JP2001337261A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001337261A
JP2001337261A JP2000156782A JP2000156782A JP2001337261A JP 2001337261 A JP2001337261 A JP 2001337261A JP 2000156782 A JP2000156782 A JP 2000156782A JP 2000156782 A JP2000156782 A JP 2000156782A JP 2001337261 A JP2001337261 A JP 2001337261A
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JP2000156782A
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English (en)
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Takatoshi Nishida
隆勇 西田
Takahiro Doi
高広 土井
Mitsumasa Okubo
光將 大久保
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の外観色を備えた鏡枠に対してもズーム
位置を非接触的に検出することが可能なカメラを提供す
る。 【解決手段】 ズームレンズを内蔵する鏡枠3と、この
鏡枠3の外観色情報を記憶するEEPROM9と、上記
ズームレンズのズーミングに対応するパルスを出力する
ズームPI12と、上記ズームレンズのズーミング領域
の広角側と望遠側の所定位置に対応する信号を出力する
ズームPR5と、上記ズームPI12から出力されるパ
ルスをカウントするとともに上記ズームPR5から出力
される信号の変化に基づいてこのカウント値を上記所定
位置に対応するカウント値にリフレッシュするものであ
り、上記ズームPR5からの上記所定位置に対応する信
号レベルとそれ以外の位置に対応する信号レベルとがデ
フォルトの関係にないときには信号変化の論理を反転さ
せるCPU8と、を備えたカメラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ、より詳し
くは、ズームレンズを内蔵する鏡枠を備えたカメラに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラは、焦点距離を可変とする
ズームレンズを備えていることも多く、こうしたズーム
レンズは鏡枠に内蔵された状態でカメラに配設されてい
る。
【0003】このようなズームレンズをズーミングする
際には、ズーミングによって回転動作する鏡枠の表面に
反射率の異なるシール等を貼設して、該シールをフォト
リフレクタ等を用いて非接触的に検出することで、その
ズーム位置を把握するようになっている。
【0004】このような技術の一例として、例えば特開
平5−181050号公報には、撮影光学系の光軸の周
りに回動することにより撮影光学系の焦点距離を変化さ
せるカムリングの回動量および回動方向を検出するズー
ムエンコーダにおいて、上記カムリングの回動に応じて
パルス信号を発生する非接触型のパルス発生手段と、上
記カムリングの回動方向に応じて上記パルス信号を加算
若しくは減算するカウント手段と、少なくとも焦点距離
の広角端付近と望遠端付近において所定の位置信号を検
出する位置検出手段と、この位置検出手段の出力の変化
に応じて上記カウント手段のカウント値を所定の値に変
更するカウント値変更手段と、を備えたズームエンコー
ダが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
カメラはカスタマイズ化が進んで、鏡枠を含むカメラの
外観には、黒色に限らず種々の色が使われるようになっ
ており、例えば銀色等の反射率の高い外観色が使用され
ることも珍しくない。このように、鏡枠には種々の外観
色が用いられることがあるために、黒色の鏡枠のみを前
提とした設計では対応することができず、さらなる技術
の進展が望まれている。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、種々の外観色を備えた鏡枠に対してもズーム位置
を非接触的に検出することが可能なカメラを提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明によるカメラは、ズームレンズを内蔵
する鏡枠を備えたカメラであって、上記鏡枠の外観色情
報を記憶する外観色記憶手段と、上記ズームレンズのズ
ーミングに対応するパルスを出力するパルス出力手段
と、このパルス出力手段から出力されるパルスをカウン
トするカウント手段と、上記ズームレンズのズーミング
領域の少なくとも広角側と望遠側の所定位置を検出可能
な信号を出力する非接触式の所定位置検出手段と、この
所定位置検出手段から出力される信号の変化に基づいて
上記カウント手段によるカウント値を上記所定位置に対
応するカウント値に設定するカウントリフレッシュ手段
と、を備えたものである。
【0008】また、第2の発明によるカメラは、上記第
1の発明によるカメラにおいて、上記外観色記憶手段が
EEPROMを有してなるものである。
【0009】さらに、第3の発明によるカメラは、上記
第1の発明によるカメラにおいて、上記所定位置検出手
段が、上記鏡枠の上記所定位置に各対応する位置に上記
外観色とは異なる光反射率の反射面を有し、上記鏡枠に
よる反射光と該反射面による反射光とを検出して光量に
応じた信号を出力するものであり、上記カウントリフレ
ッシュ手段は、上記鏡枠の光反射率と上記反射面の光反
射率とが所定の関係にあるか否かを上記外観色記憶手段
に記憶された外観色情報に基づいて判定し、該所定の関
係にないときには、上記所定位置に対応するカウント値
に設定するタイミングを規定する上記所定位置検出手段
の信号変化の論理を反転させるものである。
【0010】第4の発明によるカメラは、上記第1の発
明によるカメラにおいて、上記所定位置検出手段が、上
記所定位置に対応する信号と該所定位置以外の位置に対
応する信号とをしきい値と比較することにより判定して
波形整形を行うものであり、該しきい値を、上記外観色
記憶手段に記憶された外観色情報に応じて変化させるも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図7は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は、カメラの構成を示す図
である。
【0012】このカメラ1は、カメラ本体2と、撮影レ
ンズを保持する所定の外観色の鏡枠3とを有しており、
該撮影レンズはズーミング可能なズームレンズとなって
いる。より詳しくは、この鏡枠3には、ズームレンズの
ズーミングに応じて回転する部位4が設けられており、
この回転部位4に上記外観色とは異なる光反射率のワイ
ド側反射パターン4Wとテレ側反射パターン4Tとが回
転方向の所定位置に配設されていて、上記カメラ本体2
側に配設された所定位置検出手段たるズームフォトリフ
レクタ(ズームPR)5によってこれらの反射パターン
4W,4Tが読み取られるようになっている。
【0013】次に、図2は、カメラの主として電気的な
構成を示すブロック図である。
【0014】上記ズームPR5は、投光素子と受光素子
とを組み合わせた公知の構成でなり、該ズームPR5の
出力信号は、インターフェースIC(IFIC)6によ
って波形整形された後に、該IFIC6とバスライン7
を介して接続されているカウント手段でありカウントリ
フレッシュ手段たるCPU8に、PR位置検出信号とし
て入力されるようになっている。
【0015】上記IFIC6には、さらにズームモータ
10が接続されており、該IFIC6が上記CPU8か
らの指示を受けると、ズームモータ10を制御して回転
させるようになっている。
【0016】上記ズームモータ10の駆動力は、上記鏡
枠3に伝達されてズームレンズをズーミングさせるのに
用いられるとともに、PI羽根等でなるズームパルス発
生部11にも伝達されて該ズームパルス発生部11を回
転させるようになっており、その回転に応じた信号がパ
ルス出力手段たるズームフォトインタラプタ(ズームP
I)12から出力されて上記IFIC6に入力されるよ
うになっている。
【0017】IFIC6は、上記ズームPI12の出力
信号を波形整形した後に、ズームパルス信号として上記
CPU8へ出力する。
【0018】このCPU8には、テレ方向へのズーム駆
動を指示するためのズームアップスイッチ(ZUSW)
13と、ワイド方向へのズーム駆動を指示するためのズ
ームダウンスイッチ(ZDSW)14とが接続されて、
そのスイッチ状態が検出されるようになっている。
【0019】上記CPU8には、さらに他のバスライン
を介して外観色記憶手段たるEEPROM9が接続され
ており、このEEPROM9は、各種の調整データを記
憶するとともに、上記鏡枠3の外観色情報や、上記ズー
ムPR5の波形整形を行うのに必要なしきい値の情報も
記憶するものとなっている。
【0020】図3は、鏡枠の外観色が低反射率色である
場合におけるズーム動作時のタイムチャートである。
【0021】この図3は、鏡枠3の外観色が例えば黒色
等の低反射率色であって、反射パターン4W,4Tが白
色や銀色等の高反射率色のものである場合の上記ズーム
PI12やズームPR5の出力信号等の様子を示したも
のである。
【0022】上記ZUSW13またはZDSW14が操
作されると、CPU8の指示によりIFIC6は、その
ズーム方向にズームモータ10を駆動する。
【0023】これにより上記ズームパルス発生部11が
回転して、ズームPI12から図3(A)に示すような
ズームパルスが発生され、そのパルス数がIFIC6を
介してCPU8に出力されて、該CPU8においてパル
ス数の積算カウントが行われる。
【0024】一方、上記ズームPR5からは、回転部位
4が対向しているかまたは反射パターン4W,4Tが対
向しているかに応じて、異なるレベルの信号が出力され
るようになっている。
【0025】つまり、ズームPR5が、高反射率色の反
射パターン4W,4Tに対向しているときには、IFI
C6からCPU8へ出力されるズーム位置検出信号がハ
イレベル(Hレベル)となり、一方、低反射率色の鏡枠
3の回転部位4に対向しているときにはローレベル(L
レベル)となる。
【0026】こうして、ズーム位置がワイド端付近また
はテレ端付近にあって、ズームPR5が上記ワイド側反
射パターン4Wまたはテレ側反射パターン4Tに対向し
ている場合には、ズーム位置検出信号がHレベルとな
り、これらの中間的なズーム位置にあるときにはLレベ
ルの信号が図3(B)に示すように出力される。
【0027】このようなズーム位置検出信号の波形を利
用して、ズームがワイド端付近からテレ方向へ移動する
際には、信号レベルがH→Lと変化した時点で、CPU
8のズームパルス積算カウント値を第1のズームリフレ
ッシュパルスに書き換え、一方、テレ端付近まで移動し
て信号レベルがL→Hに変化した時点で、上記ズームパ
ルスカウント値を第2のズームリフレッシュパルスに書
き換える動作を行う(図3(C)参照)。
【0028】また、図4は、鏡枠の外観色が高反射率色
である場合におけるズーム動作時のタイムチャートであ
る。
【0029】この図4は、鏡枠3の外観色が例えば銀色
等の高反射率色であって、反射パターン4W,4Tが黒
色等の低反射率色のものである場合の上記ズームPI1
2やズームPR5の出力信号等の様子を示したものであ
る。
【0030】この例においては、鏡枠3の外観色と反射
パターン4W,4Tとの光反射率の関係が上記図3の例
とは反対となっているために、ズーム位置検出信号は、
図4(B)に示すように、ズーム位置がワイド端付近ま
たはテレ端付近にあるときにはLレベルとなり、これら
の中間的なズーム位置にあるときにはHレベルとなる。
一方、ズームパルス信号については、図4(A)に示す
ように、上記図3(A)に示したものとほぼ同様であ
る。
【0031】従って、図4(C)に示すように、ズーム
パルスカウント値を第1のリフレッシュパルスに書き換
えるのはズーム位置検出信号がL→Hに変化したタイミ
ングであり、第2のリフレッシュパルスに書き換えるの
はズーム位置検出信号がH→Lに変化したタイミングと
なって、上述した図3の場合とは信号の変化が逆になっ
ている。
【0032】図5は、鏡枠の外観色に応じてズームPR
5の出力信号に対するしきい値を変化させる様子を示す
図である。
【0033】ズームPR5の出力は、上述したように上
記IFIC6においてズーム位置検出信号に変換される
が、この変換を行う際には所定のしきい値を決めて、信
号レベルが該しきい値以上である場合にはHレベル、該
しきい値以下である場合にはLレベルとして波形整形を
行う。このときのIFIC6に設定するしきい値を、鏡
枠3の外観色と反射パターンの色との組み合わせに応じ
て、適応的に変更するようにしたものである。
【0034】すなわち、図5(A)は、鏡枠3の回転部
位4が低反射色で反射パターン4W,4Tが高反射色で
ある場合、つまり上記図3に示した場合、に対応する第
1のしきい値を示しており、この第1のしきい値がIF
IC6に設定されている。
【0035】一方、図5(B)は、図5(A)とは逆
に、鏡枠3の回転部位4が高反射色で反射パターン4
W,4Tが低反射色である場合、つまり上記図4に示し
た場合、に対応する第2のしきい値を示しており、この
第2のしきい値がIFIC6に設定されている。
【0036】これら第1のしきい値(図5(A))と第
2のしきい値(図5(B))とを比較すると、この例に
おいては第1のしきい値の方が、第2のしきい値のレベ
ルよりも高いレベルとなるように設定されている。もち
ろん、これらの設定値は、その光反射率などに応じて適
応的に決められるので、この逆の関係になることもあり
得る。
【0037】このように鏡枠3の外観色の光反射率と、
反射パターン4T,4Wの光反射率との組み合わせ等に
応じて、最も適切なしきい値を設定することにより、ズ
ーム位置検出信号の立ち上がりや立ち下がりを確実に検
出することができるようになる。
【0038】こうして、図5(A)に示したような鏡枠
3の高反射率と、図5(B)に示したような反射パター
ン4T,4Wの高反射率とが必ずしも一致しない場合、
あるいは図5(A)に示したような反射パターン4T,
4Wの低反射率と、図5(B)に示したような鏡枠3の
低反射率とが必ずしも一致しない場合、などにも柔軟に
対応することができる。
【0039】次に図6は、カメラにおけるズーム駆動処
理を示すフローチャートである。
【0040】この処理は、主として上記CPU8の動作
として行われる。
【0041】この処理が開始されると、まず、上記EE
PROM9に格納されている外観色データを判定する
(ステップS1)。
【0042】ここで、外観色が例えば黒色のような低反
射率色である場合には、ズームPR5のスレッシュレベ
ルを上記図5(A)に示したような低反射率色用の第1
のしきい値に設定するために、IFIC6に通信を行っ
てデータをセットする(ステップS2)。
【0043】一方、外観色が例えば銀色のような高反射
率色である場合には、ズームPR5のスレッシュレベル
を上記図5(B)に示したような高反射率色用の第2の
しきい値に設定するために、IFIC6に通信を行って
データをセットする(ステップS3)。
【0044】その後、ズームアップスイッチ(ZUS
W)13の入力チェックを行い(ステップS4)、オフ
である場合には、さらにズームダウンスイッチ(ZDS
W)14の入力チェックを行う(ステップS5)。
【0045】このステップS5において、ズームダウン
スイッチ(ZDSW)14がオフである場合には、何も
行うことなくそのままこの処理を終了し、一方、オンで
ある場合には、上記IFIC6に指令を発して、上記ズ
ームモータ10を反時計方向(CCW方向)へ駆動し、
ズームダウンを行わせる(ステップS6)。
【0046】そして、ズームダウン時の目標パルスを設
定する処理を行い(ステップS7)、この場合はズーム
のワイド位置に設定する。
【0047】一方、上記ステップS4において、ズーム
アップスイッチ(ZUSW)13がオンである場合に
は、上記IFIC6に指令を発して、上記ズームモータ
10を時計方向(CW方向)へ駆動し、ズームダウンを
行わせる(ステップS8)。
【0048】そして、ズームダウン時の目標パルスを設
定する処理を行い(ステップS7)、この場合はズーム
のテレ位置に設定する。
【0049】その後、ズームアップスイッチ(ZUS
W)13とズームダウンスイッチ(ZDSW)14の何
れかがオンしているか否かを判断し(ステップS1
0)、オンしている場合には、後で図7を参照して詳し
く説明するようなパルスリフレッシュ処理を行う(ステ
ップS11)。
【0050】次に、上記IFIC6により波形整形され
たズームPI12からのズームパルス信号をカウントす
るパルスカウント処理を行い(ステップS12)、ズー
ムアップ動作時はカウントアップし、ズームダウン動作
時はカウントダウンする。
【0051】そして、上記ステップS7またはステップ
S9で設定された目標パルスに達したか否かを判断する
(ステップS13)。
【0052】ここで目標パルスに達していない場合に
は、上記ステップS10に戻って目標パルスに達する
か、あるいはズームアップスイッチ(ZUSW)13と
ズームダウンスイッチ(ZDSW)14がオンされなく
なるまで、ズームモータ10の駆動を継続して行う。
【0053】上記ステップS10においてズームアップ
スイッチ(ZUSW)13およびズームダウンスイッチ
(ZDSW)14がオフになっていると判断されるか、
または上記ステップS13において目標パルスに達した
と判断された場合には、上記ズームモータ10を停止さ
せるためにブレーキ処理を行う(ステップS14)。こ
のブレーキ処理を行っている最中も、上記ズームPI1
2から出力されるズームパルス信号が停止するまでは、
パルスカウント処理を継続して行う。
【0054】ズームモータ10が停止したところで、ズ
ームパルスのカウント値を記憶する(ステップS1
5)。ここで記憶されたパルスカウント値は、次のズー
ム駆動時に用いられ、つまり、記憶されたズームパルス
値から次のズーム駆動のパルスカウント処理が開始され
ることになる。
【0055】続いて、図7は上記ステップS11におけ
るパルスリフレッシュ判定処理の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0056】この処理に入ると、まず、上記EEPRO
M9に格納されている外観色データを判定する(ステッ
プS21)。
【0057】ここで鏡枠3の外観色が低反射色であると
判断された場合には、ズームPR5の波形整形信号であ
るズーム位置検出信号をCPU8に入力する(ステップ
S22)。
【0058】そして、ズームの駆動方向を判定し(ステ
ップS23)、ズームアップである場合には、上記ズー
ム位置検出信号の信号レベルが、HレベルからLレベル
に変化したか否かを判断し(ステップS24)、変化し
た場合にはズームパルスをワイド側の第1のリフレッシ
ュパルスに書き換えてから(ステップS28)リターン
する。
【0059】また、上記ステップS24においてHレベ
ルからLレベルに変化していないと判断された場合に
は、次に、上記ズーム位置検出信号の信号レベルが、L
レベルからHレベルに変化したか否かを判断し(ステッ
プS25)、変化した場合にはズームパルスをテレ側の
第2のリフレッシュパルスに書き換えてから(ステップ
S29)リターンし、変化していない場合にはそのまま
リターンする。
【0060】一方、上記ステップS23において、ズー
ムの駆動方向がズームダウンであると判断された場合に
は、上記ズーム位置検出信号の信号レベルが、Hレベル
からLレベルに変化したか否かを判断し(ステップS2
6)、変化した場合には上記ステップS29の処理を行
ってからリターンする。
【0061】上記ステップS26において、Hレベルか
らLレベルに変化していないと判断された場合には、次
に、上記ズーム位置検出信号の信号レベルが、Lレベル
からHレベルに変化したか否かを判断し(ステップS2
7)、変化した場合には上記ステップS28の処理を行
ってからリターンし、変化していない場合にはそのまま
リターンする。
【0062】一方、上記ステップS21において、鏡枠
3の外観色が高反射色であると判断された場合には、上
記ステップS22と同様に、ズームPR5の波形整形信
号であるズーム位置検出信号をCPU8に入力する(ス
テップS30)。
【0063】そして、ズームの駆動方向を判定し(ステ
ップS31)、ズームアップである場合には、上記ズー
ム位置検出信号の信号レベルが、HレベルからLレベル
に変化したか否かを判断し(ステップS32)、変化し
た場合にはズームパルスをテレ側の第2のリフレッシュ
パルスに書き換えてから(ステップS37)リターンす
る。
【0064】また、上記ステップS32においてHレベ
ルからLレベルに変化していないと判断された場合に
は、次に、上記ズーム位置検出信号の信号レベルが、L
レベルからHレベルに変化したか否かを判断し(ステッ
プS33)、変化した場合にはズームパルスをワイド側
の第1のリフレッシュパルスに書き換えてから(ステッ
プS36)リターンし、変化していない場合にはそのま
まリターンする。
【0065】一方、上記ステップS31において、ズー
ムの駆動方向がズームダウンであると判断された場合に
は、上記ズーム位置検出信号の信号レベルが、Hレベル
からLレベルに変化したか否かを判断し(ステップS3
4)、変化した場合には上記ステップS36の処理を行
ってからリターンする。
【0066】上記ステップS34において、Hレベルか
らLレベルに変化していないと判断された場合には、次
に、上記ズーム位置検出信号の信号レベルが、Lレベル
からHレベルに変化したか否かを判断し(ステップS3
5)、変化した場合には上記ステップS37の処理を行
ってからリターンし、変化していない場合にはそのまま
リターンする。
【0067】このように、鏡枠3の外観色が高反射率色
である場合と低反射率色である場合とでは、ズームパル
スをリフレッシュパルスに書き換えるためのズーム位置
検出信号の論理的変化が逆転するようにしている。
【0068】このような実施形態によれば、鏡枠の外観
色情報を記憶しておき、この外観色情報に応じてズーム
位置検出の論理を変化させるようにしているために、外
観色によることなく非接触式のズーム位置検出を行って
ズーム動作を制御することが可能となる。
【0069】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラによ
れば、種々の外観色を備えた鏡枠に対してもズーム位置
を非接触的に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるカメラの構成を示
す図。
【図2】上記実施形態におけるカメラの主として電気的
な構成を示すブロック図。
【図3】上記実施形態において、鏡枠の外観色が低反射
率色である場合におけるズーム動作時のタイムチャー
ト。
【図4】上記実施形態において、鏡枠の外観色が高反射
率色である場合におけるズーム動作時のタイムチャー
ト。
【図5】上記実施形態において、鏡枠の外観色に応じて
ズームPR5の出力信号に対するしきい値を変化させる
様子を示す図。
【図6】上記実施形態のカメラにおけるズーム駆動処理
を示すフローチャート。
【図7】上記図6のステップS11におけるパルスリフ
レッシュ判定処理の詳細を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…カメラ 2…カメラ本体 3…鏡枠 4…ズーミングに応じて回転する部位 4W…ワイド側反射パターン 4T…テレ側反射パターン 5…ズームPR(所定位置検出手段) 6…IFIC 8…CPU(カウント手段、カウントリフレッシュ手
段) 9…EEPROM(外観色記憶手段) 10…ズームモータ 11…ズームパルス発生部 12…ズームPI(パルス出力手段) 13…ズームアップスイッチ(ZUSW) 14…ズームダウンスイッチ(ZDSW)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 光將 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H044 DA02 DE06 2H101 DD51 DD53

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズを内蔵する鏡枠を備えたカ
    メラであって、 上記鏡枠の外観色情報を記憶する外観色記憶手段と、 上記ズームレンズのズーミングに対応するパルスを出力
    するパルス出力手段と、 このパルス出力手段から出力されるパルスをカウントす
    るカウント手段と、 上記ズームレンズのズーミング領域の少なくとも広角側
    と望遠側の所定位置を検出可能な信号を出力する非接触
    式の所定位置検出手段と、 この所定位置検出手段から出力される信号の変化に基づ
    いて、上記カウント手段によるカウント値を、上記所定
    位置に対応するカウント値に設定するカウントリフレッ
    シュ手段と、 を具備したことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記外観色記憶手段は、EEPROMを
    有してなることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記所定位置検出手段は、上記鏡枠の上
    記所定位置に各対応する位置に上記外観色とは異なる光
    反射率の反射面を有し、上記鏡枠による反射光と該反射
    面による反射光とを検出して光量に応じた信号を出力す
    るものであり、 上記カウントリフレッシュ手段は、上記鏡枠の光反射率
    と上記反射面の光反射率とが所定の関係にあるか否かを
    上記外観色記憶手段に記憶された外観色情報に基づいて
    判定し、該所定の関係にないときには、上記所定位置に
    対応するカウント値に設定するタイミングを規定する上
    記所定位置検出手段の信号変化の論理を反転させるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 上記所定位置検出手段は、上記所定位置
    に対応する信号と、該所定位置以外の位置に対応する信
    号と、をしきい値と比較することにより判定して波形整
    形を行うものであり、該しきい値を、上記外観色記憶手
    段に記憶された外観色情報に応じて変化させることを特
    徴とする請求項1に記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017090726A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 キヤノン株式会社 光学機器およびアクセサリ装置

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