間t、
および現在から納期までの運用時間dを図示したもので
ある。
および現在から納期までの運用時間dを図示したもので
ある。
【図6】図4に示した従来のスケジューリング方法によ
るスケジューリング結果を示す図である。
るスケジューリング結果を示す図である。
【図7】納期と工数とを想定した複数の仮想ジョブにつ
いてのデータを示す表である。
いてのデータを示す表である。
【図8】評価式(3)および(4)により得られた結果
を示す表である。
を示す表である。
【図9】評価式(5)および(6)により得られた結果
を示す表である。
を示す表である。
【図10】印刷会社における実際のジョブについて評価
式(6)により優先度を求めた結果を示したものであ
る。
式(6)により優先度を求めた結果を示したものであ
る。
【図11】図10に示したスケジューリング結果を図示
したものである。
したものである。
【図12】本実施形態のスケジューリングオブジェクト
記憶媒体の概略構成図である。
記憶媒体の概略構成図である。
1 コンピュータシステム 10 スケジューリング装置 11 評価式記憶部 12 作業順序決定部 13 作業順序入力部 14 係数算出部 100、200 サーバマシン 101,201,301,401,501 本体部 101a,201a,301a,401a,501a
フロッピィディスクドライブ 101b,201b,301b,401b,501b
CD−ROMドライブ 102,202,302,402,502 表示部
(CRTディスプレイ) 102a,202a,302a,402a,502a
表示画面 103,203,303,403,503 キーボー
ド 104,204,304,404,504 マウス 110 バス 111 CPU 112 RAM 113 ハードディスクコントローラ 114 フロッピィディスクドライバ 115 CD−ROMドライバ 116 マウスコントローラ 117 キーボードコントローラ 118 ディスプレイコントローラ 119 通信用ボード 120 ハードディスク 300,400,500 クライアントマシン 600 LAN 700 CD−ROM 710 フロッピィディスク
フロッピィディスクドライブ 101b,201b,301b,401b,501b
CD−ROMドライブ 102,202,302,402,502 表示部
(CRTディスプレイ) 102a,202a,302a,402a,502a
表示画面 103,203,303,403,503 キーボー
ド 104,204,304,404,504 マウス 110 バス 111 CPU 112 RAM 113 ハードディスクコントローラ 114 フロッピィディスクドライバ 115 CD−ROMドライバ 116 マウスコントローラ 117 キーボードコントローラ 118 ディスプレイコントローラ 119 通信用ボード 120 ハードディスク 300,400,500 クライアントマシン 600 LAN 700 CD−ROM 710 フロッピィディスク
Claims (4)
- 【請求項1】 納期と工数とを想定した複数の仮想ジョ
ブについて作業順序を定め、 前記複数の仮想ジョブについて定められた作業順序に基
づいて、少なくとも、納期あるいは納期を指標する量
と、工数あるいは工数を指標する量とを変数とし、納期
に対する優先度を調整する係数と工数に対する優先度を
調整する係数とを含む、ジョブごとの優先度を求める評
価式の各係数を求め、 納期と工数とが既知の複数の実際のジョブについて、前
記評価式に基づいて優先度を求め、 求められた優先度に従って、前記複数の実際のジョブの
作業順序を決定することを特徴とするスケジューリング
方法。 - 【請求項2】 工数および納期が既知の複数のジョブの
作業順序を決定するスケジューリング装置において、 少なくとも、納期あるいは納期を指標する量と、工数あ
るいは工数を指標する量とを変数とし、納期に対する優
先度を調整する、数値として定められた係数と、工数に
対する優先度を調整する、数値として定められた係数と
を含む、ジョブごとの優先度を求める評価式を記憶して
おく評価式記憶部と、 納期と工数とが既知の複数のジョブについて前記評価式
に基づいて優先度を求め、求められた優先度に従って、
前記複数のジョブの作業順序を決定する作業順序決定部
とを備えたことを特徴とするスケジューリング装置。 - 【請求項3】 納期と工数とを想定した複数の仮想ジョ
ブについて定められた作業順序を入力する作業順序入力
部と、 前記作業順序入力部から入力された前記複数の仮想ジョ
ブの作業順序に基づいて、前記評価式に対応する、各係
数が変数で表現された評価式の該各係数を求める係数算
出部とをさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の
スケジューリング装置。 - 【請求項4】 コンピュータにローディングされ、該コ
ンピュータを、工数および納期が既知の複数のジョブの
作業順序を決定するスケジューリング装置として動作さ
せるスケジューリングオブジェクトが記憶されてなるス
ケジューリングオブジェクト記憶媒体において、 少なくとも、納期あるいは納期を指標する量と、工数あ
るいは工数を指標する量とを変数とし、納期に対する優
先度を調整する、数値として定められた係数と、工数に
対する優先度を調整する、数値として定められた係数と
を含む、ジョブごとの優先度を求める評価式と、 納期と工数とが既知の複数のジョブについて前記評価式
に基づいて優先度を求め、求められた優先度に従って、
前記複数のジョブの作業順序を決定する作業順序決定プ
ログラムとを有するスケジューリングオブジェクトが記
憶されてなることを特徴とするスケジューリングオブジ
ェクト記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155070A JP2001337711A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | スケジューリング方法、スケジューリング装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000155070A JP2001337711A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | スケジューリング方法、スケジューリング装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001337711A true JP2001337711A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18660068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000155070A Withdrawn JP2001337711A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | スケジューリング方法、スケジューリング装置、およびスケジューリングオブジェクト記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001337711A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110197314A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 北京京东尚科信息技术有限公司 | 一种调度方法和装置 |
CN113095727A (zh) * | 2021-05-07 | 2021-07-09 | 哈尔滨理工大学 | 兼顾紧急插入产品和在加工产品交货期的综合调度方法 |
-
2000
- 2000-05-25 JP JP2000155070A patent/JP2001337711A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110197314A (zh) * | 2018-02-27 | 2019-09-03 | 北京京东尚科信息技术有限公司 | 一种调度方法和装置 |
CN113095727A (zh) * | 2021-05-07 | 2021-07-09 | 哈尔滨理工大学 | 兼顾紧急插入产品和在加工产品交货期的综合调度方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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