JP2001336713A - ガスバーナ - Google Patents
ガスバーナInfo
- Publication number
- JP2001336713A JP2001336713A JP2000159115A JP2000159115A JP2001336713A JP 2001336713 A JP2001336713 A JP 2001336713A JP 2000159115 A JP2000159115 A JP 2000159115A JP 2000159115 A JP2000159115 A JP 2000159115A JP 2001336713 A JP2001336713 A JP 2001336713A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- gas
- flame
- gas burner
- burner head
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バーナーヘッドの炎口溝から放出されるガス
に、バーナーヘッド中心方向へ向かう旋回力を付与する
ことで、炎の拡散を防ぎ、炎が鍋底全体に当たるように
構成することで、バーナの熱効率を大幅に向上させるこ
とができるガスバーナを提供する。 【解決手段】 バーナーヘッド裏面に、ガスを水平方向
に均一に放射するための炎口溝が連続形成されてなるガ
スバーナにおいて、上記各炎口溝を、炎孔接線に対して
３０°〜６０°の角度を有して形成した。
に、バーナーヘッド中心方向へ向かう旋回力を付与する
ことで、炎の拡散を防ぎ、炎が鍋底全体に当たるように
構成することで、バーナの熱効率を大幅に向上させるこ
とができるガスバーナを提供する。 【解決手段】 バーナーヘッド裏面に、ガスを水平方向
に均一に放射するための炎口溝が連続形成されてなるガ
スバーナにおいて、上記各炎口溝を、炎孔接線に対して
３０°〜６０°の角度を有して形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスバーナに係
り、特に、内向きバーナの炎に旋回力を付与すること
で、炎をバーナーヘッドの中心方向に集めて加熱効率を
向上させることができるガスバーナに関する。
り、特に、内向きバーナの炎に旋回力を付与すること
で、炎をバーナーヘッドの中心方向に集めて加熱効率を
向上させることができるガスバーナに関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】従来のガスバーナの構成を図３
に基づき説明すると、内向きガスバーナのバーナーヘッ
ド１の裏面には、ガスを水平方向に均一に放射するため
の多数の溝２が、炎孔接線方向に対して９０°の角度を
有して放射状に連続形成されているため、該溝２から放
出されたガスは水平方向に均一に広がり、隣接する火炎
同士が一体となって鍋３の底に当たって半径方向に広が
る大きな炎となるため、炎が鍋底３に集中せず、また、
この大きく広がった炎が、図２右半部分で示すように、
鍋３の底中央部分に当たらなくなる（白抜き部分Ｓ）こ
とから、加熱効率が低下する、という課題を有してい
た。
に基づき説明すると、内向きガスバーナのバーナーヘッ
ド１の裏面には、ガスを水平方向に均一に放射するため
の多数の溝２が、炎孔接線方向に対して９０°の角度を
有して放射状に連続形成されているため、該溝２から放
出されたガスは水平方向に均一に広がり、隣接する火炎
同士が一体となって鍋３の底に当たって半径方向に広が
る大きな炎となるため、炎が鍋底３に集中せず、また、
この大きく広がった炎が、図２右半部分で示すように、
鍋３の底中央部分に当たらなくなる（白抜き部分Ｓ）こ
とから、加熱効率が低下する、という課題を有してい
た。
【０００３】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、バーナーヘッ
ドの炎口溝から放出されるガスに、バーナーヘッド中心
方向へ向かう旋回力を付与することで、炎の拡散を防
ぎ、炎が鍋底全体に当たるように構成することで、バー
ナの熱効率を大幅に向上させることができるガスバーナ
を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、バーナーヘッ
ドの炎口溝から放出されるガスに、バーナーヘッド中心
方向へ向かう旋回力を付与することで、炎の拡散を防
ぎ、炎が鍋底全体に当たるように構成することで、バー
ナの熱効率を大幅に向上させることができるガスバーナ
を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、バーナーヘッド裏面に、ガス
を水平方向に均一に放射するための炎口溝が連続形成さ
れてなるガスバーナを技術的前提とし、上記各炎口溝
を、炎孔接線に対して所定角度を有して形成したことを
特徴とするものである。
め、この発明にあっては、バーナーヘッド裏面に、ガス
を水平方向に均一に放射するための炎口溝が連続形成さ
れてなるガスバーナを技術的前提とし、上記各炎口溝
を、炎孔接線に対して所定角度を有して形成したことを
特徴とするものである。
【０００５】この場合、上記各炎口溝は、炎孔接線に対
して３０°〜６０°の角度を有して形成することで、熱
効率を最も向上させることができる。
して３０°〜６０°の角度を有して形成することで、熱
効率を最も向上させることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態例】以下、添付図面に示す発明の実
施の一形態例に基き、この発明を詳細に説明する。
施の一形態例に基き、この発明を詳細に説明する。
【０００７】図１に示すように、この発明の実施の一形
態例に係るガスバーナＧのバーナーヘッド１０の裏面に
は、ガスを均一に放射するための複数の炎口溝１２が連
続形成されており、これら各炎口溝１２は、炎孔接線Ｌ
に対して３０°〜６０°の角度を有して形成されている
他は、バーナーヘッド及びガスバーナの他の構成は、公
知のバーナーヘッド及びガスバーナと同様に構成されて
いるので、その詳細な説明をここでは省略する。
態例に係るガスバーナＧのバーナーヘッド１０の裏面に
は、ガスを均一に放射するための複数の炎口溝１２が連
続形成されており、これら各炎口溝１２は、炎孔接線Ｌ
に対して３０°〜６０°の角度を有して形成されている
他は、バーナーヘッド及びガスバーナの他の構成は、公
知のバーナーヘッド及びガスバーナと同様に構成されて
いるので、その詳細な説明をここでは省略する。
【０００８】この形態例に係るバーナーヘッドＧは、以
上説明したように、バーナーヘッド１０の各炎口溝１２
から放出されるガスは、旋回流となってバーナーヘッド
１０の外周面を回るように放出されるので、図２に示す
ように、炎Ｈが鍋３の胴部へと回り込んで拡散するのを
防ぐことができると共に、炎Ｈが鍋底全体に当たり、従
来のバーナーヘッド１のように、鍋底の中心部分に炎Ｈ
が当たらなくなるのを、確実に防止することができるた
め、鍋底の伝熱面積が増加し、ガスバーナＧの熱効率を
数％程度向上させることができる。
上説明したように、バーナーヘッド１０の各炎口溝１２
から放出されるガスは、旋回流となってバーナーヘッド
１０の外周面を回るように放出されるので、図２に示す
ように、炎Ｈが鍋３の胴部へと回り込んで拡散するのを
防ぐことができると共に、炎Ｈが鍋底全体に当たり、従
来のバーナーヘッド１のように、鍋底の中心部分に炎Ｈ
が当たらなくなるのを、確実に防止することができるた
め、鍋底の伝熱面積が増加し、ガスバーナＧの熱効率を
数％程度向上させることができる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にあって
は、バーナーヘッド裏面に、ガスを水平方向に均一に放
射するための炎口溝が連続形成されてなるガスバーナの
上記各炎口溝を、炎孔接線に対して所定角度、好ましく
は、３０°〜６０°の角度を有して形成し、バーナーヘ
ッドの炎口溝から放出されるガスに、バーナーヘッド中
心方向へ向かう旋回力を付与することで、炎の拡散を防
ぎ、炎を鍋底全体に当たるようにすることができ、バー
ナの熱効率を大幅に向上させることができる等の優れた
効果を奏する。
は、バーナーヘッド裏面に、ガスを水平方向に均一に放
射するための炎口溝が連続形成されてなるガスバーナの
上記各炎口溝を、炎孔接線に対して所定角度、好ましく
は、３０°〜６０°の角度を有して形成し、バーナーヘ
ッドの炎口溝から放出されるガスに、バーナーヘッド中
心方向へ向かう旋回力を付与することで、炎の拡散を防
ぎ、炎を鍋底全体に当たるようにすることができ、バー
ナの熱効率を大幅に向上させることができる等の優れた
効果を奏する。
【図１】この発明の実施の一形態例に係るガスバーナの
バーナーヘッド底面図である。
バーナーヘッド底面図である。
【図２】同ガスバーナと従来のガスバーナの炎が鍋底に
当たる状態を比較して示す半截説明図である。
当たる状態を比較して示す半截説明図である。
【図３】従来のガスバーナのバーナーヘッド底面図であ
る。
る。
Ｈ 炎 Ｇ ガスバーナ Ｌ 炎孔接線 ３ 鍋 １０ バーナーヘッド １２ 炎孔
Claims (2)
- 【請求項１】 バーナーヘッド裏面に、ガスを水平方向
に均一に放射するための炎口溝が連続形成されてなるガ
スバーナにおいて、上記各炎口溝を、炎孔接線に対して
所定角度を有して形成したことを特徴とするガスバー
ナ。 - 【請求項２】 前記各炎口溝は、炎孔接線に対して３０
°〜６０°の角度を有して形成されていることを特徴と
する請求項１に記載のガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000159115A JP2001336713A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | ガスバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000159115A JP2001336713A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | ガスバーナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001336713A true JP2001336713A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000159115A Pending JP2001336713A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | ガスバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001336713A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100604134B1 (ko) | 2003-08-08 | 2006-07-25 | 린나이코리아 주식회사 | 가스렌지용 멀티버너 |
| KR100782121B1 (ko) | 2006-07-12 | 2007-12-21 | (주)금성주방 | 식당용 고화력 가스버너 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000159115A patent/JP2001336713A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100604134B1 (ko) | 2003-08-08 | 2006-07-25 | 린나이코리아 주식회사 | 가스렌지용 멀티버너 |
| KR100782121B1 (ko) | 2006-07-12 | 2007-12-21 | (주)금성주방 | 식당용 고화력 가스버너 |
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